far longさんが投稿した焼き鳥野島(東京/新秋津)の口コミ詳細

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焼き鳥野島秋津、新秋津/居酒屋、焼き鳥

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 3.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 2.0
1回目

2008/04 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味3.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク2.0
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

「匿名性」なんてカンケーない!

久しぶりの野島詣で。
外出先からスタート良く17:40にもうもうと立ち昇る煙を潜り抜けて店内に侵入。「おにーさんこっち、真ん中」とカウンターのほぼセンターに通される。

2回目である程度流儀は理解できたので多少余裕を見せながら生ビール。
するとカウンターの中のおねーちゃんに前回同様名字を聞かれ、伝票?に名前が記された。
焼き物はホルモン(所謂シロですな)、ねぎまをタレで。タンを塩で。
相変わらずゴロリと大きな串焼き。今回のは堅くて噛み応えあり過ぎ。アゴが疲れる。

生ビールを飲み干して続いてホッピー。

18時を過ぎると本格的に混雑してくる。前後左右見知らぬおっちゃんに達に囲まれながら前回同様“ダークダックス立ち”で脇を締め、20センチほどのパーソナルスペースを確保しあたりを観察する。
隣のおっちゃんは初来店で串焼きを5本も頼んじゃってボーゼンとしている。
その隣の一見さんは前回にも見られた「カウンター肘突き禁止ルール」を言い渡されている。
そのまた向こうでは一人客同士が和気藹々と身の上話に花を咲かせている。


そんな喧騒の中、カウンターの中ではおばちゃん、おねーちゃん達が常連の名前を呼んだり、注文の品をリレーしていてこちらも騒がしいことこのうえない。

こんな混沌とした場面場面が良く見ると案外秩序だっていたりするんだものなぁ…


正直、そんなに美味くはないだろうし、風情も希薄だしこうした飲み屋にありがちな匿名性もへったくれもない店だが、強烈な個性を放つ一軒であることに間違いない。
皆が満足できる店ではないだろうが、少なくとも私には時おり立寄りたい魅力を感じるのだ。


ちなみに近々常連さん主催の大忘年会が大きな店で行われるようです。店内に掲示あり。
うーむ、ホントに面白い店だ。

~~~以下08年5月~~~
「立ち飲み」の概念が覆る最強(最凶?)立ち飲みスポット。
以前から乗り換えに使うことがあった秋津。
武蔵野線の新秋津と西武池袋線の秋津の間は徒歩4-5分ほどあって、その道すがら乗り換え客を目当てにした味のある店が点在している。

最も目に付くのはやっぱり「居酒屋」であり、小路に逸れたようなところにまで様々な店が並んでいる。
その特長をいくつか挙げてみれば、
・ナゼか大規模チェーン店が殆ど見当たらない。
・高そうなヒネリのある飲み屋は殆どない。
・いずれもボロくて風情のある店が多い。(それを“趣”と言うか、ビミョー)
・昔ながらの立ち飲み屋が多い。
などなど…

そんな秋津にあって以前から異常に興味があったのがここ野島
秋津駅から1分ほど歩くと左手の見える立ち飲み屋。やきとり、牛刺身、馬刺し専門店と記された店舗入口は間口が一間ほどではあるが、大抵尋常ならざる賑わいが店外にまでだだ漏れしている。

入口には店に入りきれないオヤジ達がはみ出して猛然と立ち昇る煙に燻されながら酒をかっくらている。
秩序と言ったものは見受けられず、酒を飲まない人が通りかかれば思わず遠巻きに避けざるを得ないほどの禍々しい?オーラが満ちているのだ。

と、あまりに魅力的な状況を目にしながら素通りすること幾たびか、今回初めて入店に成功した。
しかし、店内狭苦しいカウンター満員なんですけど…と諦めて帰ろうとすると、カウンターの中のおばちゃんが「おにーさん!一人?こっち、真ん中に」と手招きする。
普通、こういうときってある程度のスペースが用意されるもんだと思いますやね。ところがおばちゃんやおら「アサイさん(仮名)!そこ、そこ詰めて!斜めに構えて飲み物とつまみはそうそうこっちにまとめて!」とカウンター半ばのおっさんの間にむりやりスペースを作り上げた。
そうだなぁ、例えて言えば電車の7人掛けシートに無理矢理8人目のスペースを作り上げるような…そんな感じ…

満員電車に押し込まれるようにカウンターを20cmばかし確保したので一息ついて目の前のメニューを眺める。すると今度は別なおばちゃんから意外な問いが飛び出した!「おにーさん、おにーさん、名前は?」「?」「名前教えて、なんて言うの?」「は?え、えーと、○×=м※#ですが…」「はーい」とおばちゃん徐に伝票に私の名前を書きよった。
むむむ、良く見ると常連も一見も伝票には皆さん名前が記されている。ギュウギュウに押し込むから注文も会計も名前でやり取りしないと立ち行かないわけなんだな。うーむ、これもこの店なりの知恵なのか…

一見の鉄則に従いスバヤク両隣のテーブルを確認。!、ほんとに焼鳥がデカイぞ。
目の前の品書きはなんと¥150のチーズとかからせいぜい¥350くらいまでの格安メニューがズラリと並んでおり、最も目立つ部分には¥90(安い!)の焼鳥が10種ほど表示されている。

早速ホッピー¥300を注文。「皮、もつ、たん、は終わり」とのことだったので、焼き物には地どり、はつ、かしらをタレでオーダー。そして¥150の冷奴。そんなんでホッピーを飲みながら店内を改めて観察。
左隣は60代?に見えるおっさん二人がウーロンハイと熱燗をチビチビやっとる。
右隣は初来店らしいやたらと興奮しているサラリーマン二人組。外資系メーカーさんのバッジをつけて場違いな話で周りの客も巻き込んでいる。

そんな環境でグビビとホッピーを飲んでいると別な酔っ払いがやおらケンカ!を始めた。なんなんだ一体?しかし、カウンターからベテランおばちゃんの一言で場が納まる。敗者は、お愛想して帰ってった。そーねぇ、ケンカはいかんわなぁ。って、飲み屋のケンカなんてほとんど見たことないぞ?しかし皆平然。オソルベシ野島

そのうちに我が串焼登場。うーむ巨大。これで¥90か。大きさ単価で考えれば間違いなく今まで最も安いハズだ。ブリリとした歯応えで味のほうもこの値段なら納得。
はふはふサクサク飲んでいるうちに右隣の外資系リーマンがよたよたし始める。彼の左肘が何度か接触するのだがまぁ混んでいるから仕方あるまいと見逃していたら、おねーさんから教育的指導。曰く「ジョッキを倒すから肘はカウンターにつかないこと!」
なるほどね、良く見りゃ常連酔っ払い氏が結構ローカルルールを説明したりしてる。常識外れの混雑振りの中、ある程度の秩序が保たれているわけだ。

ラスト、巨大レバー、牛刺し、口直しのセロリの浅漬け¥150(!)を食べて、帰りの電車をチェックしてお勘定。
「はい、○○さん¥1420」「安っ!」。
帰り際にはなんでも更に割引になるスタンプカードを貰って頗る上機嫌で店を後にした。


格は違うが立石の宇ち多”と大阪の立ち飲み赤垣屋の良いとこ取りしたみたいな立ち飲み屋。
とにかく独特のルールが強烈!野島オソルベシ、秋津オソルベシ!

また行っちゃうかも、オレ…

2008/11/13 更新

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