far longさんが投稿したエムズカリー(東京/笹塚)の口コミ詳細

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閉店エムズカリー笹塚、幡ケ谷、代田橋/カレー

1

  • 昼の点数:5.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2008/10 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

このバリエーションは驚異! 

再訪。
昼下がりの笹塚十号通り商店街。

店はほぼ満員。
一つだけ空いていたカウンターのコーナーに座り、ひょいと手渡されたメニューから「ひき肉のカレー」をオーダー。

かちゃかちゃかちゃかちゃオーダーに従って調理を進めるご主人。
これくらいの時間帯だと常連に混じって知り合い、友人も多いみたい。


小瓶を傾けてくるくると回しながら例のドレッシングをサラダにかける。
しかしなんでこの粘度なのかね。不思議なドレッシングです。


で、ひき肉のカレー。
先日のチキン同様、小さなボウルに一杯にルーが満たされて供される。
ご飯に少しずつかけながらするすると収まる。うん、これも美味しいね。
クローブやカルダモンがホールのまま入ってたりして、柔らかくスパイシー。そんな中にも優しいコクとココナッツの風味が良い感じで調和している。
しかし、このカレーホントにご飯との相性が最高だと思う。
口に入れるそばからルーを纏ったご飯がほろりとばらけて駆け巡る感じ。

うむ。今回も甚く満足。
笹塚で途中下車する頻度が増えそう。

次はいよいよポークかな。


ちなみに「No smoking,Free sex.」の掲示が今回、無くなっていた。

こちらのご主人ちょっと変っているけど、なかなかトンチが効いておる。


~~~ 以下 08年9月 ~~~
カレーの激戦地笹塚。
それぞれ系統が異なるがジャイヒンド茶豆、それにここMs Curryが上位にランクされている。

この3強の中で最後の課題であったMs Curryだったが、ようやく食べることができた。しかも、圧倒的に美味い。まさにツボにはまった一軒であった。

甲州街道を渡ると賑やかな十号通り商店街があって、50メートルも進んだ左手にとんかつの江戸家。その向かいにあるむかーしながらのマーケット風の建物の中に店はある。ちょうど肉屋の前、店の前に駐車されたセクシーなDUCATIが目印。

カウンターのみの店内に入るとヤローばかりが4名。軽快なインストゥルメンタルのBGが流れる中、じーっとカレーが出来上がるのを待っている。
カウンターの片隅に落ち着いて忙しく動き回る店主にチキンカレーをオーダー。その後暫く私も店主の動きに目が釘付けになった。

予め仕込んであるルーを雪平鍋に入れ、別の鍋に仕込んであるフォンで希釈し火にかける。
カレーはチキンのほか、ポーク、ひき肉、野菜があってそれぞれを巧みな鍋捌きで作り上げていく様は見ごたえあり!小まめに火加減を調節しながら、サラダを作りライスを盛り付け空になったグラスに水を注ぐ。特に愛想が良いわけではないが、丁寧な仕事ぶりには好感が持てる。

またもれなく付いてくるサラダもかなり丁寧で手が混んでいる一品。レタスやトマトなどの新鮮な野菜を慎重に盛り付けたうえになぜかわざわざ“とんぶり”までトッピング。このサラダに瓶詰めされた(あくびちゃんが出てきそうな瓶だ)ウワサの自家製ドレッシングを添えて供するのだが、このドレッシングをそれはもうみんな見事にポンポンと底を叩いて振り掛けるのですね。(笑)もうなんか宗教的な行為ですね。ここまでくると。
そしてこのドレッシングが確かにオリジナルな味わい。極限状態まで乳化してあってドロリ濃厚。幾分オイリーだが、シンプルながらも円やかな味わいでかなり後を引く。

そんなサラダをパリリと平らげると傍らのお客が注文したポークカレーが最初に供された。
ツヤピカの白米と黄金率を意識したかのように美しくルーが満たされて、存在感抜群のポークの肉片が鎮座している。うーむ、チキンカレーにも期待が持てそう。
すると程なくしてチキンカレーが供されたが、こちらは意表をついてライスとルーが別盛り。一見シンプルな組み合わせながらも何か、がありそうなそんなオーラが感じられる。


サラーリとしたスープ状のルーだが食べてみると丸みを帯びた味わいにスルドイ辛さが際立つ。しかし、ベースのココナツのおかげかコクがありながらもスパイスの主張もまとまっており、頗る美味い。
しかも堅い炊き上がりながらもルーをしっかりと受け止めるライスとの相性もよろしく、ルーをちょちょいとかけたライスを口に運ぶスピードが上がりまくる。うーむ、ここのライスはカレーを食べさせるものとしてはちょっと他にないくらい美味い。
具にはコロリとしたジャガイモとチキンの手羽元が1ピース入っているがこのサラリとしたカレーとの相性を計算され尽くしたかのような歯応え、味わい。
これ気に入ったかも。

他のカレーもそれぞれに個性的なルックス。いずれのカレーも“結果的”にスープ状だったり、インド風?だったり欧風系に分類されそうだが、どれもがそれぞれに美味そうに見える。
店主は美味いカレーを作るのがホントに好きなのだろうな。お一人で作っているのにも関わらず驚くほどのバリエーション、広がりがあるカレーだと思った。

御成門のTHE KARI、渋谷のチリチリ、押上のスパイスカフェなど、インドカレーをそれぞれに昇華させた美味いカレー屋はあるが、“突き詰め”感で言えば、こちらMs Curryがアタマ一つ抜けているのではなかろうか。
美味いライスが大盛りOKで値段が手頃、付け合せも美味ってなところを加味しても最も好きなカレー屋かもしれない。ってなことで久々の5つ★。
今度いつ行こうかなぁ…ってこの店行くために予定を替えちゃいそう。


ちなみに壁にさりげなく掲示された、
「No smoking,Free sex.」が結構ウケる。オトコばっかしのカレー屋のカウンターでFree sexと言われてもかなーり困りますが。(笑)

2008/11/01 更新

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