ヽ( ・∀・)ノさんのマイ★ベストレストラン 2011

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ローカルグルメ探検隊

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

マイ★ベストレストラン

1位

麺屋あごすけ (直江津、春日山 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2011/05訪問 2011/05/08

塩とんこつはポタージュみたいにクリーミー

上越のみならず全国区で有名な無化調のラーメン屋さんです。できたころはお客さんもそれほど多くなく、よくお世話になりました。その後、有名になるにつれて何時行っても行列が途切れることが無いので、足が遠退いていました。一月の大雪の日、この日なら並ぶこともあるまいと思って出かけると、確かにいつもよりはお客は少なめですがそれでも満席で4人待ちでした。これくらいならと客待ち用椅子の最後尾に着いて座ります。待っていると店員さんがやってきてメニューを渡してくださいました。メニューは昔とあまり変わっていませんでした。

注文したのは昔から定番で頼んでいた塩とんこつちゃーしゅーです。あごすけさんの醤油は癖があって、人によって好みの差が出るのに対して、塩系は万人向けの味だったからです(これは職場での噂と自分が食べた感想です)。それと新しくできた餃子も頼みました。餃子は5つで250円行かないのですから、上越ではとても安い部類です。カウンターからはお店の人がラーメンを作っている様子が良く見えます。注文は8割がた塩とんこつでした。一つのラーメン鉢に3人がかりでスープ、タレ、麺・・・・・と、幾層も重ねる様に入れていきます。他のお店と比べて手が掛かっているなあと思いました。

まず、餃子が出てきました。餃子は皮の厚さはやや薄めで、少々もっちりした皮です。中身は挽肉にネギとニラがバランスよく入っていました。ニンニクの味はあまり感じられませんでした。焼き目の部分がパリッとしていて美味しい餃子でした。

餃子を食べ終わった後にラーメンが出てきました。うーむ、昔と少し変わっていますね。まずスープですが、これは一口飲んだ後に「ポタージュ?」と思えるほどまろやかさのあるスープです。明らかにこってりしたスープなのですが、うまく乳化されています。さらに飲んだ後に味が後を引きません。これは化学調味料を使っていないせいでしょうか?このスープは今まで食べた中でトップクラスの味でした。
チャーシューは昔は薄くて大きな柔らかいばら肉を使っていましたが、今は厚みのあるチャーシューを炙って出しています。手の掛かる方へ、手の掛かる方へと改良していくのがあごすけさんらしいです。5mmほどの厚さなのにものすごく柔らかく、小さな子供でも噛み切れるでしょう。
麺は白っぽい中太のストレート麺。硬めで時間が経ってもあまり伸びない麺です。以前からこちらの麺は中華麺よりも生パスタに近いと思っているのですがいかがでしょうか。

久しぶりでしたが、やっぱり来て良かったです。個人的には50軒に一つのレベルのお店だと思いますので、最高評価とさせていただきます。

  • こんな日でも行列ができていました
  • 並んでいる間にメニューを見て選びます
  • 餃子 241円 (2011.1)

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2位

寿司割烹ふる川 (直江津 / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2010/12訪問 2010/12/25

美味しい定食・直江津編1

私はハレの日などは奮発して数千円の食事をしますが、普段は千円以下のお店で済ますことが多いです。こちらは600円のランチで海産物を中心とした料理を出してくださる貴重なお店です。ただし、注文を聞いてから料理を始めますので最低30分は待たなくてはいけないことと、開店時間の11時30分を逃すと満員になってしまうのであまり頻繁には行けません。

お店は直江津駅前の道をまっすぐ北に進み、カニ料理店を越えて焼肉屋さんを左折すると右手に見えてきます。外見は普通のお寿司屋さんですが店内はとても個性的で、お寿司屋さんなのに天井や壁の一面に昔の芸能誌や邦画のポスターが貼ってあります。また入口付近には漫画の本棚がいくつもあって、待ち時間の間はそれを見ています。席に着くと女将さんがチラシの裏に本日のメニューが書かれたものを持ってきてくださり、それを見て注文します。内容は刺身定食、ちらし定食、鰈定食、銀鮭定食、秋刀魚定食、めぎす定食など。

刺身定食
600円なのにおかずが5品も付いています。ご飯は味:やや良、粘り:良で柔らかめなのでコシヒカリだと思います。本日のお刺身はタコ、甘エビ、キンメ、マグロでした。キンメが脂が乗っていて美味しかった。これだけ安くてもスーパーで売っている刺身よりもずっと美味しかった。からあげは4個もありました。小鉢にはなっとう、明太子、焼き鯖がありました。お椀には上越地方特産の細いタケノコと卵を合えたお吸い物でした。色々なものを食べることができて幸せです。

ちらし定食
これも600円です。ちらし寿司、サラダ、から揚げ、茶碗蒸し、お蕎麦、卵と筍のお吸い物でした。ちらし寿司にはマグロ、タイ、サーモン、卵焼き(ものすごく甘い)が入っていました。 味は上等ではないけど値段を考えると良いと思います。から揚げは揚げたてでです。お蕎麦は冷えたそばつゆに入れて、冷たぬき状態にしていました。こちらもおかずが多くてうれしいですね。

さんま塩焼き定食
13時ごろ行きますと材料がなくなったから閉めるところでしたと・・・危ないところでした。本日のさんま塩焼き定食 500円はさんまの他にヒレカツ、茶碗蒸し、もつ煮込み、煮魚がついていました。閉店間際なのでサービスしてくれたのかなあ。

いくら丼定食
平日に行ったらそこそこ空いていました。やっぱり食事が出てくるのに40-60分掛かるので、会社勤めの人には難しいのかも。いくら丼定食は蕎麦、サラダ、あさりの味噌汁、茶碗蒸しの他にステーキ丼が付いていました。いやはやいったいどちらが主役なのでしょうか。

あまりにもCPが高すぎるので評価を上げました。


2010年12月
再訪しました。今日も刺身定食です。冬なので脂の乗った刺身の他に、鯛のアラ煮、エビフライ、ヒレカツ、イワシ塩焼き、茶碗蒸し、鮭の腹身の荒汁と豪華絢爛です。いつも儲からないランチばかりなので次は夜に行こうと思います。夜はコースのみで4,000円くらいからなのですって。

  • 刺身定食 2010.12
  • 2010.3さしみ定食:刺身、ステーキ、カキフライ、焼き鯖、茶碗蒸し、豚汁
  • いくら丼定食 600円

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3位

扇一 ます寿し本舗 (電気ビル前、桜橋、地鉄ビル前 / 寿司、郷土料理、弁当)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/02訪問 2014/02/14

これぞ富山の鱒の寿司

そのきっかけはたまたま栄食堂について書かれたブログを見ていた時でした。その中の一つに「ブログゆうたらグルメですちゃ☆」というブログがございまして、そこではご夫婦で富山の鱒の寿司を40種類以上も食べ比べていらっしゃったのでした。鱒の寿司と言えば、特急はくたかの中で売っている源と富山駅周辺で売っている5種類くらい、多くても10種類だろうと思っていた私は非常に驚いて、しばし見入ったものでした。その中に扇一 ます寿し本舗の写真があって、その鱒の寿司は身がとても厚いのです。また生タイプのお寿司というのも食べたことが無くて、その写真を見ているとどうしても食べたくなって車で3時間かけて行ってきました。

お店は富山駅から歩いて15分くらいの大通り沿いにありました。家族でやっている小さなお店で、午前、午後にお店を開けています。早い時は午前中に売り切れてしまいますので、遠くからの人は予約されることをお勧めします。お店の中はデスクとカーテンを仕切って奥に製造所があるだけのテイクアウト専門です。値段は駅弁と一緒の1重1,300円で、この値段はどの鱒の寿司でも共通の様です。お店の人に新潟から鱒寿司を食べに来たと言うと、驚かれて「うちでは電話、FAXで代引きで地方発送しますよ。」と教えていただきました。こりゃあ初めからお取り寄せした方が良かったね。でも帰りに小川温泉に寄るつもりだから良いや。(あつかんさんの指摘を受けて修正:ご主人が川漁師で神通側で採った鱒をお刺身として販売しています。ただし鱒の寿司には別の鱒を使用しています。)いくつか買って、家に持って帰って食べました。

家に帰って蓋を開けると、笹の良い香りがしました。付属のナイフで切ると噂通りの身の厚さでした。場所によって厚みは違いますが、大体6mm-10mmくらい。下のご飯とほとんど変わらない厚みでずっしりとした感触です。駅弁で売っている鱒の寿司はオレンジ色ですが、これはさらに濃い朱色がかった色をしていました。鱒はプリプリとして色艶が良く、酢で〆ているというよりも生っぽい味で、いつも食べている寿司とは味が全然違いました。私は駅弁の鱒の寿司には身と酢飯の酢が多くて酸っぱいというイメージを持っているのですが、この鱒が普通のものよりも脂が乗っていてむしろ酢飯が負けるのではないかと心配するほどでした。同封されている説明書によれば、米は富山県産コシヒカリを使用し、食品添加物、化学調味料、防腐剤は使用していないそうです。しかし駅弁と同じ値段なのにどうしてここまで身の厚さが違うのだろう。。。。。


2011年12月
再訪して、地方発送しました。お正月前後は注文がたくさん入っていて予約も早いうちから一杯になっている様子でした。

2012年12月
現地に行っても売り切れていることがほとんどなので、翌日に地方発送がデフォになっています。昨年のことも考えて早めに予約。お歳暮代わりに親と親戚に送る。土曜日に行きましたが、土日は予約でいっぱいなので月曜日に送りますだって。

2014年2月
再訪しました。当日は大雪の日。久しぶりに売り切れの看板が掛かっていませんでした。

  • 富山駅から歩いて15分くらいのところ
  • 他の寿司とは厚みが違います
  • 鱒の寿司1重 1,300円 中身

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4位

一郷庵 (二本木 / そば)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2012/04訪問 2012/05/09

お蕎麦が緑色に輝いていました

私が初めて一郷庵さんの蕎麦に出会ったのは数年前の上越SAKE祭りの時でした。上越SAKE祭りでは第一回の時から出店されていて、イベントの外部出店にも関わらずお蕎麦のレベルの高さに驚いたものでした。このたび久しぶりに本店にお邪魔しましたのでその報告です。お店は上越から行く場合は新井道の駅→セブンイレブン→橋を越えた所の”志”交差点を右折、後は看板に従って進むと到着します。道からちょっと入ったところにある黄色い3階建ての建物です。テーブル席が一列に並んでいる小さな店内で奥が厨房になっています。

本日頂いたのは今月の蕎麦膳1,500円で、おそば+天ぷら+小鉢+香の物+蕎麦湯+デザートからなっています。こちらは御自身でも蕎麦畑を耕していて、そこで獲れた蕎麦をはじめ地元産の蕎麦粉を使用しています。出てきたお蕎麦に鼻を近づけると、新蕎麦の良い香りがしました。光の加減で緑色に艶々と輝いているきれいなお蕎麦で、ここまでのお蕎麦を出すお店は中々ありません。手打ちらしくそばの幅がわずかに違っていました。十割にも関わらず口に引っかからないツルツルとした喉越しで、そして蕎麦の弾力が半端ではないほどコシがありました。このコシが一郷庵さんの特徴でしょう。そば汁はやや辛口で溜まりベースにわずかに鰹の風味がありました。

天ぷらはミゾソバ、むかご、エビ、ナス、カボチャ、シシトウで、サクサクした食感でした。これらは隣の皿にあった抹茶塩をかけて食べます。小鉢は揚げだし豆腐かと思ったら温かい蕎麦豆腐で、食べるとそばがきのようなものが舌に絡みつきました。デザートのヨーグルトはクリームチーズの様に濃厚です。ヨーグルトだけなら酸味が勝りますが、上に乗ったブルーベリーソースと蕎麦の実と一緒に食べると甘みが引き立ちました。

蕎麦だけでなく色々な料理でレベルの高いお店でした。


2011年10月
SAKE祭りでいただきました。相変わらず、美味しいところです。

2012年4月
春になって雪が溶けたのでお伺いしました。春のセットは山菜の天ぷらがあって、また一味違いました。お蕎麦も相変わらず美味しいですね。

  • 中郷にある一軒家
  • 今月の蕎麦膳 1,500円(2010.11)
  • お蕎麦

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5位

こそば亭 (新井 / そば、天ぷら)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2014/08訪問 2014/11/09

在来種"こそば"を使った日本に2軒しかないお店の1つ

昔は日本にたくさんの蕎麦品種(在来種)がありましたが、粒が大きくて収量の高い品種(収量は穫れても味は・・・らしい)が現れたために、ほとんどがこれに取って代わられました。今では在来品種は日本のあちこちで細々と絶滅の時を待つだけです。蕎麦は他花受粉作物であり、虫媒により受粉します。近くに異なる品種が栽培されていると容易に交雑して、品種本来の特性がなくなり、収量や品質等が低下してしまいます。従って、在来種の蕎麦を育てるには周りに他品種の無い所で育てなくてはならりません。この条件が非常に難しくて、在来種を出すお蕎麦屋さんはほとんど無いのです。

8月の雑誌”自遊人”は在来品種のそば特集でした。本を読んでいると妙高市には"こそば"という在来品種があり、こそばを出すお店が全国に二軒だけあって、その内の一軒がこそば亭であると書かれていました。(ちなみにもう一軒は東京の玄蕎麦野中。自遊人2010.9 p46-47)新そばには早いけど暑い時には冷たいおそばは食べやすいし、どんなものか食べに行こうと思って行って来ました。場所は上越大通りをずっと南に進んで、新井の外れにある原信の交差点を左折すると右手に見えてきます。18号線からなら、新井道の駅前の交差点からひたすら真っ直ぐです。

お店は奥が座敷、手前がテーブル席です。テーブルの一つに予約席と書いていたので予約可能。また入口裏にタバコはご遠慮くださいのマークもありました。メニューはお店のサイトに詳しく書かれていますので、それを参考にしてください。
http://kosobatei.com/profile.html
当初は豚南蛮そばを食べる予定でしたが、お店のメニューに温かいそばと書かれていたので暑い今日は見送って、冷たいおそばの天ざる蕎麦 1,000円を頼みました。お店にも件の自遊人があったので、それと一緒に撮影です。
まず汁を一口。かつおの風味のある辛口でした。暑くて塩分を欲しかったせいか汁だけでも結構美味しく感じました。おそばはやや白っぽく、やや細め。太さはほぼ均一ですが、縦横が微妙に違うので手打ちでしょう。鼻に近づけるとクルミに似たそばの香りが強く漂いました。そばをそのまま食べるとデコボコしながらもつるりとした食感あり、つなぎのオヤマボクチのせいか弾力があります。さらに口の中で噛むともちもちとしたパスタをを食べる時と似た感触がありました。辛口の汁と非常によく合います。
天ぷらはナス、ニンジン、舞茸、カボチャ、オクラと地元で採れる野菜でした。カラリとしていますが、やわらかめの天ぷらでした。

今回、在来種と言うものをはじめて食べましたが、色々な意味で主張の強いおそばでした。お店ではうどんもやっているそうなので、今度はそちらも食べようと思います。


2010.12
新蕎麦が出たと言うので再訪しました。お客さんがたくさんいらっしゃったので相席です。今日は地鶏そば(つけ麺風1000円を頂きました。店内は蕎麦の香でいっぱいです。蕎麦茶の香も前回とは比べものにならないくらい強いし、向かいの人の蕎麦の香りがこちらまで来ました。私の蕎麦が来たときはもう匂いに慣れてしまったのですが、それでも何も漬けずに食べると口の中から鼻にかけて蕎麦の香りが漂います。地鶏もブロイラーとは比べものにならないくらいの噛み応えのある肉で、浅間とり牧場の肉を思い出しました。

2014.08
再訪しました。本日はざる蕎麦の大盛り1,100円にします。蕎麦としては季節外れですが、こそば独特の胡桃の香りや、食べた時に微かに感じる甘みは健在でした。


  • 旧新井市の南外れにあります
  • 天ぷらそば 1,000円 自遊人と
  • 地鶏そば(つけ麺風) 1,000円(2010.12)
  • ざる蕎麦大盛り 1,100円 (2014.08)

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6位

日本亭 (妙高高原 / 食堂、居酒屋、ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 2.3
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/04訪問 2011/04/21

噂に違わぬ

2010年2月
日替わり定食750円 ★4.5
これまでずっと車で通り過ぎていましたが、定食が素晴らしいとのレビューを見て行ってきました。上越から国道18号線をひたすら進み、長野との県境の手前にありました。赤い看板のドライブインで、隣にはDマイマートという黄色い看板のお酒スーパーがあります。昔はタケノコ汁を売っていたお店でした。外見が普通のドライブインであったため、willy さんの口コミを見るまでずっと見逃していました。

お店は入って右側が厨房とカウンター、手前がテーブル席、奥が座敷、左がトイレです。トイレがちょっとアレですので、女性はどこかで済ませてから行かれた方が良いと思います。あとできれば厨房の上ももう少し整理された方が。昼は定食、ラーメン、夜は居酒屋になるそうです。メニューは定食類が入口脇に短冊になってあり、麺類と一品はテーブルの上にありました。私は日替わり定食750円を頂きました。お水はセルフサービスです。

今日の日替わり定食は刺身、揚げ魚、荒汁、香の物、ご飯です。一つ一つが大きい。
刺身
アジ:アジが持つたんぱく質の味に加えて微かに脂の味もしました。美味しかった。
真鯛:湯通しして松皮造りにしているので、皮が柔らかくなっています。鯛独特のあっさりした味でした。
ほたるいか:3月初旬ですが、ほたるいかが出るとはもう春ですね。外はまだ雪ですが。みそ(内臓)の部分が美味しかった。
マツカレイ:カレイという名前が付いていますがマトウダイとも言う銀色のカワハギみたいな魚です。柔らかくねっとりした味になっています。
刺身は地元で捕れる魚ばかりです。ホタテとかサーモンとかマグロ等、どこで捕れたか分からないものを出さないとはこだわりを感じます。
揚げ魚:大きなカレイを揚げていました。身がほこほこしています。ネギともみじおろしと共にポン酢の小鉢に漬けて食べました。
荒汁:味噌汁の中には、大きな真鯛のアラが入っていました。魚からの出汁が出て美味しい荒汁になっていました。

本日の日替わりは魚中心でしたが、他のレビューを見ていると洋食が入ることもある様です。この定食で750円とは。初めてふる川さんに行った時の様な★4.5ぐらいのサプライズ。噂に違わぬ素晴らしいお店でした。


2010年3月
チーズカツ定食750円 ★3.5
再訪しました。13時前に行くと日替わりが売り切れになっていました。前回は魚系の定食を頂いたので、お肉系のささみチーズカツ定食750円を頼みました。ささみはもう少し細長いものかと思っていましたが、普通のとんかつサイズのものが来ました。揚げたてなのでサクサクしています。他には厚めに切った焼き豚が2切れ付いていました。今日のお味噌汁には甘エビの頭が入っていました。出汁が良く出ていて美味しかった。やっぱりここのお店は魚系の料理の方が良いかもしれない。これなら普通のコスパの良い店ぐらいなので★3.5ぐらいかな。次はうな丼に興味が・・・・


2011年3月
若鶏唐揚定食900円 ★4.5
再訪しました。上越ではもう田んぼの雪が消えているのに、妙高高原は未だに吹雪いています。本日は若鶏唐揚定食900円を頂きました。これもいっぱい出てきます。山盛りのキャベツの上に8cm x 5cmくらいの大きめの唐揚が7個も乗っかっていました。唐揚はサクサクしていてとても美味しい。写真では見えませんが"かんずり"という妙高市名物の辛味香辛料が付いていて、何個か食べて味が単調になった時にそれを付けて食べ続けました。今日のお味噌汁には豪華にもズワイガニの足が入っていました。よく煮込まれていたため、スープにカニのエキスが染み込んでコクのある味になっていました。★4.5で。


2011年4月
みそチャーシューめん1,000円 ★3.5
再訪しました。いつも定食系ばかりなので、今度はラーメンです。みそチャーシューめん1,000円を注文しました。写真では分かりづらいですが、普通よりも一回りは大きいどんぶりで出てきました。ラーメン鉢の淵を覆うようにチャーシューがのっけられ、真ん中にネギ、モヤシ、挽肉です。これで大盛りではないとは。スープはまろやかですね。妙高の味噌ラーメンと言えばミサさんが有名ですが、ミサのものほどはニンニクは感じられませんでした。麺は太くて黄色がかった縮れ麺でもっちりとした食感・・・・というかオーモリの麺に非常に良く似ていました。この麺も2玉ぐらい入っていると思います。

  • 国道18号線沿い、長野の県境付近にあるお店です
  • 定食類は1,000円弱
  • 日替わり定食750円 刺身:左から時計回りにアジ、真鯛の松皮造り、ほたるいか、マツカレイ。 

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7位

軍ちゃん 直江津店 (直江津 / 居酒屋、海鮮)

1回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 4.6 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2013/04訪問 2013/05/04

地魚料理

私は地元で海鮮料理を食べるときは地魚が出るお店によく行きます。やそじまのレビューでも申し上げましたように、マグロは東京のお店の方が良いものが入りますし、輸入魚なら新潟以外でも食べることができるからです。こちらの代表的な地魚はブリ、アマエビ、ベニズワイガニ、ノドグロ、サケ、アンコウ、キジハタ、ゲンゲ、タイ、ホタルイカ、カレイ、バイガイ、ドロエビ、アジ・・・・・・などで、とてもおいしいものばかりです。こちらは上越で地魚を食べさせてくれるお店の一つです。やそじまさんよりもお値段は張りますが、魚の種類が多くてお店も大きいので、新潟にお客様がいらっしゃったときにはこちらのお店に招待します。

お店は新しくきれいで、入ると左手がカウンター右手が座敷になっています。カウンターの上には本日仕入れた魚が入っていて、この日は足を動かしているズワイガニが入っていました。お店のホームページに載っているメニューには色々な地魚料理がありますが、個人的には味処膳をお勧めします。こちらは海鮮丼+焼き物or煮物or天麩羅から一品を選択できる料理です。焼き物、煮物の内容は毎日変わりますので、注文する前にお伺いしましょう。写真を撮らせてほしいとお願いすると最近は写真をお撮りになる方も多いのですと言って、料理の内容を丁寧に教えてくださいました。

味処膳は海鮮丼のご飯と刺身が別々に出てきます。一番目を引く刺身は写真のようなものが出てきました。真ん中がシロソイで周りは上から時計回りにズワイガニ、ヒラメ、アジぶつ切り、甘エビ、アジ、マイカ、カナガシラ、メダイです。
シロソイ:ハタに近い味。ヒラメよりも身の締りが良い筋肉質な味でした。
ズワイガニ:ボイルしていて身が締っていました。
ヒラメ:コリコリした食感でした。
アジぶつ切り:なめろうの様になっていました。ご飯に乗せて醤油をつけて食べました。
甘エビ:大きくねっとりとしていました。
アジ:冬なので脂が乗っていました。
マイカ:普通。包丁が入っていたので食べやすかった。
カナガシラ:ホウボウの地方名です。身が締まっていてコリコリした食感でした。アジに似ているが癖がない味でした。
メダイ:身が柔らかく脂が乗っていました。
ご飯:味:良、粘り:良、店主さんの家のコシヒカリだそうです。上にワカメと海苔と生姜が乗っています。銀紙の中にはギンバソウ(ナガモの地方名)と長芋を合えていました。

焼き魚:本日は焼き魚を注文したのでブリが出てきました。一口食べると味噌に漬けていることがわかりました。味付けして焼いているので醤油をかける必要がありません。冬なので脂が乗っていて美味しかったですね。

酢の物:ギンバソウとイカを酢に合えていました。

煮物:イカと海草と何かの野菜(ワケギ?)を煮たものでした。

サラダ:トマト、レタス、キャゲツにドレッシングをかけたもの

茶碗蒸し:えのき、ミツバ、鶏肉が入っていました。味は複雑で判別できなかったのでお店の人にお伺いすると、甘エビの殻を出汁にしていると教えていただきました。

あら汁:お店で刺身を作った際に残ったアラを煮て作っているそうです。ブリのアラとギンバソウが入っていました。魚の味が凝縮されていてとても美味しかったのですが、魚の匂いが強くて嫌だと言う人もいらっしゃるそうです。もったいないですね。

お漬物:タクアンと野沢菜。自家製。漬けた後で真空にして保存していると風味が落ちないのだそうです。

以上、味処膳の解説でした。旅行などで直江津に寄るときがあれば是非地魚を食べてくださいね。


2011年10月
お店のずいぶん変わりました。魚一品の時価が無くなって、値段が出てきたのはありがたい。今晩は海鮮丼の上です。1680円だったかな?味処膳よりもお魚が良いですよ。別の方が食べていた石焼海鮮チャーハンが美味しそうだったので次はこれを頼みます。

2013年4月
職場の歓迎会で再訪しました。2500円の料理を頼みました。花見御膳プラス魚料理一品。相変わらず美味しいお店です。

  • 2011.10海鮮丼上
  • 2010.01味処膳1,659円
  • 2010.01メダイ、カニ、ブリ、カワハギ、タイ、ヒラメ、タタキ、イカ、甘エビ、タコ、メジマグロ中トロ

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8位

お食事処 天望 (黒姫 / ジェラート・アイスクリーム、そば、郷土料理)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/10訪問 2011/10/11

ソフトクリームは北信濃でもトップクラス

道の駅しなのは新潟県から国道18号線を南下して長野県に入り、上信越自動車道の信濃町ICの近くにあります。町から少し離れて交通の便が良い所にありますので、地元の人よりも観光客の方が多いかもしれません。地域物産品の販売と食堂からなり、冬季以外は外で野菜、果物の直売もやっています。4月中は山菜、きのこ等を売っていました。景色の良い所にあるので、食堂からは妙高山、黒姫山を見渡すことができます。メニューの写真をご覧くださればわかりますが、こちらはそば、山菜、イワナなど地元の食材を利用したものを売っています。中でも私が気に入っているものは夏季に野外で販売する茹でたてのとうもろこしと地元の牛乳を使用したソフトクリームです。

ソフトクリームは黒姫高原牧場の生乳を使用し、毎日材料を仕入れています。添加物、保存料、香料も使用しておらず、作り方にこだわりを持っています。ソフトクリームは牛乳(280円)とブルーベリー(350円)があり、ブルーベリーソフトクリームは牛乳ソフトにブルーベリーソースがかかったものです。ソフトクリームは濃厚だけどまろやかで素朴な味です。無理に練乳などを加えて味を濃くしましたという味ではありません。ブルーベリーソースも甘みを抑えているため、ベリー本来の味を感じました。所々にブルーベリーが丸ごと入っていました。このソフトクリームは小布施の馬曲温泉のソフトクリームと並んで北信濃のトップクラスの美味しさだと思います。

  • 上信越自動車道 信濃町ICの近くにあります
  • ブルーベリーソフトクリーム
  • バニラソフトクリーム
  • 席からは黒姫山を見渡すことができます

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9位

唎き酒 越之室 (越後湯沢 / 日本酒バー、立ち飲み)

1回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 -
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2011/01訪問 2011/05/15

新潟の地酒がいっぱい

こちらはぽんしゅ館の施設で一番有名な所。新潟県のお酒をたくさん揃えていて、お金を払うと少しずつ試飲ができるのです。試飲所の中はコンクリートの床に漆喰と木でできた壁と酒蔵をイメージした作りになっていて、酒造りの歌がBGMに流れていました。料金所で500円を払うとメダル5枚とお猪口が貰えます。今日はキャンペーンだからと特別にチーズ2切れも頂きました。お酒の機械の注ぎ口にお猪口を置いてメダルを入れボタンを押すとお酒が規定量分出てくる仕組みです。おそらく3桁はあるだろうという酒を目の前にして迷うことしきり。壁に貼ってあった試飲ランキングを眺めながら慎重に選びます。

久保田 紅寿 特別純米酒 ★4
まずは久保田を頂きました。これは試飲ランキング1位でした。やや辛口と書いています。飲み口がすっきりして雑味が無く、後味も残らないお酒でした。一言で言うととても飲みやすいお酒です。元々、久保田は私の好みのお酒ですが、いつも飲んでいる百寿よりもずっと飲みやすくなっていました。

駒子雪 吟醸酒 ★2.5
越後湯沢だけ限定のお酒と書いていたので2番目はこれにしました。飲み口のすっきり感はあまり無し。辛口ですが、酒独特の苦味が後に残ったため私の好みではありませんでした。

上善如水 純米大吟醸 ★4.5
上善如水は好きなのですが、普通のお酒よりも高いのであまり飲めません。このたびは純米大吟醸が試飲に出ていたので、これを逃してはならないとメダルを入れました。これは口当たりが普通のお酒と全然違います。まるでフルーツを入れたカクテルを飲んでいる様でした。後味には微かに酒の苦味が残るので、ああ、酒を飲んでいるのだなあと気付きました。

越の寒中梅 亀の尾 純米吟醸 ★4
これは亀の尾という珍しい酒米を使ったお酒です。すっきりして口当たりがよく、飲んだ後にピリリとした余韻が出てくるお酒でした。

ウイスキー樽で貯蔵した日本酒 ★3.5
最後は珍しいお酒を。ウイスキーの香りがする不思議なお酒です。口当たりもウイスキーのそれに近い。この部分が際立っていて、お酒の美味しさはよく分かりませんでした。一本買って帰ろうかと思って売店に行くと、720mlで2,000円くらいしたので買えなかった。

お酒の他にも色々なお塩の味見とかもできます。ゆず塩というものが気に入りました。施設の中でも人気がある様で、新潟らしさ溢れる場所でした。また来ます。

  • ぽんしゅ館の中の利き酒コーナー
  • 久保田 紅寿 特別純米酒 
  • 越の寒中梅 亀の尾 純米吟醸 

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