ヽ( ･∀･)ノさんのマイ★ベストレストラン 2014

とうとう700件目の投稿となりました。６年前に食べログを始めた時は100件がとても遠く感じたと微かに記憶に残っています。休日の昼食と旅行先で食べたお店だけでここまでの数になるのですから、習慣とは恐ろしいものです。生活習慣も変わってなかなか新しいお店に行けなくなりましたが、これからも少しずつ進んで行きたいと思っています。現在は富山旅行のお話しをしていますが、切りの良い投稿は良いお店にしたいのでこちらのお店を紹介します。

こちらのお店の事を最初に知ったのは食べログからでした。当時新潟で圧倒的な投稿数を誇っていたレビュアーさんの最高評価がこのお店で、「そう、最高なのでしょう・・・」と短めの謎めいた投稿。いつか行ってみたかったけど、いつも前を通る時は行列ができて入れませんでした。たまたまオフシーズンの平日の14時頃にここの近くを通り、「これなら入れる・・・」と思って食事をしました。

お店は観光地の海岸でよく見るレンガと木でできたログハウス風の建物。海の近くにも関わらず、ゴミ一つない清潔な建物でした。猫がいるらしいのですが、まだ寒い時期だったせいか見つかりませんでした。お店の中に入ります。本当は海が見える窓際の席に座りたかったのですが、小さな子供がいたので、キッズルームに通して頂きました。こちらはお店の脇に増築されたスペースで、中に滑り台、ボールプールと数席のテーブル席がありました。子供はボールプールに飛び込みます。

子供が遊んでいる間に妻と昼食のメニューを決めました。私は魚介のトマトクリームスパゲティ、妻がシーフードのドリア、子供にお子様ピザセットです。1,000円前後と観光地では良心的な値段でした。しばらくすると料理が出てきました。普通、この様な観光地にあるお店は手抜き料理を出す所もあるのですが、ここは違いました。本格的ですね。魚介のトマトクリームスパゲティはトマトクリームに魚介の味が交わってとてもコクのあるソースです。それを腰のあるスパゲティに絡めて食べるのはまさに幸せな味です。妻が食べたシーフードのドリアも美味しかったそうで、次回はこちらを食べようかと思いました。子供は飽きたのかボールプールに遊びに行きました。

J( 'ー`)し「よろしければどうぞ。」

お客が少ない時だったせいか、私達にミニケーキと子供にアイスをサービスしてもらえました。ミニケーキはアイスの上にチョコソースとイチゴが乗ったもの。子供用アイスにはかわいい顔を書いてもらいました。お姉さんを怖がっていたのに、アイスを見た途端にボールプールからそそくさとやってくるうちの子。

ミニケーキを頂きながらふと脇を見ると、一つのパンフレットが見つかりました。そこにはお店のこれまでの歩み。若かりし頃のオーナーが何も無い砂浜からポツンとログハウスを建て、少しずつ大きくなってきたこと。お店を気に入った常連さんが店員となって歴史を刻んできたこと。ここにはカフェのオーナーが憧れる最高の到達点の一つなのでしょう。

2013年10月
そのお店は戸隠近くの森の中にありました。家族で長野市まで遊びに行くことになり、近郊のスイーツのお店を食べログでチェックしました。一番高評価だったのがこのクローバーさん。戸隠に観光に行った帰りに寄ることにしました。お店は戸隠神社から飯綱に向かう途中の道を南に降りた所にありました。白い壁と緑の屋根の小さなお家です。入口を入ると右手にショーケース、左手にテーブル席がありました。中は綺麗でさっぱりしています。ケーキの他にも手作りのカバンなどのグッズも売っていました。

午後遅くに着いたため、お客さんは私達の他には誰もいませんでした。ショーケースの中を覗くと、ケーキも6種類くらいしか残っていません。でも一つ一つがとても安いのです。平均300円くらい。スーパーの中のケーキ屋さんでももっと高いですよ。しばし考えた後で、家族で3種類のケーキと飲み物を頂きました。


フルーツロール
個人的にはこれが一番美味しいと思いました。イチゴ、バナナ、キュウイが入ったロールケーキですが、生クリームのフレッシュ感が際立っていて、甘すぎないという私好みの味でした。生クリームが好きな人にはこれがお勧めです。これは次回お土産に持って帰ろう。

とろけるショコラ
クルミの入った濃厚なチョコケーキです。バランスの良い味でした。

モンブラン
マロンクリームがぐるぐる巻きになった上にちょこんと栗が乗っています。小布施の栗の木テラスが栗の味を前面に出しているのに対して、こちらは全体的なバランスがとれている感じで、どちらも甲乙付けがたいモンブランです。

お店の中はゆったりとした雰囲気が流れています。来年は夏に行って、ブルーベリーのケーキを頂こうと思いました。


2014年3月
妙高方面の雪も少なくなって、久しぶりに行って来ました。フルーツロールはスポンジ生地とフレッシュな生クリームがよく合っていました。モンブランも相変わらずバランスが取れた良い味でした。


2014年5月
再訪しました。フルーツロールとドリンクを頂きました。誕生日ケーキのパンフレットがあったのでそれを見ていると、普段お店に出ていない色々なケーキがありますね。子供にケーキを半分奪われる。

2014年11月
再訪しました。今回はラズベリーシフォン300円を買ってりんごの湯で食べました。ふわふわのシフォンに酸味のあるラズベリーが入った食べやすいケーキでした。


2014年12月
子供の誕生日にケーキを注文しました。こちらのケーキは安くて美味しい。取り分けて特別な美味しさは感じないが、自然な美味しさがあるのです。

2014年5月
再訪しました。ちょっと高い越後上越短角牛のランチコースを頼みました。短角牛は赤身中心ですが、お肉の旨味が良く出ていました。


2014年2月
こちらは2年ほど前に開店しましたが、予約がよく入って満席になることが多いためなかなか行くことができないお店でした。最近、たまたまお昼に行った時に席が空いていたのでランチを食べることができました。

店内は2部屋になっていて、それぞれの部屋にテーブル席が数席あり、チェロとピアノのBGMが流れていました。ピンクがかった色のタイル風の床、濃い木のテーブルと椅子、ピンクの薔薇の壁紙、薔薇のシャンデリア、壁面には薔薇の絵が飾られるなど薔薇に囲まれたお店です。春になると外に植えている薔薇の木も綺麗な花を咲かせるでしょう。お客さんは私以外は皆女性という、フレンチのお店ではよくある光景になりました。

Aセット1,500円に牡蠣300円のお昼を頂きました。
前菜のサラダは黒芋のチップス、なますマリネ、ダイコンのピクルス、ハート形のマカロニと7種以上の野菜がありました。ドレッシングの味が薄めなので野菜本来の味がしました。
牡蠣は蒸した状態で出てきました。柔らかくて大きい。
メインの魚料理はタラのムニエルです。軽く塩を振ったタラは柔らかくてホクホクしていて、ホワイトクリームと良く合っていました。

デザートもたくさんありました。この中では黒ゴマプリンが一番美味しかったですね。ゴマ風味が強い上層と卵の風味が強い下層に分かれていて。次に美味しかったのはカップに入ったフルーツケーキです。イチゴ、オレンジ、グレープフルーツの下に濃くてトロッとしたタイプの生クリームがあり、その下にしっかりしたスポンジケーキがありました。他にも蜜が詰まった抹茶と黒豆のケーキ、甘くて上品なシャーベット状の牛乳アイス、柔らかな洋梨の果汁をたっぷり使ったゼリーも美味しかったです。食後のコーヒーカップも薔薇なのですね。

料理だけでなくデザートも美味しいお店でした。こちらはケーキも販売しているとかで、いつか買ってみたいですね。

ninaさんは板倉の中心地にあるジェラート店で、オープンテラスが付いたログハウス風のお店です。元々は別のアイスクリーム店があった場所ですが数年前に閉店してしまいました。今年の春から同じ建物で新しいお店がオープンし、どんなアイスクリームが出るのか気になって行って来ました。

お店に入るとどこかで見たことのある店員さんがいらっしゃるなあと思ったら、ソンニャーレにいらっしゃった方でした。でも分店ではなくて、アイスクリームもちゃんとこちらのお店で作っているのだそうです。独立されたのでしょうね。お盆の季節だったせいか、小さなお子様を連れた家族客がひっきりなしにやってきて繁盛していました。

ジェラートは10種類強ぐらいあって、季節の野菜や果物を使ったアイスが多いような気がします。メニューはお店のサイトにも書いていますが、シングル280円、ダブル360円とソンニャーレさんの一割引くらいの値段です。また来たくなる様に何かをちょっとだけおまけしてもらえます。私は牛乳と夏季限定の枝豆のダブルをカップで頂きました（おまけはカフェウォールナッツ）。カップは10cmくらいあって結構大きいです。牛乳はソンニャーレさんといっしょなら信州のオブセ牛乳を使っているはずです。この牛乳は値段は高いけど味が濃い目で、小布施のトゥエルさんや軽井沢のリビスコさんなど一流のアイスクリーム店でも使われているものなのです。ジェラートだけあってあっさりとした滑らかな風味で、基本の味はソンニャーレさんに似ていますが、わずかに甘みを抑えている様に感じました。枝豆は地元のものを使っていて、豆の持つ旨みと牛乳が持つ甘みが合わさって非常に良い味になっていました。これが限定とはもったいないくらいです。


2010年12月
お店から１２月１８、１９、２０日に営業するという葉書が来ました。そこにバニラジェラートの試作品を新作発表しますと書かれていたので、一足先に食べてきました。バニラは白いのとクリーム色の２種類あったので両方をダブルで注文し、味見用に牛乳を入れてもらいました。
牛乳
いつもの牛乳の味です。夏はとても美味しく感じたのですが、１０月頃になると「あれ？薄い？」と感じることがありました。おそらく牛乳の味を前に出した甘さ控えめのあっさりとしたアイスだからでしょう。
バニラA（白）
これは卵も入っています。牛乳には無かった濃厚さが加わって、通年で美味しいアイスクリームになっていました。味はよしかわ杜氏の郷のアイスに近いかな。Buono Buonoのはお米が入っているのでもう少し口当たりが滑らかだし。これは気温が低い時期でも売れると思います。
バニラB（クリーム色）
もう一つのバニラです。これは卵を３倍増しだそうで、色がクリーム色になっています。口当たりはカスタードクリームの様にねっとりとしていました。甘さが控えめなので、甘くないシュークリームを冷やして食べる様な不思議な感じです。これは寒い時は売れそうだけど暑い時はどうかな？と思いました。

2012年5月
今年も行ってきました。いちごミルフィーユとよもぎもちを頂きました。
今年も色々なアイスを楽しみにしています。

2014年5月
春になってお店も再開したので行ってきました。相変わらず美味しいジェラートです。いつもは牛乳がメインですが、今年は他のフレバーも食べてみましょう。

2014年8月
再訪問しました。今日は夏らしく枝豆、トウモロコシ、スイカのアイスをいただきました。ninaさんのすごいところは旬の新鮮な素材を積極的に取り入れているところにあると思います。

2009年
新潟の松之山温泉街にある知る人ぞ知るお店です。温泉街の中ほど（鷹の湯や千歳を越えた辺り）のお土産屋さんの隣にあるお店ですが、外見は古くからある小さな食堂と変わりないので普通の観光客は通り過ぎてしまうでしょう。しかし、ここは松之山温泉名物の一つであるビックリかつどんを出してくれるお店なのです。

お店の中はテーブル３つで一杯になる様なこじんまりした所で、昭和の時代から時が止まっているかの様なレトロな雰囲気です。天井付近には学校で見る様な大きなスピーカーが掛かっており、演歌のBGMが流れていました。壁にはなぜかカレンダーがぎっしりと掛かっていました。お店の方にお伺いすると色々な伝から貰ったので、せっかくだから掛けているとのこと。義理堅いのか愚直なのかこれまでの信用を裏切りませんというイメージを持ちました。その姿勢は料理にも現れていました。

壁に貼っているメニューにはお酒、一品料理、定食などが書かれていましたが、かつ丼950円、カツライス1,100円、なべやきうどん850円の所に赤線が引いていることから、この3品がお店を代表するメニューであることがわかりました。私はお腹が空いていたのでカツライスを頼みました。出てきたカツライスにはとんかつ、小鉢（ダイコン、ニンジン、キュウリの酢の物）、お吸い物（ワカメの吸い物にテンカスがかけてある）、お漬物（自家製のハクサイ）がありました。とんかつの大きさはカツライスの写真をご覧ください。右手のご飯はどんぶりめしです。左手のお吸い物は普通の味噌汁と同じ容器です。トマト、イチゴも普通の大きさです・・・・・とんかつが大きすぎます。私の携帯手帖には定規代わりに長さを計ることができるページがあります。そこで計ってみると長さが横20cm 、縦10cm、厚さ2.5cm（A4の紙を3つに折るとこの大きさになる）でした。重さは250gもあるそうで、正に規格外でした。（ちなみに湯沢の人参亭の同価格帯のロースカツ定食1,260円でも170g）お肉も津南ポークという国産豚を使用しており、柔らかくて脂身の部分が少なめでしたので美味しく食べることができました。ご飯も味：優、粘り：良でとても柔らかいお米で、地元の魚沼産コシヒカリであることが想像できます。

こうして特大とんかつを完食したため、この時から次の日の夜までまったくお腹が空かずに、かけそば一杯で済ますことになるのでした。★４


2009年10月
再訪問しました。今度はかつ丼　950円を注文しました。カツライスで出てきたのと同じ大きさのかつが丼になって出てきました。カツは新潟独特のたれに漬けた状態で出てくるので、サックリというよりはしっとりした食感です。目玉焼きが上に乗っていてボリューム満点でした。しかし相対的にご飯が少なめになるため、カツライスよりは食べ切りやすい。衣のサクサク感が欲しい人はカツライス、たれかつが好きな人はかつ丼をお勧めします。私はどちらかといえばとんかつ派です。★3.5


2010年5月
松之山温泉のお祭りに行った際になべやきうどん850円を頼みました。なめこ、きくらげ、山菜、卵、ホウレンソウや雪割り草の天ぷらなどの充実したトッピングでした。しかし、残念ながらうどんが柔らかくてコシがありません。種類を変えて欲しい。★３


2011年5月
若鶏唐揚　800円　+　ライスセット　280円　（2011.5）　★４
久しぶりにお邪魔しました。今日は唐揚を食べました。直径8cmくらいの大きなもも肉が6個入っていました。塩胡椒はやや強めで、かすかにニンニクの味がしました。個人的にはとんかつと変わらないくらい美味しいと思います。付け合わせのサラダはカレーの味がしました。


2014年2月
新装して中が奇麗になりました。入って左がカウンターと厨房、右がテーブル席、奥が座敷になっていました。窓からは一面の雪でした。昔を知るものにとってはあの昭和から取り残された家が懐かしいです。でも、分厚いとんかつは健在です。津南ポークは柔らくて脂身が甘い。鍋焼きうどんはごま油とラー油か効いた中華風味になっていました。


2014年4月
再訪しました。今日は唐揚げ定食を頂きました。ここはとんかつがびっくりするほど厚みがあって大きいのですが、唐揚げはちょっと大きいくらいでした。次回はとんかつにしましょう。


2014年12月
12月にまた行って来ました。ここへ来た時はいつもトンカツを食べています。もう完食するにはきつい年齢なので、1/3は家に持って帰って翌日頂いています。

鳳苑さんは直江津の住宅街にある小さな中華料理店です。分かりにくい場所にあるにも拘らず、お店は盛況しています。個人的には上越市の中華料理店でもトップレベルの本格的な中華料理を味わえると思います。以前からたまに通っているお店ですが、最近また行って来ましたのでその時のレポを行います。

鳳苑さんに行く時は大抵お店の裏の駐車場に車を停めています。お店に入ると、右手にテーブル席が2，3席あり、その奥に小上がりがありますので小さな子供がいるお客でも食事が可能です。店内は白地の壁と木を基調としたテーブル、小上がりの落ち着いた造りでポップ系のBGMが流れていました。

2014年1月　陳麻婆豆腐飯　★4.5
この日は陳麻婆豆腐飯　880円を頂きました。写真で見ても分かる通り、本格的な麻婆豆腐です。旨味と舌が貼りつくような後から来る辛さがありましたが、私でも食べられるレベルでした。龍馬軒さんの坦々麺の方が辛い。上に乗っている大きな唐辛子も思ったほどの辛さではありません。むしろ旨味に非凡なものを感じました。ただ、あまり辛いと感じないのに汗がどんどん出てくるのはなぜでしょう？ご飯はおこげになっていて、パリパリとした食感を楽しめました。付属のわかめスープは薄味、ザーサイは柔らかくて美味でした。デザートに揚げ饅頭が出ました。これは胡麻シロップをおはぎで包んで薄い胡麻入りの衣で揚げています。これも美味しかった。

2014年3月　広東チャーハン　★3.5　焼餃子　★3
この前は陳麻婆豆腐飯を食べたので、今日は広東チャーハン　1,000円と焼餃子　380円を頂きました。広東チャーハンはプリプリとしたエビが乗っています。ご飯を脂でまんべんなくコーティングする様に揚げているのに硬くないっていない、上手な炒め方だと思います。チャーシューも普通のものとちょっと違っていて味が濃かった。焼き餃子は野菜中心の餃子です。美味しいけどもうちょっと皮がもっちりしていればいいのになあ。

2014.10
今年も上越の収穫祭代わりである越後謙信SAKE祭りが始まりました。ここ数年はシェ・ワタナベさんのソーセージを必ず食べています。焼いている内に肉汁が滴る旨さたっぷりのソーセージです。


2014.02
上越市では10月末の土日に収穫祭を兼ねた「越後・謙信SAKEまつり」が開催されます。当日は一定料金で上越のお酒が試飲し放題なのですが、そこで出てくる屋台にも美味しいものがたくさんあります。特にお勧めなのが、このシェ・ワタナベさんが出す大きなソーセージです。ソーセージは何年も食べているのにそう言えば一度も食べに行ったことが無いなあと思って行って来ました。ついでにソーセージが売っていたらそれも買いに。

お店は高田駅方面から上越大通りを南に進んで、高田城を過ぎた所にありました。近くにパンのソフィーさんがあります。当日は雪が降っていてお店を見つけるにも一苦労でした。お店に入って右手の部屋に入り、テーブル席に付きました。店内は白地に植物が描かれた壁紙とえんじ色のテーブルクロス、背もたれの長い椅子と、正統派なフランス料理店を思わせる造りでした。

ランチは2,100円から3,000円までの3種類があります。2,100円のを頂きました。メインとデザートとコーヒーの3種類です。

メインは牛肉の煮込み。トロトロに煮込んだ牛すね肉？にエリンギと野菜。それにかかっているデミグラソース（フォンドヴォーです。コメントでご指摘ありがとうございました。）が素晴らしい。安物のソースだと素人でも舐めただけで材料がわかりますが、これは複雑すぎて私レベルでは味の構成が分かりませんでした。野菜、トマト、ワインの味はするのですが、それ以上がさっぱり。ゴロゴロした柔らかな牛肉によく合っていました。

デザートはプリン、ガトーショコラ、栗のアイスです。プリンは軽井沢のぱおむさん以上の味です。中はトロトロなのに表面の薄皮でかろうじて形が崩れていない。食べると牛乳と卵の味が口の中にずっしりと来ます。卵白を入れず3−4時間煮込んで、3日がかりで作るそうです。これはもう一度食べたい。ガトーショコラも濃厚な味でオラランティさんのケーキに匹敵します（ちなみに私の中のガトーショコラランンキングはジラフ　＞　プロヴァンスの12カ月　＞　シェ、ワタナベ、オラランティです。）。栗のアイスは前記の2品と比べると普通の味でしたが、美味しいのには変わりません。

帰りにSAKEまつりのソーセージの事を話すと、在庫がある時は冷凍品をテイクアウト可能とかでお土産に買って帰りました。グラム単位で売っていて、5−6本で2,000円くらい。半解凍してフライパンに油を敷かないで蓋をして弱火で蒸し焼きにする。焦げ目が付いたらひっくり返してさらに焼いて完成です。実際に焼くとソーセージから脂がたくさん出てきました。ずっしりとした味なので、一本で十分メインのおかずになりました。このソーセージはまた買いに行こう。そうだ、その時はまたプリンも食べよう。

そのきっかけはたまたま栄食堂について書かれたブログを見ていた時でした。その中の一つに「ブログゆうたらグルメですちゃ☆」というブログがございまして、そこではご夫婦で富山の鱒の寿司を40種類以上も食べ比べていらっしゃったのでした。鱒の寿司と言えば、特急はくたかの中で売っている源と富山駅周辺で売っている5種類くらい、多くても10種類だろうと思っていた私は非常に驚いて、しばし見入ったものでした。その中に扇一 ます寿し本舗の写真があって、その鱒の寿司は身がとても厚いのです。また生タイプのお寿司というのも食べたことが無くて、その写真を見ているとどうしても食べたくなって車で3時間かけて行ってきました。

お店は富山駅から歩いて15分くらいの大通り沿いにありました。家族でやっている小さなお店で、午前、午後にお店を開けています。早い時は午前中に売り切れてしまいますので、遠くからの人は予約されることをお勧めします。お店の中はデスクとカーテンを仕切って奥に製造所があるだけのテイクアウト専門です。値段は駅弁と一緒の１重1,300円で、この値段はどの鱒の寿司でも共通の様です。お店の人に新潟から鱒寿司を食べに来たと言うと、驚かれて「うちでは電話、FAXで代引きで地方発送しますよ。」と教えていただきました。こりゃあ初めからお取り寄せした方が良かったね。でも帰りに小川温泉に寄るつもりだから良いや。（あつかんさんの指摘を受けて修正：ご主人が川漁師で神通側で採った鱒をお刺身として販売しています。ただし鱒の寿司には別の鱒を使用しています。）いくつか買って、家に持って帰って食べました。

家に帰って蓋を開けると、笹の良い香りがしました。付属のナイフで切ると噂通りの身の厚さでした。場所によって厚みは違いますが、大体6mm-10mmくらい。下のご飯とほとんど変わらない厚みでずっしりとした感触です。駅弁で売っている鱒の寿司はオレンジ色ですが、これはさらに濃い朱色がかった色をしていました。鱒はプリプリとして色艶が良く、酢で〆ているというよりも生っぽい味で、いつも食べている寿司とは味が全然違いました。私は駅弁の鱒の寿司には身と酢飯の酢が多くて酸っぱいというイメージを持っているのですが、この鱒が普通のものよりも脂が乗っていてむしろ酢飯が負けるのではないかと心配するほどでした。同封されている説明書によれば、米は富山県産コシヒカリを使用し、食品添加物、化学調味料、防腐剤は使用していないそうです。しかし駅弁と同じ値段なのにどうしてここまで身の厚さが違うのだろう。。。。。


2011年12月
再訪して、地方発送しました。お正月前後は注文がたくさん入っていて予約も早いうちから一杯になっている様子でした。

2012年12月
現地に行っても売り切れていることがほとんどなので、翌日に地方発送がデフォになっています。昨年のことも考えて早めに予約。お歳暮代わりに親と親戚に送る。土曜日に行きましたが、土日は予約でいっぱいなので月曜日に送りますだって。

2014年2月
再訪しました。当日は大雪の日。久しぶりに売り切れの看板が掛かっていませんでした。

2012年3月
こちらはどうしても紹介したかったお店でした。OPAさんと同じく上越市の正統派フランス料理の老舗で、こちらで修行された方々が色々なお店をオープンさせたと聞いております。まだ雪が残っている3月にお邪魔しました。お店は国道18号線の島田交差点を東に進むと看板が見えてきます。

ヽ( ・∀・)ノ「田んぼの真ん中に住宅があって、その一番奥がお店か。」

3階建てのきれいな洋風の建物で、テラスを上がった２階がレストランになっています。人気がありますので、できるだけ予約をしてください。店内は白い漆喰と濃いめの色の木を基調としたフランスの田舎の洋館風の造りでした。入口付近にタルトが入ったショーケースがあり、白のテーブルクロスと赤のソファーが贅沢な気分にさせてくれます。落ち着いたクラシックのBGMが流れ、窓からは時期的に雪で覆われた田園風景が広がっていました。お客さんはほとんどが女性の家族客や友人同士です。

ヽ( ・∀・)ノ「メニューを見よう・・・」
ヽ( ・∀・)ノ「料理はコース中心で昼は1,575円、2,310円、3,675円の3種類、夜は大体4,000円からだな。」
ヽ( ・∀・)ノ「一番安いのにして・・・1,575円のランチは前菜、メインのメニューの＊が付いた数種類から一品ずつ選択して、それにデザートが付くのか。」
（2,310円のコースなら＊の付いていないちょっと高価な料理も選べます。）
ヽ( ・∀・)ノ「前菜は“広島産牡蠣の香草バター焼き”、メインは“なごみ豚のソテー・ローズマリー風味のソース”にしよう。」
ヽ( ・∀・)ノ「なになに・・・追加で400円払うとデザートセットになる・・・やった！これにしよう。」

しばらくすると、パンが運ばれてきました。
ヽ( ・∀・)ノ「外はカリカリ、中はホクホク。美味しいなあ。」
ヽ( ・∀・)ノ「しまった。前菜が来ていないのに食べきってしまった・・・」

前菜が来ます。
“広島産牡蠣の香草バター焼き”
ヽ( ・∀・)ノ「大きい牡蠣だな。」
ヽ( ・∀・)ノ「ものすごく贅沢している気分だ。」
ヽ( ・∀・)ノ「牡蠣の上にカニの足が乗っていて、パン粉と香草を混ぜたのをかけて焼いているな。」
ヽ( ・∀・)ノ「料理を見てから食べるまでにワクワクした気分になるのは久しぶりだ。」

前菜が運ばれて来た時にパンが無くなっているのを見られたようです。
J( 'ー`)し「パンのお代わりはいかがですか？」
ヽ( ・∀・)ノ「ください。ください。」
厚かましくもお代わりを頂きました。
ヽ( ・∀・)ノ「だって、男性から見たら小さめだし・・・」

メインが来ました。
“なごみ豚のソテー・ローズマリー風味のソース”
ヽ( ・∀・)ノ「これも大きめだな。こっそり手帳の物差しで測ろう。」
ヽ( ・∀・)ノ「大きさは10cm x 5cmくらいだけど厚さが2.5cmくらいあるよ。」
ヽ( ・∀・)ノ「お肉だけじゃなくて野菜も充実しているな。マイタケ、エリンギ、ジャガイモ、ナス、ホウレンソウ・・・」
ヽ( ・∀・)ノ「うん。美味しい。見かけ通りの味だ。」

最後にデザートです。
ヽ( ・∀・)ノ「追加料金払って、デザートセットにしたよ。」
ヽ( ・∀・)ノ「やった。ケーキとアイスがいっぱい。」
J( 'ー`)し「牛乳と塩のアイスクリーム、洋梨のタルト、ビターキャラメルアイス、リンゴのタルト、木イチゴのチョコケーキでございます。」
ヽ( ・∀・)ノ「幸せだなあ。」
ヽ( ・∀・)ノ「洋梨のタルトが一番素材の味が出ているな。」
ヽ( ・∀・)ノ「木イチゴのケーキは酸味があるな。」
ヽ( ・∀・)ノ「ビターキャラメルアイスはほろ苦い。牛乳と塩のアイスが一番好みだ。」

J( 'ー`)し「食後のコーヒーですよ。」
ヽ( ・∀・)ノ「マイルドな味です。」

ヽ( ・∀・)ノ「流石は上越の洋食でトップクラスと言われるだけのお店だ。」

上越市では美味しいラーメンのあごすけさん、驚異的なコスパの定食が出るふる川さんに続いて最高評価とさせていただきます。美味しい料理を食べさせて頂いて、どうもありがとうございました。


2012年10月
春に行ったプロヴァンスにまた行って来ました。前回は一番安いコースでしたが、今度は真ん中のコースプラスデザートセットです。

前菜：シャランガモのテリーヌ
透明で大きなガラス皿に乗って登場。お肉の旨味をパテにしたという感じ。周りに添えた色々な野菜やアボガドはそれぞれ味付けが違っていて、テリーヌと一緒に食べることで色々味が変化します。

スープ：アスパラガスのスープ
大きなお皿の真ん中にスープが入っています。この形は何か理由があるのでしょう。少々シャリシャリ感のある優しい味に胡椒で一味加えましたという感じ。

メイン：牛肉の赤ワイン煮
ヒラタケが上に乗っています。後ろに微かに見える白いものはセロリのピューレです。よく煮込まれた牛肉はとても柔らかい。セロリのピューレがピリッとしていて味のアクセントになっていました。

前菜：ホタテとズワイガニのテリーヌ
メイン：子羊の香草焼
この二つは妻が頼んだので味は不明。子羊の香草焼はギャートルズのお肉の塊の様でした。

デザートセット：
イチジクのタルト、ガトーショコラ、バナナのタルト、キャラメルアイス、イチジク、杏のアイス
この中でもガトーショコラがものすごく美味しかった。こんな濃厚なチョコレートは初めてでした。


2014年7月
ガトーショコラを買って持ち帰りました。全てが生チョコという素晴らしいケーキです。

上越に新しいケーキ屋さんができて、そこが美味しいらしいという噂を聞いて行って来ました。お店は高土町のコバックとセブンイレブンを繋ぐ道の途中にあるフジ薬局の脇を関川の方に曲がってしばらく行った住宅街の中（プールのある公園の隣）にあります。

お店は一戸建ての1階を店舗に改装していました。お庭にお花畑があったのが印象に残りました。入って直ぐにショーケースがあり、左手に小さなイートインがありました。ケーキはシュークリームを入れて6種類と意外に少なめです。美味しそうなものを選んで家に持って帰り、お店ではかき氷を食べました。


マンゴーのかき氷　390円
苺、マンゴー、抹茶が日替わりで出てくるそうです。注文すると右奥の機械でかき氷を作り、ソースをかけて、冷蔵庫から生のマンゴーを出してきて切ったものをトッピングしました。氷は台湾かき氷みたいに薄く削っています。マンゴーとフルーツピューレを使ったソースは本物を使っているだけあって後味が残らない上品な甘さでした。

ペッシュ・ロワイヤル　　360円 (2014.08)
桃のムース。上は綺麗なピンク色。桃の実を薄く切ってシロップに漬けたものを乗せています。その下は薄桃色のムース。甘酸っぱい味です。土台はしっとりしたケーキ層。間に濃いめのチーズクリームを挟んでいます。一つ一つの層の味が異なるのに全体で食べるとムースの酸味が減って食べやすい味になりました。

タルト・ミルティーユ　370円 (2014.08)
ブルーベリーの下に洋酒を含むクリーム層があり、その下に洋酒を利かしたしっとりケーキ層、最低層にサクサクのパイ生地があります。全体で食べるとブルーベリーのカクテルの様な味になりました。

シュー・ア・ラ・クレーム　390円 (2014.08)
クリームは生クリームのフレッシュな味が混ざった濃いめの味付けになっています。シュー生地は厚みがありしっとりしています。表面にクッキー生地があるのでお店で食べるともっとサクサクした食感になったでしょう。


別々の味の層を重ねて全体的にバランスのとれた味に仕上げるケーキは上越のケーキ屋さんの中でも秀逸な味です。全体的にケーキは小さめなので、どちらかというと女性向けのお店でしょう。