デイルス・マイビスさんのマイ★ベストレストラン 2014

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デイルス・マイビスのラーメン&一人呑みメモ

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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全てのお店が、2014年だけでも数回リーピートしたお店です。
特にJapanese Soba Noodles 蔦と四つ葉は何度も行きました。

蔦は7月の営業再開後にいただいた醤油そばが素晴らしく、ガッチリハートを掴まれました。
今のところ、一番好きなメニューはロースとトマト塩そばです。
メニュー豊富なお店で、パクチーが乗ったアジアン煮干そば、パラペーニョが入った辛にぼつけそばなど、エスニックのセンスも一流です。
自分の中では頭ひとつ抜けたお店。

四つ葉は未だに進化が止まらない感じで、各メディアで取り上げられることも大きくなりました。
レギュラーメニューの四つ葉そば、蛤そば、煮干そばのどれもが高いレベル。
限定メニューにも意欲的で、隣接する寿司屋さんの息子だけあって、魚系が上手です。

鳴龍は坦坦麺が有名ですが、醤油、塩も美味しいです。
また、初めて夜の部に伺いましたが、おつまみのレベルも素晴らしい。
全てにおいてレベル高いです。

トイ・ボックスは開店一年未満でミシュランにも掲載された実力店。
鶏清湯な醤油そばが美味しいですが、鶏油そばも中毒性が高い一品です。
川越のCOEDOビールを置いているのもGOOD。

中華そば しば田はTRY新人大賞1位のお店。
シンプルながら奥深い旨味の中華そばです。

マイ★ベストレストラン

1位

Japanese Soba Noodles 蔦 (巣鴨、千石、駒込 / ラーメン、つけ麺)

103回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2019/11訪問 2019/11/19

巣鴨営業最終日 相変わらず最高の「醤油Soba」

4年前、衝撃のミシュラン一つ星となった「Japanese Soba Noodles 蔦」。
代々木上原への移転が決まり、11月19日(火)が巣鴨営業最終日となりました。

巣鴨最終日なので、いつもより日本人客の割合も多い感じ。
注文は大好きな「醤油Soba」1080円です。

スープを飲めば、一口目から染み渡る出汁の旨味。
しっかりした味なのに軽やかで、華やかさも兼ね備えています。

滑らかな自家製ストレートも相変わらず素晴らしい。
2種のクリームソースやコンポートも唯一無二の味変トッピングです。

やはり何度食べても最高のラーメン。
100回以上通ったお店ですが、移転が決まっているので寂しさはありません。

代々木上原のお店はもっと広いらしく、色々なことに挑戦できそう。
新店舗になっても、もちろん通います。
毎年恒例「松戸モリヒロフェスタ」にて開催される「中華蕎麦 とみ田」富田治ラーメンPROJECT。
今年は「真ラーメン祭り絆」というタイトルで11月2日(土)から4日(月・休)に開催されます。

今回は富田店主と「絆」がある以下の6店が出店。

中華蕎麦 とみ田
Japanese Soba Noodles 蔦
無鉄砲 豚の骨
ラーメン武丸×ハイマウント
大島×つくし
ちばから

中でも目玉はミシュラン一つ星ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」です。

「蔦」は僕の一番好きなお店で、単独での催事はこれが最初で最後。
富田店主の松戸に対する愛に心動かされたとのことです。

なお、「とみ田」と「蔦」の競演は2016年の「中華蕎麦 とみ田」10周年。
「とみ田」×「飯田商店」×「蔦」というBIG3コラボで、2017年には同じコラボで「モリヒロ」にも出ています。

「蔦」が提供するのは「松戸限定醤油Soba」900円。
有料トッピングは「蔦トッピング別皿」500円です。

「松戸限定醤油Soba」はチャーシュー、九条ネギ、穂先メンマと凄くシンプル。
スープはオイルの華やかさもありますが、貝や香味野菜の出汁がメインになってます。

様々な旨味が複合するお店の味と違い、今回はシンプルに出汁の深さ。
特に貝の旨味が存分に感じられ、ファンとしてはかなり楽しめます。

麺は大西店主がレシピを作り、とみ田の「心の味製麺」が作ったもの。
ツルツルの美味しい麺で、これもここでしか食べられないと思います。

ちなみに「蔦トッピング別皿」は黒豚ロース、イベリコ豚ベジョータ、バルサミコトリュフクリーム、フィグコンポート、ポルチーニ茸クリームソース。
初めて「蔦」を食べる方は、トッピングを加えた方がお店同様味の変化を楽しめると思います。

なお、知名度もあってか初日は一番の行列でした。
最初で最後の催事出店、いつもと違う一杯で面白かったです。
先日サンフランシスコ店もオープンした「Japanese Soba Noodles 蔦」。
現在は11時台・12時台が整理券制で、13時以降は店舗右のテラスに並べば入れます。

日本に「蔦」は1店しかありませんが、なんと12月上旬には代々木上原に移転。
巣鴨での営業は11月19日(火)が最後となります。

この日の注文は「塩Soba」1080円。
黄金スープに九条ネギのグリーン、ルビーグレープフルーツのオレンジが映えます。

スープは濃密にサーモンや貝の旨味。
塩でも優し過ぎず厚みがあり、上品なのにクッキリな味わいです。

モチモチのしなやかな自家製麺含め、非の打ちどころが無い完成度。
ディルやボッタルガソースも鮮やかな味変です。

息子は看板メニュー「醤油Soba」1080円。
こちらも軽やかで華麗な出汁とトリュフ。
今回は特に貝の旨味が良く出ている感じでした。

なお、現在は「らぁめん花月嵐」にて大西店主プロデュースの「醤油Soba」販売中。
これもかなりのクオリティですが、やはり「蔦」の醤油Sobaは貫禄が違います。

また、11月2日(土)~3日(月・祝)は松戸モリヒロフェスタに出店。
主催の「とみ田」店主の想いに動かされてのことで、「蔦」最初で最後のイベント出店だそうです。

その「とみ田」と言えば昨年はチルド麺「銘店伝説」のキャンペーンでオリジナル丼をもらいましたが、今年もキャンペーン実施中。
今年は「とみ田」「吉村家」「蔦」から選ぶことができ、「蔦」はなんと有田焼なので必ず応募する予定です。

とにかく話題が尽きない「蔦」ですが、巣鴨での営業は残り一か月未満。
100回以上通ったので感慨深く、最低でももう1回は巣鴨に伺いたいと思います。
※巣鴨店はそのまま残し、別の何かをする予定だそうです。
言わずと知れたミシュラン一つ星「Japanese Soba Noodles 蔦」。
現在発売中の「ラーメンWalker 東京2020」では殿堂入りを果たしています。

この日の注文は先日「2019年の味」にリニューアルした「醤油Soba」1080円。
濃い色合のスープに九条ネギが映えます。

スープは無化調で舌にストレスがかからず、それでいて濃密な旨味。
地鶏、アサリ、魚介のトリプルスープにトリュフですが、それが一丸となっています。

過度にキレやパンチでは無く、醤油ダレの旨味の余韻も素晴らしい。
味のピースが寸分無く埋められていて、多様な食材を使っても難解にならず美味しいです。

何十回とここの「醤油Soba」を食べていますが、今が最高峰なんじゃ無いかと思える旨さ。
ニュルッとした滑らかな自家製麺もスープに良く合ってます。

新たに加わったモリーユ茸とポルチーニ茸のクリームはガツンとキノコ。
フィグのコンポートも良いアクセントになってます。

なお、有名なラーメン本「TRY(TOKYO RAMEN of THE YEAR)」は一度大賞を取った翌年に辞退。
なので今は掲載されていませんが、現在の東京でここの一杯は外せません。
それくらい、あらゆる技術が詰まった最高のラーメンだと思います。

また、10月にはあのチェーン店「らぁめん花月嵐」とコラボし、「醤油Soba」を販売予定。
セブンイレブンのカップ麺などコラボ商品でも手を抜かない「蔦」なので楽しみです。
「2019年の味」にリニューアルの「Japanese Soba Noodles 蔦」。
お盆休み明けの8月17日(土)から新たな食材も加わり、リニューアル完成系となりました。

「醤油Soba」1080円には新たにモリーユ茸とポルチーニ茸を合わせたクリームソース。
モリーユ茸は旨味が濃厚らしく、ポルチーニより明らかにキノコがガツン。

リニューアルで元々のスープも厚くなりましたが、ソースを溶かすと更に濃密。
今までで一番ではないかと思える立体的な味わいです。

「塩つけSoba」1280円は2種のつけ汁に薬味、麺皿。
挽きたての自家製粉を使用した麺は以前より茶褐色になり、そのまま食べると小麦の香ばしさが詰まってます。

濃密な鰹出に合わせると、小麦の強い風味で蕎麦の様な力強さ。
塩つけ汁はアンチョビやトリュフの洋にシフトしたもので、貝の旨味も効いて凄く個性的です。

全く違う2種のつけ汁が楽しく、佐賀の塩、ホースラディッシュ、ピノノワールマスタードと言った薬味で食べても美味しいので飽きません。
具は麺皿にガリシア栗豚チャーシュー、穂先メンマ、九条ネギ、つけ汁にイベリコベジョータチャーシューが入ってます。

そして最後は新たに削りたて本枯れ花鰹のスープ割。
提供直前に追い鰹した出汁が提供され、最後は和の味わいも加わります。

これまでに2019年の味になった「醤油Soba」「塩Soba」「つけSoba」をいただきましたが、どれも力強くなった印象。
上品で孤高になりすぎるのではなく、他に無い個性的な味ながら素直に旨いと思えるパンチがあります。

なお、「蔦」は細かい変更はしょっちゅうなので、食べるたびに少し違う味。
しかし「2019年の味」は今までで一番インパクトあるかもしれません。
特に「醤油Soba」と「塩Soba」の旨さはハマります。
世界初の一つ星ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
昼の部は整理券制ですが、猛暑のため11時以降は整理券の配布無し。
整理券を持っている方優先になりますが、並べば入れます。

「蔦」はレシピを良くいじることで有名ですが、7月に「2019年の味」にリニューアル。
スープにタレ等全て見直したそうです。

リニューアルしてからは二度目の訪問で、今回は「塩Soba」880円+味玉。
塩専用丼に濁りある黄金スープが美しいです。

そのスープを飲んでみると、一口目から押し寄せる太い旨味。
塩はサーモンスープメインなのですが、クセは無く凝縮した出汁が襲いかかります。

ハッキリした味なのに、舌に全くストレスが無いのも凄い。
塩分が高いわけでも無く、一丸となった旨味がスーッと吸収されていきます。

更に自家製麺もグレードアップ。
自家製粉により小麦の甘さが増し、モチモチとしてフレッシュ感が相当増してます。

ガリシア栗豚の上にはカラスミソースが乗り、これを溶かすとより濃厚でパンチある味わいに。
イベリコベジョータの上に乗ったピンクグレープフルーツにディルもサーモンスープに良く合ってます。

基本的な方向性は一緒でも、細部まで引き締められて迫力を増した感じ。
リニューアル後の「醤油Soba」も旨かったですが、「塩Soba」はより変化の度合いが高い気がします。

なお、「蔦」は8月12日(月)から16日(金)まで夏季休業。
その後は醤油Soba、塩Soba、つけSobaに新たな食材が加わるとのこと。

現時点で凄いと思えるのに、今度はどうなるのか楽しみ。
今回のリニューアルは多様な食材を使っても難しくならず、理屈では無く身体で感じる旨さだと思います。
僕が一番通っているラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
常に味の進歩を続けているお店ですが、7月18日(木)からは公式にリニューアル告知。

「醤油Soba」「塩Soba」「つけSoba(醤油or塩)」がリニューアルしたとのことです。
どれにするか迷うところですが、ここは一番好きな看板メニュー「醤油Soba」880円。

美しいスープに2種のチャーシュー、穂先メンマ、九条ネギ。
大西店主は不在でしたが、スタッフの作る一杯は美しくて貫禄十分です。

スープはアッサリしていますが、一口目からクッキリとトリュフに醤油、出汁の旨味。
奥行きもありますが控えめではなくダイレクトに美味しく、それでいて嫌な味の濃さがありません。

ストレスフリーな軽い口当たりなのに、余韻もじんわり続きます。
そして後半冷めてくると上品に染み渡る出汁の旨味。
微粒子レベルで様々な味の精度が増したと思います。

そして更に変わったのが麺。
以前より滑らかで、最初に感じるのはニュルッとした食感。

モチモチと小麦を贅沢に感じられ、それでいてちゃんと適度なコシ。
後半になってもダレない秀逸な麺で、自家製粉だからだと思います。

また、トリュフバルサミコソースに加えポルチーニ茸ソースも追加。
以前より味変を楽しめます。

しかしなんと言っても麺とスープの変化が一番。
しかも先日値下げして一杯880円なのも恐れ入ります。

隣の方の「つけSoba」は麺が蕎麦の様でしたし、「塩Soba」はサーモン度が増しているとのこと。
近いうちにまた伺いたいと思います。
巣鴨の一つ星「Japanese Soba Noodles 蔦」。
先日価格改定を行い、「醤油Soba」「塩Soba」は現在880円になってます。

また、傑作だった夏季限定「冷製トマトクリームスープの和えつけSoba~冷やし中華テイスト~」はしばらくお休み。
その代わりに7月1日から「醤油つけSoba」1060円がリニューアルとなりました。

麺の丼にガリシア栗豚チャーシュー、九条ネギ。
そしてつけ汁にイベリコベジョータとメンマが入り、別皿で塩とホースラディッシュの様な薬味。

いつもの「つけSoba」だとここまで。
しかし、今回は魚介のそばつゆも新たに加わってます。

麺は全粒粉入りの平打ち麺。
多加水でモチモチとした食感で、小麦の香ばしさも感じる美味しい麺です。

塩でいつまでも食べられそうですが、新たに加わった魚介そばつゆへ。
すると、完全に「お蕎麦」の世界で麺とつゆがベストマッチ。
艶々の麺とつゆの相性最高です。

従来のつけ汁はコクのある醤油にポルチーニ、トマト、ハーブ等のアクセント。
ナッツペーストで麺にも良く絡み、そばつゆとは全く違う美味しさです。

久々に「つけSoba」食べましたが、このつけ汁はかなり個性的で好み。
「醤油Soba」のスープをただつけ汁にしたのとは別モノです。

そして新作「自家製粉春よ恋 こむぎ餅」320円。
わらび餅の様にモチモチで、かなり驚きのスイーツ。

自家製粉だからって、こんなモノまで作ってしまうのが驚き。
甘すぎない味付けも良く、専門店レベルだと思います。

なお、「つけSoba」は今のままでも凄く旨いのですが、近々麺はガラッと変えるとのこと。
自家製粉で餅まで作ってしまうのですから、麺のリニューアルもかなり楽しみです。
「Japanese Soba Noodles 蔦」では6月10日(月)より夏季限定メニューを開始。
「冷製トマトクリームスープの和えつけSoba~冷やし中華テイスト~」1300円で、1日数量限定となります。

涼しげな大きなガラスボウルに麺、タレ、ルッコラ、メレンゲなど。
別のガラス皿には冷製トマトクリームスープが添えられています。

まずは麺とタレを和えて冷やし中華としていただき、途中で麺をトマトクリームスープに浸けるスタイル。
メレンゲやボッタルガ、クラゲ和え、江戸前海苔佃煮がキレイに盛られていますが、よく混ぜていただきます。

冷やし中華の味わいを別の食材で再現したとのことで、甘みはメレンゲ。
そこに海苔佃煮の香りが贅沢で、かなりオリジナリティ。

クラゲの食感も良く、従来の「冷やし中華」を下敷きにしつつも新しいサッパリ「和えそば」です。
和洋中の食材がケンカせずまとまっているのもサスガの個性的なセンス。

そして冷製トマトクリームは濃厚な旨味。
キンキンに冷えたトマトクリームが贅沢に麺に絡み、全く別モノの味わいになります。

個性的なサッパリ和えそばから濃厚な「洋」に自然にシフトするのが見事。
贅沢な「海苔」からの「トマトクリーム」は相当キてます。

数量限定なので午後は残っていない可能性が高いですが、しばらく提供とのこと。
誰も考えつかない「和えつけSoba」、ハマります。

そして「蔦」は先週末からなんとレギュラーメニューを値下げ。
「醤油Soba」や「塩Soba」は1000円から880円に。

「味噌Soba」は1200円から980円、つけSoba(醤油、塩)は1200円から1060円となってます。
クオリティは下げていないようで、特にラーメン系はあれで1000円切るとか恐ろしいです。

そして先日購入したセブンの新作カップ麺「塩Soba」。
香ばしいサーモンの旨味が濃厚で、思っていた以上に素晴らしい。

カップの「醤油Soba」よりガツンときて、サーモンなので他の魚介系カップ麺と全く別のテイスト。
塩=アッサリと思っていると裏切られる傑作です。

個性的なサマーメニューをリリースしたり、レギュラーを値下げしたり、「蔦」はいつも独自路線。
新しい醤油、塩、味噌はフランス産石臼挽き小麦も使用しているので、早くもまた行きたくなってます。
僕の一番好きなラーメン店「Japanese Soba Noodes 蔦」。
セブンイレブンからは好評な「醤油Soba」に続き「塩Soba」カップ麺も発売されてます。

この日の注文は看板メニュー「醤油Soba」1000円。
美しい醤油スープに九条ネギの緑が映えて美しいです。

実はこの日から麺の太さが変更。
「蔦」の醤油はずっと切刃20番だったそうですが、少し太い18番になりました。

その麺に合わせてか、今回のスープは今までより醤油が立った感じ。
複雑では無く、良い意味でいつもよりダイレクトに旨いです。

そして麺はモチモチと食べごたえアップ。
ちょっと太さが変わるだけでも印象はかなり変わり、小麦感もより感じます。

これは大西店主が「飯田商店」の現行最後の「醤油らぁ麺」を食べて感化されたもの。
※飯田商店は5月26日を持って現メニュー全て封印。新メニューは6月中旬から。

ここ数年の「飯田商店」はダイレクトな鶏と醤油だったので、麺だけで無くスープも影響受けたかも知れません。
もちろん「蔦」の鶏やアサリ、乾物と言った出汁もしっかり感じられます。

今までの「醤油Soba」も美味しかったですが、今回はメリハリクッキリ。
それでいて「蔦」にしか作れない味で、最高でした。
17時からは整理券無しで並べば入れる「Japanese Soba Noodles 蔦」。
5月10日(金)はその夜営業で限定メニューの提供がありました。

「オマール豚骨Soba」1300円で限定約20食。
公式HP、twitterでお知らせされ、券売機には「限定Soba」1300円となってます。

新調された丼には泡だった茶褐色のスープ。
中央の九条ネギにはブラックペッパーがかけられ、チャーシューの上には味変用のトマトソースがあります。

スープは軽くとろみがあるものの、重すぎずわりとサラリ。
飲んでみると、一口目から猛烈に旨味が押し寄せます。

結構濃い色で最初は醤油が立っているのかと思いましたが、凝縮されたオマール海老の旨味。
豚骨とオマール海老なので複雑にはならず、それでいて「蔦」ならではの綿密な味のバランス。

オレガノがかかったトマトソースを加えると、より洋テイストになります。
丸刃中太麺との相性も抜群で、箸が止まらない旨さ。
食べやすく、それでいてかなり中毒性が高いと思います。

正直、これがレギュラーになれば間違いなく人気が出そうなインパクトある一杯。
しかし仕込みはかなり大変だそうで、二度とやらないそうです。

大西店主が自らを高めるための限定だったのかも知れませんが、クオリティはサスガ。
まだ食べていないレギュラーメニューもあるし、これからも楽しみにしてます。
僕が一番好きなラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
最近、地元のタウン誌「すがも」の協賛会員になり、5月号では6ページに渡って特集されてます。
(「蔦」にも置いてあります。)

不動の看板メニューは「醤油Soba」1000円。
今回は贅沢に「黒トリュフ(イタリア産)」1000円を追加しました。

すると完成した「醤油Soba」の上に、目の前でフレッシュトリュフをスライス。
キレイな黒トリュフが丼の上で輝いています。

スープを飲むと、贅沢なフレッシュトリュフの香りと味。
トリュフはサクサクで、スープに溶け出した香りと旨味がもの凄いです。

「蔦」の「醤油Soba」は元々トリュフオイルで有名ですが、フレッシュトリュフはまた違った味わい。
「キノコ」としてのトリュフを感じられます。

しかもトリュフは高級食材で、イタリアンでは決してこの価格で食べられません。
毎回ある訳では無い様ですが、あったら間違いなくオススメです。

なお、やはり「醤油Soba」が一番合うとのこと。
トリュフばかりが目立つのではなく、ベースのスープが旨いからこその最高な一杯です。

2人だったので「鮭節サーモン白湯Soba」1300円も注文。
こちらは「サーモン白湯Soba」のスピンオフ的な一杯です。

白湯はサラッとしてサーモンの旨味がギッシリ。
そこに鮭節と魚介が加わり、パンチある旨さです。

麺は味噌と同じ丸刃の中太麺で、濃厚なスープにバッチリ。
ケッパーが入ったモンペリエバターの味変も独特で、オンリーワンな一杯です。

なお、最近になって昆布も羅臼昆布に変わり、出汁の厚みもアップ。
丼も立体的に模様が入ったものに新調され、常に進み続ける「蔦」です。
世界に知られる名店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
17時からは整理券無しで入れるのですが、久々に整理券をゲットして昼に伺いました。

最近は立て続けに新作もリリースし、現在の麺メニューは以下のとおり。

「醤油Soba」1000円
「塩Soba」1000円
「味噌Soba」1200円(昼のみ)
「サーモン白湯Soba」1200円(夜のみ)
「醤油つけSoba」1200円
「塩つけSoba」1200円

また、塩、味噌、サーモン白湯に付随して

「南高梅とハーブの塩Soba」1100円
「麻辣味噌Soba」1200円
「鮭節サーモン白湯Soba」1300円

とかなり豊富です。

「麻辣味噌」もかなり気になりますが、今回は看板メニュー「醤油Soba」1000円。
キレイなスープに2種のチャーシュー、九条ネギ、トリュフバルサミコクリームと独特なルックスです。

スープは軽い口当たりでも旨味が詰まっており、そこに華やかなトリュフ。
地鶏、貝&昆布、本枯れ節のトリプルスープですが、トリュフも含め一体感が凄いです。

醤油ダレが変わったからか、以前よりちょっと太めの出汁感。
モチモチの麺も相性良く、自家製麺の説得力に溢れる美味しさです。

チャーシューはガリシア栗豚とイベリコベジョータのバラ。
特にイベリコベジョータのジューシーな脂が絶品で、小さくてもインパクトあります。

トリュフバルサミコクリームも爽やかな味変。
なお、メンマはガリシア栗豚で全部覆ってしまう面白い盛り付けです。

久々の「醤油Soba」でしたが、やはり極上の看板メニュー。
「蔦」は何を食べても外しませんが、「醤油Soba」は最高に旨いです。

世界初のミシュラン一つ星ラーメンということで、お客さんの多くは外国人。
それでも味の向上を怠っていないのが良く分かります。
ため息モノの一杯でした。
世界にその名を知られる名店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
17時からは整理券無しでも並べば入れます(火曜は昼営業のみ)。

現在は醤油、塩、味噌(昼のみ)、サーモン白湯(夜のみ)、つけSobaと非常に多彩。
今回の注文は「南高梅とハーブの塩Soba」1100円です。

これは今年2月からスタートした新作。
いつもある訳ではなく、大西店主が厨房に復活した4月1日から提供復活しました。

丼一面にドッサリと数種のフレッシュハーブ。
かなりインパクトあるルックスで、中央には南高梅、ドライトマトも潜んでます。

スープはハーブが溶け出してなんとも華やかな味わい。
フレッシュなので香りが凄く良いです。

そしてハーブの香りに負けない芳醇なお出汁。
「塩Soba」同様にサーモンの鮮魚スープメインですが、印象は結構違います。

ハーブはミント、バジル、イタリアンパセリまでは分かったのですが、オレガノやセロリも使用。
パクチーなど香草が苦手な人にはオススメできませんが、ハーブ好きなら興奮すると思います。

ドライトマトの甘さに肉厚な南高梅と言うのも新鮮。
少しピリッとするのは七味だそうで、ただ洋にシフトした味とは違い、いかにも「蔦」。

ハーブに隠れていますが、2種のチャーシューにメンマと具も食べ応え充分。
モチモチの自家製麺も相変わらず旨いです。

ホントに「蔦」は何を食べても旨い。
次回は久々に最強の看板メニュー「醤油Soba」行く予定です。
今年から夜営業が始まった「Japanese Soba Noodles 蔦」。
17時から20時までの営業で、夜は整理券が無いので20時までに並べば入れます。

注文は夜営業限定の「サーモン白湯Soba」1200円+味玉。
今年1月下旬に誕生したメニューで、昼は「味噌Soba」、夜は「サーモン白湯Soba」の提供となってます。
※「サーモン白湯Soba」はまれに昼にも提供。

ポタージュの様に美しいスープは、意外にも粘度がなくサラリ。
きめ細かい口当たりで重くなく、サーモンの旨味が詰まってます。

乳製品は一切使っていないのに、もの凄くクリーミー。
ドロリと濃厚な白湯とは違い、蔦ならではのエレガントな白湯です。

キリッと味が引き締まるモンペリエバターに、シャキシャキの九条ネギもナイスマッチ。
「サーモン白湯Soba」を食べるのは2度目ですが、蔦の新たな名物になりそうな貫禄です。

なお、この日は大西店主が海外出張で不在。
しかし、蔦スタッフによる調理や客さばきは見事で全く問題ありません。

特に「タミさん」こと伊丹店長は蔦がミシュラン一つ星となってから2年以上メインで蔦を回していた猛者。
大西店主が安心して海外出張出来るのも、タミさんのおかげと言って過言ではないと思います。
世界で最初のミシュラン一つ星ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
今度は「The Best Chef World Selection TOP100」に大西店主が選出されました。

世界中からセレクトされた400人以上のシェフから選出されたもので、もちろん唯一のラーメン店シェフ。
最近では「蔦」が「TIME」誌にも選出されていたし、世界で注目される店が巣鴨にあるのは凄いことです。

そんな大西店主の創造意欲は凄まじく、2019年に入ってから既に

「サーモン白湯Soba」
「背脂生姜醤油Soba」(終了)
「南高梅とハーブの塩Soba」

と3種の新作をリリース。

この日は「南高梅とハーブの塩Soba」と思っていましたが、更に新作がゲリラ限定で登場。
「チリトマト味噌Soba」1200円(+味玉)です。

スープにはチリパウダーが振りかけられ、中央にトマト餡、九条ネギ。
そして「味噌Soba」同様、最後にパルミジャーノが削りかけられます。

スープは一口目からピリッと刺激的。
大西店主特製のラー油にチリパウダーがスパイシーに効いてます。

「蔦」では以前「レッチリ」という辛いメニューがあり、それに近いとのこと。
激辛ではありませんが、ピリ辛よりは辛いと思います。

味噌にトマト、スパイスが一体となり、「味噌Soba」とはかなり違う味わい。
パルミジャーノとの相性は間違いなくこちらです。

「味噌Soba」用の丸刃自家製麺もモチモチでスープにマッチ。
このモチモチ麺がパスタを思わせますが、スープのリッチな味わいはパスタ以上です。

リニューアルした「味噌Soba」に「サーモン白湯Soba」も傑作ですが、「チリトマト味噌Soba」はより中毒性抜群。
ただ辛いだけで無く、スパイスの奥深さも味わえます。

今は外国人観光客が多いので、限定をやってもほとんど出ないそう。
なので食材を無駄にしないようレギュラーメニューを元に「B-SIDE」としてのメニューを考案。

それが「チリトマト味噌Soba」や「南高梅とハーブの塩Soba」とのこと。
なお、「チリトマト味噌Soba」は近日レギュラー化予定です。

また、大西店主は海外の仕事も入るため、少々現場から離れることも。
味の管理はもちろん大西店主ですが、久々に店長「タミさん」のラーメンも食べようと思います。
1月26日に7周年を迎えた「Japanese Soba Noodles 蔦」。
今年から夜限定を開始し、夜限定で新作「サーモン白湯Soba」をリリースしたばかりです。

大西店主の創作意欲は止まらず、今度は「背脂生姜醤油Soba」900円。
2種のチャーシューに高く盛られた九条ネギはいかにも「蔦」ですが、スープには斜め切りのネギと背脂が浮いてます。

スープはブラックペッパーも強く効き、蔦にしてはノスタルジーな味わい。
見た目も味も長野県のご当地ラーメン「王様中華そば」を連想します。

ベースのスープは「醤油Soba」と同じ地鶏、貝、魚介のトリプルスープ。
しかし、かなり印象が変わります。

麺はこのメニューのために作った平打ちの自家製ちぢれ麺。
「醤油Soba」の副産物的な一杯とのことですが、手が込んでます。

しかしこのメニュー、あまり出ないそうで残念ながらすぐに打ち切り。
幻のメニューになってしまいました。
もちろん美味しいのですが、世間が「蔦」に求める味とはちょっと違うかもしれません。

大西店主の創作意欲は止まらず、今度は塩のカップリングメニュー「南高梅とハーブの塩Soba」が2月5日よりリリース。
梅とトマトを使用したアニマルオフとのことで、かなり楽しみです。
今年から夜営業が始まったJapanese Soba Noodles 蔦。
17:00から20:00の営業で、夜営業は整理券が無く並べば入れます。

そんな蔦は1月24日(木)の夜営業でゲリラ限定を実施。
「サーモン白湯Soba(「鮭白湯Soba」から改名)」1200円で、20数食とのことです。

丼には麺が見えないほど白濁とし、オレンジがかったスープ。
提供と同時にサーモンの香りがブワッと漂います。

スープを飲むと、押し寄せる濃厚なサーモンの旨味。
一口目からズドンとくるサーモンに思わずニヤケるほど。

白湯といっても粘度はなくサラッとしてクリーミー。
乳製品は一切使わず、サーモンの頭と骨メインにわずかに鶏とのこと。

「塩Soba」のサーモンスープと食材は同じだそうですが、随分印象が変わります。
こちらの方がよりサカナを感じ、白トリュフオイルもバッチリ合って贅沢極まりない味わい。

麺は「味噌Soba」用の丸刃中太麺。
モチモチで存在感があり、パワフルなスープに合ってます。

味半ソースはモンペリエバターで、ラーメンにはおよそ使わないようなもの。
蔦の中でも「洋」に振り切れてます。

このスープは大西店主が自ら採っているそう。
今までも限定や新メニューで驚かされましたが、今回は衝撃的。

「無化調はアッサリ優しい味」という概念は吹っ飛びます。
ここまでサーモンを感じるスープが1200円というのは恐ろしいことです。

なお、この「鮭白湯Soba」は夜の部限定である時限定でレギュラー化。
今までの蔦で一番ハッキリした味なので、ファンも確実に増えそう。
新しい味を産み出しても素晴らしく、やはり「蔦」は凄いです。
僕のNo.1ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
2019年は1月5日から営業開始で、久々に夜営業が復活しました。

11時から15時までの昼営業は変わらず整理券方式。
しかし17時から20時(材料切れ終了)は整理券が無く、並べば入れます。

早速初日に伺うと、僕が店内に入った時は恐らくほぼ日本のお客さん。
昼は外国人の方が多いので、雰囲気が違います。

厨房には昼と変わらず大西店主、伊丹店長に一八さんの3名。
夜営業、日本人メインのお客さんに大西店主の調理は新鮮であり、懐かしさもあり。

新年一発目の注文は「味噌Soba」1200円。
昨年8月に登場して以来2度目です。

メニューに加わって半年弱ですが、見た目は結構変化。
生姜風味の炒め挽肉&タマネギは生姜ペーストになり、九条ネギの上にはなんと提供直線にパルミジャーノを擦りおろしてます。

スープはサラッとした鶏メイン、そこにオリジナルブレンドの味噌。
濃厚すぎず華麗な味わいで、それでいてしっかりとコク。

また、味噌のみ丸刃の中太麺で、蔦の汁そばでは一番存在感を主張する麺。
醤油や塩より長めに茹でられた中太麺はモチモチで、食べ応えがあります。
つけSobaもそうですが、2018年の「蔦」は麺が格段にUP。

オリーブオイルやニンニクを使用した生姜ペーストは以前よりも「蔦」らしいアクセント。
パンプキンシードオイルやパルミジャーノも「蔦の味噌Soba」に凄く良く合ってます。

昨年8月に発表した当初の「味噌Soba」も美味しかったですが、王道の札幌味噌が見え隠れ。
今の「味噌Soba」の方が、より「らしい」です。

今は「味噌Soba」もたっぷり用意しているとのこと。
醤油も塩も恐ろしく旨いですが、「味噌Soba」も超オススメです。

また、蔦のファンは多いと思うので、夜営業開始に喜んでいる方も多いはず。
昨年5月末から大西店主が厨房に立つようになり、どのメニューも恐ろしくブラッシュアップ。
久々に訪れる方は驚くレベルだと思います。
日本が誇るラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
TRYは辞退していますが、ミシュランガイド東京ではラーメン店にして4年連続一つ星を獲得してます。

この日の注文は看板メニュー「醤油Soba」1000円。
2種のチャーシューに細メンマ、九条ネギが盛られ、美しいです。

スープはアッサリ無化調なのに一口目からハッキリ旨い。
鶏を中心に貝などの旨味がクッキリで、かなり攻めてきます。

トリュフも香りますが、ベースのスープそのものが華やか。
無化調なので食後に味の濃さが残ることは無く、凄いバランスです。

また、先日から自家製麺が変わり、自家製粉を増やして一日寝かせたとのこと。
小麦がよりギュッと詰まっている感があり、麺としてしっかりな存在感。
後半になるとモチモチ感が増し、スープとの馴染みもより良くなっていきます。

ジューシーなイベリコベジョータに細メンマも美味しいですが、九条ネギがまた絶品。
細く刻まれてシャキシャキの食感も良く、フレッシュな味は薬味では無く具として機能するほど。

「醤油Soba」を食べるのは一ヶ月ぶりですが、間違いなく旨くなってます。
スープの精度とパンチは明らかにアップ。
相変わらず外国人のお客さんが多いですが、この一杯を日本代表として食べてもらえるのは嬉しいくらい。

大西店主が毎日厨房で調理し、手を加えている過去最高の「醤油Soba」。
結構ガラっと変わっていますので、しばらく「蔦」を食べていない方にも食べてもらいたいです。
2015年に世界初のミシュラン一つ星ラーメン店に輝き、衝撃を与えた「Japanese Soba Noodles 蔦」。
先日発表された「ミシュランガイド東京2015」でも星を守り、4年連続の一つ星となりました。

なお、今年は「SOBA HOUSE 金色不如帰」も一つ星を獲得。
「創作麺工房 鳴龍」も3年連続の一つ星となり、一つ星ラーメン店は世界で3店になってます。

今回の注文は「塩Soba」1000円+味玉。
厨房ではオーナーシェフの大西店主がメインで調理しています。

塩と言ってもスープは透明度の低い茶褐色。
中央に細長くカットされた九条ネギ、ドライトマトが載り、看板メニュー「醤油Soba」とは全く違う見た目。

スープは色濃くもアッサリで優しく丸い味。
贅沢な出汁の旨味を存分に味わうことが出来ます。

「醤油Soba」は地鶏×貝×魚介のトリプルスープですが、「塩Soba」はサーモン×貝×魚介。
サーモンはフレンチのフュメ・ド・ポワソンなので、雑味無くエレガント。

太いのに軽さがあり、塩ダレのミネラル感も絶妙。
見た目だけで無く味も「醤油Soba」と全く別モノで、出汁の深みは塩の方があると思います。

また、新たにチャーシューの上にはボッタルガ(からすみ)ソース。
粉末よりもソースの方がダイレクトにボッタルガを感じられます。

2種のチャーシュー、メンマも美味しくなり、サーモンボウルも以前よりふんわり。
ドライトマトの甘さも塩と相性抜群です。

今年8月にサーモンスープになった「塩Soba」をいただくのは今回で三度目。
ますます美味しくなっていて、「醤油Soba」に全く負けてないです。
オススメを聞かれると正直迷うレベル。

これだから「蔦」に通うのを止められません。
「一つ星」以降、何度も味は変わっていますが、大西店主が厨房に立つ今は最高です。

外国のお客さんが多いものの、味を追求する姿勢は変わりません。
食べれば必ず「一つ星」に納得すると思います。
日本が世界に誇る一つ星ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
カウンター9席の小さいお店ですが、

醤油Soba
塩Soba
味噌Soba
醤油つけSoba
塩つけSoba
醤油ざるSoba
塩ざるSoba

と怒濤のラインナップ。

汁そばを頼むことが多いですが、今回は久々に「醤油つけSoba」1200円。
「ざるSoba」を除けば、「つけSoba」は2017年2月の「味噌つけSoba」以来です。

貝出汁に浸かった麺、つけ汁、具材に塩と3つの食器で登場。
食器は全て有田焼です。

麺線を整えすぎずザックリ盛られた麺は、以前とは見た目も色も別モノ。
全粒粉入りの平打ち太麺で、茶褐色です。

麺だけを食べてみると、まずフレッシュな小麦の香りが炸裂。
モッチリとしてコシもあり、貝出汁が出しゃばりすぎず麺の旨味を引き上げています。

つけ汁は一見濃厚そうに見えますが、ベースは醤油清湯で浮いているのはナッツペースト。
ここに麺を浸けてていただくと、ビシッとポルチーニの旨味。

自家製のトマトソースも使っているそうで、厚みと旨さがクッキリしてます。
また、ナッツペーストが麺に絡み香ばしさもプラス。

「醤油Soba」や「塩Soba」は染み渡る旨さですが、「醤油つけSoba」は無化調でもなかなかのパンチ。
バランスが「蔦」ならではのオンリーワンな味わいです。

具はイベリコベジョータの焼豚にしっとりガリシア栗豚。
細メンマに九条ネギと、どれも手抜き無く美味しいです。

最後は鶏スープでスープ割り。
そこに麺皿の貝出汁を加えれば旨味の相乗効果です。

「蔦」はスープが凄いので汁そばメインになっていましたが、久々の「醤油つけSoba」は最高。
今の麺は相当美味しいので、満足度が以前と比べものになりません。

スタッフの人気No.1というのも納得です。
近いうちに「塩つけSoba」も行きたいと思います。

また、店内では「お土産醤油Soba(3食入り)」1200円も販売。
常温で保存でき、しかも化学調味料不使用。

スープをお湯で溶かして麺を茹でるだけです。
スープはアッサリとした口当たりに貝の旨味。

麺はモチモチの細麺で小麦の旨味を感じられます。
常温保存できるので、外国人のお客さんが結構買っていました。
僕の一番好きなラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
大西店主が厨房に完全復帰して数ヶ月、またグングン美味しくなってます。

今回の注文は看板メニュー「醤油Soba」1000円。
ここしばらくは精力的に生み出される新作や限定を食べていたので、今年の7月以来となります。

まず見た目が結構変わっていて、具は丼の奥に配置され手前は美しいスープと麺のみ。
九条ネギが増量され彩りが良く、トリュフパウダーはクリームに変わってます。

スープを飲むと、口当たりは変わらず上品で軽め。
しかし出汁の旨味に奥行きがあり、かつフワッと広がる華やかさ。

鶏、アサリ、魚介のトリプルに変わりはありませんが、鶏出汁などちょっと変えたそう。
モチモチでフレッシュな自家製麺との相性も最高です。

そしてチャーシューの上に載るのは、新作のバルサミコトリュフクリーム。
こちらはクッキリとイタリアンなアクセントになり、以前のパウダーよりリッチです。

また、以前のイベリコ豚チャーシューはベジョータにランクアップし、煮豚から焼豚へ。
ドングリで育つ最高級のイベリコで、脂の甘さとジューシーさが前と比較になりません。

更に、メンマは穂先メンマから細メンマへ変更。
クニクニとした弾力が心地よく、全くクセが無く超好み。

全体的に見直された一杯で、例えるなら精密機械をオーバーホール、古い音源をリマスターしたのに近いでしょうか。
構成は同じでも細部に細かい修正を加え、より無駄が無くオンリーワンな一杯に高められています。

以前よりシンプルになり、だからこそ感じる最高の技術とバランス感覚。
ミシュラン一つ星獲得以降、今回が一番の「醤油Soba」に思えます。
米TIME誌の「The WORLD'S GREATEST PLACES」にも選出された「Japanese Soba Noodles 蔦」。
日本人シェフ31人を撮影した洋書「TOKYO new wave」では唯一のラーメン店主として掲載されてます。

そんな蔦は10月24日(水)は定休日を利用して久々の限定を提供。
「A5黒毛和牛と松茸の醤油Soba 松茸ご飯添え」2800円です。

ワンメニューなので提供が早く、席に案内されるとすぐ提供。
和牛ローストビーフにウニ、キャビアが載ったラーメンと松茸ご飯のセットです。

スープを飲んでみると、上品な牛の旨味にガツンと松茸の香りと旨味。
「蔦」と言えばトリュフが有名ですが、そのトリュフを連想させるほど松茸が凄いです。

思わずキノコは松茸だけなのか聞いてみましたが、松茸オンリー。
聞くと100人分に松茸を10キロ使用し、松茸だけで1人単価600円かかっているとのこと。
それも納得の超贅沢な旨さのスープです。

スープはトリプルで、

・ローストした和牛ゲンコツと香味野菜の和牛スープ
・松茸の旨味を最大限に引き出す温度で抽出した松茸スープ。
・削り立ての魚介スープ

の3種。

フォンドヴォー的な牛に濃密な松茸を魚介がまとめ上げている感じでしょうか。
大西店主は素材の旨味を引き出す天才ですが、それを重ねて一体化させるセンスも抜群

「蔦」の限定は何度も食べてますが、今回のスープは極上です。
勧められたとおりスープにスダチを搾ると、更に松茸が輪郭を増し、土瓶蒸しの数倍濃い松茸。

麺も自家製粉を使用して大西店主が朝製麺したもの。
モチモチでフレッシュ感があり、濃密なスープに入っても存在感を放ってます。

具材は贅沢にA5黒毛和牛のローストビーフにウニ、キャビア。
和牛とウニは色々な店で組み合わせていますが、キャビアも加わりより贅沢。

そして松茸ご飯にも松茸がどっさり入り、スープをかけてスダチを搾り、松茸茶漬けに。
最後まで松茸を堪能出来ます。

麺も豪華な具も、松茸ご飯も美味しいけど、やはりスープが格別。
風味付けに松茸を使うのでは無く、大量に使用して出汁を採るなんて思いついても普通やりません。

松茸の旨味を引き出す自信があるからこその一杯で、松茸を食べるより松茸を堪能出来ます。
いたずらに高級食材を使うのでは無く、全く新しい一杯。
3000円弱という思い切った価格でも全く高さを感じない、むしろ食べられて良かった唯一無二の傑作だと思います。
ここ数年、僕の中で不動のNo.1ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
世界初のミシュラン一つ星ラーメン店になる前からのお気に入りです。

大西店主が現場復帰してからは怒涛の勢いで発表される新メニューと既存メニューのブラッシュアップ。
現在のメニューは

「醤油Soba」1000円
「塩Soba」1000円
「味噌Soba」1200円
「醤油つけSoba」1200円
「塩つけSoba」1200円
「醤油ざるSoba」800円
「塩ざるSoba」800円

それに青森シャモロックの味玉やワンタンなどのトッピング。
各種ご飯ものとなってます。

なお、日によって違うと思いますが、この日は土曜9:30頃で13時の整理券。
整理券は10:40頃に終了しましたが、現在は15時から整理券無しで並べば入れます(営業は18時まで)。

この日の注文は「塩Soba」1000円。
最近食べた新作「味噌Soba」「醤油ざるSoba」も素晴らしくて迷うのですが、一番食べたいのはこれでした。

ちなみに「塩Soba」は以前からある定番メニュー。
しかし一か月ほど前にスープ素材、具材がガラッとリニューアルしました。

塩でも濃い色のスープにガリシア栗豚のチャーシュー、九条ネギ、ボッタルガ、サーモンボウル。
九条ネギの盛り方が以前より整っていて、最高に美しい一杯です。

スープを飲んでみると、贅沢で厚みある出汁の旨味。
ただ出汁が太いのではなく、塩ダレやオイルで華やかに広がる旨味がまさに「蔦」。

しかも上品なのに軽くなりすぎず、グイグイ来る旨さは誰もが美味しいと思えるはずです。
それでも無化調なので、もちろん食後に嫌な味は残りません。

リニューアル前は「地鶏×貝×本枯れ節」でしたが、この地鶏が「サーモンの頭&中骨」に変わりました。
これは「塩Soba」だけに使用されており、「塩つけSoba」「塩ざるSoba」には使われてないそうです。

フュメ・ド・ポワゾンの技術で取られたサーモンスープは素晴らしいの一言。
大西店主は様々な面でセンスと技術がハンパ無いですが、特に素材から旨味を最大限に引き出すところが凄いです。

また、蔦は全てのメニューに置いて自家製麺の切り刃が違っており、「塩Soba」は極細の26番。
この香り高い麺も極上です。

ハーブ香るサーモンボウルに、細長く切られて甘みを増した九条ネギも最高。
この「塩Soba」はホントに傑作だと思います。

息子は「醤油Soba」。
最近は「お子様醤油Soba」600円だったのですが、本人が普通の量を食べたいとのこと。

元々「蔦」が大好きですが、この日は麺を一人で全て食べきりました。
ラーメン店で1人前の麺を息子一人で食べきるのは初めてで、それが「蔦」だったのは嬉しいです。

残った醤油スープをいただきましたが、以前よりかなり深みを増した印象。
これは鰹と鯖の本枯れ節を自分で削るようになったのが大きいと思います。

その機械にはウン十万かかったそうですが、間違いなく成果が出ていると思える味。
なお、食材へのこだわりと食材価格高騰により各メニュー100円ほど値上がりしましたが、これでも安いと思える満足度です。

(ラーメン店は原価率3割が基本ですが、5割行ってしまったとか。
 ちなみに「蔦」は普段でも原価率4割ほどです。)

次は麺を楽しむ「ざるSoba」か、濃厚な味噌を味わう「味噌Soba」か。
レギュラーメニューでもそれぞれが全く違う味わいなので、楽しみになります。
世界初のミシュラン一つ星など数々の栄冠に輝く「Japanese Soba Noodles 蔦」。
今度は米「TIME」誌の「The WORLD'S GREATEST PLACES 2018 100」に選出されました。

これはグルメに限ったセレクトでは無く、全世界から「最高の場所」として選ばれたもの。
日本からは「蔦」と外苑前の料理店「傳(でん)」のみが選出されてます。

そんな「蔦」は先日から大西店主が現場復帰し、新作をリリースしたり塩Sobaのレシピを大幅変更したり。
8月28日からは「味噌Soba」1050円が数量限定で新たに登場しました。

丼に濃厚な味噌スープ、チャーシュー、細メンマ。
中央にはタマネギと挽肉を炒めた餡が乗り、その奥にはパンプキンシードオイルがかけられています。
なお、丼は「塩Soba」専用丼に似てますが、「味噌Soba」専用丼とのこと。

スープを飲んでみると、圧倒的に濃厚な味噌の味わい。
4種の味噌をブレンドしているそうで、クリーミーな中にまろやかな甘さもあり旨味がガツン。

「蔦」=「アッサリ」と思ってると大間違いな濃厚さです。
それでいてベースは鶏などのトリプルスープなので、後味はしつこくありません。
自家製ラードを使用し、コクはあるものの重さは無し。

中央に乗った炒め挽き肉&タマネギは生姜風味で、これを崩すと更に味が変化。
パンプキンシードオイルが溶けていくと華やかさもあり、やはり「蔦」のスープと思えます。

また、麺は丸刃でカットされた中太麺。
味噌のためにわざわざ切り刃を購入したそうですが、この麺がまた味噌とベストマッチ。
醤油Sobaや塩Sobaとは全く違う麺で、凄い説得力です。

「蔦」は過去に「味噌の陣」、味噌つけSobaなど味噌を扱っていますが、それらと全く違う味わい。
過去の味噌もオンリーワンでエレガントな旨さでしたが、今回はより王道の札幌味噌に近く、贅沢にガツンとくる味わいです。

正直、味噌ラーメン専門店でもかなわないと思える大傑作。
蔦の個性もしっかりあり、ハンパなく旨いです。

大西店主はここ一ヶ月ほどで「ざるSoba」「A5黒毛和牛ざるSoba」、サーモンスープになった「塩Soba」とリリースラッシュ。
それでいて全く毛色の違う「味噌Soba」まで作ってしまい、ホントに凄いとしか言いようがありません。

今の「蔦」は醤油、塩、味噌のどれもが全く違う味わいです。
「味噌Soba」は数量限定ですが、本気でもう一度食べたいです。
巣鴨の一つ星「Japanese Soba Noodles 蔦」。
現在は11時から18時の通し営業で、整理券制なのは15時まで。

15時以降は整理券が無くても並べば入れます。
最近は取材を断っているそうですが、お盆明けの土曜でも15時で15人ほど並んでいました。

この日の注文は「塩Soba」900円。
「塩Soba」のみ、この日から地鶏スープがサーモンスープになるそうです。

提供された「塩Soba」は「塩」とは思えないブラウンな色合いのスープ。
中央に盛られた九条ネギ細切りの彩りも際立ってます。

スープは軽くサカナの良い香りで、飲んでみると分厚い出汁の旨味。
サーモンの頭と骨を10人前に1キロ使用した贅沢なスープで、それでも鮮魚のクセは全くありません。

雑味なく上品、かつ押し寄せてくる旨味の厚さは地鶏スープの「醤油Soba」より明らかに濃密。
「塩Soba」は今まで何度もブラッシュアップしていますが、ベースの出汁そのものが変わったのは初めてです。

ほとんどの店が醤油、塩を同じスープで作るのに、塩だけのために別スープを採る凝りよう。
丼の縁にはボッタルガ(カラスミ)が塗られ、そこからスープを飲むのとより風味がアップします。

今までの「塩Soba」とは別物で、これで価格変わらず良いのかと思えるほどの旨さ。
他店なら限定で出すような一杯が、「蔦」ならいつでも食べられます。

極細ストレートの自家製麺はプリプリで、極細でも厚いスープに負けない存在感。
イベリコチャーシューの代わりに入ったサーモンボールもフワッと美味しいです。

「蔦」はいつも何を食べても美味しいのですが、今回の「塩Soba」は正直驚き。
以前の限定「時不知(ときしらず)の塩Soba」で「鮭と水」スープをやっているので、大西店主は鮮魚を扱っても抜群。
しかも今回はトリプルスープなので、より重厚です。

先月下旬に登場した素晴らしい自家製麺の「ざるSoba」。
続いてリリースされた「A5黒毛和牛つけSoba」も最高でした。

この日は食べませんでしたが、「黒毛和牛脂ガーリックロース飯」なんて明らかに旨そうな新作ご飯も出ています。
インパクトある新メニューを考案しても、大西店主は次から次へとアイデアが出てきている様子。

この後は、過去に発表したものと全く違う「味噌Soba」も予定しているそうです。
大西店主が現場に戻って以来、「蔦」は今まで以上に「次へ、次へ」と止まらない気がします。
僕の一番好きなラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
整理券制ですが、15時からは整理券無しで並べば入れます。

営業時間は11時から18時までの通し営業。
平日16時過ぎに伺うと、10人ほどの並びでした。

この日の注文は「A5黒毛和牛醤油ざるSoba」1600円。
先日興奮した「醤油ざるSoba」の新作が早くもリリースです。

あえてラフに盛られた麺は「はるゆたか」と「春よ恋」自家製低温粉の中細麺。
相変わらず芳醇な香りと甘みがあり、モチモチで素晴らしい。

ポルチーニ水がかけられてツヤツヤで、ラーメンに留まらず麺類として凄いです。
自家製麺の天才「飯田商店」店主が今の「つけSoba」を食べて感嘆したほど、今の「蔦」の麺は旨いです。

「ざるSoba」のつけ汁は冷製でしたが、「A5黒毛和牛つけSoba」のつけ汁は温製。
つけ汁の中にはA5黒毛和牛が2枚入ってます。

つけ汁に麺を浸けて食べてみると、それだけで牛の旨味が炸裂。
牛脂が入ったつけ汁は、ベタベタ感など皆無で牛がガツンと来ます。
醤油に牛で「すき焼き」の様な旨さで、七味がまた抜群のアクセント。

A5黒毛和牛はさっと火が通され、柔らかくてムチムチ。
間違いなく良い肉で肉そのものの旨味が強く、贅沢です。

そしてスープ割は4種地鶏のスープ。
単体で飲んでも美味しく、これだけでラーメンになるレベルです。

牛つけ汁を鶏スープで割ると、旨味が×5くらいアップ。
アッサリでは無く、濃厚に出汁が迫ってきます。

極上麺に牛のパンチつけ汁、A5黒毛和牛は最高としか言えません。
牛を使っても「蔦」はひと味ふた味違います。

シンプルながらさすがの構成で、もう一度食べたいと思える麺でした。
夏バテを吹き飛ばす旨い麺です。
世界初のミシュラン一つ星ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
現在は11時から18時の通し営業で、15時からは整理券無しで入れます。

日曜に息子と伺い、14時の整理券をゲット。
最近は取材を断っているようですが、15時からの入店を待つお客さんは14時過ぎから行列です。

この日のお目当ては新作の「ざるSoba」800円
醤油と塩があり、「醤油ざるSoba」にしました。

蔦は元々「つけSoba」があるのですが、「ざるSoba」はより麺に特化したもの。
具は無く麺、つけ汁、塩、西洋わさびといったシンプルなものです。

ザクッと盛られた麺は「はるゆたか」と「春よ恋」自家製低温粉の中細麺。
ツヤツヤで瑞々しい麺はみるからに艶めかしく、そそります。

まず麺だけを食べてみると、豊潤で贅沢な小麦の香りに小麦の甘み。
細麺でもハリでは無くモチモチで、ダイレクトに小麦を味わえちょっと興奮してしまう旨さ。

ポルチーニ茸の出汁で和えてあるらしく、麺は固まらずほぐれます。
「支那そばや」の佐野さんも使っていた佐賀県加唐島の塩は少量でも旨味が強く、麺との相性グッド。

貝、魚貝出汁のつけ汁に浸せば、まさに極上小麦の「ざるそば」。
4種の地鶏スープ割りもあり、これだけでも感動できるレベル。

先日「冷製小麦もりSoba」という限定もありましたが、麺は更に旨くなってます。
今までの「蔦」の自家製麺も美味しかったですが、神がかっていたのはどちらかと言えばスープ。

しかし、今回の麺は今までと数ランク違う出来栄え。
今の「つけSoba」の麺も平打ちで美味しそうですが、この「ざるSoba」麺はずば抜けてます。

息子は「お子様醤油Soba」600円。
子供用に作った有田焼の丼で野菜ジュースも付き、自らも小さいお子さんが居る大西店主ならではの気配り。

チャーシュー2種にシャモロック味玉半分に高級海苔と間違いなくサービスメニュー。
タレの出汁を濃くしたらしく、味見したスープは旨味のキレが増して最高でした。

なお、「蔦」は一つ星により外国人のお客さんがほとんど。
なので、限定をやってもあまり出ないそうです。

この「ざるSoba」も1日10食ほどの提供。
それでもこんな極上の麺を作ってしまうところに大西店主のラーメン愛を感じます。

正直、何もせずともお客さんが来るわけですから、集客のための「限定」では無く、自らの高みを目指すための「限定」。
このスタイルが大西店主が厨房に立つ「蔦」ならでは。

ミシュラン一つ星に甘んじることなく、「らぁ麺屋 飯田商店」「中華蕎麦 とみ田」との交流も相当な刺激になってる様です。
「ざるSoba」は更なる進化版も考えているそうで、今後も楽しみです。
大西店主が毎日厨房に立つ「Japanese Soba Noodles 蔦」。
現在は11時から18時までの通し営業となってます。

整理券制は続いていますが、15時からは整理券不要。
この日は16時30頃で7人待ちでした。

注文は久々に看板メニュー「醤油Soba」900円。
チャーシューの上にトリュフパウダー、九条ネギ、海苔がキレイに盛り付けられます。

スープを飲んでみると、アッサリな中にジュワッと出汁感。
大西店主が完全復帰してから、醤油ダレを変えたそうです。

しっかり出汁の旨味があるのに、「蔦」らしく華やかさもある味。
それでいて口当たりが軽く、凄いバランスです。

トリプルスープでも重厚的になりすぎず、それでいてリッチ。
この唯一無二のアッサリ華やかさが「蔦」です。

ニュルッとした自家製ストレート麺は、香りが良く美味。
ガリシア栗豚チャーシューの下に、キレイにイベリコ豚バラが隠れているのも粋です。

「つけSoba」も結構改良され、現在は自家製粉した「春よ恋」も配合。
次回はそちらを行ってみたいと思います。
巣鴨の一つ星「Japanese Soba Noodles 蔦」。
現在は11時から17時の通し営業となっており、16時からは整理券無しで並べば入れます(17時ラストオーダー)。

注文は6月14日から始まった限定「冷製小麦もりSoba」900円。
大西店主は先月末から完全に現場復帰となり、毎日メインで調理を行ってます。

新たな有田焼のお皿に細麺がキレイに盛られ、トップには美しくカットされた九条ネギ。
ガリシア栗豚のロースに穂先メンマも乗り、つけ汁は冷製。

まず麺をそのまま食べてみると、プリプリとした食感に小麦の甘さ。
香りも良くフレッシュで、まるで小麦のお刺身を食べているかのような贅沢感。

「はるゆたか」メインの自家製粉配合麺らしく、ハリがあって麺同士がくっつきません。
別皿の福岡県糸島市「またいちの極上焼塩」だけで永遠に食べられるレベルです。

最近は昆布水つけ麺も増え、昆布水だけで麺を旨く食べられるつけ麺もありますが、「蔦」は麺だけでOK。
極細に近い麺でも弾ける旨さです。

つけ汁はピリ辛の冷製。
蕎麦風になるのかと思いきや、ブラックペッパーや軽くハーブの風味もありサスガの個性。
主役の麺を邪魔することなく旨いです。

スープ割は別容器で煮干出汁。
たっぷりなので極上の煮干スープに変化し、「蒸し生姜粉末」を入れると少量でもビシッと生姜がキマリます。

今回は「蔦」にしてはシンプルな構成ですが、それ故に際立つ素材の贅沢な旨味。
「蔦」は昔から大好きですが、「中華蕎麦 とみ田」「らぁ麺屋 飯田商店」の交流を経てなお進歩してます。

そして息子は先日から始まった「お子様醤油Soba」600円(小学生以下対象)。
このためにわざわざ有田焼の丼を特注し、レンゲも小さい子供用です。

チャーシュー2種に照り焼きチキン、高級海苔。
照り焼きチキンが乗るのは子供ラーメンだけで、明らかにサービス価格。

店主の子供に対する優しさを感じます。
息子も取り分けでは無い一杯に喜び、スープも完飲してました。

色々変わる「蔦」は「お持ち帰り切り落としチャーシュー」も販売開始。
数量限定で200グラム400円です。

ガリシア栗豚のロースとイベリコ豚バラの煮豚2種の切り落とし。
ロースもサッパリ良いですが、醤油が染みたジューシーなイベリコが絶品。
オススメです。
巣鴨の一つ星「Japanese Soba Noodles 蔦」。
5月31日から営業時間が変わり、11時から19時の通し営業となりました。

整理券は16時まで受け付け、その後は整理券無しでOKです。
※スタッフ不足により6月7日(木)より11:00~17:00になりました。

最近は大西店主が厨房に立つことも多く、この日もメインで調理。
5月31日からは新メニュー「香辛Soba」も加わりました。

新メニューも気になりますが、注文は「塩Soba」900円。
前回の「醤油Soba」が絶品だったので、塩も改めて。

盛り付けも若干変わり、美しい見栄え。
スープは地鶏、アサリ、乾物のトリプルスープですが、複雑にならずまとまってます。

それでいて軽やかで華やかに広がる旨さ。
塩ダレはキレキレではなく穏やかで、それでも物足りなさ皆無です。
極細の自家製麺もベストマッチ。

チャーシューは薄切り低温調理と煮豚の2種。
低温調理は若干変わり、穂先メンマのクニュッとした食感も凄く好みです。

また、サービスで入れていただいたテリヤキチキン。
新メニュー「温玉テリヤキチキンご飯」用に作られたものですが、これが良く出来てます。
厳選九条ネギを使用した「ネギ塩ロース飯」など、いまやご飯ものは9種類にも増えました。

今後は「お子様Soba」も始まる予定で、つけそばもマイナーチェンジしているとのこと。
「蔦」はもれなく旨いので、煮干しベースの新メニュー「香辛Soba」も含め、色々食べたいです。
僕が一番好きなラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
最近は息子も一番のお気に入りです。

大西店主は変わらず大忙しで、海外店限定メニューやお母さんの新店メニューを作ったり。
しかしある程度は落ち着いたようで、4月27日からは現場復帰を宣言。

毎日毎時間という訳では無いようですが、やはり厨房に大西店主が居ると「蔦」が締まります。
監修する立場では無く、もちろんメインで調理。

注文は看板メニュー「醤油Soba」900円。

「魚介も麺も変わってます」

とのこと。

二種のチャーシューに穂先メンマ、九条ネギ、高級海苔。
盛り付けは基本同じでも、店主が作ると見た目に貫録があります。

スープを飲んでみると、口の中で無限広がる華やかな旨味。
口当りがアッサリ軽いのに、旨味とコクが凄いです。

今までよりエレガントさが増し、昨年6月に今の「新味」になってから間違いなく一番の旨さ。
大きな要因は本枯れ節等を自分で削るようにしたからだそう。

しかし、モロに魚介を感じるような味わいではありません。
全ての素材がまとまり、蔦でしか味わえない極上スープです。

麺は以前よりプリプリと弾ける食感になりました。
「はるゆたか」メインに変更したそうで、小麦の味と香りもフレッシュさが格段に増してます。

考案中の新作も楽しみですが、看板メニューがまだ旨くなり続けることに驚き。
つけSobaの麺は春よ恋ふすま入りになったらしいので、そちらもかなり良さそうです。
世界からお客さんが訪れる一つ星店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
ラーメンは醤油Soba、塩Soba、煮干Sobaと3種あり、この日は「煮干Soba」800円を注文です。

丼中央にはウルメイワシ薄削りと柚子。
ウルメイワシは店内で削られるようになり、香りがとても良いです。

タレに淡口醤油を使用し、スープは深く濁りある色合い。
一口目から猛烈にサカナの旨味がブワッと広がります。

素材は片口イワシ、サバ煮干、ヒラコ煮干、かえり煮干、真昆布のみ。
動物系不使用のアニマルオフで無化調ですが、とても華やかでカラフルな旨さ。

ウルメイワシは焙煎しているそうで、香ばしさもあります。
煮干ラーメンにありがちな、食後に煮干があと引く感じはなくスッキリ。

大西店主の素材の旨味をじっくり引き出す技術は、正直ズバ抜けてます。
過去の限定でもそうですが、少ない素材で作ったラーメンほどその凄さが浮き彫りになり、煮干Sobaもそのひとつ。

麺は玉子不使用のモチモチ平打ち自家製麺。
ガリシア栗豚やイベリコ豚チャーシュー、ロメインレタスのお浸しも美味しいです。

今回は初めて息子の要望で蔦に伺ったのですが、息子は「味玉醤油Soba」1100円。
トリュフが香り、アッサリでもクッキリ旨いスープは変わらず最高です。

醤油Sobaの素材が一丸となったスープ。
煮干Sobaのサカナの旨味が凝縮されたスープ。

どちらもここにしかない一杯です。
久々に「味噌つけSoba」も食べたくなりました。
※煮干Sobaは近々終了予定だそうです。
世界初の一つ星ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
昼営業は整理券、夜営業はそのまま並んで食べられますが、まれに昼に整理券不要の時も。
その際はtwitter「JSN蔦公式整理券情報」にてお知らせされます。

この日の注文は「ワンタン醤油Soba」1200円。
事前に食券を買って渡すので、席に着くと1,2分で提供。

丁寧に盛り付けられたチャーシューの上にはトリュフパウダー。
ワンタンは2ケで、白と緑の2色です。

スープは地鶏4種の丸鶏、アサリ、魚介と別々に炊かれた3種をブレンドしたトリプルスープ。
醤油ダレや出汁の旨味が一丸となり、トリュフの旨味も絶妙に溶け込んでます。

今の「新味」になって分かりやすい味になりましたが、パンチより深みが増した印象。
無化調で舌が疲れないアッサリスープなのに、旨味が詰まってます。

そして最近一番変わったのが自家製麺。
はるゆたか等国産小麦をブレンドしたストレート細麺ですが、前よりモチッとした食感。
小麦の甘さを感じられ、長いのでスープも良く持ち上げます。

ワンタンは緑色が今帰仁アグー、白が青森シャモロック。
サッパリとした青森シャモロック、肉そのものの旨味が濃い今帰仁アグー、どちらも旨いです。
春よ恋を使用した大判の皮もツルリと美味。

何度食べてもスープ、麺、具の全てにオンリーワンの贅沢感。
「蔦」はやはり最高です。
1月26日に6周年を迎えた「Japanese Soba Noodles 蔦」。
店等には「中華蕎麦 とみ田」「らぁ麺屋 飯田商店」連名、弟子の「寛~くつろぎ~」からの花が飾ってあります。

6周年記念として1月31日は限定Soba Noodlesの営業。
「7年目の架けSoba~6年目の節目~ 削りおかかご飯添え」1000円で100食限定です。

普段は定休日の水曜営業で、調理は大西店主メイン。
おかかご飯以外はほぼ一人でやってます。

架けSobaはキレイに麺線が整えられ、具は薬味のみ。
それに削りたておかかご飯が付きます。

スープはゲンコツで取った豚骨清湯を急冷し、サバ煮干しと真昆布を水だし。
翌日鰹とサバの本枯れ節を入れて低温で抽出したそうです。

飲んでみると、アッサリと上品に魚介の旨味。
ベースが豚骨清湯でもクセは全く無く、厚みでは無く旨さに奥行きがあります。

レギュラーの「煮干しSoba」は濃密に煮干しですが、こちらは動物清湯が入ってよりクリアで立体感があって贅沢。
まさに「蔦」にしか作れないスープです。

蔦は「鶏」スープですが、豚骨(20Kg使用)をやっても「蔦」の味。
やはり大西店主による旨味の抽出は唯一無二です。

麺は「はるゆたか」を使用した細麺。
ニュルッとしなやかで小麦の甘みと香りがあり、凄く美味しいです。
ハリよりもモチモチ感。

スープとの絡みも良く、「かけそば」で食べさせる説得力が抜群。
柚子や食用菊、サフランと言った薬味によるアクセントも面白いです。

麺を食べ終えた後は、削りおかかご飯添えにスープをかけてお茶漬けに。
削りたてなので香りがとても良く、ご飯もモッチリと良い炊き加減です。

今回はシンプルかつ「蔦」らしい一杯でした。
豚骨清湯と魚介乾物(高級ですが)という食材でも、ここまで個性的な味に作りこめるところがサスガ。
7年目も超楽しみです。
1月6日から今年の営業開始となった「Japanese Soba Noodles 蔦」。
基本は整理券制で、昼の部は早めに無くなります。

ただし、夜営業は整理券無しでも入店可。
この日は19時ちょっと前で7人待ちでした。

並んでいる間に食券を買うように促され、入店の準備が出来ると既に調理。
なので、並んでから提供まで20分ほどでした。
(タイミングによると思いますが)

この日の注文は「煮干Soba」800円。
今年からレシピが変わり、サバ煮干しが加わったそうです。

また、フランスの炭酸水「バドワ」が加わったり、小麦味噌、佃煮、焼き海苔などおつまみメニューもちょっと変化。
有田焼の丼も各種(赤、青、茶の3種)3500円で販売してます。

「煮干Soba」は中央にウルメイワシの削り節に柚子。
「塩Soba」同様ロメインレタスのお浸しが乗って個性的。

スープは動物系不使用の魚介100%ですが、お魚の旨味が凝縮。
パンチやキレでは無く濃密なお出汁で、さすが「蔦」と思える贅沢さ。

麺は平打ちでスープに負けてません。
醤油Soba、塩Sobaが主力メニューではありますが、煮干も旨いです。

現在、大西店主は手打ち麺の修行中。
早ければ2月末からメニュー化されるようで、2018年も「蔦」は色々楽しみです。
世界初のミシュラン一つ星ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
2017年の最終営業は12月27日(水)となり通し営業。

レギュラーメニューは醤油Soba、塩Sobaに絞っての営業です。
しかし、なんとこの日限定で「味噌Soba」1000円を提供。

元々「蔦」は数年前に「味噌そば」を提供していて、TRY等で高評価。
そのあと、火曜限定二毛作で「味噌の陣」という味噌専門店もやっていました。

その絶品だった味噌が装い新たに一日のみ限定で復活。
パプリカやベビーリーフにオリジナルトマトソースがトッピングされ、いままでの味噌とはまた違うルックスです。

「味噌」と言っても洋を感じる華麗でコクのある旨味はまさに「蔦の味噌」。
徳島の豆味噌に北海道のの赤味噌メインの「蔦」ならではのブレンドです。
濃厚なのにアッサリな口当たりが最高。

麺は春よ恋新麦を使用した自家製の平打ち太麺。
モチモチで食べごたえがあり、濃厚味噌との相性は抜群。

たっぷりのトマトソースには豚バラスライスポルチーニなど。
大西店主らしくしっかり辛い味付けで、子供は無理なレベル。

味噌スープに溶かすと際立ったアクセントになります。
味噌とトマトは相性良いですが、この辛さがまたベリーグッド。
コーンや刻みタマネギも味噌とマッチしてます。

大西店主によれば、二日前に急遽限定を作ることを思いつき、1日で完成。
しばらく「味噌Soba」はやらないそうですが、1日だけの限定への作り込みが半端無いです。

また、この日は家族での訪問。
初めて「蔦」を訪れた妻は、「醤油Soba」の旨さに感動していました。
息子もほぼ一杯を一人で食べています。

なお、最近は醤油、塩、煮干、つけSobaの4種で全て麺の太さが変わりました。
2018年もまだまだ色々進んでいきそうで、「Japanese Soba Noodles 蔦」から目が離せません。
今年は1月6日(土)より営業開始です。
ミシュラン後も味の追及を続ける「Japanese Soba Noodles 蔦」。
大西店主は10月から不定期営業の新業態「東京中華Soba ザ・ヴィンテージ」も始めています。

「ザ・ヴィンテージ」は大西店主なりの昭和のラーメンオマージュ。
特別な素材を使わず無化調で一杯350円というもの凄い企画です。

僕は初回にいただきましたが、素朴に作っても大西店主の技術とセンスが垣間見える一杯。
なお、「ザ・ヴィンテージ」では毎回大西店主自身がラーメンを作ります。

そして本業の「Japanese Soba Noodles 蔦」は逆に厳選素材の究極の一杯。
今回は「塩Soba」900円をいただきました。

スープは「塩」というイメージを覆す濃厚な色合い。
先日から黒岩土鶏が加わった4種の地鶏、アサリ、魚介のトリプルスープは芳醇なのに押しつけがましさがありません。

白トリュフもスープに馴染み、キラキラではなくエレガントでクールな旨さ。
「新味」になってからは様々な食材を用いても一本芯が通っており、良い意味で分かりやすいです。

この日も年配の女性二人組が
「ホントに美味しかった。ごちそうさま」
と言ってました。

また、11月2日からは自家製麺の小麦が「春よ恋」の新小麦に変更(つけ麺除く)。
これがまた「蔦」のスープに負けないほど素晴らしい香り。

いつもよりソフトでしなやかな食感も贅沢です。
だいたい一か月ちょっとはこの新小麦とのこと。

素晴らしいバランスで、やはり「蔦」のラーメンは飽きることなく最高。
いつも食べ終える間際に寂しくなるほどです。

なお、シンガポール店に続いて香港店もミシュラン掲載。
また、JAL国際線の一部ではJAL特製『Japanese Soba Noodles 蔦 醤油ラーメン』の提供が開始。
「蔦」の快進撃は止まりません。
僕の1番好きなラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
ワンタンが変わったというので、今回は「ワンタン醤油Soba」1200円にしました。

店内の待ち席が無くなったので、スタッフに促され並んでいる間に食券を購入。
席に着くとすぐにラーメンが提供されます。

スープは、様々な旨味がしっかりタッグを組んだ芳醇かつ丸みある味わい。
ボディがしっかりしているのに飲みやすく、華やか。

「新味」になって3度目の醤油Sobaですが、食べる度に美味しくなっている気がします。
ムチムチの自家製細麺に2種のチャーシューも隙がありません。

ワンタンは以前より立体的なカタチ。
大きな皮が二つ折りに畳まれていますので、見た目の倍の大きさがあります。

肉の旨味はもちろんのこと、モチモチの皮がたまりません。
穂先メンマは以前より薄い色合いになり、味もちょっと変わりました。

こんな旨い「醤油Soba」ですが、先日からセブンイレブンにて蔦の醤油Sobaがカップ麺で販売。
以前も同様にカップ麺が出たのですが、今回は大西店主が更にブラッシュアップ。

熱々では無い方が良いとのことで、1分ほど冷ましてからお湯を入れます。
すると、浮かび上がってくるアサリの旨味。

前回のカップ麺はトリュフの華やかさが目立ちましたが、今回は出汁。
麺も以前より細くなり、スープが良く馴染みます。

前回の実績があったので、東洋水産が切り刃を購入してお店と同じ細さになったそうです。
また、前回同様臭みの無いコリコリメンマも秀逸。

カップ麺でも妥協しない「蔦」が作った傑作と言って良いでしょう。
カップ麺なのに食後に喉も乾きません。
これが300円以下で食べられるのは驚きです。
僕のNo.1ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
今回は8月から始まった新メニュー「煮干Soba」800円をいただきました。

新メニューと言っても「煮干しらぁ麺」は創業当初からあったメニュー。
僕も蔦で初めて食べたラーメンは煮干しでした。

大西店主は「醤油らぁ麺」を看板メニューにしたいのに、煮干の方が人気。
なので、止めたり復活したりを繰り返したメニューです。

リスタートした「煮干Soba」は淡口醤油を使用した、キレイな色合いのスープ。
飲んでみると、濃密に迫りくる煮干し。

動物系不使用とは思えない、十分すぎるほどに厚みある贅沢なスープです。
エグミや尖りなどは無く、素晴らしく凝縮されたサカナの旨味。

「片口鰯や鯵煮干しなどを一晩水出しし、翌日にえぐみが出ないように丁寧に火入れ」
とのことで、片口鰯や鯵煮干しを使うのは昔の「煮干そば」や「東京煮干ラーメン」と同じ。

しかし、現在は4種の煮干しを使用して旨味の密度が以前と段違い。
グイグイ攻めてきます。

6月に「新味」になり「醤油Soba」「塩Soba」ともにアタック強い味になりましたが、「煮干Soba」の方が中毒性は上と思えるほどの出来。

僕は煮干しのラーメンも好きで色々食べてますが、今回の「煮干Soba」は相当抜けてます。
鶏やアサリの旨味を抽出するのも天才的ですが、煮干しの旨味抽出もオンリーワン。

醤油Soba、塩Sobaはトリプルスープなので分かりにくいですが、こうして素材の少ないラーメンを食べると技術とセンスに圧倒されます。
しかも、その「技術とセンス」が数年前より格段に向上しているのも確信。
生の最高級淡口醤油を合わせるのも絶妙。

蔦は原価が高すぎるので知られていますが、これで800円は凄いの一言。
ロメインレタスのお浸しに蔦らしさも感じます。

パツパツでは無く小麦を感じる自家製麺も美味。
煮干し好きな方であれば驚くレベルの「煮干Soba」。

人によっては看板メニュー「醤油Soba」よりハマるはず。
お世辞抜きに「煮干Soba」だけで行列店オープン出来ると思います。
食べログの「ラーメン 百名店 TOKYO 2017」はもちろん、世界初のミシュラン一つ星「Japanese Soba Noodles 蔦」。
5年前の開店時以来初めての店内改装工事を行い、8月21日(月)から営業再開です。

カウンターは高級感あふれる黒色となり、奥行きも広め。
店内待ち席も無くなり、ゆったり食事出来るようになりました。

この日の注文は「醤油Soba」900円。
6月に「新味(しんみ)」に変更して二度目の醤油です。

スープはトリュフ、醤油、お出汁が一丸となって一口目から「旨い」と思わせる味。
いい意味で難解では無く、輪郭クッキリの分かりやすい味です。

味が濃いと言う訳では無く、スープそのものは無化調でアッサリ。
新味以前の「醤油Soba」、一つ星以前の「醤油そば」とも全く違うハッキリとした味。

同じくトリュフは使っていても、スープとの一体感は比べ物になりません。
新味を食べずに「蔦」を語っても意味が無いと思えるくらい別物です。

小麦の旨味あふれる自家製麺はもちろん、ホエー豚の低温調理、その下に隠れたイベリコ豚の煮豚も最高。
これで900円とはやはり只者ではありません。
海苔も旨いです。

なお、昼は整理券制ですが、夜の部は整理券無し。
動物系不使用の「煮干Soba」も復活しましたので、近いうちに再訪したいと思います。
6月15日に「新味」となった「Japanese Soba Noodles 蔦」。
その際「醤油Soba」をいただいたので、今度は「塩Soba」900円です。

丼の形状は醤油Sobaと若干違い、丼下部の色は青。
これはラーメンのイメージカラーだそうで、醤油Sobaは赤でした。

具も一部「醤油Soba」と異なり、ネギは九条ネギでは無く白髪ネギ。
白髪ネギの上にはボッタルガ(カラスミ)の粉がかかってます。

塩でも深い色のスープを飲んでみると、トリュフの高貴な香りにアッサリながら太い旨味。
トリプルスープに塩ダレと様々な食材を使用しても、なにかが顔を出すのでは無くまとまってます。

しっかりな味でも塩分で喉が渇くことは無く、計算尽くされた飲み干すべきスープ。
明らかに以前より輪郭がクッキリしており、「ラーメン度」が増してます。

そして「醤油Soba」の時にも感じましたが、自家製麺も前より美味。
表面がツルツルでのど越しも良いです。

チャーシューはホエー豚の低温調理にイベリコ豚の煮豚。
特にとろける煮豚が好み。
チャーシュー2種3枚で900円は、お見事としか言い様がありません。

「新味」になり、「醤油Soba」より「塩Soba」の方が変わった感あります。
まとまりある分かりやすい味になったとは言え、これと似たラーメンに出会ったことありません。

大西店主が全力で作り上げた、どこにも無いご馳走のラーメン。
醤油も塩も旨いです。

※7月6日(木)から営業時間が以下のように変わります。
11:00~18:00
   ↓
11:00~16:00
18:00~21:00
シンガポール、台湾に続き香港店もオープンした「Japanese Soba Noodles 蔦」。
そんな「蔦」はミシュラン一つ星獲得後の昨年8月に大幅リニューアル。

そこから1年経たず、醤油Sobaと塩Sobaが6月15日から新味(しんみ)になりました。
変更初日に伺うと、厨房にはもちろん大西店主。

注文は「醤油Soba」900円+味玉です。
ここでまず驚くのがその価格。

昨年のリニューアルでトリプルスープになり、具も増やして1000円に。
それが900円に値下げされ、値上げはあれど値下げはラーメン業界ではかなり珍しいことだと思います。

新味への変更に合わせてお盆も無しへ。
スタッフにより丁寧にレンゲと箸がセットされます。

そして、丼も完全変更。
ラーメンの鬼 佐野実さん有田焼になりました。

ホエー豚チャーシューの上には新しくトリュフパウダー。
そして、新しく海苔がデフォでも乗るようになってます。

香りは以前よりトリュフが抑えられ、飲んでみると以前よりしっかりとした輪郭と濃い旨味。
味が濃いのではなく、旨味の密度が濃い感じです。

基本の方向性は同じですが、トリュフは派手すぎずよりスープに融合。
前の高貴なスープよりアタックが強く、いい意味で「ラーメン感」が増してます。

ホエー豚低温調理チャーシューの下にはイベリコ豚の煮豚も健在。
新たに加わった海苔は江戸前東京湾の高級海苔で、香りも味もかなり主張してきます。

その他穂先メンマや九条ネギの旨さも変わらず、これで900円に値下げは恐ろしい。
クオリティは落ちるどころか上がってます。

実は「蔦」が「ラーメン一杯1000円」の壁を破ってから、1000円のラーメンも世に増えました。
その中には便乗と思えるものも少なくなく、大西店主は恐らくそのあたりから値下げを考えていたのだと思います。

かと言って簡単に出来るわけでも無く、厳選素材は変更なし。
店主の嗅覚と技術で生み出した900円ラーメンに違いありません。

ミシュラン獲得後も奢らずラーメンをブラッシュアップし、1000円未満に価格変更。
やはり大西店主は努力の人です。
僕のNo.1ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
世界初のミシュラン一つ星ラーメン店で、シンガポール店、台湾店に続き今月21日には香港店もオープンします。

今年になって精力的に限定を出していましたが、今月はお休み。
と言うのも、リニューアルから約1年、「新味」に取りかかっているからです(&海外店の開発等)。

今のラーメンも味わい尽くしたとまで思っていないので「塩Soba」1000円いただいてきました。
平日はtwitterの「JSN蔦公式整理券情報」で夕方から整理券なしで入店できる旨伝えられます。
この日は18:30で並び3人でした。

まずは「ハートランド」600円。
続いて「塩Soba」の登場です。

スープは鶏、浅利、乾物のトリプルスープ。
リニューアル直後のガンガンな出汁も美味しかったですが、今のバランスの方が「蔦」。

まろやかで上品に華麗です。
和出汁の旨味にドライトマトやミントのアクセントは「蔦」ならでは。

また、チャーシューはガリシア栗豚のロースとイベリコ豚の煮豚に先月から変更。
旨味の濃いイベリコ煮豚も良いですが、ガリシア栗豚のスライスロースがシルキーで超好み。
他の方が頼んでいた「ロース飯」はこのスライスチャーシューが山盛りで圧巻でした。

現在のラーメンも最高に美味しいですが、もちろん「新味」も楽しみ。
「蔦」の進歩は止まらず、いつも旨いです。
巣鴨の一つ星「Japanese Soba Noodles 蔦」。
今年は月イチで限定を提供しており、4月は「今帰仁アグー白醤油Soba」1200円。
20日のみ提供です。

16時からの提供ですが、外国人のお客さんが多く17時台でもありました。
今帰仁アグーは琉球在来種の黒豚で、蔦ではワンタンに使用している貴重な豚。
今回の限定ではスープと具に使用しています。

提供された一杯には中央にクラムチャウダーペーストが乗り、個性的なビジュアル。
スープは豚の臭みが一切無く、素晴らしく「蔦」の世界。
備長炭炭火焼本節も上品かつエレガントに旨いです。

クラムチャウダーペーストはクリーミーでは無く、贅沢にタップリのアサリ。
セロリや玉ねぎも下支えになり、贅沢に素材の味が活きてます。

20人分に1.5キロのアサリを使用したとのことです。
スープに溶けだすと、不思議なことに「洋」では無く「和」を感じる旨味。

ペーストの下にあるのは今帰仁アグーと筍のカダイフ焼き。
「カダイフ」とはトルコの伝統料理で、小麦粉と水で極細の麺状にしたもの。

今帰仁アグーと筍をカダイフ焼きにしており、ラーメンの具としては初めてじゃないでしょうか。
アグーのジューシーな旨味が最高です。

なお、今回は㈱JCCが協賛したため、今帰仁アグーを使用しても1200円で提供できた限定。
通常なら原価1300円とのことで、それだけ貴重な豚を使用してます。

春キャベツやアスパラなど、提供直前にソテーされた春野菜も甘み満載。
ただ高級食材や旬の食材を使うのではなく、一杯としての全体のバランスが最高です。

20杯しか作らない限定のために、ここまで作りこむのは正直凄い。
大西店主一人で作っており、ミシュラン一つ星でもガンガン攻めてます。

未食ですが、デフォはチャーシューがガリシア栗豚とイベリコ豚に変わりました。
「蔦」は僕が一番惚れたラーメン店なので、そちらも早くいただきたいです。
巣鴨の一つ星「Japanese Soba Noodles 蔦」。
ビールとアペタイザー(おつまみ)の販売が始まりました。

ビールは昼から頼めますが、アペタイザーは16時から。
この日は整理券公式Twitterにて17時以降は整理券無しでOKと告知があり、18時半頃伺うと並ぶことなく入店。

その後もそれほど混まず、夜営業狙い目です。
(11時~20時の通し営業)

アペタイザーは「皿ワンタン」「おでん風味玉」「豚葱」「炙り豚」の4種。
青森シャモロックの味玉が売り切れとなっており、この日は「おでん風味玉」も売り切れ。

注文は「ハートランドビール」600円と「皿ワンタン」350円。
ワンタンは今帰仁アグーの餡で、ほのかな柚子胡椒がつまみに最適です。

麺は「醤油Soba」1000円。
スタッフによって作られた一杯は盛り付けも見事。

スープは「蔦」らしいアッサリとした口当りで、続けてやってくる出汁の旨味。
ベースがしっかりしているからこそ、トリュフオイルも華麗に香ります。

タレが変わっているのか、前回食べた「醤油Soba」よりもコクがある印象。
2種のチャーシュー、穂先メンマ、麺は変わらず旨いです。

最近は限定を続けて食べていましたが、やはりデフォの「醤油Soba」も絶品。
夜営業はまだあまり認知されていないのか、並ばずに食べられて嬉しいです。
世界初の一つ星ラーメン店「japanese Soba Noodles 蔦」。
一つ星2年目の2017年になってから、大西店主は半端ない創作意欲を見せています。

限定の「トリュフSoba」、「鴨白湯Soba」。
新作レギュラーメニューの「味噌つけSoba~松茸の香り~」。

続いては「時不知(ときしらず)の塩Soba」1400円です。
時不知とは秋では無く春に水揚げされる鮭。
今回は鮮魚です。

初めて大西店主の鮮魚ラーメンを食べたのは2011年3月。
独立前に「めじろ」で行った東日本大震災チャリティーの「天然真鯛のかけ塩&鯛めし」でした。

今のような食べ歩きをする前でも、美味しかったのは覚えてます。
ここ数年で「鯛ラーメン」も流行りましたが、6年も前にやっているのはさすが一つ星。

と言うことで、大西店主によって作られた「時不知の塩Soba」。
自家製スモークサーモン、アスパラ、ディルバターなど蔦の限定は盛り付けも見事。

スープは端麗かつ素晴らしく豊潤な鮭の旨味。
鮮魚のアラ的なクセや焼き魚っぽさは無く、上品でいかにも「蔦」な味。

最初は昆布も入れる予定が、鮭の旨味だけで十分と判断。
「鶏と水」ならぬ「鮭と水」だけで作られたスープだそうです。
これは凄い。

引き算で作られたスープに対し、自家製スモークサーモンはしっかりと燻製。
味も輪郭しっかりで、スモークサーモンやイクラで味が華やかになっていきます。

そして、ディルバターが溶け出すと更にカラフルな味わい。
スープだけで鮭のムニエルを彷彿させます。

今回も発想と職人技が光る誰にも真似できない見事な一杯。
レギュラーはトリプルスープなので、限定でシンプルなスープを作るとその技術に驚きます。

なお、先日からビールの提供も始まり、16時からはアペタイザー(おつまみ)も。
次回は一杯やりつつ久々の「醤油Soba」行きたいと思います。
年明けから大西店主が厨房に立つ日も多くなった「Japanese Soba Noodles 蔦」。
新作もバンバン発表しており、「トリュフSoba」「鴨白湯そば」と真似できない限定を既に2回。

続いては「味噌つけSoba~松茸の香り~」をリリース。
こちらは限定ではなく、16時からの販売となります。
(一時的かもしれませんが、現在は20時までの営業になってます)

と言うことで、注文は「味噌つけSoba~松茸の香り~」1200円+味玉。
〆にご飯でリゾット風にするのがオススメとのことで、「ご飯」150円も頼みました。

まずは麺のお皿。
チャーシューのピンクにベビーリーフ、抹茶ソースの緑、酢橘の黄色。
赤いお皿に具材が映え、抜群のビジュアルです。

そしてつけ汁もアーリーレッドが入って華やか。
フワッと松茸が香ります。

麺は平打ちの太麺。
水で締めず「あつもり」で、魚介スープと和えてあります。

つけ汁に浸けて食べてみると、あつもりなので冷めずに熱々。
二毛作「味噌の陣」を連想させる濃厚&華やかななブレンド味噌で、麺に良く馴染みます。

チャーシューの上にかかっているのは抹茶マスタードクリームソース。
クリーミーでピリッとしており、ソースと麺だけでもいけるほど。

酢橘を絞れば爽やかに。
チャーシューや穂先メンマに加え、しめじのソテーも乗って具だくさん。

〆はオススメのリゾット。
ご飯に酢橘を絞り、味噌スープとマスタードソースをかけていただきます。

「味噌つけSoba」だけでも大満足ですが、味噌とご飯はまた違った表情。
濃厚なつけ汁がご飯に染みわたり、抜群に旨いです。
これは確かに超オススメ。

多彩な具材や薬味により、コースをも思わせる楽しい一杯。
特にメインの味噌つけ汁が素晴らしく、あつ盛りで冷めないのもナイス。

ラーメンより「つけSoba」が正解と思わせる圧倒的な説得力。
「味噌」という単語から連想するよりも、華やかでカラフルな味わいです。

さすが半端なものは出してきません。
久々に食べた「蔦」の味噌、最高でした。

数日前に夕方から「トリュフSoba」の限定を提供した「Japanese Soba Noodles 蔦」。
早くも今年二度目の限定「鴨白湯Soba」1200円が提供されました。

限定提供とあって厨房には大西店主。
丼の中央にタワーの様に具が盛られ、細ネギの振り方も美しいです。

スープを飲んでみると、アッサリ上品な鴨白湯。
具の下にはオレンジスライスがあり、その果汁と鴨白湯がブレンドされていくと超リッチな旨味、
オレンジも低温調理されているそうで、スープとの馴染みがかなり良いです。

具の鴨ロースは薄切りでプリッとジューシー。
オレンジソースで和えてあり、肉質も良く素晴らしい。
これだけで一品料理として成り立ちそうなほど。

その上にはホタテの低温調理に厚くカットされた贅沢な黒トリュフ。
どちらも贅沢ですが気をてらうのではなく、まとまりある一杯とのアクセントとして機能してます。
やはり大西店主の創作センスは素晴らしく、カテゴリーにとらわれません。

なお、1200円は間違いなく安すぎで、原価は前回の限定「トリュフSoba」同様50%超え。
イタリアンで鴨、トリュフ、ホタテなんて使用したらこんな価格では済みません。

前回の限定「トリュフSoba」は青森シャモロックの濃厚鶏白湯に黒トリュフスライス。
ストレートに旨味が押し寄せるシンプルな力強い一杯。

今回の「鴨Soba」はアッサリな白湯にオレンジが加わるリッチなバランス。
それに様々な具材で華やかなコースの様な一杯。

「蔦」の限定は色々食べていますが、今年の2杯は真逆な構成でした。
立て続けに限定を出しても、それぞれイチから創るのが「蔦」。
レギュラーメニューもタレが強化されたようで、必ず近いうちにいただきます。
先日5周年を迎えたばかりの「Japanese Soba Noodles 蔦」。
店頭にはまだお祝いのお花があり、店内には「くろ㐂」からお祝いのドンペリも。

この日も大西店主が厨房に立ち、16時からは限定10食の「トリュフSoba」1500円が提供です。
5周年限定で考案していたメニューとのことで、急遽限定では無くレギュラーにすることに。

正式に提供されるのは2月上旬予定ですが、先んじて提供されました。
調理を見ていると、最後にスライサーで黒トリュフを擦りまくり。

提供されたのは「かけスタイル」のラーメンにたっぷりのトリュフスライス。
スープは店主が惚れた青森シャモロックの丸鶏、ガラ、モミジのみで作られた白湯。

香りはまず濃厚な鶏。
トリュフが乗っていない部分のスープを飲んでみると、脂は少なくサラリとしつつも鶏の旨味凝縮。

蔦のレギュラースープは清湯ですが、白湯をやってもさすが。
醤油ダレもパンチのある効かせ方で、知る限り「蔦」史上一番濃厚な旨味。

そしてトリュフが乗った部分を飲んでみると、生トリュフならではの超贅沢な風味。
シャキシャキなトリュフの食感も含め、ちょっとうっとりするほど。

正直、「醤油Soba」の黒トリュフオイルの方が香りは凝縮されて華やか。
しかし、生トリュフの香りと食感は具無しで成立するリッチ感。

店主さんも言ってましたが、「蔦」にしてはかなりシンプルなメニュー。
今回は原価も相当かかっており、50%以上とか。

珍しく素材の力に頼ったメニューとのこと。
とは言っても、シャモロックの白湯は間違いなく技術が活きています。

ちなみに未食ですが、僕が知る限りトリュフスライスが乗ったラーメンは以下のとおり。
銀座ル・コチア」の「銀座トリュフヌードル」1800円(ランチあり)。
それに「Bistro Koji」の「黒トリュフのラーメン」1620円(ランチ無し)。

「銀座ル・コチア」はグルメビズによれば1杯にトリュフ10gなのに対し、蔦の「トリュフSoba」は1杯に約20g。
http://www.gourmetbiz.net/25062/
それで1500円ですから、いかにこのラーメンが凄いか分かります。

昨年は個人店が一つ星から世界進出し、店主も大忙し。
それらが片付いた2017年は厨房に立つことも多くなり、早くも限定まで提供。
本店に勢力を注ぐそうで、久々に今年は凄そうな感じです。
2017年1月26日をもって5周年を迎えた「Japanese Soba Noodles 蔦」。
この日は店頭にお祝いの花が飾られて華やか。

昨年コラボした名店中の名店「中華蕎麦 とみ田×らぁ麺屋 飯田商店
「蔦」に次ぐラーメンミシュラン一つ星となった「創作麺工房 鳴龍
それに「Homemade Ramen 麦苗」など。

店内には2016TRY大賞など様々なトロフィー等。
特にミシュランは2017一つ星、2016一つ星、2016ビブグルマンの盾。
この3つの盾が揃っているのは蔦だけです。

注文は看板メニューの「醤油Soba」1000円。
5周年の日なので今年初日に続いて厨房には大西店主。

先日も思いましたが、一つ星から怒涛の一年が過ぎて表情が明るくなった感じ。
憑き物が落ちたかのようです。

提供された「醤油Soba」には、いつもの様に焼豚の上にトリュフソース。
で、その下にはなんと生トリュフスライスのサービス。
一瞬目を疑いました。

今回のスープはアッサリながら旨味の粒がきめ細かい出汁に厚めの醤油。
いかにも「蔦」らしい絶妙なバランスに生トリュフ。

ただでさえ最高な「醤油Soba」なのに、この贅沢感はたまりません。
ありがとうござます。

なお、5周年限定を考えていたそうですが、限定ではなくレギュラーメニューに変更。
近々数量限定で提供されそうな感じで、これまたムチャクチャ楽しみです。

大西店主は5年間常にラーメンのことを考えて突っ走ってきたと思いますが、まだまだ止まりそうにない感じ。
これからも、誰も見たことがないラーメンを作ってくれそうです。

なお、今年から営業時間が11時~18時の通し営業に変更。
まだ認知されていないため、夕方は整理券無しで入れることも。

ツイッターアカウント
https://twitter.com/number_ticket
にて告知されますので、行かれる方はぜひチェックしてみてください。
世界で唯一の2年連続ミシュラン一つ星ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
今年から営業時間が変わり、11時から18時の通し営業となりました。

整理券制は変わりませんが、変わらず代表1名で複数もらうことが出来ます。
(枚数分×1000円の預り金が必要です。)

この日は初めて息子と伺い、「味玉塩Soba」1200円と「ワンタン醤油Soba」1300円。
僕は「塩Soba」メインで食べたのですが、3度目にして今まで以上のスープの一体感。

キレ過ぎず優しすぎずの豊潤な塩ダレに白トリュフ香るまろやかなスープ。
ミントの香り、グリーンタプナード、ドライトマトと華麗な味の変化も楽しめます。
特に今回はミントのアクセントがスープに良く馴染み、他には無い特別感。

「醤油Soba」も食べましたが、もちろんこちらも最高。
今回初めて「醤油Soba」と「塩Soba」を同時に食べましたが、どちらか一方を上げろと言われれば塩です。

そして、蔦だけで提供される「シャモロックの味玉」。
やはりこの旨味は素晴らしい。
「今帰仁アグー豚のワンタン」同様、間違いの無い厳選素材です。

また、今年の開店初日と3日目は大西店主も厨房に入りメインで調理。
ミシュラン一つ星となってから激動の1年だったと思いますが、どことなく晴やかな感じ。

店長のタミさんと息の合った調理は、2人で営業していた頃を思わせます。
大西店主はやはり抜群に「蔦」の厨房が似合いますし、これからは厨房に立つ機会も多いそうです。

そして、その大西店主が監修した「醤油Soba」のカップ麺。
「Japanese Soba Noodles 蔦」初のカップ麺で、セブンイレブンにて販売されています。

パッケージデザインからカッコいいわけですが、作ってみて驚き。
過度に味を濃くするのでは無く、上品なトリュフに貝の滋味深い旨味。

モチッとした麺に臭みの無いメンマも旨く、200円台のカップ麺でここまで出来るのかと。
セブンイレブンでは「もちもちの木」や「蒙古タンメン中本」のカップ麺が好きですが、全く違うバランス。

スープに深みがあって旨く、なんと言っても食後に喉が渇きません。
淡麗好きには超オススメです。
あまりにも気に入ってしまい、2日連続でいただいてしまいました(笑)
2年連続一つ星「Japanese Soba Noodles 蔦」にて味玉醤油Soba&鶏油ご飯

12月2日に発売された「ミシュランガイド東京2017」。
今年は史上2店目の一つ星ラーメン店として「鳴龍」が選出されました。

そして昨年、史上初の一つ星ラーメン店に輝いたのが「Japanese Soba Noodles 蔦」です。
今年もめでたく星を守った「蔦」。

昨年の一つ星後から整理券制となっており、千円と引き替えに時間指定の整理券を受取ります。
この日の注文は「味玉醤油Soba」1200円+「鶏油ご飯」250円。

今までより明らかにアサリの出汁が良く出ており、厚みあるお出汁。
アッサリでクリアな中に旨味の立体感があり、トリュフも良いバランスです。

8月のリニューアル以来「醤油Soba」を数回食べましたが、今回が1番好きなスープ。
大げさでは無く、飲むたびにウットリします。

粘りのある自家製麺、
2種のチャーシューに穂先メンマ、原種えのき茸。

具材は相変わらずどれも素晴らしく、青森シャモロックの味玉はやはり格別。
「玉子」の概念が変わるくらい濃厚な素材の旨味です。

新メニュー「鶏油ごはん」もコクのある鶏油がたまりません。
オイルは鶏油だけを使用しており、バターよりもサッパリで贅沢なお味。

ミシュラン一つ星から一年、ラーメンもサイドメニューも進歩してます。
なお、「鳴龍」の斉藤店主はミシュラン一つ星の報道で

「去年『蔦』さんが一つ星になったことがすごく刺激になりました」
とコメント。

実力店が刺激しあって切磋琢磨し、日本のラーメンのレベルは間違いなく相当上がってます。
自信を持って世界に誇れる麺料理だと思います。
常に進み続ける「Japanese Soba Noodles 蔦」。
シンガポール店が無事オープンした後、更にメニューが改良されました。

塩ダレの改良により、「塩つけSoba」の提供開始。
リニューアルに伴い休止していた味玉、ご飯ものがパワーアップして復活してます。

味玉はスープにも使用している「青森シャモロック」の有精卵。
日本全国、この玉子を食べられる店は「蔦」だけだそうです。

そしてご飯もの。
過去に提供された「たまごかけご飯(トリュフの香り)」「ロース飯」「肉飯」に加え「鶏油ご飯」「からすみ茶漬け」が加わりました。

今回の注文は「塩Soba」1000円+「味玉(青森シャモロック)」200円+「からすみ茶漬け」350円。
「塩Soba」は塩ダレに使用する塩が4種になりました。

そのせいかスープの丸みと厚みも増した感があり、尖らずリッチな旨味。
トリュフオイルも派手すぎず絶妙に香り、ドライトマトやタプナードのアクセントも楽しいです。

そして青森シャモロックの味玉。
トロトロの半熟で、黄身の旨味が恐ろしく濃厚。

玉子本来の味が濃いので、味付けはあまりされていません。
浸かって水分が抜けた濃厚さでは無く、贅沢な天然の旨さ。
希少で常にあるわけでは無いらしく、あったら必須だと思います。

締めは「からすみ茶漬け」にスープをかけてお茶漬けに。
これがまた驚くほどキレキレの旨さ。

しっかりとした塩気に魚卵の旨味。
スペイン産のボッタルガ(からすみ)を使用しており、スープをかけることで味が広がります。
ただ、パンチある味なので、ラーメンの途中では無く最後に食べた方が良さそう。

リニューアル「塩Soba」だけでも満足できる一杯ですが、今回の「味玉」と「からすみ茶漬け」は強烈。
サイドも手抜きが無いどころか、更に厳選素材になってます。

2000円未満でここまでリッチに素材と技術を味わえる料理は少ないでしょう。
下手な限定より「蔦」のデフォの方が贅沢。
参りました。
昨年のミシュラン一つ星に続き、今年は「TRY大賞2016-2017」1位となった「Japanese Soba Noodles 蔦」。
なお、「中華蕎麦 とみ田」と同点1位です。

この2店、今年の6月の「とみ田」10周年に「飯田商店」も加えてコラボ。
その後も交流があり、大つけ麺博の「とみ田」ではスープ割でコラボしたり、東京ラーメンショーでは3人が厨房に立つときがあったり。

濃厚豚骨魚介、鶏と水の鶏清湯、トリプルスープという異ジャンル名店の交流は、ラーメン界今年一番の出来事だと思います。
そんな「蔦」は11月6日には初の海外店「Japanese Soba Noodles 蔦 シンガポール」も無事オープン。

現地のニュースによれば、開店時は200人ほどの行列になったようです。
http://www.straitstimes.com/lifestyle/food/queue-forms-at-michelin-starred-tsuta-ramen-ahead-of-singapore-outlets-opening

本店は夜営業が始まっているので訪問しやすく、この日も前回に続き代表作「醤油Soba」1000円。
日の丸の丼にロースチャーシュー、煮豚、穂先メンマ、原種えのき茸、九条ネギ、白髪ネギと数多くの具材。

具材だけでなく、アッサリでまろやかなスープがやはり主役。
三種の地鶏、大量のアサリ、魚介のトリプルスープにトリュフが華やぎます。
尖らず丸みがあり、立体的な旨味の広がりを感じるリッチ感。

チャーシューはロース焼豚と煮豚。
低温調理チャーシュー全盛のなか、ジューシーな煮豚がまた旨いこと。

手間をかけて戻された熟成穂先メンマも相当好み。
8月のリニューアル後、3度目の「醤油Soba」となりますが、いまだ興奮してしまいます。

リニューアルから約3か月、近いうちに「塩Soba」の塩ダレも更に良くなるとのこと。
また、リニューアルにあたって休止となっていた味玉は、県外初出荷という「青森シャモロック」の玉子で復活。
ご飯も休止となっていますが、それも再開予定だそうです。

各賞を受賞しても常に動き続ける「蔦」。
まだまだ大西店主は止まりそうにないので、追いかけ甲斐があります。
日本が誇る一つ星ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
8月にラーメンだけでなく、丼なども大幅リニューアル。

そんな蔦が9月からは夜営業も再開しました。
「蔦の葉(現在休業中)」の開店準備で2014年6月にお休みし、同年7月に再開してからは16時までの通し営業。
なので2年ぶりの夜営業開始です。

夜の部は18時からで、整理券の配布は17時から。
今回はリニューアル日以来となる「醤油Soba」1000円。

絶品「今帰仁アグーのワンタン」はあえて今回は加えず、醤油Sobaのみを味わってみます。
丼は内側が赤で外が白の日の丸。

フワッとトリュフが香ります。
スープを飲んでみると、厚みある出汁にグッと深い醤油の旨味。

トリプルスープが一丸となって押し寄せてきて、トリュフは出しゃばり過ぎずアクセント。
自家製麺は食べごたえがあり、小麦の甘さも感じます。

チャーシューはロースの焼豚とバラロール煮豚2種。
新たに加わったバラロールの煮豚が美味で、厚みがありしっとり柔らかいです。

原種えのき茸、大きな穂先メンマとデフォでも具はたっぷりで、フルコースを一杯に詰め込んだかのよう。
ラーメンで1000円は安くないですが、そう思わせない圧倒的な満足度。
改めて、今回のリニューアルは凄いです。

ミシュラン一つ星獲得から外国人のお客さんも多くなりましたが、日本代表として誇れる味。
やはり一番好きなお店です。

そして純血在来種「今帰仁アグー」を使用したワンタン。
肉そのものがジューシーで、素材の良さが嫌と言うほど分かります。

また、細いキノコが入っていたりと色々あるのですが、ちょっと興奮しすぎて多くを書けません。
それくらい今回のリニューアルは凄いです。

ラーメン一杯にかかる仕込が増えたからかご飯もの、味玉は無くなり、価格はデフォの醤油Sobaで1000円。
ただし、間違いなく一杯の満足度は格段に上がってます。
(以前の850円も原価かかり過ぎなので、今回の1000円も決して高くないと思いますが)

星獲得後は取材、マカオ、シンガポールとの提携、宅配ラーメンと大忙しだったはずなのに、ここまでリニューアルするとは正直驚き。
今までの「蔦」も誰も真似できない味でしたが、更に高い次元に行きました。
間違いなく今後も通ってしまいます。
8月19日から大幅リニューアルした一つ星店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
リニューアル日にいただいた「ワンタン醤油Soba」1300円は予想以上の変更に大興奮。

これまでも頻繁に味をいじっているお店ですが、今回は味以外もガラッと変わりました。
事前にお盆にレンゲ、割り箸がセットされます。

今回の注文はリニューアル後初の「ワンタン塩Soba」1300円。
丼もリニューアルされて日の丸です。

味の方向性が大きく変わったわけでは無く、一口目で「蔦の塩Soba」。
やはり大好きな味です。

以前より出汁感がふくよかになり、舌に旨味が長く持続する気がします。
新たに加わった魚介出汁によるものなのか、華やかな中に懐かしさも。

ミントの清涼感も途中でアクセントになり、このチョイスも「蔦」らしい感じ。
チャーシューはロース2枚に厚みある煮豚。

大判のワンタンは肉も皮も美味。
なにげに穂先メンマがとても好み。

手間が味に反映してると思います。
スープと麺のバランスに引きずられ、今回も興奮して食べきってしまいました。

そして急告な大ニュース。
9/8(木)から夜営業始まります。

夜営業は18時~20時。
夜の部の整理券は17時から配布となります。

数年ぶりの夜営業。
待ち望んでいた方も多いんじゃないでしょうか。
僕もその一人です。
ミシュランのラーメン部門で初の一つ星となった「Japanese Soba Noodles 蔦」。
星獲得後も店主がタレをいじっており、毎月味の変化が楽しみなお店です。

しかし、8月19日からは大幅リニューアルとのこと。
この日は大西店主も厨房に立ち、メインで調理。

券売機を見る限り、醤油Soba、塩Soba、大地のつけSoba、太陽のつけSobaというメニュー構成は同じ。
新たに「ワンタン」が加わっており、注文は「ワンタン醤油Soba」1300円。

席に案内されると、キレイなお盆に箸、レンゲがセットされました。
まるで割烹の様で、これだけでもかなり好印象。

提供された一杯は丼もリニューアル。
外が白、内側が赤で、蔦のロゴ同様に日の丸をイメージしたと思われます。

見た目はゴージャスになって思わずニンマリ。
スープはアッサリな中に上品な旨味が詰まっており、以前より「和」の要素が強くなった感じ。

以前はダブルスープだったのが丸鶏+野菜、アサリ、魚介のトリプルスープに変わってます。
それでも出汁が濃厚に攻めてくる訳では無く、あくまでも「蔦」らしくエレガント。

トリュフオイルも香り、トリュフソースは前よりキノコっぽさが濃くなった気もします。
自家製麺は以前のプリッとしたものから、粘りとコシを感じるタイプに。

ロースト焼豚は薄切り2枚になり食べやすく、新たに追加されたバラ煮豚がまた旨いこと。
メンマもシコシコの穂先メンマになりました。

そして純血在来種「今帰仁アグー」を使用したワンタン。
肉そのものがジューシーで、素材の良さが嫌と言うほど分かります。

また、細いキノコが入っていたりと色々あるのですが、ちょっと興奮しすぎて多くを書けません。
それくらい今回のリニューアルは凄いです。

ラーメン一杯にかかる仕込が増えたからかご飯もの、味玉は無くなり、価格はデフォの醤油Sobaで1000円。
ただし、間違いなく一杯の満足度は格段に上がってます。
(以前の850円も原価かかり過ぎなので、今回の1000円も決して高くないと思いますが)

星獲得後は取材、マカオ、シンガポールとの提携、宅配ラーメンと大忙しだったはずなのに、ここまでリニューアルするとは正直驚き。

今までの「蔦」も誰も真似できない味でしたが、更に高い次元に行きました。
間違いなく今後も通ってしまいます。

僕が一番好きなラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
6月20日から新整理券システムとなり、代表者1名で複数枚の整理券がもらえるようになりました。
(1枚につき預り金1000円が必要)

比較的空いている火曜日に訪れ、今回は「塩Soba」850円+味玉を注文。
看板メニュー「醤油Soba」よりも視覚的にはこちらの方がが好み。

スープの色は塩とは思えぬ濁り加減。
鶏系とアサリ系のダブルスープで、蔦ならではの無化調エレガント。

最近は清湯でもガンガンと濃厚出汁の店もありますが、このバランス感覚は蔦ならでは。
様々な食材を組み合わせているものの、食べる側にとっては押しつけがましい複雑さは皆無です。

何も考えずに夢中になれる「料理」として美味しいラーメン。
隣の外国人も「醤油Soba」のスープを一口飲んで、

「フー」
とニッコリため息ついてました。

そんな「塩Soba」も絶品な蔦の大西店主監修の「冷し塩ラーメン」&「チャーシューむすび」。
先日の「冷し醤油ラーメン」に続き、サークルKサンクスから7/12より発売。

全粒粉を使用した麺はプリプリで、スープは今回もトリュフが香ります。
冷しスープの出汁感は醤油よりも豊潤な感じで、しっとりの甘酸っぱいドライトマトが良いアクセント。

たっぷりの鶏ほぐしチャーシューはしっとりしており、醤油の豚チャーシューより冷しに合います。
コンビニ麺でも短期間で色々グレードアップしてくるのはさすが一つ星。

また、7月7日に出版された
「ラーメンをつくる人 東京」長谷川圭介

前書きにも書かれているとおり、ラーメンに人生を捧げた20人の店主の生きざまを綴ったもの。
ラーメンの紹介本では無く、各店主のラーメンに対する熱い思い、経歴など。
深い取材による膨大な情報かつ読みやすい文体で素晴らしいです。

蔦の大西店主はじめ、「くろ㐂」の黒木店主、「とみ田」の富田店主、「金色不如帰」の山本店主など読み応え抜群。
沢木耕太郎的なノンフィクションでWebの情報よりも密度が濃く、超オススメです。
世界初の一つ星ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
その通販商品が発売されたので購入しました。

商品は「Japanese Soba Noodles 蔦 オリジナルラーメンセット」。
日テレ「今田耕司の世界オモシロ通販!!」で紹介された日テレ独占販売です。
http://www.ntv.co.jp/omoshiroshop/#tsuta

蔦の大西店主がプロデュースし、番組に出演して商品そのものを調理。
何度も試作したそうです。
楽天でも扱っており、放送日に総合ランキング1位となってました。

商品は6食で送料別6264円。
具材付きで醤油3食、塩3食です。

まず黒い箱がスタイリッシュ。
タレ、特製トリュフオイルは常温で解凍。

具材は湯煎で1~2分とのこと。
解凍したタレにお湯を350cc入れてスープの完成。

そして、大きめの鍋に冷凍の麺を入れて、麺をほぐしながら40秒。
その上にチャーシュー、メンマを盛り付け、トリュフオイル。
ネギだけは自前です。

スープを飲めば、まあ通販とは思えないほど旨い。
アサリの風味に醤油の旨味、そしてトリュフオイル。
リッチな旨味です。

麺も冷凍茹で麺とは思えないプリプリでコシがあるもの。
これ、言われなければ冷凍茹で麺と分からないレベルだと思います。

チャーシューは厚めだし、太メンマも柔らか。
再現度はかなり高く、特に麺とオイルが凄いです。

そして「塩」。
ソリッドな塩ダレに濃ゆいお出汁。

うちの奥さんは塩の方が断然好みとのこと。
簡単に作ることが出来、賞味期限が11ヶ月というのも凄い。

「蔦」だけあって、半端なものは出してきません。
ミシュラン一つ星の名に恥じない冷凍ラーメンだと思います。
先日「中華蕎麦 とみ田」の10周年に参加した「Japanese Soba Noodles 蔦」。
今は整理券式ですが、6月20日からちょっと変わりました。

・1人1枚だったのが代表者1人で複数枚の整理券OK。
・1人2枚での連食もOK。

なお、整理券1枚につき1000円は変わらず、2枚なら2000円預かりです。
また、日によって夕方は整理券なしでの案内。

Twitterの「JSN蔦公式整理券情報」にて告知されます。
https://twitter.com/number_ticket

この日は「醤油Soba」850円+味玉。
アッサリとしたファーストタッチのあと、じんわりかつ豊潤に広がるお出汁。

上品な鶏油も含め、エレガントな旨さです。
何度食べても飽きません。

唯一無二のラーメンですが、9月にはリニューアル予定。
星を取っても満足することなく、味の進歩に意欲的な店主だと思います。
サークルKサンクスから「冷し醤油ラーメン」が発売中の「Japanese Soba Noodles 蔦」。
今回はリニューアルした「塩Soba」850円+味玉をいただいてきました。

「醤油Soba」が看板メニューですが、「塩Soba」も堂々たる見栄え。
スープは醤油Sobaよりもスッキリとしており、絶品お出汁をよりダイレクトに味わえます。
(醤油Sobaはタレにも出汁が多く入っていると思います。)

そのため、ドライトマトのキリッとした酸味の効果も華やか。
また、新たに加わった薬味がグリーンタプナード。

こちらはグリーンオリーブのペーストで、これが少量でも香り良くアクセント。
白トリュフオイルも含め「洋」の食材を用いても、味はどこにもない「蔦」の味。
やはりバランス感覚がお見事です。

そして新ご飯メニュー「九条葱ご飯」。
惜しげなく九条ネギが山盛り。

この九条ネギは京都契約農家より直送とのことで、シャキシャキパリパリ。
ご飯は炊き込みご飯で、その上にウルメ節。

ウルメの香りと九条ネギの愛称は素晴らしく、スープ茶漬けにしても美味。
これだけ九条ネギが乗って250円とか、やり過ぎとさえ思えます。
一つ星を取ってなお進歩する蔦でした。
昨年7月にサークルKサンクスから発売された「蔦監修 冷し醤油らーめん」が、今年も発売されました。
蔦が監修したのは「冷し醤油ラーメン」498円と「まかない肉飯」360円です。
(冷し醤油ラーメンは九州を除く全国。まかない肉飯は関東のみで販売)

ラーメンは具が別皿になっており、その下に麺とパックに入ったスープ。
スープを麺にかけ、しっかりほぐしてから盛り付け。

全粒粉入りの麺は間違いなく昨年よりプリップリ。
トリュフの香りがリッチで、今年は醤油よりも出汁感がアップ。
これはお店のラーメンと同じ方向性。

チャーシューは細切りになって麺と合わせやすくなり、メンマは昨年より歯ごたえがあって美味しいです。
そして「まかない肉飯」は角切り肉たっぷり。

角切り肉もお店の「肉飯」っぽいブリンブリンな食感。
コンビニ弁当でこの肉は、結構凄いかも知れません。

ラーメンも肉飯もかなり良く出来てます。
店主のブログによれば、結構試作を重ねたとのこと。
ミシュラン一つ星を取って注目度の高い蔦ですが、その期待に耐えうる味だと思います。
整理券方式で連日盛況な「Japanese Soba Noodles 蔦」。
大西店主が行った「熊本地震復興ラーメン」は、日刊スポーツにも取り上げられました。

先日からまた食材を増やし、メニュー表記は「そば」から「Soba」に変更。
元々店名に「Japanese Soba」とあるので、そちらの方が自然かもしれません。

今回の注文は看板メニューの「醤油Soba」850円。
醤油の色合いは2月に食べた時より穏やか。

雑味なくスッキリとした口当たりの後、口の中一杯に贅沢なお出汁。
特にアサリの旨味が素晴らしく、奥行きある旨味が半端無いです。

ガツンとくる旨味では無く、上品かつ豊潤。
蔦と言えばトリュフオイルですが、今回はスープの旨さが主役な気がします。

メニューは「Soba」と英語表記になりましたが、バランスはより「和」になった感じ。
他にないオンリーワンの味わいで、唯一無二の「Japanese Soba Noodles」です。

自家製麺はいつも通りプリッと最高で、たまたまなのか焼豚は凄く美味。
このリッチなスープ、麺、焼豚で850円は素晴らしいです。
5月7日、「Japanese Soba Noodles 蔦」が熊本地震復興限定を行いました。
場所は旧「蔦の葉」店舗である「79 Japanese Soba Noodles 蔦 Laboratory」。

まずはラボで整理券代わりの檜の箸を受け取ります。
そちらに番号が書かれているので、指定された時間に戻り順番通り列へ。

店内8席で、4人ずつの入れ替え制。
店内では大西店主が手際よくラーメンを作っています。

メニューは「熊本地震復興ラーメン」のみで、お代は決まっておらず「お気持ち」。
熊本ラーメンを「蔦」流に作った一杯は、チャーシューの上に九条ネギ山盛り。

スープは熊本産「天草大王」の白湯にマー油で無化調。
一見濃厚そうに見えますが、サラッと上品に広がる旨味。

蔦のレギュラーメニューとは違うスープでも、やはり蔦らしい唯一無二の味わい。
自家製麺との相性も抜群です。

チャーシューは熊本の「りんどうポーク」。
蔦は焼豚ですが、今回は相性を考えて煮豚とのこと。

分厚くて柔らかく、煮豚を作ってもさすが。
3枚も入っていてボリュームあります。

そしてたっぷり乗った九条ネギもフレッシュ。
一日しか提供しないメニューをここまで作りこむのが凄いです。

また、久々に見た大西店主の調理。
久々に大人数への調理だと思うのですが、手際の良さは変わりません。

厨房から離れる際に相当悩んだようですが、やはり厨房が似合います。
とは言っても、ラボ内に貼られた5月のスケジュールは海外出張も含め予定がぎっしり。
一つ星を取ったので色々大変だと思いますが、またこういう機会を楽しみにしてます。
一つ星から整理券方式となった「Japanese Soba Noodles 蔦」。
このたび「JSN蔦公式整理券情報」というTwitterアカウントが出来ました。
https://twitter.com/number_ticket

蔦の整理券は番号では無く1時間ごとに区切られており、
「現在12時以降の整理券を配布しております」
など情報が発信されています。

また、ミシュラン効果で外国人のお客さんも多数。
スタッフと英語で会話しており、他店にはないインターナショナルな雰囲気。

この日は「塩そば」850円と「肉飯」250円。
「塩そば」を食べるのは昨年12月以来。

その時に比べると、スープの色は濁りを増したように思えます。
飲んでみると深みある濃厚な旨味。

キレやじんわりでは無く、出汁の旨味が厚いです。
それでもスッキリとしており、蔦ならではのバランス。
間違いなく一つ星獲得前より旨いです。

ドライトマト等、薬味のアクセントも効果的。
焼豚やプリプリの自家製麺も素晴らしく、やはり圧倒的。
看板メニューは「醤油そば」ですが、「塩そば」も負けてません。

そして久々に「肉飯」。
数に限りがあるので、遅い時間には売り切れているメニューです。

「肉」を堪能できる焼豚の切れ端がゴロゴロと入っており、ボリューム抜群。
蔦は焼豚も絶品なので、この肉ももちろん最高。
フライドガーリックのアクセントも効いてます。

何を食べても美味しく、特に麺類の「進歩」はいまだ止まらない感じ。
今後も通わせていただきます。
ラーメン店初のミシュラン一つ星となり、一気に有名になった「Japanese Soba Noodles 蔦」。
先日はTV番組「櫻井有吉アブナイ夜会」で、大西店主が藤原竜也さんらに醤油そばを作っていました。

現在は整理券制で、朝から整理券を配布。
1000円と引き替えに整理券を入手し、指定された時間に再度伺います。
店内外合わせて総勢5名のスタッフにより、回転は悪くありません。

今回の注文は新作「太陽のつけそば」900円+味玉。
シンガポールをイメージしたとのこと。

麺の上のライムやパクチー。
オレンジ色のつけ汁がアジアンな感じ。

蔦の「つけそば」自体久々なので、まずは麺のみを口に。
艶々でコシがあり、これがまたずば抜けた旨さ。

芳醇な小麦の香りが鼻から抜けていきます。
「つけそば」は蔦のメインメニューではありませんが、つけ麺メインの名店と勝負できるレベルの麺。

つけ汁は清湯で、ナッツペーストが浮かび麺に絡みます。
スパイスなどが配合された辛味ダレが使用され、ほどよくスパイシー。

ライムを絞ったり、パクチーと一緒に食べるとエスニックよりに味が変化して面白いです。
最後はスープ割りも堪能して満足。

エスニック風味でもそちら寄りになりすぎず、「蔦」らしいオンリーワンの料理でした。
それにしても、一つ星を取ってなお新作を開発するのが凄いです。
4月中には看板メニュー「醤油そば」、「塩そば」の味も結構変えるとのこと。

また、この日発売された「一つ星ラーメン店の作り方」。
(蔦で買うことも出来ます。)

大西店主の本音が書かれていて面白いです。
平穏では無い現在までの道のり、そしてブレることが無い軸。

常に「更に美味しくしたい」と努力する姿勢は職人でありアーチストであり。
定期的に「蔦」を食べているので、その姿勢が味につながっているのも良く分かります。
これからの「蔦」も楽しみで仕方ありません。
先日から整理券制になっている「Japanese Soba Noodles 蔦」。
ミシュラン一つ星で一気に知名度が上がり、メディアには以前以上に露出。

TV番組「成功の遺伝子3」で大西店主がスタジオで作った「醤油そば」を食べたビートたけしさんは、
「日本食の一番美味い職人の味。出汁とかああいう感じ」と言ってました。

店頭で預かり金の1000円と引き換えに整理券を受け取り、指定された時間に再集合。
スタッフの指示通り並び、店内に入った時点で整理券と1000円を交換し、食券を購入。

列の整理、店内の食券担当、調理などスタッフは総勢5名で回転良し。
リズミカルに湯切りされ、「醤油そば」850円+味玉の登場です。

驚きなのがそのスープ。
確実に前回より美味しくなってます。

提供直前に鶏ベーススープ、アサリベーススープの2種を合わせて温めますが、貝出汁が濃厚に変化。
一つ星を獲得してわずか3か月弱。
更に美味しくしてくるとは恐ろしいです。

醤油ダレもいじっているそうで、トリュフオイルとの相性も抜群。
プリッと弾ける食感の自家製麺、ジューシーな焼豚も素晴らしい。

まさに孤高で圧倒的な一杯。
蔦の凄さを再認識させられました。
世界初のラーメン店ミシュラン一つ星の「Japanese Soba Noodles 蔦」。
一つ星以降は整理券制になってます。

店頭で整理券をもらい、指定された時間に再度集合。
整理券は平日朝7時、土日は朝6時半から配布。

一人一枚しかもらえませんので、複数で伺う場合は全員がもらいに行かないといけません。
整理券のおかげで再集合してもそれほどの行列にはならず、この日は10分ちょっとで店内へ。
やはり外国人の方が多くなった感じ。

麺メニューは醤油そば、塩そば、大地のつけそばの3種。
注文は「醤油そば+味玉」。

相変わらず美味しそうなルックスで、スープの色は前回よりもちょっと濃いめ。
スープには、青森シャモロックだけで無く天草大王も追加。

醤油ダレ等も変わっているようです。
基本的な路線は変わりませんが、トリュフは高貴に香り、醤油は以前よりも舌に味わいが残るように。

大西店主は出張や新たな試みがあるため、現在の調理は「味噌の陣」店長であった「伊丹さん(たみさん)」。
「味噌の陣」、「蔦の葉」で鍛えられており、味は文句なし。
今回も素晴らしく美味しかったです。
ミシュランガイドで一つ星を獲得し、一躍話題の店となった「Japanese Soba Noodles 蔦」。
一つ星獲得後、初の訪問です。

なお、「蔦 ミシュラン」という単語で検索すると、
「4時間待ちの大盛況」

みたいな記事がよく出てきますが、これは12月3日(木)1日だけ。
一つ星獲得が報道された後の営業初日のことです。

翌日から整理券配布方式が取られ、お店の横で長時間待つことは無くなりました。
整理券の配布は朝7時からで、整理券と引き替えに1000円をお店に渡します。
(1000円は整理券と引き換えに戻されます)

これは整理券を受け取って戻ってこない方が多いため改良されたシステム。
なお、整理券は一人一枚で、一人で複数枚貰うことは出来ません。

食べられるラーメンも一人一杯になりました(連食不可)。
整理券を受け取った後は、その色ごとに決められた時間に戻ります。

僕は黄色だったので12時から13時の間。
再集合すると、お店の外に常駐しているスタッフが列に誘導してくれます。
なお、必ず集合時間内に再集合とのこと。

現在、整理券は開店前に配布終了。
整理券方式もまだ浸透していないようで、それを知らずに訪れる多数のお客さんにスタッフが説明していました。

再集合のタイミングにもよると思いますが、僕の場合は再集合してから20分弱で店内へ。
そこから10分ほどで食べることが出来ました。

一つ星前獲得前でも1時間以上並ぶことが多かったので、かなり楽になった印象。
整理券を受け取ってから食べるまでの時間は長いですが、店の前以外で時間を潰せるのは良いです。

一つ星獲得前日に「醤油そば」を食べたので、今回は「塩そば+味玉」。
やはり周りは「醤油そば」ばかりです。

しかし、この「塩そば」も堂々たる一品。
醤油そばよりもダイレクトにスープの旨さを味わえます。

白トリュフオイルとドライトマトのアクセントも格別。
「醤油そば」と「塩そば」、どちらも一つ星にふさわしいものだと思います。

ラーメン店「蔦」のミシュラン一つ星獲得は世界的な快挙。
しかし、店主さんの最終目標はここでは無いでしょう
今後も期待してます。
12月1日、驚きのニュースが入ってきました。
「ミシュランガイド東京で、Japanese Soba Noodles 蔦が世界初のラーメン店一つ星に認定」。

一年前に発売されたミシュランガイド2015ではラーメン店がビブグルマンに選出されて話題になりました。
※ビブグルマンは星がつかないまでも、5000円以下で食べられるCP抜群のお店。

それが12月4日に発売されるミシュランガイド2016では、なんとラーメン店としては世界初の一つ星を獲得。
ラーメン店は「蔦」のみという快挙です。

ミシュランに掲載されるのは確実と思っていたので、一つ星の発表前日に「醤油そば」をいただいてました。
限定、塩、鶏油そばなどが続いたので、醤油そばは今夏以来と久しぶり。

アサリの旨さなどが出たスープに、サラリとした醤油ダレとトリュフオイル。
ごり押しで攻めてくるのでは無く、一歩引いた上品な美味しさです。
ストレスなく身体に浸み込む、唯一無二の極上スープ。

また、今の自家製麺はプリッと弾ける様な食感。
元々美味しい麺ですが、今の麺は過去最高な気も。

チャーシューも、より柔らかくジューシーになった気がします。
「これが世界初の一つ星ラーメンだ!」と自信を持って言える完成度。
(「塩そば」もかなり美味しいです。)

正直、どんなに美味しくてもラーメン店がミシュランの星を獲得するとは思っていませんでした。
それゆえ「ビブグルマン」が出来たのだと思っていましたし。

しかし、それを超えて「蔦」は星を獲得。
これに刺激されたラーメン店は数多いと思います。

一夜にして、意識を高く持った日本のラーメン店を活性化させたのでは無いでしょうか。
ミシュランガイド東京2016は12月4日の発売です。
大西店主、本当におめでとうございます。
「ラーメンWalker 東京23区2016」では全国1位を連覇。
「TRYラーメン大賞2015-2016」ではTRY大賞第2位。
(大賞1位は「とみ田」)

東京を、いや日本を代表する名店と言っていいでしょう。
現在、本店のスタッフは店主はじめ3名。

お水が置かれ、丁寧に誘導されます。
醤油、塩と言ったレギュラーも凄まじいほどの旨さですが、この日は新しく始まった「鶏油そば」800円。

最近まで試験的に具なしの「鶏油そば」を提供していましたが、このたびリニューアルして単品メニューに。
新たに加わった鶏油そば用トッピングの「バジルトマトソース」100円も注文しました。

鶏油そばはスープ付きで、まずは白トリュフ香るスープから。
続いて鶏油そばとバジルトマト。

一品料理を思わせる、見事な盛り付けです。
まずはそのままの味で食べてみると、鶏油の甘さと醤油のコクが絶品。

麺はやや加水高めになったようでプリッとしており、鶏油、醤油、自家製麺という素材が非常に高い次元で結合。
そして、上に乗るのはグリルチキン。

注文の都度、フランス産のガチョウ脂にてソテー。
肉自体も良いもので柔らかく、ガチョウ脂のリッチなコクも抜群。

スープはそのまま飲んでも美味しいし、麺をつけてつけ麺風にしてもグッド。
麺にバジルトマトを乗せても美味しいですが、そのままの味が美味しすぎるので無くてもOK。

蔦は今までに限定「小麦ヌーヴォー」の中の一品、サイドメニューとして「鶏油そば」を提供してきました。
今回、ブラッシュアップして単体メニューとなり、前よりも美味しくなってます。

結局のところ「油そば」な訳ですが、素材と自家製麺のクオリティとバランスにより、さすが「蔦」と思える素晴らしい一品。
こういうシンプルなものの場合、自家製麺の強みが際立つ気がします。

また、絶品のスープが付いていることも重要なポイント。
なお、グリルチキンが数量限定のため、鶏油そばは早めに売り切れてしまうそうです。

店内に漂うトリュフの香りで、「醤油そば」の禁断症状が出てきました(笑)
次回はそちらをいただきます。

「Japanese Soba Noodles 蔦」にて「黒岩土鶏の鶏そば」1300円をいただきました。
10月24日・25日各12食の限定です。

宮城県の地鶏「黒岩土鶏」を使用しており、ラーメン専門店で使用するのは初。
スープは厚みがあるのにクセが無く、もの凄くしっかりしたボディ。

そこにキレのある醤油ダレが加わり、上品で贅沢な味です。
鶏油の旨味も濃く、食材の良さは感動するレベル。

蔦には珍しく直球勝負の「鶏そば」ですが、だからこそ素材を堪能出来ます。
と同時に、圧倒的な技術とセンスも再確認。

具は松茸を黒岩土鶏のモモ肉で包み、低温調理したもの。
モモ肉は歯ごたえがあり、肉質は最高。

松茸はやり過ぎかと思ったのですが、この香りと鶏の相性はバッチリ。
厚く切られて食べ応えがあり、これだけでも料理として成り立つくらい満足。

レギュラーメニューも半端無いですが、今回の限定は(も)恐れ入りました。
素材が良いのはもちろん、その食材の活かし方や構成も抜群です。
ラーメンWalkerにて2年連続全国総合1位となった「Japanese Soba Noodles 蔦」。
蔦と言えばトリュフオイルを使用した「醤油そば」。
今夏には醤油そばをアレンジした「冷やし醤油ラーメン」がサークルKサンクスから発売になりました。

そしてこの度、塩そばも白トリュフオイル入りにリニューアル。
ということで、早速伺ってきました。

まずは先日から発売になった「鶏油そば」。
新たに加わった「鶏油そば 半玉」200円と鶏油そば用の「生玉子」50円。

前菜的に先に提供されますので、そのまま食べたり、玉子を入れたり。
麺は汁そばとは違った感じで、こちらも旨いです。

続いてリニューアルした「塩そば」850円。
(味玉ありがとうございます)

以前とはスープの色が違います。
もちろん白トリュフが香りますが、塩ダレのミネラル感もアップ。

ドライトマトの味も濃厚で、全体的に重厚な味わいに。
以前はスープそのものの旨さを中心に据えており、それはそれで美味しい「塩そば」でした。

今回は旨味が一丸となり、「じんわり」ではなく押し寄せてきます。
商品名を変えず、しれっとグレードアップしてしまうのが凄いところ。
「醤油そば」に負けない「塩そば」だと思います。
個人的にNo.1なお店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
新たに「鶏油そば」300円が始まりました。

こちらは具無しでサイドメニュー扱い。
単品注文は不可なので、「塩そば」850円と「鶏油そば」300円を注文です。

まずは「鶏油そば」が提供。
麺の上に青ネギのみでとてもシンプル。

丼の底に鶏油と醤油ダレがあるので、しっかりとかき混ぜます。
自家製細麺に鶏油等がしっかり絡み、そこらの油そばとは別格。

夢中で啜ってしまう美味しさです。
醤油ダレは鶏油そばのためだけに薄口醤油を使用しているとのこと。

具無しとは言え、これが300円は半端ないですね。
「スープが一番原価かかっているので」
とのことでしたが、それにしてもかなりの高CP。

続いて「塩そば」。
やはりここのレギュラーメニューは極上です。

スープの贅沢さは他店の限定を遥かに超えるレベル。
なお、鶏油そばと塩そばの麺は同じですが、塩そばはプリっとしてパツンと弾ける感じ。

鶏油そばはややボソッとしてます。
麺の表情が全然違うのもユニーク。
大盛よりも鶏油そばが断然オススメです。
「Japanese Soba Noodles 蔦」にて8月土日限定が始まりました。
「レモネードの塩つけそば」1000円で、1日12食限定です。

初日に伺うと限定数以上に並びがありましたが、諦めずに列へ。
すると前の数名は醤油そばで、幸運にもいただくことが出来ました。

それにしても、レギュラー目当てに早くから並ぶとは、さすが土日の蔦。
麺の上には夏野菜のジュレなど色とりどりの具材。

黄金に輝くつけ汁にはなんとチアシード。
チアシードは栄養価満点のスーパーフードで、ヨーグルトなどに入れて食べるものです。
ラーメンに使うのは初っぽいですね。

麺は自家製の長い細麺で、底には貝のスープ。
つけ汁に浸すとシャモロックのスープが絡み、抜群の鶏の旨味。

ほどよく弾力がある麺も美味しく、緬とつけ汁の一体感が半端無いです。
途中でレモネードのゼリー寄せをつけ汁に入れたり、しっとり低温調理の鶏をいただいたり。

最後は丼に残った貝スープでスープ割。
全てにおいて満足で、店主さんが今までに作った作品の中で3本の指に入るそうです。

パプリカなどを使いつつも、「Japanese」を思わせる味。
あえてがごめ昆布を使わずチアシードに挑戦したり、レモネードを使用したり。
料理人としてのプライドを感じました。

グイグイ攻めてくるのではなく、上品かつ芳醇な旨味。
いかにも蔦らしいオンリーワンな限定でした。
巣鴨の「Japanese Soba Noodles 蔦」。
現在、サークルKサンクスでは蔦監修の冷やし醤油ラーメンも販売中です。

今日は今年一番の猛暑とのことで、久々に「つけそば」にしました。
「醤油つけそば」900円です。

蔦と言うと細麺のイメージが強いと思いますが、つけ麺は太麺。
もちろん自家製麺。

全粒粉入りで小麦の香りが素晴らしいです。
瑞々しくて食感もモチモチ。
麺の凄さは「つけそば」の方が感じられるかもです。

つけ汁は一見白湯の様な色合い。
これはナッツペーストが浮いているためで、つけ汁自体は清湯です。

輪郭クッキリな醤油ダレに香ばしいナッツ。
アッサリながらコクのある旨さです。

焼豚、メンマもいつも通り最高。
最後はスープ割で大満足でした。
サークルKサンクスにて発売中の
「Japanese Soba Noodles 蔦」監修の冷し醤油ラーメン(トリュフオイル入り)。

発売日以来二度目です。
初回は興奮して食べてしまったので、冷静にいただきました。
煮玉子むすびは売り切れです・・・。

トリュフオイル入りのスープは、やはり半端ない再現力。
全粒粉入りの麺は国産小麦100%だそうで、ツルツルの美味しさ。

白髪ネギ、青ネギとネギが2種入るなど、やはりこだわりが凄いです。
子供に味見させたら気に入ったようで、半分以上食べられました(笑)
8/10(月)までの販売です。

今年も始まった「小麦ヌーヴォー2015」。
宇都宮の「花の季」収穫の新小麦を使用したイベントで、

7/27(月)~8/2(日)は飯田商店、くろ㐂、蔦、凪。
8/3(月)~8/9(日)は渦、チラナイサクラ、砦、花の季です。

蔦の小麦ヌーヴォーは限定12食で1200円。
※7/28(火)は味噌の陣、7/29(水)は定休日でお休み。

新小麦と蔦スープに使用している青森の地鶏「シャモロック」を使用とのこと。
整理券をもらい、11時ころ再集合です。

お店に入ると、カウンター全ての席に「小麦ヌーヴォー2015お献立」。
事前に詳しい情報が公開されていなかったのですが、なんとコースになってます。

まずは「冷製玉〆」。
冷やされたガラス容器に具なし冷製茶碗蒸し、スープのジュレが乗ってます。

見た目も味も本格的。
力強いシャモロックの胸肉、フルーツトマトも旨味濃厚。2015-07-27-11-04-35

続いては「鶏油そば」。
2品目に麺が出るとは、イタリアンで言うところのプリモみたいです。

シャモロックの鶏油は素晴らしいコク。
新小麦100%の麺に絡み、こちらも極上。

なお、麺は一度水で締めてから温めなおしていました。
くっつきにくくするためでしょうか。

レンゲにはネギ、ナッツ、刻みニンニク。
ニンニクが良いアクセントになります。

続いてトウモロコシの炊き込みご飯、シャモロックもも肉の山椒焼き。
ご飯はスープで炊かれており、トウモロコシの甘さが良い感じ。

もも肉は柔らかくて鶏の旨味を存分に味わうことが出来ます。
添えられた「とろろ」にもシャモロックのスープ。

小麦ヌーヴォーの企画でありながら、全てのメニューにシャモロックを使用。
店主さんが今年もっとも惚れ込んだというシャモロック三昧です。

メニューに「スープ」と書かれているものは、全てシャモロック100%とのこと。
どの料理も素晴らしく、料理人としての技術を見せつけられました。
また、これで1200円は間違いなく破格。

蔦は先日ドラマに出てから行列が伸びてますし、サークルKサンクスでは冷やし醤油ラーメンが発売中。
それでも店主さんは満足などせず、更なる高みを目指しているように思えます
ミシュラン掲載やドラマ出演など、様ざまなメディアで紹介される「Japanese Soba Noodles 蔦」。
その蔦初のコンビニ作品が発売になりました。

「冷やし醤油ラーメン」480円と「煮玉子むすび」138円。
7月21日(火)~8月10日(月)まで、関東地区のサークルKサンクスで発売されます。

どちらもトリュフオイルを配合してあり、蔦店主のわがままをすべて聞いてもらったとのこと(笑)
スープは透明なものと醤油の2種。

入れてみると、笑ってしまうくらい蔦のトリュフオイル。
ホントにコンビニ商品なのかと思うくらい香ります。

蔦の醤油そばを食べた方ならニンマリ。
初めて食べる人は香りに驚くのでは?

不如帰のカップ麺はトリュフ不使用でトリュフ香料だったので、さすがです。
麺は全粒粉配合の国産小麦100%というこだわりようで、保存料、合成着色料不使用。

ラーメンは1軒目売り切れで、2軒目でゲット出来ました。
煮玉子むすびも、もちろんトリュフオイルが香ります。
商品には「温めてよりおいしく」とありますが、蔦店主によれば「温めない方がトリュフオイルを堪能できる」とのこと。
巣鴨の行列店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
先日放送されたTVドラマ「ラーメン大好き小泉さん」にも行列店として登場しました。

こちらで並ぶ際は、入口右側のマンションエントランスに折り返して並ぶことになります。
伺った日は平日でしたが、開店前でエントランス内がちょうど一杯になるくらい。
30人くらいでしょうか。

注文は蔦の看板メニュー「醤油そば」850円。
スープはアッサリとした中に深い出汁の旨味があります。

青森シャモロックや香味野菜の陸産物スープ。
アサリなどの海産物スープ。

提供直前にその2つのスープを雪平鍋で合わせ、温めます。
今日はアサリの旨味がたまらない感じでした。

途中で焼豚の上に乗ったトリュフソースを加えると、華麗な香り。
プリッとした自家製麺、ハーブとローストされた焼豚。
どれもこれも高水準。

行列はしますが、予約の取れないお店と違い、並べば確実に食べられます。
ドラマで小泉さんは「さすが日本一と言われる味です」と言ってました。

なお、「ラーメン大好き小泉さん」の蔦を題材にした回は、
先に並んでいた主人公の列に遅れてきた友人が合流する話。

ラーメンの行列に割り込みは御法度ですから、
「3人で最初から並び直しですね」
と、最後尾に並び直していました。

渋る友人に
「いかなる理由があろうとも、行列に割り込むことは絶対に許されません。
行列に割り込む人間に、ラーメンを食べる資格は無い!」

と。
行列の友達に合流することが「割り込み」と分かってない方も居ますので、良い話でした。

無事、店主さんが戻ってきたJapanese Soba Noodles 蔦。
手首にサポーターは付けてはいますが、湯切りは以前通りで一安心です。

今回は「塩そば」850円。
塩は塩で、醤油そばとは別の惚れ惚れする美しさ。

Wスープはグイグイと攻撃するのではなく、どこまでも深い旨味。
スープの旨さを引き出す塩ダレも絶妙です。

また、焼豚の上にはドライトマトが乗っており、時おりスープと一緒に。
すると凝縮されたトマトの旨味と甘さが炸裂し、目の覚めるようなアクセント。

蔦によるアクアパッツァな味わいです。
そろそろ新作も食べてみたいですが、塩と醤油を交互に食べるだけでも幸せ。
この一杯は、何度食べてもため息ものです。
巣鴨の名店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
現在の蔦は鶏と香味野菜の動物系スープ、海産物スープのWスープ。

この度、鶏が地鶏のシャモロックになり、鶏油も加わりました。
鶏の旨さを味わおうと、注文は「醤油そば」850円。

鶏はもちろん美味いのですが、今回は貝の旨味が凄い。
聞いたところ、今日はアサリが良いものだったそうです。

下手に「貝」が付いたメニューより、断然美味い貝スープ。
そこに鶏が高いレベルで融合し、加えて芳醇なトリュフの香り。
食材の美味さが抽出されており、贅沢な気分です。

パツンとした自家製麺、ムチムチな焼豚はいつもどおり鉄板。
そう言えば、メンマには少しブラックペッパーのアクセントが加わってました。

食べる度にちょっと変わっていて、なおかつ間違い無く美味い。
やはり、自分のなかでは蔦がNo.1です。

天草大王を使用したNew「味噌の陣」も好調な「Japanese Soba Noodles 蔦」。
今回は看板メニューの「醤油そば」850円。

Wスープに変わった直後の重厚な出汁はやや抑え気味になり、醤油の香りが立っています。
麺もマイナーチェンジしたそうで、美味しさの追求はまだ続いています。

山岸さんの「大勝軒」や「べんてん」はブレを楽しむファンも多かったようですが、
こちらは店主さんが考える「今の理想型」を味わう楽しみ。

今回も間違い無く最高で、やはりここは別格。
研究や努力が味に結びついています。
現在は地鶏の鶏油を取り寄せるかどうか迷っているそうで、また何か新しい美味しいものが食べられそうです。

先日の「塩つけそば」も絶品だった蔦。
本日は「塩そば」850円+「ローストトマト」150円。

現在のスープ用にチューンされた塩ダレはカドが無く、澄んだスープがストレートに味わえます。
押し寄せてくるのでは無く、一歩引いた感もある極上な美味しさ。

スープと塩ダレが変わったので、前の塩そばとは別物ですね。
同じメニューなのに、新作を食べている気分です。

パツパツとしながらも、ただ硬いだけではない香り良い麺。
ブリンブリンな食感のチャーシューも変わらず最高。

途中からローストトマトをいただくと、凝縮された甘さと程よい酸味が加わります。
「ローストトマト塩そば」という食券は無くなりましたが、ローストトマトと塩そばの相性は間違い無し。
売り切れでなければ、必ず加えたいトッピングです。

Japanese Soba Noodles 蔦で、ポルチーニなどを使用した「醤油つけそば」が先日から販売開始になりました。
その醤油つけそばを食べようと思ったところ、塩つけそばも販売開始。

迷ったあげく「塩つけそば」900円を注文です。
ベビーリーフにミニトマトと、美しい盛りつけ。

まずは麺だけいただくと、全粒粉の香りが漂う多加水で瑞々しい麺。
つけそばの麺を食べると、ここの自家製麺の素晴らしさが良く分かります。

つけ汁は一見白湯のようにも見えますが、浮いているのはナッツペースト。
つけ汁自体は清湯で、アンチョビとオリーブオイルがアクセント。

それでもイタリアンの様にはならず、蔦オンリーな味わいの絶品です。
ナッツペーストが麺に絡み、物足りなさもありません。

つけ汁にアンチョビとオリーブオイルという発想も普通ではないですが、ナッツペーストを使用するとは驚きです。
最後はスープ割で、蔦スープを堪能。

やはりここは、何を食べても外しません。
美味しいと分かっていながらも、ここで食べ終えた後の満足度は半端ないです。
「醤油つけそば」も近いうちにいただきたいと思います。

火曜限定で行っている二毛作「味噌の陣」も好評なJapanese Soba Noodles 蔦。
「鉄腕ダッシュ」に出たこともあってか、しばらくはスープ切れで早仕舞いだったそうです。

そのため、売り切れ終了を避けるために通常スープを増量。
別スープの「東京煮干ラーメン」は残念ながら休止となります。

併せて通常スープの改良もされました。
東京煮干ラーメンの代わりに出汁中心にシフトしたとのこと。

醤油ダレも変更したとのことで、「醤油そば」850円を注文。
見た目は変わりませんが、一口目から明確に分かる味の変化。

以前より貝の味が感じられたりと、キレよりも深い旨味が中心。
出汁の旨味が最後の一滴まで感じられ、幸せな気分が持続します。

トリュフオイル、黒オリーブによる華やかさもありますが、芯となるスープの旨さが格別。
肉の旨味が凝縮された焼豚、歯切れ良い太メンマ。

脇役陣もトップレベルで、抜かりない完成度な一杯。
塩も大好きなのですが、今回の醤油は更に凄みを増してます。
またしても良い意味で裏切られました。
今でも凄く美味しいのに、日々研究を重ねるJapanese Soba Noodlese 蔦。
今度は「東京煮干ラーメン」800円が始まりました。

合わせて煮干そば、アジアン煮干そば、辛にぼつけそば、パク盛り肉飯が終了。
どれも美味しかったので残念ですが、新しい味に出会えるのはワクワクします。

「蔦」らしい美しい見栄えで、柑橘(柚子?)と大きめのネギが特徴的。
スープは片口鰯と鯵による煮干100%。

煮干のエグミは無く、美味しさだけが抽出されてます。
以前の煮干よりも魚の美味しさが感じられ、和が強調された感じ。
柑橘も良いアクセントになってます。

デフォの醤油ほどソリッドでは無い代わりに、お出汁の美味しさが沁み渡りますね。
「東京煮干ラーメン」という商品名も納得です。

ノスタルジーを感じさせつつも、洗練された一杯でした。
1月下旬開始予定の「味噌の陣」も完成が見えてきたようで、待ち遠しいです。
前回で今年最後の蔦だと思っていたのですが、土曜に時間が取れました。
初の土曜訪問でしたが、当然のごとく平日よりも列が長いです。
ミシュラン効果もありそうですね。

今日の注文は「塩そば」850円。
数量限定の「ローストトマト塩そば」を振り切り、「あおさ海苔」100円と「南高梅」100円をトッピング。
今日は塩そばを「和」で味わうことにしました。

毎度の事ですが、スピーディな盛りつけなのに丼の美しさもピカイチ。
丸くて深い旨さのスープは間違い無くオンリーワンで、ため息ものです。

なお、初めて乗せてみた「あおさ海苔」はスープと抜群の相性。
アクアパッツァっぽくなるローストトマトも良いですが、こちらも良いですね。

ここまで目と舌を満足させてくれるラーメンは他にありません。
限定もたまにやっていますが、レギュラーメニューの完成度がもの凄く高いです。
食べる度に美味しくなってると思うのは、気のせいでは無いでしょう。

他店の限定メニューも追いかけますが、レギュラーメニュー狙いに朝イチで向かう店は、蔦だけかも知れません(笑)
今年最後の蔦になりそうなので、〆はローストトマト塩そばにしよう!
と思っていたら、券売機に

「本日味噌そばあります。」
とゲリラ限定。
迷わず「味噌そば」850円+「ローストトマト」150円を注文です。

なお、一月中旬から毎週金曜に「味噌の陣」として二毛作を始めるのですが、それとは別モノ。
味噌の陣は先日限定でやった牛スープで、今回の味噌はデフォの蔦スープ。
TRY2013-2014で受賞したものに近いそうです。

チャーシューとローストトマトが乗って豪勢なルックス。
スープはオイルが香りつつも、和な感じで三つ葉がとても合います。
味噌は限定と同じブレンドだそうですが、スープが変わるとかなり印象が変わりますね。

ローストトマトの酸味と味噌も相性バッチリ。
これでも十分に個性的で美味しいのに、味噌の陣のスープを全く別物にするなんて研究熱心すぎです。

なお、券売機には味噌の陣のボタンが追加されてました。
味噌そば、肉味噌そば、味噌つけそば、レッチリ。

沢山のメニューに今からワクワクですが、よく考えたら今日の味噌そばの方がレアってことになりますね。
進化し続ける蔦は、いつでも一期一会な感じです。

12/5に「ミシュランガイド2015」が発売されました。
昨年から、星は付かないけど、手頃な価格の良店「ビブグルマン」が登場。

今年は「ビブグルマン」にラーメンが載ることになり、大好きな「Japanese Soba Noodles 蔦」もめでたく掲載されました!
なお、ラーメン店は全部で22店掲載され、他には、

青葉、維新、伊藤(本店)、伊藤(銀座店)、金時、好日、Gottsu、しながわ、ソラノイロ、多賀野、トイ・ボックス、ドゥエイタリアン、びぎ屋、ぶらり、ブンブンブラウカフェ ビーハイヴ、不如帰、三藤、むぎとオリーブ、麺 えどや、もりずみ、やまぐち。
「あの店は入ってないの?」を言い出すとキリがありませんが、
未食の金時、三藤、麺 えどや以外は全て美味しいと思うので、さすがミシュラン。

お祝いにいただいたのは「海苔玉醤油そば」850円に「パク盛り肉飯」250円。
ノーマル醤油そばが850円、トッピング味玉100円、海苔100円なのでなので50円安いです。

洋も感じる蔦スープに味わい深い醤油ダレ、自家製麺の完成度はかなり高度。
パリッとした香り高い海苔は間違いなく上物だと思います。

また、大きめの低温調理チャーシューは大きめで肉の旨味がしっかり。
やはり、ここの醤油は外しません。

パク盛り肉飯は、肉飯の上にパクチー山盛り。
韓国唐辛子も乗ってクリスマスカラー(笑)

待っていたお客さんが、これを見て「肉飯」を「パク盛り肉飯」に変更していたくらいインパクトあります。
肉飯は200円なので、50円増しでこのパクチーは素晴らしいですね。

箸を使わずに、パクチー、肉、ご飯をレンゲで掻き込む方が、美味しくいただけると思います。
韓国唐辛子もピリッとアクセント。
最高のサイドメニューです。

なお、来年は金曜から二毛作で味噌を始めるそうで、色々考えているそうです。
常に味を追求する姿勢が味にストレートに繋がっており、ミシュラン掲載も当然だと思いました。
本当におめでとうございます。
月曜が定休日のJapanese Soba Noodles 蔦。
12月第一週は12/2(火)・12/3(水)が臨時休業となってしまうので、12/1(月)が特別営業となりました。

しかも、ただ営業するだけでなく、「味噌そば」850円1本に絞ったスペシャル営業です。
名付けて「Japanese Soba Noodles 蔦 味噌の陣」。

こちらの味噌は長らく休止していましたが、納得いくものが出来たそうです。
スープは蔦の通常スープに牛。

そこに濃厚な味噌が加わります。
味噌は徳島産の豆味噌を中心にブレンドしたそうで、豆の旨味が前面に出ていますね。

味噌の発酵した風味もパンチがあり、一口目から旨味がガツンと来ます。
ポルチーニの香りも豊かで、リッチ感満載。

麺は味噌に合わせた自家製平打ち麺。
かなり主張するスープなので、存在感ある麺がバッチリ合ってます。
なお、細麺の替え玉もあったようですが、残念ながら売り切れでした。

具はいつものチャーシュー、メンマに加えて、ボイルした白菜、マッシュルームなど。
こちらも味噌にピッタリ。
特に白菜と味噌は相良いです。

色々な食材を使っていながらも複雑すぎず、味噌が主役でグイグイ来ます。
難しく考えなくても、一口で「おおっ」となる美味しさ。

このバランス感覚は、まさに蔦の真骨頂だと思いました。
※公式ブログによれば、来年1月頃に二毛作で金曜に提供するっぽいです。
2014年11月)

Japanese Soba Noodles 蔦と言えば、醤油、塩、煮干しと汁そばのイメージ。
しかし、先日食べた「辛にぼつけそば」も素晴らしく美味しかったです。

自家製太麺のレベルが凄かったので、再度つけそばを行くことにしました。
寒くなってきたので汁そばに浮気しそうで心配でしたが、蔦待ちの先頭は日当たりが良く、つけ麺モードに。

注文は「南高梅つけそば」950円と「すだち飯」200円です。
あおさ海苔とネギが浮かんだつけ汁、梅や青菜が乗った麺など、和食なルックスです。

中太の自家製麺は、瑞々しくてモチモチ。
そのまま食べると小麦の香りが鼻から抜け、抜群の美味しさ。

つけ汁は軽く酸味があります。
乾物の出汁に白醤油ということで、辛にぼよりもアッサリで和な味わい。

いつもどおり素晴らしいチャーシュー、太メンマをいただきつつ、
たまに南高梅をかじって、最後はスープ割り。

また、すだちご飯はうるめ節の香りが強烈な、贅沢おかかご飯。
すだちと節が素晴らしくマッチします。

ここにスープ割りしたつけ汁、梅干しを加え、最後はお茶漬けで。
インパクトとしては「辛にぼつけそば」の方が上ですが、こちらはエレガントな味わい。
とにかく麺が半端じゃない美味しさでした。

Japanese Soba Noodles 蔦で「ローストトマト塩そば」をいただきました。
ローストトマトは「辛にぼつけそば」のトッピングで食べていたのですが、オススメの塩は初。

なお、塩ダレの使用食材値上げなどの影響で価格は50円アップ。
塩そば850円、ローストトマト塩そば1000円です。

赤、白、緑、ピンクと素晴らしく美しい一杯の登場。
ラーメン版カプレーゼとも言えそうな色合いです。

スープは間違いなく深みを増しましたね。
数ヶ月前に食べた塩よりも旨味が濃いです。

塩の尖りではなく、深い旨味で食べさせる塩。
スペイン産のオリーブオイルを使用しており、その効果もあるようです。

そこにローストトマトが加わると、リッチに味変。
ローストされて甘みがあるトマトは塩の邪魔をするほどには強くなく、良いバランスだと思います。

そしてパツンとハリのある自家製麺。
大きくて肉厚な低温調理チャーシューも素晴らしく、個々の完成度も高いです。

また、今回からシャキシャキとした青菜のお浸しも加わりました。
ローストトマトに乗ったケッパー、白髪葱の上に置かれたオリーブと合わせ、重要な脇役です。

正直、ラーメンとしては高い価格ではありますが、それを軽く凌駕する旨味とリッチ感。
淡麗だけど旨味が深く、まさにドンピシャな一杯でした。

基本的にラーメンは醤油派で、蔦の醤油もため息が出るほど旨いです。
しかし、現時点ではローストトマト塩そばに軍配が上がりますね。
まあ、醤油を食べた後は醤油大絶賛すると思いますけど(笑)
レギュラーメニューのブラッシュアップを始め、常に研究を続けているJapanese Soba Noodles 蔦。
つい最近も、新たなメニューが2つ加わりました。

ローストトマト塩そばと、辛にぼつけそばです。
どちらも食べたいのですが、ローストトマトは数量限定のため、すぐに無くなってしまうそうとのこと。

しかし、ここは辛にぼかな…。
でも、せっかく早く来たんだから、トマトかな…。

と思って券売機に向かうと、ローストトマトがトッピングであるじゃないですか。
モヤモヤがスッキリと晴れ、「辛にぼつけそば」950円と「ローストトマト」150円を選択。

なお、蔦では初めてのつけです。
ローストトマトは10個くらいしか無いみたいですね。
トッピングが頼めて良かったです。

ローストトマトは麺の上に乗って登場。
まずは美しい平打ちの太麺だけで食べてみます。

多加水でモチっとしており、全粒粉?の風味がブワーっと広がりますね。
こりゃ凄い。

麺だけで何度でも食べられます。
つけ汁はメキシカンな辛さと言えばいいでしょうか。

アジアン煮干よりもソリッドな辛さ。
ビシッと決まってます。

パラペーニョも入っており、それを食べると更に辛くなりますね。
瞼の下が汗ばんでくる本格的な辛さで、清湯でも麺に絡んできます。

そして、数量限定の貴重なローストトマト。
しっかり火が通ってジューシーで、塩気もエッジが効いてます。

麺に絡ませて混ぜそば風に食べても美味いですね。
最後はスープ割をして完食完飲。

基本的には汁そば派なのですが、このつけ麺は最高です。
清湯系つけ麺では群を抜いて美味いんじゃないでしょうか。
何を食べても美味しい蔦ですが、今回はアジアン煮干に匹敵する感動でした。
巣鴨の名店「Japanese Soba Noodles 蔦」。
午前中に自由な時間が取れたので、ここぞとばかりに訪問です。

本日は「味玉煮干そば」900円と「肉飯」200円。
煮干し、一口目から上手いです。

もっと上品かと思っていたら、旨味とともにある程度の苦味。
煮干感が強いです。

濃口醤油、イタリアの魚醤を使用したタレも強めに仕上がっており、吸引力が高い旨さ。
醤油や塩に使用される丸鶏スープは入らず、煮干100%。
それでも物足りなさは全く無く、完飲せずには居られません。

パツパツの麺はもちろん煮干しにも合いますね。
いつもの焼豚、メンマはやはりレベルが高く、三つ葉が煮干しにピッタリ。

久々に追加した味玉は、やや堅めで普通な印象。
また、凄く久しぶりに飯ものを注文しました。

ロース飯はしばらく休止中なので、「肉飯」200円。
プリっとした食感の焼豚が良いです。

煮干と言ってもグリグリなニボニボでは無く、かといって和食のように穏やかすぎること無く。
「蔦」らしいとても旨いラーメンでした。
巣鴨の名店、Japanese Soba Noodles 蔦。
先日、しば田で蔦の塩ダレを使用したコラボがありました。

それがかなり美味しかったので、塩をいただきに訪問です。
「塩そば」800円を注文。

塩ダレは8月にリニューアル。
現在、新たな味噌ダレを試作中みたいです。

スープに透明感があるため、醤油とは違った奥行きのある美しさ。
スープは塩ダレが主張し過ぎず、野菜やコンソメっぽい洋風の出汁をダイレクトに味わえる感じです。

味がシンプルな分、添えてあるオリーブによる味変が効果的。
後半は貝類の風味も強くなり、最初から最後まで美味しい贅沢な一杯です。

麺は自家製麺ストレート細麺で、パツパツと歯切れが良いですね。
また、低温調理のチャーシューは、これだけでお店出せるんじゃないか?ってくらい肉の旨みが豊潤。
脂身のジューシーさも含めて、最高に美味い肉です。

今は16時までの営業で難易度高いですが、時間が取れたら必ず寄りたいお店です。

リニューアルした醤油そばが絶品だったJapanese Soba Noodles 蔦 。
味噌が終わって煮干が始まったということで気になってました。

が、早くも新メニューのお知らせ。
「アジアン煮干そば(パクチー入り)」900円です。
煮干しもアジアンも好きなので、早速伺って来ました。

外の待ち席にはうちわ。
日陰なのがありがたいです。

11時の開店より数分早くオープン。
BGMはレッチリ、U2です。

登場した一杯にはパクチーどっさり。
その上に赤いスパイスが乗っており、エスニック好きにはたまらないビジュアルです。

スープはレモングラスの酸味と爽やかな辛さが効いて、ややトムヤムクン寄りな味。
ベースの煮干によって深みが増され、タイヌードルよりもリッチなスープです。

エスニック「風」では無く、気持ちいいくらいスパイスが効いてムチャクチャ美味いです。
パクチーを一緒に頬張ると更に良し。

さすがですね。
エスニックを適当に出してこないところも「蔦」らしいです。

自家製麺との絡みはもちろん良く、タイヌードルと一線を画する美味さ。
チャーシュー、太メンマも抜かり無く、900円でも安いくらいの満足度です。

後半は煮干の風味が増し、一気に完食。
気が付くと顔中汗だくです。

今年はエスニックなラーメンが流行るとも言われていますが、まさに夏向け。
正直、このメニューが提供されている間、煮干しそばを頼む勇気がありません(笑)
そのくらい気に入りました。
先日、2号店である「蔦の葉」をオープンさせたJapanese Soba Noodles 蔦。
蔦の葉準備期間は蔦本店を休業していましたが、7/2に再開。

レギュラーメニューに更に手を加えたと言うので訪問です。
蔦の葉の醤油が美味しかったので、やはり本店のリニューアル醤油も食べたいですし。
(蔦は探究心が凄いので、しょっちゅうリニューアルしてますが。)

注文は「醤油そば」800円。
誰が見ても美しい一杯です。

見た目も良いですが、トリュフオイルの香りも優雅。
顔を近づけなくても香ります。

ベースの出汁は、蔦の葉同様に洋を感じるもの。
そこに醤油ダレのコクが活きてますね。

トリュフオイルと合わさって、非常にエレガントなお味。
シコシコとした自家製麺との相性もバッチリです。

具はチャーシュー、
太メンマ、九条ネギなど。

若干レアなチャーシューは恐らく煮豚では無く焼豚で、肉の旨みがしっかり。
チャーシューの上に乗っているのは刻んだキノコでしょうか。

店名にJapaneseとありますが、国籍を問わず様々な食材を用いた一杯だと思います。
素晴らしい完成度の一杯でした。

ラーメンで800円は普通なら高めですが、このクオリティで800円はCP抜群だと思います。
1000円未満で、非常にリッチな気分になれる「料理」でした。
巣鴨の超人気ラーメン店。
どのくらい人気かと言うと、銀座の「むぎとオリーブ」が「Japanese Soba Noodles むぎとオリーブ」と看板に書いてオープン。

すると、元々「Japanese Soba Noodles」を掲げていた蔦のファンから大ブーイング。
ラーメンフリークの怒りを恐れて看板を「Ginza Noodles」に変更したくらいです。

ちなみに、僕は食べログ事務局を通して
「むぎとオリーブのお祝い花の写真を、出来れば削除して欲しい」
とお店から依頼を受けました。

関係者に迷惑がかかるといけないから、とのことです。
もちろん消しましたが、結構な騒ぎだったのかもしれませんね。

14時過ぎに行くと外並びはありませんが、店内待ち5名。
店内はポルチーニの香りなどが漂い、イタリアンみたいです。
ポルチーニ油は味噌そばに使われているのですが、味噌の注文率高いですね。

僕のお目当てももちろん味噌。
評判になっていて、前から食べたいと思ってました。

こちらは具材のこだわりなど。
この日は昼からビール行こうと思っていたのですが、ランチ時は間つまみの提供無し。

混んでますもんね。
「エビスビール」600円に「味玉」100円をおつまみ使用でもらいました。

そしてお目当ての「味噌そば」850円。
味噌とポルチーニの香りに三つ葉のフレッシュさが加わり、とても良いです。

スープはポルチーニオイルとが味噌が融合して、なんとも新しい風味。
和と言うよりは欧州っぽいのですが、しっかりと味噌です。

三つ葉も良く合ってますね。
味噌は徳島の豆味噌だそうで、赤味噌の風味。

乱暴に言ってしまえば、「あさげ」に近いです。
もちろん無化調。
油もしつこく無く、従来の味噌ラーメンと同じカテゴリで良いのか悩むくらい個性的。

麺は自家製の細麺。
パツパツとした食感で、風味も良いです。
さすが美味いですね。

チャーシューはムッチリした肩ロース。
コリコリの細メンマ共々、ビールのつまみにしたかった…。

「Japanese Soba Noodles」と名乗るだけの完成度。
店主による湯切りなども真剣そのもので、とてもスピーディ。
店内は若干緊張感が漂ってますが、回転早い方がお客さんにとっても良いでしょうから仕方ないですかね。

なお、帰りの14:40時点では閉店となっていました。
早仕舞いもあるみたいなので、気をつけた方が良さそうです。

冷やし煮干し狙いで行ってきました。
さいころ、かなで、やまぐちで冷やし煮干を食べて来ましたが、やはりこちらの煮干も気になります。

平日14時過ぎに訪れたところ、外待ちがありました。
14時過ぎなのに…。
さすが2012-13TRY1位(新人醤油部門)受賞店。

冷やし煮干の「煮干時雨(にぼしぐれ)」850円を注文しました。
当初は15食限定でしたが、現在は数量限定となってました。

スープは他の煮干冷やし同様、煮干の量を増やしているとのこと。
また、隠し味に梅やリンゴ酢を使用しているそうです。

スープ、一口飲んでハッキリ分かります。
格段に美味い!

エグミは控えめで、煮干の旨味が凝縮されてますね。
これは凄い。
今年食べた冷やし煮干では間違い無くナンバーワンです。

自家製麺は多加水で、ザクザクとした食感。
締めても硬すぎず、喉越しが良いです。

具は低温調理の ロースト鶏胸肉、メンマ、アーリーレッド(紫タマネギ)、梅胡椒など。
梅胡椒がキリッとしていいアクセントでした。

久々に来ましたが、凄く美味しかったです。
さすが外しませんね〜。
巣鴨駅の近くですが、静かな通りにあるお店。
(向かいは)ラブホですが・・・
外観はまるで和食料理店。
店内もこざっぱりとしていて、落ち着いた雰囲気です。
奥には製麺機がありました。自家製麺のようです。

醤油らぁ麺が売りとのことですが、煮干らぁ麺を注文。
麺が細いので調理から完成は早いです。
店主は代々木の「めじろ」で店長をされていたとのことで、
出てきたらぁ麺も見た目は似ています。

まずスープをすすってみると、
お~!なかなかの煮干感!
透明度の高いスープですが、煮干はしっかりしています。
また、適度にオイリーで、蕎麦のようなんだろうな、という先入観がくつがえされました。

麺は細麺。
いや、極細と言ってもいいくらいでしょうか。
そうめんのような感じでもあります。
博多ラーメンのようなパキパキした感じでありません。
そういえば、券売機に
「当店の麺は多加水のため、固めはできません」
というような張り紙がありました。

細い麺の間にスープがたまり、持ち上げ度は抜群です。
ただし、スープが強いのか、後半、麺の存在感が薄くなる感じも否めません。
チャーシューはバラとロースの2種類。
メンマはめじろや凪のように太いタイプ。
ネギも白髪ネギと青ネギの両方が入っており、見た目も美しいです。

サイドメニューのロース肉飯。
写真ではかなり肉が乗っているように見えますが、
裏側には載っていません。4枚乗っていました。
バターとレモン風味の味はとても合っています。
ただ、チャーシューが冷たいのが残念。
ご飯の熱か、炙って脂が溶けているともっと美味しいと思います。
もしくは、もっとレアに仕上げるとか。
あと、ラーメンに入っているのと同じサイズなので、
短冊状になってたりするともっと食べやすいと思いました。
ご飯の量は多くて満足です。

煮干らぁ麺は予想以上に美味しかったです。
次回は醤油らぁ麺を食べてみたいと思います。

  • 「醤油Soba」1080円
  • 大西店主
  • 2種のクリームソースにコンポート

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2位

中華そば 深緑 (高坂 / ラーメン)

11回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2025/04訪問 2025/04/21

百名店かつTRY「しょうゆ名店」2位 出汁素材の一体感にもろみポークヒレが極上な「白出汁 もろみポークバラ・ヒレ」

東松山の百名店にしてTRYラーメン大賞「名店 しょうゆ」2位の「中華そば 深緑」。
埼玉No.1ラーメン店「中華そば 四つ葉」のセカンドブランドとして2020年にオープンしています。

場所はどの駅からも遠く、駐車場は30台分。
現在は記帳制となっており、朝10時からオープンしています。

メニューは変わらず以下の4種。

「黒出汁 もろみポーク2種」1650円
「白出汁 もろみポーク2種」1650円
「羅臼昆布と鮭節の中華そば もろみポーク2種」1750円
「極上かつお節の中華そば もろみポーク2種」1750円

もろみポークは3種から選ぶことができ、この日はバラ、ロース、ヒレでした。

店内はカウンターのみ8席の落ち着いた空間。
スタッフ3名でラーメンの調理は岩本店主が行っています。

「白出汁 もろみポークバラ・ヒレ」1650円
もろみポーク2種に知床鳥で豪華な肉類。
それにメンマ、青菜お浸し、小田原籠清の無添加なるとです。

スープは優しく上品で、ストレスなく染みわたる濃密な出汁の旨さ。
豚骨、牛骨、地鶏に貝、魚介、野菜と多種の素材を使用していますが、中華の上湯の様に一体となってます。

「白出汁」を食べるのは2年半ぶりで以前は様々な素材を複雑に感じたものの、今は絶妙な一体感と丸みに昇華。
押しつけがましくないオンリーワンの味わいになり、高級中華料理の「上湯(シャンタン)」の様に店名通りかなり「深く」なっています。

麺は自家製のストレート細麺。
極細でもモチモチで存在感があり、スープに良くマッチしています。

もろみポークは開店当初から旨いのですが、今回初めて見たのが「ヒレ」。
1センチ以上の厚さにカットされたものが2ケ入っています。

このヒレを食べてみると、サックリ噛み切れてフワリと上質な赤身の旨味。
「成蔵」「TONKATSU KEITA 」と言った高級とんかつ店レベルの旨さです。

もろみポークを一頭買いしているから出せる数少ない「棒ヒレ」だそうで、あれば迷わず注文必至。
大判のバラに知床鳥ももちろん美味しいです。

創業時からメニューは変わらずも、今の「白出汁」は貫禄というより熟成。
キレを求めるなら「黒出汁」「極上かつお節の中華そば」と思いますが、「白出汁」は穏やかに極上です。
 
お土産用に仕込んだ焼き豚で絶品なので、こちらもあればマストです。
お土産用に仕込んだ焼き豚なので、こちらもあればマストです。
間もなく3周年を迎える東松山の食べログ百名店「中華そば 深緑」。
先日10周年を迎えた名店「中華そば 四つ葉」セカンドブランドです。

レギュラー4種での営業は変わらずですが、この夏は新作をリリース。
1日6食限定「鰹のぶっかけ」1400円です。

「鰹のぶっかけ」1400円
涼しげなガラスの器に削りたて鰹節がどっさり。
あらかじめ「追い飯」のサービスも付いてきます。

鰹節をよけてみると、3種の豚鶏チャーシューに太メンマ。
それにとろろ、大根おろし、青海苔、ミョウガ、大葉と薬味が乗って豪勢です。

麺は冷製スープに浸っているので、まずは麺とスープだけで。
モチモチとしてコシもあり、極細で長い麺なのでスープを良く拾います。

レギュラーの自家製麺を長めに茹でて〆ているそうですが、結構違う印象。
とろろや大根おろしも良く絡み、良く合います。

スープは「極上かつお節の中華そば」をベースに昆布、鶏などをブレンド。
醤油ダレやオイルも良く、ただの「めんつゆ」とは違うリッチなコクと深みがあります。

チャーシューは冷製用に極薄に切られたもろみポーク。
知床鶏のモモも、冷えてザクザク感が増した太メンマも美味しいです。

最後は鰹節で旨味が増したスープの残りやトロロを追い飯の上に。
ちなみに追い飯には刻み油揚げ、梅ペーストが添えられています。

良く混ぜていただくと、麺で食べるのとまた違った美味しさ。
見た目以上に上品で「和」な〆となり、満足度相当高いです。

煮干しは使っていませんが、とろろや追い飯は「麺処ほん田」の「ニボコン(煮干し昆布水冷麺)」に近い一杯。
さすが岩本店主と思わせるバランスと食材の良さを感じる「涼麺」でした。
9月24日に2周年を迎えた「中華そば 深緑」。
埼玉を代表する名店「中華そば 四つ葉」2号店です。

変則営業となっており、土日の営業や夜営業は公式twitterにて月ごとにお知らせ。
この日は元々休み予定の日に臨時営業でしたが、それでも行列が出来る人気店です。

価格改定はありましたが、メニューは変わらず以下の4品。

「黒出汁 知床鶏もも もろみポーク2枚」1400円
「白出汁 知床鶏もも もろみポーク2枚」1400円
「羅臼昆布と鮭節の中華そば 知床鶏もも もろみポーク2枚」1400円
「極上かつお節の中華そば 知床鶏もも もろみポーク2枚」1400円

もろみポークはロース、バラ、肩ロースの3種から選べます。

「白出汁 もろみポークロース&バラ」1400円
丼を覆いつくす大判のもろみポーク2種に知床鶏もも。
太メンマに青菜お浸し、なると、白髪ネギが中央に立体的に盛られています。

スープはまず明確に貝の旨味。
それから動物や野菜などの太いお出汁が染み渡ります。

多様な出汁素材を用いても、以前よりベクトルがより定まった味わい。
清湯でも上品かつ濃密に旨味が抽出され、オープン当初しか食べてない方は驚くレベルだと思います。

麺は自家製のストレート細麺。
適度にコシがあり、後半はモチモチに食感が変化していきます。

大判のもろみポークロースは肉そのものの旨味があり、バラは上質な脂身が贅沢感。
知床鶏もも含め、チャーシューはオープン当初から変わらず高いクオリティを保っています。

出汁の染みた太メンマに青菜お浸しも丁寧な仕事っぷり。
飾りではなく具として厚く切られた無添加なるとも美味しいです。

清湯ラーメンも数多くありますが、「深緑」の「白出汁」はどこにも似ていないオリジナリティ。
素材や調理にこだわった美しいラーメンでも、万人に受けるであろう一杯に思えます。

また、冷凍ラーメンや「もろみポーク切り落とし」などお土産も多数。
最近は岩中豚のシキンボを数量限定で販売することもあり公式twitterにて告知されます。

「飯田商店」「Ramen FeeL」も使用するシキンボは好きな部位なので、もちろん購入。
1本400gオーバーで1500円とかなりお得です。

シキンボは繊維を感じないほど柔らかく仕込まれ、脂身もサクサク。
適度な下味も付いていて、そのままで相当旨いです。

例えるならば、チャーシューに定評がある「末廣家」の持ち帰りチャーシューに近い感じ。
昔から岩本店主は肉の処理に長けていましたが、シキンボも半端なく旨いです。

なお、「四つ葉」で4年間修業したスタッフが奈良県天理市に「らぁ麺せんいち」をオープン。
本店や催事で頑張っている姿を知っているので、いずれ伺いたいと思います。
関西で生まれ、全国でラーメン企画等を行う「らの道」。
今年5月で10周年を迎え、「らの道 DECADE」として以下のイベント営業を行いました。

7月17日(日)開催店:麦苗
Homemade Ramen 麦苗×和 dining 清乃

7月18日(祝)開催店:中華そば 深緑
中華そば 四つ葉×鉢ノ葦葉

ともに前売りシステムですぐ完売。
僕は「四つ葉」2号店「中華そば 深緑」にて開催の「中華そば 四つ葉×鉢ノ葦葉」を予約して伺いました。

開店時には「四つ葉」店主、「鉢ノ葦葉」店主から挨拶。
お手伝いに名古屋「らぁ麺 紫陽花(あじさい)」店主も来ています。

「らの道 DECADE 中華そば 四つ葉×鉢ノ葦葉」<混血>2500円
店頭には40種類近い「本日の使用食材」。
商品が提供されるたび、丁寧に説明が入ります。

・前菜
グラスに入った冷製ラーメン仕立ての前菜。
カボチャを細切りにして麺に見立て、具材は熊野地鶏ささみ、ミョウガ、スイカです。

冷製スープはローストトマトから取った出汁。
身は使わない贅沢さで旨味と清涼感が広がります。

・肉プレート
TOKYO-Xバラグリル×2、熊野地鶏モモグリル×2、熊野地鶏ムネ肉低温調理。
それに夏野菜と乾燥メンマのピクルス仕立てです。

厚みあるTOKYO-Xバラは下味しっかりでジューシーで抜群の旨さ。
「四つ葉」岩本店主が提供前に炙っているので、贅沢に甘い脂身も余すことなく堪能できます。

熊野地鶏モモも負けじと旨味が濃く、ブリンブリンな強い弾力が最高の「肉喰ってる」感。
乾燥メンマは厚くザクザクでズッキーニ等も味が染みてアクセントになります。

・ラーメン
丼の右に「鉢ノ葦葉」店主が打った細麺、左に「四つ葉」店主が打った手揉み太麺。
中央に「ひもかわうどん」の様な幅広の麺が一本乗ってワンタン1個が添えられ、薬味は無しです。

スープは地鶏を中心とした動物清湯に魚介の深くあと引く味わい。
出汁のリッチな旨味にキュッと塩のミネラル感が光り、後半はより太い味になっていきます。

細麺はシコシコとしてのど越し良し。
太麺はコシとモチモチが同居して食べ応えがあり、麺の違いが楽しいです。

幅広の麺は一般に出回らない「北海道旭川産もち大麦全粒粉」を使用し、手揉み麺より更にモチモチ食感。
肉の旨味が濃いワンタンは、1個でも十分存在感あります。

・デザート
「紫陽花」店主が担当したミルクジェラート。
なんと熊野地鶏スープに熊野地鶏低温調理も使用しています。

ミルクの甘さに柑橘の酸味、桃などが効いてキリっとしたジェラート。
ゴロゴロと熊野地鶏低温調理も入っているのですが、言われなければ恐らく分かりません。

そして、その熊野地鶏が口内で溶けていくと出汁の旨味。
これが最後に凄く面白い仕掛けで、「紫陽花」店主さんも鶏でデザートを作ったのは初めてだそうです。

追いの贅沢「北海道産のウニといくらの海苔巻き」400円
こちらはお店で「本日のにぎり」を提供する「四つ葉」担当でしょうか。
四つ切海苔に一口ご飯、大葉、ウニ、いくらが美しくのってます。

北海道産ウニは粒が美しく、いくらもグッド。
これで400円は恐らく採算度外視だと思います。

1年前に「ソラノイロ」10周年コラボで食べたのが「鉢ノ葦葉」の初体験。
その時も驚きましたが、今回は余裕でそれを超えてくる見事な食材に味のベクトルの多様さです。

開店時の挨拶で「鉢ノ葦葉」店主が

「『美味しいって何だろう』を考えて食べて欲しいです」

と言っていたのが印象的で、実際食べてみると手の込んだ多様な世界観に驚かされます。

一人ひとり見て食事が終わるまでデザート提供を待ったり、卓上のお茶が伊勢かぶせ茶だったり心が豊かになる「おもてなし」。
大げさではなく、死ぬ間際まで覚えていそうなラーメン体験でした。
先日1周年を迎えた「中華そば 四つ葉」2号店「中華そば 深緑」。
TRYラーメン大賞2021-2022では「FeeL」を抑え新人「しょう油」1位、「総合」2位となっています。

基本は平日昼営業とハードル高いですが、日によって夜営業や土日営業も。
今月は今後、26日(日)昼に営業予定となっています。

メニューは変わらず以下の4種。

「黒出汁」
「白出汁」
「極上かつお節の中華そば」
「羅臼昆布と鮭節の中華そば」

全てのメニューで「もろみポーク」がバラ、ロース、肩ロースの3種から選択可。
豚1枚 1100円、豚2枚 1300円、豚3枚1500円となります。

「黒出汁 もろみポーク2枚(ロース・肩ロース)」1300円
全メニュー食べていますが、今回はTRY「しょう油」1位のこちらに。
2種の豚チャーシューに知床鶏、太メンマ、青菜、ナルトと「特製」の様な豪華さです。

スープは動物系を中心に貝など様々な素材が溶けあった旨味。
そこに余韻と深みのある醤油のブレンドがキッチリハマり、リッチさも生み出しています。

開店当初は「白出汁」の方が出汁の旨味が感じられ、「黒出汁」は醤油と出汁がそれぞれになっていた印象。
しかし、今の「黒出汁」は出汁の旨味のベクトル、醤油との融合がアップしています。

麺は自家製のストレート細麺。
こちらも「飯田商店」ライクなニュルっとした細麺から変わり、存在感と小麦の香りが増しています。

ロースと肩ロースはどちらも大判で丼を覆いつくすほど。
肉の旨味がしっかり感じられ、モッチリな知床鶏も旨いです。

「極上かつお節の中華そば もろみポーク1枚(ロース)」1100円
息子が大好きな一杯。
提供直後に削りたての指宿産一本釣り本枯れ節が乗せられる演出が憎いです。

「黒出汁」とは全くスープの構成が異なり、ベースは「四つ葉」地鶏に手火山かつお節、羅臼昆布、鯛など。
そのままでも旨いですが、本枯れ節が溶け出すとキレキレな旨さになります。

「四つ葉」岩本店主が仕込んで厨房に立つので、開店当初から相当高いクオリティ。
しかし、勉強熱心な店主の知識と経験が増し、予想以上にレベルアップしていると思います。

「中華そば 四つ葉」は埼玉を代表するラーメン店になったと思っていますが、「深緑」は更に大きなステージに向かいそう。
一杯のラーメンが育つさまを見守っていけるのも、食べ歩きの醍醐味だと思います。
「中華そば 四つ葉」のセカンドブランド「中華そば 深緑(ふかみどり)」。
岩本店主が厨房に立ち、厳選素材に自家製麺とよりハイエンドな一杯を提供するお店です。

場所は東松山ですが、どの駅からも遠く駐車場多数。
現在は記帳制になっており、10分ごと4人で回転しています。

基本メニューは以下の4品。

「黒出汁」1100円
「白出汁」1100円
「羅臼昆布と鮭節の中華そば」1100円
「極上かつお節の中華そば」1100円

この夏から新たに限定「マイヤーレモンの冷やし中華」1100円が追加。
冷凍お土産のみで提供していたメニューが、初めて店舗提供となっています。

「マイヤーレモンの冷やし中華」1100円
チャーシュー、出汁巻き玉子、オニオンスライスなど具沢山でスープは別容器。
「四つ葉」でも提供していますが、こちらは具が豪華仕様で自家製麺(「四つ葉」の麺は大成食品)です。

スープはお酢不使用でマイヤーレモン果汁に地鶏スープなど。
まろやかでほのかな柑橘感が夏にピッタリな味わいです。

お土産の冷凍「マイヤーレモンの冷やし中華」と違い、より丸みある旨さ。
〆られてシコシコ食感の自家製麺と相性抜群です。

チャーシューはもろみポークロース2枚に知床鶏ももロール。
どちらも冷製でもしっとり柔らかく旨いです。

肉も旨いですが、驚いたのが厚切りの出汁巻き玉子。
フワッとしてきめ細かく、この一品でつまみとして金が取れる秀逸な出汁巻き玉子です。

オニオンスライスもしっかり水にさらされて嫌な辛味は一切無し。
夏にピッタリの贅沢な涼麺です。

「極上かつお節の中華そば」1100円
こちらは提供されてから目の前でかつお節を丼に。
指宿産一本釣りの本枯れ節です。

ベースのスープで充分旨いのですが、かつお節が溶けていくとより増していくキレ。
ニュルっとした自家製麺との相性も最高です。

チャーシュー(ロースを選択)に出汁の効いたメンマなど具も文句の付けようが無し。
「深緑」だけでなく「四つ葉」も合わせた全メニューの中で一番キレがある一杯だと思います。

限定だけでなく、レギュラーの中華そばも極上なお店。
なお、7月31日から8月22日まで安比高原リゾートで「マイヤーレモンの冷やし中華」提供予定です。
東松山に2020年9月オープンした「中華そば 深緑(ふかみどり)」。
川島町「中華そば 四つ葉」の2号店で岩本店主が調理するお店です。

場所はどの駅からも遠く、駐車場は約30台ほど。
基本は平日昼のみ営業となっています。

しかし土日営業を行うこともあり、その場合は公式twitterにて告知。
ちなみに今年の5月2日(日)~5日(水・祝)はGWですが、営業予定となってます。

メニューは以下の4種。

「黒出汁」
「白出汁」
「羅臼昆布と鮭節の中華そば」
「極上かつお節の中華そば」

チャーシューは熊本「もろみポーク」でバラ、ロース、肩ロースの3種。
券売機にはチャーシュー1枚からあり、お店のオススメは2種(バラ&ロース)です。

「白出汁 もろみポーク2枚(バラ&ロース)」1300円
チャーシューはもろみポークのほか「知床鶏もも」も。
太メンマに青菜お浸し、厚い無添加なると等具沢山です。

スープは優しく丸みがあり、リッチにお出汁。
全メニューの中で一番お出汁中心の構成です。

食べる度にちょっと味が違っていて、いまだ進化中。
最初に貝を感じるものの、他の食材は絶妙にブレンドされて深く余韻もある味わいです。

「四つ葉」と一番違うのは自家製麺。
しなやかでモチモチなストレート麺は相当レベル高いです。

もろみポークはバラもロースも大きめ。
肉そのものの旨さを活かした調理になっています。

鰹出汁の染みた太メンマなど具も全て秀逸。
5度目の訪問になりますが、いまだに食べている時の興奮が抑えられません。

「中華そば 四つ葉」ももちろん旨いものの、こちらは厳選された素材を堪能できる一杯。
わざわざ遠征する価値が十分あるお店だと思います。
東松山に2020年9月オープンした「中華そば 深緑(ふかみどり)」。
「ラーメンWalker埼玉」殿堂入りの名店「中華そば 四つ葉」のセカンドブランドです。

基本は土日休みなのですが、まれに土日営業もあるので公式twitterを要確認。
3月は14日(日)・27日(土)が営業予定となってます。

駅からは遠いですが、お店向かって右側に駐車場が増設され30台近く駐車可能。
また、混雑時は記帳して指定時間に戻るシステムになっており、車で待つことが出来ます。

メニューは以下の4種。

「黒出汁(知床鶏・もろみポーク1枚)」1100円
「白出汁(知床鶏・もろみポーク1枚)」1100円
「羅臼昆布と鮭節の中華そば(知床鶏・もろみポーク1枚)」1100円
「極上かつお節の中華そば(知床鶏・もろみポーク1枚)」1100円

なお、もろみポークはバラ、ロース、肩ロースの3種から1枚を選択。
2枚乗せは1300円、3枚乗せは1500円となります。

「極上かつお節の中華そば(知床鶏・もろみポーク2枚)」1300円
もろみポークはバラとロースを選択。
出来上がったラーメンに目の前で削りたて指宿産一本釣り本枯れ節が乗せられます。

スープはまろやかに濃密でかつお節の惹きのある味わい。
地鶏スープに手火山かつお節、羅臼昆布、鯛とのことでリッチなバランスです。

次第に本枯れ節の旨味が溶け出すことにより、香ばしさとキレを増していくスープ。
「深緑」メニューの中で一番パンチがあると思います。

麺は自家製のストレート細麺。
モチモチとして香りも良く、美味しい麺です。

もろみポークのバラにロースはどちらも大判。
ブランド豚だけあって肉そのものがジューシーで美味しく、特にバラがかなり好みです。

プリプリな知床鶏に出汁が染みた太メンマ、青菜お浸し、無添加ナルトなど副菜も手抜きなし。
素材や調理に値段以上の贅沢さを感じます。

なお、このメニューは「四つ葉」で提供したラーメンWalker限定「日本の極み出汁中華そば」がベース。
しかし、同じく「四つ葉」の限定であった「羅臼昆布と鮭節の中華そば」同様、どちらも「深緑Ver.」は格段に旨くなってます。

「黒出汁(知床鶏・もろみポーク1枚)」1100円
地鶏に貝、伊吹いりこ、野菜出汁を合わせた「深緑」の看板ニュー。
やさしくまろやかなお出汁で、この日は貝の旨味が良く出ていました。

プレオープンから通算4度目の訪問ですが、「黒出汁」は前より旨くなっている印象。
券売機には「限定」ボタンもあったりするので、今後の展開も非常に楽しみです。
「中華そば 四つ葉」のセカンドブランド「中華そば 深緑(ふかみどり)」。
東松山に2020年9月にオープンし、3度目の訪問となります。

普段は平日昼のみ営業なのですが、1月3日(日)・17日(日)・31日(日)は日曜営業も予定。
混雑している際は整理券になり、時間まで車の中で待てます。

メニューは過去の「四つ葉」の限定を「深」化させたもので、以下の4種。

「黒出汁」1100円
「白出汁」1100円
「羅臼昆布と鮭節の中華そば」1100円
「極上かつお節の中華そば」1100円

ちなみにチャーシューは熊本「もろみポーク」3種の部位(バラ、ロース、肩ロース)に「知床鶏もも」。
デフォはもろみポーク1種ですが、200円で追加することが出来ます。

「羅臼昆布と鮭節の中華そば(もろみポーク2枚)」1300円
お店オススメはもろみポーク2枚で、バラとロースを選択。
大判チャーシューで丼が埋め尽くされ、知床鶏モモ、太メンマ、青菜お浸し、なるとが乗ります。

スープは丸みがあり、口当たり優しくも太いお出汁。
羅臼産昆布に羅臼産鮭節、「四つ葉」地鶏スープとのことです。

まろやかでも出汁の旨味と余韻がオンリーワン。
過去に「小田急町田店」「横浜タカシマヤ」催事の限定メニューで提供されましたが、更に贅沢感を増していると思います。

麺はしなやかな自家製の細麺。
柔らかくモチモチでスープの持ち上げも良いです。

もろみポークのロースは味が染みた赤身がジューシー。
バラの脂身はベタベタせず甘みが広がります。

モッチリとした知床鶏モモもフレッシュ。
出汁の染みた太メンマ、青菜お浸しも丁寧な仕事です。

スープ、麺、具材のどれもが贅の極み。
肉タップリで満足度も相当高いです。

「黒出汁(ロース)」1100円
先日の「白出汁」同様に地鶏数種、貝数種、煮干し等贅沢なお出汁。
そこに華やかな醤油、鶏油が加わります。

出汁メインの「白出汁」よりはバランス型。
贅沢かつよりスタンダードな「醤油ラーメン」です。

「四つ葉」の「四つ葉そば」「蛤そば」も絶品ですが、「深緑」はまた別の旨さ。
交通の便は良くないものの、わざわざ行って後悔しないお店だと思います。
東松山に今年9月オープンした「中華そば 深緑(ふかみどり)」。
川島町の名店「中華そば 四つ葉」のセカンドブランドです。

場所は四つ葉から車で10分ほどののどかな場所。
お店向かって右に13台分の駐車場があります。

主なメニューは以下のとおり。

「黒出汁」1100円
「白出汁」1100円
「羅臼昆布と鮭節の中華そば」1100円
「極上かつお節の中華そば」1100円

「黒出汁」と「白出汁」は黒豚豚骨、地鶏数種、牡蠣、ハマグリ等貝、魚介、野菜等。
「羅臼昆布と鮭節の中華そば」は羅臼昆布、羅臼産酒無州×四つ葉の地鶏スープ。
「極上かつお節の中華そば」は手火山式かつお節、羅臼昆布、鯛×四つ葉の地鶏スープに指宿産本枯れ節。

どれも過去に「四つ葉」が限定で提供したラーメンがベース。
超豪華なラインナップとなっています。

店内は仕切りが付いたカウンター7席。
岩本店主が平ザルで湯切りして完成です。

「白出汁(もろみポーク2枚)」1300円
もろみポークはバラ、ロース、肩ロースから選択できバラとロースに。
知床鶏、太メンマ、青菜お浸し、なると、白髪ネギと具沢山です。

スープを飲んでみると、まろやかで厚みあるお出汁。
多彩な素材を使用しても全てが丸く収まり、他には無い味わいになっています。

プレオープン以来の訪問ですが、予想通り当時よりガラッとブラッシュアップ。
聞くと今は牛も使っているそうで、ホントに贅沢な出汁の余韻が素晴らしいです。

麺は自家製で、今は期間限定で「新麦 春よ恋」を使用。
モチモチとしてフレッシュ感のある美味しい麺です。

そして秀逸なのが熊本の「もろみポーク」。
ロースは丼を覆うほどの大判で赤身がシルキーです。

バラの脂もスッキリとしてしつこさが無く、それでいてジューシー。
「飯田商店」のチャーシューに匹敵するくらい美味しい豚肉で、知床鶏モモも肉の味が濃くて良いです。

太メンマには出汁が染みており、良質な鰹節の旨さ。
魚の味がちゃんとするナルトまで美味しいです。

スープ、具材、麺の全てにこだわりが感じられ、贅沢のオンパレード。
「四つ葉」レギュラーメニューとは違うリッチなテイストの素晴らしい一杯でした。

ちなみに土日祝は休みで平日のみ営業。
年末は12月30日まで営業予定です。
9月20日(日)にプレオープンとなった「中華そば 深緑(ふかみどり)」。
埼玉No.1ラーメン店「中華そば 四つ葉」の新ブランドです。

場所は東松山の物静かな通りの一戸建て。
先日まで「中華そば 四つ葉 東松山臨時店舗」として営業していた場所です。

ちなみにプレオープンはとりあえず9月20日(日)のみ。
10月に正式オープン予定となっており、詳細は公式twitterにて告知されます。
※9月24日(木)グランドオープン決定しました。

この日のメニューは以下のとおり。

「黒出汁」1100円
「白出汁」1100円

ともにチャーシューはもろみポークのバラorロースから選べます。

店内は落ち着いた雰囲気で広めのカウンター7席。
厨房では岩本店主が平ザルで湯切りを行っています。

「白出汁(ロース)」1100円
豚ロースチャーシューに鶏モモロール、太メンマ、青菜、白髪ネギ、ナルト。
丼は四つ葉と違う美しい丼です。

スープはハマグリ等の貝が前面に出た芳醇なお出汁。
地鶏やゲンコツ、貝や魚介等たくさんの出汁素材を使用しているとのことです。

全てのお出汁がまろやかに混ざり合い、優しくも上品かつリッチな味わい。
ストレスなく身体に染み渡り、最初よりも飲み進める度に旨くなっていきます。

麺は北海道産小麦の自家製麺。
しなやかで細ストレート麺はある時期の湯河原を思わせる美味しい麺です。

もろみポークのロースはしっとり柔らか。
シルキーな食感で美味しい豚です。

知床鶏モモ肉ロールもジューシーでグッド。
出汁の染みた太メンマもザックリ食感で良いです。

「黒出汁(バラ)」1100円
こちらは白髪ネギの代わりにざく切りのネギ。
丼も「白出汁」とは違います。

こちらのスープもまろやかで丸みあるリッチな旨味。
スープは同じだそうですが、不思議と「白出汁」ほど貝は感じません。

もろみポークのバラは大判で食べ応え十分。
脂身もジューシーで特別感あります。

どちらも「四つ葉」らしい味わいそのままに、スープ、麺、具の全てがグレードアップ。
パンチやキレではない厳選素材の贅沢な一杯です。

これが限定ではなくレギュラーメニューなのが凄い。
グランドオープンの際は少し変わるかも知れませんが、現時点で相当旨い一杯だと思います

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3位

創作麺工房 鳴龍 (新大塚、大塚駅前、大塚 / 担々麺、ラーメン、つけ麺)

68回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥2,000~¥2,999

2025/12訪問 2025/12/15

「鳴龍」過去一旨い塩スープの「塩拉麺」、「海老ワンタン」「よだれ鶏」など 来年は新作発表予定

大塚の大名店「創作麺工房 鳴龍」。
ミシュラン一つ星最長記録を持ち、現在は朝8時から店頭での整理券発行制です。

メニューは変わらず担々麺、酸拉麺、醤油拉麺、塩拉麺。
つけ麺は日曜はスタッフ不足のため提供中止なことが多いです。

昼営業のみでもアラカルトがあるので、まずは飲みながらアラカルト。

「海老ワンタン」600円
「よだれ鶏」600円

元ミシュラン「香港MIST」で店長を務めた斎藤店主のアラカルトは、どれも最高で破格のCPです。

「塩拉麺」1300円
塩でも茶褐色のスープに大きな青梗菜。
大判バラロール、プライドオニオン、ネギなどです。

澄んだ塩スープは優しく柔らかく、それでいて深く密度の濃い出汁と塩ダレの旨み。
出汁素材に丸鶏、牛骨、牡蠣、乾物を使用するも素材が明確には顔を出さず、一丸となった極上の味わいです。

前に「塩拉麺」を食べたのは2024年5月で、鰹オイルを使用していた頃。
現在はオイルよりも出汁感がメインとなり、出汁が好きならため息モノの旨さです。

麺は自家製の平打ち細麺。
モチモチでフレッシュ感あって美味しく、スープとの馴染みも良いです。

チャーシューはバラロールと小さめ肩ロース?の2種。
どちらも肉感があって美味しく、特にジューシーなバラロースが良いです。

最近は限定を食べることが多かったですが、デフォの完成度が増していて驚きの美味しさ。
スタッフ不足で店主自ら全ての仕込みをしているのも影響していると思います。

なお、近日中に新メニューがいくつか登場予定。
仮メニューを見せてもらいましたが、どれも期待大で今から楽しみでしょうがないです。
ミシュラン一つ星最長記録のラーメン店「創作麺工房 鳴龍」。
今夏は珍しく冷やしの新作限定をリリースしています。

8月1日に開始した新作「蕃茄涼麺(トマト冷やし中華)」は8月中旬に終了。
8月27日からは「棒棒鶏涼麺(バンバンジー冷やし中華)」の提供が始まり、1週間程度の提供とのことです。

「棒棒鶏涼麺(バンバンジー冷やし中華)」1600円
大きなつけ麺の麺皿に整えられた麺線。
麺の奥にバンバンジー、ミニトマト、叩きキュウリ、パクチーが盛られています。

麺は「醤油拉麺」と同じストレート細麺。
しっかり〆られてシコシコ食感が心地よいです。

そこに絡むゴマペーストや醤油、お酢が絶妙なバランス。
ゴマ系の「冷やし中華」ですが、看板メニュー「担々麺」食材のゴマペーストがリッチな味わいです。

そのままでも相当旨いのですが、添えられたラー油を入れるとキレとビビッドさが強烈にUP。
「冷やし担々麺」に似た味わいにもなり、さすが元「香港MIST」店長と思わせる出来栄えです。

具材はバンバンジーにミニトマト、叩きキュウリ、パクチー。
アラカルト「よだれ鶏」にも使用している鶏のバンバンジーがタレ含め美味しく、ツマミに欲しいほどです。

先に出た「トマト冷やし中華」も美味しかったですが、今回の方が王道かつ猛烈な旨さ。
既存の食材をメインに使用しても、高級中華の基礎を仕込んでいたからこそのセンスとエッジの立ち方です。

斎藤店主によればすぐ修了とのことですが、通年提供でもおかしくないレベル。
アラカルトの「海老ワンタン」含め、今回も「鳴龍」ワールド堪能させていただきました。
現在は店頭での整理券制を導入している大塚「創作麺工房 鳴龍」。
猛暑でも並ばなくていいのはありがたいです。

「鳴龍」の夏季限定と言えば「冷やし梅塩拉麺」。
しかし今年は7月下旬に終了し、8月1日からは新作夏季限定「蕃茄涼麺(トマト冷やし中華)」が始まっています。

「蕃茄涼麺(トマト冷やし中華)」1600円
立体的に盛られた麺にホタテ、鶏ムネ、スクランブルエッグ、カットトマト、ネギ&キュウリ。
トマトの赤、スクランブルエッグの黄、キュウリの緑で彩り凄く良いです。

麺は自家製の極細麺。
「鳴龍」初の切刃30番とのことで、しっかり〆られてシャキシャキ食感です。

そこに絡むのはトマトベースの甘酸っぱな濃いタレ。
ニンニクのパンチもあり、冷やしでも旨味の濃いタレです。

低温調理っぽいホタテは極厚でモッチリ食感。
ブリンブリンな鶏胸肉も美味しいです。

そして、カットトマトやネギ&キュウリが清涼感あるアクセント。
スクランブルエッグもガチ中華っぽくて良く合っています。

店主が開発した「冷やし」としては久々の新作で、個性的な意欲作。
新たな「冷やし」も考えている様なので、夏はまだまだ楽しみです。

また、「鳴龍」と言えばの「アラカルト」も今回は以下のとおり堪能。

「水餃子(4個)」500円
「海老ワンタン」600円
「チャーシューご飯(あたま)」500円

相変わらず本格的な料理がワンコイン前後で提供され、味もCPも素晴らしいです。
5月17日に13周年を迎えた大塚のミシュラン一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
周年を機に「醤油拉麺」「塩拉麺」がマイナーチェンジとなっています。

メニューは変わらず担担麺、酸辣麺、醤油拉麺、塩拉麺。
アラカルトも変わらず以下の3種です。

「水餃子」500円
「よだれ鶏」600円
「海老ワンタン」600円

この日は「よだれ鶏」600円をいただきました。

「醤油拉麺」1300円
リニューアルにより、姫竹は無くなり青梗菜が新トッピング。
新たに香港焼豚も加わり、そのほかバラチャーシューにメンマです。

スープは前よりアッサリとしたバランスで、後半は温度変化なのか醤油の旨味がUP。
醤油ダレのバランス比率が変わり、エシャレットオイルも効果的にコクを出しています。

麺は自家製ストレート細麺。
モチモチとしてほんのり香ばしさもあり、相変わらず美味しい麺です。

焼豚は前からのバラロールに新たな香港焼豚。
厚くカットされた香港焼豚がミシッとした肉質と絶妙な下味で美味しいです。

聞くと「塩拉麺」は香港焼豚、青梗菜のリニューアルは同じでもスープは変えていないそう。
香港焼豚は担担麺には入っていないので、通っている方は「醤油拉麺」オススメです。

なお、斎藤店主は新作メニューを考案中で近々リリース予定。
限定を除けば10年ぶりの新作となるので、期待も高まります。
ラーメン店としてミシュラン一つ星の最長記録を持つ「創作麺工房 鳴龍」。
現在は店頭で整理券を取るシステムなので、ほとんど並ばず入店できます。

僕はずっと通っている好きなお店ですが、店主の齋藤さんは森住さんの「ちゃぶ屋」出身。
系列店「香港MIST」では料理長を務め、そこでも他のラーメン店に先んじてミシュランの星を獲得しています。

今でも「ちゃぶ屋」のレシピを使用(カツオオイルなど)したり、齋藤さんにとって森住さんは永遠の師匠。
2025年3月25日に行われた「渡辺樹庵に贈る壱万食突破記念のらぁ麺 presented by 黒揚羽森住」では、現地で森住さんと共に厨房に入ってます。
https://youtu.be/-XzEBTi7FvY?si=JQLfAR5KXcYFtU1w

ということで、今回は特別に「ちゃぶ屋」っぽく作った一杯をいただくことに。
これは常連さん数人に遊びで作ったもので、一般提供はしていません。

丼には2種のチャーシューに青ネギ、モヤシ。
限定販売している「味噌拉麺」に使用している焦がしネギ背油を使用して、見た目がそれっぽいです。

アッサリとした醤油に焦がしネギのコクと適度な香ばしさ。
麺はつけ麺用の太麺を使用し、食べ応えありました。

今食べるならデフォの「醤油拉麺」「塩拉麺」の方が、正直ビシッと決まった味わい。
しかし、「鳴龍」のルーツを味わえる良い機会となりました。

なお、おつまみはいつも通り以下を。

「海老ワンタン」600円
「よだれ鶏」600円
「チャーシューご飯(アタマをつまみ仕様)」500円

相変わらず本格的な味わいと価格に痺れます。

2023年には「黒揚羽森住」と同じ「黒中華おゝ油(背脂醤油拉麺)」を限定提供したこともある「鳴龍」。
今後、「ちゃぶ屋」を思わせる限定が再度登場するのか、それもまた楽しみです。
ラーメン店としてミシュラン一つ星最長記録を持つ「創作麺工房 鳴龍」。
現在は朝8時から店頭で整理券を発行し、長時間行列に並ばなくて良い様になっています。

メニューは変わらず担担麵、酸辣麺、醤油拉麺、塩拉麺など。
アラカルトやご飯ものもあります。

まずは「瓶ビール」600円とアラカルト。
スパイシーな「海老ワンタン」600円は行けば必ず頼むアラカルトです。

「よだれ鶏」600円はブリンブリンに仕上げられた鶏胸肉。
こちらもピリ辛さが良く、「トマトハイ」500円も進みます。

「担担麵」1300円
清湯スープに鮮やかな色のラー油にナッツペースト。
肉味噌と九条ネギで彩りも良いです。

清湯スープは「鳴龍」ならではの太い出汁。
鶏に乾物、牛骨に牡蠣を使用した出汁は唯一無二の旨さです。

そこにシャープなラー油、ふわりとしたナッツペースト。
プリプリでモチモチな自家製麺含め、どこにも似ていない極上「担担麺」です。

なお、2025年は1月8日まで年始休業。
今年も何度もお世話になると思います。
ラーメン店としてミシュラン一つ星最長記録の「創作麺工房 鳴龍」。
現在は店頭での整理券制を導入し、朝8時から配布開始しています。

メニューは変わらず以下のとおり。

「担担麺」1200円
「酸辣麺」1200円
「醤油拉麺」1200円
「塩拉麺」1200円

現在はスタッフ不足のため、休日は大体「つけ麺」休止です。

また、「鳴龍」と言えばアラカルトも有名で、現在は以下の3品。

「水餃子」350円
「海老ワンタン」500円
「よだれ鶏」500円

なので、まずは「生レモンサワー」400円、「トマトハイ」500円でアラカルトを。

「海老ワンタン」500円
「よだれ鶏」500円
「チャーシューご飯」450円 ※アタマをツマミ仕様に

本格四川のアラカルトがワンコインとは相変わらず凄いです。

「醤油拉麺」1200円
久々にスタンダードな一杯を。
今年5月の12周年を機に盛りつけが変わり、姫竹が独特です。

スープはアッサリとした中にリッチで華やかな出汁の旨味。
牛骨、牡蠣、豚足などオープン以来ずっと個性的な素材を使用し、それらが一丸となってます。

醤油は強すぎず、「鳴龍」にしか出せないエレガントな味わい。
ツルっとしなやかな自家製麺もスープと相性抜群です。

バラロールの煮豚もジューシーでグッド。
最近は限定をあまりやらないものの、デフォメニューが常に貫録ある旨さで素晴らしいです。
5月17日にめでたく12周年を迎えた「創作麺工房 鳴龍」。
ミシュラン一つ星最長記録のラーメン店でセブンイレブンからカップ麺も販売中です。

ミシュラン一つ星とあってインバウンド中心に行列でしたが、先日から整理券制を導入。
店頭の整理券発行機が朝8時から稼働しており、好きな時間と人数の整理券を発行することが出来ます。

現在のメニューは以下のとおり。

「担担麺」1200円
「醤油拉麺」1200円
「塩拉麺」1200円
「酸辣麺」1200円

「担担つけ麺」1400円
「醤油つけ麺」1400円

「水餃子」350円
「海老ワンタン」500円
「よだれ鶏」500円

ドリンクも従来通りで、整理券制になってもアラカルトで軽く飲めるのは変わらないです。

「塩拉麺」1200円
「鳴龍」は周年を機にブラッシュアップすることが多く、今回も盛り付けがガラリと変更。
ドッサリと揚げエシャレットが乗り、メンマ代わりの姫竹が美しいです。

スープはアッサリとして芳醇な出汁素材に鰹オイルの旨味とコク。
揚げエシャレットの香ばしさも溶け出し、唯一無二の旨味となってます。

モチモチの自家製麺も極上。
バラロールもジューシーです。

「海老ワンタン」500円
自家製の海老ワンタン5個にスパイシーソース。
何度も食べているものの、プリプリな香港風海老ワンタンが500円は相変わらず素晴らしいCPです。

「チャーシューご飯(アタマ)」450円
「チャーシューご飯」をアタマ(ご飯なし)でツマミに。
薄切りのしっとり赤身チャーシューにマヨが良いツマミです。

お酒が全て500円未満と都内の居酒屋を下回る素晴らしいミシュラン一つ星。
昼のみ営業でも整理券制導入は凄くありがたいです。
ラーメン店としてミシュラン一つ星最長記録を持つ「創作麺工房 鳴龍」。
「ミシュランガイド東京2024」からラーメン店の一つ星は全て無くなりましたが、今でも外国人旅行客で行列が出来ています。

その行列店「鳴龍」がなんと整理券システムを2月1日(木)から導入予定。
朝8時から整理券発行機を稼働し、11:00~15:30の間30分刻みで希望の時間 最大8名まで発券できます。

僕が今回訪れたのはその前日である1月31日。
齋藤店主によれば、今後はネット予約も検討していくそうです。

メニューは変わらず「担担麵」に「醤油拉麺」「塩拉麺」「つけ麺」など。
しばらく昼営業のみとなっていますが、アラカルトもちゃんとあります。

今回のお目当ては数年ぶりの冬季期間限定「味噌拉麺」。
オペレーションのため平日限定で、初となる「辛味噌拉麺」は今後販売予定です。

「味噌拉麺」1200円
大判のバラロールにネギ、青ネギとシンプルな見た目。
バラロールの下にはメンマが潜んでいます。

スープは甘みと麹の発酵風味を感じる濃厚味噌。
信州の味噌が「鳴龍」特有の濃密出汁とガッツリ融合して唯一無二の旨さになってます。

麺は「醤油拉麺」と同じ自家製の平打ち細麺。
モチモチとして味噌にも抜群に合います。

しっとりとしたバラロールもさすがの出来栄え。
久々の「鳴龍」味噌、シンプルかつ極上です。

この日は休みを取って、昼からゆっくり「鳴龍」を堪能。
「よだれ鶏」500円や「海老ワンタン」500円は変わらず最高でした。
大塚のミシュラン一つ星ラーメン店「創作麺工房 鳴龍」。
2016年以降一つ星を更新し続け常にインバウンドのお客さんが多数訪れています。

「鳴龍」齋藤店主は独立前に「ちゃぶ屋」森住店主の「香港MIST」料理長を務め、2011年にミシュラン一つ星を獲得。
当時は「ラーメン部門」が無く「和食部門」で受賞したため、「ラーメン部門」初一つ星は「Japanese Soba Noodles 蔦」となっています。

メニューは看板メニューの「担担麺」に「酸辣麺」「醤油拉麺」など
11月14日より久々の期間限定「黒中華おゝ油(背脂醤油拉麺)」1400円が始まっています。

これは師匠である森住さんが千葉県「みっかぼうず」で販売していたメニューの「鳴龍」Ver.。
土日はスタッフが少なくなってしまうため、今のところ平日限定メニューだそうです。

「黒中華おゝ油(背脂醤油拉麺)」1400円
たっぷりの背脂にチャーシュー、姫竹、刻み玉ねぎ、刻み生姜。
見た目「背脂チャッチャ系」ですが、盛りつけの美しさが「鳴龍」っぽいです。

背脂の下には真っ黒な清湯スープ。
「みっかぼうず」醤油ダレに鳴龍スープで、牡蠣など「鳴龍」濃密出汁の旨さが際立ちます。

背脂はこのメニュー専用に「鳴龍」で仕込まれたもので、良質でベタ付かずスープに溶け込むコクと旨味。
刻み玉ねぎと生姜が非常に効果的なアクセントになっています。

自家製の低加水極細麺もサクサクで相性抜群。
「担担麺」と同じ麺とのことですが、ナッツペーストが無いのでより細く感じるのが面白いです。

フワトロでジューシーな大判バラロールもさすがの旨さ。
この為に仕込まれたメンマ代わりの姫竹もユニークです。

基本の構成は「背脂醤油」でも、恐らく無化調で「鳴龍」らしく仕上がった一杯。
リッチな素材による上品さと中毒性が同居した旨いラーメンでした。
ミシュラン一つ星最長ラーメン店「創作麺工房 鳴龍」。
現在は昼のみ営業ですが、昼でもアラカルト3種で飲むことが出来ます。

アラカルトは以下の3種。

「水餃子」350円
「海老ワンタン」500円
「よだれ鶏」500円

ドリンクは瓶ビール500円、生レモンサワー400円など。
ミシュランならずとも、今や一般のラーメン店より安い瓶ビールの価格設定です。

「海老ワンタン」500円
券売機が写真付きになったのでタイトルはシンプルになりましたが、ラー油のスパイシー仕立て。
ブリンブリン海老のワンタンにガーリックも効いて最高のつまみです。

夏季限定「冷やし梅塩拉麺」1400円
恐らく数年ぶりいの「冷やし梅塩」。
鶏低温調理、メンマ、細切りキュウリに白髪ネギ和え、トロロ昆布、大葉、練り梅です。

基本は大きく変わっていない様ですが、具材はVer.アップして盛り付けはより美しく。
特に立体的に盛られた細切りキュウリ&白髪ネギにカラフルなアラレが美しいです。

キンキンに冷えたスープは昆布や魚介の優しく濃密な旨味。
デフォのスープを冷やしたものに、専用のジュレを使用してほんのりドゥルンドゥルンです。

同じく氷水でキンキンに冷やされた極細麺が極上。
小麦の香りが良くコシもあり、シャキッと清涼感を感じます。

鶏胸肉もしっとりブリンブリンで上質。
その上に乗った甘みある梅ペーストも良いです。

久々の「冷やし梅塩」ですが、やはり色々と以前よりブラッシュアップ。
猛暑に対してとりあえずの「冷やし」ではなく、満足度高い「冷やし」です。

なお、9月29日(金)~10月2日(月)は歌舞伎町「刺激と旨辛FES」にカネキッチンとコラボで出店予定。
2011年大つけ麵博「ラ・ベットラ×ちゃぶ屋」以来のイベント出店になるそうで、相当楽しみです。
大塚の名店「創作麺工房 鳴龍」。
ラーメン店としてミシュラン一つ星最長記録を更新し続け、シンガポール出店も果たしています。

現在はお昼のみ営業とあり、インバウンド含め常に行列。
15時までに並べばOKなので、14:00以降に並ぶ方が外国人も少なく狙い目名気がします。

メニューは変わらず主に以下のとおり。

「担担麺」1000円
「酸辣麺」1000円
「醤油拉麺」1000円
「塩拉麺」1000円

「担担つけ麺」1200円
「醤油つけ麺」1200円

「水餃子(3ケ)」300円
「海老ワンタン(スパイシーガーリックソース)」450円
「よだれ鶏」500円
「チャーシューご飯(わさびマヨネーズソース)」400円

昼営業のみでもアラカルトとドリンクがあるのが嬉しいです。

「海老ワンタン(スパイシーガーリックソース)」450円
海老ワンタン5ケに酸辣ガーリックソース。
刻みネギも乗り、本格中華の様な立派な一品料理です。

海老ワンタンは香港式のゴロゴロ海老に豚肉。
ブリンブリンな海老とスパイシーソースがツマミにピッタリです。

「担担つけ麺」1200円
麺皿にはトマトジュースが敷かれ、鶏チャーシューにルッコラ、海苔。
担担つけ汁もたっぷりで、底に肉味噌が入ってます。

ゴマペーストに覆われていますが、つけ汁自体は醤油ベースの清湯。
鶏や牛骨、牡蠣や昆布で採られた出汁が濃密で、この出汁の旨さが「鳴龍」の担担麺を唯一無二にしています。

つけ汁は清湯でも、表面に浮いたゴマペーストで麺との絡みは良好。
低加水の細麺と出汁、ゴマペースト、ラー油のバランスは文句なしです。

また、以前の「担担つけ麺」には無かった鶏胸チャーシューが追加。
これがしっとり柔らかく、さすがの鳴龍クオリティです。

決して大きくないお店ですが、齋藤店主の鮮やかな調理と接客含めホスピタリティも素晴らしい。
大塚駅から徒歩数分のひっそりな立地もお店のカラーにとても合っている気がします。
6年連続ミシュラン一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
先日シンガポール店もオープンし、世界に誇る日本のラーメン店です。

店内改装直後は一部メニューで営業していたものの、今はフルラインナップ。
メニューは主に以下のとおりです。

「担担麺」1000円
「酸辣麺」1000円
「醤油拉麺」1000円
「塩拉麺」1000円
「担担つけ麺」1200円
「醤油つけ麺」1200円

「水餃子(3ケ)」300円
「海老ワンタン(スパイシーガーリックソース)」450円
「よだれ鶏」500円
「チャーシューご飯(わさびマヨネーズソース)」400円

外国人旅行客が戻ってきたこともあり、お客さんのほとんどは外国人。
現在は昼営業のみとなっていますが、夜限定であったアラカルトを昼から注文することが出来ます。

「海老ワンタン(スパイシーガーリックソース)」450円
海老ワンタンは海老のカットが大きくブリンブリン。
スパイシーソースやラー油との相性も抜群で、一流中華店の一品に匹敵します。

「よだれ鶏」500円
分厚い鶏の低温調理にスパイシーソース、ナッツなど。
こちらも食べ応えがあり、レモンハイやトマトハイが止まらなくなります。

「担担麺」1000円
「鳴龍」と言えばの看板メニュー。
調理を見ていても9割がた担担麺の注文です。

ここの担々麺は最初から濃厚スープではなく、清湯の上にナッツペーストが浮くスタイル。
そのため、最初は濃密な出汁にキレのあるスパイス感それぞれが味わえます。

麺は低加水のストレート細麺。
バツバツに硬いのではなく、後半フワっとスープに馴染みます。

肉味噌やナッツペーストが混ざり始めると、最後はまた違う味わいに。
醤油も塩も旨いですが、「担担麺」は凄みを感じるレベルです。

齋藤店主に聞いても

「なにも変わってない(笑)」

といつも煙に巻かれますが、絶対少しずつ美味しくなっている気がします。

なお、外国人が多いので回転は速くなく、20人待ちで約1時間半待ち。
寒い季節は待つのが厳しいですが、それでも待ち時間や寒さを軽く覆す世界があります。
先日発売された「ミシュランガイド東京2023」で7年連続一つ星となった「創作麺工房 鳴龍」。
ラーメン店として7年連続一つ星はもちろん最長で、最近は外国人客も戻って行列になっています。

今年6月に店内改装し、現在は昼営業のみ。
新しいスタッフも2名入り、斎藤店主の調理は相変わらず鮮やかです。

メニューは担々麺にさ酸辣麺、醤油拉麺、塩拉麺など。
つけ麺も販売開始していますが、この日はスタッフ不足でお休みでした。

そして待望のアラカルトも2週間ほど前からスタート。
夜の部は営業再開未定ですが、土曜の午後にアラカルト含め堪能してきました。

「よだれ鶏」500円
ぶあついブリンブリンの鶏に刺激的なラー油にタレ、ナッツなど。
下に厚い輪切りキュウリもあり、これまたおつまみになります。

「海老ワンタン(スパイシーソース)」450円
プリプリな海老ワンタンに2種の刻みネギ。
酸味あるソースが相変わらず旨いです。

「醤油拉麺」1000円
大判のバラロールチャーシューにに2種のネギ。
チャーシューの下にはメンマが隠されていて、今風とは違った個性的な美しさです。

カツオオイルにより、立ち上がる魚介の香り。
コクと旨味たっぷりなスープです。

オイルが減ってくると、まろやかな出汁の旨味も。
香ばしい自家製細麺の相性も抜群です。

そして大判のバラロールチャーシューがまた見事。
スープの熱でとろけ、脂身はまるでバターの様に濃厚な旨さです。

ビールやトマトハイもいただき、久々に「鳴龍」の料理とラーメンを堪能。
やはりここは何度食べても格別の旨さです。

なお、土曜は特にお客さんが多いらしく、外国人も多いので入店まで2時間ほど。
15時までに並べばOKなので、今度は平日の遅い時間に休みを取って訪れたいと思います。
店内老朽化改装のため3月下旬から休業中の「創作麺工房 鳴龍」。
無事改装工事が終わり、6月17日(金)から営業再開となります。

休業前の「鳴龍」は齋藤店主にスタッフ2名の3名体制でしたが、スタッフ2名は円満退職。
うち一人は狭山ヶ丘で「オーミールク」を開業しています。

再開後は久々に齋藤店主と奥様の2人態勢で、昼のみカウンター6席に絞っての営業。
保育園の関係で定休日は日曜日予定になります。

僕は開店直前の準備営業を兼ねたプレに訪問。
主なメニューは変わりませんが、2人態勢のオペを考えてしばらく「つけ麺」や「アラカルト」はお休みです。

「醤油拉麺」1000円
昨年リニューアルしたばかりですが、また盛り付け等リニューアル。
バラチャーシュー3枚が放射状に盛られ、中央にメンマ、2種のネギです。

スープはアッサリと出汁の効いたバランス型。
以前ほど牡蠣や牛骨は表に出ず、それでいて「鳴龍」らしい極上な味わいです。

麺は薄い平打ちで以前より口当たり柔らか。
スープとの馴染みが良く、それでいて麺の存在感もあります。

バラチャーシューは国産豚でブリンブリン。
「鳴龍」は価格を抑えるために国産を使用せず技術でカバーしていましたが、国産を使用するとさすが別格です。

全体的に大きな変化は無いものの、人懐っこさそのままに洗練された印象。
特に麺は結構変わったと思います。

今回はプレなので各種アラカルトも堪能。
いずれ昼でもアラカルトを提供予定とのことで、頑張って午後半休でも取りたいと思います。
大塚の一つ星店「創作麺工房 鳴龍」。
3月29日(火)から店内改装のためしばらく休業となります。

そのため、最終営業日に久々の昼訪問。
月曜は夜営業が無く昼営業のみとなってます。

「特製担担つけ麺」1500円
昼だけ特製があり、メニューごとに違う肉がトッピング。
「担担麵」と「担担つけ麺」は牛角煮、味玉、ワンタン2個が乗ります。

麺は「担担麵」と同じ自家製の低加水細麺。
麺の下に敷かれたトマトジュースの赤、クレソンの緑で色鮮やかです。

つけ汁は清湯スープで切れ味鋭い辛さ。
ナッツペーストが浮き、このペーストで麺に旨味が良くのってきます。

特製オンリーの牛角煮はゴロリと大きめ。
やや甘めでジューシーさもあり、単品が無いのが悔しいほどです。

そして「鳴龍」のスペシャリテ「海老ワンタン」。
香港系中華店に負けないブリンブリンな本格海老ワンタンは必食です。

夜オンリーのアラカルトも素晴らしい料理ですが、昼の特製も手の込んだ一品。
ちなみに「特製醤油」は鴨ロース、「特製塩」は豚トロチャーシューが乗ります。

なお、今回の改装休業をもってスタッフ2名が円満退職。
長年「鳴龍」を支えてきた優秀なスタッフなので、今後も応援していきたいです。
今年5月に10周年を迎える「創作麺工房 鳴龍」。
ミシュランでは6年連続一つ星ラーメン店となっています。

今年は1月5日から通常営業を開始。
看板メニューは「担担麺」ですが、醬油や塩、つけ麺などどれも一級品です。

「醤油拉麺」900円+味玉
チャーシューにメンマ、青ネギ。
中央の白髪ネギに海苔が立てかけられています。

スープは牡蠣の出汁が効いた鳴龍オンリーワンの味わい。
そこに9周年でリニューアルされた鰹オイルが独特の旨味を演出しています。

自家製の麺はモチモチのストレート。
厚みある肩ロースチャーシューも値段以上に贅沢です。

なお、鳴龍は夜限定アラカルトがあるので狙いは夜。
今年のお正月から極寒なので並び少なめです。

「しらす冷やっこ(スパイシーごまソース)」300円
「鳴龍」で最も注文しているメニューがこちら。
濃厚ゴマペーストにキレのあるラー油がびしっと効いてます。

「よだれ鶏」500円
最近加わった新作アラカルト。
カットされた鶏胸肉にラー油、黒酢、ナッツがかけられます。

鶏胸肉はブリンブリンな食感。
そこにキレのあるラー油、黒酢で刺激が足され、酒のつまみに最高です。

瓶ビール、レモンサワー、トマトハイと酒も進むアラカルト。
何を食べても安くて旨くて凄いお店です。
5年連続ミシュラン一つ星の「創作麺工房 鳴龍」。
緊急事態宣言が解除され、晴れてアルコールの提供も開始となりました。

アルコール再開後は焼酎がキンミヤに変更。
以前より明らかに口当たりがよく、飲み過ぎてしまいそうです。

「メンマ揚げジャコ和え」300円
9周年を機に夜のアラカルトも一部変更し、これは新メニュー。
出汁がしっかり染みたメンマにカリカリジャコが良いアクセントになってます。

「うす切りチャーシュー(マスタードソース)」450円
以前からあるメニューですが、器など色々変更。
しっとりチャーシューにビネガーと粒マスタードのソースが良く合います。

また、新たに加わったルッコラがナイス。
バルにある様な一品でワインも欲しくなります。

「担担麵」900円
鳴龍の看板メニューで注文率8割を超える一杯。
ナッツペーストの量は控えめで、どちらかと言うと清湯ラーメンに近いです。

そして出汁が濃く、辛さや刺激だけではない旨さ。
丸鶏に魚介乾物、牛骨、牡蠣を使用した出汁はオンリーワンです。

醤油拉麺や塩拉麺の方が出汁はダイレクトに感じられますが、担担麵でも相当主張する出汁。
ホクホクとした低加水の自家製麺も抜群に旨いです。

醤油や塩はちょっとリニューアルしましたが、担担麺は変わらずとのこと。
しかし更に旨くなっている様に感じるのは、気のせいではないと思います。

何を食べても旨い「鳴龍」なので、麺を何にするかいつも悩んでしまうほど。
次は「酸辣麺」か「担担つけ麺」か、今から迷ってしまいます。
大塚の一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
夜のアラカルトも魅力的なお店ですが、6月23日からめでたくお酒提供再開となりました。

なお、9周年を機にランチに「特製」が出来たりとリニューアル。
夜のアラカルトもいくつか新メニューが出ています。

「よだれ鶏」500円
低温調理のブリンブリン鶏胸肉にたたきキュウリ。
黒酢にラー油、生姜、ナッツのタレで酒が進みます。

「山芋ときゅうりのごまサラダ」400円
以前の「ごまきゅうり」に山芋が加わりパワーアップ。
シャキネットリな食感が良く、夏にピッタリの冷製おつまみです。

「塩拉麺」950円
分厚いチャーシューに薬味。
ラーメンもリニューアルされ、チャーシューは前より厚くなってます。

そしてスープは明確にカツオのコクある旨味。
先日「醤油拉麺」をいただいた際に本枯れ節かと思ったのですが、オイルにカツオの旨味を付けているそう。

ベースのスープやタレは同じとのことですが、かなり印象が違う感じ。
プリプリの自家製麺も極上です。

ちゃんと仕切りがあるので一人で飲んで黙食するのにも最適。
「鳴龍」の旨い料理で酒が飲めるのは最高です。
大塚のミシュラン一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
今年の5月17日にめでたく9周年を迎えました。

そこで9周年を機に、昼営業のみリニューアルした「特製」の提供を開始。
特にチャーシューは各種麺類に合わせて牛角煮、鴨ロース、豚トロチャーシューなど変わります。

「特製醤油拉麺」1400円
特製で追加される具は鴨ロース2枚、海老ワンタン2個、味玉。
麺が見えないほど具だくさんで、海苔が「志那そばや」の様に中央に立てかけられています。

スープを飲んでみると、結構ビシッと節の旨味。
恐らく本枯れ節を使用していると思われ、重厚でリッチな味わいです。

後半になってくると「鳴龍」らしく様々な食材も顔を出す感じ。
他にないオンリーワンの極上スープで、今までで一番キレがあります。

麺は醤油拉麺用のストレート自家製麺。
モチモチと食べ応えのある美味しい麺です。

鴨ロースはしっとりでシルキーな食感。
鴨特有のクセが抑えられ、さすがの調理です。

デフォのチャーシューは極厚でフワフワ。
チャーシューも9周年からガラッと変わり、かなり好みです。

海老ワンタンは以前より海老が大き目カットでブリンブリン。
濃厚な味玉にコリコリメンマ、香り良い海苔と具材のフルコースです。

齋藤店主は積極的にメニューや食材等について発信しないものの、今回は結構リニューアル。
今までも最高に旨かったですが、更に旨くなるとはさすがです。

なお、夜限定のアラカルトも一部メニュー変更。
早く「よだれ鶏」をつまみに一杯やりたいものです。
大塚の一つ星ラーメン店「創作麺工房 鳴龍」。
現在の夜営業は非常事態宣言を受け20時までとなっています。

「担担麵」900円+味玉
オレンジ色のラー油に九条ネギという抜群の色合い。
ゴマペーストが浮くものの、ベースのスープは醤油ベースの清湯です。

このスープが出汁が効いて文句なしの旨さ。
そこに自家製ラー油のキレ、濃厚なゴマペーストの味わいが加わります。

出汁、ゴマ、ラー油それぞれが際立って美味しく、どこにも無い「担担麺」。
低加水でハリのある自家製ストレート細麺も美味しいです。

「海老ワンタン(スパイシーガーリックソース)」450円
夜のみ提供のアラカルトでは、最近一番好きな一品。
プリプリの海老ワンタンにキレのあるラー油、刻みネギが最高です。

夜の営業時間は短くなっていますが、やはり夜の「鳴龍」は素晴らしい。
緊急事態宣言が解かれた暁には、もっとゆっくり堪能したいと思います。
5年連続ミシュラン一つ星となった「創作麺工房 鳴龍」。
アラカルトがある夜に行くことが多いのですが、超久々に年末の昼に訪問しました。

今回の注文は「梅塩拉麺」1150円。
南高梅や薬味が別皿に美しく盛られた「塩拉麺」のスペシャルバージョンです。

やや濁りあるスープはスッキリと優しくて甘みもあり、ほど良い厚み。
今回の塩ダレは魚介が強すぎず、出汁の旨味を十分に感じることが出来ます。

バラロールは銘柄豚なのか、薄切りでも脂身がとてもジューシー。
ツルツルな自家製麺も、もちろん美味しいです。

途中からは別皿の薬味を盛り付け。
南高梅に大葉、白髪ネギ、しらす、とろろ昆布と豪勢です。

フルーティな南高梅に大葉が特に良いアクセント。
アラカルト無しでラーメンを食べるのは久々ですが、一杯の満足度が相当高いと再確認しました。

2021年は1月3日から営業予定とのこと。
今年も最高の料理を堪能させていただこうと思います。
大塚の名店「創作麺工房 鳴龍」。
ミシュラン2021でも引き続き一つ星となり、5年連続の一つ星となりました。

夏の間は限定が続いていたので、今回は久々のレギュラーメニュー。
「醤油拉麺」900円です。

丼を覆いつくす大判バラロール。
その中心に高く盛られた九条ネギとルックスも個性的です。

アッサリとしたスープは牛骨と牡蠣メインのお出汁。
途中からは節も顔を出し、スープ自体が個性的で他には無い味わいです。

麺は自家製のストレート細麺。
コシよりもフレッシュ感主体で小麦を感じられます。

大判のバラロールは薄切りでも柔らかく食べ応え十分。
バラロールの下にはメンマも隠れてます。

そして、夜の鳴龍といえばアラカルト。
「しらす冷やっこ」300円はゴマソースとラー油が酒に素晴らしく合います。

「うす切りチャーシュー(マスタードソース)」400円
しっとりチャーシューがまるでシャルキュトリー(仏語でハム、ソーセージ、パテなどの総称)。
ビネガーの効いたマスタードソースは間違いなくワインにも合いそうです。

「海老ワンタン(スパイシーガーリックソース)」450円
以前より海老のプリプリ感が増したように思え、ギッシリな餡。
結構な辛さのスパイシーソースが抜群に合ってます。

何を食べてもクオリティが高く、CPも抜群。
雰囲気や接客も良く、間違いなくオススメ出来るお店です。
大塚のミシュラン一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
遅い夏季休業を経て9月17日(木)より営業再開してます。

今年は夏季休業前まで「冷やしシリーズ」を提供しており、以下の5品。

「香辣冷やし中華」
「ゴマだれ冷やし中華」
「冷やし醤油拉麺」
「冷やし塩拉麺」
「トマト冷やし中華」

これで終わりかと思っていたら、冷やしエピローグが提供されました。
「よだれ鶏冷し中華」1000円で9月18日から数量限定提供(恐らく2,3日)です。

麺にはナッツやゴマが散らされ、その上にキュウリ、鶏モモ肉低温調理、白髪葱、パクチー。
タワーの様に積み重ねられた具が圧巻の美しさです。

麺の下にはタレ、黒酢、ラー油など。
タレは醤油に砂糖、八角やシナモンを煮詰めた甜醤油とのことです。

コシのある自家製ストレート平打ち麺にコクのある旨味、酸味、辛味。
パクチーも良く合っていて抜群に旨いです。

しっとりと柔らかい鶏モモも美味で、フレッシュトマトもナイスな清涼感。。
今回はストレートに中華とのことですが、1000円で食べられる冷やし麺としては最高だと思います。
セブンイレブンのカップ麺も好評な「創作麺工房 鳴龍」。
今年の夏は「冷やしシリーズ」を行っており、いよいよ最終章となります。

夏季限定「トマト冷やし中華」1000円
8月26日(水)から9月7日(月)の提供となり、特に売り切れは無いそうです。

今回は過去の限定「汁なし担担麺」と同じ黒い丼で登場。
冷えたトマトスープに麺がキレイに畳まれ、その上にサイコロ状の具材がたっぷりと載っています。

トマトスープには「鳴龍」スープが使用され、ほのかにトロリ。
トマトの酸味にタバスコの刺激がアクセントとなり、残暑にピッタリの爽やかな冷やしです。

そしてたっぷりの具材はタコ、鶏そぼろ、コーン、トマト、キュウリ、タマネギ、チーズと7種。
大葉オイルで和えられ、シャキシャキと清涼感溢れる美味しい具材です。

なお、今夏の冷やしは以下のとおり。

「香辣冷やし中華」
「ゴマだれ冷やし中華」
「冷やし醤油拉麺」
「冷やし塩拉麺」
「トマト冷やし中華」

「冷やし塩拉麺」のみ機会に恵まれませんでしたが、これは「鳴龍」定番の名作です。

「冷やし拉麺」以外では最後の「トマト冷やし中華」が一番好み。
スープと具材に一体感を感じます。

また、今回は遅い時間だったのでアラカルトは「うす切りチャーシュー(マスタードソース)」400円のみ。
しっとりチャーシューにマスタードソースは、上質なパストラミの様でもあります。

なお、僕は「トマトハイ」500円を飲むことが多いのですが、今回はタバスコも数滴入れてもらいました。
ブラッディマリーを模した赤羽の「米山」スタイルで、これがまた夏にピッタリ。
「トマト冷やし中華」提供期間は対応出来るそうなので、ぜひお試しください。
大塚のミシュラン一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
今夏は限定で「冷やし中華シリーズ」を2週ごとに変えて提供しています。

第3弾は「冷やし醤油拉麺」950円。
7月29日(水)から8月10日(月)までの提供です。

丼には冷やし醤油スープにカラフルなアラレ。
大根おろしにミョウガ、肉、九条ネギが乗っています。

スープは若干トロリとして節の旨味。
デフォのスープに節、昆布等で取ったスープを合わせたそうで、爽やかさと濃密さが同居してます。

麺は冷し特製の30番で打った極細麺。
シャキシャキとしてのど越しが素晴らしいです。

具の肉は豚薄切りかと思いきや黒毛和牛。
冷しでも牛の旨味がしっかりで、「鳴龍」にしては珍しく高級食材を使用しています。

大根おろしもスープに合っていて、ミョウガの清涼感もグッド。
あえて黒毛和牛を隠したビジュアルがいかにも「鳴龍」っぽいです。

また、夜のアラカルトも「鳴龍」の大きな魅力。

「しらす冷やっこ」300円
「鳴龍」看板メニュー「担担麺」のラー油とゴマペーストを使用した一品。
お酒に良く合う一品で、恐らく僕が「鳴龍」で一番食べているアラカルトです。

「炙り焼きチャーシュー(オニオンソース)」600円。
夜のアラカルトでは注文率No.1人気メニュー。
大判の豚肉は柔らかく、酸味あるオニオンソースでポークステーキを思わせます。

「ごまきゅうり(梅ソース)」300円。
爽やかな梅ソースが暑い夏にバッチリです。

なお、早い時間であれば以前より空いている感じ。
並ばずに入れるタイミングもあるほどで、ミシュラン一つ星を味わう良い機会だと思います。
大塚のミシュランビブグルマン「創作麺工房 鳴龍」。
滅多に限定をやらないお店ですが、今夏は2週替わりで冷やしシリーズを提供しています。

7/15(水)~7/27(月)は第2弾「ゴマだれ冷やし中華」900円。
彩り豊かな野菜が立体的に盛り付けられ美しいです。

今回は甘酸っぱいタレが王道の冷やし中華路線。
看板メニュー「担担麺」にも使われるゴマペーストがリッチなコクとなってます。

メインの具は皮がモチモチな柔らかい鶏モモ肉。
締められてコシを増したハリのある自家製麺が相変わらず抜群に美味しいです。

2020冷やしシリーズ第1弾「香辣冷やし中華」に比べるとパンチは控えめ。
しかし上品さを感じる「冷やし中華」で1000円未満とは思えない出来栄えです。

また、「鳴龍」と言えば夜営業のみでいただけるアラカルト。

「しらす冷やっこ」300円
少量でもビシッと効いたラー油にたっぷりのシラス。
300円とは思えないちゃんとした料理です。

「海老ワンタン」450円
プリプリな海老が超贅沢で美味。
スパイシーで酸味も感じる味付けで酒がガンガン進みます。

「冷やし中華」も「アラカルト」も完全に「鳴龍」独自の世界。
これからの「冷やし」シリーズも楽しみです。
大塚のミシュラン一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
今年は初の限定「夏の冷やし中華」シリーズが始まっています。

第一弾は「香辣冷やし中華」900円で7月13日(月)まで。
その後もゴマベース、冷やし担担麺、醤油などを予定し、2週間ごとに変わる様です。

提供された「冷やし中華」はつけ麺の大きな丼に盛られてゴージャス。
キレイに畳まれた麺の上にキュウリ、鶏肉、香辣白髪ネギが立体的に盛られて美しいです。

麺の下に敷かれたタレは意外にも魚介の和風ダレ。
そこに中華系の甘みや辛味ダレがビシッと効いて多様なベクトルの味がひしめき合ってます。

特に辛味は看板メニュー「担担麺」よりもソリッドに刺激的。
なかなかパンチがありますが、それを「鳴龍」の香ばしい平打ちの自家製麺がしっかりと受け止めています。

白髪ネギの下にはしっとりとした茹で鶏に辛味ダレ、ナッツ。
バンバンジーのような構成ですが、ジューシーな鶏肉が美味しくツマミにしたいほどです。

初っ端からインパクト十分の「冷やし中華」。
本格中華な装いでも900円という価格は脱帽です。

いつも通り夜に伺ったので「トマトハイ」500円を飲みながら夜オンリーのアラカルトもいただきます。

「炙り焼きチャーシュー」600円
「鳴龍」の夜アラカルトを代表する一品です。

1センチ強あるチャーシューはモッチリと柔らかくオニオンソースの酸味もグッド。
値段的に銘柄豚ではないのですが、リッチに仕上げる調理技術が素晴らしいです。

「メンマ(ネギソース」300円も適当ではないちゃんとしたツマミ。
今は比較的空いてるのでオススメです。
ミシュラン一つ星の名店「創作麺工房 鳴龍」。
緊急事態宣言解除を受け、現在は夜の部も通常通り21時まで営業しています。

「鳴龍」に行くならアラカルトで飲める夜営業と決めていたので、3月以来の訪問。
「トマトハイ」500円がいつも以上に心に染みます。

「しらす冷やっこ」300円はゴマペーストにラー油と担々仕上げ。
たっぷり盛られたしらすも相当良いおつまみになります。

「海老ワンタン」450円はラー油に2種の刻みネギ。
プリプリのワンタンに刺激的なラー油は酒が進みます。

麺は凄く悩んだのですが、今回は「担担つけ麺」980円。
たっぷりの担々つけ汁に細麺、海苔、クレソンとオンリーワンな見栄えです。

つけ汁は一見濃厚に見えますが、実は醤油ベースの清湯にゴマやナッツのペーストが浮いたもの。
このつけ汁と低加水の極細麺の相性が素晴らしく、麺の下に敷かれたトマトソースも良いアクセントになってます。

もちろんスープ割もあり、お願いするとたっぷりのお出汁に刻み青ネギ。
濃ゆいお出汁で全く別物のリッチな味わいになり、このお出汁が「鳴龍」の肝であると言えます。

ミシュラン一つ星以降は行列の絶えないお店ですが、今の夜営業は狙い目な感じ。
また、来月から初の「冷やし中華」も始める予定とのことで、今から楽しみです。
4年連続ミシュラン一つ星獲得のラーメン店「創作麺工房 鳴龍」。
先日はTV番組「1番だけが知っている」人気ラーメン店主100人が選ぶ嫉妬するほどウマいラーメン7位に選ばれました。

鳴龍の看板メニューと言えば「担担麺」。
セブンイレブンでもカップ麺が売っていますが、この度新作の「汁なし担担麺」がリリースとなってます。

それに合わせ、店舗でも限定「汁なし担担麺」900円を販売。
斎藤店主によれば、特に数量限定では無いそうです。

一度麺を洗ってから温め直し、汁なし専用の黒い有田焼で登場。
肉味噌にフライドオニオン、ナッツに花山椒などが乗ってます。

丼の底にはしっかり汁気。
スープも少し入れているとのことで、しっかり混ぜてからいただきます。

すると担担麺よりもちょっと辛めで、フワッと花山椒。
平打ち麺にトマトピューレ、肉味噌はボロネーゼも感じさせます。

フライドオニオンの香ばしさもナイス。
最近「汁なし担担麺」も流行っていましたが、「鳴龍」だけあって個性的で旨いです。

また、鳴龍と言えば夜のアラカルト。
この日も夜に伺い、

「しらす冷やっこ(スパイシーごまソース)」300円
「ごまきゅうり(梅ソース)」300円
「海老ワンタン(スパイシーガーリックソース)」450円

を注文。
安価でもどれも丁寧に調理され、特に「海老ワンタン」が刺激的で好みです。

夜でも行列していますが、やはり並ぶ価値のあるお店。
何を食べても相当旨いです。
大塚のミシュラン一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
夜の部は19時半頃までに並べば大体入れますが、冬は路上が冷えるので防寒対策必須です。

ラーメンはほぼ昼に食べますが、「鳴龍」だけは夜。
なぜなら夜のみアラカルトメニューがあるからです。

「トマトハイ」500円のお供は、まず「しらす冷やっこ」300円。
看板メニュー「担担麺」のゴマペースト、ラー油が味わえるので、「担担麺」を食べないときはマストです。

続いて「メンマ(ネギソース)」300円。
リニューアルで加わったアラカルトですが、ネギソースが高級中華の様にお見事。

数ある麺メニューの中から、〆は久々に「醤油つけ麺」930円。
麺皿にはレアチャーシューにクレソン、つけ汁に大判バラロールと見た目も美しいです。

キレイに畳まれた自家製ストレート中太麺が香ばしく、そのままでも美味。
つけ汁は清湯でアッサリとしていますが、しっかり出汁を感じられて旨いです。

鶏、牛骨、牡蠣等で取られた出汁が独創的かつエレガント。
「担担麺」も美味しいのですが、この出汁を堪能するには醤油や塩の清湯系がグッドです。

なお、「鳴龍」の鶏は地鶏では無く、チャーシューの豚も流行りの銘柄豚ではありません。
それでも極上に美味しく、齋藤店主だからこそ創ることが出来る唯一無二のラーメンです。
大塚のミシュラン一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
夜はアラカルトで軽く飲むことができるお店です。

この日の麺は「麻辣担担麺」950円+味玉の麻辣別皿。
泡立ったスープにラー油の赤、九条ネギの緑が映えます。

ナッツペーストが浮かぶので白湯にみえますが、ベースは清湯。
丸鶏や牛骨、牡蠣等を使用したスープがもの凄く厚い出汁となってます。

この濃い出汁を堪能できる「醤油拉麺」が好きなのですが、「担担麺」はその出汁にキレのあるラー油、ナッツペーストと何層にも重なる旨味。
辛い系でも出汁が主張するオンリーワンの担担麺です。

26番から20番に変わったと言う低加水自家製麺との相性も最高。
別皿にした麻辣は山椒の刺激もあり、スープに溶かすとカレー的な風味も感じられます。

「担担麺」は久々でしたが、さすが看板メニューと思える貫禄とオリジナリティー。
高級中華系の担担麺では考えられないほど出汁が旨いです。

この日のアラカルトはまず「うす切りチャーシュー(マスタードソース)」400円。
高級ハムのような薄切りレアチャーシューにピリッとしたマスタードソースで酒が進みます。

「海老ワンタン(スパイシーガーリックソース)」450円はプリプリの海老ワンタンが5個。
香ばしいラー油にネギソースが絶妙で、それだけでツマミになります。

「メンマ(ネギソース)」300円はクセなくコリコリ。
ネギソースがまた本格的で、「トマト杯」がグイグイ進みます。

どの麺を食べても旨いし、アラカルトも最高。
落ち着ける夜の鳴龍、素敵です。
3年連続ミシュラン一つ星の「創作麺工房 鳴龍」。
平日夜でも行列が出来ますが、20時までに並べば大体食べることが出来ます。
(公式twitterにて終了が告知されます)

看板メニュー「担担麺」をはじめ、「醤油拉麺」「酸拉麺」「醤油つけ麺」「担担つけ麺」など麺類は多彩。
「醤油拉麺」を頼むことが多いですが、今回はかなり久々に「塩拉麺」950円です。

バラロールの上に白髪ネギ、九条ネギ、揚げネギが立体的に美しく盛り付け。
澄んだスープを飲んでみると、塩でもアッサリ軽いのでは無く分厚く丸いお出汁です。

「鳴龍」のスープは鶏に牛骨や牡蠣を使用しており、その出汁の旨味が染み渡ります。
「醤油拉麺」より魚介の厚みを感じるのは塩ダレ由来でしょうか。

モチモチの自家製麺にとろけるバラロールチャーシューも隙がありません。
醤油も旨いですが、今の塩は相当旨いと思います。

また、「鳴龍」といえば夜限定のアラカルトも魅力のひとつ。
「メンマ(ネギソース)」300円は本格中華な味付けで、クセの無いメンマもハイレベルです。

「しらす冷やっこ(スパイシーソース)」300円はたっぷりのしらすにゴマペースト、ラー油、大葉。
300円と思えない立派な料理でキレもあり、「トマトハイ」500円がグイグイ進みました。
大塚のミシュラン一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
ミシュランの影響で外国人のお客さんが多いですが、夜はアラカルトで軽く飲むことができます。

この日は友人と一緒だったので、アラカルトを完全制覇。

「炙り焼きチャーシュー(オニオンソース)」600円
「海老ワンタン(スパイシーガーリックソース)」600円
「しらす冷やっこ」300円
「メンマ(ネギソース)」300円
「うす切りチャーシュー(マスタードソース)」400円
「ごまきゅうり(梅ソース)」300円
「水餃子(3ヶ)」300円

ミシュラン一つ星なのに、300円からアラカルトがあるのが素晴らしい。
しかもどれもちゃんと手を加えられた料理です。

特に海老ワンタン、メンマはクセになる旨さ。
どれもこれも値段からは想像できない素晴らしい一品です。

〆の麺は担担つけ麺と迷った挙句「醤油拉麺」850円。
濃い色合いのスープにバラロール、九条ネギが美しいです。

スープは地鶏や牛骨に牡蠣の厚みあるお出汁。
節系の魚介出汁も効いていて、一口目から旨味が押し寄せます。

自家製麺はしなやかなストレート細麺。
しっとりチャーシューの下には細メンマもあり、食べ応えあります。

担担麺が看板メニューですが、清湯も個性的で美味しくオンリーワン。
ここは何を食べてもパーフェクトに旨いです。
大塚のミシュラン一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
連日行列ですが、猛暑で若干並びが落ち着いているようです。

僕が伺うのはアラカルトがある夜営業。
7周年を機に加わった「トマトハイ」500円を注文し、まずはアラカルトで飲みます。

「ごまきゅうり(梅ソース)」300円
新たに梅味が加わり、サッパリと夏には最高。

「しらす冷やっこ(スパイシーごまソース)」300円
豆腐のポーションは小さくなりましたが、なんと値下げして相変わらずCPは強烈。
濃厚な自家製ナッツペーストにラー油でリッチなツマミです。

「メンマ(ネギソース)」300円
こちらはネギ油と刻みネギで和えられたコリコリメンマ。
前回も頂いたのですが、気に入ってしまい再度頂きました。

そして今回の麺は「酸辣麺」900円。
タワーのように高く盛り付けられた白髪ねぎに糸唐辛子がインパクトあります。

スープは夏でも食欲をそそる辛味と酸味。
鶏に牡蠣、牛などで取られたお出汁の厚みが、中華料理店の麺と完全に差別化出来ています。

麺は自家製のストレート細麺。
小麦の香りが鼻に抜け、滑らかな食感も良いです。

具は細い短冊チャーシューにニラなど。
アッサリと深い出汁に自家製麺で、1000円未満とは思えないゴージャスな一杯に仕上がってます。

看板メニュー「担担麺」に「醤油拉麺」も旨いですが、「酸辣麺」は更に中毒性抜群。
猛暑にいただくとシャキッと身が引き締まります。

やはりここは何を食べても最高で手抜きなし。
スタッフの接客も良く、「一つ星」の名に恥じない名店だと思います。
5月17日に7周年を迎えたミシュラン一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
この日から若干のメニュー変更と価格改定がありました。

僕はいつもどおり夜に伺い、アラカルトとドリンク。
ドリンクには新たに「トマトハイ」500円が加わり、かなり好みです。

アラカルトは新作「メンマ(ネギソース)」300円。
ショウガが効いた中華系のネギソースが良いです。
量も多く、ツマミとして最高。

「うす切りチャーシュー(マスタードソース)」400円
トッピング用のチャーシューより更に薄切りでしっとり。
マスタードソースも絶妙で、ワインが欲しくなる一品。

締めの麺は久々の「醤油拉麺」850円。
鶏に牡蠣、タレ由来なのか節の旨さも感じられ、贅沢でオンリーワンの旨さです。

看板メニュー「担担麺」も、この出汁感が他店とは違う特別感を演出。
しかし「醤油」はよりシンプルに出汁の旨さを堪能できます。

ちなみに今回の改定でも麺類の価格はほぼ同じ。
その代わり具材がシンプルになっていますが、バラロールがジューシーで文句なし。
九条ネギも良質で甘いです。

なお、特製トッピングが500円になり、内容もパワーアップ。
うす切りチャーシュー1、炙り焼きチャーシュー2、鴨つくね1、味玉、海老ワンタン1、岩のりで別皿提供。

ただし、提供初日から人気で昼で売り切れてしまいました。
※その後、特製トッピングは昼のみ提供と告知。
特製用の「鴨つくね」をサービスでいただいたのですが、小粒でも素晴らしくジューシーで美味。

特に脂の上質な旨さが凄く、聞くと隠し味にちょびっとフォアグラを使っているそう。
昼は夜より混んでいますが、いつか特製トッピング食べてみたいです。
大塚のミシュラン一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
外国人のお客さんも増えましたが、相変わらず夜はアラカルトで軽く飲めます。

アラカルトメニューは夜のみで

「水餃子」400円
「炙り焼きチャーシュー(オニオンソース)」500円
「海老ワンタン」400円
「しらす冷やっこ」400円
「ごまきゅうり」300円

と豊富で低価格。

「しらす冷やっこ」400円を頼むことが多いのですが、久々に「炙り焼きチャーシュー(オニオンソース)」500円にしました。
赤身中心のブリンとしたチャーシューはポークステーキの様で、500円と思えない最高な一品です。

そして麺は超久々の「担担つけ麺」930円+味玉。
キレイに畳まれた自家製の低加水細麺に坦坦つけ汁です。

担担つけ汁は看板メニュー「担担麺」よりも辛めでお酢のアクセント。
白湯に見えるもナッツペーストが浮いた清湯ですが、牡蠣が効いたお出汁が濃密です。

麺の底にはトマトピューレが敷かれ、フルーティさを演出。
「担担麺」とはひと味違った味のバランスで、麺への味の絡みも良好。

チャーシューやメンマは乗りませんが、つけ汁には担担麺の肉そぼろ。
最後のスープ割りは存分に鳴龍の絶品お出汁を堪能できます。

前回食べた「酸辣麺」同様、「担担つけ麺」も素晴らしい。
次回は「鳴龍」で一番好きな「醤油拉麺」行きたいと思います。
3年連続ミシュラン一つ星のラーメン店「創作麺工房 鳴龍」。
変わらず夜はお酒とアラカルトを楽しめますが、20時頃に早じまいすることが多いので要Twitter確認です。

まずは「生レモンサワー」400円に「しらす冷やっこ」400円。
大きな「しらす冷やっこ」はラー油がアクセントになったナイスおつまみです。

そしてこの日の麺は「酸辣麺」900円。
「鳴龍」では「醤油拉麺」ときどき「担担麺」なのでら「酸辣麺」は実に4年ぶりの注文です。

高く積まれた白髪ネギに糸唐辛子。
ラー油、短冊チャーシュー、ネギが乗って見た目は本格中華店の一杯です。

スープを飲んでみると、メインは地鶏やカキなどを使用した極上の鳴龍スープ。
そこにピリっとした辛味や酸味、花椒の刺激が色を添えます。

4年前はもっと辛さや酸味がメインでしたが、今は明らかにお出汁メイン。
構成自体が違っている感じで、4年前の記憶より相当旨いです。

個人的には「担担麺」より好きな一杯。
そのことを齋藤店主に伝えると

「酸辣麺しか食べない方も居ますよ」

とのこと。
看板メニュー「担担麺」も唯一無二ですが、酸辣麺は別のアプローチで出汁の旨さが十分生かされています。

ちなみに齋藤店主によれば、出身店「MIST」で出していた「酸辣麺」は化学調味料も使用。
「鳴龍」では無化調でこんなに旨いのが凄いです。

どのメニューも個性的で旨くて困る「鳴龍」ですが、「酸辣麺」は傑作。
厚みを増した出汁で完全に生まれ変わってます。
3年連続ミシュラン一つ星となった「創作麺工房 鳴龍」。
看板メニューは「担担麺」ですが、冬季限定で「味噌拉麺」900円が始まってます。

茶褐色のスープに大きなバラロール。
その上に九条ネギと、極めてシンプルなルックスです。

スープはサラリとしていますが、しっかり赤味噌の濃厚な旨味。
「鳴龍」はベースに牡蠣を使っていて、この味噌と牡蠣が素晴らしく合います。

底の方には味噌の豆も沈んでいて、奥深い旨さ。
聞けば数種をブレンドしたのではなく、信州の2年熟成麹味噌一種類だそうです。

麺は担担麺と同じと思われる細麺。
卓上にある担担麺用の花山椒もミソスープに良く合います。

斎藤店主によれば

「限定全然出ません(笑)」

とのことですが、これは傑作な「味噌」。
アッサリなのにコクがあり、ハマります。

また、夜はアラカルトがあるので「しらす冷やっこ」400円も。
ミシュラン一つ星から2年、外国人のお客さんもアラカルトを頼むお客さんが多いです。

また、一つ星なのに「生レモンサワー」は400円。
斎藤店主の鮮やかな湯切りを見ながらのひと時だけでも、十分並ぶ価値があります。
大塚のミシュラン一つ星ラーメン店「創作麺工房 鳴龍」。
ミシュランガイド東京2019でも星を守り、3年連続の一つ星となります。

夜限定でアラカルトがあるので、僕が伺うのは夜。
外国人のお客さんをはじめ行列が出来てはいますが、最近はちょっと緩やかになっている気もします。

ドリンクは「生レモンサワー」400円。
ミシュラン一つ星でお酒を400円で出すお店はここだけではないでしょうか。

「しらす冷やっこ」400円はたっぷりのしらすにナッツペースト、ラー油。
特にラー油の刺激が強く良いつまみになります。

サワーをお替りして「ごまきゅうり」300円。
こちらもピリ辛でシャクシャクの食感が良いです。

ここでいつもなら麺は「醤油拉麺」850円か「担担麺」850円。
しかし、今回はマニア受けの良い「醤油つけ麺」900円+味玉にしました。

すると麺皿にはレアチャーシューにクレソン、味玉。
つけ汁には巨大なバラロールが入ってます。

平打ちの自家製麺をそのまま食べてみると、心地よいコシに小麦の香り。
ラーメンとは違い、締めた麺ならではの旨さを味わえます。

つけ汁は地鶏や牡蠣、牛の濃密なお出汁にお酢と辛味。
「鳴龍」ならではの個性的なスープに酸っぱさと辛さのクラシカルがユニークです。

以前、「醤油つけ麺」を食べたのは2015年2月。
その頃に比べると出汁が格段に濃くなり、淡麗でも旨味がしっかり麺に乗ってきます。

スープ割りをすれば、極上のお出汁を堪能。
素晴らしい自家製麺にオンリーワンな出汁を堪能できるつけ麺はレアメニューですが、かなり良いです。

「一つ星」3年目を迎えてもある意味マイペースな「鳴龍」。
アラカルトもつけ麺も最高です。
大塚のミシュラン一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
TRYラーメン大賞でも常連で、2018-2019版ではTRY大賞総合4位となってます。

僕が訪れるのはほぼ夜で、何故なら夜のみ絶品ハイCPのアラカルトメニューがあるから。
わざわざ夜に狙っていくラーメン店は「鳴龍」か「ラーメン巌哲」の週末創作塩つけ麺だけです。


「水餃子」400円
「炙り焼きチャーシュー(オニオンソース)」500円
「海老ワンタン」400円
「しらす冷やっこ」400円
「ごまきゅうり」300円

と、安価で手抜きないアラカルトが楽しめます。

まずは「生レモンサワー」400円と「しらす冷やっこ」400円。
しらす冷やっこはたっぷりのしらすに看板メニュー「担担麺」のゴマペーストにラー油。

香ばしいゴマにラー油のピリ辛がツマミにピッタリ。
卓上にある「担担麺」用の花山椒を加えるとより刺激的になります。

続いてはアラカルト注文率No.1と思われる「炙り焼きチャーシュー(オニオンソース)」500円。
ステーキの様な大きなチャーシューがなんと500円です。

ラーメンに入るチャーシューとは違い、赤身中心でアラカルト用のチャーシュー。
オニオンソースがクセになる味わいで脂身もほぼ無いので、サクッと食べられます。

〆の麺は大好きな「醤油拉麺」850円+味玉。
大判の低温調理チャーシューが迫力あります。

スープは丸鶏や牛骨ですが、何と言っても特徴的なのが牡蠣。
牡蠣のお出汁が贅沢に染み渡り、豆を感じる醤油ダレも旨味のポイントとなってます。

麺は極細でも存在感あるしなやかな自家製麺。
大きな低温調理チャーシューの下にはバラロール。

バラロールを低温調理チャーシューで全て隠してしまうのが憎い演出。
ショウガ香る低温調理チャーシュー、バターの様に脂身が溶け出るバラロールどちらも最高です。

何度食べても美味しいアラカルトと「醤油拉麺」。
「坦坦つけ麺」や「醤油つけ麺」も食べたいのですが、アラカルトを食べるのでつけ麺はキツそうで行けません。

とは言っても、極上の「醤油拉麺」も何度食べても絶品。
ミシュラン一つ星になってもホスピタリティが素晴らしく、居心地の良いお店です。
大塚のミシュラン一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
一つ星を取ってからは連日行列ですが、整理券などは無く、並べば入れます。

この日は19時頃に伺って15人ほどの行列。
日本人のお客さんが多かったので回転良く、50分経たずに入れました。

ただし、回転が良いのでこの日は20時過ぎまでに並んだお客さんで早じまい。
到着が20時前後になる際は、公式twitterをチェックした方が良いです。

お目当ては夏季限定「冷し梅塩拉麺」900円。
先日、「冷し醤油拉麺」をいただきましたが、早くも塩に変わってます。

丼には海苔に乗った梅干し、大根おろし、しらす、白髪ネギ、とろろ昆布、大葉、鶏そぼろ。
それらがキレイに配置され、キラキラのスープと相まって美しいです。

スープはデフォのスープに鰹、ウルメ、昆布。
元のスープが濃いので冷すとトロントロンになってます。

塩ダレはキレ過ぎず、出汁の旨味主体の冷やし。
それに梅干しや大根おろし、しらすで味変していくのが楽しいです。

麺は極細の自家製ストレート麺。
しっかり〆られてハリがあり、啜り心地抜群です。

また、夜に伺ったのでもちろん「レモンサワー」400円とアラカルト。
ドリンクは昼でも飲めますが、アラカルトは夜のみです。

この日は「しらす冷やっこ」400円。
大きな豆腐にたっぷりのしらす、大葉、ゴマペーストにラー油。

この自家製ラー油がかなり鮮烈な辛さで、少量でも効きます。
看板メニュー「担担麺」を頼まない日でも、鳴龍のラー油を味わえるナイスなアラカルト。

何を食べても美味しい「鳴龍」。
「酸辣麺」や「坦坦つけ麺」も食べたいのですが、「醤油拉麺」と「担担麺」の誘惑にいつも負けてしまいます。
ミシュラン一つ星の行列店「創作麺工房 鳴龍」。
普段は夜の部開店前に並びますが、この日は初めて20時過ぎに伺いました。

それでも10人ちょっとは並んでおり、20時35分ほどでスープ切れ早じまい。
正式な閉店時間は21時ですが、平日でも早じまいがあるので注意です。

まずは「生レモンサワー」400円に「ごまきゅうり」300円。
遅い時間でしたが、軽く飲んでからラーメンにしました。

麺は「醤油拉麺」を頼むことが多いですが、この日のお目当ては夏季限定「冷し醤油拉麺」900円。
ミシュラン一つ星以降では、初の限定だと思います。

大根おろし、芽ネギと薬味が乗った冷しラーメンに、具材は別皿。
キラキラとオイルが浮いたスープは鶏のコラーゲンなのかトロントロンです。

冷やしでもしっかりとした出汁の旨味で、奥には牡蠣らしき味も。
通常のスープに節等を加えてあるそうで、口当たりは軽くとも旨味が折り重なります。

麺は平打ちの中太自家製麺。
スープがしっかりしているので、この存在感ある麺がベストマッチ。

そして別皿には炙り焼きチャーシュー、揚げネギ、白髪ネギ、おろし生姜と豪勢。
「鳴龍」はアラカルトの「炙り焼きチャーシュー」も人気なので、分厚いチャーシューは間違いありません。

アッサリでも太い旨さのスープに贅沢な具。
冷やしでも満足度は格別です。

なお、「鳴龍」といえばプロデュースした「中華そば 龍の眼」が先日オープン。
あちらは今の「鳴龍」と違うアッサリスープですが、出身店「ちゃぶ屋」をオマージュしたものだそうです。
味は違いますが、香港式焼豚は好みでした。

また、「鳴龍」は7月24日(火)から8月1日(水)まではちょっと早い夏期休業。
8月中には「冷し」が醤油から塩に変わるそうなので、そちらも楽しみです。
世界に2店だけのミシュラン一つ星ラーメン店の一つ「創作麺工房 鳴龍」。
一つ星は「Japanese Soba Noodles 蔦」に次ぐ2店目ですが、齋藤店主は店長を務めた「香港MIST」で2011年に一つ星となってます。
※香港MISTはラーメン店では無く、和食店カテゴリー。

そんな鳴龍は夜のみアラカルトがあり、水餃子や炙り焼きチャーシューなど。
大好きな「しらす冷やっこ」がしらす切れで売り切れだったので、「ごまきゅうり」300円。
ピリ辛に味付けされたキュウリはポリポリと良いおつまみになります。

ドリンクをビールから「生レモンサワー」400円に変更し、「海老ワンタン」400円。を追加。
こちらはプリプリの海老に肉餡がたまりません。

ちょっとサカナの香りがしたので効いてみると、ヒラメの干物の粉を使用しているとのこと。
香港のワンタンのレシピだそうです。

〆の麺は担担麺、酸辣麺、醤油拉麺、塩拉麺、坦坦つけ麺、醤油つけ麺と多彩。
看板ニューはカップ麺やチルド麺にもなっている「担担麺」です。

担担麺も好きですが、僕が好きなのは「醤油拉麺」850円+味玉。
動物系や牡蠣を始めとした、アッサリながら華麗に広がる出汁の旨味。

この出汁を一番美味しく味わえるのが醤油だと思ってます。
醤油の清湯は世にたくさんありますが、ここに似た味は出会ったことがありません。

自家製のストレート麺もしなやか。
スープによって麺を変えており、この麺はもちろん醤油のスープにベストマッチ。

そして丼の半分を占めるのは大きなレアチャーシュー。
実はこのレアチャーシューの下には厚くて大きなバラロール。

レアチャーシューでキレイに隠されているのが憎いです。
生姜風味のレアチャーシュー、脂が落ちてホロホロなバラ、どちらも絶品。

いつも同じようなメニューを食べてしまいますが、飽きること無くいつも満足。
それでも次回は「酸辣麺」か「坦坦つけ麺」にしてみよう、とか思ったりもします。
大塚の一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
夜営業に伺う際は開店前から並ぶことが多いですが、この日は平日20時頃到着。

20人ほどの行列で、1時間ほどで入店できました。
行列は日にもよると思いますが、暖かくなってきたので並びやすいです。

まずは「生レモンサワー」400円に「しらす冷やっこ」400円。
夜のみアラカルトがあり、しらす冷やっこは鳴龍特製のラー油とゴマペーストが堪能出来ます。

続いては「海老ワンタン」400円。
昨年から始まったメニューで、プリプリの海老がたまりません。

店主さんが香港の一つ星「香港MIST」料理長だったので、ワンタンの味は本格的。
ツルッとした皮も美味しく、この味で5個入り400円は凄いと思います。

麺は「醤油拉麺」850円。
スープには鶏、牛骨、牡蠣など素材をたっぷり使用し、特に牡蠣と牛の旨味が独特。

既視感が無い「鳴龍」オンリーワンの濃密で贅沢なブレンドのお出汁です。
新しい製麺機で作られた麺は以前より細くなり、しなやかになりました。

また、一見するとしっとりレアチャーシューのみに見えますが、その下にはバラロール。
キレイにもう一種のチャーシューを隠してしまうのは憎い演出です。

生姜風味のレアチャーシューにふんわりとろけるバラ。
どちらのチャーシューも絶品です。

何度食べても「鳴龍」のアラカルトとラーメンは最高。
外国のお客さんも嬉しそうに召し上がっていて、「寿司・天ぷら」だけではないジャパニーズ・フード「ラーメン」に誇りが持てます。
大塚の一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
夜のみアラカルトメニューがあるので、いつも夜に訪れています。

アラカルトは

「水餃子」400円
「炙り焼きチャーシュー」500円
「海老ワンタン」400円
「しらす冷やっこ」400円
「ごまきゅうり」300円

の5品。

まずは久々に「炙り焼きチャーシュー」。
厚さ一センチほどの大きなチャーシューはまるでステーキ。

オニオンソースやクレソンも添えられています。
食べやすくカットしてあり、脂身は無く赤身でサッパリ。

続いて「ごまきゅうり」。
こちらもインスタ映えな盛り付け。

ゴマの香りも良く、ポリポリと良いつまみです。
「瓶ビール」500円、「レモンサワー」400円などお酒も低価格。

「醤油拉麺」を食べることが多いですが、この日は看板メニュー「担担麺」850円。
一見ドロッとしたスープに見えますが、ナッツペーストが浮いていてその下は清湯。

牡蠣などの濃厚なお出汁にシャープなラー油、ナッツの旨味。
唯一無二の担担麺で、やはりスープが抜群に旨いです。

ここまで分厚いお出汁の担担麺は他に無いでしょう。
久々に「酸辣麺」も食べてみたいです。
12月1日に発売となった「ミシュランガイド東京2018」。
2016年度版で「Japanese Soba Noodles 蔦」が世界初の一つ星ラーメン店になり、2017年度版では「創作麺工房 鳴龍」が世界2店目の一つ星。

今年はどのラーメン店が一つ星に加わるのかと思っていましたが、追加は無し。
Japanese Soba Noodles 蔦」と「創作麺工房 鳴龍」が引き続き一つ星となり、一つ星ラーメン店はこの2店のみです。

一つ星になった一年前よりは落ち着いたと言え、この日の夜の部開店時で20人以上の並び。
外国の方も多いです。

夜の部のみアラカルトがありますので、「しらす冷やっこ」400円と「瓶ビール(スーパードライ)」500円。
たっぷりのしらすに自家製のゴマペーストとキレのあるラー油。
最初につまむには最適のアラカルトです。

つづいて「ごまきゅうり」300円。
盛り付けがタワー型になり、美しくなりました。

こちらもポリポリと美味。
「生レモンサワー」400円も良く合います。

〆の麺は「醤油拉麺」850円+味玉。
僕は看板メニュー「担担麺」より醤油が好きなのですが、今年はクラブミシュランHPの写真も「醤油拉麺」。

アッサリとした中に多数の食材の旨味に芳醇な牡蠣。
ガンガンにぶ厚い出汁では無く、上品かつ余韻が残る素晴らしいバランス。
オンリーワンの旨いスープで、しなやかな自家製麺の相性も抜群です。

チャーシューはしっとりシルキーなレアチャーシュー。
その下には大きなバラロール。

レアチャーシューでバラロールを完全に隠してしまうところが憎い演出。
もちろんどちらも絶品です。

鳴龍の醤油拉麺は、やはり何度食べても飽きることなく絶品。
ミシュラン後は常に行列が出来てますが、並んででも食べる価値あります。

なお、斉藤店主は「蔦」が一つ星となった2年前に刺激を受けてかなりブラッシュアップ。
そして現在の味になり、昨年一つ星となりました。

ミシュランだけがラーメンの基準ではありませんが、ラーメン界が刺激を受けて美味しくなっているのも確か。
「鳴龍」を2年以上食べていない方は、今の味に驚くと思います。

平日夜の営業でも行列の一つ星「創作麺工房 鳴龍」。
開店時で30人を超えており、閉店1時間前の20時にはTweetにてスープ切れ終了の告知がありました。

夜は素晴らしいCPのアラカルトがありますので、まずは「瓶ビール」500円と「しらす冷やっこ」400円。
「しらす冷やっこ」は大きな豆腐にたっぷりのしらす。

自家製のナッツペーストに少量でも刺激的な自家製ラー油。
看板メニューの担担麺を頼まない日はだいたい頼みます。

そして、5周年を機に販売となった「海老ワンタン」。
地下を借りて製麺室にしたので提供可能となったメニューです。

麺類へのトッピングも出来ますが、アラカルトの「海老ワンタン」400円を注文。
ワンタン6個がキレイに盛り付けられ、白髪ネギもたっぷり。
プリプリの粗挽き海老にモチモチの肉餡は最高です。

〆の麺は鳴龍で一番好きな「醤油拉麺」850円+味玉。
流行の鶏清湯とは違い、牡蠣と牛の旨味が詰まった重厚なスープがたまりません。
特に牡蠣の旨味は数年前より厚みがあり、完全にオンリーワン。

チャーシューは大判レアチャーシュー。
その下にはフワトロのバラロールも隠れています。

看板メニューは担担麺ですが、醤油拉麺も素晴らしい旨さ。
自家製麺も担担麺とは違う麺で、相当レベル高いです。

並びはしますが、アラカルトもラーメンも絶品。
「Japanese Soba Noodles 蔦」「鳴龍」とミシュラン一つ星ラーメンはどちらも期待を裏切りません。
大塚の一つ星「鳴龍」。
平日夜は行列も多少は落ち着いてきたようで、開店時で20人ほどだったと思います。

まずは「瓶ビール」500円と「海老ワンタン」400円。
今年の5月に5周年を迎え、新たに加わったワンタンをつまみでいただきました。

海老ワンタン5個がキレイに盛られ、上には高々と白髪ネギ。
プリプリの海老にこれまたプリンとした肉餡がギッシリ。

間違いなく最高のつまみで、麺より「つまみ」で食べる方が真価を発揮します。
これで400円は間違いなく破格。

ビールをもう一本追加し、続いて「ごまきゅうり」300円。
こちらはサッパリとした中に辛味もあり、ポリポリしてます。

そして麺は看板メニュー「担担麺」850円+味玉。
ここでは「醤油拉麺」を頼むことが多いのですが、この日は担担麺。

自家製ナッツペーストと自家製ラー油が浮いたスープに肉そぼろ、九条ネギ。
スープはキレのある辛さに豊潤なお出汁。

ナッツペーストはそれほどしつこくなく、あっさりとした中に深い旨味。
低加水の細麺が非常に合います。

現在の夜営業はスタッフ4名で回転も良い「鳴龍」。
「担担麺」はよりシャープに旨くなりました。
5月17日に5周年を迎えた、世界で2番目のミシュラン一つ星ラーメン店「鳴龍」。
世界初のミシュラン一つ星ラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」から、5周年祝いのドンペリが届いていました。

なお、5周年を機に価格の改定と一部メニューのリニューアル。
元々安すぎなので価格改定は当然ですがそれでも50円~100円UP程度。
デフォのラーメン・つけ麺は全て1000円未満です。

メニューのリニューアルと言っても、担担麺、醤油、塩、各つけ麺などは変わらず。
新たに「海老ワンタン」が追加されました。

斉藤店主はちゃぶ屋出身でミシュラン一つ星「香港MIST」の元店長。
なのでワンタンは得意で、過去には小麦ヌーヴォー2014で「新小麦の海老わんたん麺」という限定も。

このワンタンが絶品で、以前そのことを伝えると本人もワンタンやりたいとのことでした。
なぜこのタイミングで出来ることになったかと言うと、新たに店舗の地下を借りたため。
そちらに製麺機を移動したので、ワンタンが作れるようになりました。

変わらず夜の部にはアラカルトがありますので、まずは「瓶ビール」500円と「炙り焼きチャーシュー」500円。
厚みあるステーキの様なチャーシュー2枚で500円。

間違いなく破格です。
なお、アラカルトには新たに「海老ワンタン」400円が追加されました。

麺は「醤油特製拉麺」1100円。
なお、「醤油海老ワンタン麺」は1050円。

デフォの醤油拉麺は850円なので、特製は+250円、ワンタン麺は+200円。
ワンタン麺はワンタン3個で1100円、特製はワンタン2個、チャーシュー2種追加、味玉で1050円。
明らかに特製がお得です。

いつも通り高めの丼にチャーシュー、ワンタン、味玉、メンマ、九条ネギ。
チャーシューは低温調理に中華街で見かけるような香港叉焼。
低温調理の下には大きな煮豚もあります。

ワンタンは海老がゴロッと入っており、食感も味も最高。
やはり根っこがある人が作ると違います。

具も豪華ですが、なんと言ってもスープと滑らかな自家製麺。
牡蠣や牛を使ったスープは唸るほどの旨さ。

無化調でスープを飲み干してしまうお店はいくつかありますが、飲み干した後にもっと欲するお店は多くはありません。
ここはそんな数少ないお店の一つです。

「鳴龍」と言えば「担担麺」が看板メニューで、TV番組「マツコの知らない世界」の担担麺特集でもトップに紹介されるほど。
しかし、ここのリッチなお出汁を堪能するには「醤油拉麺」オススメです。

ミシュラン一つ星から外国人のお客さんも増えた「鳴龍」。
平日の夜営業に伺うと、開店時で20人ちょっとでした。

なお、店頭に並べるのはマンションのエントランスまで。
それより先は向かいのガードレール沿いに並びます。

厨房が改装され、広々とした空間。
スタッフは新たに2人加わり4人体制です。

夜なのでもちろんビールとアラカルト。
昼もビールはありますが、アラカルトは夜だけです。

まずは「しらす冷やっこ」350円。
ピリ辛で量もあり、良いつまみです。

「ごまきゅうり」と「味玉」でもう一本ビールを飲んだ後は、〆のラーメン。
隣の方が食べていた「担担つけ麺」にも惹かれますが、やはり「醤油拉麺」750円。

深い色をしたたっぷりのスープはオンリーワンの濃密なお出汁。
牡蠣の旨味も効いており、ため息ものの旨さ。

また、麺は細くなったのかと思ったら、粉の配合が変わったとのこと。
以前よりも滑らかな食感で美味しいです。

いつも同じメニューを頼んでしまいますが、食後は大満足で後悔など一切ありません。
同じく一つ星の「Japanese Soba Noodles 蔦」同様、僕にとってはわざわざ行く価値のあるお店です。
ラーメン部門で世界2店目のミシュラン一つ星となった「鳴龍」。
連日早仕舞いが公式ツイートにて告知されていますが、夜の営業形態は変わらず。
なので、アラカルトを楽しみながら軽くお酒を飲むことが出来ます。

一つ星から外国人のお客さんも増えましたが、店内の雰囲気は大きく変わりません。
どこかで情報を仕入れたのか、アラカルトを頼んでいる外国人の方も居ます。

と言うことで、まずは「ビール」500円に「しらす冷やっこ」350円。
自家製のキレのあるラー油にあっさりゴマペースト。

担担麺を食べない日は、この冷やっこでラー油とゴマを堪能します。
「ごまきゅうり」300円もピリ辛で良いおつまみ。

そして、この日のメインは「醤油拉麺」750円+味玉。
デポから平ザルに移しての高速湯切りはいつ見ても見事(掲載許可済み)。
外国人のお客さんも湯切りを動画に収めてます。

スープはシャープに牛骨と牡蠣の旨味。
もちろん鶏など他に多数食材が入っていますが、牛骨と牡蠣の旨味が明確に伝わってきます。

「洋」とも「和」とも言えない「鳴龍」だけの絶品スープ。
ツルッとした自家製麺との相性も良いです。

チャーシューはバラと低温調理の2種。
どちらも食べごたえがあり、こちらもご馳走。
看板メニュー「担担麺」にはチャーシューが入っていないのですが、ぜひ味わっていただきたいです。

担担麺も好きですが、絶品スープを存分に味わうには「醤油拉麺」。
この一杯が750円と言うのも驚きですし、いつ食べても美味しいです
めでたくミシュラン一つ星となった「鳴龍」。
ラーメン部門では「Japanese Soba Noodles 蔦」に次ぐ2店目です。

年末の17時半頃に伺うと15人ほどの並び。
並んでいるうちにスタッフが人数を確認し、1回目で店内に入れる10人以上は交差点の向こうに誘導。

保育園近くの歩道に並ぶことになります。
行列はミシュランで増加しましたが、店内に入るといつもの「鳴龍」の雰囲気。
なお、スタッフが増えて回転良くなってます。

しばらく店内連食は出来ませんが、一つ星後も夜のアラカルトは継続するとのこと。
なのでまずは「瓶ビール(スーパードライ)」500円。

そして「ごまきゅうり」300円。
キュウリでも臭みなくピリ辛で、絶対300円では無いレベル。

続いて大好物の「しらす冷やっこ」350円。
自家製ゴマペーストにラー油、たっぷりのしらすで最高です。

〆は「塩拉麺」800円+味玉。
清湯でも濁りあるスープは素晴らしく豊潤なスープ。

今日は塩ダレの乾物も効き、間違いなくオンリーワン。
メニューごとに違うという自家製麺は しなやかで粘りも感じます。

それに揚げガーリックと思われるアクセント。
ジューシーなチャーシューも含め、旨すぎです。

一つ星後で以前より混んではいますが、やはり並んでも行きたいお店。
今後も通うことになりそうです。
なお、12/30(金)~1/7(土)までお休みです。
ミシュランガイド東京2017にて、「鳴龍」がめでたく一つ星となりました。
昨年の「Japanese Soba Noodles 蔦」に次ぐラーメン店として2店目の一つ星です。

今年のビブグルマンはミシュランガイド東京2017の発売前にWebで発表(12月1日まで)。
ラーメン店は全27店で、「くろ喜」「一福」「やまぐち 辣式」「すぎ本」「篠はら」「七彩」の6店が新たに掲載。

代わりに休業した「蔦の葉」の他、「もりずみ」「伊藤(赤羽)」「伊藤(銀座)」「ぶらり」「鳴龍」の5店が漏れました。
結果として「鳴龍」以外は今年のミシュランから落選したことになります。

「鳴龍」はビブグルマンに入っていない時点で一つ星として確信。
確信した理由は以下のとおりです。

・「鳴龍」の斉藤店主は元「香港MIST」店長で、当時「ミシュランガイド香港・マカオ」にて一つ星を獲得済み。
・ビブグルマンから外れたお店は全て2年掲載された後で、掲載後1年で外れたのは「鳴龍」のみ。
・なにより美味しい。

と言うことで、先週末の夜に伺ってきました。
調理の合間に色々とその話題に。
「当日まで知らされないです」とのことでしたが、めでたく一つ星。

夜のみアラカルトがあり、まずは「アサヒスーパードライ」500円と「炙り焼きチャーシュー」450円。
厚さ1センチほどでiPhoneほどの大きさのチャーシューが2枚。

シャンピリアンソースにクレソンまで付いてこの価格はパーフェクト。
経験上、ボリューム・味ともにこれを超えるチャーシューおつまみは無いと思われます。

そして〆は「担担麺」800円と「パクチー」100円。
ここは牡蠣と牛の出汁も素晴らしく醤油拉麺か塩拉麺を頼むことがほとんど。

しかし、今回は久々に看板メニューの「担担麺」にしました。
自家製ナッツペーストが浮いていますが、ベースは清湯。

久々に食べたのですが、以前より旨さと辛さがシャープになっている気がします。
低加水で小麦の旨さを感じる麺も秀逸。
高級中華の担担麺は1000円超えですが、鳴龍は800円。

しかも味の組み立て方がスッキリかつ足し算の旨さで唯一無二。
今回はパクチーを追加しましたが、卓上の花山椒も相性抜群です。

贅沢な出汁を純粋に味わうには醤油や塩ですが、やはり「担担麺」は看板メニューにふさわしい存在感。
一つ星にふさわしいお店です。

なお、今回の一つ星獲得報道について印象的だったのが、

「去年『蔦』さんが一つ星になったことがすごく刺激になりました」(スポーツ報知)

と言う「鳴龍」斉藤店主のコメント。

やはり「Japanese Soba Noodles 蔦」のラーメン部門初一つ星がラーメン界に与えた衝撃はかなり大きいようです。
実際、「鳴龍」の清湯はこの一年で5回ほどいただきましたが、更に旨くなりました。

牡蠣と牛が効いた出汁の旨味は以前より濃厚です。
(なお、「蔦」大西店主と「鳴龍」斉藤店主の親交は深く、今年正月には「鳴龍」厨房に大西店主が立ってます)

「饗 くろ喜」や「金色不如帰」のリニューアルも「蔦一つ星」の影響が大きいはず。
ミシュランの影響で一部のラーメン業界が活性しているのは間違いなく、以下の斉藤店主のコメントを読むと、日本のラーメンの今後に更なる期待が高まります。

『奇跡的で、ただただびっくり。日々真面目にラーメンを作り続けてよかった。ただ、ラーメン全体がレベルアップしているので、(星付きラーメン店も)これからは、当たり前になっていくのではないか」と喜びを語った。』(産経ニュース)
大塚のミシュランビブグルマン「鳴龍」。
TRYラーメン大賞2016-2017では3部門(名店醤油、名店しお、名店つけ麺清湯)で受賞しました。

カウンターのみのお店ですが、夜は絶品のアラカルトをいただけます。
「スーパードライ中瓶」500円にこの日は「しらす冷やっこ」350円。

たっぷりのしらすに九条ネギ。
自家製ゴマペーストにピリ辛のラー油。
量も多く、最高のおつまみです。

麺は「醤油拉麺」750円+味玉。
ここは坦々麺がメインですが、清湯も負けじと旨いです。

ほぼ店主さん一人で調理をしており、約6種類の麺を調理。
非常に手際よく、特に平ザルの湯切りは見事の一言。

スープを飲んでみると、アッサリながら豊潤なお出汁。
牡蠣がクッキリと出てその奥に牛。

なんとも立体的な旨さです。
スベスベの自家製麺に2種のチャーシューも絶品。

どこにも似ていない素晴らしいラーメン。
醤油と塩が旨すぎるので、しばらく坦々麺を食べていなかったりします。
大塚のミシュランビブグルマン店「鳴龍」。
担担麺の名店として知られるお店ですが、麺メニューはそれだけではありません。

酸辣麺に醤油拉麺、塩拉麺、坦坦つけ麺に醤油つけ麺。
担担麺はもちろん絶品ですが、僕はここの清湯が大好き。

今回は「塩拉麺」800円。
塩と言っても濁ったスープがそそります。

牡蠣や牛の旨味が出た、ここにしかない塩拉麺。
出汁感しっかりで、塩ダレなのかサカナもちょこっと顔を出します。

自家製細麺との絡みも良く、ホントに旨い。
味見した醤油拉麺は塩拉麺よりも更にコク。

どちらも素晴らしいです。
また、夜だけのアラカルト。

「しらす冷やっこ」350円
「ごまきゅうり」300円
は、どちらもCP抜群。

上品かつゴマやラー油の味付けが絶妙です。
なお、店主さんはミシュラン一つ星「香港MIST」の元店長。

無駄のない動きにキレのある平ザル湯切りは必見です。
ほぼ一人で多数のメニューをこなし、それに合わせた別々の自家製麺。

スキルは半端無く、やはり大好きなお店です。
ミシュランビブグルマン店の「鳴龍」。
夜の部でも行列が出来る人気店です。

いつもどおり、まずは「瓶ビール」500円。
それに夜限定のアラカルト「炙り焼きチャーシュー」450円に「しらす冷やっこ」350円。

「しらす冷やっこ」はたっぷりのしらす。
それにゴマペーストとラー油のアクセント。

「炙り焼きチャーシュー」は赤身中心の分厚いチャーシューが2枚。
どちらもCPが凄すぎです。
ラーメン店、居酒屋でもこのレベルでこの価格は無いでしょう。

〆の麺は「醤油拉麺」750円。
スープは一口目から分厚い旨さ。

牡蠣出汁に動物系の濃厚なお出汁です。
鶏や煮干しメインの清湯は数多くあれど、ここのスープは唯一無二。

何度かここの醤油をいただいていますが、今の醤油凄いです。
「Hu-lulu」や「呉田」と同じ「ちゃぶ屋」系列ですが、全く別物。

担担麺をカップ麺にした日清の担当が、
「カップ麺、担担麺では無く醤油にしますか?」
と言ったらしいです(笑)

清湯だけでも勝負できると思いますが、鳴龍の看板メニューは担担麺。
味見だけですが、やはりこれも旨いです。

先に書いてしまいましたが、看板メニューの担担麺がカップ麺で発売されました。
カップ麺っぽいトゲトゲした味では無く、ゴマもラー油も効いてます。

特に低加水のパツパツ細麺がお見事。
良く出来ていると思います。
ミシュランガイド東京2016でビブグルマンとなった「鳴龍」。
今日はまず「ごまきゅうり」「しらす冷ややっこ」。

「ごまきゅうり」はキュウリの青臭さが無く、しらす冷ややっこはゴマペーストにピリ辛。
素晴らしくCPが良いおつまみです。

〆は担担麺ではなく、清湯で行こうと決めてました。
同行者の「醤油拉麺」を食べたところ、出汁の濃さを確認。
出汁、醤油、麺のバランスが最高です。

なので僕は「塩拉麺」。
思った通り牡蠣と魚介の出汁が濃厚に味わえます。

キレよりも出汁の旨味がグイグイで、出汁好きにはたまりません。
小麦香る美味しい自家製麺に、2種のチャーシューも素晴らしいレベル。

担担麺メインのお店ですが、清湯だけでも勝負できるお味。
ホントにホントに旨いです。
なお、2月6日〜17日は遅いお正月休みとなります。
先日発売された「ミシュランガイド東京2016」で見事ビブグルマン(5000円以下の良店)に選ばれた「鳴龍」。
今年のミシュランでは「Japanese Soba Noodles 蔦」がラーメン店として世界初の一つ星を獲得し、ニュースになりました。

しかし、その時何人もの方がこう思ったはず。
「世界初のラーメン一つ星は香港MISTでは?」

「香港MIST」は表参道にあった「ちゃぶ屋」系列「MIST」の香港店。
香港版ミシュランガイド2012で一つ星を獲得しましたが、このときは「和食」部門での受賞。

ミシュランに「ラーメン」部門が出来てからの一つ星は蔦が世界初ということらしいです。
その「香港MIST」で料理長を務めていたのが「鳴龍」の斉藤店主ですから、当然と言えば当然のミシュラン掲載。

夜のみアラカルトがあり、「炙り焼きチャーシュー」450円は破格のCP。
ピリ辛の「しらす冷ややっこ」350円もいいおつまみです。

今回初めて冷ややっこに花山椒をかけてみましたが、抜群の相性でした。
ここは醤油や塩も美味しいのですが、花山椒も食べたので看板メニューの担担麺で〆ることに。

ちょっと辛い調味料を乗せた「麻辣担担麺」850円です。
高級中華系の担担麺とは違う分厚いスープにナッツペースト。

担担麺専用の低加水麺も良い食感です。
やはり鳴龍は何を食べても美味しい。

斉藤店主の手際よい調理も見事。
ミシュラン掲載、おめでとうございます。
夜の部のみアラカルトメニューがある大塚の「鳴龍」。
自家製麺の坦坦麺がメインのお店ですが、アラカルトのCPは抜群。

この日も瓶ビール、生レモンサワーを飲みつつ
「しらす冷ややっこ」350円
「水餃子」400円
「ごまきゅうり」300円
を堪能しました。
どれも一手間加えてあり、美味しいおつまみです。

さて、そろそろ〆の麺を注文しようと思ったところ、汁無し坦坦麺の登場。
まだ試作段階とのことで、サービスしていただきました。

つけ麺用の平打ち自家製麺にピリッと辛いタレ、肉味噌、ナッツなど。
試作段階なんて言われなければ分からないレベル。
汁無しにすると、自家製麺の旨さをより堪能出来る気がします。

汁無し坦坦麺でもう一杯飲んだ後、〆は「醤油拉麺」750円。
やや甘めのスープは丸鶏、牛骨メインに牡蠣。
動物系と牡蠣のお出汁により、他には無い深い旨さです。

この深いスープだからこそ、坦坦麺も唯一無二。
アラカルトから麺まで全ての料理に手が込んでいて、今日の鳴龍も最高でした。
夜のアラカルトが素晴らしい大塚の「鳴龍」。
アラカルトは夜だけで、ドリンクはビール、レモンサワーなど。

以前は店内でお客さんが待っていましたが、今は店の外で待ちます。
なので、視線を気にせずアラカルトを堪能。

「炙り焼きチャーシュー」450円は相変わらず恐ろしいCP。
分厚くて柔らかいお肉が2枚で、マストなおつまみです。

この日は「しらす冷やっこ」が売り切れだったので、「水餃子」400円。
盛り付けも味も素敵。

今回の麺は夏季限定の「冷し梅塩拉麺」900円。
鶏チャーシュー、メンマ、2種のネギ、とろろ昆布、しらす、大根おろし、梅。
豪勢な盛り付けがワクワクさせてくれます。

スープは冷やしとは思えない濃厚なお味。
トロミがあります。

冷やしでも濃厚なお出汁に、しなやかにコシのある麺。
そして、楽しくなるくらい様々な味変アイテム。
大興奮です。

シェアした担々麺は鳴龍の看板メニュー。
こちらも四川の担々麺より出汁濃厚でクセになる旨さ。

もちろん醤油、塩、つけ麺と全て美味しく、店主さんの技術は計り知れません。
次は醤油行きたいです
ツマミも麺も最高な「鳴龍」夜の部。
本日のおつまみは「ごまきゅうり」300円と「炙り焼きチャーシュー」450円。

ごまきゅうりの味付けはラー油と甘い味噌っぽいもの。
キュウリの臭みもなくピリ辛で、ビールが進みます。

炙り焼きチャーシューはいつも通り厚切りフワフワ。
「生レモンサワー」400円も追加してしまいました。

〆は「醤油拉麺」750円。
今日の醤油は牛がガツン。

オイルに牛を使用しているようです。
次の日はまた味を変えるといってましたが(笑)

味見した担担つけめんは、清湯スープにナッツペーストが乗るという2層構造。
パッと見た感じ濃厚な白湯つけ汁かと思いましたが、ベースは清湯です。

麺の下にトマトピューレがあるのもユニーク。
細くて長い麺も美味しく、これが一番好きだと言う方も多いようです。
この日の鳴龍も大満足でした。
鳴龍で夜の部のみ、期間限定で「味噌拉麺」850円が出ています。
夜の部に伺うとなれば、欠かせないのは同じく夜限定のアラカルト(こちらは通年)。

「しらす冷やっこ」350円と「炙り焼きチャーシュー」450円です。
もちろん「瓶ビール」500円も注文。

ピリ辛なしらす冷やっこは結構大きめ。
あらかじめカットされているチャーシューはボリュームがあり、フンワリと柔らかいです。
どちらもラーメン屋さんと思えないレベルで、特にチャーシューはCPが半端なし。

そして味噌拉麺。
白髪ネギの上にカイワレが乗り、鳴龍っぽい美しさ。

味噌は赤味噌主体と思われ、豆の味がしっかり。
ベースのスープも分厚く、アッサリなのに濃厚な旨さを感じます。

ホクホクの自家製麺も最高で、最後まで夢中でいただきました。
期間限定がもったいないと思える味噌です。

また、同行者の醤油つけめんも味見。
ちょっと酸味が効いた爽やかな醤油ダレに、コシのある平打ち麺。

〆られることによって、ここの麺の非凡さが露わになりますね。
麺好きな方なら、つけ麺もオススメです。
夜の鳴龍に再訪です。
今日のおつまみは「雲白肉」400円です。
読み方を知らなかったのですが、「ウンパイロウ」と読むようです。

薄切りのバラチャーシューに細切りキュウリ、白髪ネギ、パクチー。
合わせて食べると、ラーメン屋さんとは思えない極上の味わいです。

麺は初の「酸辣麺」850円に「パクチー」100円を加えました。
酸辣麺の盛り付けも素晴らしいビジュアル。
麺の中央には、ニラ、細切りチャーシュー、白髪ネギ、糸唐辛子がタワーになってます。

中華の酸辣麺と違って、しっかりとしたスープが堪らないですね。
辛さはそれほどでも無いですが、花山椒で飲むほどにシビレが増してきます。
最後は結構ビリビリ(笑)

丼の底にプチプチする黒い粒があるのですが、これが麻でしょうか?
しなやかな自家製麺も美味しく、満足の一杯でした。
大塚の名店「鳴龍」。
担担麺が主役のお店ですが、醤油や塩も半端なく美味しいお店です。

この日は初めて夜に訪問。
何故なら、夜の部限定でおつまみがあるのです。

まずは「瓶ビール」500円、「炙り焼きチャーシュー」450円を注文。
麺の食券は、麺を食べるときに声をかけて渡せばOKだそうです。

炙り焼きチャーシューは豪勢に2枚。
クレソンが乗り、見た目でKOです。

肉はとても柔らかくて美味。
玉ねぎおろしなソースもサッパリで、もう高級ポークステーキの領域です。
これで450円は破格ですね。

あまりにもおつまみのレベルが高いので、ビールと「水餃子」400円も追加。
こちらも見た目完璧です。

餡がふわふわで、たっぷりの白髪ネギもおつまみになりますね。
ラーメン店で軽く飲むの好きなのですが、ここのおつまみは半端無いです。
そこらの中華屋さんを軽く凌駕するレベル。

そして、「塩拉麺」800円。
スープ自体が変わったそうで、旨味が分厚いですね。
鶏ベースに貝が効いており、かなり美味いです。

チャーシューは2種で、ベーコンちっくなバラも美味。
揚げ玉ねぎ?も良いです。

なめらかな自家製麺も抜群で、あっという間に完食。
ちゃぶ屋系列「MIST」の元店長だけあって、おつまみもラーメンも素晴らしいですね。

ちなみに、今年からミシュランにビブグルマンとしてラーメンが載りましたが、香港MISTはミシュラン香港版で、ラーメン初の一つ星を獲得してます。
夜の部がクセになりそう(笑)
坦坦麺が看板メニューのお店ですが、本日は「醤油拉麺」750円をいただきに来ました。

駅からは離れていますが、開店と同時に満席ですぐに店内待ち発生。
助手さんがいるものの、調理はほとんど店主さんです。
平ざるによる湯切りは相変わらず鮮やか。

担担麺と違い、醤油拉麺は縦長の丼で登場。
盛り付け、濃いスープの色。
どこからどう見ても美味しそうです。

スープは香味油?によって洋風っぽいコクがあり、リッチな感じ。
濃いめの出汁にコクのある醤油ダレで、旨味が強めに押し寄せてきますね。
無化調だそうですが、それを感じさせないパワフルなスープです。

麺は自家製麺で、平打ちの細ストレート。
シコシコとした食感が心地よく、スープとの絡みも良い感じです。

チャーシューは2枚で、肩ロースとバラでしょうか。
どちらもスモーキーな風味で、ムチムチとした食感。
硬めなメンマ同様、具のレベルも高いです。

先日、小麦ヌーヴォーで海老ワンタン麺を食べて感動しましたが、デフォの醤油拉麺も抜群に美味いですね。
華麗で上品な中にしっかりと旨味が詰まっており、完成度高いと思います。
小麦ヌーヴォー2014の後半(8/25〜31)は、飯田商店、G麺7、鳴龍、らぁ麺やまぐち、花の季。
「らぁ麺やまぐち」でいただいた小麦ヌーヴォーが素晴らしく美味しかったので、今度は鳴龍へ行ってきました。

小麦ヌーヴォーでは冷たい麺を出す店が多い中、こちらは汁そば。
「新小麦の海老わんたん麺」950円です。

最近はお昼営業が無いこともあるようですが、小麦ヌーヴォーの週は営業。
12時半頃の到着で店内待ち4人。
小麦ヌーヴォーはまだ残ってました。
やはり担担麺のお客さんが多いですね。

丼は縦長で、ローストポークのピンクに青ネギが映えて素晴らしく美しいです。
主役の麺は茶褐色のストレート細麺で、適度なコシと粘りがあります。
小麦の風味は締めた麺ほどではありませんが、ハリがあって存在感がありますね。

スープは魚介と動物系でしょうか。
キレのある塩ダレに、バターを思わせるようなコクも感じられ、凄く美味いです。

そして、海老わんたんは大きめのものが5個。
わんたんの皮にも新小麦が練りこまれているそうです。

餡は大きめで、海老と肉がギュッと詰まってプリプリ。
味付けは濃すぎず上品で、まるで点心のよです。
新小麦が入った皮よりも、餡の完成度の高さに驚きました。

2枚入ったレアなローストポークも、肉の旨みが濃厚で隙の無い美味しさ。
また、黄ニラを食べると中華の風味も感じられます。

ちゃぶ屋系の香港MIST出身だけあって、洗練された中華を感じる海老わんたん麺でした。
もちろん新小麦の麺も良いですが、全体の完成度が高いと思います。
デフォは担担麺しか食べてませんので、醤油拉麺もいただきたいところです。
破産してしまった「ちゃぶ屋」のお弟子さんが2012年に開店したラーメン屋さんです。
ちゃぶ屋系列の、表参道ヒルズのミスト、香港ミストで料理長を務めていたと言うことですが、
香港ミストは、ラーメン店で初めてミシュラン一つ星を獲得したお店ですから、期待も高まります。

最寄り駅が丸ノ内線の新大塚駅となっていますが、JR大塚駅からでも歩いて5,6分でした。
外観はフレンチのお店みたいで、ラーメン店とは思えません。

店内もおしゃれ。カウンターのみですが、隣との間隔が広めで落ち着きます。
厨房も含め、広めに取られた空間がいい感じですね~。

他のレビュアーさんの記事を読むと、醤油拉麺がかなり美味しそうなんですが、
こちらの一押しは担担麺とのことなので、「担担麺」750円と「九条ネギご飯」300円を注文しました。
食券器がありますが、入って右奥の分かりづらいところにあるので注意です(笑)

厨房はカウンターより高い位置にあり、丁寧な調理が伺えます。

担担麺のスープを一口飲むと、一瞬「ウッ」となりましたが、これは僕の喉が弱いからで(笑)それほど激辛ではありません。
辛さの中にナッツと練りゴマの風味がありますが、ベースとなるスープの出汁がとても美味しいです。
飲むごとに旨味を感じ、辛さをあまり感じなくなりますが、ちゃんと汗はかきました。

醤油拉麺、塩拉麺がメニューにあるくらいですから、しっかりと出汁を取られているんだと思います。
丸鶏、鶏ガラ、豚足の動物系に昆布などの乾物、節でスープを取っており無化調とのこと。
ますます醤油拉麺も食べてみたいです。

麺は自家製麺で、細めでムチっとしています。
スープが濃厚なのでもう少し太くてもいいかと思いますが、細麺の方が絡みは良さそうですね。

九条ネギごはんは、ご飯の上に豪快に九条ネギが乗っており、見た目はかなりインパクトがあります。
ちょっとタレがかかっていて、香りよい九条ねぎとご飯の相性が予想以上でした。

担担麺だけは替玉が出来る様です。
スープがかなり美味しいので、サイドメニューのご飯ものを食べるよりは、
「替玉」100円、「九条ネギ盛り」100円の方がいいような気もしました。

出汁の効いた担担麺、予想以上の美味しさでした。
「ちゃぶ屋出身の~」とか、「ミシュランの星を獲得した香港ミストの~」とかの肩書き無しでも十分勝負できる味だと思います。

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4位

ラーメン屋 トイ・ボックス (三ノ輪橋、三ノ輪、荒川一中前 / ラーメン)

71回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ¥1,000~¥1,999

2025/09訪問 2025/09/26

ミシュランのラーメン店で唯一の初回から連続受賞 軽やかで醤油の華やかさが素晴らしい「醤油ラーメン」 ※師匠「ロックンスリー」との食べ比べ超オススメ

三ノ輪に2013年オープンした「鶏と水」の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
山上店主はラー博「ロックンスリー(当時は「69'N ROLL ONE」)」出身で、「ロックン」嶋﨑さんの一番近くで師事してきました。

なお、9/25に「ミシュランガイド東京2026」が発表され、「トイ・ボックス」は12年連続でビブグルマンに選出。
2014年にラーメン店が対象となって以来、最初からずっと選出されているのはトイボのみです。
(一つ星にもなった「鳴龍」は2年目から選出)

メニューは変わらず醤油・塩・味噌の3種。
その他それぞれの「かけラーメン」に炊き込みご飯、ドリンク類です。

「醤油ラーメン」1200円
最後に回し掛けた鶏油で黄金色のスープ。
チャーシュー2種に穂先メンマ、2種のネギです。

スープは口当たり軽くアッサリな味わい。
地鶏出汁はエレガントで、醤油の華やかさと爽やかさが後を引きます。

麺は大成食品の平打ち中太麺。
モチモチとした食感で、啜った際のフワッとした軽さも心地良いです。

チャーシューは大判のロースにバラ煮豚。
特にバラ煮豚の肉質が良く、デフォでもボリュームあって満足度高めです。

前日に師匠嶋﨑さんの「ロックンスリー」を食べていたのすが、同じ「鶏と水」で見た目は似ていても全く違うラーメン。
トイボは創業時から継続して食べているので味は分かっているものの、改めて現在目指す到達点が結構違うと思わされます。

現在の「ラー博仕様」ロックンが「剛」ならトイボは「柔」な印象。
現時点での2店舗の食べ比べ、知見が広がるしもの凄くオススメです。

※ロックン→トイボの連食がバレるとトイボ出禁と山上店主が言ってました(笑)
三ノ輪に2013年オープンし、間もなく11周年を迎える「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
先日発売された「TRYラーメン大賞2024-2025」では見事TRY大賞4連覇となっています。

TRY大賞を4連覇すると「とみ田」「飯田商店」同様に次回から殿堂入り。
また「ミシュランガイド東京2025」ではビブグルマンに選出され、ラーメンを初掲載した2015年からずっと選出されているのはトイボと「金色不如帰」だけです。

基本メニューは変わらず以下のとおり。

「醤油ラーメン」1200円
「塩ラーメン」1200円
「味噌ラーメン1200円
「かけラーメン(醤油・塩・味噌)」1000円

TRY部門別では「しょうゆ」1位、「しお」3位、「みそ」1位となっています。

「醤油ラーメン」1200円
煌めく鶏油はオープン時から変わらず最初と仕上げの二度がけ。
2種のチャーシューに穂先メンマ、2種のネギです。

スープはアタックではなくスッと染み渡る上品な地鶏の旨味。
醤油のブレンドが華やかで、鶏油はべたつかずスッキリです。

最近では「水鶏系」と一括りにされるジャンルですが、スープの構成とバランスは孤高と言えるレベル。
ギュッと詰まった鶏の旨味をストレス無く仕上げ、押しつけがましくないリッチさと余韻があります。

麺は大成食品の特注麺でモチモチ食感。
以前より厚みを出すように発注を変えたそうで、後半の粉の溶け方もちょっと違う気もします。

チャーシューはバラとロースの2種。
どちらも肉質が良く、デフォでも食べ応えあります。

一年ぶりの「醤油」ですが、トイボはいまだに食べる度に美味しくなっている印象。
山上店主にそのことを伝えても、いつも「レシピは変わらないですよ(笑)」とはぐらかされます。

しかし、今回の「TRY」では師匠「ロックンロールビリーS1」嶋崎店主との対談が掲載され、そこでは師匠の食材に対する真摯な姿勢が。
その薫陶を受けた山上店主もいまだにより美味しくするための研鑽を続けており、まだ目的地には辿り着いていない感じです。

美味しくなり続けている店はトイボだけでは無いですが、こういった店に巡り合えるのがラーメンを食べ続ける醍醐味の一つ。
11月か12月には「TRY」の企画で「師匠に捧げる昆布水つけ麺」の限定も提供予定なので、そちらも相当楽しみです。
三ノ輪に2013年創業した「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
「TRYラーメン大賞」総合&しょうゆ1位を3連覇する名店で、ウエルシアからは袋めんや冷凍チャーハンも出ています。

場所は三ノ輪駅から徒歩2,3分ですが、現在は外国人含め大行列。
日差しをモロに浴びるので夏は暑さ対策必須です。

メニューは変わらず醤油、塩、味噌のラーメンに炊き込みご飯。
材料費高騰で各ラーメンが1200円となったため、「かけラーメン(醤油・塩・味噌)」1000円もあります。

「塩ラーメン」1200円
2種の大判チャーシューに穂先メンマで見た目完璧な美しさ。
公式には告知してないのですが、「塩」だけスープが鶏&豚のWスープにリニューアルしてます。

飲んでみると、以前より明らかに増したまろやかさ。
油は変わらず鶏油だけなのでしつこさは無く、出汁に甘さと太さが加わっています。

そのため、塩ダレよりも出汁がメインとなっているバランス。
ここ数年の「塩」を食べた方なら、多分違いが分かるはずです。

麺は「塩」専用の大成食品特注極細麺。
モチモチとしてフレッシュ感もあり、相変わらず自家製麺の様な旨さです。

チャーシューはバラとロースの2種。
どちらも質が良く、クシュっとした食感の穂先メンマも好みです。

山上店主にスープの旨さを伝えると、

「(豚スープを採るのが)面倒なのでそのうち止めます」

と山上店主らしいコメント(笑)

ちなみに僕は鶏だけの「塩」も鶏&豚の「塩」もどちらも好み。
どちらも間違いなく「トイ・ボックス」にしか無い一杯だと思います。
今年12月に創業10周年を迎える「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
「TRYラーメン大賞2023-2024」では見事「名店部門・総合1位」3連覇を果たしています。

昼のメニューは以下のとおり。

「醤油ラーメン」1100円 ※TRY名店しょうゆ部門1位
「塩ラーメン」1100円 ※TRY名店しお部門3位
「味噌ラーメン」1100円 ※TRY名店みそ部門4位

なお、夜営業は現在「背脂醤油ラーメン」のみで営業しています。

「醤油ラーメン」1100円
2種の豚チャーシューに穂先メンマ、九条ネギ。
今年4月から鏑木SPFポークバラが加わり、同時に白ネギも入る様になってます。

「鶏と水」のスープはアッサリ軽やかな口当たり。
濃密な出汁ではなくスッキリ上品で、9種のブレンド醤油と地鶏のマリアージュをエレガントに味わえます。

食べる度にバランスが少し違い、今回は少し醤油が立った感じ。
地鶏スープは季節によっても変わるそうで、あえて毎日同じ味は目指していないそうです。

麺は大成食品特注のしっかり茹でモチモチ平打ち麺。
粉の配合までこだわり、自家製麺と言われても疑わないレベルです。

鏑木SPFポークバラはしっとりジューシーでとろける脂身。
ミシっと噛み応えあるガリシア栗豚も旨いです。

全体的に強烈なインパクトを狙うのではなく、質実剛健な旨さ。
良い素材をシンプルかつ丁寧に仕上げた一杯は繊細過ぎることなく、親しみやすく旨いラーメンです。

2017年にスープが「鶏と水」に変わった以外は大きく変化せず、それでも少しずつ美味しくなっているラーメン。
「TRYラーメン大賞」は総合1位4連覇で卒業(部門1位は5連覇)とのことで、大団円の卒業を期待してます。
TRYラーメン大賞2連覇の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
夜営業を不定期に行っており、公式X(旧twitter)にて告知されます。

7月下旬からは夜限定メニューで営業を開始し、以下のとおり。

「背脂醤油ラーメン」900円
「味付玉子背脂醤油ラーメン」1050円
「チャーシュー背脂醤油ラーメン」1100円

「背脂油そば」1000円 ※8月25日より販売開始

その名のとおり、トイボ初の背脂チャッチャ系ラーメン。
山上店主が背脂をザルで濾してチャッチャして完成です。

「背脂醤油ラーメン」900円
昔ながらの丼に一面背脂。
バラチャーシュー2枚に茹でモヤシ、ネギが乗ります。

スープは清湯で、トロトロ背脂の香ばしさと甘み。
底の方に刻みニンニクとブラックペッパーが潜み、かなりパンチあります。

ベースは昼とは違う肉で採った豚清湯で、なんと無化調。
カエシは昼と同じだそうですが、背脂の香ばしさが相まってなのか結構印象変わります。

麺はやや太めのストレート麺でモッチモチ。
これも昼と同じ配合で切り歯を変えて太くしているそうですが、同じく印象相当変わります。

豚は昼と違うバラチャーシューで、しっかりとした食べ応え。
ちなみに昼のバラチャーシューはSPF豚で原価倍くらいするそうです。

昼の優しい上品な一杯ととは真逆の、人の欲望を存分に満たす恐ろしい背脂ラーメン。
背脂ラーメン大好きな山上店主のセンスとこだわりが詰まっていて、これだけで店オープンできます。

昼に背脂を求めて来るお客さんも居るそうですが、絶対に夜しか出さない限定メニュー。
公式X(旧twitter)で夜営業をチェックする価値大いにあります。
TRY大賞総合&しょうゆ2連覇の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
4月からは山上店主が育児半休のため、基本は昼営業のみとなっています。

メニューは変わらず醤油、塩、味噌。
原材料高騰による値上げと一部トッピング変更により、以下のとおりになっています。

「(醤油or塩or味噌)ラーメン」1100円
「ワンタン(醤油or塩or味噌)ラーメン」1300円
「チャーシュー(醤油or塩or味噌)ラーメン」1400円
「特製ロース(醤油or塩or味噌)ラーメン」1500円
「特製バラ(醤油or塩or味噌)ラーメン」1500円

チャーシューは今までのガリシア栗豚に加え、鏑木SPFポークバラがデフォで追加。
特製は追加のチャーシューをロースかバラか選択でき、チャーシュー麺はロース、バラ2枚ずつとなります。

「塩ラーメン」1100円
丼の底が見えるほど澄んだスープに2種のチャーシュー、穂先メンマ。
白髪ネギにスプラウトっぽい青菜で美しいです。

スープはクリアで染み渡る上質な鶏の旨味。
ぬちまーす等を使用した塩ダレは強すぎず優しく、後半は甘さも感じます。

地鶏の「鶏と水」スープが秀逸なので、そのスープをメインに味わうための繊細な塩ダレ。
かつ、その繊細さゆえに白髪ネギに少量振られた柑橘と辛味が、後半は非常に効果的です。

麺は大成食品のトイ・ボックス専用の特注細麺。
モチモチ食感で小麦の風味も良いです・

新しく加わった鏑木SPFポークは山上店主の奥様のお父さんが生産している豚。
柔らかくてきめ細かい肉質に下味も良く、豚チャーシューが2種になると贅沢感が一気にアップします。

クシュっと繊維を感じる穂先メンマも美味しく、食べ応えある一杯。
一口目がもの足りない訳で無いのに、最後の一滴が惜しくなるほど美味しいスープは凄いです。

山上店主は自分がラーメンを食べ歩いていたので、価格改定は心苦しかった様子。
しかし最近の新店はデフォで1000円はザラだし、この一杯が高いと思うラーメン好きはごく少数だと思います。

また、「トイボ」と言えば過去に何度もカップ麺化。
5月8日からは東洋水産から新しいカップ麺「トイ・ボックス 醤油ラーメン」が販売され、麺など一部変更した様で食べるの楽しみです。
三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
創業10年目を迎え、TRYラーメン大賞総合&しょうゆ2連覇を達成しています。

メニューは変わらず醤油、塩、味噌の3種。
それにこの日は「鶏油そば」があり、ランダム販売からレギュラー化したそうです。

「鶏油そば」初期からある常連人気メニューですが、最近はあまり販売せず。
今回も全メニュー価格改定時にで消える予定とのことです。

「鶏油そば」900円
丼にはタレや鶏油、少量のスープと和えられた麺。
その上に短冊チャーシュー、カットされたメンマ、2種のネギが乗ります。

タレや鶏油を纏った麺は、モチモチでヤワメの食感が官能的。
大成食品による「鶏油そば」専用麺とのことで、山上店主によれば醤油や塩の麺より原価高いそうです。

そして鶏の旨味に醤油のコクが優しくも濃密。
短冊チャーシューやメンマと一緒に食べると、また違った味わいで良いです。

チェーンの「油そば」や「まぜそば」と違い、ちゃんと素材の質の高さと考え抜かれた構成を感じられる麺料理。
最初は「醤油」や「塩」をリピートするに限りますが、「鶏油そば」もやっぱりトイボの魅力の一つです。
間もなく9周年を迎える三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
先日発売された「TRYラーメン大賞2022-2023」にてTRY大賞「総合」&「しょう油」二連覇を達成しました。

今回は「しお」2位、「みそ」3位にレギュラー化した「鶏油そば」が新たに「汁なし」6位。
しかし「鶏油そば」は1日のうち気まぐれな時間に販売されるので、レギュラーと言っても常に販売している訳ではありません。

「特製醤油ラーメン」1300円
琥珀のスープにガリシア栗豚チャーシュー2枚、鶏チャーシュー1枚、穂先メンマ、九条ネギ。
味玉とワンタン2個はあえてチャーシューの下に隠されています。

柔らかみがあるスープは丸みがあり、鶏出汁に醤油、鶏油が完全に一体感。
あと引く醤油の旨味や鶏油のコクではなく、優しくて口当たりがよく、それでいてリッチな鶏の旨味が染み渡ります。

「鶏と水」に変わってから数年、感じが変わっても「レシピは同じです」といつも返事。
レシピが同じでも無化調なので個体差や季節、そして経験値で味が変わるのだと思います。

しかし今回は

「実は比内地鶏がしばらく入らず、来年2月まで期間限定のスープになってます」

とのこと。
地鶏マニアの方はこの機会に違いを確認すると面白いかも知れません。

麺は山上店主が大成食品と共同で作った特注の細麺。
知らなければ自家製麺と思うほど小麦感があり、スープとの相性抜群です。

大判のガリシア栗豚は相変わらず旨く食べ応えも十分。
シャクシャクの穂先メンマに大きな皮のワンタンなど脇役も存在感あります。

「ラーメン屋 トイ・ボックス監修 醤油ラーメン」618円
ファミリーマートにて10月18日から期間限定で販売されているチルド麺(関東地方・東海地方限定)。
トイボは何度かカップ麺を出しているものの、チルド麺は確か初だと思います。

凄いのが、なんと「鶏油」が別パックのあとがけになっていること。
山上店主のこだわりで実現したそうです。

スープをレンゲですくえば、もうお店の様な美しさ。
あとがけなので鶏油のフレッシュさが全然違い、醤油との相性も抜群です。

山上店主曰く、鶏油別パックは「業界初」とのこと。
麺はチルド麺な感ですが、具材も多いし値段を考えると良く出来ていると思います。

更に11月7日からは「トイ・ボックス×しば田 鴨鶏煮干しの醤油そば」カップ麺が販売予定。
2014年12月「しば田」で1周年記念限定ラーメンを食べていたら、たまたま山上店主が来店し、

山上店主
「(1周年限定ラーメンの食券を渡して不愛想に)煮干しそば」

柴田店主
「すみません、今日煮干しやってないんですよ~」

と仲の良いくだらない冗談を言っていたのを良く覚えています(笑)。
それから8年、その2人のコラボカップ麺が販売されるとは、なんとも感慨深いものがあります。
数か月ぶりに伺うと暖簾が新調されていた「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
TRYラーメン大賞では総合&しょうゆ部門1位となり、先日カップ麺も販売開始となっています。

メニューは醤油、塩、味噌にご飯もの。
また、1日のうちどこかで数量限定「鶏油そば」の販売がありますが、山上店主によれば朝イチはほぼ無いそうです。

「塩ラーメン」950円
師匠「ロックンビリーS1」の塩に近い白と青の美しい丼。
済んだスープに具材が丁寧に盛られ、最後に一味と柑橘が振られます。

スープはカドが無く、スッキリとした中に豊かな旨味。
塩ダレも主張しすぎず出汁の旨味を引き立てている感じです。

「鶏と水」に鶏油でも分かりやすい「鶏の旨味」ではなく、知らなければ鶏以外も使っていると思いそう。
恐らく塩ダレの素材がそのリッチな旨さを演出しており、厚すぎず軽すぎずのバランスも格を感じます。

麺は塩専用の極細麺。
モチモチとした食感が良く、スープも良く拾います。

チャーシューは大判のガリシア栗豚ロース。
ほぼ赤身で食べ応えがあり、クシュっとした食感の穂先メンマも美味しいです。

一味と柑橘も強すぎず絶妙なアクセント。
最後のスープ一滴に至るまで完璧に作られたラーメンです。

数年前年末に限定ラーメン営業を行った際、

「後半に連れて尻上がりに美味しくなる」

と伝えたところ、

「それが一番最高じゃないですか」

と言っていた山上店主。

今の「塩ラーメン」は最初から美味しく、それが最後まで速度を落とさず持続している感じ。
9年かけて築いた味は、貫録と親しみやすさ、そして極上の余韻に溢れています。
三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
今年の12月15日で8周年を迎えます。

「TRYラーメン大賞2021-2022」では見事に大賞総合1位&しょう油1位、しお2位、みそ4位を獲得。
誌面には山上店主の師匠「ロックンビリーS1」嶋﨑店主からお祝いメッセージも掲載されています。

「醤油ラーメン」850円
美しい大判チャーシューに穂先メンマ、九条ネギ。
二度がけされた鶏油が煌めいています。

スープはアッサリとした口当たりで地鶏の軽やかな旨味。
醤油は確か現在10種使用しているはずですが、キレではない柔らかいブレンドです。

あえてインパクト路線にせず、しみじみ旨い味わいの最上級。
生揚げ醤油の時間による変化も面白いです。

大判のガリシア栗豚ロースは下味しっかりで食べ応え十分。
穂先メンマに九条ネギと必要最低限の具材でも、物足りなさは一切無いです。

先日食べた「しば田」同様に「トイ・ボックス」も開店当初から継続して食べているお店。
当初の味を思い出すと、まさかここまで鶏と醤油を極め、それでいて優しい一杯になるとは想像できませんでした。

「ただ鶏突っ込んで炊いてるだけですよ(笑)」
と山上店主は笑って言いますが、そんなのでこの一杯が出来れば誰も苦労しません。
レシピは恐らく大きく変わらずも、いまだに食べるたびに旨くなっている気がします。
間も無く8周年を迎える三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
「鶏と水」では抜けた完成度のお店です。

「醤油ラーメン」850円
チャーシューに穂先メンマ、九条ネギとシンプルの極み。
丼から立ち上がる醤油と鶏の香りも官能的です。

スープは尖りなく親しみやすい丸み。
口当たり良く軽やかですが、その中に地鶏の旨味が贅沢に詰まっています。

醤油のブレンドもアタックではなく奥行きがあり、貫禄のバランス。
後半は麺から溶けた小麦、熱でテイストの変わった生醤油と味の変化も楽しめます。

麺はモチモチの滑らかなストレート細麺。
生姜の効いた大判チャーシューの食べ応えも抜群です。

地鶏に水、醤油と最小限の食材でこれほど深い味を出せるのは凄い。
逆に地鶏、水、醤油の全てにとことんこだわれば、余計なものは要らないのかも知れません。

店内はオープン以来ラグジュアリーにはせず、「ラーメン屋」そのもの。
カップルや年配の方など老若男女が訪れ、ラーメン店として理想形のひとつだと思います。
三ノ輪のビブグルマン「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
山上店主はメディアへの登場も多く、最近はClubhouseでラーメン店主との対談も行っています。

「塩ラーメン」850円
澄んだスープに高く盛られた白髪ネギ。
ガリシア栗豚に穂先メンマの盛り付けもビジュアル抜群です。

スープは地鶏の贅沢な旨味が芳醇。
スッキリと口当たり良い清湯の中に鶏の旨味が詰まっています。

塩ダレは尖らず控えめで、覚悟が無いと出来ないアッサリバランス。
一口飲むごとにストレスなく身体に染み渡ります。

麺は醤油より細い極細麺。
スープを良く拾う美味しい麺です。

そして憎いのが白髪ネギに軽く振られた一味にぶどう山椒。
後半、この薬味がスープをキリっとさせます。

ベテランだからこそ出来る絶妙なストーリー。
シンプルな具材も含め、全てに無駄が無いです。

「醤油ラーメン」850円
お客さんのほとんどが注文する看板メニュー。
具は「塩ラーメン」と同じですが、ネギは九条ネギになります。

食べる度にバランスがいつも変わっていて、今回は鶏と醤油が高次元でマリアージュ。
あえてパンチは効かさず、飽きの来ない極上スープです。

「鶏と水」の中でもかなり高い境地に達している印象。
後半、麺の小麦が溶け出してまろやかになったスープも美味しいです。

初めて「トイ・ボックス」で食べてからもう7年半。
それでも食べる度に襟を正したくなる旨さを感じます。
三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
12月15日にめでたく7周年を迎え、「飯田商店」「Japanese Ramen Noodle Lab Q」からお祝いの花が届いています。

また、「ミシュランガイド東京」はラーメン店の掲載が始まった2015から2021まで皆勤賞。
今年は結構入れ替わったので、2015から続いて掲載されているお店は3店(他は「三藤]「金色不如帰」)だけになりました。

更にエースコックからは「ラーメン屋 トイ・ボックス 黄金鶏油の鶏醤油」も販売中。
山上店主オススメの作り方は「タレを混ぜた後、調味油を入れたら混ぜないで」とのことです。

すると鶏油で鶏の香りが濃厚でリッチ。
ベースの醤油スープもコクがあり、トイボ好きな息子が「美味しい、美味しい」と絶賛していました。

お店のメニューは変わらず醤油、塩、味噌の3種。
どれも美味しくて本当に悩むのですが、今回は看板メニュー「醤油」です。

「醤油ラーメン」850円
煌めく鶏油に琥珀色のスープ。
大判チャーシューに穂先メンマ、九条ネギとシンプルかつ貫禄があります。

スープはスッキリとして芳醇な「地鶏と水」。
今回の醤油ダレはキレでは無く、フワッと丸みのある味わいです。

上質なスープでも口当たりが良くて優しく、良い意味での敷居の低さ。
「醤油ラーメンが食べたい」と思った老若男女が美味しいと思う味です。

モチモチの麺との相性はもちろん抜群。
味の染みたチャーシュー、クセの無い穂先メンマ、シャキシャキの九条ネギとスタンダードな具も隙が無いです。

塩も味噌も旨いものの、やはり「醤油」は看板メニューにふさわしい一杯。
今年はコロナでお店も大変だったそうですが、2021年も堪能させて頂きます。
三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
平日お昼でも開店と同時に満席となり、12時前には10人ほどの列が出来る人気店です。

現在のメニューは

「醤油ラーメン」850円
「塩ラーメン」850円
「味噌ラーメン」850円

の3品です。

「醤油ラーメン」850円
塩も味噌も旨いのですが、今回は看板メニューの醤油。
大判チャーシューに穂先メンマ、九条ネギと恐ろしくシンプルです。

スープを飲んでみると、一口目から華やかに醤油。
アッサリとして雑味無く、旨味がスッと身体に吸収されていきます。

先日から出汁の地鶏に比内地鶏が加わったのですが、前回は濃密な鶏出汁。
数ヶ月経ち、今回は醤油の方が立ったバランスになっています。

「鶏と水」とシンプル故にスープの凄さが際立ち、多めの鶏油も全くしつこくなくリッチ。
プリプリと弾力ある麺との相性も抜群です。

味の染みたガリシア栗豚ロースは相変わらず食べごたえ十分。
クセの無いメンマはもちろん、ミクロン単位に細かくカットされた九条ネギまで隙がありません。

後半になると上質な地鶏の旨味もより明確に。
最初から最後までずっとトップレベルに旨い醤油ラーメンです。

「トイ・ボックス」は2013年に創業し、2017年には「鶏と水」のスープにブラッシュアップ。
その後もRO水の導入、比内地鶏の導入などいまだにブラッシュアップを続けています。

創業当時とはかなり変わっており、数年食べていない方が驚くレベル。
並んで食べる価値があり、かつ難解では無い最高の一杯だと思います。
三ノ輪のビブグルマン「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
土日祝は常に行列が出来ている感じで、現在はコロナ対策で席を6席に減らして営業しています。

営業再開後の一杯は前回感動した「塩ラーメン」850円。
丁寧な盛り付けはさることながら、白と青の丼に透き通ったスープが映えて美しいです。

スープを飲んでみると、濃密で芳醇な鶏の旨味。
キリっとした塩にわずかな山椒のアクセントもあるのですが、メインは鶏です。

「塩=薄味」を覆すレベルの濃密な旨味の微粒子。
鶏と水で無化調なので舌にストレスは全く無く、あと引く余韻も素晴らしいです。

麺は醤油より細い極細でスープの持ち上げが良く、啜り心地もグッド。
チャーシューは製法を変えたのかふんわり柔らかく、大判で食べ応えもあります。

なお、先日から地鶏を2種減らして新たに1種加えたそうで、加わったのは比内地鶏。
比内地鶏は希少のため仕入れが順番待ちらしく、やっと仕入れ出来るようになったそうです。

息子は「醤油ラーメン」850円+「鶏チャーシュー2枚」100円。
こちらも少し食べたのですが、地鶏の厚みと甘みがもの凄く醤油ダレとの相性が抜群です。

「塩ラーメン」でも鶏の贅沢な味を感じたものの、「醤油ラーメン」の方がより際立つ比内地鶏の凄さ。
実は「醤油も旨いけど最近の塩は凄く美味しい」という体で来たのですが、結果「醤油」がもの凄く旨くなっていてビビりました。

山上店主によれば、

「比内地鶏は旨味の出方が全く違います」

とのこと。
「トイ・ボックス」では「醤油」を食べることが多かったので、より一層違いが分かる気がします。

ほぼ完成系に近いと思われていた「醤油ラーメン」ですが、ここに来て更にバージョンアップ。
「鶏醤油」という世に溢れたジャンルでも明らかに別格な一杯で、今後がまた楽しみになってきました、
メディア出演も多い三ノ輪のビブグルマン「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
大型連休が終わり、平日昼は席数を減らして通常営業に戻ってます。

土・日・祝の昼は変わらず「つけ麺」のテイクアウト営業。
そして夜営業は引き続き中止し、平日、土日ともに「お持ち帰り鶏油そばセット」販売を行っています。

「お持ち帰り鶏油そばセット」は生麺、鶏油&醤油ダレのセットが2食入りで1000円。
採れる鶏油の量によって数量が決まるので公式twitterにて告知され、一人当たりの制限個数は無いようです。

作り方は超簡単で、生麺を3分40秒~4分茹で、タレと良く和えるだけ。
今回はお店オマージュでチャーシュー短冊に白髪ネギ、九条ネギを加えました。

華やかな醤油ダレのブレンドは間違いなく「トイ・ボックス」。
平打ちのモチモチ麺に醤油ダレ、濃厚でコクのある鶏油が絡んでストレートに旨い汁なし麺です。

鶏油とタレだけでなく、スープもちょっと入っているのが隠し味。
ラードではなく上質な鶏油なので濃厚でも重くなく、茹で前200gの麺もスルっと無くなります。

汁なしなのでアレンジもかなり効きそうで、次は生玉子トッピングで「釜揚げ鶏油そば」。
鶏油に生玉子の「親子あぶらそば」が旨くない訳ありません。

ちなみに「鶏油そば」は過去のレギュラーメニューで、催事で限定提供することはあっても現在お店では提供無し。
また、2019年に一度だけ「宅麺」の通販で販売されたこともありますが瞬殺でした。

そのレアな「鶏油そば」が購入できるのは恐らく今だけで、トイボファンには貴重なことです。
なお、前述したとおり土日の昼はテイクアウト「つけ麺」での営業。
「つけ麺」もお店では過去数回、限定提供しただけなので、今はいつもと違う「トイボ」を味わえます。
「鶏と水」の最高峰「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
コロナ緊急事態宣言を受け、4月30日(木)から5月10日(日)までの連休期間はテイクアウト営業となってます。

基本は「つけ麺」のテイクアウトで、この日のテイクアウトメニューは以下のとおり。

「つけ麺醤油」900円
「つけ麺塩」950円
「生姜焼き丼」650円(数量限定)
「味玉」100円
「トッピングセット」400円(チャーシュー+味玉)
「持ち帰りチャーシュー1本」2200円

注文は「つけ麺醤油」900円に「つけ麺塩」950円。
厨房では山上店主が丁寧に調理しており、一人で複数購入される方も居るので時間はわりとかかります。

「つけ麺」は具材が乗った麺につけ汁、昆布水の3容器。
「つけ麺醤油」の具材は短冊チャーシュー、穂先メンマ、九条ネギとなっています。

自宅なので容器を移し替え、つけ汁も入れ替えてレンジで温め直し。
購入して1時間経っていたので麺はくっついており、昆布水はそれをほぐす役割だと思います。

醤油つけ汁は「ラーメン」より醤油が立った「つけ麺」仕様のバランス。
地鶏の旨味に醤油のブレンドは、間違いなく「トイボ」の味わいです。

茹で麺なのでコシは無くなっていますが、濃い昆布水に浸った細麺とつけ汁は相性抜群。
麺量は200gほどあり、チャーシューや穂先メンマはお店と同レベルの美味しさです。

続いての「つけ麺塩」は具を取り分けて麺を洗ってみることに。
盛り付け直して昆布水をかけてみれば、コシが出るとまではいかなくとも麺がほぐれてスルスル食べやすいです。

塩つけ汁はフワッと芳醇な鶏にキリっと強めの塩。
ミネラル感も贅沢で、「醤油」よりもオンリーワンなリッチ感があります。

都度調理しているので購入直後に食べれば麺のコシももっとあると思われ、テイクアウトとしてはかなりレベル高い「つけ麺」。
生麺、つけ汁、具材、昆布水でテイクアウトならもう最高だと思いますが、あくまでも今回は非常事態への措置です。

「トイ・ボックス」ファンであれば、レギュラーメニューに無い「つけ麺」を食べられるだけでも有難い。
最後に限定で「つけ麺」を提供したのはもう2年半も前なので、久々に堪能しました。
三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
TV番組「一番だけが知っている」では「人気ラーメン店店主100人が選んだ美味しいラーメン」第3位となりました。

看板メニュー「醤油ラーメン」を注文するのがほとんどですが、この日は「塩ラーメン」850円。
数年ぶりの「塩」で、「鶏と水」のスープになってからは初です。

塩専用の丼に透明度の高いスープ。
白髪ネギが立体的に盛り付けられ、「醤油」とは違った美しさです。

スープを飲んでみると、醤油よりもダイレクトに芳醇な鶏の旨味。
塩ダレは出しゃばらずにまろやかで、極上な「鶏と水」を存分に堪能出来ます。

タレに魚介を相当使っているそうですが、一つ一つが目立つのでは無く丸みある味わい。
「醤油」より「塩」の方が出汁を感じられます。

引き算のスープなので、山椒や一味のアクセントも効果的。
それらにより、後半はよりキリッとした味わいに変化していきます。

麺は醤油よりも細麺で、それでもしっかりと存在感。
味の染みたチャーシューも大判で旨いです。

麺と具も隙が無いものの、とにかくスープが旨い。
数年前の「塩ラーメン」とは全く別モノで、「塩」の概念変わりました。

トイボは「醤油ラーメン」もエレガントな逸品ですが、「塩」の繊細な構成はお見事。
一味も独自のブレンドらしく、店主さんのセンスが光る一杯です。

正直、次回は「醤油」か「塩」か悩むレベル。
「塩」の方が他店の追随を許さない感もあります。
昨年12月に6周年を迎え、7年目に突入した三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
「ラーメンWalkerTV2特別編」では「饗 くろ㐂」黒木店主が「オススメの一店」に挙げていました。

そんな「トイ・ボックス」の2020年営業初日は1月4日(土)。
いつも「醤油ラーメン」850円を頼むのですが、この日は「味噌ラーメン」850円です。

味噌ラーメンは黒い丼で、中央に肉味噌、アーリーレッド、ルッコラ。
盛り付けが美しく、洋の雰囲気も感じます。

スープはサラッと軽めで、コクと甘さが華やか。
オレンジの香りにわずかな山椒のアクセントもあり、凄く個性的なバランス。

昔はスパイシーな「味噌ラーメン」でしたが、2019年6月にリニューアル。
世間一般の「味噌ラーメン」よりもエレガントでオンリーワンな旨さです。

大判のチャーシューは厚みがあってモッチリ柔らか。
一枚でも他店の「チャーシューメン」レベルのボリュームがあって食べ応えあります。

息子は看板メニュー「醤油ラーメン」850円。
少しだけ味見しましたが、繊細で芳醇なスープはやはり最高です。

「醤油ラーメン」が旨すぎるので久々に「味噌ラーメン」食べましたが、こちらも「トイ・ボックス」ならではの一杯。
今年も何度もお世話になると思います。
間もなく6周年を迎える三ノ輪の「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
平日でも開店直後に行列が出来る名店です。

ラーメンは醤油、塩、味噌があり、注文はほぼ「醤油ラーメン」800円。
琥珀色のスープに黄金の鶏油、緑色の九条ネギと素晴らしい美しさです。

スープは尖り無くまろやかで、ストレス無く染み渡る旨味の微粒子。
キレでも"しみじみ"でも無く、エレガントな味わいです。

醤油や鶏油が過度に目立つのでは無く、一体感があって滑らか。
鶏と水、醤油というシンプルな構成だからこそ、地鶏や醤油の質の良さ、抽出技術の高さが伺えます。

ややザラッとした表面のストレート麺はモチモチで馴染み良し。
味の染みた大判チャーシューは脂身だけで無く赤身も食べ応えがあって美味しいです。

後半になって冷めてくると、より親しみやすい味に変化するのも魅力のひとつ。
鶏と醤油でここまで個性が出せるのは凄いと思います。

いつも醤油を食べてしまいますが、この出汁なら塩ラーメンも食べてみたいところ。
また、最近変わった「味噌ラーメン」も美味しそうでした。
百貨店催事の多いこの時期、そごう横浜店では「全国愛されグルメ&駅弁めぐり」が開催中。
10月9日(水)~14日(月・祝)の開催で、イートインにはミシュランビブグルマン「ラーメン屋 トイ・ボックス」が出店しています。

催事メニューは以下のとおり。

「醤油ラーメン」951円
「味玉チャーシューメン」1201円
「味玉醤油ラーメン」1061円
「チャーシュー醤油ラーメン」1171円
「鶏油そば」851円 ※各日100食限定

注文は「鶏油そば」851円。
しばらくお店では販売休止中のメニューで、昨年の西武池袋本店催事以来の復活です。

丼にはタレや鶏油で和えられた麺に短冊チャーシュー、穂先メンマ、2種のネギ。
丼はなんと「らぁ麺屋 飯田商店」のものになっています。

収容人数が多い催事では丼の数が足りず、リニューアル前の「飯田商店」丼を借りたのでしょう。
ランダムですが、運が良い(?)と、飯田商店の丼になるようです。

タレ等を纏った平打ちの麺は艶々でモチモチ食感。
トイ・ボックスの「鶏油そば」はスープも少し入れられているはずで、麺にしっかり味が染みてます。

キレのある醤油にコクのある鶏油の旨さがラーメンよりもダイレクト。
そのため、醤油や鶏油の質の良さが存分に味わえます。

生姜の染みた短冊チャーシューもアクセントになり、食べ始めると箸が止まりません。
ラーメンより麺は多いですが、一気に食べきってしまいました。

トイ・ボックスの看板メニューはもちろん「醤油ラーメン」で、僕も一番好きなメニュー。
「醤油ラーメン」は上品で優しい完成度高い一杯ですが、「鶏油そば」は麻薬的な旨さだと思います。
三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
間もなく6周年を迎えますが、ミシュランビブグルマンにラーメン部門が出来てから皆勤賞です。

現在のメニューは

「醤油ラーメン」800円
「塩ラーメン」800円
「味噌ラーメン」800円

の3品。
ちなみに数量限定の「冷しラーメン」は8月いっぱいで終了してます。

注文はいつもの「醤油ラーメン」800円。
マイナーチェンジした「味噌ラーメン」も気になりますが、「醤油」の誘惑には勝てません。

大判チャーシューに穂先メンマ、九条ネギと相変わらずシンプル。
キレイな盛り付けに風格を感じます。

地鶏と水のみで作られたスープは上品で奥行きのある味わい。
醤油もキレではなく繊細かつ立体感があり、計算されつくしたバランスです。

一口目のインパクト重視ではなく、食べ進める度に贅沢な旨味を感じるスープ。
鶏油は最初と最後に二度入れますが、鶏油に頼りすぎず出汁の旨さが絶妙です。

山上店主は「飯田商店」飯田店主同様、「ロックンビリーS1(旧「ロックンロールワン)」に師事。
最近では資本の「はやし田」などロックンインスパな鶏清湯も増えましたが、現在のトイボは別格。

贅沢な地鶏の旨味を存分に堪能できます。
厚めにカットされた大判のガリシア栗豚も素晴らしく美味。

息子もここのラーメンが大好きで「お子様ラーメン」400円は間違いなくサービス価格。
9月でも猛暑な日曜でしたが、12時過ぎでも10人以上の行列となっていました。
三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
日曜は昼のみ営業で、12時前で10人ほど並んでます。

30分ほどで店内に入り、注文はいつもの「醤油ラーメン」800円。
「COEDO Ruri」450円を飲みつつ山上店主の華麗な動きを見て待ちます。

現れたのは濃い色合いのスープにガリシア栗豚、九条ネギとシンプルかつ抜群のビジュアル。
スープを飲めば、極上の鶏出汁に出しゃばり過ぎない醤油がストレスなく染み渡ります。

あくまでもアタック重視ではなく、それでいて一口目から間違いなく旨い。
疲れる出汁の濃さではなくも、物足りなさは皆無のパーフェクトなバランスです。

「らぁ麺屋 飯田商店」も使用している「RO水(逆浸透膜水)」になってから食べるのは3度目。
食べるたびに全体のバランスが良くなっていく感じです。

「どうだ!」という派手な味わいやパンチではなく、一口目は「あー、旨い」。
最初のインパクトが強いと後半飽きますが、トイボの醤油は後半、尻上がりに旨さをより感じるほどです。

山上店主によれば、名古屋コーチンをお試しでメスからオスに変えたとのこと。
卵を産まない分オスのほうが旨味が濃いそうですが、素人目に分かるほどの激変ではないと思います。

ただし、こう言ったいくつもの改良が今の旨さに繋がっているのは間違いなし。
その証拠に、僕は何度も「醤油ラーメン」を食べてますが、毎回感動するレベルで旨いと思っています。

なお、前は増殖した「豚骨魚介」が「またおま系(またお前もかの略)」と言われていましたが、最近は「鶏清湯」がまたおま系と呼ばれたりも。
しかし、「トイ・ボックス」は「またおま」とは違う孤高の存在感があります。

洗練された「鶏清湯」でありながら、キレやパンチではなく穏やかな貫禄。
懐かしさも感じるのに、スッキリしたスープは唯一無二。
息子も大好きです。

なお、Youtubeで最近話題の「ラーメン侍」。
「せたが屋」前田店主と「ボンドオブハーツ」塚田店主がラーメン店を巡るシリーズで、「トイ・ボックス」にも来店。
6月29日配信予定とのことで、こちらも楽しみです。

(追記)
「ラーメン侍」初のゲスト出演回で、俳優の伊吹吾郎さんに山上店主も絡みかなり面白い収録。
youtubeでいつでも観られますのでぜひ!
https://youtu.be/WeEyCqlnKPg
三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
この日は荒天でしたが、それでも開店からしばらくすると満席になる人気店です。

注文は看板メニュー「醤油ラーメン」800円。
「塩ラーメン」「味噌ラーメン」もありますが、醤油の魅力には勝てません。

大きなガリシア栗豚チャーシューに穂先メンマ、九条ネギ。
キレイに整えられた麺線も含め、半端ない美しさと貫禄です。

スープは軽い口当たりで、染み渡る鶏と醤油。
RO水に変えたことで旨味が極小の微粒子になり、ストレス無く浸透していきます。

RO水以前より明らかに鶏の旨味が良く出ていて、それでいて滑らか。
醤油も出しゃばりすぎず、最高のバランスです。

フワッとしたストレート麺はスープとの馴染みが良く、九条ネギは少量でもキリッとアクセント。
ガリシア栗豚に穂先メンマとシンプルな具も手抜きが無く、存在感があります。

RO水になって二度目ですが、前回よりスープの凄さが理解できました。
間違いなく都内では最高の鶏清湯で、増殖する同タイプとは格が違います。

もちろん「RO水」のことを意識せずとも、分かりやすく旨いラーメン。
お客さんも地元の方が多い感じです。
「鶏と水」の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
新しい助手さんが入り、夜営業も再開してます。

メニューは変わらず醤油、塩、味噌の3品。
僕が大好きなのは看板メニュー「醤油ラーメン」800円です。

丼には大判のチャーシューと穂先メンマ。
黄金の鶏油に九条ネギの緑が映え、最高の美しさです。

地鶏の旨さが詰まったスープは香りも良く芳醇。
醤油もキレでは無く上品に染み渡ります。

アッサリとしているのにどこまでも深い旨味。
やはりここの醤油は最高です。

鶏清湯の最高峰と言って良いレベル。
厚くて大きいガリシア豚チャーシューも食べごたえあります。

なお、先週から水を「RO水」に変更したとのこと。
師匠である「ロックンビリーS1」と同じです。

「RO水」は「らぁ麺屋 飯田商店」も使用していて、大つけ麺博に大きな装置を持ち込んでいました。
その大きさでは「トイ・ボックス」店舗に置くことが出来ず、今回は小さな装置を見つけることが出来たそう。
山上店主によれば、開店から6年越しの悲願だそうです。

言われてからスープを飲んでみると、確かにスッと舌にスープが吸収される感じ。
ただ聞いたばかりなので、さすがにプラシーボかなと思いました。

しかし、最後に丼を持ってスープを飲むと、明らかに浸透が違う。
気のせいでは無く、スーッと身体に入っていきます。

作り手の山上店主によると「全く違う」とのこと。
これは気のせいかもしれませんが、いつもは後半に麺から染み出す小麦の旨味も今回は最初からあった気もします。

これから更に調整を加えていくとのこと。
ただでさえ旨い醤油ラーメンが、更に貫禄を増す気がします。
ミシュランビブグルマン皆勤賞の「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
現在は人手不足により夜営業はお休み中です。

しかし、3月からは人が入り、19日から夜営業再開の予定(twitterにて告知予定)。
今は休業中のKABOちゃんがヘルプに入ってます。

注文は「醤油ラーメン」800円。
塩ラーメン、味噌ラーメンもありますが、ここではいつも醤油です。

丼を覆い尽くすガリシア栗豚チャーシューに九条ネギ、穂先メンマ。
キラキラに輝く鶏油も含め、貫禄ある見栄えです。

鶏と水のスープは優しくも明確な旨味。
口当たりが良く、尖らずも旨味の微粒子がギュッと詰まってます。

醤油もキレキレではなく、それでいてジュワッとあと引く余韻。
二度入れの鶏油もアッサリとコクを演出します。

小麦が溶け出るような細麺はスープにベストマッチ。
ショウガ風味のガリシア栗豚チャーシューもご馳走感がたまりません。

鶏清湯のラーメンも増えましたが、やはりここは別格。
何度も食べているのに、毎回一口目で興奮します。
エレガントと大衆性が同居した最高のラーメンです。
12月15日で5周年を迎えた三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
ミシュランガイド東京には5年連続掲載されてます。

ミシュランガイドにラーメンが掲載されるようになったのは「2015東京」から。
「トイ・ボックス」は開店2年目にして最初から掲載され、5年連続掲載です。

なお、2015年版から2019年版まで続けて掲載されているのは以下の9店

維新
金時
Gottsu
Japanese Soba Noodles 蔦
トイ・ボックス
びぎ屋
不如帰
三藤
やまぐち

2015年版では22店で、2019年版では24店。
その間に初掲載された店も1、2年で外れたりしているので、なかなか狭き門です。

そんな「トイ・ボックス」の5周年記念営業は12月16日(日)。
「らぁ麺屋 飯田商店」からの祝い花の横で山上店主が暖簾をかけて営業スタートです。

この日は「特選素材の中華そば」1200円のみで120食限定。
開店時で50人以上並んでいたと思います。

いつもと違う2枚の煮豚にメンマ、青菜お浸し。
中央にはナルトも乗り、看板メニュー「醤油ラーメン」のモダンなルックスと異なります。

スープは口当たり軽く上品で優しい味わい。
いつもの「醤油ラーメン」に比べると最初のアタックは弱めで、じんわりな旨さ。

しかし、徐々に優しい中に内包される旨味の虜になり、引き込まれていく感じ。
後半旨さがあとを引き、最後の一滴が一番美味しいと思えるほど。

食べ終えた後に凄さを実感する素晴らしいスープです。
鶏、豚、鮭節、ムロ鯵など厳選素材を使用するも個々は目立たず丸みある味わい。

麺は新麦を使用した特製麺で、しなやかで柔め。
この柔らかさがスープに絶妙に合ってます。

チャーシューはバラロールとバラの2枚。
SPF豚を使用しており、どちらも豚の味しっかりで美味。

バラロールにバラ、どちらも同じ豚だそうですが、脂の入り方が違い別物に思えます。
ロールではない方のバラがジューシーで相当好み。

いつもの鶏と醤油のラーメンとは違う路線な一杯。

「こういうのも出来るってところを見せとかないと(笑)」

と店主は言ってましたが、優しくもあと引くバランス感覚は最高です。
動物系と魚介を使っても「昔ながら」とは違う、極上の素材をまとめあげる技術もさすが。

あまり限定をやらない店なのですが、限定をやってもパンチで行かないのが凄い。
レギュラーも微妙に変わりつつ旨いので、6年目も楽しみにしてます。
三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
先日放送されたTV番組「アド街ック天国 三ノ輪」では10位に選出されました。

この「アド街」のおかげで最近土日は行列とのこと。
日曜の11時過ぎに伺って10人ほどの並びでした。

現在の麺メニューは3種。

「醤油ラーメン」800円
「塩ラーメン」800円
「味噌ラーメン」800円

いつも頼むのは看板メニュー「醤油ラーメン」。
「TRYラーメン大賞2018-2019」名店しょう油部門では「飯田商店」に次ぐ2位になっています。

今回は具も堪能しようと「特製醤油ラーメン」1100円。
具材が丁寧に重ねられ、丼一面チャーシューで九条ネギの緑がアクセント。

スープを飲んでみると、アッサリふんわりな鶏の旨味。
醤油も尖りすぎず、かと言ってボンヤリはせずほど良い輪郭。

明らかに洗練されたスープなのに、人を選ばない親しみやすい味。
長くカットされた麺も抜群に合ってます。

そしてチャーシューはガリシア栗豚2枚に鶏チャーシュー1枚。
肉そのものの甘みと旨味がしっかりのガリシア栗豚はホントに旨いです。

そしてチャーシューの下には味玉とワンタン2ケ。
ワンタンの皮がツルンと美味しく、シュクシュクの穂先メンマも美味。

デフォルトの具はガリシア栗豚1枚に穂先メンマ。
特製は+300円でガリシア栗豚1枚、鶏チャーシュー1枚、ワンタン2ケ、味玉1個が追加されお得です。

最近は早じまいもあるようですが、現在の店舗ではスープ、食材ともに今の量が限界とのこと。
なので新しいメニューの導入も考えているようで、これからも楽しみです。
間もなく5周年を迎える三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
祝日の昼前に伺いましたが、常に行列がある感じです。

メニューは
「醤油ラーメン」800円
「塩ラーメン」800円
「味噌ラーメン」800円

毎年夏の定番「冷やしラーメン」は既に終了していました。

注文はいつも「醤油ラーメン」。
キレイなスープに大きなガリシア豚チャーシュー、穂先メンマ、九条ネギとシンプルです。

スープは尖らず丸みのある「鶏と水」。
醤油もキレキレではないのに、ホントに旨いです。

アッサリ上品とまで昇華せず、B級フードの「ラーメン」ほど骨太で無く。
ホントに最高のバランスで、一滴残らず飲み干す瞬間まで幸せです。

麺はニュルっとした食感の細麺。
柔らかいのではなく芯はしっかりモチモチで、時間と共に溶け出す小麦の味も感じます。

大きなチャーシューは生姜風味で下味しっかり。
食べごたえある赤身にサクサク脂も絶品です。

シュクシュクとした食感の穂先メンマも美味しく、シンプルで無駄の無い一杯。
鶏清湯としては貫録十分なレベルです。

鶏清湯では最近は湯河原の「飯田商店」が大人気。
同じ「鶏と水」スープでも、トイ・ボックスはトイ・ボックスの旨さがあります。
今年「醤油ラーメン」が50円値上がりしましたが、どう考えても値段以上の質の高さ。

なお、子供用にはサービス価格の「お子様ラーメン」400円。
麺が半分の長さに切ってあって食べやすく、もちろん息子も大好きです。
西武池袋本店への出店も大盛況に終わった「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
告知はありませんが、6月アタマから夏の定番「冷やしラーメン」750円が始まってます。

丼には大きな鶏チャーシュー2枚に穂先メンマ。
白髪ネギ、大葉、ミョウガの千切りが立体的に盛られて美しいです。

スープはややトロリとして、そこに煮干しオイルの香ばしさ。
ベースのスープはラーメンと同じ「鶏と水」を冷したもの。

昨年からこのスープになっていますが、今年の「冷やし」の方が旨味が太いです。
昨年より輪郭クッキリで、有無を言わせぬ美味しさ。

しっかり締められたシコシコの極細麺も相性抜群。
しっとり鶏チャーシューのレベルは言うまでも無く、クシュっとした穂先メンマも好みのタイプです。

トイ・ボックスの「冷やしラーメン」を食べるのは今年で4年目。
今までで一番ビシッとした「冷やし」だと思います。
昼夜10食ほどの数量限定とのこと。

そして鶏清湯が大好きな息子は「お子様ラーメン」400円。
醤油スープに豚チャーシュー、刻まれた穂先メンマ、九条ネギ。

スープを少し飲みましたが、こちらも一口目からキュッとする旨さ。
「鶏と水」のスープになって2年目、明らかに旨味のキレが増してます。

これなら「冷やしラーメン」が太い旨さになっているのも納得。
早くも看板メニュー「醤油ラーメン」が食べたくなってきました。

ちなみに夏でも「味噌ラーメン」やってます。
(夏はあまり出ないそうですが・・・)
西武池袋本店「全国味の逸品会」に出店の「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
催事に4回訪れて打ち止めにしようと思っていたところ、4月28日(土)の公式ブログに、

「ゲリラ限定

 最近では催事でもこういった事が出来るんですねぇ・・・」

とお知らせされたのが100食限定の「追い鰹塩ラーメン」1101円。
秋葉原の名店「饗 くろ㐂」の塩ダレを使用した4月29日(日)限定のコラボメニューです。

「トイ・ボックス」も「くろ㐂」も大好きな僕には見逃せない限定。
それは他の方にとってももちろん同じで、オープンと同時に瞬く間に列が伸びていきます。
開店直後から階段まで列が伸び、大行列の「551蓬莱」超え。

厨房では「くろ㐂」の大将が麺上げし、「トイ・ボックス」山上店主が仕上げ。
厨房での共演は初とのことですが、元々仲が良いので終始楽しそうです。

そして「くろ㐂」の若手スタッフも厨房でお手伝い。
なので、回転はもの凄く早いです。

美しい黄金スープにきらめく鶏油。
中央には「くろ㐂」特製の煮大根が乗り、白髪ネギが立体的に盛られます。

スープは直前に本枯れ節で追い鰹され、そこにくろ㐂の豊潤な塩ダレ。
この一杯のために塩ダレを作ったんじゃないかと思うくらい、最高に合ってます。

麺も塩ラーメン用に醤油より細いもの。
スープ、鶏油が絡みつき、抜群の旨さ。

煮大根も出汁が染み染み。
ゲリラ限定と言っても、完成度がかなり高いです。

基本は醤油ラーメンが好きな僕でも、今回ばかりは塩ラーメンの方が好み。
「催事」ならではのスペシャルな1杯。
まさかの巨匠共演で、今まで以上にお祭り感に溢れてました。
西武池袋本店「全国味の逸品会」への出店もあとわずかとなった「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
4月30日(月・祝)までの出店で、最終日は16時30分までとなります。

この日は家族と訪れて「醤油ラーメン」901円と催事限定の「追い鰹醤油ラーメン」972円。
GW突入でお客さんも多く、限定の追い鰹が多く出ている印象でした。

二度目となる「追い鰹醤油ラーメン」は若干盛り付け方が変更。
チャーシューと青菜の境目にナルトが置かれ美しいです。

スープは追い鰹によって完全に「和」の世界。
スッキリ上品で蕎麦等に近いものも感じます。

そして「醤油ラーメン」もキレイな麺線に丁寧な盛り付け。
軽やかな醤油に鶏油のコクが効いてます。

どちらも老若男女が美味しいと思える優しく上品なラーメン。
出店開始から一週間経ち、回転もとても速いです。
西武池袋本店の「全国味の逸品会」に出店中の「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
前半戦を折り返し、4月25日(水)からは催事限定が「鶏油そば」から「追い鰹醤油ラーメン」972円に変わります。

催事中は色々なお店のスタッフがお手伝いに来ていて、この日は「KABOちゃん」店主と「カネキッチンヌードル」店主。
提供前に本枯れ節で追い鰹され、ラーメンが完成です。

巨大なチャーシューの上になるとや青菜が乗り、醤油ラーメンとは異なるビジュアル。
スープは優しく旨い和出汁のお味です。

ベースは鶏ですが、追い鰹するだけでガラッと印象が変わりました。
飲んでいると奥に鶏が隠れている上品な味わいです。

大判チャーシューは柔らかく脂身もジューシー。
ネギは青ネギでは無く白ネギで、こちらの方が「中華そば」な感じです。
醤油ラーメンよりこちらが好きな人も多そう。

今のところお店では出さないそうなので、食べられるのはこの催事だけ。
4月30日(月・祝)までの出店で、限定はおよそ100食です。
西武池袋本店「全国味の逸品会」に出店中の「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
4月20日(金)から4月30日(月・祝)までの出店です。

初日に催事限定「鶏油そば」をいただき、23日夕方に2度目の訪問。
夕方なので100食限定の鶏油そばは売り切れでした。

しかし、今回の目的は看板メニュー「醤油ラーメン」900円。
僕がトイ・ボックスで一番食べてきたメニューです。

なお、平日17時前でもお客さんは8割ほどの入り。
店主さんも環境に慣れてきて回転は凄く良く、5分かからず提供です。

丼を覆い尽くす大きなチャーシューに青ネギ、穂先メンマと見た目はシンプル。
スープを飲むと染み渡る地鶏に軽やかな醤油。

洗練されたスープなのに、難解では無く幅広い層が美味しいと思える絶品。
僕が味わう印象では、お店で食べるスープと変わらないと思います。

啜り心地の良い麺もスープにベストマッチ。
チャーシューもジューシーです。

具材など若干催事用になっていますが(ホントに若干)、ほぼ変わらぬ一杯。
催事には珍しくオープンキッチンで、たくさん並んだ寸胴を見ることが出来ます。

「当たり前のことを当たり前にやっているだけです」
と謙虚に言ってましたが、慣れない環境に数倍の仕込でこの質を保つのは凄いこと。

また、催事と言えど提供される「お冷」も仕込用の良い水を使用。
口に含んだ瞬間に吸収されるスピードが全く違います。

ホントに美味しいアッサリな鶏醤油ラーメンで、これが西武池袋本店で気軽に食べられるのは貴重。
次は25日(水)から始まる限定「追い鰹醤油ラーメン」をいただく予定です。
西武池袋本店にて開催中の「全国味の逸品会」。
4月20日(金)から5月6日(日)までの開催です。

前半は4月20日(金)から4月30日(月・祝)。
そこに僕の好きな「ラーメン屋 トイ・ボックス」が出店しています。

基本メニューは看板メニューの「醤油ラーメン」901円。
それに期間を分けて限定メニューも販売します。

4月20日(金)から4月24日(火)までは「鶏油そば」864円。
4月25日(木)から4月30日(月・祝)までは「追い鰹醤油ラーメン」972円です。

トイ・ボックスの「醤油ラーメン」はかなり旨いので寸前まで迷いましたが、まずは限定の「鶏油そば」。
こちらは昔からお店の人気メニューでしたが、2017年1月から無期限の休止。

実はそのあと昨年10月に告知無しに復活。
僕はワンタンスープを付けたニューバージョンをいただきましたが、それもすぐに止めたそうです。

なので、「鶏油そば」のファンには嬉しい復活。
鶏油、醤油などが和えられた麺にチャーシュー、穂先メンマ、ネギが乗って登場。

麺はしっかり和えられていますが、少量の鶏スープも入ってるので底から混ぜ直します。
コクのある鶏油をまとった平打ち中太麺はモチモチ。

そしてなんと言っても醤油の旨さ。
トイ・ボックスは醤油ダレが絶品なので、「油そば」ならダイレクトに味わえます。

たっぷりの短冊チャーシューはガリシア豚。
赤身もサクサクの脂身も美味しいです。

まぜそば、油そばをたくさん食べている訳ではありませんが、ここの「鶏油そば」は自分的にNo.1。
油そばでもジャンクでは無く、鶏も醤油も堪能出来ます。
しかし絶品スープも味わいたいので、近いうちに「醤油ラーメン」も食べに伺いたいと思います。
三ノ輪のミシュランビブグルマン「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
醤油、塩、味噌とありますが、僕が頼むのはいつも「醤油ラーメン」750円

丼を覆い尽くす大判チャーシューにちょこんと乗った九条ネギ。
輝く鶏油にチラと顔を覗かせる畳まれた麺。
どこから見ても美味しそうな一杯です。

スープは「鶏と水」になって1年ちょっと。
リニューアル直後より鶏の旨味も醤油のキレも増しています。

レシピはほぼ変わらないそうですが、毎日作って慣れてくると変わるそう。
上品になり過ぎず、一口目から染みわたる旨さはまさに「ラーメン」。
洗練されていても、ちゃんと大衆性があります。

麺は小麦を感じるフワッとした食感。
チャーシューも肉の旨さを堪能でき、食べごたえがあります。

ここ数年で都内に増えた鶏清湯のお店の中でも、ここが間違いなく代表格
何度食べても最後まで美味しいラーメンで、後味はスッキリ。

なお、西武池袋本店で毎年GW恒例の「全国味の逸品会」。
過去に「紫 くろ㐂」や「金色不如帰」と言った名店が出店してきましたが、今年は「トイ・ボックス」が出店。

4月20日(金)から30日(月・祝)の前半に登場します。
限定もやるそうなので、今から楽しみです。
三ノ輪のビブグルマン「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
現在のメニューは醤油ラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメン。

それに肉めしや地鶏 炙り飯などのご飯もの。
先日いただいた「鶏油そば」は×印になっていたので、不定期提供かも知れません。

注文は大好きな「醤油ラーメン」750円。
丼を覆い尽くす大判チャーシューに九条ネギ、穂先メンマとシンプルにして美麗な一杯です。

スープを飲んでみると、豊潤な鶏のお出汁にキレキレでは無く華やかでジュワッと染み渡る醤油。
ベースが「鶏と水」だけなのに、なんともエレガントかつ親しみやすい旨さ。
鶏油もしつこさがなく上品にコクを演出しています。

キレイに畳まれた麺は国産小麦を使用したモチモチ食感。
ショウガの下味がしっかりのチャーシューは赤身中心で厚みがあり、食べごたえ充分。

最近増えてきた「鶏清湯」ですが、個性的で貫録を感じる味わい。
昨年後半は限定などを食べていたので久々の醤油でしたが、やはり旨いです。

なお、息子も大ファンで、今回は息子から「行きたい」との提案でした。
ここの麺は長めですが、「お子様ラーメン」400円は麺が半分にカットしてあるので食べやすいです。

僕も息子も、最後の一滴までスープを飲み干しました。
何度食べても、心の底から満たされるラーメンです。
12月15日に4周年を迎えた「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
店頭には名店「らぁ麺屋 飯田商店」からお祝いの花が届いていました。

今年は周年限定は提供せず、12月30日に限定ラーメンを提供。
「らの道」企画でもあり、都内では他に「饗 くろ㐂」が12月24日に「北の海から~2017~」をやりました。

今回は「特選素材の中華そば」1200円。
黒豚ゲンコツ、川俣シャモのガラ、丸鶏、山水地鶏丸鶏、本利尻昆布(4年物)、羅臼昆布(3年物)等を使用し、限定120杯です。

バラロールに九条ネギ、穂先メンマ。
そしてスープに付かないよう丁寧に海苔が置かれて完成。

スープを飲んでみると、煮干し等の魚介に昆布の厚み。
素材の旨味がギュウギュウに詰まっており、思わず「おっ」と声が出るほど。

後半になると動物系の旨味が前面に来るようになります。
「新麦春よ恋」を配合したモチモチの特注麺も相性最高。

バラロールはしっとりフワフワ。
海苔も香りがよく、満足度の高い一杯です。

店主さんによれば、

「11月のworkshopを一人で作るとこうなる、という感じです」

とのこと。

トイ・ボックスが所属する「workshop」では11月に「支那そばやリスペクト」のイベントを行いました。
まさに今回の「特選素材の中華そば」はトイ・ボックスによる「支那そばやリスペクト」な味わいです。

「特選素材の中華そば」は今までに3回やっているそうで、僕は2016年の3周年記念以来2度目。
2016年の限定も美味しかったですが、今回の方が格段に旨いです。

特選素材がより効果的に機能して、よりソリッドな味。
シンプルな一杯だからこそ、センスと技術の凄さが伝わってきました。
先日「一番いちばん」で行われた「workshop」イベントに参加した「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
そこでは佐野実さんの「新麦 春よ恋」を使った支那そばやリスペクト「醤油らぁ麺」を提供しました。

今度はトイ・ボックスにて「新麦春よ恋」の限定メニューの提供。
12月15日(金)・16日(土)各日昼夜15食限定で「新麦春よ恋の昆布水つけ麺」900円です。

今回の企画は「ロックンビリーS1(旧「ロックンロールワン)」の嶋崎店主とのコラボ。
ロックンビリーS1と同配合の麺を使用しています。

ロックンビリーS1は水で締めた冷たい麺に熱いスープの「ひやあつ」。
「ロックンロールワン」時代にラーメンコラムニスト故北島秀一氏の要望で作られた讃岐うどんの様なメニューです。

今ではメジャーになった「昆布水つけ麺」も、元は嶋崎店主が考案したもの。
当時「ロックンロールワン」の助手だったトイ・ボックス店主は、北島さんと一緒に「昆布水つけ麺」の試作を食べたそうです。

なので、今回は「ロックンビリーS1」「トイ・ボックス」ともに北島さんを偲んだメニュー。
最初に塩、生海苔、手作り柚子胡椒が乗った小皿が提供。

続いてガリシア豚チャーシューと鶏チャーシューが乗った麺。
鶏と水のスープで出来たつけ汁が登場です。

麺は「ロックンビリーS1」嶋崎店主配合レシピの麺細。
これがハリがあって香りも良く、素晴らしく美味。

塩や生海苔無しで、昆布水だけでも食べ続けられる麺です。
「さすが嶋崎さんの配合」とトイ・ボックス店主さんも言ってました。

しかし、つけ汁に浸けると足し算では無く掛け算の相乗効果。
麺だけで旨いのは間違いないですが、つけ汁に浸けた方が数倍旨いです。

しっとり絶品なチャーシューもたっぷり乗って900円は恐らくサービス価格。
今年食べた新麦春よ恋メニューでも1,2を争う旨さでした。
三ノ輪のビブグルマン「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
「TRYラーメン大賞2017-2018」では名店部門で「しょう油」3位、「しお」6位、「みそ」6位となりました。

僕が好きなのは断然「醤油ラーメン」750円。
しかし今回「醤油」は息子が注文し、僕は復活した「鶏油そば」です。

創業当初からの人気メニューで、「TRYラーメン大賞2014-2015」では汁なし部門で新人賞ランクイン。
今年から「鶏と水」のスープになり無期限休止となっていましたが、ひっそり復活しました。

以前は単品のみでしたが、復活後は(スープ付)、(汁わんたん付)も追加。
「鶏油そば(汁わんたん付)」900円にしました。

トイ・ボックス自慢の鶏油、醤油ダレに少量のスープが加えられ、しっかり麺が和えられます。
その上に短冊チャーシュー、穂先メンマ、2種のネギがキレイに盛られて完成。

自分で混ぜなくても均一に味が付いた平打ち太麺はモチモチでしっかり。
まろやかな鶏油に醤油の旨味が効き、贅沢に旨いです。

ラードでは無く鶏油なので、上品さも感じるほど。
麺量は恐らく200gで食べごたえあります。

そして「汁わんたん」はキレイなスープにワンタン3ケ。
スッキリ美味しい鶏スープにモチモチ皮のワンタンも美味。

「トイ・ボックス」はなんと言ってもスープが旨いので、「鶏油そば」にスープ付が出来たのは嬉しい限り。
息子の「醤油ラーメン」ももちろん絶品。

スッキリとした鶏と水のスープにに醤油の旨味。
高貴になりすぎず庶民性もあり、たまりません。

なお、TRY名店部門「しょう油」1位は湯河原の「らぁ麺屋 飯田商店」、2位は調布市の「中華そば しば田」。
なのでトイ・ボックスは23区中1位と考えて良さそうです。
開店4年目に入り、4度目の夏を迎えた「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
食べログの「ラーメン 百名店 TOKYO 2017」にも選出されています。

息子と伺い、まずは今年も始まった「冷やしラーメン」750円。
「COEDO 瑠璃」を飲みながら待ちます。

すると、麺線をキレイに整えられた「冷やしラーメン」が登場。
鶏チャーシューの上に刻まれたミョウガと大葉が高く美しく盛られてます。

スープを飲むと、過去最高のトロントロン。
ここの冷やしは2年目から鶏スープに煮干しオイルと言う構成。

このトロミは鶏によるもので、流行りの昆布ではありません。
今年からスープが「鶏と水」になったからか、冷すと驚くほどのトロミです。

そして、クッキリ太めの醤油ダレに煮干しオイル。
コシのある細麺と絡み合い、冷やしでも繊細ではなくパワー型。
店主さんも意識してそうしてるそうで、食べごたえのある冷やしです。

続いては「醤油ラーメン」750円。
こちらも「鶏と水」当初よりクッキリとした輪郭の醤油ダレ。

チャーシューもしっかり下味が付き、当初よりいい意味で「ラーメン」になっています。
先日「新味」になった「Japanese Soba Noodles 蔦」もそうですが、今年は「しっかり味」がトレンドなのかも。

ミシュランビブグルマンで「鶏と水」であっても、庶民性も兼ね備えたラーメン。
息子も「冷やし」と「醤油」、どちらも気に入ってました。
2017年から「鶏と水」のスープになった「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
今回は「醤油ラーメン」750円に100円で「鶏チャーシュー」をトッピングしました。

チャーシュー2種、穂先メンマ、九条ネギがキレイに盛り付けられ、貫録ある一杯が登場。
なお、「鶏チャーシュー」トッピングは2枚乗ります。

5種の地鶏と水だけのスープはアッサリと上品な鶏の旨味。
醤油の旨味がカラフルで、鶏油は見た目ほど主張はしません。

モチッとした麺との相性も抜群。
万人向けでありながら、高貴さも感じます。

大きな豚チャーシューはガリシア栗豚。
漬ける醤油をラーメンの醤油ダレと同じ蔵のものに変えたそうで、以前より味が染みてます。

スープ、麺、具の全てが凛とリッチ。
最低限の素材で作られているため、ごまかしの効かない一杯です。

なお、僕だけでなく、息子もここの大ファン。
息子は「お子様ラーメン」400円。

麺の量は半分で、子供が食べやすいよう長さを半分にカット。
そこに鶏チャーシュー、3つにカットされた穂先メンマ、九条ネギ。
息子の食いつきも良いです。

そしてサイドの「地鶏そぼろごはん」250円。
たっぷりの鶏そぼろはやや甘目の味付けで、味噌ラーメンに使っている山椒がアクセント。

こちらもほぼ息子に食べられました。
同じように子連れのお客さんも多く、小さい頃から無化調の美味しいラーメンを食べるのは食育と思ったりします。
2017年からスープが「鶏と水」のスープに変わった「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
スープが変わってから二度目の訪問です。

通常の「醤油ラーメン」は750円。
「ワンタン醤油ラーメン」は+200円の950円、「特製醤油ラーメン」は+300円の1050円です。

前回「ワンタン醤油ラーメン」をいただいたので、今回は「特製醤油ラーメン」。
豚チャーシュー1枚、鶏チャーシュー1枚、ワンタン2個、味玉が入ります。

ワンタン醤油ラーメンは+200円でワンタン3個なので、どう考えても特製の方がお得。
丼には肉が敷き詰められ、麺どころか味玉とワンタンもほぼ見えません。

スープは雑味ない鶏の豊潤な旨味にあと引く醤油。
キレやパンチでは無く、上品で高級感漂う旨さです。
1月にいただいた時より更に洗練され、旨味が増した気も。

ほぼ赤身のガリシア栗豚チャーシューはしっとり柔らか。
デフォでは入らない鶏チャーシューもジューシーです。

そしてワンタンは肉餡が大きなもの。
ピリッと濃いめの味付けで、以前よりも存在感アップ。
穂先メンマも臭み無く、ご馳走感が半端無いです。

息子は「お子様ラーメン」400円。
小さな丼ですが、鶏チャーシュー、カットされた穂先メンマ、九条ネギ。
サービス品であるのは間違いありません。

調理過程を見ていると、麺も食べやすいようにわざわざ短くカット。
丁寧さを感じます。

「地鶏そぼろごはん」250円はそぼろたっぷり。
山椒が軽くアクセントになってます。

やはり「トイ・ボックス」のラーメンは進化しつつ旨い。
上品でありつつも、子供が夢中になるラーメンとしての庶民性もあります。

なお3月20日(月)は祝日ですがお休み。
京都の「らぁ麺 とうひち」の2周年イベント「水鶏の系譜」に参加するとのこと。
ロックンビリーS1」×「トイ・ボックス」×「そらみち」×「とうひち」と言う恐ろしいコラボです。
2017年から一部メニューやスープがリニューアルした「トイ・ボックス」。
まずメニューからは「鶏油そば」が無くなり、醤油ラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメンの3種に。

トッピングには「ワンタン」が加わりました。
息子と伺い、「ワンタン醤油ラーメン」950円と「味噌ラーメン」800円を注文。

まず「ワンタン醤油ラーメン」。
チャーシューが昨年の限定でも使われた「ガリシア栗豚」1枚に変わり、鶏チャーシューはデフォでは無し。
太メンマから穂先メンマに変わり、見た目も結構リニューアル。

そして一番変わったのがスープで、「地鶏と水」だけで炊いたスープに変化。
上品でスッキリとした鶏の旨味にキレ過ぎない豊潤な醤油。

麺も変わり、以前よりしなやかな細麺。
「鶏清湯」のラーメンも増えましたが、この贅沢なバランスはリニューアル「トイ・ボックス」のみ。
これでデフォの「醤油ラーメン」が変わらず750円とは凄いです。

チャーシューはスペインで栗を食べさせて育てた「ガリシア栗豚」。
しっとり赤身の旨味にサッパリとした脂身の両方が美味。

昨年12月に放送されたTV番組によれば、ガリシア栗豚を使用しているラーメン店は日本で「トイ・ボックス」のみだそうです。
新たに加わったワンタンは旨味しっかりの餡も旨ければ、長めの皮がくツルンツルンで食感も良し。

「鶏と水」のラーメンは昨年8月に限定でやっているのですが、その日は限定らしく特別感があるキレキレな味。
今の「鶏と水」はパンチでは無く、純粋に地鶏の旨味を味わえるチューンです。
「ラーメン屋」の看板どおり、鶏が好きなら万人が旨いと思える味。

そして久々に食べた「味噌ラーメン」。
こちらは以前は鶏チャーシューオンリーでしたが、ガリシア栗豚に。

甘みある味噌にスパイスが効き、パセリオイルのアクセント。
とは言ってもギンギンにスパイシーでは無く、まろやかで旨いです。

なお、ご飯ものは「肉飯」が無くなり「地鶏そぼろ ご飯」250円に変更。
このそぼろが味付け控えめで鶏が旨く、ナイスな一品です。

前述したとおりトイ・ボックスは昨年12月にTV番組に登場。
チャーシューの特集で、68度で作った鶏チャーシュー、肉飯が紹介されていました。

しかし、紹介直後にデフォから鶏チャーシューを無くし、肉飯を廃止するリニューアル。
メディアを気にせずリニューアルし、それが旨いのですからこれからも通うしかありません。
今後も楽しみで仕方ないです。
三ノ輪の名店「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
2016年の営業最終日は12月30日で、年末限定のみで営業です。

メニューは「豚と水」900円。
豚と水だけで炊かれたスープのラーメンです。
今年は「飯田商店」がリニューアルで始めた「鶏と水だけで炊かれたスープ」が衝撃の旨さ。

「トイ・ボックス」でも8月に限定で「鶏と水」をやっており、それがまた旨いのなんの。
(2017年営業初日から「トイ・ボックス」のレギュラーメニューはこの「鶏と水」に変わるそうです)
年末限定はその「豚」版と言うことになります。

先日、3周年記念の「特選素材の中華そば」をいただきましたが、そちらは王道ノスタルジー(もちろん素材は別格)。
店主さんによれば、

「今回はマニアックです」

とのこと。

デフォの鶏油同様、背脂が調理最初と最後の2回に入れられ完成。
メンマなどは乗らず、2種のチャーシュー4枚にネギのみと言う豚尽くし。

スープはアッサリ清湯で、豚と背脂の旨味と甘み。
サラリでも濃厚な旨味とコクで、ノスタルジーも感じます。
無化調、豚と水でこの味を引き出すのはやはり凄い。

プリッとした細麺との相性も良く、ストレートにハマる味です。
デフォの鶏清湯のような醤油のキレはありませんが、間違いなく旨い。

そして2種のチャーシュー。
弓豚SPFポークバラの煮豚は脂身の旨味も含めジューシー。

ガリシア栗豚ロースの焼豚は赤身の旨さを堪能できます。
「マニアック」と言っていた割には、最新の技術を活かしたノスタルジーで王道。

確かにネオクラシック的な味では無いですが、正直超好み。
やはりここは下手なもの出してきません。

また、2年半ここで働いた助手さん「トイボのメガネ」さんはこの日(12/30)で卒業。
次は別のラーメン店で修行されるそうです。

ミシュランビブグルマン「トイ・ボックス」で助手を務めたのですから、今後の独立も期待大。
今までお疲れ様でした。
12月15日に3周年を迎えた「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
3周年限定として、12月18日(日)は「特選素材の中華そば」1000円のみの営業となりました。

チャーシューや青菜が乗り、真ん中にはナルト。
レギュラーメニューのスタイリッシュなビジュアルと変わり、まさに「中華そば」。

提供時から魚介が香り、スープは恐らく地鶏と魚介のブレンド。
どちらもガツンとでは無く、上品に洗練されたバランスです。
麺も通常とは違い、プリッと弾けるちぢれ麺。

チャーシューは鶏が入らずしっとりとしたバラロール。
全体的にノスタルジックな「東京ラーメン」へのオマージュの様なものでしょうか。

ワンタンも2ケ入っていますが、餡少な目でコショウ?も効いた味。
先日の限定ワンタンとも違い、このあたりも完璧なこだわり。

パンチよりも極上素材を活かした、全体的に上品な仕上がりです。
これはこれでもちろん旨いのですが、今はデフォの醤油ラーメンの出来もかなりのもの。
もし、限定ということで久々に「トイ・ボックス」に行かれた方がいるなら、ぜひ醤油を食べて欲しいです。
ミシュランビブグルマン・ラーメン部門に初年度から掲載された「ラーメン屋 トイ・ボックス」。
「TRYラーメン大賞2016-2017」では「名店部門」の「しょうゆ」「みそ」「汁なし」の3部門で受賞する名店です。

久々に汁なしの「鶏油そば」を考えていたところ、券売機には
「本日ワンタントッピング有ります」
とのこと。

「鶏油そば」には対応していないので、いつもどおり「醤油ラーメン」750円です。
ワンタンは大きめで、まるで特製ラーメンのような具だくさんっぷり。

餡は地鶏で、中華ワンタンの様な濃い味付けではなく鶏そのものの旨み。
3つで200円はかなりお得です。

また、チャーシューは通常と違い「ガリシア栗豚」。
8月の「らの道」限定「鶏と水」で使用した豚で、しっとり赤身が旨い豚です。
たまたまワンタンとガリシア栗豚にあたりラッキー。

スープはバランス良い鶏出汁メインで豊潤。
アッサリな中に奥深い旨さが広がります。

先日の大つけ麺博「WORKSHOP」には「トイ・ボックス」も参加していますが、あちらはキレキレな醤油に鶏油のインパクト。
催事仕様の「WORKSHOP」もパンチがあって最高ですが、「トイ・ボックス」の醤油は違った旨さ。
色々とマイナーチェンジして進化しており、いつも好きな味です。
大つけ麺博第四陣に出店中の「WORKSHOP」。
「トイ・ボックス」「麺屋 KABOちゃん」「らぁ麺 すぎ本」「RAMEN GOTTSU」
「くじら食堂」「中華そば しば田」「一番いちばん」「進化」の8店舗コラボです。

「WORKSHOP」は大つけ麺博限定のグループでは無く、以前からコラボをしているグループ。
今回は参加しなかった埼玉の「中華そば 四つ葉」も含め、9店舗全てが「TRYラーメン大賞2016-2017」に掲載されてます。

まさにドリームチーム。
大つけ麺博第四陣4日目の担当店主は「トイ・ボックス」&「RAMEN GOTTSU」というミシュランコンビ。

そのほかスタッフも多数で、「Kane Kitchen Noodles」店主さんも常に居ます。
「Kane Kitchen Noodles」は「カネキッチン」として朝霞で週二日間借り営業をしていたお店。
朝霞のお店は行列店で、12月に東長崎に路面店をオープン予定です。

注文は「鶏醤油らぁ麺」に「プレミアムトッピング」500円。
本日のチャーシューは「トイ・ボックス」、「進化」、「しば田」のいずれか。
ワンタンは「GOTTSU」です。

プレミアムは具が山盛りで麺が見えません。
チャーシューはトイ・ボックスでしょうか。

そのほか手羽先、ワンタン、ウズラの玉子4ヶ。
肉だらけで食べごたえあります。

具だけでは無く、スープと麺も非常に美味。
ナイスコラボでした。
「らの道」という関西で生まれたイベントがあり、今年の夏は「らの道 Battle of R 2016」が開催。
その関東地区大将となっているのが「トイ・ボックス」です。
「らの道」はスタンプラリーなどもやっているようですが、今回はそういうのは無さそう。

「トイ・ボックス」では8月28日限定で「鶏と水」850円を提供です。
その名のとおり、鶏と水のみでスープを焚いた、通常メニューよりも「引き算」のラーメン。

パッと見はいつもの「醤油ラーメン」。
しかし、よく見るとメンマは穂先メンマで、焼豚はガリシア栗豚。

スープは提供された瞬間から香り良く、飲むと強烈な鶏の旨さ。
キレのある醤油ダレに甘みある鶏油。

そして、何と言ってもベースの鶏スープ。
デフォの「醤油ラーメン」で感じる乾物の骨太さは無く、代わりにスッキリでありながら分厚い鶏。
引き算で残った鶏と水で、非常に高いレベルの旨味を抽出。

いつもと違う滑らかなスベスベ麺も旨いです。
ガリシア栗豚の焼豚はしっとりとした赤身もプリッとした脂身も贅沢。

しかし、やはり一番すごいのはスープ。
川俣シャモのガラ、おおいた冠地どりのガラ、名古屋コーチンの丸鶏、会津地鶏の丸鶏。
いつも使用しているこれらの鶏に山水地鶏の丸鶏を加えたそうです。

「鶏と水のみのスープ」
「山水地鶏」

で思い浮かべるのはリニューアルした飯田商店。
飯田商店はエレガントを感じる絶品鶏清湯で、トイの「鶏と水」はエッジが効いたラーメン。
どちらも文句なしに旨いです。

レギュラーの醤油ラーメンも半端無い旨さですが、これはホントに凄い。
しかも嬉しいことに、いずれはデフォのラーメン自体がこれにリニューアルするそう。

まだ色々と調整するそうですが、正直、現段階で文句のつけようがありません。
まいりました。
三ノ輪のビブグルマン「トイ・ボックス」。
こちらはお盆中でも通常営業なので、初めて子供と一緒に行ってきました。

まずは「冷やしラーメン」750円。
冷やしでも厚い旨味のスープに香ばしい煮干しオイル。

しっかり〆られたハリのある細麺との相性も最高です。
やはりここの冷やしは旨い。

そして初めて注文した「肉飯(豚)」250円。
細切りの焼豚が炙られており、香ばしさが食欲を増進させます。

〆は「お子様ラーメン」400円。
小学生以下のみが注文できるラーメンです。

丼はやや小さめで、ラーメンはミニサイズの醤油ラーメン。
スープと麺を味見しましたが、5月に食べた醤油と同じく最高です。

醤油の旨味に鶏油のコク、深い深いお出汁。
子供は全メニューをひととおり食べ、最初は冷やしをかなり気に入っていました。

しかし、全て食べた後は醤油ラーメンが一番とのこと。
こんなハイレベルなラーメンを小さいころから食べて良いものなのかどうか(笑)

なお、14時過ぎにお店を出ると10人以上の行列で、この日は早めに終了していました。
8月中は休み無く通常営業だそうです。
三ノ輪の実力店「トイ・ボックス」。
7月21日のみ限定で「つけ麺」の提供がありました。

公式HPにて告知され、券売機には特に明記されず。
850円で、約50食あるそうです。

まずは小皿に塩と生海苔。
続いて麺、つけ汁。
麺は昆布水に浸かったタイプです。

まずはそのまま食べてみると、しっかりとしたコシに小麦の香り。
製麺屋さんと打ち合わせ、つけ麺用に作った麺だそうです。

塩だけでも旨いし、生海苔は少量でも結構なアクセント。
生海苔のアイデアは凄いと思います。

「このまま最後まで食べられそう」
と思ったのですが、つけ汁に浸けていただくと一瞬にして気が変わりました。

醤油の旨味と鶏油の香ばしさが、麺と絡み合ってたまりません。
特に醤油の旨味が麺に良く乗ってきます。
クッキリとした醤油のブレンドで、相当好み。

特別な仕掛けがあるわけでは無く、正統派の旨さ。
まさに「シンプルイズベスト」なつけ麺でした。
三ノ輪のミシュランビブグルマン人気店「トイ・ボックス」。
この日は「ソーキおつまみ」300円があったので、「COEDO 伽羅」450円と堪能しました。

ここのソーキは柔らかく軟骨もプルプル。
あれば必ず頼んでます。

そして麺。
鶏油そば、塩、味噌にも惹かれるものの、大好きな看板メニュー「醤油ラーメン」750円を注文。

スープを飲んでみると、グッとくる醤油ダレに分厚いお出汁。
二か月半前はまろやかな感じでしたが、今回は醤油の旨味が格段にアップ。

ベースのスープは牛骨も使用しているそうで、贅沢な厚みです。
醤油の旨味により、鶏油も以前より際立っている感じ。

鶏清湯やネオクラシカルと言う呼び方よりも、

「美味しい醤油ラーメン」

がしっくりとくる堂々たる一杯。
今の醤油ラーメン、かなり旨いです。

そして、今期も始まった「冷やしラーメン」750円。
(冷やしが始まったので、「味噌ラーメン」は夜営業のみになりました。冷やしは1日あります)

こちらも昨年よりスープに厚みがあります。
煮干しオイルのサカナ感は抑えられ、ベースとなる鶏と醤油のリッチ感が増しました。
昨年のエッジが効いたタイプから進化した感じで、今年Ver.も旨いです。
三ノ輪駅すぐ近くの名店「トイ・ボックス」。
昨年12月に2周年を迎え、今年の2月14日には周年でやる予定だった限定「特選素材の中華そば」も。

残念ながら限定は行けませんでしたが、レギュラーの「醤油ラーメン」も揺るぎない絶品です。
ジャンルとしては「鶏清湯」になるのですが、スープには実は魚介乾物やハマグリなども。

なのでベースに厚みがあります。
醤油は過度にキレさせるのではなく、舌に残る旨味。

そこに啜り心地の良い細麺。
そしてローストポークの様な柔らかい豚チャーシュー、ふんわり鶏チャーシューに太メンマ。

全てにおいて洗練されていながらも、万人が馴染みやすい一杯です。
恐らく目指しているのは、エッジを効かせたインパクトではなく、明日も食べたいと思わせる醤油ラーメンの究極系。

なので屋号に「ラーメン屋」が付いているのでしょう。
ちなみに店主さんの技術は幅広く、パセリオイルやスパイスが効いた「味噌ラーメン」は逆にエッジが効いてます。

なお、3/10(木)~15(火)には広島の「福屋八丁堀本店」にて開催される「第70回全国うまいもの大会」に出店。
「トイ・ボックス」初の催事出店です。

個人店なので、そのため3/7(月)~3/16(水)まではお休みとなります。
どうぞご注意ください。
日比谷線三ノ輪駅近くの「トイ・ボックス」。
2年連続ミシュランビブグルマンに選出されているお店です。

この日は「おつまみソーキ」300円がありましたので、それをおつまみにCOEDO。
ソーキはラーメン店で出てくるレベルではありません。
コリッとした軟骨も美味しいです。

そして、麺は「醤油ラーメン」750円。
盛り付けは美しく、黄金の鶏油にチャーシューのピンク、青ネギの緑が映えます。

スープには2016年から「おおいた冠地どり」のガラも追加。
基本路線は大きく変わりませんが、それぞれの素材がシャープになった印象。

醤油は舌に心地よく味が残り、鶏油は香りもコクもアップ。
特に鶏油は数日前から採り方を変えたそうで、かなり美味しくなってます。

具も常にブラッシュアップされており、豚チャーシューは抜群の柔らかさ。
低温調理では無いそうですが、この柔らかさは凄いです。

極太メンマも柔らかく、ストレスを感じない歯触り。
上品すぎず、尖りすぎず、絶妙なバランスの醤油ラーメン。

インパクトやパンチを目指していないのは明らかで、幅広い客層もそれを物語っているような。
ホント、大好きなラーメンです。
日比谷線三ノ輪駅近くの「トイ・ボックス」。
2年連続ミシュランビブグルマンに選出されているお店です。

この日は「おつまみソーキ」300円がありましたので、それをおつまみにCOEDO。
ソーキはラーメン店で出てくるレベルではありません。
コリッとした軟骨も美味しいです。

そして、麺は「醤油ラーメン」750円。
盛り付けは美しく、黄金の鶏油にチャーシューのピンク、青ネギの緑が映えます。

スープには2016年から「おおいた冠地どり」のガラも追加。
基本路線は大きく変わりませんが、それぞれの素材がシャープになった印象。

醤油は舌に心地よく味が残り、鶏油は香りもコクもアップ。
特に鶏油は数日前から採り方を変えたそうで、かなり美味しくなってます。

具も常にブラッシュアップされており、豚チャーシューは抜群の柔らかさ。
低温調理では無いそうですが、この柔らかさは凄いです。

極太メンマも柔らかく、ストレスを感じない歯触り。
上品すぎず、尖りすぎず、絶妙なバランスの醤油ラーメン。

インパクトやパンチを目指していないのは明らかで、幅広い客層もそれを物語っているような。
ホント、大好きなラーメンです。
三ノ輪の名店「トイ・ボックス」の助手「トイボのメガネ」さん。
その助手さんによる限定「ニボ助(濃)」800円をいただきました。

助手さんによる限定は2回目で、1回目は先週の限定「ニボ助」。
これがキレッキレな純煮干で、煮干ファンにはたまらない素晴らしい出来。

前回は純煮干でしたが、今回は煮干し×鶏白湯です。
泡立ったスープはきめ細かく、マイルドな白湯。

口当たりがとても良く、一口目で「おっ」と思うくらい。
煮干はしっかりながら前回より塩分控えめで、こちらの方が更に好み。

そこに合わせるのはレギュラーの醤油タレ、鶏油、醤油ラーメンの麺。
煮干で白湯となるとガッツリ濃厚なものもありますが、これはサラリと上品。

バランスが良く、きっちりと個性が出ています。
(トイの醤油ダレ、鶏油による個性ももちろんあると思いますが)

普段、煮干を食べないトイ店主も今回は二回味見したそうです。
「トイ・ボックスの助手」に恥じないラーメンでした。
次回も楽しみにしてます!
三ノ輪の名店「トイ・ボックス」。
そこの助手さんである「トイボのメガネ」さんの初限定が出ました。

限定20食の「ニボ助」700円がそれです。
助手さん作の煮干しオイル、専用のカエシ、煮干しスープ。

純煮干とのことで大量の煮干を使用しており、味が強めでキレッキレ。
エグミは無く煮干しの旨味満載。

下手な煮干し店よりも旨いです。
麺はトイの塩専用麺とのこと。

トイでは限定の塩煮干を食べたことがありますが、あれよりも攻撃的。
助手さんの個性が出ており、かなり好み。
次回も期待してます!
三ノ輪のミシュラン店「トイ・ボックス」。
最近は平日でも外待ちが多い人気店です。

COEDOをいただいてから、この日は「味噌ラーメン」800円。
甘さとスパイシーが絶妙にブレンドされた味噌に分厚い鶏スープ。

ベースは清湯ですが、もの凄く濃厚な旨味です。
昨年秋から始まった味噌ですが、スープが進化して以前よりも重厚。
パセリオイルの清涼感も加わり、最後まで飽きません。

ここのイチオシは「醤油ラーメン」ですが、個性的な味噌も間違いなくオススメ。
食べ終えたときの満足感がハンパないです。
三ノ輪のミシュラン店「トイ・ボックス」。
たまにここの醤油ラーメンが食べたくて仕方なくなります。

この日もCOEDOの伽羅と瑠璃を飲んでまったりしました。
昨年やった限定「メヒコなつけ麺」の再登場を聞いたところ、手間がかかるそうでやる予定は無いそうです。
食べてみたかっただけに残念。

ただ、今回は青唐辛子と江戸甘味噌を漬け込んだので、何かに使うかもしれないと。
味見させてもらったのですが、予想以上に辛さが口に残ります。
つまみとしては最高ですけど(笑)

飲みながら調理を見て「鶏油そば」にも心揺らぎましたが、初志貫徹で「醤油ラーメン」750円。
スープは醤油、鶏油がそれほど強くは主張せず、鶏スープの旨味が中心。

鶏清湯にしてはキレやコクよりもスープが中心に添えられ、堂々たる風格です。
スープに自信がないとこのバランスではやれないでしょう。

ネオクラシカルな鶏清湯を出すお店が増えましたが、改めてここは唯一無二と再認識。
「鶏油そば」ではなく、汁もの頼んで正解でした。
店主さんの幅広い技術は間違い無いので、今後の限定も楽しみにしてます。
三ノ輪のミシュラン店「トイ・ボックス」。
最近始まった冷やしも猛烈に美味しいのですが、今日は基本の「醤油ラーメン」750円。
もう、見た目から完璧な鶏清湯。

最後まで持続する醤油ダレの旨味に、サラリとした香り豊かな鶏油。
後半はベースの鶏スープのが主体となり、なんとも言えない極上な味です。

特に醤油ダレの余韻が素晴らしい。
店主さんに言われて思ったのですが、味醂や酒の構成が重要なポイントかも。

ハリのあるストレート細麺、しっとりとした鶏豚チャーシューに太メンマ。
ここは具の完成度もピカイチ。

限定だけではなく、レギュラーが美味しいお店は信頼が置けます。
都内の鶏清湯では間違いなくトップクラス。
寄り道する価値が十分すぎるほどあります。
三ノ輪の名店「トイ・ボックス」。
夜は大行列にはならないものの、19時台はチラホラ外待ちが出来てます。

今回は未食の「塩ラーメン」800円をいただきました。
醤油とは違った美しさです。

スープは、醤油に比べると穏やかな味わい。
キレキレでは無く、ベースの鶏出汁を中心としたじんわり系です。
コーレーグースも香りますね。

同じくロックン系な「らあめん忘八」の塩も同じような感じでした。
どちらかと言えば醤油の方が好みですが、これはこれで美味いです。

また、味見した冷しラーメン。
こちらは先日食べたとおり、煮干のオイルによりビシッとエッジが効いて中毒性あり。
これから各店が冷やしを始めると思いますが、その中でも相当好みのタイプです。
開店から一年ちょっとでミシュランに掲載された実力店「トイ・ボックス」。
「冷しラーメン」750円が始まったので行ってきました。

まずはCOEDOの伽羅と瑠璃でエンジンをかけてから冷やしを注文。
冷やしなのに、香りがお魚です。

飲んでみると、煮干のオイルがガツン。
冷やしでもパンチがあります。

途中からオイルが少なくなると、ベースのスープの美味さが前面に。
煮干では無く、レギュラーの鶏スープだそうです。

これが冷えても美味しいスープで、もの足りなさがありません。
鶏特有のトロミもあります。
昆布によるトロミかと思うほどですが、そうでは無いそうです。

細くてハリのある麺にクッキリとした冷やしスープ。
満足感高いです。

やはりトイはセンス良いですね。
この夏は色々な冷やしを考えているようなので、そちらも楽しみです。

日比谷線三ノ輪すぐ近くのトイ・ボックス。
まずは「COEDO 伽羅」450円で喉を潤します。

それに「ソーキおつまみ」300円。
ソーキご飯もあるのですが、おつまみにすると盛りが良いです。

味が染みて柔らかく、軟骨もポリポリいけます。
ラーメン店でソーキが食べられるのも驚きですが、300円でこれほど盛りがいいソーキにもっと驚き。

麺は「醤油ラーメン」750円。
1月に食べた時は、丸鶏ベースで上品さも感じる味でした。

今はシャモガラが加わり、以前の様なパンチとワイルドさが戻ってます。
更に魚介も減らしたそうで、鶏と生醤油が抜群の美味しさ。

未食の塩と迷ったのですが、やはり醤油にして良かったです。
なお、先日サンジャポに出ましたが、大行列になるほど混んでません。
これだけの味が手軽に食べられるのは嬉しい限りです。
年明け初めてのトイ・ボックス。
COEDO伽羅とおつまみセットで喉を潤した後は、久々の「醤油ラーメン」です。
限定ばかり食べていたので、デフォは久しぶり。

スープを丸鶏に変えたとのことで、以前よりも上品で奥行きがある感じ。
鶏と生醤油の旨味が、深く、深く染み渡ります。

最近はガツンと来る限定ばかりでしたが、デフォの醤油、しみじみ旨いですね。
なお、今は肩ロースのチャーシューも、いずれは焼豚に変わるそう。
それに合わせて味の微調整も入るようなので、今後も楽しみです。
トイ・ボックスの今年最後の営業日は、四つ葉でのコラボラーメンを翌日に控えた12/30。
この日は限定の「牛出汁ラーメン」80食のみです。

胡椒ご飯カルピスバター添えは売り切れになってましたが、ローストビーフは残ってました。
「牛出汁ラーメン」1000円+「ローストビーフ」100円を注文です。

しっかりと濃い牛出汁の甘さに、キレのある醤油がビシッと決まってますね。
牛と醤油がガッチリとぶつかり合ってメリハリがあり、箸が止まらない美味しさ。
醤油の風味と香りががとても良いです。

キレイなピンクのローストビーフはもちろん、牛の時雨煮がとても美味。
こちらも、牛と醤油の相性を再確認させてくれます。

やはりトイ・ボックスは旨い。
来年からは醤油ラーメンのスープとカエシが変わるそうなので、またお邪魔させていただきます。

ミシュランにも掲載された鶏清湯の名店「トイ・ボックス」。
12/15に一周年を迎えると言うことで、12/14(日)に一周年限定ラーメンが提供されました。
135食限定1000円で、スープには比内地鶏、会津地鶏のガラ、タマシャモ、名古屋コーチン、会津地鶏の丸鶏を使用しているとのこと。

見た目はレギュラーメニューの醤油そばとほぼ同じです。
しかし、スープ、麺、醤油ダレ、全てレギュラーとは別モノ。

様々な地鶏を使ったスープは上品で、フレッシュでキレのある醤油ダレが香り高く広がります。
じんわりではなく、スープのひと口ひと口が美味いですね
エレガントで華麗な味だと思います。

ツルツルの細麺も相性良く、ロックン系鶏清湯の、ひとつの理想形じゃないでしょうか。
チャーシューも恐らく別物で、肉の旨みしっかり。
一周年にふさわしい素晴らしい限定でした。
TRY新人賞を醤油、塩、味噌、汁なしで受賞した三ノ輪のトイ・ボックス。
限定の「塩煮干そば」800円をいただいてきました。

前の日にツイートで告知があり、昼から限定20食。
夜は5食しか残っていないとのことで、猛ダッシュです(笑)

COEDO瑠璃で喉を潤していると、ほどなく塩煮干そばが到着。
塩といってもベースのスープ自体が濃い色で、透明度は高くありません。

スープは煮干の旨みがかなり凝縮。
ややビターで会津地鶏鶏油の余韻もあり、ものすごく美味いです。

具は鶏豚のチャーシューと太メンマ。
大きくてふんわり柔らかい鶏、シルキーでとろける豚。

ここのチャーシューはかなりレベルが高く、鶏は今まで食べた中でも1、2を争います。
レギュラーメニューはもちろんのこと、たまにやる限定メニューのクオリティもハンパなし。
センス良いし、引き出しも多いと思います。
トイ・ボックスで限定の「ガイ・キッチンリバイバル」をいただきました。
もともと他店の定休日に「ガイ・キッチン」という名で間借り営業していたのがこちらの始まり。
その時代のラーメンの再現で、喜多方風とのこと。

トイお得意の鶏油では無く、背脂が浮いてます。
ナルトが載ってクラシカルな見た目ですが、盛り付けはキレイ。

こちらは煮干しが効いたスープで、動物系は鶏でしょうか?
なかなか厚い旨味の中にキレも感じます。

麺は鶏油そばで使用している平打ち中太麺。
茹で前にしっかり揉むことによって、ちぢれを出しているそうです。
硬めの茹で加減で、ボリュームもしっかり。

スープが後引く感じで美味しかったです。
ホントここはセンスいいな~と再確認しました。
先月始まった味噌も好評なトイ・ボックス。
この日は鶏油そばをいただきに来ました。

単品で600円というありがたいお値段ですが、ビールとセットの食券を買えば更に50円引き。
ビールはスーパードライが500円、COEDOの伽羅と瑠璃が450円で、セットで買えばそれぞれ1050円、1000円になります。

と言うことで、「鶏油そば COEDO瑠璃セット」1000円を注文です。
グラスが陶器というところにこだわりを感じますね。

鶏油に少量の出汁、タレを加え、そこにキレのある湯切りをされた麺投入。
事前にしっかりと混ぜ合わせてます。

その上に短冊の豚チャーシュー&鶏チャーシュー、メンマ、2種のネギを入れたら再度鶏油。
完成された一杯は、青ネギとチャーシューのピンクが映えて和の美しさにも思えます。

麺は中細平打ち麺で、鶏油とタレが絡みネットリ濃厚です。
ここの鶏油で油そばなんて、絶対美味しいだろうな、と言う予想通りの旨さ。
コッテリ重過ぎはしませんが、鶏油を纏った麺はヌラヌラと艶やかです。

具としてはしっとりチャーシューも良いですし、大きなメンマも良いアクセント。
スープを使わないからでしょうが、醤油ラーメンより150円も安い600円とはCP良すぎです。

ここの売りは間違いなくロックンな醤油ラーメンですが、鶏油そばもオススメ。
丼に残った油をご飯で拭いたいくらい美味でした(笑)
開店から一年未満で三ノ輪の有名店となった「トイ・ボックス」。
開店当初に伺いましたが、ロックン系の鶏清湯が美味でした。

夏は冷やしをやっていたようですが、9月2週目から「味噌ラーメン」800円が始まったので訪問です。
なお、現在のレパートリー醤油、塩、鶏油そば。
鶏油そばとビールのセットがそそります(笑)

キレのいい湯切りに繊細な盛り付けで提供。

辛味噌を主体にした味噌スープは、山椒も効いてややスパイシー。
花椒かと思ったら、国産の「ぶどう山椒」というものを使用しているそうです。

そして、バジルっぽいものはパセリとグレープシードオイル。
こちらも香りがよく、よく考えられています。

しなやかな麺との相性も良いし、バラロール、鶏チャーシューも大きくて食べ応えあります。

味噌と言えば冬のイメージですが、夏でも食欲増進的なスパイス感でした。
個性的で美味しい味噌ラーメンだと思います。
三ノ輪のラーメン屋さん。
12/15に開店したばかりです。

新店とは言っても、店主さんはやまらぁや、麺処晴などを間借りして「ガイ・キッチン」というラーメン店をされていた方。
それぞれのお店の定休日に不定期で行っていたものですが、評判が良くて気になっていました。

場所は日比谷線三ノ輪駅から歩いて2、3分。
土曜の夜に行くと3席ほど空いてましたが、すぐに満席。
外待ちが出来ました。
お祝いの花は店内に移動されていましたね。

注文は「醤油ラーメン」700円。
開店当初の券売機には2段目に「塩ラーメン」(表示は売り切れ)があったみたいですが、2段目も醤油になっていました。
しばらく塩の提供は無さそうです。

カウンターから調理風景が丸見えで面白いです。

鶏油はスープを入れる前、最後の仕上げと2回入れてますね。
チャカチャカとリズム良い湯切りも鮮やか。
盛り付けも丁寧です。

見た目、素晴らしく美しいです。
まさにため息が出るくらい。

スープはダイレクトに鶏。
鶏油でメリハリが付き、鶏の旨味が濃厚です。
ベタベタはしておらず、ずっと飲んでいられそう。

麺はストレートの細麺。
小麦が詰まっている感じでコシがあり、風味も良いです。
鶏清湯ラーメンの中では、一番好きな麺かもしれません。

チャーシューは豚のバラロールと低温調理の鶏胸肉。
どちらも良いですが、個人的には豚の方が上。
脂身の甘みが出ていてジューシーです。

メンマは穂先メンマが2本。
ザクザクと良い食感です。

鶏清湯と言えば今年はやまぐちを思い出しますが、こちらも相当な実力店だと思います。
遠征した甲斐がある味でした。

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5位

中華そば しば田 (仙川 / ラーメン)

39回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2024/07訪問 2024/07/04

創業10周年を経て厚みを増した「中華そば」 ※8月下旬~9月初旬 狛江駅徒歩1分に移転予定

昨年12月に10周年を迎えた仙川の名店「中華そば しば田」。
先日、狛江への移転が発表され、現在の店舗は8月下旬から9月初旬で営業終了となります。

現在のメニューは以下のとおり。

「中華そば」1200円
「塩そば」1200円
「煮干しそば」1200円
「特製」450円 ※バラチャーシュー・味玉・わんたん2個追加

お店に伺うのは約1年ぶりですが、タッチパネル券売機になってます。

「中華そば」1200円
丼を覆いつくすロースチャーシュー2枚。
青ネギと白髪ネギが盛られ、チャーシューの下にカット穂先メンマが潜んでます。

スープはストレスなく染み渡る地鶏中心の旨味。
昔ほど醤油の旨味が前面には出てこず、後半醤油が上がってきます。

10年前のオープン時とは全く違うリッチな出汁。
2019年に大きくリニューアルしましたが、その時よりも結構変わっています。

麺は自家製のストレート細麺。
しなやかでモチモチの美味しい麺です。

ロースチャーシューは肉自体の旨味がしっかり。
10年の時を経て相当完成された一杯です。

2013年のオープン当初から伺ってるので、見慣れた厨房も感慨深い。

「この狭い厨房でよく10年やってきたと思いますよ(笑)」

と柴田店主も仰っていました。

また、現店舗は仙川駅から徒歩10分かかりますが、新店舗は狛江駅から徒歩1分。
席数も多くなるそうなので、伺うのが楽しみです。
京王百貨店新宿店にて開催中の「京王沿線グルメフェア」。
10月26日(木)~31日(火)の開催で仙川の名店「中華そば しば田」が出店しています。

今回の催事メニューは以下のとおり。

「中華そば」1200円
「特製中華そば」1680円 
「味玉中華そば」1350円

特製はバラチャーシュー、味玉、雲吞2個が追加されます。

「中華そば」1200円
お店と同じ丼に濃い色合いのスープ。
丼を覆いつくす2枚のチャーシューに2種のネギ、チャーシューの下にメンマです。

スープはまず華やかな醤油の味わい。
その醤油を支える上品かつ濃密な鶏出汁が絶妙な余韻を生み出しています。

現在は4種の地鶏に9種醤油のブレンド。
鶏油が減った後半は、高級和食の鶏出汁に近い上質なスープになります。

麺はスープを良く拾うモチモチのストレート細麺。
自家製または「しば田」レシピと思われる美味しい麺です。

大判のチャーシューは薄すぎず食べ応え十分。
スモーキー風味なものもあり、催事でも美味しいチャーシューです。

出汁の染みたメンマなど、9割5分ほどはお店と同じクオリティ。
仙川駅からも離れた場所にあるお店なので、新宿駅西口すぐ近くで食べられるのは間違いなく貴重です。
今年12月に10周年を迎える仙川の「中華そば しば田」。
食べログ百名店にして食べログ都内ラーメンランキングでは6位(2023年7月現在)となっています。

現在のメニューは「中華そば」に「塩そば」の2種。
創業時からのメニュー「煮干しそば」は2023年で提供終了となっています。

となると、気になってくるのが「塩そば」。
「塩そば」は当初、鴨・地鶏スープ×魚介スープのWスープで煮干し出汁を使用していたからです。

「塩そば」1080円
丼を覆いつくす2種の銘柄豚チャーシューに2種のネギ。
メンマはチャーシューの下に潜んでいます。

スープは厚みある芳醇な鶏の旨味にキレではない煌めく塩ダレ。
最近、鴨を止めてホロホロ鶏にしたことで肉の濃密な旨味が出ています。

「煮干しそば」を終了する前から「塩そば」も「中華そば」と同じスープにしていたそう。
「鶏と水」ではなく昆布なども少量使用しており、後半は旨味の余韻が続きます。

麺は自家製の極細しなやか麺。
極細なのでスープを良く拾い、溶ける様な食感がサスガです。

銘柄豚のチャーシューもしっとり贅沢。
出汁の染みたメンマも美味しいです。

煮干しが入らなくなったことにより、「塩そば」はガラリと変わった印象。
「飯田商店」の「しおらぁ麺」にも似た旨味溢れる一杯に仕上がってます。

なお、暑さのため今年は「つけ麺」の販売も予定しているそう。
創業時はしばらくやっていましたが、自家製麺になってからの「つけ麺」相当楽しみです。
今年9周年を迎える仙川の百名店「中華そば しば田」。
松坂屋上野店の「秋のうまいもの物産展<9/14(水)~20(火)>」にイートインで出店します。

「しば田」は今年6月に放送されたアド街で仙川6位となった超人気店。
今までに何度か催事に出店していますが、今回で恐らく最後の催事出店だそうです。

催事メニューは以下のとおり。

「中華そば」1080円
「特製中華そば」1480円
「味玉中華そば」1200円

会場では「銘店伝説 中華そばしば田」チルド麺も販売してます。

「中華そば」1080円
2種のチャーシューにメンマ、立体的な2色ネギとお店と同じ盛りつけ。
丼もお店と同じものを使用しています。

スープは清湯でアッサリでも一口目からしっかりと旨味。
鴨脂の香ばしさに「しば田」ならではの醤油のブレンドがベストマッチです。

途中でオイルが減ると今度は豊潤な鴨&地鶏出汁に醤油のバランスに変化。
「しば田」は創業当初から醤油の旨味が抜きんでており、「鶏醤油」でも特別感あります。

麺は縮れたモチモチの細麺。
しっかり茹で上げられた柴田店主レシピの麺でスープとの相性も抜群です。

銘柄豚チャーシューはしっかりと素材の旨味。
出汁の染みたメンマともども、具材も丁寧な処理が光ります。

僕は「しば田」創業以来30回以上食べていますが、催事でも9割強本店を再現したクオリティ。
(もちろん今は創業時よりも格段に旨くなっています)
本店は仙川駅から離れた住宅街にあるので、上野でこの一杯が食べられるのは相当良い機会だと思います。
間もなく9周年となる仙川の名店「中華そば しば田」。
6月25日放送の「アド街」仙川特集ではラーメン店にしては高い6位にランクインしています。

僕は創業時から通い続け、つい先日も伺ったばかり。
仙川駅から離れた立地でも、いつも食べた後に大満足です。

数年前からお土産メニューも充実していて、今は以下のとおり。

「冷凍おみやげラーメン(中華そば・塩・煮干し)」
麺・スープ・チャーシュー・メンマ 2食入り 1800円

「おみやげ切り落とし焼豚(180g)」500円

食事営業は昼のみですが、お土産は11:00~18:00で並ばず購入できます。

「冷凍おみやげラーメン(塩)」
2食入り1800円で冷凍スープ、冷凍生麺、冷凍チャーシュー・メンマ。
スープを10分湯煎し、麺を1分30分茹で、常温で戻した具材(ぬるま湯に浸けると早いです)を乗せて完成です。

塩でも濁りあるスープは、まず「飯田商店」塩に近い鶏の旨味と甘み。
しかし煮干しスープも使用しているため、濃密で厚みがあります。

麺は自家製の極細麺。
シコシコな食感でで太いスープにベストマッチです。

そして、最近新たに加わったバラチャーシューにメンマの具材。
ジューシーなバラチャーシューが特に旨いです。

切り落とし焼豚も値段以上のボリュームと質。
いつも並んでいるのにアド街でまた混みそうですが、お土産は並ばず購入できます。
今年11月に9周年を迎える仙川の名店「中華そば しば田」。
2番目の公式なお弟子さんが先日、栃木県小山に「中華そば 卯月屋」をオープンさせています。

創業以来変わらず、仙川駅から徒歩約10分の場所。
カウンター8席という、こぢんまりとした空間も変わらずです。

主なメニューは以下のとおり。

「中華そば」950円
「塩そば」950円
「煮干しそば」950円
特製各種 1320円

特製の内容がちょっと変わり、今はバラチャーシュー、味玉、わんたん(2個)になってます。

「中華そば」950円
丼を覆いつくす大判チャーシュー2枚に2種のネギ。
チャーシューの下にメンマも潜んでます。

スープは贅沢な地鶏の出汁に華やかな醤油。
エッジよりも柔らかさと丸み、厚みのバランスが素晴らしいです。

麺は3年前から自家製となったストレート細麺。
ニュルッとしてモチモチ感があり、かなり美味しい麺です。

ほんのりスモーキーなチャーシューも秀逸。
これ系の醤油清湯としては、非の打ちどころの無い完成度です。

「ロックンロールワン(現「ロックンビリーS1」)」リスペクトとしては「トイ・ボックス」よりも「飯田商店」寄り。
と言っても模倣ではなく、柴田店主なりの一杯に仕上がっています。

「炊き込みご飯」150円
創業以来「しば田」の人気サイドメニュー。
鶏スープで炊かれたご飯は、お値段据え置きでチャーシューゴロゴロ入ったお値打ち品です。

なお、「冷凍お土産ラーメン(2食)」1800円が具付きにリニューアルし、中華そば、塩、煮干しとフルラインナップ。
家族にも評判の良い「塩そば」と「お土産切り落とし焼豚(180g)」500円を買って帰りました。
仙川の名店「中華そば しば田」。
11月28日にめでたく8周年を迎えています。

また、「TRYラーメン大賞2021-2022」では総合2位、しょう油2位、しお7位と上位入賞。
「トイ・ボックス」山上店主との対談も載ってます。

2019年のリニューアル以来メニューに変更は無く、主に以下のとおり。

「中華そば」900円
「煮干しそば」900円
「塩そば」900円

現在は昼のみ営業で平日でも常に行列。
店内は仕切りの付いたカウンター7席のみですが、調理が早く回転良いです。

「中華そば」900円
丼を覆う2枚のチャーシューにメンマ、ネギ2種。
いつ見ても美しい盛りつけです。

スープは豊潤な鶏出汁に醤油の旨味。
昔はキレのある醤油が主軸だったものの、今は出汁と醤油のバランスが見事です。

今回は一年開いてしまいましたが、以前より丸みある味わい。
地鶏に鴨、昆布を使用した出汁がじんわり染み渡ります。

麺は自家製の細ストレート。
細くともコシがあり、モチモチとして美味しい麺です。

銘柄豚のロースチャーシューは肉の旨味がしっかり。
スモーキーな風味もあり、極上です。

「炊き込みご飯」150円
ファンが多い「しば田」の隠れ人気メニュー。
ラーメンの出汁を使った炊き込みご飯で、煮干し風味です。

焼豚やシイタケもゴロゴロ入って具だくさん。
150円でこのCPは凄いと思います。

オープンしてから8年間通っていますが、過去イチで優しくじんわり旨い一杯。
仙川駅から徒歩10分ちょっとあるものの、わざわざ訪れる価値のあるお店です。

なお、冷凍ラーメン等も販売しており、この日は「切り落とし焼き豚」500円を購入。
また、スーパー等でチルド麺「しば田」、「らぁ麺 すぎ本」コラボカップ麺「鴨だし塩醤油ラーメン」も販売中です。
仙川の名店「中華そば しば田」。
11月28日にめでたく7周年を迎えています。

現在のメニューは以下の3種。

「中華そば」900円
「煮干しそば」900円
「塩そば」900円

3種とも冷凍のお土産販売(2食入り1500円)もあります。

「中華そば」900円
丼を覆い尽くすのは2種のチャーシュー。
立体的に盛られた白と緑のネギも美しいです。

スープは一口目からグッと厚みある地鶏と鴨の旨味。
醤油も華やかですが、数年前に比べると出汁の方がメインなチューンです。

太い旨さなのに、無化調で後味スッキリ。
「しば田」史上過去最高のバランスかもしれません。

麺はニュルッとしなやかで、それでいてコシもしっかり。
今年夏から自家製麺になっていますが、当初よりかなり変わったと思います。

チャーシューは「いも豚」ロースに「あいぽーく」モモの2種。
スモーキーなモモも美味しいし、いも豚ロースは脂身の甘さが最高です。

もうスープ、麺、具のどれもが特別感。
数年前に比べると全てブラッシュアップされ、相当旨い一杯に仕上がってます。

また、「しば田」は冷凍お土産の完成度も高く、過去に食べた「中華そば」「煮干しそば」も高いクオリティ。
今回は「お土産 塩そば(2食入り)」1500円と「お土産切り落とし焼豚(150g)」500円を購入しました。

柴田店主は飲んだ後に「塩そば」を食べるのが好きとのこと。
年末年始にいただくのが楽しみです。

※冷凍ラーメンは通販もやってます。
https://shibata1128.thebase.in/
仙川の名店「中華そば しば田」。
各種メディアにも良く登場し、TBS「ジョブチューン」ではインスタントラーメンアレンジ「鶏醤油ブラック」を紹介していました。
https://topics.tbs.co.jp/article/detail/?id=9794

2019年7月に丼やメニュー等大きくリニューアルしましたが、8月24日(月)からは更にマイナーチェンジ。
麺が自家製麺になり、デフォのチャーシューが「豚×鶏」から「豚ロース×豚モモ」に変わっています。

「中華そば」900円。
大判の豚チャーシュー2枚が丼を覆い尽くし、麺はほぼ見えません。
開店当初からお馴染みのカイワレは無くなり、青ネギの細切りになってます。

スープを飲んでみると、香り高い醤油に芳醇なスープ。
「しば田」と言えば鮮やかな醤油を主軸にしたスッキリスープのイメージでしたが、かなり厚みを増してます。

新たに豚を入れたのかと思ったほどで、柴田店主によれば単に食材を増量したとのこと。
後半になると醤油の余韻がより華やかになります。

麺は自家製になりましたが、以前も特注だったので見た目は大きく変わらず。
しかしネッチリとより粉を感じる食感になり、小麦の甘さもあります。

大判の豚ロースは茨城県産「瑞穂のいも豚」。
柔らかくジューシーでしっかり味も染みてます。

そしてお初となる豚モモは愛知県産「あいぽーく」。
こちらは吊し焼きでスモーキーな香りが素晴らしく、モモでもパサらず旨いです。

味の染みたメンマも美味しく、どれもが極上。
2019年7月以降に食べてない方は、食べたら驚くレベルのブラッシュアップだと思います。

最近は「鶏清湯」が増殖し、「またおま」系なんて言われることも。
※増殖するジャンルのラーメンに対し「またおまえもか」を略した言葉。
 昔は「豚骨魚介」によく使われていました。

しかし、このスープにこの豚、麺は唯一無二。
創業から7年目に突入してなお、まだ旨くなるのが凄いです。

なお、「お土産ラーメン」1500円に「お土産焼豚」600円も販売中。
前に購入した「中華そば」が美味しかったので、今回は「煮干しそば」と「焼豚」を購入しました。

以前購入した「お土産中華そば」の麺は三河屋製麺の特注でしたが、今回は自家製麺。
冷凍スープを湯煎し、冷凍麺を1分30秒ほど茹でればOKと相変わらず簡単です。

そこにカット販売の「お土産焼豚」を乗せて完成。
自前のネギを乗せるだけで見栄えが素晴らしくなります。

スープは淡麗でもビシッとエッジが立った煮干し。
香ばしさにビターさもあり、モチモチな自家製麺も素晴らしく合ってます。

お土産焼豚はモモでスモーキー。
しっとり柔らかく、お店同様肉質は上質です。

お土産でもお店と遜色なく旨いラーメンと焼豚。
特に「お土産焼豚」は180g600円なので相当お得だと思います。
なお、お土産のみなら並ばずお店で購入できます。
調布の名店「中華そば しば田」。
現在はコロナ対策で昼のみ営業、席数も7席に減らしています。

メニューは「中華そば」「煮干しそば」「塩そば」の3種。
今回の注文は「塩そば」850円です。

「塩そば」は昨年7月のリニューアルで初登場したメニュー。
黄金のスープンに大判チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、ネギにカイワレと美しいです。

スープはクリアかつほどよい厚みでまろやかな鶏油。
塩ダレは尖り無く丸みがあり、時おりミネラル感が舌に溶け込み後引く味わいです。

調理工程を見ていると、鴨&地鶏スープに煮干しスープを少しブレンド。
最初から明確に魚介を感じる訳ではありませんが、後半はサカナが見え隠れします。

醤油の「中華そば」に比べると優しいバランスですが、全ての旨味が一丸となった凄い味。
プリプリと弾ける全粒粉入りの極細麺も良く合います。

大判の豚チャーシューはしっとり柔らかく、質も調理も極上。
フンワリな鶏ムネ肉にゴリッとしたメンマまで隙なく旨いです。

「しば田と言えば醤油」なのでなかなか「中華そば」から浮気できず、リニューアル以降「塩そば」を頼むのは初。
しかし、「ついでに作った塩」とは全く違う素晴らしい作品です。

鶏ベースでも軽い「塩」になっていないのは、「煮干しそば」のおかげでしょうか。
ストイックな柴田店主らしい考え抜かれた一杯だと思います。

また、冷凍の「おみやげ中華そば(2食入り)」1500円も販売開始。
お土産だけ買う場合は並ばずに購入でき、お土産販売は18時まで行っています。

店舗横の部屋を工事し、そちらで製造しているようで箱に入って立派。
なお、数ヶ月後にはそこで自家製麺も始めるそうです。

箱の中には冷凍スープ、冷凍麺がそれぞれ2個で具無し。
冷凍スープを15分湯煎し、麺を1分から1分30秒茹でて完成と簡単です。

具は無いので自前のチャーシュー、ネギ、カイワレを盛り付け。
鴨の香りと旨味のコクが凄く、醤油の余韻は間違いなく「しば田」の「中華そば」です。

プリプリの全粒粉入り麺も秀逸で、冷凍でもかなり良く再現された一杯。
清湯のアッサリ醤油が好きであれば、かなりオススメです。
先日6周年を迎えた仙川の名店「中華そば しば田」。
昨年7月にリニューアルし、「王様のブランチ」では「食べログ4」の店として紹介されました。

ブランチが年末に再放送されたこともあり、平日でも開店時20人以上の行列。
その後も行列が伸びていたので、可能であれば開店前に並んだ方が良さそうです。

リニューアル後のメニューは以下のとおり。

「中華そば」850円
「煮干しそば」850円
「塩そば」850円

注文は「中華そば」850円に「炊き込みご飯」150円。
リニューアルでモダンになった丼に豚鶏2種のチャーシュー、メンマ、白髪ネギ、カイワレ。
キレイな豚チャーシューが大判で麺が見えません。

スープはまず軽やかに醤油の華麗な旨味。
続いてアッサリと芳醇な鶏と鴨がやってきます。

「しば田」の中華そばは醤油の旨さが特徴。
以前は醤油を引き立てるスッキリ出汁でしたが、今は立体感を増した様に思います。

オイルも香ばしさより上品な甘み。
モチモチ感とした細麺との相性も抜群です。

豚チャーシューは国産になり、恐らく銘柄豚。
「飯田商店」に近い、肉そのものが美味しいチャーシューです。

鶏チャーシューはフワフワで、和出汁の染みたメンマも美味。
7月のリニューアル直後よりも、今の方が更に色々変わっている気がします。

そして久々に注文した「炊き込みご飯」。
こちらは「しば田」スープで炊き込まれ、この日は煮干し出汁。

豚チャーシュー、鶏チャーシュー、干しシイタケがゴロゴロ入り、硬めに炊かれたご飯もグッド。
150円という価格も素晴らしく、お腹に余裕があればマストなサイドだと思います。

柴田店主は食材の告知などを一切しませんが、かなりブラッシュアップした印象。
リニューアル時に加わった新メニュー「塩そば」も気になるものの、今の「中華そば」は相当魅力的です。

また、2月からは「らぁめん花月嵐」でコラボメニューも提供開始。
今年の「しば田」も楽しみです。
小田急新宿店にて初開催中の「TRYラーメン大賞・フェスティバル」。
10/30(水)~11/4(月・振)の開催で「らぁ麺 飯田商店」に続いては「中華そば しば田」に伺いました。

こちらは現在「食べログ」全国No.1ラーメン店で、僕も年数回訪れる好きなお店。
お店は仙川にあるのですが、先日、TV番組「王様のブランチ」で紹介されて更に行列が伸びてます。

催事メニューは以下のとおり。

「煮干しそば」880円
「背脂煮干しそば」980円 ※TRYラーメンフェス限定 各日限定200杯
「味玉」150円

注文は限定の「背脂煮干しそば」980円。
こちらも厨房がちゃんと見え、柴田店主が作っています。

丼には2種のチャーシュー、メンマ、刻みタマネギ、カイワレ、背脂。
スープを飲むと、まずビターな煮干しの旨味を感じます。

「煮干しそば」はもうちょっと淡い色なのですが、「背脂煮干しそば」のスープは黒。
醤油ダレを変えているようで、クッキリな味わいです。

全粒粉入りの細麺もしなやかで美味。
2種のチャーシューはもちろん、ゴリゴリのメンマも旨いです。

並んではいますが、回転はかなり早め。
「飯田商店」「しば田」が同じスペース(しかも室内)で食べられるなんて、超豪華なフェスだと思います。
食べログ4.0超えの「中華そば しば田」。
最寄り駅の仙川駅から離れていますが、昼は常に行列ができる人気店です。

そんな「しば田」が7月23日からひっそりとリニューアル。
マイナーチェンジはしているものの、大きく変わったのは2013年11月のオープン以来初めてです。

一番の大きな変化はメニュー。

「中華そば」「煮干しそば」に加え、新たに「塩そば」が加わりました。
そしてトッピングには「ワンタン」が登場。

「中華そば」も変わったという情報も見たので、注文は「ワンタン中華そば」1030円+味玉。
すると丼が以前のレトロなタイプから今風のものに変わり、もの凄く新鮮。

メンマは中道は無く端に添えられ、中央には変わらず白髪ネギにカイワレ。
チャーシューは豚ロースと鶏の2種に変わっています。

スープを飲むと、アッサリと鶏、鴨、醤油の旨味。
柴田店主に聞くと、「中華そば」のスープはリニューアルに合わせて大きく変えたわけでは無いとのこと。

僕は数年定期的に頂いているのですが、ここのスープは常にマイナーチェンジしています。
大まかな方向性は同じでもバランスが違い、鴨油が主張したり醤油が主役だったり。

今回は、まず鶏と鴨の旨味がフワッと上品。
醤油は最初穏やかで、後半余韻を増していく感じでした。

麺は一見変わりませんが、加水高めになりニュルッとした食感。
スープとの馴染みがより良くなったようにも感じます。

新たに加わったワンタンは大きめで食べごたえ十分。
スープは大きく変わらなくても、具と麺、それに器が変わると大分印象が変わりました。

なお、「塩そば」は「中華そば」のスープに魚介のWスープ。
塩ダレにも節を使用して出汁の厚みがあるそうで、そちらも楽しみ。
近いうちに頂きたいと思います。
仙川の名店「中華そば しば田」。
採点方法が変わったのか「食べログ」ではラーメンジャンルで全国1位となってます。
(2019年5月27日現在 2位は「らぁ麺屋 飯田商店」3位は「中華蕎麦 とみ田」)

現在のメニューは「中華そば」830円と「煮干しそば」830円の2種。
「煮干しそば」もかなり旨いのですが、今回は看板メニュー「中華そば」830円+味玉です。

小ぶりでクラシカルな丼にナミナミ注がれたスープ。
3枚のチャーシューの上にメンマ、ネギ、カイワレと相変わらず独特でそそるルックスです。

スープは醤油の旨味に鶏油のコク。
アタックでは無く、口の中で華やかに旨さが広がっていきます。

鶏出汁を目立たせるのでは無く、鶏は軽やかに下支え。
醤油もキレでは無く色鮮やかに染み渡ります。

油が減ってくるとよりクリアでスッキリですが、もの足りなさ皆無の素晴らしいバランス。
全粒粉入りのフワッとした細麺との相性も最高です。

チャーシューはちょっと変わったのか、以前よりムッチリ柔らか。
コリッとしたメンマも良いアクセントです。

開店当初からここの「中華そば」を食べ続けていますが、オンリーワンで個性ある一杯。
ストイックに作り上げたスープは孤高にならず大衆性も兼ね備え、サラリーマンや年配の女性、女子高生まで並んでます。

なお、開店から5年半ほぼメニューを変えずやってきましたが、近々色々手を入れていく予定とのこと。
今から楽しみです。
そごう千葉店にて開催中の「春のセンバツ! ご当地うまいもの大会」。
3月12日(火)から18日(月)までの開催で、イートインに「中華そば しば田」が出店しています。

「しば田」はTRYなど受賞歴も多く、大阪や町田の催事にも出店経験がある名店。
催事メニューはお店の看板メニュー

「中華そば」921円
「煮干しそば」921円

の二本立てです。

注文は大好きな「中華そば」921円。
丼はお店と同じで、色の濃い綺麗なスープにチャーシュー、メンマ、白髪ネギ、カイワレがキレイに盛られてます。

スープを飲んでみると、アッサリ無化調で華やかに広がる醤油の旨味。
鴨脂のコクもあり、抜群に旨いです。

全粒粉入りの細麺はザクザクと心地よい食感。
コショウがアクセントになったムチムチチャーシューも旨いです。

お店で何十回も食べてますが、全く遜色ない一杯で正直興奮気味。
柴田店主に挨拶した際に伝えると、お店と全く同じ仕込みをしているそうです。

違うのはメンマにしっかりカツオ出汁が効いているくらい。
これはメンマが新しいかららしく、むしろお店より旨いです。

「しば田」は都内と言っても仙川というレアな駅にあり、駅からも徒歩10分以上。
それが千葉駅すぐそばの「そごう」で簡単に食べられるのは凄いことです。

僕が伺ったのは土曜14時前で10人ほどの待ち。
それでも20分ちょっとで食べられたので、相当狙い目だと思います。
仙川の名店「中華そば しば田」。
最寄り駅は京王線仙川駅ですが、徒歩10分ほどかかります。

冬だからか「つけそば」は無く、メニュー「中華そば」830円と「煮干しそば」830円。
注文は「中華そば」830円+味玉です。

丼には、なみなみと注がれた濃い色のスープ。
3枚のチャーシューにメンマ、白髪ネギ、カイワレといつものキレイな盛り付けです。

スープを飲んでみると、スッキリとしたボディにジュワッと醤油の旨味。
香ばしい鴨油も良い味を出していますが、あくまでもパンチでは無く穏やかにあと引く旨さです。

昔は「醤油」を中心に組み立てられたスープに思えましたが、今は醤油、出汁、油のバランスが素晴らしい。
鶏に醤油でもステレオタイプにならず、個性が強く唯一無二の味です。

三河屋製麺の極細麺は全粒粉入りでフワッとした食感。
極上スープを良く持ち上げます。

ムチッとしたチャーシューはもちろん、ゴリッと主張するメンマも絶品。
シンプルに見えて、スープも具材も一切手抜きがありません。

場所がら年配のお客さんも多く、幅広い世代に受けの良い「中華そば」。
しかし、マニアが食べれば唸るほどの技術とバランス感覚。

遠いのに、何度行っても帰りは満足して笑みがこぼれます。
なお、この日は平日の開店時で10名ほどの並び。

この日僕は7番目でしたが、それでも開店から15分でラーメンが提供されました。
「つけそば」が無いので、冬は回転はかなり良いと思います。
仙川の名店「中華そば しば田」。
先日は大阪まで出向き、京阪百貨店守口店の催事に出店していました。

メニューはずっと変わらず

「中華そば」830円
「煮干しそば」830円
「つけそば」880円
「煮干しつけそば」880円
「たきこみご飯」150円

で、「煮干しそば」は先日カップ麺にもなっていました。

今回の注文は看板メニュー「中華そば」830円+味玉。
店主さんが味見して、貫禄ある美しい一杯が完成です。

スープを飲むと、一口目から醤油の芳醇の旨味。
キレやパンチ、味の濃さでは無く、アッサリと上質な醤油を堪能出来ます。

ベースのお出汁は雑味が全く無く上品で、醤油の旨さをしっかりサポート。
時おり鴨油の力強さも顔を出し、完璧なバランスのスープです。

派手さでは無く、ずっと飲んでいられそうなチューン。
それでいて物足りなさが無く、フワッとした極細麺との相性も抜群。

そして美しくピンクのチャーシューはムチムチで絶品。
ゴリッと歯ごたえあるメンマも含め、具にも手抜きがありません。

やはり何度食べても美味しく、わざわざ行く価値のある一杯。
アッサリな醤油ラーメンが好きなら、迷い無くオススメです。
今年11月に5周年を迎える仙川の名店「中華そば しば田」。
平日昼でも開店と同時にお客さんがザザッと来店し、すぐに待ちが出来ます。

麺メニューはずっと変わらず
「中華そば」
「煮干しそば」
「つけそば」
「煮干しつけそば」
の4品です。

僕はいつも「中華そば」830円を食べますが、この日は久々に「煮干しそば」830円+味玉。
青い丼で登場し、黄金のスープとキレイな盛り付けはため息ものです。

スープを飲んでみると、グッと出汁の旨味。
上品かつ厚みがあり、口内に染み渡ります。

香ばしさとわずかなビターさもあり、和食の様に洗練され過ぎずちゃんと「ラーメン」。
煮干しと鶏ガラのスープですが、完全に一丸となって鶏ガラは感じません。

流行りの煮干しは塩分高めでキレキレのものが多いですが、ここは出汁の旨さメイン。
押しつけがましくもなく、染み渡る旨さは凄いバランス。
全粒粉入りのホクホク細麺も最高に合ってます。

デフォでも3枚入ったムチムチのチャーシューも上質。
全くクセの無いゴリゴリメンマにカイワレなど、全ての具が機能して隙がありません。

なお、こちらの「中華そば」は、鶏出汁より醤油の旨さをメインにしたアッサリ軽やかな構成。
「煮干しそば」は出汁メインの一杯で、全く違うベクトルなのが驚きです。

しかも、どちらもその一杯だけで行列店を作れるレベル。
限定はほぼやりませんが、柴田店主の技術とセンスは素晴らしいです。

また、「2017-2018TRYラーメン大賞」では新設された「にぼし部門」で名店1位。
(店内には過去の受賞ポスターが貼ってありますが、2017-2018TRYのみ紛失してありません)

その「煮干しそば」が現在カップ麺になっていて、これがまたかなり良い出来。
過去に「中華そば」もカップ麺になっていますが、今回の方が再現度高いです。

23区では無いし、駅からも離れているけど、行くと必ず満足するお店。
「中華そば」だけでなく「煮干しそば」もハンパ無い満足度です。
今年は自家製麺にも挑戦する予定で、今後も楽しみです。
小田急町田店で始まった「改装前の小田急うまいものめぐり」。
5月16日(水)から22日(火)までの開催です。

イートインには僕も大好きな仙川の「中華そば しば田」が出店。
「TRY(Tokyo Ramen of The Year)を開店から毎年受賞し、雑誌「dancyu」の表紙も飾った名店です。
小田急町田店の催事は、過去に「飯田商店」や「四つ葉」も出店した栄誉あるイベント。

メニューはお店のレギュラー「中華そば」に「煮干しそば」。
それに小田急町田オリジナルの「白醤油そば」(各日100食限定)です。

もちろん注文は「白醤油そば」1090円。
「しば田」はほとんど限定をやらないのでかなり貴重です。

催事会場の席数は30席。
開店から15分後には満席で外待ちになってました。

丼にはいつもの様にチャーシュー3枚にメンマ、ネギ、カイワレ。
透明なスープが新鮮です。

スープを飲んでみると、芳醇に広がる鶏(&鴨?)の旨味。
タレは控えめで、お出汁中心です。

様々な素材を感じるのでは無く、贅沢に鶏の旨味。
しば田の「中華そば」は醤油の旨味を軸にしているので、全く別物に思えます。

麺はニュルッとしなやかな細麺。
チャーシューもデフォとは違い、バラの焼豚です。

こちらは皮も付いてプルンプルン。
厚めに切られて食べ応えあります。

見た目はシンプルですが、素晴らしい一杯。
催事の限定と言えど、気合い入ってます。

なお、新宿から町田までは小田急線快速急行で約30分。
仙川の「しば田」までは京王線で20分ほどですが、駅から遠く徒歩10分強。

なので新宿から向かうと、お店に行くのとほぼ変わりません(小田急町田店は改札出てすぐ)。
それどころかお店より席数も多く、並ぶのも百貨店内なのでストレスフリー。

中華そば、煮干しそばも「超」が付く絶品なのでこの機会に多くの方に食べてもらいたいです。
お店は日月休みなので、日曜に「しば田」が食べられるのも貴重です。
仙川の名店「中華そば しば田」。
TRYラーメン大賞等、数々の賞を受賞しているお店です。

メニューは中華そば、煮干しそば、つけそば、煮干しつけそば。
店内に入ると芳醇な煮干しの香りで、「煮干しそば」はTRYに新設された「にぼし」部門1位に輝いています。

「煮干しそば」も抜群に旨いですが、注文は「中華そば」780円+味玉。
なみなみ注がれた濃い色合の醤油清湯にピンク色のチャーシューがそそります。

スープはスッキリと上品なのに軽くなりすぎず、鴨油の適度な香ばしさに醤油の旨味。
特に醤油ダレはここにしかない究極ともいえるブレンドで、ジュワッと旨さが際立ちます。

何度食べても飽きること無く、脳に鮮明に記憶される旨さ。
全粒粉入りのシコシコとした極細麺も、上質なスープを過不足無く持ち上げます。

チャーシューは下味が付いてモッチリ柔らか。
臭み皆無のコリコリなメンマも含め、全てが絶品です。

店内に入った際は香りで「煮干しそば」と迷いますが、食べ終われば圧倒的な満足感。
駅から遠くても、わざわざ行く価値があるお店です。

なお、5月中旬には百貨店の催事に出店予定。
そこでは滅多にやらない限定メニューも予定しているそうで、かなり楽しみです。
昨年11月に4周年を迎えた仙川の名店「中華そば しば田」。
メニューは変わらず中華そばと煮干しそば、それにつけそば、煮干しつけそばです。

今回の注文は「中華そば」780円+味玉。
変わらず3枚のチャーシューの上にメンマ、白髪ネギ、カイワレと繊細で美しい盛り付け。

丼になみなみと注がれたスープは一口目から唸る旨さ。
醤油の旨味に上品な鶏や鴨のお出汁で、尖らず優しすぎずの絶妙なバランス。

スッキリなのに物足りなさが無く、最後の一滴まで旨いです。
高貴になりすぎず、誰が食べても旨いと思えるバランス。

それでいて特別感も半端なく、「鴨、鶏に醤油でここまで差別化できるのか」と思わざるを得ません。
口当たりの良さもサスガです。

ザクッとした三河屋製麺の細麺にチャーシュー、メンマも申し分なし。
やはり大好きな一杯。
駅からも10分ほど歩きますが、わざわざ行く価値があります。

前回食べたのは「煮干しそば」。
TRYラーメン大賞に新設された「にぼし部門」で、煮干しの名店を抑え大賞となったメニューです。

久々に食べた「煮干しそば」も負けず劣らずの絶品でした。
次回、どちらをいただくか悩みそうです。


2013年11月のオープン以来コンスタントに訪れている「中華そば しば田」。
仙川駅から徒歩10分かかるにもかかわらず、食べログやTRYラーメン大賞をはじめ数々の賞を受賞している名店です。

10月19日に発売された「TRYラーメン大賞2017-2018」では新たに「にぼし」部門が追加。
なんとその名店部門第1位に「中華そば しば田」が選ばれました。

「しば田」は開店から変わらず「醤油(中華そば)」と「煮干し」の2本メニュー。
TRYでも「しょう油」部門で名店第1位(2015)を獲得するなど、メインは「中華そば」のイメージ。

2位「中華そば屋 伊藤」、3位「中華ソバ 伊吹」、4位「煮干鰮らーめん 圓」。
上位が煮干ラーメン専門店にもかかわらず、鶏&鴨ベースのラーメンと両立での第1位は凄いと思います。

実際、僕もここ数年の注文はほぼ「中華そば」。
その中華そばは「しょう油」名店部門で怪物「らぁ麺屋 飯田商店」に次ぐ第2位です。

と言うことでかなり久々に「煮干しそば」780円+味玉を注文。
「中華そば」が赤い丼なのに対し、「煮干しそば」は青い丼。

スープを飲んでみると、エグミは無くちゃんとビターな煮干しの輪郭。
開店当初はアニマルオフ(動物系不使用)でしたが、現在は煮干し、昆布、鶏ガラ。

なのでアッサリ煮干でも適度に厚みがあります。
煮干しの旨みが加わった鴨脂も香ばしくて絶妙なアクセント。

尖らずもバランス感覚が抜群で旨いです。
パキパキでは無くホクホクな全粒粉入り低加水細麺との相性もバッチリ。

「中華そば」は醤油の旨味を最大限に活かしたバランス。
それに対し「煮干しそば」は出汁の美味さを中心にしたバランスだと思います。

久々に食べた「煮干しそば」ですが、最近食べた他店の煮干しラーメンの中でも間違いなくトップクラス。
もっと頻繁に伺える立地なら3度に1度は「煮干しそば」にするくらい美味しかったです。

11月で4周年を迎える「中華そば しば田」。
カウンター8席のお店ですが、さまざまな賞を受賞している好きなお店です。

メニューは中華そば、煮干しそば、つけそば、煮干しつけそば。
店内の煮干しの香りに若干揺らぎますが、注文はいつも「中華そば」780円(+味玉)。

小さめの丼になみなみとスープが注がれ、貫録のある見栄え。
スープは口にして数秒で「ジュワッ」と醤油の旨味が広がります。

一口目からため息ものの旨さ。
アッサリな中に鴨のコクがあり、油も適度。

鴨のラーメンでは鴨油が口に残る店もありますが、ここは最高のバランス。
ザクザクの細麺との相性も最高です。

アッサリシンプルで、誰にでもオススメできる「醤油ラーメン」。
万人向けでありながら、他を寄せ付けない圧倒的な完成度です。

最寄駅の仙川は僕の生活圏からは外れていますが、時間をかけて行く価値あり。
何かのついででは無く、わざわざ行って後悔しないお店です。
仙川の名店「中華そば しば田」。
各メディアでの紹介や受賞歴も多く、食べログの「ラーメン 百名店 TOKYO」にも選出されてます。

メニューは中華そば、煮干しそば、つけそば、煮干しつけそば。
ここ最近は必ず「中華そば」780円+味玉です。

小ぶりの丼になみなみ注がれた濃い色のスープ。
その上に赤身のチャーシューが並べられ、中央にメンマ、ネギ、カイワレ。

いつもと変わらないルックスですが、スープを飲めば一口目から顔がほころびます。
醤油の旨味を中心に添え、アッサリながら尾を引くスープに香ばしい油。

上品でも高貴や複雑になりすぎず、万人が美味しいと思える味。
素晴らしいバランス感覚で、素直に「旨い」です。
ザクザクの細麺に味の染みたチャーシューもスープにベストマッチ。

仙川なんて何かのついでに行く場所でも無いし、駅からも距離があります。
それでも、正しい時間の使い方だったと心の底から思うラーメンです。
なお、8/4(金)から8/8(火)は夏休みです。
調布市の名店「中華そば しば田」。
京王線仙川駅から徒歩10分強ありますが、それだけの魅力があるお店です。

中華そば、煮干しそば、つけそば、煮干しつけそばがあり、注文はいつも「中華そば」780円+味玉。
丁寧に盛り付けられ、いつ見ても最高のビジュアルです。

1月に食べた際のスープはスッキリ上品でしたが、この日は芳醇な旨味。
鴨脂の香ばしさ、鴨+鶏スープの豊かさ、醤油の旨味が立体的。

特に後半より旨味を増す醤油は唯一無二。
細麺なのでスープの持ち上げも良く、麺とスープが最高のバランスです。

しっとりチャーシューに細メンマといった具も申し分なし。
シンプルかつ最高の一杯です。

開店時から3年半近く食べ続けていますが、いつ行っても美味しいし変化を感じられます。
今後も定期的に食べたくなる一杯でした。

なお、一時期店主1人体制になりましたが、今は2人体制に戻り回転良いです。
昨年11月に3周年を迎え、4年目に突入した「中華そば しば田」。
1周年記念以来限定は行わず、常にレギュラーメニューのブラッシュアップに励んでいます。

今回の注文も「中華そば」780円+味玉。
濃い色のスープ、三角形の様に並べられたチャーシュー、中心に盛られたメンマ、ネギ、カイワレ。
もはや貫禄を感じます。

スープはスッキリとした出汁に醤油の旨味。
派手にキレキレでは無いものの、醤油の旨味が明確に口内に染み渡ります。

数口目から素晴らしいバランスにうっとりし、鴨脂の香ばしい風味もナイス。
ザクザクとした極細麺との相性も最高です。

しっとり柔らかいチャーシューにコリッとアクセントのメンマ。
大げさでは無く、一度食べ始めたら最後まで止められない魅力があります。

最新型でありつつも、老若男女が美味しいと思うであろうラーメン。
実際、僕が退店したときも地元の年配の女性が一人で入ってきました。

美味しいと思うラーメンは色々ありますが、万人に勧められる「醤油ラーメン」となるとここかも知れません。
隣の方の「煮干しそば」の香りもたまりませんが、今のところ「中華そば」を頼まない勇気は無し。

仙川駅から10分ほど歩きますが、食後はいつも行って良かったと思える味。
帰りは味を思い返しながら歩くので、いつのまにか仙川駅に着いている気がします。
間もなく3周年を迎える「中華そば しば田」。
「TRYラーメン大賞」では2015新人大賞、2016名店部門しょうゆ1位に続き、2017名店部門しゅうゆ3位。

仙川駅から離れた場所にありますが、平日でも行列が出来ています。
この日はいつもの「中華そば」780円に「たきこみご飯」150円。

チャーシュー3枚の上にメンマ、ネギ、カイワレと言う変わらないルックス。
スープを飲んでみると、スッキリとした中にエレガントな醤油の旨味。

香ばしい鴨&鶏油もいい仕事をしていますが、あくまでも主役は醤油。
8月に食べた時より、更に好みの味になっています。

それを伝えると、現在は6種の生揚げ醤油をブレンドし、スープは鴨、鶏、水だけとシンプルになっているそう。
そのため、素材の旨さがとてもクリアになった印象。

ザクッとした細麺、しっとりレアチャーシューの旨さも変わりません。
そして「たきこみご飯」150円。

スープと椎茸、チャーシューが炊きこまれたご飯で、この日は煮干しスープ。
煮干しスープか鶏スープかは日替わりみたいですが、煮干しのたきこみご飯、もの凄く好きです。

23区でもなく、駅から遠くても美味しいラーメン。
やはり「しば田」はわざわざ行くお店だと思います。
昨日に続いて8店舗(「トイ・ボックス」「麺屋 KABOちゃん」「らぁ麺 すぎ本」「RAMEN GOTTSU」
「くじら食堂」「中華そば しば田」「一番いちばん」「進化」)コラボの「WORKSHOP」へ。

2日目の日替わりチャーシュー担当は「中華そば しば田」に「麺屋 KABOちゃん」。
この日は「チャーシュートッピング」300円があったので入れてみました。

どのチャーシューが入るかはランダムだそうです。
地鶏の手羽先も載せていただいて具だくさん。

チャーシューもとろける旨さですが、手羽先がホロホロで美味。
肉そのものが旨いと思います。

スープとタレは基本変わらないそうで、毎日微調整していくとのこと。
言われてみれば、昨日よりも醤油はスッキリしているような。
今日の方が舌に残る旨味が長持ちしている気がします。

昨年の「飯田商店」もそうでしたが、ハイレベルな一杯が新宿で食べられるのは嬉しい限り。
今日も旨かったです。
メディアにも引っ張りだこの人気店「中華そば しば田」。
京王線仙川駅から距離があるものの、ランチ時は10人以上の行列でした。

メニューは変わらず中華そば、煮干しそば、つけそば、煮干しつけそば。
注文は「中華そば」780円+味玉に「たきこみみご飯」150円。

暑い中並んだので「缶ビール」350円で喉を潤していると、程なく提供。
いつもながらのそそるルックスです。

スープは濃い色をしていますが、飲むと鴨+鶏の旨味が豊潤。
以前ははもっと醤油ダレや鴨脂のパンチがメインだった気がします。

鶏を増やしたのか出汁メインのスープになっており、凄く好み。
滋味深い醤油ダレとの相性もバッチリです。

麺は三河屋製麺の極細麺で、スープの持ち上げ良し。
ムチッとした焼豚の旨さも変わらず。

そして「しば田」の隠れ名物が「たきこみご飯」。
小さな茶碗に山盛りになってます。

スープで炊かれたご飯はしっかりとしたお味。
焼豚や椎茸など具も多くオススメ。

このレベルの店は常にブラッシュアップしており、今回も大満足。
わざわざ行く価値のあるお店だと思ってます。
3年目を迎えた仙川の名店「中華そば しば田」。
駅から結構歩きますが、平日でも開店前から列ができます。

TRY大賞をはじめ、さまざまなメディアにも露出。
先日、情報サイト「All About」の「今年1年間に食べておいしかったお店」1位に選出されていました。
(読者投票によるランキングで、湯河原の「飯田商店」と同点1位)

この日もいつもの「中華そば」750円。
濃い色のスープにピンクチャーシューのルックスは変わりません。

スープはサラリとした鶏&鴨に醤油の旨味。
それに鴨脂の香ばしいコク。
やはり旨いです。

一口目から旨いのに、最後まで飽きない絶妙のバランス。
しっとりと柔らかいチャーシューも変わらず絶品。

そして久々の「炊き込みご飯」150円。
チャーシュー、椎茸がゴロゴロと入っており、お出汁もしっかり。

以前食べたときは煮干スープで炊いてありましたが、今回は中華そばのスープかもしれません。
量も150円とは思えないくらい多いです。

隣の常連さんは週に数回訪れ、いつも「煮干しそば」を召し上がるそう。
僕も次は「煮干しそば」行こうかと思います。
昨年、TRYラーメン大賞の新人王に輝いた「中華そば しば田」。
今年は「名店部門」として数々の名店と競い合うわけですが、見事「しょう油」で1位に。
(「支那そば 八雲」と同率1位)

また、11月28日に2周年を迎えたこともあり、「中華そば」750円をいただいてきました。
クッキリとした色合いのスープにピンクのチャーシュー。

舌に残る醤油の旨味に香ばしい鴨油で、見た目以上にグイグイと攻めてきます。
ザクッとした細麺とスープの絡みも文句なし。

「醤油」の旨味を味わうには最高の一杯じゃないでしょうか。
やはり旨いです。
仙川の人気店「中華そば しば田」。
駅からは1キロ弱離れていますが、平日でも開店時は10人ほどの並びでした。

猛暑なのでお店に着く頃は汗だくになりますが、お店の前は日陰になっていて助かります。
前回は「つけそば」をいただいたのですが、こちらでは汁そばの方が好み。

「中華そば」750円です。
一目見て「しば田」と分かる盛り付け。

豊潤なスープに鴨脂のコクと程よい甘さ。
醤油の旨味もたまりません。

麺は極細で低加水ザクザク。
開店当時はそうめんっぽい感じでしたので、色々ブラッシュアップしてます。

焼豚はデフォで3枚という太っ腹。
ムチムチとした食感で、素晴らしく旨いです。

先日「らぁ麺 すぎ本」で行われた「workshop 6店舗コラボ」では、鴨のローストを担当されてました。
その時も思いましたが、「しば田」さんのローストは最高だと思います。

一見シンプルですが、技術が詰まった極上な中華そば。
ここでしか味わえません。

なお、煮干しそばがあるので聞いてみましたが、冷やしをやる予定は無いそうです。
また、8月は定休日の土日以外に夏季休業はありません。
仙川の人気店「中華そば しば田」。
仙川の駅からは歩いて10分強ですが、平日でも外待ちができています。

今回の注文は「つけそば」800円。
「つけそば」と「煮干しつけそば」があるのですが、それぞれ中華そば、煮干しそばと同じスープとのこと。
麺の固め、熱盛りは出来ません。

つけ汁にはネギのみで、具は麺に盛り付けです。
麺は全粒粉入りのちぢれ細麺で、汁そばのものより若干太め。

つけ汁の表面に浮いた鴨脂がとても良い香りで、香ばしいコクもあります。
この脂が麺に絡むので、清湯でも物足りなさがありません。
麺がスルスルと無くなって行きます。

切りたてのチャーシューはキレイなピンク色で、しっとり柔らか。
ここのチャーシューは、焼豚としては5本の指に入る高レベルだと思ってます。

途中で麺にレモンを絞って味変。
スープ割まで堪能しました。

夏はつけそば良いと思います。
煮干しつけそばも気になってきました。
TRY新人大賞に輝いた後は、サンジャポで紹介されて日曜に大行列。
あまりの混雑にその日の営業は取りやめ、今では土日が休みになっています。

注文は「中華そば」750円とお初の「たきこみご飯」100円。
中華そばは、一目で「しば田」と分かる盛りつけです。

脂の甘みと醤油ダレがググッと広がり、深い出汁の旨さ。
スープの旨味が最後まで持続します。

キラキラど派手では無いものの、人を虜にして離さないラーメンですね。
ホントに美味い。

また、今回初めて食べた炊き込み御飯。
煮干スープで炊かれており、フワフワ。

ラーメン店の炊き込みご飯としては、相当高いレベルです。
これで100円は超お値打ち。

半端無く美味しいしば田ですが、クレーム等で営業停止になってしまわないよう、並ぶ際は壁際に寄りましょう。
複数名でいらっしゃっても、一列に並んでいただきたく思います。
TRY認定ラーメン大賞2014-2015で新人大賞を受賞した「中華そば しば田」。
偶然にもTRY発売日の11/28に開店一周年となりました。

1周年特別営業ということで、11/30、12/1は「地鶏の中華そば」950円のみを提供です。

スープは地鶏100%で、比内地鶏、奥久慈軍鶏、東京軍鶏のガラ、名古屋コーチン、青森シャモロック、会津地鶏の丸鶏を使用。
地鶏脂、今回のラーメンに合わせて作った醤油ダレを合わせたそうです。

飲んでみると、一口目から最後まで、もの凄い鶏の旨味。
5日前にデフォの中華そばを食べたばかりなので、より一層違いを感じます。
(もちろんデフォも美味いですよ)
醤油ダレも限定に合わせたもので、フレッシュで芳醇。

チャーシューは鹿児島産黒豚のバラ肉。
ブリンと弾力のある食感で、脂身が美味いです。
なお、黒豚チャーシューは90食のみだったようで、僕の数人後で終わってました。
危ない危ない。
(そこからは通常チャーシューで850円)

見た目はデフォと変わりませんが、シンプルで極上の中華そば。
真正面から美味いです。
新人大賞受賞は伊達ではありません。
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開店一周年を迎えた仙川の「しば田」。
2014-2015TRY新人大賞1位を獲得した人気店です。

前もそうでしたが、BGMはZEP。
僕もZEPが好きなので、次回は店主さんの趣味なのか確認したいと思います。

本日の注文は「中華そば」750円。
10月より中華そば、煮干しそばともに50円値上げです。

チャーシュー、メンマ、ネギ、カイワレによるタワーは、ひと目見て「しば田」と分かるルックス。
キラキラしてます。

分厚い旨味のスープはちょっと甘めで、脂のコクも感じられますね。
細麺なので、スープの持ち上げもバッチリ。

低温調理のチャーシューはたっぷりでとてもしっとり。
隙が無く完成された極上の一杯です。
先日、トイ・ボックス、くじら食堂とコラボしましたが、拡大版も予定とのこと。
楽しみで仕方ありません。
仙川の名店「しば田」。
先日、というか先週、くじら食堂、トイ・ボックスとコラボをやったばかりですが、今度はTwitter限定プチコラボ。

プチコラボと言っても相手が凄いです。
なんと巣鴨の「Japanese soba noodles 蔦」。

蔦の特製塩ダレを使用した煮干しそば(塩)で、店頭告知は無し。
「煮干しそば」700円の食券を買って、口頭で「塩で。」と伝えます。

BGMで流れるZepの1stを聴いているうちに完成。
いつもどおり美しいです。

スープはもっと塩ダレが主張するのかと思いきや、煮干の旨味が増幅され、まとまりがあります。

尖った感じは無く、旨味が豊潤。
かなりレベルの高いスープです。
最初にスープばっかり飲んでしまい、危うく油そばみたいになるところでした(笑)

麺は三河屋製麺の極細で、スープがしっかり絡みます。
また、チャーシューは脂身がジューシーで肉の旨みタップリ。

どのメニューも美味しい「しば田」ですが、今回は格別な完成度でした。
京王線仙川駅からちょっと歩いた場所にあるラーメン店。
開店時に中華そばをいただいています。

当初は中華そばと煮干しそばを提供。
いつか煮干しを食べなきゃな~と思っていましたが、夜の部限定で濃いめの煮干が始まったので訪問です。

夜の部が開店してすぐ伺ったのですが、8割ほどの入り。
18時前には外待ちも出来ましたので、人気店に成長されている様です。

「煮干しそば(濃いめ)」800円を注文。
つけそばも始まったみたいですね。
基本2杯ずつの提供となるので、「缶ビール」350円を飲んで待ちます。

テキパキとしたオペで、あまり待たずに提供。
中華そばは赤い丼ですが、煮干しの丼は青色です。

なお、後から来た2人客のために席を移動したので、味玉サービスいただきました。
ありがとうございます。

スープはビシッと濃い色で、煮干の濃い旨味と醤油の強さがマッチしてますね。
パンチがあって美味しいです。
煮干しのエグミはあまり無く、丁寧に抽出してるとと思います。

麺は三河屋製麺の細麺で、ボソッと低下水。
煮干系の細麺の中でも、かなり細いタイプです。

ピンク色が残ったチャーシューは焼豚でしょうか。
ロース肉のジューシーな旨味が満載です。

通常の煮干しそばを食べてないので比べられませんが、濃いめ、美味しかったです。
店主さんの穏やかな接客もナイスでした。
9月に店主さんの持病で閉店してしまった音麺楽々。
宿題店だったため、滑り込みで食べたのが限定の「楽々中華そば」。
これが凄く美味しかったのですが、これを手掛けたスタッフ柴田さんのお店が11月28日に仙川に開店しました。
仙川駅からは歩いて10分ほどです。

メニューは「中華そば」と「煮干しそば」の2品。
中華そばは鴨を使用しているとのことで、音麺楽々で食べた限定とベースは同じだと思います。
煮干し好きなので煮干しにもかなり惹かれたのですが、楽々で感動した「中華そば」700円を注文。

楽々で話したのを覚えてくださっていたようで、店主の柴田さんの方から声をかけていただきました。
にほんいち醤油のTシャツが良くお似合いです。

中華そばの丼は小さめで、一見素朴。
スープを飲むと、スープの旨味と鴨油の甘みが派手に広がります。
鴨油は結構多めに入れているそうですが、ベタベタとした嫌みな感じはなく、旨味とコクが広がりますね。
しつこくなり過ぎないのが鶏油(チーユ)と違うそうです。

麺は細麺でしなやか。
そうめんのような感じで、スープの絡みが良いです。

チャーシューは皮付きのバラ。
小さめですが、3つ入っています。
焼豚ならではの旨味がしっかりで、特に皮のゼラチン質が良いですね。

今年は醤油清湯の新店がたくさん出来ましたが、ここのスープは独創性が高いと思います。
こういうのはセンスなんでしょうね。
いずれ煮干しを食べたいと思います。

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6位

麺処 晴 (入谷、鶯谷、上野 / ラーメン)

15回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2019/09訪問 2019/09/16

飲みやすく旨い煮干しの「中華そば」に夏季限定「冷やし塩そば」

入谷の行列店「麺処 晴(はる)」。
今年7月7日に7周年を迎えた中堅の煮干しラーメン店です。

日曜の昼開店10分後で既に外に行列。
カウンター8席で店内にも7,8人待っていますが、回転は悪くなく30分ほどで着席、ラーメン提供となりました。

現在の主なメニューは以下のとおり。

「中華そば」780円
「塩そば」780円
「濃厚そば」850円
「冷やしそば」800円 ※夏季限定
「冷やし塩そば」800円 ※夏季限定

息子と伺ってまずは「中華そば」780円。
アッサリとしたスープはしっかりビターな煮干しの旨味。

煮干しをキンキンに効かせた店は食後に舌が疲れる場合もありますが、「晴」はそれが無くスッキリなのが見事。
それでも煮干しの輪郭がクッキリ華麗で、飲みやすくも適度にエッジが立って旨いです。

具は低温調理の豚鶏に穂先メンマ。
特に豚は味が染みてムッチリした食感も良く、秀逸だと思います。

もう一杯は夏季限定の「冷やし塩そば」800円。
こちらは豚鶏2種のチャーシューにネギ、アーリーレッド、大葉、ミョウガとたっぷりの薬味。

冷やしでもしっかり旨いスープで、煮干しオイルのコクもグッド。
キンキンに冷やされてバツバツな細麺も清涼感あります。

そして豚低温調理は冷やしでも脂の嫌な感じは無く美味。
薬味もシャキシャキで、相変わらず良くできた冷やしです。

お店で食べるのは2年ぶりで大城店主は居ませんでしたが、前より更に旨くなっている感じ。
「陽はまたのぼる」「照の坊」「case-K」と人気店を輩出しているだけあって、スタッフの調理、接客も良いです。
「松戸モリヒロフェスタ」にて開催されている「『中華蕎麦 とみ田』富田治 PRESENTS 松戸ラーメンサミット」。
11月23日(金・祝)から11月25日(日)まで3日間開催です。

「とみ田×無鉄砲」のお次は「麺処 晴」。
「陽はまたのぼる」「麺屋 照のスープは坊」を輩出した煮干しの名店です。

メニューは本店では数量限定の「濃厚煮干しそば」850円。
トッピングは以下のとおり。

「味玉」100円
「岩のり」100円
「特製」300円
※チャーシュー2枚、味玉、岩のりちょい増し

13時過ぎに伺うと100人ほどの行列で、50分ほどで提供されました。
単独でのイベント参加は初めてだそうですが、さすがの回転率です。

丼には大判チャーシュー、岩海苔、刻み玉ねぎ、ネギ。
盛り付け丁寧です。

茶褐色の香ばしくしっかり煮干し。
しかし濃厚でもサラッとして重さはありません。

煮干しのビターさが良い意味であるもマイルドで飲みやすいスープ。
パツパツの麺も相性抜群で、さすがセンス良いです。

「麺処 晴」は昔良く行っていたのですが、濃厚は初。
「濃厚」と言っても「晴」らしいバランスで、お店でも食べてみたくなりました。

そして大判のチャーシューは赤身中心でしっとり柔らか。
お店ではレアチャーシューが旨いのですが、催事仕様のチャーシューもレベル高いです。

刻み玉ねぎや岩のりも効果的なアクセント。
やはり大城店主がに仕込んだ煮干しは旨いです。
今年の7月で5周年を迎える入谷の名店「麺処 晴」。
今年綾瀬にオープンした「陽はまたのぼる」はこちらの出身です。

休日の昼前に伺って店の外に3人待ち。
店内にも7人ほど並んでおり、店主さんから食券を買って並びなおすよう伝えられます。

ここに伺うのはかなり久々ですが、メニューは変わらず「中華そば」と「塩そば」。
それに日替わりの「濃厚そば」。

息子と2人で注文は「中華そば」730円と「塩そば」730円。
今は「冷やしそば」もやっていますので、「塩そば」は食券を渡す際「冷やし」にしてもらいました。

冷やしは穂先メンマが入らない代わりに、アーリーレッドや大葉、ミョウガと薬味たっぷり。
スープは煮干し全開というよりは、上品さも感じるバランス型です。

氷水でしっかり締められた麺は、しっかりとした弾力。
薬味の爽やかさもあり、清涼感たっぷりです。

醤油の「中華そば」はデフォでも具だくさんの堂々たる一杯。
レアチャーシュー2枚に穂先メンマも2本。
それにこちらも薬味多め。

スープを飲んでみると、こちらはしっかりとサカナ感。
ガンガンに煮干しと言う訳では無く、輪郭の際立たせ方が秀逸だと思います。

間違いなくマニア向けでは無く、日本人のDNAが美味しいと思える「中華そば」。
実際、年配ご夫婦のお客さんも少なくありません。

以前(と言っても2年前)は塩の方が煮干を感じましたが、現在の「中華そば」旨いです。
当たり前のことですが、前よりかなりブラッシュアップ。
息子も冷やしよりこちらに食いついてました。

そして、ほとんどの方が頼む「和え玉」200円。
味付きの替え玉で、醤油と塩から選び、現金対応。

なお「冷やしそば」を注文すると冷やしの「和え玉」を頼むことが出来ますが、これは事前注文が必要。
食券を渡して「冷やしで」と伝えると、その時点で和え玉の有無を聞かれます。
(冷やす手間がかかるため)

硬めに茹でられたパツパツの細麺に短冊レアチャーシュー、薬味。
醤油ダレと香味オイルが和えられており、このまま「油そば」として食べるのが好きです。

これで200円はどう考えてもサービス価格。
コクのあるオイルと醤油ダレで最後まで飽きずに食べられます。

現在は店主さん含めスタッフ3名で和やか。
小さな子供が居るので大葉などの有無を聞いてくれたり、接客も良いです。
腰痛持ちの店主さんが一人で辛そうに営業していた時期も知っているので、スタッフに恵まれてホント良かったです。
7月7日に3周年を迎え、7月5日(日)に周年イベントが行われます。
しかし、ここに来て更に腰痛が悪化し、臨時休業もしばしば。

行かれる際は店主さんのTwitterをチェックした方が良いと思います。
7月5日は行けそうに無いので、お祝いの言葉も兼ねて臨休明けに訪問しました。

なお、スタッフ不足もあって現在は濃厚つけ麺が無期限中止。
日替わりで濃厚そばを提供しています。

注文は「冷やしそば(塩)」。
冷やしは中華(醤油)と塩があり、通常メニューの食券を購入して口頭で「冷やし」と伝えます。

盛り付けは「晴」らしい美しさ。
スープはキレ過ぎない旨味の奥底に、ほのかな苦味。

しっかり締められたシコシコの細麺に、冷やしでも柔らかい絶品なレアチャーシュー。
ミョウガ、大葉、アーリーレッドといった薬味達も清涼感満載。

やはりここの味の構成は好み。
濃厚と迷いましたが、冷やしで良かったです。

店主さんは動物系の清湯など、色々と新しいことをやりたいとのこと。
過去の雉(きじ)そば、Muscle Black(豚清湯)が美味しかったので、こちらのセンスは間違い無し。
そのためにはまずスタッフ確保が必須だそうで、良い方が見つかるのを祈ってます。
念願の助手さんが入った麺処 晴。
この日は限定の「サッパビノスそば」780円をいただきました。

サッパ(ママカリ)の煮干とホンビノス貝、昆布だけでスープを取ったそうです。
ホンビノス貝は親交ある「とものもと」からの提供。

限定は50食で、夜の部に10食残っていました。
なお、復活した「濃厚つけ麺」は、この日は限定のためお休み。

いつもの盛り付けに、ホンビノス貝が載って登場。
スープは一口目からガツンと来る旨さ。

ワイルドなサカナに昆布の旨み。
ホンビノスはさほど主張せず、深みを増している感じです。

エッジの効いた和スープで、パツパツ麺との相性も最高。
やっぱりここの淡麗はオンリーワンの旨さです。
凄さを再確認。
麺処 晴にて限定の「芝浜さんそば」780円をいただきました。
小麦三昧で話題の「らーめん芝浜」の麺を使用した限定で、この日夜営業15食限定。

芝浜の麺は細くてツルツル。
土曜に訪問して打ち立てをいただいたそうで、ムチムチとして美味いです。

スープはビターな煮干。
あと一週間あれば色々考えられたとのことですが、相性良かったです。
芝浜は煮干の名店イチカワともコラボしてるし、最近煮干もやっているので、いつか再訪したいです。
入谷の煮干狂會、麺処 晴。
11/7は店主の誕生日ということで、ゲリラ限定が提供されました。

「32歳(笑)」という名前のようです(笑)
32歳なので昼16杯夜、16杯の計32杯で800円。
当日9:30にツイートされたゲリラ中のゲリラですが、開店時には店内待ちが出来ました。

今回の一杯は雉白湯煮干。
スープは少なめですが、みるからに濃厚な色です。
雉だからか、ベッタリとしつこくはないけど、かなり濃厚な白湯。
そこにビシッとビターな煮干が決まり、最高に旨いです。

「濃い煮干はイチカワさんや伊吹に任せます(笑)」
と店主さんは言ってましたが、この煮干は相当なもの。

ツイッターでは濃度・煮干度ミドルと書いてましたが、今まで食べた限定では一番濃ゆいです。

雉は原価が高いらしくて滅多にはやれなさそうですが、凄く美味しかったです。
入谷にある煮干の「麺処 晴」。
イチカワを初めとした、煮干狂會のお店です。

8月一杯で助手さんが辞めたので、今は店主さん1人営業。
腰の悪化もあり、人気メニューの「濃厚つけ麺」が一時的に休止になりました。

現在は中華そばと塩そば、ご飯ものです。
まずはビールと「チャーシュー」300円。

低温調理のチャーシューも増えましたが、ほん田、燦燦斗に並ぶトップレベルのレアチャーシューだと思っています。
なお、ビールはちょっと前からプレモルに。
じゃこもおつまみとしていただきました。

そして「塩そば」730円。
店主さんオススメは醤油の中華そばですが、煮干をダイレクトに味わえる塩そばが好きです。

程よい煮干のスープは、やはり絶品。
最近、油がラード+じゃこに変わったそうですが、塩ダレ自体も変わったみたいで、以前より丸い印象。
なお、「じゃこ」と言うとじゃこ乗せてくれます。

つけ麺は休止中ですが、淡麗煮干しとしては最高峰の美味しさ。
お身体に気をつけて頑張って欲しいものです。
麺処 晴のツイートで限定メニューのお知らせがありました。
雉の手羽と鯛を使用した「鯛そば~鯛に魅せられて2014夏」750円で、
(正式に書くと恥ずかしい(笑))

7月17日の昼夜各15杯。
今回は店主さんではなく、助手さんが作ったそうです。

丁寧に作られた一杯は、晴らしい美しいルックス。
スープは鯛スープと雉の手羽による白湯のWスープとのこと。
一口目から、いかにも鮮魚系な鯛の旨味が来ます。

ペタペタとした粘度もあり、濃厚で美味しいですね。
次第に鯛の甘さも感じます。

具は低温調理チャーシューに岩海苔。
鮮魚なので岩海苔は凄く相性が良いですね。

柚子、大葉、紫玉ねぎといった様々な薬味がカラフルで美しいです。
しかし、スープが美味しいので薬味無しでも最後まで飲み干せますね。
助手さん作成と言えども、さすが晴の限定というクオリティでした。
「雉(きじ)そば」(2014年7月7日 2周年限定)

7月7日は麺処晴の創業日、
今年は7月6日(日)に2周年コラボがありましたが、7日も限定メニューが出ました。

「雉(きじ)そば」860円で、本日はこのメニューのみ。
朝から雨が降っていますが、つくづく昨日じゃなくて良かったです。

具は別皿で、丼はシンプルに麺とスープのみ。
またまた手の混んだものを作りましたね。

雉ガラで取られたというスープは、じんわり深くて旨味濃厚。
カドの無い塩味なので、出汁を存分に味わえます。
ハリのある細麺との相性も抜群。

具はなんと雉ムネ肉のタタキ。
一皿でチャーシューW行くくらい原価がかかっているそうです。

ムチムチとした食感は最高で、これをツマミに一杯やりたいです。
途中で薬味とタタキを麺に投入。

投入前のスープの旨味を再認識させてくれます。
普通の煮干も美味しいですが、限定の贅沢っぷりは素晴らしいですね。
麺処 晴の創業は2014年7月7日。
と言うことで、7月6日(日)に豚星。との2周年記念コラボ
「~晴星。参上~」
が開催されました。

昨年の1周年記念では煮干狂會のイチカワと伊吹がコラボしたそうで、開店時80人超えだとか。
今年も混むとは思いましたが、煮干を効かせた燕三条とのことで、色々都合をつけてやってきました。

10:15くらいに着くと、すでに混雑。整理券を配布しているので、店内に入ります。
店主さんに「2周年おめでとうございます」と伝えると、「ありがとうございます」とバンダナを取って坊主頭を見せてくれました(笑)

開店は前倒しで10:45。
歩道橋に並んでいて見えませんでしたが、店主さんから挨拶があったようです。

いつもの助手さんは外の行列の整理や片付け。
店主さんと「豚星。」の店主さんが調理していますが、テキパキとしたコンビネーション。
麺の茹で時間が6分20秒に設定されていますが、回転は良いです。

この日のメニューは「晴星」860円のみ。
座って2分ほどで提供です。

パッと見はいつもの美しい盛り付けですが、よく見ると丼には背脂が飛び、チャーシューはバラロールでガッツリ。

スープは、豚と煮干がワイルドにぶつかり合った感じ。
煮干のエグミもパンチになっており、濃ゆいです。

麺は平打ちの極太麺。
「豚星。」の麺かと思いきや、三河屋製麺とのこと。

コシのあるモチモチとした食感にパンチある煮干スープ。
いつもの淡麗と違い、ワシワシ美味いです。

チャーシューはいつもの方が好みですが、このラーメンには巨大バラがあってますね。
臭みが無く、しっとりしています。

タマネギは大きめカットで量多め。
サッパリして良いですね。

煮干狂會ではなく、「豚星。」と組んだことにより、個性的な一杯に仕上がったと思います。
いつもの晴とは違い、ジャンクな晴も美味いですね。
なお、「豚星。」の常連さんはアブラ増しで凄いことになってました(笑)
麺処 晴、伊吹、やまので開催された「マッスル松本将来真っ黒になれ限定」。
昼の伊吹に続いて夜は晴で「MB〜Muscle Black〜」750円をいただきました。

結構混んでいたので、まずは「ビール」500円と「チャーシュー」300円をおつまみで。
このレアチャーシューでビール行きたかったんですよね。

そして限定麺「MB」の登場。
スープは豚清湯だそうで、富山ブラックの様に真っ黒。
しょっぱくは無く、むしろタレの甘さを若干感じます。

黒胡椒が入ってややスパイシー。
煮干が美味しいお店ですが、引き出し多いですね。
凄く美味いです。

チャーシューはレアでは無く、炙られたもの。
巨大で脂身もありますが、比較的サッパリ。

大きめにカットされた玉ねぎは辛味が無く、スープに合ってますね。
背脂や岩のり?も良いアクセント。

予想していた豚清湯より遥かに美味しかったです。
やはりセンスあるお店です。
雨降る平日の夜ですが、冷やしをやるというので「麺処 晴」に行ってきました。
この日は夜のみTwitter限定15食でしたが、来週からは夏季限定になる予定だそうです。

中華か塩の券を買って「冷やしで」と伝えるそうで、
「中華そば(冷やし)」730円です。
券売機は撮りませんでしたが、30円値上げしたんですね。
あと、券売機一番上がつけ麺から中華そばに変わっていました。

ここの中華そばはいつも美しいですが、冷やしも大葉の配置が鮮やか。

「丼の左側に煮干オイル、右側に柚子オイルがいれてありますので、途中で混ぜてどうぞ」

おおー。
ただ冷やしにするのではなく、そんな凝ったこともしているのですね。

左をすくえば、コクのある煮干。
右は確かに柚子の風味。
面白いです。

スープは冷やしでもキレのある煮干。
スッキリとした中に適度な苦味も伴い、淡麗煮干としてはピカイチな美味しさ。

麺は締められてグニグニとした心地よい弾力。
冷やしても美味しいレアチャーシューはボリュームたっぷり。
メンマは入りませんが、オニオンスライス、ミョウガ、ネギなどでサッパリいただきました。

これは塩でも美味しそうですね。
さすがの冷やし煮干でした。
西武池袋店の煮干狂會が終わり、次に出店している一燈も食べて、GW前に気が抜けてしまいました。
新店でも行くか、と探しても気が乗らず、
「そうだ、煮干狂會のお店に行こう」と決断。

自分の行動範囲から行けるとしたら伊吹か麺処 晴。
伊吹は公式ブログで「煮干が足りない」みたいなことを書いていましたので、こちらに訪問です。

ちょっと時間が開いた二度目の訪問ですが、開店前から行列。
開店しても次々お客が入っています。

自分の番になったので、すかさず西武の煮干狂會に行ったことを伝えようとすると

「分かってる分かってる(笑)」
さすがに3回も行けばアレですね(笑)

前回は「中華そば」を食べたので、「味玉塩そば」800円と「豚めし 小」250円にしました。
券売機には無い「和え玉」も狙っていたのですが、出来なかった場合を考えて豚めし追加です。

店内の注文はラーメン系とつけ麺が半々くらい。
調理はほぼ店主さんですが、鋭い動きで手際がよいです。

前回食べた中華そばの時にも思いましたが、煮干系にしてはチャーシューが豪勢で華やか。
スープはしっかりビターでキレがありますね。
八王子の圓もそうでしたが、塩の方がダイレクトに煮干を感じられます。

麺は村上朝日堂の細麺。
煮干しに合う硬めの茹で加減です。

大判のレアチャーシューはデフォで2枚も入ってます。
相変わらずムチムチで美味しいです。

穂先メンマも大きなものが2本。
具が豪華で嬉しいです。

和え玉が出来るか聞いたところ、「出来ますよ!」と快い返事。
「1玉?2玉?」
と聞かれたので、もちろん1玉。
豚めしもありますので(笑)

「和え玉」は150円ですが、刻みチャーシュー、紫玉ネギ、ネギ、魚粉が乗って見栄えがよいです。
底にたまっているタレとまぜて、油そば風にしていただきました。
硬めの麺が美味いです。

豚めしは小でも結構な量。
チャーシューの切れ端が大量に乗っていてお得です。

さすがにお腹いっぱいになり、大満足でした。
いいお店ですね。
夜に伺えたら、チャーシューをつまみにビールを飲みたいです。

西武池袋店の催事について

「次年度も期待してます」と伝えると、

「個人店はキツイ。やれて3日」と。

朝から晩まで休み無しですもんね。
相当大変だったでしょう。

でも、イチカワさんが呼びかけたら、やってくれるはず。
そんな気がします。
期待してますね!
日比谷線の入谷駅近くのラーメン屋さん。
僕はJR鶯谷駅から歩いていきました。
6、7分位だったかな?

券売機の一番上はつけ麺で、
ほとんどのお客さんがつけ麺を食べています。
しかし、僕はどちらかというとラーメン派なので、
「中華そば並」700円にしました。
麺量は並で130gとやや少なめ。

麺の茹で時間は1分くらいで、
先に待っていたつけ麺のお客さんを追い抜いて提供されました。

清湯系の煮干ラーメンを過去にいくつか食べてきましたが、
具がぎっしりで、こちらのラーメンが一番賑やかですね(笑)

あっさりした煮干スープはエグミが無く、かなり美味しいです。
強烈な煮干!という訳ではなく、とても飲みやすくてバランスがいいです。
白ネギ、青ネギ、刻み玉ねぎが乗っており、スープにアクセントを与えています。

麺は加水率低めの細めストレート。
パツンとした歯触りの、煮干ラーメンによくあるタイプの麺。
しなやかで表面がツルッとしていて美味しいです。

そして、特筆すべきはレアチャーシュー。
大きくて5mmほどの分厚いものが二枚も入っています。
低温調理でムチムチしており、分厚いので噛み応えがあります。
これは本当に美味しいですね。
トッピングを別皿で提供してもらってビールを飲みたいくらいです。

穂先メンマも、他店の平均的な大きさより巨大で極太。
しかも2本入っています。
ザクザクとした食感が良く、美味しいですね。

麺とスープだけでもかなり満足なのに、
大きな具がたっぷり乗って700円は凄いな~。
鶯谷まで行った甲斐がありました。

店主は作っている時はかなり真剣な表情をされていますが、
お店を出る時はにこやかに挨拶されていました。

なお、お店の入り口には「煮干狂會」なるチラシがあります。
加盟店は

煮干中華ソバ イチカワ
中華ソバ 伊吹
麺処 晴
頓知房
煮干中華ソバ 宮庵
おおぜき中華そば店

全店制覇したいところですが、
茨城のイチカワは難しそう・・・。

  • 「中華そば」780円
  • 「冷やし塩そば」800円
  • 冷やしでも美味しいチャーシュー

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7位

らぁ麺やまぐち (面影橋、西早稲田、早稲田(都電) / ラーメン)

20回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 昼の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.7
    • | 雰囲気 4.7
    • | CP 4.7
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2018/07訪問 2018/07/05

夏期限定の新作「地鶏と昆布の冷やしそば」

早稲田の行列店「らぁ麺 やまぐち」。
7月1日から夏季限定の冷やしメニューが始まってます。

今年は新作の「地鶏と昆布の冷やしそば」900円。
限定20食だそうです。

冷やしの丼は「鶏そば」と違い、平べったいもの。
麺はキレイに畳まれ、鶏チャーシューやライムがキレイに盛り付けられています。

透明度高いキンキンに冷えたスープを飲むと、冷やしでもしっかり厚み。
タレのキレもあり、アッサリでも旨味が押し寄せます。

今年は羅臼昆布メインに会津地鶏とのこと。
昆布の旨味が贅沢で、地鶏で厚みが出ている感じです。

麺もしっかり締められ、細くてもなかなかのコシ。
鶏チャーシューはしっとり柔らかく、紫タマネギの甘みも良いです。

そして、意外な味変がライム。
キリッとして昆布の旨味が際立ちます。

今年も昆布水のつけ麺が流行っていますが、「やまぐち」は昆布の使い方も個性的。
昨年の「潤目(うるめ)煮干の冷やしとろみそば」もユニークでしたが、今年はよりパンチある「冷やしそば」でした。
鶏清湯が流行する原動力となった名店「らぁ麺 やまぐち」。
オープンから6年経った今も常に行列してます。

現在は「鶏そば」に「鶏つけそば」と2種のメニュー。
注文は「鶏ワンタンそば」1030円です。

厨房では店主の「にゃみ」さんがメインで調理。
太メンマにキレイなピンクの豚ローストなど、丁寧に盛り付けられた一杯が登場です。

やまぐちの「鶏そば」は昨年2月に大幅リニューアルし、具材も盛り付けも変更。
スープは芳醇な鶏出汁となり、軽やかな醤油も含め、贅沢な味わいになりました。
醤油のキレや鶏油のコクに頼るのでは無く、最大限に引き出された鶏の旨味。

更に最近、浄水器を変更したとのこと。
鶏の旨味が豊かなのに、確かにアッサリ&クリアさもアップ。

ストレス無く身体に吸収されていきます。
鶏清湯のお店は数多くあっても、今の「やまぐち」はどこにも似ていないオンリーワンの旨さ。

具の鶏もも肉は軟らかくて驚くほどジューシー。
低温調理の豚チャーシューも旨いですが、この鶏は凄いです。

そして鶏ワンタンも肉汁がたっぷり。
スープ、鶏もも肉、鶏ワンタンとそれぞれ違った鶏の旨さを堪能出来ます。

まさに「鶏そば」というネーミングがピッタリ。
リニューアル後の「鶏そば」は何度食べても美味しいです。
「鶏つけそば」も食べてみたいですが、夏でも「鶏そば」を食べてしまいそうです。
オープンから6年目に突入した西早稲田の行列店「らぁ麺 やまぐち」。
ミシュランビブグルマンをはじめ、各賞を受賞している名店です。

現在のメニューは「鶏そば」と「鶏つけそば」。
それにローストポーク丼にトッピング等です。

注文はイチオシの「鶏ワンタンそば」1030円。
「鶏そば」は昨年2月に大幅リニューアルされ、今回いただくのは3回目です。

スタッフ3名で、変わらず店主の「にゃみさん」がメインで調理。
太メンマに豚鶏2種のチャーシュー、カイワレ、ワンタン。
堂々たる見栄えの一杯が登場です。

提供時から鶏の香りが立ち、味も芳醇な鶏に華麗な醤油。
会津地鶏の丸鶏メインで、リッチかつ親しみやすい旨さです。

鶏油はしつこくなく、鶏のお出汁中心。
軽やかなのに深く質の良い鶏出汁で、「やまぐち」にしか出せない味です。

麺は京都「麺屋 棣鄂」のらぁ麺やまぐち特注麺。
平打ちのストレート中細麺で、ツルツルモチモチな食感。
小麦も香る美味しい麺で、明らかに特注なのが分かります。

チャーシューは薄切りの豚に鶏もも肉。
特に弾ける食感の鶏モモ肉がジューシーで凄く美味。

ワンタンは3個入っており、鶏2個にゆずコショウが1個。
ゆずコショウも悪くないですが、素材の旨味が詰まった鶏ワンタンが最高。

やや粗挽きで肉汁も詰まってます。
大きくは無いですが、ジューシーさは抜けてます。

鶏スープだけでなく、鶏ももチャーシューも鶏ワンタンも美味。
贅沢に鶏三昧な一杯でした。
早稲田イチの人気ラーメン店「らぁ麺 やまぐち」。
11月22日から秋の限定「ポルチーニ香る新麦そば」1080円が始まりました。
券売機の一番右下にあり、知らないとまず買えないと思います。

まずは麺だけを味わってもらうと言うことで、三口分くらいの水で締められた素の麺に大根おろし。
麺は佐野実さん厳選の「北海道産 春よ恋」の新麦を使用しているそうです。

幅広な平打ちの麺はしっかりコシがあり、小麦の香りが贅沢。
瑞々しく自然な甘みもあり、まるで小麦粉のお刺身です。

続いては店主のにゃみさんから「ポルチーニ香る新麦そば」。
提供と同時にブワッとポルチーニが香ります。

スープは羅臼昆布にポルチーニの贅沢な旨味。
提供ごとに小鍋で出汁を採り、動物系不使用だそうです。

使用しているのは乾燥ポルチーニだそうですが、結構たっぷり。
アクセントや香り付けとしてでは無く、しっかりキノコの旨味が前面に出てます。

麺は同じく平打ちで、温麺なので表情が変わりモチモチ。
この麺にスープの旨味がしっかり乗り、麺とスープだけで旨いです。

具は厚みあるしっとり鶏チャーシュー2枚。
具材はシンプルですが、とてもリッチな麺とスープはさすが圧倒的。

前菜の冷たい麺もメインの温麺も、秋を十分に感じられます。
特にポルチーニと昆布のスープはオンリーワンの旨さでした。
今年の2月に「鶏そば」を大幅リニューアルした「らぁ麺 やまぐち」。
公式HPは更新されていないので「追い鰹中華そば」が乗っていますが、現在は「鶏そば」と「つけそば」のみ。

注文は「鶏そば」830円で、リニューアル直後の2月以来二度目です。
スタッフは3名で、厨房には店主のにゃみさんの姿も。

ラーメンは具材がキレイに盛り付けられて抜群の見栄え。
リニューアル前とは盛り付けも変わってます。

スープを飲んでみると、一口目から唸るほどの鶏の重厚な旨味。
リニューアル直後からブレることなく旨いです。

会津地鶏の丸鶏を多く使用し、温度管理を徹底したとのこと
鶏は厚くてもクセが無く、醤油の旨味もしっかり。
鶏油もしつこくありません。

麺は変わらず京都の「麺屋棣鄂(ていがく)」。
Facebookによれば、9月に「やまぐち」特別仕様の切刃を作ってもらったとのこと。
細かい違いはさすがに分かりませんが、硬めの中細麺は濃厚鶏スープに合ってます。

チャーシューははロースとポーク2枚に鶏もも肉。
鶏もも肉は小さいですが、下味も付いてジューシー。
太メンマは2本で、お出汁がしっかり染みて柔らかいです。

再度食べて確信しましたが、リニューアル後の「鶏そば」は間違いなく傑作。
流行りの鶏清湯は「スッキリお出汁に醤油と鶏油の旨味」という感じですが、ここは分厚い洗練された鶏。

リニューアル前とは別格の旨さだと思います。
今年2月以降食べてない方はぜひ食べて欲しい芳醇な鶏スープでした。
ミシュランビブグルマン3年連続掲載の「らぁ麺 やまぐち」。
現在は「西武線沿線ラーメンラリー2017にも参加」しています。

看板メニューの「鶏そば」は今年2月にリニューアル。
直後にいただきましたが、会津地鶏が加わって鶏の旨味と厚みが最高でした。

しかし、この日のお目当ては夏の限定「潤目(うるめ)煮干の冷やしとろみそば」880円。
公式twitterによれば「うるめ煮干しをメインに片口煮干しやうるめ節の出汁に昆布のとろみ」だそうです。

なお「限定は少々お時間いただきます」とのこと。
この日は食券を渡してから10分ほどで提供されました。

いつもの丼にオクラのクロスにナスの冷やし煮浸し。
スープを飲んでみると、じんわりとリッチなうるめ等の旨味。

麺を食べてみると、こちらにはネットリと濃厚な昆布だしが絡んでます。
恐らく麺を昆布だしで和えて、その上に冷やしスープをかけているのでしょう。

去年までは煮干しの冷やしを提供しており、世間的にも冷やしと言えば煮干しがメイン。
しかし、この昆布と魚介の2層スープはかなり斬新。

幾層にも絡む和のお出汁が濃厚で、麺がスルスル進みます。
冷やしでも硬くないローストポークも見事。
今年の冷やしは店主さんの技とアイデアが活きた新しい一杯でした。
ミシュランガイド東京で3年連続ビブグルマン掲載の「らぁ麺 やまぐち」。
店主のブログでは

「現在店舗の外装工事を行っております。
 その工事に合わせ、ラーメンも新たなスープでリニューアルオープンすべく精鋭準備中です!」

とありますが、最近行った方によればもうリニューアルしいているとのこと。
伺ってみると確かに外装工事が済んでおり、店頭に

「リニューアルオープン!!
 会津地鶏スープで更に美味しく!」

と立て看板が立っています。
メニューも絞られ、「鶏そば」と「鶏つけそば」の2品。

「追い鰹中華そば」が無くなり、券売機2列目は「新メニュー準備中」となってます。
「鶏そば」はリニューアルに伴い50円アップの830円。

新たに「鶏ワンタン」が加わったので、「鶏ワンタンそば」1030円にしました。
リニューアルで盛り付けも変わり、中央に豚チャーシュー、太メンマ、カイワレ。

どことなく立体感が増した盛り付けで、メンマはクロスしていません。
スープを飲んでみると、重厚に鶏の旨味。

会津地鶏の丸鶏が加わり、丸鶏の割合が高くなったとのこと。
丸鶏はガラより上品なお出汁になる気がしますが、今回のスープはかなり厚みがあります。

鶏の甘さは無く、鶏油も前面には出てきません。
鶏出汁とジュワッとした醤油の旨味がメインの美味しいスープです。

ワンタンは3個入っており、餡は粗挽きの鶏モモ肉。
1個は柚子胡椒の風味です。

豚チャーシューは薄切りで前と変わらない気がしますが、鶏は葛仕立ての胸肉からモモ肉に変更。
これがしっとり柔らかくジューシー。

鶏のクセも無く、ラーメンに入る鶏モモとしては最高級のレベルです。
また、メンマはほのかに梅の様な風味を感じました。

「麺屋棣鄂(ていがく)」のニュルッとした麺も小麦の香りが強く食べごたえあり。
「鶏そば」は昨年11月に食べているのですが、その際は1年前よりパンチ不足に感じました。

今回は鶏のお出汁中心なスープはそのままに、味も具もリッチ感が格段アップ。
ワンタン付けて1000円超えでも、それを納得させるご馳走感があります。

思い返せば、鶏清湯を流行らせたのも、関東で「麺屋棣鄂」を使い始めたのも「やまぐち」からの様な気が。
(醤油清湯の定番となった「豚と鶏2種のチャーシュー」も「やまぐち」からかも知れません)

そんな店主が本気を出したリニューアル、間違いなく食べる価値があります。
また、今の時期は学生がお休みなので比較的空いていて狙い目です。
西早稲田の超人気店「らぁ麺 やまぐち」。
ミシュランガイド東京2017のビブグルマンが先行して公式HPで公開され、3年連続で「やまぐち」も選出。
めでたく2号店「やまぐち 辣式」も選出されました。

来たのは一年ぶりですが、やはり開店時から行列。
学生、サラリーマン、外国人。
半分くらいは女性でした。

注文は看板メニュー「鶏そば」780円。
2種のチャーシューにクロスメンマの堂々たる風格。

スープはストレートに厚みある鶏。
「鶏そば」は昨年の8月以来で、その時はブラッシュアップ後でスッキリキレキレ。

今はスッキリでは無く、太い鶏出汁の旨味です。
醤油もキレではなくじっくりしており、コシのある麺との相性も良し。

豚チャーシューはやや硬めで、鶏チャーシューは葛をまとってプリプリ。
昔食べた時のような凄味はやや影を潜めましたが、やはり旨い「鶏そば」でした。
「高田馬場ラーメン女子大作戦」(9/26~10/2)というものが開催されており、
麺屋 宗、焼麺 劔、らぁ麺 やまぐち、らーめん我羅奢、つけ麺屋 ひまわりで限定メニューが提供されてます。

伺ったのは「らぁ麺 やまぐち」。
12時過ぎですぐ入れましたが、もちろんその後すぐ行列に。

ちなみにこの日は「天一の日」(10月1日)だったので、近くの天下一品も大行列。
※天下一品の日は無料券がもらえ、スピードクジが引けます。

やまぐちの限定メニューは「やまあおい-山葵-」980円。
やまぐち担当のラーメン女子の出身地である静岡のわさび、椎茸を使用しているとのこと。

ぱっと見はいかにも「やまぐち」のラーメンですが、チャーシューの上にわさび。
スープは「追い鰹中華そば」よりも和出汁が濃厚で、醤油ダレのキレは控えめ。

そのままでもじんわり濃厚な鶏×和出汁スープですが、ワサビが加わるとスッキリと香り良し。
ツンとくる辛さで、刺激的で美味しいです。

麺は限定専用なのかプリッとした細麺。
(替え玉は出来ないようです)

見た目はレギュラーメニューと似てますが、味は結構違います。
和出汁とワサビがリッチで、さすが「やまぐち」の限定と言った感じでした。
早稲田のミシュラン店「らぁ麺 やまぐち」。
この度、四回目の大きなブラッシュアップをされたとのことで伺ってきました。

注文は「鶏そば」780円です。
見た目の美しさは今までどおり。

スープは一口目から明確に違います。
以前はもっと「鶏!鶏!鶏!」

と濃厚な鶏スープだったのが、
醤油のフレッシュさ&キレに上品な鶏スープ。

地鶏を変えたとかの大きな変更ではないそうですが、かなり変わった様に思えます。
舌に残る醤油の後味も良く、前より断然好み。
鶏と醤油がマリアージュしてます。

気のせいかも知れませんが、麺は前よりパツパツな感じ。
前も美味しかったですが、更に美味しくなりました。

なお、現在は東陽町に2号店を開店準備中。
本店とは違う味になるそうで、そちらも楽しみです。
ランチ時には常に行列な「らぁ麺やまぐち」。
14:30過ぎに伺っても、ほぼ満席でした。

今回はお初の「追い鰹中華そば」。
地鶏を使用した鶏ベースに利尻昆布、宗田鰹の出汁を合わせ、更に本鰹節で追い鰹。
厨房では一杯ごとに追い鰹して濾しています。

見た目は「鶏そば」とそれほど変わりませんが、鶏チャーシューが入りません。
値段は「鶏そば」と同じなので、手間と材料費分値上げしないようにでしょうか。

スープは一口目から節の濃い味で支配。
かと思いきや、その後から鶏が力強く顔を出してきます。
節ならではのキレがあり、あと引く美味しさ。

もしかしたら醤油ダレも違うのでしょうか。
鶏そばが美味しいので後回しになってしまいましたが、思っていたよりも好みでした。
ミシュランに掲載された鶏清湯の「らぁ麺 やまぐち」。
こちらで「麻婆まぜそば」800円が始まったので行ってきました。

3/11から3月末まで1日20食の限定だそうです。
プチライスを付けるかどうか聞かれましたので、もちろん付けてもらいます。

「やまぐち」で辛いメニューは珍しいように思いますが、昨年の限定「ウイング台湾まぜそば」がとても美味しかったので期待大。
グルメビズの記事によれば、店主さんは麻婆豆腐と麺が合わないと考えていたそう。
今回は、一体感が高まるように豆腐は無くし、ラーメンではなくまぜそばにしたそうです。

「ちょっとお時間いただきます」
と告げられ、10分弱で提供。

つけそばなどに使用している、薄切りチャーシューが美しいです。
カウンターに置かれた時点で、花山椒の香りが漂いますね。

「よく混ぜてお召し上がりください」
とのことなので、しっかりとまぜまぜ。

思った以上に本格的な辛さで、花山椒もビリリと決まってます。
なめてかかると痛い思いをするレベル。

モチモチで粘りがある中太麺は餡の絡みが良く、箸が止まりません。
店主さんが「自信作」と言い切るだけのことありますね。
四川好きなら、間違い無くハマると思います。

残った餡には、もちろんプチライスを投入。
麻婆なので、合わないわけがありません。

辛いやつも上手な「やまぐち」でした。
高田馬場の名店「らぁ麺 やまぐち」。
11/10(月)から無休、土日祝通し営業に変更となりました。

元々は月曜定休だったので、さっそく11/10(月)に訪問です。
無休と言うことはスタッフが育ったのだと思いますが、この日の昼は店主さんがいらっしゃいました。

注文は「鶏そば」780円。
限定やイベントつけ麺は食べていたのですが、鶏そばを食べるのはかなり久々。
今年の5月にスープをブラッシュアップしていますが、それからはお初です。

鶏そばのスープは比内地鶏、吉備黄金鶏など鶏100%。
ストレートに濃厚な鶏出汁です。
そこにフレッシュ感ある醤油ダレが加わり、抜群の美味しさですね。

麺屋 棣鄂(ていがく)による平打ちストレート細麺は、モチモチと粘りのある食感。
表面がヌメッとしていて、スープが良く絡みます。

旨味凝縮の豚チャーシュー、葛仕立ての鶏チャーシュー、クロスしたメンマもボリュームしっかり。
清湯でもパンチのある旨味で、さすがのお味でした。

実は、「追い鰹中華そば」だけはまだ食べてないんですよね・・・。
いつか鶏そばの誘惑を振り切って食べたいと思います。
東京ラーメンショー第二幕(10/30~11/3)では、初日に

神奈川淡麗しおラーメン(10/29~31)
とみ田×一燈
青森濃厚煮干

の3軒をいただいてます。

休日は相当混むだろうし、日程的にもこれで終わりにしようと思っていました。

しかし、土曜の午前中に時間が取れ、しかも小雨予報。
これなら行けそうなので、前の晩からお腹を空かせて再訪です。

まずは高田馬場ラーメン組合の「らぁ麺 やまぐち×麺屋 宗」
こちらは11/1~11/3の出店で、「鶏塩そば」を出しています。

トッピングは味玉100円、全のせ300円。
店頭から鶏の良い香りが漂ってきますが、やまぐちの店主さんは居ないようです。

提供された一杯は、催事とは思えない丁寧な盛りつけ。
スープはじんわりと鶏な塩スープで、ごま油の風味がします。
柚子も入っていました。

麺はシコシコとしていますが、やや柔らかめ。
低温調理のチャーシューに穂先メンマがいかにもネオクラシカルです。

悪くは無いのですが、「やまぐち」となると、もっと濃厚な鶏を欲してしまいますね(笑)
まあ、催事だし塩なので、やはり「やまぐち」の鶏を味わうには実店舗に行くしかないでしょう。
そろそろ「鶏そば」をいただきに行きたいと思います。
小麦ヌーヴォー2014の後半(8/25〜31)は、飯田商店、G麺7、鳴龍、やまぐち、花の季。
花の季が収穫した新小麦を使用して限定ラーメンを作るもので、前半はくろ喜で「小麦蕎麦」をいただきました。

やまぐちでは「新麦の梅塩つけそば」1000円です。
1日限定20食なので早めに到着。
開店時20人弱でした。

通常のつけ麺同様に並と大盛が選べますが、並でお願いしました。
朝イチはさすがに限定率高し。
新しく女性スタッフが入っており、とてもテキパキとした対応です。

3段階の食べ方があり、まずは「水そば」。
少量の麺が水に入って出てきました。
店主さんの出身である会津では、蕎麦の出来を確認するためにこういった食べ方をするそうです。

これが、一口目からノックアウト。
香りがハンパじゃ無いです。
くろ喜の蕎麦っぽい感じでは無く、「小麦の麺」と言う感じ。
コシはそれほど強すぎず、しなやかな弾力があります。

次は、麺が浸かっている昆布出汁と。
昆布出汁はヌメリがあり、塩味はほぼ無くアッサリ。
麺の邪魔をせず、旨さが引き立つ食べ方だと思います。

最後は梅干しと紫蘇のつけ汁。
丸鶏、宗田節に追い鰹だそうで、上品で柔らかな旨味の中に粟国の塩ダレがキリッと効いています。
追い鰹の風味がとても良いですね。

中には南高梅の梅干しも入っています。

つけ汁も美味しいのですが、暖かい汁に付けると麺が柔らかく感じます。
小麦の風味は凄いのですが、麺自体は繊細なのでしょうか。
時折、昆布出汁のままいただき、後からつけ汁に口を付けていただきました。

いつものローストポーク、クロスメンマで緩急を付け、最後は余った昆布出汁でスープ割り。
大満足でした。
さすが「やまぐち」です。

去年はTRY新人賞を総なめにしましたが、今年のTRY大賞は蔦と一騎打ちかな~と思ってます。
約一ヶ月ぶりのやまぐち。
今年も「冷やし煮干しそば」が発売されたので行ってきました。

基本は20食限定とのことで、開店15分前に伺うと3人待ち。
開店時は15人ほどになっていました。
若いサラリーマンが列に並んでいる友人?に割り込んでいましたので、「割り込み禁止」の掲示が必要かもしれません。

注文は「冷やし煮干しそば」850円と「地鶏とろ丼」380円。
台湾ウイングまぜそば同様、券売機の下の方にあるので知らないと見つけにくいです。

スープに 口を付けた瞬間は油不使用の和風な煮干と感じるのですが、口の中でグイグイと来ますね、煮干。
優しい味ではなく、煮干の苦味をキレに変えた美味いスープです。
去年は白口の片口煮干しだけで、そこにアジ煮干しも加えたそうです。

麺は冷やし煮干し専用の細麺。
硬めの弾力が良く、スープとの絡みも良いです。

具はつけ麺と同じローストポークに、お馴染みのクロスしたメンマ。
冷やしだとメンマのザクザク感が増して、なお美味しい気がします。

地鶏とろ丼」も前から食べたかった丼。
地鶏を手作業でフワフワにし、鶏油を加えたもので、ありえへん∞世界でも紹介されていました。
ありえへん∞世界で紹介され、だまされたものもありましたが、こちらはもちろん美味しいです。
鶏がフワフワで、味付けもしっかりめ。
380円とサイドメニューにしてはお高めですが、納得の味でした。
アトム通貨と高田馬場ラーメン組合による「内藤とうがらしラーメンフェア」が4/16~5/15で開催されています。
麺屋宗のブログによれば、

1: 麺屋宗   『江戸あえ麺』 850円 20食 2~3辛
2: 武道家   『内藤くんの辛いラーメン』 800円 30食 3辛
3 :ぼりうむ  『内藤新宿』 780円 20食
4 :焼麺劔   『豚挽あんかけ焼麺』 830円 3辛
5: ひまわり  『Wキムチつけ麺』 880円 限定数なし 3辛
6: やまぐち  『ウイング台湾まぜそば』800円 20食 4辛
7: がらしゃ  『海鮮坦々ラーメン』 880円 15食 2~3辛
8 :鷹流     『内藤バカ麺(白)』 880円 夜限定 2~3辛
9 :表裏     『汁なし坦々麺』

大好きな「やまぐち」が、なんと台湾まぜそばを提供。
こりゃー見逃せません!

一日20食限定ですが、夜に電話したらまだあるとのこと。
つけそば同様、券売機の下の方にあるので見逃しそうですね。

「ウイング台湾まぜそば」800円
「プレミアムモルツ小瓶」380円
「おつまみローストポーク」380円
を注文しました。

ビールのグラス、凍ってます。
ラーメン店でも、良い店はみんなグラスが凍っていますね。
嬉しい限りです。

ローストポークはちょっと温められており、柔らかいです。
塩と黒胡椒のシンプルな味付けも良いですね。
おつまみ用の器が無いようで、高級料理みたいな大皿になってますけど(笑)

台湾まぜそばには小ライスが付けられるとのことで、もちろん「追いメシ」用にお願いします。
完璧なルックスの台湾まぜそばが登場。

具は定番の台湾ミンチに卵黄、
ニラ、海苔、ネギ。

かつお節が珍しいですかね。
魚粉の代わりでしょう。
なお、ニンニクの有無は聞かれず入っていましたので、ランチなら注意が必要かも。

先に台湾ミンチのみを食べてみましたが、なかなかに鋭い辛さ。
激辛とまではいきませんが、結構辛いです。
内藤とうがらしのイベントで一番辛い4辛ですから、当然と言えば当然ですね。

ラーメンと同じ縦長の丼なので、麺量は多め。
茹で前200g以上でしょう。

麺は平打の太麺。
フェットチーネの様です。

この麺、なんと片面のみが凹状になっていて、ミンチなどが絡みやすくなっています。
台湾まぜそばの「麺屋はなび」や「こころ」では、デポに擦り付けて傷をつけていましたが、
製麺の段階から絡みやすくしているということですね。

通常の麺と同様、棣鄂(ていがく)との共同開発でしょう。
ここまでやるなんて驚きです。

鶏出汁と思われるコクに台湾ミンチの刺激的な辛さで箸が止まりません。
もちろんニンニクも効いていて、中毒性抜群。

タレや具が残った丼にライスを入れて追いメシ。
ご飯との相性もバッチリ。
やまぐちはつけめんでさえ淡麗なのに、台湾まぜそばのジャンクな美味さに降参です。
今まで食べた台湾まぜそばで間違いなくNo.1。
クオリティ高過ぎです。

せっかくなので、内藤とうがらしラーメンフェア、他のお店も行ってみますかね。
暖かくなってきたので、つけ麺をいただきに。
高田馬場でつけ麺というとべんてんですが、13時過ぎても10人以上の行列。
べんてんは回転が良い方ではないので、第2候補だった「やまぐち」へ。

こちらも数々の賞を受賞している人気店ですが、13時過ぎならすぐ入れました。
高田馬場駅から離れているし、回転も良さそうです。

店主さんのツイッターで価格改定したと書かれていましたが、鶏そばなどは30円値上げの780円。
豚丼セットなどは逆に10円安い220円になってます。

「鶏つけそば」は券売機の一番下にあるので、一瞬メニューから消えたのかと思ってしまいました。
こちらは、わずか10円UPの890円。
良心的ですね。

麺量は並225gで、大盛300gも無料。
今回は並でお願いしました。
なお、細麺なのであつもり不可です。

豚骨魚介の「つけめん」などとは違う、とても美しいルックス。
レアチャーシューのピンク、カイワレの緑が映えますね。

麺が冷たい昆布出汁に浸かっていますので、まずは麺のみをいただいてみます。
麺は京都の製麺所「麺屋 棣鄂」の平打ち中細麺。
弾力があり、このままでも美味しいです。

つけ汁は、提供された瞬間から猛烈に鶏の香りです。
鶏油に頼らない濃厚鶏出汁に、キレのある醤油味。
メリハリがあって良いですね~。

細麺との絡みも良いです。
啜磨専科で感じた物足りなさがありません。

レアチャーシューはローストポークのようで、こちらもしっかりと強めの味。
つけ汁には衣が付いた鶏チャーシューも入っており、こちらもプリプリで最高です。
メンマは極太ですが柔らかいですね。

また、つけそばには「生かんずり」が渡されますが、こちらも相性抜群。
フレッシュな酸味が良いです。

最後は麺皿に入っている昆布出汁でスープ割り。
満足度はかなり高いです。
こちらの店主さんは前述したとおり、麺創研かなで・改のご出身。
かなでで食べた「冷やし煮干らーめん」が良かったので、こちらの冷やし煮干を食べに伺いました。

「冷やし煮干そば」830円を注文です。
ブログには一日20食限定だとか書いてありましたがどうなんでしょう?

ちょっと時間がかかるとのことですが、8分ほどで提供。

煮干感凄いです。
「かなで」でもそうでしたが、冷やしで煮干感を出すのは大変なことらしいです。
煮干はかなり大量に使用しているとのこと。

麺は平打ちの中細麺。
キンキンに冷やしてあるのでコシが増していますね。
ただし、ガチガチに硬いわけではなく、しなやかさもあります。

チャーシューは薄切りのレアチャーシュー。
塩気が効いていて、まるで生ハムみたい。

メンマは材木状ですがかなり柔らかくて食べやすい。

ミョウガも入っており、一緒に食べるとまさに和のテイスト。
夏でもサッパリ美味しい煮干冷やしだと思います。
1月8日に開店した新店です。
府中のかなで改等を立ち上げた「にゃみさん」という方が店主で、
ラーメンブログやツイッターで瞬く間に話題になっているお店です。

高田馬場駅から歩いて行けますが、結構距離があるので10分くらいかかります。
ブログ等で高評価だからか、土曜の12時過ぎで6人待ちでした。

まだ開店仕立てなだけあって、店頭には有名ラーメン店からの花が飾られていますね。
凪、不如帰、マタドールなど、美味しいお店からのお花が一杯(笑)

「追い鰹中華そば」と「鶏そば」の2本立てですが、
フロアの店員さんが「お薦めは鶏そばです」と他のお客さんに仰っていました。

「鶏そば 豚丼セット」980円を券売機で注文。
店内はとてもおしゃれです。
吉野家のような客が向かい合うカウンターで、その間を若い店員さんが行き来しています。
店主さんは奥まった厨房で調理されていますが、カウンターからその姿が確認出来ました。

鶏そばは豊後鶏の鶏ガラや丸鶏を使用した鶏100%のスープだそうで、まさに濃厚な鶏スープです。
醤油の風味が強めですが、鶏出汁もしっかりしているので尖りすぎている感じではありません。

店主はもともと自家製麺をされていたようですが、
このお店では京都の製麺所「麺屋 棣鄂」と共同開発したオリジナル麺を使用しているとのこと。

中太の平打ちストレートで、表面がツルッとしており、パツパツと歯切れがよいですね。
なかなか美味しい麺だと思います。

鶏そばのチャーシューは鶏チャーシューです。
表面に何かまぶされた葛仕立てで、表面がしっとりと衣の様になっています。。

低温調理のしっとり鶏チャーシューも美味しいですが、こちらのチャーシューもいいですね。
ボリュームがあるのも嬉しいです。

メンマは材木状のザクザクした食感のものが2本でした。

豚丼は豚チャーシューを炙ってご飯の上に乗せたものですが、
豚チャーシュー、かなり美味しいです。

下味をつけた豚肉を低温で焼き上げてタレに漬け込んでいるとのことですが、
普通のチャーシューよりもしっとりと柔らかく、風味豊か。
漬け込んでいるからであろうムチムチっとした食感もたまりません。

麺もスープも鶏チャーシューも美味しかったですが、一番驚いたのは豚丼かもしれません。

豚丼は単品で300円、鶏そばが単品750円。
別々に買うと合計1050円ですが、セットにの食券は980円なのでちょっとお得。
1000円超えるか超えないかって大きいですよね(笑)
ラーメンはあっさりめで量も多くないので、男性は大盛か豚丼セットにした方が満足できると思います。

鶏そばも豚丼もさすがの完成度でした。
食券機では「全部乗せ」がまだ×印だったので、こちらにも期待が高まります。

  • 夏期数量限定「地鶏と昆布の冷やしそば」900円
  • 羅臼昆布と会津地鶏の濃密な冷やしスープ
  • コシのある〆られた麺

もっと見る

8位

一条流がんこ総本家分家四谷荒木町 (四谷三丁目、曙橋、四ツ谷 / ラーメン)

37回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2022/05訪問 2022/05/02

家元ご勇退 総本家改め「一条流がんこ総本家分家荒木町」にて「上品 塩」

「がんこラーメン」創設者の「家元」こと一条安雪が厨房に立ってきた四ツ谷荒木町の「一条流がんこラーメン総本家」。
4月24日をもって家元がご勇退され、弟子の後藤店長が後を継いでいます。

家元最後の日は事前告知無しでしたが、察したファンが駆け付け4時間待ちとのこと。
弟子の「覆麺」店主らも応援に来ていた様です。

公式ブログによれば、「総本家」は実弟である一条 修氏の相模原店に譲るそう。
旧総本家は「一条流がんこ総本家分家荒木町」となります。

また、公式ブログでの告知も終わり、下記twitterにてお知らせ。

一条流がんこラーメン総本家【公式】
https://twitter.com/ganko_yotsuya

たまに以下でも情報が発信されます。

がんこ総本家四谷荒木町 小池
https://twitter.com/ganko_tk

僕は勇退から一週間たった日曜にようやく訪問。
今まで日曜は貝やカニを使用したスペシャルでしたが、この日は純正で以下のメニューです。

濁ったスープ
・雪(100)

澄んだスープ
・上品醤油
・上品塩

ともに通常(麺200g)1100円。
大盛300g+100円 特盛400g+300円です。

ちなみに並び方もtiwitterに記載され、1Fに並べるのは21人まで。
この日は階段上の28番目ほどに並び、入店、ラーメン提供まで約1時間でした。

「上品 塩」1100円
澄んだスープにサッポロめんフーズの黄色い麺。
国産豚チャーシュー2枚にメンマ、味玉、カニカマが乗ります。

スープは節を感じるも様々な旨味が溶け込んだ濃密お出汁。
最初よりも後半に塩ダレのエッジを感じるショッパ旨です。

バツバツ食感の麺も変わらず旨い。
フワフワでとろけるチャーシューも文句なしです。

間違いなく凄く良く出来ている上品塩ですが、家元が作った一杯ほど凄みは無いような気も。
これはレシピを作った家元と継いだものの違いなのか、食後に何度も何度も自問自答してみました。

自分なりに出した結論としては、恐らく味ではなくここに家元が居ないと言う違和感。
僕なんてたまにしか総本家に行かないのに、実際に家元が居ないお店に思った以上の喪失感を感じていた気がします。

家元の総本家は行くたびに味が違ったし、後藤店長が仕込んだ「上品塩」は昔の清湯「自由が丘」より全然美味しい。
それでも家元が居るか居ないかは大きな事で、改めてカリスマだったと実感しました。

なお、かつて無音だったお店には家元が歌うカラオケのBGM。
今度は家元が生み出した傑作「100」もいただいてみたいと思います。
四谷三丁目の行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
がんこ創設者にして今年74歳の家元 一条安雪氏によるレジェンド店です。

ここの平日スープは清湯の「上品」に濁った「下品」の2種。
「下品」のタレ無しを「100」と呼び、これが総本家の看板メニューです。

先日から酒粕を加えた「酒粕100」を始め、好評のためこれが新スープに。
6月8日からこのスープは「雪」と命名され、家元が作る最後のスープだそうです。

「みなさん、雪でいいですか?」

と家元が聞くと、僕の座った回は全員「雪」。
ちなみにラーメンは無化調で原価もかかるため、今回から100円値上げして1100円になってます。

「雪」1100円
フワフワ国産豚チャーシューに2枚にどっさり悪魔肉。
肉は以前の倍くらいになっており、割高感は全くありません。

濃ゆい色のスープはしっかり甘みとコク。
粘度は無くサラッとしており、旨味が強いです。

酒粕なのでかす汁を想像しましたが、言われなければ酒粕と分からないブレンド。
節系も増やしたのか、ちょっと豚骨魚介にも似た味わいを感じます。

以前の「100」も食べるたびに味が違ったものの、今回はより分かり安い感じ。
バツバツな黄色いサッポロめんフーズの麺も良く合います。

具はかなり多くなり、チャーシューに悪魔肉5枚ほどと肉だらけ。
味玉にクニクニメンマとボリュームあります。

ちなみに新しい「上品」はモミジの代わりに丸鶏2羽使用とのこと。
今度は上品の「瀬川瑛子(醤油)」または塩行きたいと思います。
四谷三丁目のレジェンド店「一条流がんこラーメン総本家」。
コロナ以来休業も多く、約1年ぶりの訪問となりました。

その間に変わったことも多く、まずは並び方。
椅子は無くなり間隔を開けて目印が置かれ、その目印の場所に並びます。

カウンターには仕切りが付き、サポートは奥様から後藤店長に変更。
平日のラーメンは変わらず1000円で、炊き込みスープの「100」に清湯スープの「上品」です。

「上品 塩」1000円
いつもはパンチある「100」ですが、この日の気分は「上品」。
丼の両端に大判チャーシューが乗り、メンマ、カニカマ、味玉、海苔、ネギがキレイに盛られます。

澄んだスープは優しく染み渡る出汁の旨味。
節っぽい風味もありますが、素材が一丸となり中国の上湯の様なリッチな味わいです。

「がんこ」でも塩ダレは尖りすぎず、オイルの風味も熟練の格。
「上品」と言えば前は「醤油」だけでしたが、「塩」相当好みです。

サッポロめんフーズの黄色い麺はもちろんグッド。
しっとり分厚いチャーシューも絶品です。

なお、食べてる途中で

「次はやはり好きな『100』を食べに来よう」

とも思っていたのですが、途中から「上品 塩」に大満足。
後半は「がんこ」らしい塩気もしっかり感じ、食べ終える最後の一滴が一番旨いと思うバランスでした。

自分の年齢のせいもあるのか、今までに総本家で食べた清湯ではNo.1。
家元の腕に更に磨きがかかっているようにも感じたので、次回は本気で「100」と「上品」で迷いそうです。
唯一無二のラーメン店「一条流がんこラーメン総本家」。
初めての方は分かりにくいかも知れませんが、現在の提供メニューは以下のとおりです。

※家元のブログに加筆して引用。
-------------------------------------------
月~金(営業時間10:00~13:00 不定休なのでブログを確認のこと 月・金の休みが多いです)
◆100ラーメン(炊き込みスープで可なり濁っていて・スッキリしたラーメンでは有りません!)
◆上品ラーメン(綺麗に澄んだ正油ラーメンです♪)

土・日・祝日は限定スペシャルラーメン(営業時間9:00~12:00 蟹や貝を使用して時価・ブログ参照)
・定番ラーメンは有りません!
悪しからず!
-------------------------------------------

僕が大好きなのは「100ラーメン」1000円で、SUSURU.TVで紹介されたのもこれ。
更に「100」には<純正>と<不純>があり、<不純>は土日祝のスペシャルラーメンをベースにしたものです。

この日は純正の「100ラーメン」。
お店の前には椅子が20個ほど並べられ、奥まっているので風も吹き込みません。

一人出たら一人入るシステムで、家元に聞かれてから注文。
奥さまが近づいたら前払いでお金を手渡しします。

丼には分厚いチャーシューに悪魔肉、味玉、メンマ、海苔と具材がギッシリ。
ちなみに箸はカウンター引き出しに入ってます。

「100」はタレ無しですが、茶濁色のスープは出汁から出た塩分でショッパ旨なパンチ。
濃密に出汁が詰まっていて強烈です。

なお、以前食べた純正の「100」に比べると、節系の魚介の旨味が前面に出ている感じ。
2月から値上がりしたので、それに合わせて食材も豪勢にしているかも知れません。

バツバツの黄色い細麺との相性は抜群。
デフォで200gあり、大盛り300gは+100円、特盛り400gは+300円になってます。

しっとり国産豚チャーシューは厚切りでホロホロと超贅沢。
悪魔肉(甘辛に煮込んだ豚バラ)も以前よりたっぷり入っている気がします。

背脂もちょっと入っており、後半はより濃密で甘ジョッパに変わるスープ。
終わりにしようとお冷やを飲んだ後も、何故かまたレンゲですくってしまう麻薬的なスープです。

「総本家が食べたい」と思ったら最後、どこにも代わりが無い凄い一杯。
値上がりして1000円になりましたが、その数倍の満足度と元気をもらえます。
四谷三丁目のレジェンド店「一条流がんこラーメン総本家」。
1月11日(土)から冬休み明け営業開始となり、土日祝は9時から12時に営業時間が変更となりました。

11日は剥きガキ5キロスープにマテ貝をトッピングした「上品醤油スペシャル」1200円のみで営業。
100ラーメン、下品ラーメン、悪魔の提供は無しです。

丼にはマテ貝、チャーシュー、味玉、メンマ、カニカマ、海苔、ネギ。
相変わらず他店の「特製」レベルに具がドッサリ乗ってます。

スープはアッサリとした優しい醤油味で、「100」の様なしょっぱさは無し。
ガツンと牡蠣では無く、あと引く余韻になっていてしみじみ旨いです。

牡蠣を入れたからか、通常の「上品」よりは油少なめ。
それでもバツバツなサッポロめんフーズの麺と合うのが不思議です。

マテ貝は出汁ガラではなく、トッピング用に煮付けたもの。
博多の屋台にも良くある縦長の二枚貝で、プリプリ食感の上品な旨味は贅沢です。

しっとりホロホロなチャーシューにメンマなどもグッド。
パンチでは無く、「上品」に旨いラーメンです。

なお、「SUSURU TV.」で2019ラーメン総括があり、総本家が特別賞(動画無しのため)となっていました。
https://youtu.be/9xyqpPEHI2s
しかし、そこで紹介されていたのは「上品」では無く「100」ラーメンです。

平日は「上品」と「下品」があり、「100」ラーメンは「下品」のタレ無し。
出汁から出た塩気だけでパンチがあり、出汁の旨味も濃い唯一無二の一品で僕も大好きです。

今回の「上品スペシャル」とは全く違うので、初めて行かれる方は家元(店主)のブログを確認した方が良いでしょう。
http://ganko1joh.hatenablog.jp/

総本家の凄さを知るには、まず「100」を食べた方が良いと思います。

以下、初めての方へ簡単なご案内(2020年1月11日現在)

・営業時間は平日10:00~13:00、土日祝9:00~12:00です。
 休みは不定期なので、必ず家元のブログを確認しましょう。
 また、当日急にお休みになることもあるので、出かける前にもう一度ブログのチェックを。

・手前から奥に向かって並び、長い場合は突き当たりで折り返してます。
 総本家のお客さんは皆優しいので、分からない場合は聞けば教えてくれます。

・一人出たら一人入ります。
 複数の場合は家元に伝えれば、優しく調整してくれます。

・注文は家元に聞かれるまでじっと待ちましょう。
 「初めて」と言えば優しく教えてくれます。
 SUSURU君が絶賛していたのは「100」ラーメンです。

・前金制です。
 奥さまが「○○円です」と言われたら手渡ししてください。

・箸はカウンター引き出しにあります。

・食べ終えたら丼をカウンターに上げ、布巾で拭いて終了です。
 ラーメンが大好きな方、ぜひ伺ってみてください。
9月の営業再開からも行列が絶えない「一条流がんこラーメン総本家」。
2ヶ月ぶりに訪れると、家元も奥さまも元気そうです。

ここのスープは「上品」と「下品」があり、どちらも900円。
注文はいつもどおり「100」(タレが入らない下品スープ)です。

ちなみに「100」には純正と不純があり、不純は日曜のスペシャルスープをベースにしたもの。
この日は「マングローブガニ」ベースです。

丼にはドッサリと悪魔肉、国産豚チャーシュー、味玉、メンマ、海苔、ネギとド迫力。
色の濃いスープは一口目からズドンと濃密な出汁です。

マングローブガニがベースでもストレートにカニでは無く、あらゆる素材がブレンド。
カニを軸に味が締まっており、今回のスープは猛烈に旨いです。

前に食べたカニベース不純は濃すぎて口内が痺れるほどでしたが、今回はそれが無く食後の渇きも少なめ。
家元はまた新たな境地に行ってしまったのか、大当たりなスープだと思います。

タレ無しでも他店の普通のスープより間違いなく濃く、パンチ抜群。
止めようと思ってもレンゲが止まらない麻薬的な一杯です。

前の不純がキツすぎたので「上品」にしようかと思いましたが、「100」で大正解。
改めて唯一無二のラーメンであると再確認出来ました。
唯一無二のラーメンで絶大な人気の「一条流がんこラーメン総本家」。
家元(店主)と奥さまの2人体制ですが、奥さまの股関節亀裂骨折により6月中旬からお休みになっていました。

約3ヶ月が経ち、9月8日(日)からようやく再開。
根強いファンが多いお店なので、当日は朝4時半からお客さんが訪れ、9時前には80人の行列になったそうです。

それから数日、完全に再開とのことで公式ブログに「お休み」と書かれない限りは営業。
また、営業終了は14時から13時に変更となり、この日は10時半頃に伺って30人弱の行列になっていました。

ここは回転が良いので30人で1時間前後の待ち時間。
店内に入ると、家元はもちろん奥さまも元気そうで良かったです。

注文は「100」900円。
ここは上品スープと下品スープの2種類があり、「100」は下品スープのタレ無しです。

丼を覆い尽くす悪魔肉に丼からはみ出た大判のチャーシュー。
それに味玉、海苔、メンマ、ドッサリのネギと変わらずそそる盛り付けです。

茶褐色のスープは動物系や魚介、イカトンビなどの濃厚な旨味。
「がんこ総本家」ならではの、どこにも無い味で変わらず旨いです。

タレが入らずとも、出汁素材から出た塩味で十分な塩気。
ドロドロでは無くサラッとしていますが、食べた後は口がペタペタです。

サッポロめんフーズのバツバツな黄色い細麺ももちろん健在。
大きなしっとり国産豚チャーシューに煮込んだバラの「悪魔肉」と食べごたえ十分です。

もう食べられないかも知れないと思っていたので、感動もひとしお。
家元にしか作れない一杯、また食べることが出来て最高です。
四谷三丁目の行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
家元が作る誰も真似できないラーメンが人気のお店です。

壁に掛かったメニューには「ラーメン」800円としかありませんが、「上品」と「下品」の2本スープ。
上品は清湯で、下品は様々な食材から出汁を取った濃厚スープです。

注文は「100」800円で奥さまに前払い。
「100」はタレ無しの下品スープです。

大きな低温調理チャーシューに悪魔肉、味玉、メンマ、海苔。
800円でもこれでもかと言うくらい具が乗り、麺が見えません。

濁ったスープはサラッとしており、ギュウギュウに詰まった出汁の旨さ。
動物系にイカトンビ、煮干し等ありとあらゆる素材の旨味が混ざり合い、唯一無二の濃いスープ。

「100」はタレが入りませんが、出汁の塩味だけで十分な塩気です。
数年前から「100」を食べてますが、前より尖り無くまろやか。

なお、家元は日曜にカニ、貝、海老を使った「スペシャル」をやり、そのスープを使った下品が「不純」。
前に「カニの不純」を食べたときは出汁が濃すぎて口内がジーンとするほどでした。

「純正」と呼ばれる定番「100」の方が、食べやすくて僕は好み。
(とは言っても一般のラーメンに比べるとかなり濃ゆい出汁ですが)

ちょっと塩っぱい「悪魔肉」にチャーシューとたっぷりの具材も食べごたえ十分。
唯一無二の一杯堪能しました。
今度は「上品」をいただきます。
朝10時から開店している行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
「上品スープ」と「下品スープ」2本のラーメンを提供しています。

お店の看板メニュー「下品」には純正と不純があり、「不純」は日曜のスペシャルスープを元に仕込んだもの。
前回、久々に「不純」の日に伺うと11時前で20人弱。

今回は「純正」の日で、11時前で10人未満の行列でした。
やはり「純正」の日は若干空いている様です。

いつも頼むのは「下品スープ」を使用したタレ無しの「100」800円。
しかし今回は、久々に「上品」800円にしました。

「上品」には「悪魔肉」は乗らず、キレイな澄んだスープに国産豚チャーシューが2枚。
それに味玉、メンマ、カニカマ、海苔、ネギとこちらも800円とは思えない盛りっぷりです。

スープを飲んでみると、香味油に頼らず上品で贅沢なお出汁。
清湯でももの足りなさが一切無く、それでいて高貴すぎない「旨い醤油ラーメン」です。

鶏ガラなどが目立つわけでは無く、高級中華の「上湯(しゃんたん)」の様な味わい。
昔食べた「上品」よりも、更に旨くなっている気がします。

そしてフワフワのチャーシューはスープの熱でホロホロに柔らか。
「下品」「100」にも同じチャーシューが入りますが、「上品スープ」の方が間違いなくベストマッチ。
醤油のスープを吸って、より旨くなっています。

家元によれば、昔は「上品」が2日続けて全く出ない日もあったそう。
しかし、今や「上品」のファンも多いそうです。

食べやすい定番の醤油ラーメンでありながら、お出汁は恐らくかなり贅沢。
食後に喉も渇かないし、年齢的にも僕も「上品」の方が合っているのかも知れません。
四谷三丁目の行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
店の前には椅子が16席置いてあり、最近は一人一つまで私物を置いて行けるようになりました。

つまり整理券方式の様なもので、開店の10時までに戻ればOK。
遅れた場合は最後尾だそうです。

この日は16名ほどの行列。
調理時間が短いので、40分ほどで中に入れました。

「今日は何にしましょう」

と家元に聞かれ、「100」800円をお願いします。

総本家は清湯の「上品」と濁った「下品」2つのスープ。
「100」は下品スープのタレ無しです。

また、下品のために一から仕込んで作ったものを「純正スープ」。
日曜に行う「スペシャル」のスープを元に作ったのが「不純スープ」です。

月曜は休むことが多いので、大体火曜が不純スープ。
この日は栗ガニを使用したスペシャルの不純です。

丼には豚バラを甘辛く煮た「悪魔肉」に大判のチャーシュー。
煮玉子にメンマ、海苔、ネギまで入っていつもながら豪勢です。

背脂も浮いたスープは確かに蟹ベースで、タレ無しでも十分な旨さ。
しかし、蟹が主体だから複雑ではない様に思います。

「不純」の日は混むので、僕は最近「純正」の100がほとんど。
純正はもっと混沌とした旨味があるのですが、スペシャルがベースだとこんな感じになるのでしょうか。
スープの色も「純正」はもっと濁ってます。

また、食べ終えてしばらくすると舌がシビれた感じに。
ここで、「もしかしたらアレの日なのかな」、、、と。

家元は昨年末にあえて業務用スープを使い、事前に告知することもあれば、後からバラしたり。
ブログには

「これから(業務スープは)告知無しでやりますので%

 アッ、今日のは

 多分そうだろう

 と思ったら!

 恥ずかしい等と思わず(勉強と思って)

 メモって見せて
 
 下さい!」

とあったので、後でメモって見せたら、

「年末からもうやってませんよ」

と言われました。

混沌としていないのは「蟹ベース」だから。
後で舌がシビれたのは化学調味料と勘違いするほど出汁を取っているからでしょうか。
家元のブログによれば「90点と言っていい」出来栄えとのこと。

いずれにせよ、自分には「純正」の100が合っている感じです。
今度は「上品」か「純正100」にします。
四谷三丁目の行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
「上品」と「下品」2種のラーメンを提供し、中毒性が高くリピーターの多いお店です。

なお、家元はご高齢なので臨時休業も多く、公式ブログは必ず要チェック。
当日の朝、臨休のお知らせをすることも少なくありません。

また、公式ブログでは日曜のスペシャル食材についてもお知らせ。
加えて最近は、たまに業務用スープをワザと使ったりもしてます。

この日は平日でしたが、

「さて明日はサービススープ!
 ◆サンマの丸干し入りスープです♪
 勿論本炊きスープです!
 800円でやりましょう♪」

とのことで11時前に訪問すると、12人ほどの並び。
「がんご総本家」にしては少ない行列で、20分ほどで入店できました。

注文は「100」800円。
「100」はタレの入っていない下品スープで、注文率No.1。

丼にはドッサリと肉が乗り、国産のチャーシューに味玉、メンマ、海苔、ネギ。
相変わらず、800円とは思えないゴージャスさ。

スープはタレ無しでも濃い色で、濃厚なお出汁。
出汁の素材から出た塩分で十分味があり、ここでしか味わえない分厚いスープです。

「こんな大きい煮干し使うのは初めてだよ。
 出汁がねぇ、良く出るんだよ。」

と寸胴の中の大きなサンマ丸干しを見せてくれましたが、確かにしっかりサカナ出汁。

「100」は食べるたびに微妙に味が違いますが、今回はサンマがメイン。
ある意味分かりやすい構成で、底の方は軽くトロリと動物系も顔を出します。

大量の肉は、味濃く煮付けられた通称「悪魔肉」。
チャーシューも厚くて大きくてしっとりと食べ応えあります。

ハリのある細麺も美味しいし量はあるし、満足度が高いラーメン。
間違いなく家元にしか作れない一杯で、毎回興奮させてくれます。
食べログ百名店にも選ばれた四谷三丁目の「一条流がんこラーメン総本家」。
昼間しか営業しておらず、平日は「上品」と「下品」、日曜は「スペシャル」を出しています。

日曜の「スペシャル」はカニや貝など、週替わりでスペシャル食材を使用したラーメン。
しかしあまりにも行列するため、先月から整理券制となりました。

それでも整理券を持って行くだけで来ない客も居るため、現在は1000円と引き替えに整理券を渡しています。
なお、平日の「下品」スープには純正ヒロポンと不純の2種類。

不純は「スペシャル」のスープを基とした下品スープ。
純正は「下品」のために仕込んだスープです。

僕は純正を食べることが多いのですが、スペシャルのカニスープがたくさん余っているらしいので久々に「不純」狙い。
しかし、休み明けの火曜は急用が入ってお休み。

翌水曜もスープが80点に届かないためお休み。
どちらも当日朝、公式ブログにてお休みが告知されたので、必ず行く寸前にブログをチェックした方が良いです。
(家元によれば、水曜の10時前に並んでいた21人分は無料で提供したとのこと。)

と言うわけで、その翌日に訪問。
12時前で24,5人の並びで、1時間弱で入店、提供となりました。

注文はタレが入らない下品スープの「100」800円。
僕の注文はほぼこれです。

丼にはドッサリと悪魔肉(ややしょっぱく煮込んだバラ)に低温調理チャーシュー、味玉、メンマ、海苔、ネギ。
山盛りの具で麺が見えません。

濃い色のスープは、ガツンと濃密でオリジナルなお出汁の旨味。
動物系やら海産物やらトンビ(イカの口)やらの、家元にしか作れないメリハリある抜群のスープです。

「100」は食べるたびに味が微妙に違いますが、この日は素晴らしいバランス。
タレ無し「100」でもしょっぱい時がありますが、今回は塩分も強すぎず、食後に喉が渇きません。
2日連続で急遽お休みしたので、家元も気合いが入ったのでしょうか。

国産豚の分厚い低温調理チャーシューはしっとり柔らかく、たっぷりの悪魔肉も食べ応えあり。
これに太メンマ、味玉で800円は恐ろしいです。

ガツンと旨い「100」は、どこにも真似できない中毒性が高い一杯。
今度は不純をいただこうと思います。
四谷三丁目の超人気店「一条流がんこラーメン総本家」。
家元(店主)は「がんこ」創始者にして、ここ数年は他の「がんこ」と違う独自路線を突っ走っています。

家元は昭和22年生まれで御年71歳。
元気に営業していましたが、今年2月に体調を崩して10日ほどお休みしました。

その影響で「そろそろ引退では」と噂が流れたのか、復帰後は平日でも大行列。
家元も連日の大行列に困り、「2,3ヶ月で辞めることはありません」とブログでお知らせするほど。

ほとぼりも冷めたと思い、3月下旬の土曜13時過ぎに伺うと20人ちょっとの行列。
すぐ出来るので回転は悪くなく、40分ほどで入店出来ました。
なお、4月からは金・土が定休日となってます。

メニューは「下品スープ」と「上品スープ」のラーメンのみ。
この「下品スープ」が家元が最後に行き着いた傑作で、上品スープは昔ながらの澄んだ清湯です。

「下品スープ」はたっぷりの素材からスープを取ったもの。
濃厚で素材の塩分もあり、タレ無しのラーメンが「100」、タレありが「下品」。

そして常連のマニア向け、凄くしょっぱい「悪魔」。
悪魔は更に細かくレベルが分かれていますが、こちらは初心者が食べない方が良いと思います。
(ちなみに悪魔のレベルは「サマンサ」など「奥さまは魔女」の登場人物名)

この日の注文はタレ無しの「100」800円。
毎度ながら恐ろしい盛り付けで、低温調理チャーシュー2枚に悪魔肉、味玉、太メンマ×2、海苔、ネギ。

バラをしょっぱく煮込んだ「悪魔肉」が少なくなっていたので、通常1枚の低温調理が2枚。
麺は全く見えません。

濃い色のスープは出汁が濃く、タレ無しでも一口目から圧倒的な旨さ。
いつ食べても違う味わいなのですが、この日は色んなものを煮込んだ「おでん」を強烈に濃密にした感じ。

タレ無し「100」でも猛烈にしょっぱく後でノドが乾くこともありますが、この日は辛すぎない良いバランス。
もしかしたら体調を崩してから、塩分はちょっと穏やかになったのかも知れません。

と言っても他店が真似できない旨さなのは間違いなし。
パツパツの細麺も相性バッチリです。

低温調理は厚みがありしっとり美味。
出汁の染みた太メンマも柔らかいです。
低温調理チャーシューや太メンマなど、70代で新しい具に挑戦するのも凄い。

これで800円はどう見ても破格。
家元のブログによれば下品スープの原価率は4.5割だそうです。

なお、この日の家元はとても元気そうで、初めてのお客さんに下品と上品のスープを嗅がせて選ばせていました。
奥さまとの営業もふんわり暖かい雰囲気があり、殺伐さは一切ありません。

家元が元気なうちにまた伺います。
なお、平日は14時までにお店に並べば食べられます。
日・祝は13時で並びが40人超えていたらそこで終了です。
お昼しか営業せず、連日行列の「一条流がんこラーメン総本家」。
この日の注文は不純スープの「100」800円です。

総本家では下品スープと上品スープの2種類があり、「100」はタレ無しの下品スープ。
平日の下品スープを「純正ヒロポン」と呼びます。

不純スープは日曜の「スペシャル」を元に作った下品スープのこと。
日曜は週替わりで貝や甲殻類を用いた「スペシャル」が提供され、今回は海蘊ガニ(上海ガニの仲間)を10kg使用。

なので、月曜の定休日明け火曜日の下品スープは、カニの不純スープとなりました。
家元から

「何にしましょう」

と聞かれてから注文し、お代は先払いです。

この日のスープは濃厚な色合いで、ガツンとカニ。
動物系の出汁も濃厚に出ており、軽くとろみがあります。

タレ無しでも味は濃いめで、一口目から持って行かれる旨さ。
家元が

「今日は92、3点」

と言っていたとおり、かなり「当たり」のスープでした。
(味の違いはあれ、「ハズレ」の日もありませんが)

「悪魔肉が少ないので」
ということで、チャーシューは悪魔肉1枚に低温調理チャーシュー1枚と低温調理の切れ端。

低温調理は国産豚なので、こちらの方が贅沢な気も。
ふんわり柔らかく美味しいです。

「上品」も美味しいですが、「100」は唯一無二。
中毒性あります。
四谷三丁目の行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
平日は下品スープと上品スープの2種を提供しています。

なお、日祝は貝、カニなど高級食材を使用したスペシャルラーメン。
先日「フジツボ」を使用した際に行ってみたら30人ほどで諦めたこともあります。

平日の13時過ぎに到着すると10人ちょっとの並び。
調理が早いので回転が良く、20分ほどで入店出来ました。
営業時間は14時までですが、この時間でも常に10人ちょっと待っている感じです。

前回食べたのは上品スープの「自由が丘」。
これが美味しくて今回も悩んだのですが、「100」800円にしました。

「100」は下品スープのタレ無し。
タレ入りは「下品」で、過剰にタレを入れたショッパイメニューが「悪魔」です。

国産豚のチャーシュー2枚に悪魔肉、メンマ、味玉、海苔、ネギ。
本来、下品はチャーシュー1枚に悪魔肉ですが、悪魔肉が少ないので2枚に。

この過剰なサービス精神も家元ならでは。
麺が見えないほど具だくさんで、800円とは思えません。

濃い色のスープは様々な食材を用いた「純正ヒロポン」。
家元はスペシャルのスープをベースにした下品スープを「不純」と呼びます。

「下品」と言ってもベタベタでは無く、サラッとした中に濃厚な出汁の旨味が凝縮。
トンビ(スルメの口)等も入り、ここにしかない味わい。

素材が何かは分からないほど一丸になってますが、濃厚な海鮮風味。
また、タレが入らなくても、素材から出た塩分でキレもあります。

ふんわり国産豚に味の染みたメンマ。
トロトロの味玉も美味です。

なお、家元によれば「スペシャルは基本の具材に当日のスペシャル具材を入れたスープ」。
「ヒロポンは基本の具材だけをスペシャルスープ以上に贅沢に入れたスープ」。

なので「平日のヒロポンこそが実質上スペシャル」と言ってます。
このスープと具材で800円は確かに驚異的。

定番のラーメンを贅沢に作った「自由が丘」も旨いですが、「100」はやはり個性炸裂。
次回もどちらを頼むか悩むことになりそうです。
四谷三丁目の名店「一条流がんこラーメン総本家」。
夏になるとたくさんの扇風機が店頭に並び、外で待っていても涼しいです。

メニューは「ラーメン」800円のみで、大盛(300g)+100円、(400g)+300円。
スープは2種類あり、上品な「自由が丘」と下品スープ。

ここ数年下品スープの虜で、注文はほぼタレを入れない「100」。
食材から出た塩気で十分味が付いており、食べるごとに味が違います。

しかし、今回の注文は久々に「自由が丘」800円。
先日、総本家で偶然一緒になったラーメンマニアなラーメン店主が「自由が丘」を満足そうに食べていました。

家元(店主)も最近の自由が丘は美味しいとブログで書いてます。
店の外に流れる下品スープの香りを振り切り「自由が丘」を注文しました。

キレイな清湯スープに国産肩ロース、味玉、メンマ、カニカマ、海苔。
いつ来ても800円とは思えない具が乗ってます。

スープを飲んでみると、一口目から溢れる旨さ。
攻めてくるお出汁に醤油、オイル。

下品スープの油も入れているようで(多分)、コクもあります。
わずかに焦がしネギ的な香ばしさも。

味はやや濃いめで「正油ラーメン」が好きな方なら必ずハマります。
下品スープがオンリーワンスープなら、こちらは「ラーメン」を贅沢かつパンチ強めに作った感じ。

そして分厚くスライスされた国産肩ロースのチャーシュー。
「自由が丘」は悪魔肉(しょっぱく煮込まれたバラ)が入らない代わりに、肩ロースが2枚。
しっとり肉の旨さを満喫できます。

昔食べた清湯の「南千住」「下町中華」とは次元の違う旨さ。
家元に
「自由が丘も旨いですね」
と伝えると

「私の自信作です」


他のお客さんに
「あなたは両方食べた?
 どちらが好きかな?」

と聞いたところ
「上品な方(自由が丘)」
と答えてました。

下品と違い正統派のクセになるラーメン。
次回は「下品」と「自由が丘」で迷いそうです。
昼のみ営業(10時~14時)する四谷三丁目の名店「一条流がんこラーメン総本家」。
家元(店主)は「がんこラーメン」の創始者でありながら、現在唯一無二のラーメンを作る鬼才です。

現在は「下品」と「自由が丘」のラーメンがあり、ともに800円。
初めての方には「下品は煮込んだスープ、自由が丘はキレイなスープ」と説明しています。

僕の注文は決まって「100」。
下品スープのタレ無しストレートスープです。
(「下品」と注文するとタレが入ります)

メニューはラーメン、大盛(「300g」100円、「400g」300円)のみで、デフォで超具だくさん。
フワフワチャーシューに悪魔肉、味付け玉子、海苔、ネギ。

そしてこの日はメンマの代わりにちくわ。
今年から800円に値上げしたのですが、値上げした以上に具が増えてます。

スープは日によってわずかに味が違い、この日は貝のような海鮮系の旨味がビシッ。
何を使用しているか分からないほど色々な食材が煮込まれ、どこにも無いオンリーワンの旨味の洪水です。

なお、日曜はカニや貝を大量に使ったその日限りのスペシャルメニュー。
月曜(月曜が休みの時は火曜)にはそのスペシャルを元に「下品」を作るのですが、家元はそれを「不純スープ」と呼びます。

平日に「悪魔(タレ多めの超ショッパイ下品)」のために作る「下品」は「純正ヒロポン」。
マブシャブだそうです(笑)
マブシャブの意味は家元のブログから以下のとおり。
-----------------------
マブシャブとは?
・当時も悪徳ブローカーや密売人が横行して! 水増し品(アスピリン等を混ぜる)が当たり前の時代が在ったのです!

だから純正品を、
・真優い(マブ・真に優れた意味)から ・マブシャブと言ったのです!
後にいい女を、 あの女マブイね♪ 等と引用される様に もなりました!
-----------------------
この日はまさに純正ヒロポン。

タレが入らなくとも、ダシの塩気だけでそこらのラーメンよりは塩分高め。
「悪魔」に挑戦する気はありませんが、「100」でも超中毒性があります。
今回も最高でした。

<追記>
「敷居が高そう」とコメントいただいたので、以下にマニュアル的なものを記載します。

・入口向かいから奥に向かって並んでますので、その後ろに並ぶ。
・一人出たら一人入るシステム。左右に出入り口があるので、出てきた方から入ります。
 (店内狭くお客さんの後ろを通れません)
・座ったら家元が話しかけてくるまで待ちましょう。
 初心者の方は家元が丁寧に教えてくれます。
 店内に緊張感は無く、家元がジョークを言っていて和やかです。
・注文した後は奥さんが手の空いたときに前金で受け取ります。
・箸はカウンター下に付いている引き出しの中です。
・食べ終えた丼はカウンターへ。
 使用したティッシュはカウンター上のゴミ箱へ。

唯一無二のラーメン。
ぜひ食べてみてください!

四谷三丁目近くの行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
日曜の「スペシャル」だけでなく、平日でも行列が出来ます。

この日は新年通常営業初日ということもあってか、20人ほどの並び。
スープは人気の「下品」と透明な清油「自由が丘」。

初めてのお客さんには家元が
「キレイなスープと真逆のスープ、どちらにします?」
と聞いてくれます。

オススメはもちろん「下品スープ」。
タレの入らない「100」。
タレが入った「下品」。
タレが過剰に入った初心者厳禁のショッパイ「悪魔」。

僕の注文はいつも通り「100」。
通常700円ですが、この日は煮干しを大量に入れたそうで800円。

今年からチャーシューが生の国産豚に変わり、見栄えも一変。
メンマの代わりにさつま揚げが乗り、唯一無二のルックスです。

まずスープを飲んでみると、濃厚な旨味と甘み。
粘度も脂っこさも無く、もの凄い出汁の旨味です。

いつもの「100」に比べると煮干しを感じますが、流行の濃厚煮干しとは別モノ。
また、「100」はタレ無しでもギンギンにしょっぱい場合がありますが、今回はまろやかで芳醇な甘さ。

「悪魔」を注文したお客さんに

「今日はスープが良いからねえ、ほどほどにしておくよ。
 その方が絶対美味しいから」

と家元が言っていたくらい絶品スープ。
とても「下品」と呼ぶスープでは無く、素晴らしいです。

そして生の国産肩ロースはフワフワ。
今までのブリンとしたチャーシューも旨かったですが、こちらは更に旨い。

バラスライスを煮込んだ悪魔肉は結構しょっぱめ。
味玉、さつま揚げ、大きな海苔と800円でも具がタップリ。

後半はカウンターのタレをちょっと入れてみました。
麺が無くなってもレンゲが止まりません。

毎回違う味ですが、ここ以外で絶対に味わえない一杯。
家元のラーメンはやはり凄いです。
昼のみ営業する行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
今は入り口向かいから奥に向かって並ぶシステム。
十数名分は簡易椅子があってありがたいです。

現在のスープはクリアな清湯の「自由が丘」と濁った「下品スープ」の2種。
下品スープはタレを入れない「100」、

タレが入った「下品」、
ムチャクチャしょっぱい「悪魔」があります。

家元は「悪魔」を旨く食べられる様に作った「下品スープ」を「ヒロポン」と呼んでます。
以前食べた「ヒロポン」の「100」がもの凄いキレとパンチでした。

スペシャルスープで作る「100」よりも中毒性抜群。
この日もヒロポンとのことなので「100」を注文。

分厚いチャーシュー2枚の上には甘辛く煮られたバラ肉(通称「悪魔肉」)。
それにメンマ、味玉、海苔。

普通の店なら「チャーシュー味玉ラーメン」と呼ばれる代物で、これで700円です。
この日のスープは動物系が濃厚で、口がややペタペタするほど。

キレはそれほどでも無いですが、濃厚な旨味と塩気。
パツパツ細麺との相性は抜群です。

誰かが真似しようと思っても出来ない唯一無二のラーメン。
今まで食べてきた「100」も毎回味が違うので、いつ来てもワクワクします。
唯一無二のラーメンを作り出す「一条流がんこラーメン総本家」。
日曜日には高級食材でスペシャルを行っており、この週は本ズワイガニと牡蠣。

その翌月曜は、このスープを元にした下品スープを作るとのこと。
なお、月・火は基本定休日なので、やるかどうかは家元のブログ必見です。

夏場は入り口に扇風機が置かれ、出入りは奥から。
注文はタレの入らない下品スープ「100」です。

たまに困っている方も居ますが、箸はカウンター下の引き出し。
ラーメンは700円で先払いです。
スープの色は穏やかで、しっかりと蟹が主張。

蟹だけで無く、様々な食材から出た出汁が分厚くミックス。
毎回違う味わいながら、総本家の下品スープ以外にあり得ない味です。

いつも通り黄色い細麺に分厚いチャーシュー、味玉。
ちょっとしょっぱい悪魔肉の下にはちくわがありました。

スペシャル翌日の下品スープは豪華にスペシャルの出汁が味わえますが、家元曰く「不純なスープ」。
家元は最近「悪魔」に凝っており、普段の下品スープは「悪魔」に合わせた仕様。

「悪魔」は超しょっぱい中毒者向けラーメンで、普段は「ヒロポンを効かせてる」とのこと(笑)
先日食べた「100」はヒロポンが効いており、タレ無しでも今回の100よりキレキレのしょっぱい一品でした。

蟹の美味しさを堪能しつつ、先日のパンチある「100」も懐かしくなったり。
こういうのを中毒と呼ぶのでしょう。

家元奥さんの優しい接客や、家元の
「行ってらっしゃい!」
と言う送り出しも素敵です。
四谷三丁目の行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
先日から定休日が月・火になりました。

とは言っても定休日に営業したり、たまに臨時休業があったり。
伺うときは必ず家元のブログ
http://ganko1joh.hatenablog.jp/

を参照してください。
当日の朝、臨時休業が知らされることもあります。

平日でも常に並んでいますが、今は壁際に折りたたみ椅子が10個ほど。
また、並んでいても回転は良いです。

日曜は貝や蟹を使ったスペシャルスープで、平日は「下品スープ」と「自由が丘」の2種。
「下品」は様々な素材を使った唯一無二の旨味が詰まった濃いスープ。
「自由が丘」はアッサリとした清湯スープです。

僕がいつも頼むのは「100」700円。
下品スープにタレを足さない、素材のみのスープです。

下品スープを使ったラーメンはタレ無しの「100」、タレが入った「下品」。
そして塩分が超高めの「悪魔」。

「100」の濃い色スープは濃い出汁にビシッとキレ。
動物系や海産物が絡み合い、タレ無しでもかなりの塩気。

久々にいただきましたが、前より間違いなく塩分高め。
他店の普通のラーメンより間違いなくしょっぱいと思います。

「悪魔」を注文したお客さんには、
「今日のはヒロポンが効いてるよ~」

と家元が言っていましたが、タレなしでこれでは僕は「悪魔」なんて間違いなく無理。
また、「悪魔肉」と呼ばれるしょっぱく煮込まれた肉が乗っており、悪魔の凄さを垣間見れます。

なお、悪魔肉以外に厚みのあるチャーシュー3ヶ、メンマ、味玉、海苔。
700円でここまで具があるのは素晴らしいです。

家元は「悪魔」を食べる人を「重症患者」と呼びますが、現在の「100」もかなりの中毒性。
ここでしか食べられない、オンリーワンのキレキレスープでした。
現在、「下品」と「自由が丘」という二種のスープを出している「一条流がんこラーメン総本家」。
土日にはカニや貝などのスペシャルな食材を使用しますが、年末だからかこの日は平日でもスペシャル。

エイを使った下品スープ(1000円)です。
家元自ら「前代未聞」というくらいで、ラーメンの食材にエイなんて聞いたことありません。

サザエと酒粕も合わせたとのこと。
注文は下品スープにタレを入れない「100」。

公式ブログにはエイのグロテスクなお姿が載っていたので、
家元は、
「みんな物好きだね。よくあの写真を見て食べる気になるよ」と。

スープはいつもの「100」よりも明らかに黒いです。
タレを入れずにこの色というのが怖い。

味は強烈な出汁の旨味と強めの塩分。
タレ無しで、普通の店のラーメンより間違いなくしょっぱいです。

エイと言われても分かりませんが、確かにやや複雑な構成。
そこにサザエの磯っぽい味も加わり独創的。

「えびすこ」の富山ブラックは合いませんでしたが、こちらのしょっぱさはドンピシャ。
中毒的な美味しさです。

なお、家元は「最後のメディア露出」として、1月4日の「ラーメン大好き小泉さん」に出演するとのこと。
そちらも楽しみです。
四谷にある「一条流がんこラーメン総本家」。
多数ある「がんこラーメン」の家元、一条氏によるお店です。

他の「がんこラーメン」とは違って独自路線を突っ走っており、基本メニューもたまに変更。
そのお知らせを「公式ブログ」にて行っていたのですが、不具合が多く移転しました。

しかし、元のブログにそのお知らせが無く、検索してもあまり引っかかりません。
今の公式ブログはこちらです。

「一条流がんこラーメン総本家 公式ブログ」
http://ganko1joh.hatenablog.jp/

総本家は月金が定休日ですが、定休日営業や臨時休業もありますので、行く前には必ずご覧ください。

ということで、この日は3連休明けの再開スペシャルとブログでお知らせがありました。
下品スープに剥ガキ3キロ、柿3キロ、八海山の酒粕1.5キロを投入し、通常700円が900円です。

注文はカエシ無しの「100」。
スープの色はいつもより明らかに濃いめ。

カキの味ももちろん強く、濃厚でガツンと野太い旨さです。
後半、清涼感を感じたのは柿なのでしょうか。

色々な具材を使用しつつも、まとまりがあります。
たっぷりのチャーシューに味玉、メンマも美味。
強烈に旨い一杯です。

ちなみに、現在のスープは「下品」と「自由が丘」の2本立て。

下品は、
レベル0:全くタレが入らず、出汁の塩分で食べる「100ラーメン」。
レベル1~3は「下品ラーメン」。
レベル4以上は「悪魔」。

自由が丘は醤油・塩です。
初めて行かれる場合は、その旨を素直に家元に言いましょう。
優しく教えてくれます。
四谷三丁目の「一条流がんこラーメン総本家」。
現在のラインナップは下品、南千住、自由が丘。

清湯に化調を加えて実験的に始まった「南千住」も今や無化調で、最近は新たに「塩」も始まりました。
家元は「南千住」よりもクリアーな清湯「自由が丘」が好きなようで、南千住と交互に作ってる感じ。

定休日のこの日はカキを使用したと自由が丘を提供して営業するとのことです。
(営業日については家元のブログをご参照下さい)

価格は通常の700円+100円の800円です。
塩か醤油が選べるとのことで「自由が丘の塩」。

僕が入店して以降のお客さんはみんな「自由が丘」でした。
スープはやや濁りがあるものの透明度が高く、出汁の旨味が抜群。
カキはもちろんのこと、それ以外の出汁も濃厚です。

塩分はキレキレとまでは行かず、昔食べた「中華」より分厚いお味。
下品に続き、清湯まで唯一無二でした。
体調を崩されて、ブログで休業宣言をされた家元。

>又、仮に復活が有ったとしても‰?
>それがいつになるのか…、

と書かれてたので心配しましたが、一週間で復帰されました。

現在の平日のスープは「南千住」と「下品」の2種。
南千住はクリアな「中華」に化調を入れたものでしたが、現在は無化調とのこと。
家元による昔ながらの中華そばです。

しかし、この日は「下品スープ」のみ。
カキ入りで700円とのことです。

注文はタレが入らない下品スープの「100」にしました。
「カキ」を使用しただけあって猛烈な旨味。

スープの色だけ見ると白湯の様ですが、粘度は無くサラッとしてます。
一口目からガツンと旨く、間違い無く唯一無二。

もちろんカキだけではなく、甲殻類や牛と思われる動物系の旨味も後押し。
変わらずどころか、輪をかけて旨いです。

具は分厚くて柔らかいチャーシュー3枚、メンマ、味玉。
これが700円と言うのは見事としか言いようがありません。
そういえばたまたまなのか、メンマは太メンマになってました。

家元はブログで「☆充電完了!」と書いてますが、ひと月前に比べるとちょっとお疲れな感じ。
これからも猛暑が続くので、無理なさらないでいただきたいです。

※一条流がんこラーメン総本家に初めて行かれる方へ

・基本的に月・金休みですが、営業することもあります。
家元のブログを必ずチェックしましょう。
・お客さんが退店したら入ります。
・家元に「いらっしゃい」と言われたら、素直に「初めてなんですけど」と言いましょう。
 丁寧に教えてくれます。
 (初めてっぽい素振りだと「お客さん、うちは初めて?」と聞いてくれます)
・注文後前払いです。
・箸はカウンター下の引き出しにあります。
現在は下品と南千住スープを提供する「一条流がんこラーメン総本家」。
一度食べた南千住も悪くないのですが、やはり僕は下品スープが好き。

今回もタレが入らない「100ラーメン」です。
暴力的に出汁が混ざり合ったスープで、出汁の塩分だけでもなかなかしょっぱめ。

この日は甲殻類の旨味が濃厚で、店内もそんな香り。
最近はスペシャルスープを使用した月曜の100に感動していましたが、普段の日も猛烈に美味いです。

家元は常連さんに、

「高級中華天は夜と昼じゃスープが違うからね。
 上湯(しゃんたん)と言って、夜はスープに2万円とかかけるんだよ。
 元が取れるからさ。
 だから、ホントに美味しいスープが飲みたければ、高級中華に行けば良い」

と言ってましたが、高級中華で食べられない絶品がこれ。
まさに唯一無二のラーメン。
700円と言う値段に、お礼を言いたいくらいです。
スペシャル翌日の「100ラーメン」(2015年5月 2回目)

月曜日のお楽しみ、スペシャル翌日の下品スープ。
本来月曜は定休日ですが、この日は10:00~13:00で営業とのこと。
(月、金が定休日なので、定休日の営業は家元の公式ブログを参照してください)

今回は「富津湾特産の小玉貝」のスペシャルで、下品スープのみの提供。
「今日はね、選択の余地が無いんだよ。下品と100、どっちにする?」

ということで「100」700円を注文。
今回はスープの色がやや薄めです。

飲んでみると、貝に加えて甲殻類も感じます。
動物系の下支えがありつつも、スッキリとして塩分もちょうどいい感じ。

とは言っても、それは以前食べたパンチある「100」と比べてのこと。
他店のラーメンと比較したら、恐ろしく出汁が濃厚でキレもあるラーメンです。

常連らしきお客さんが「あれ、南千住無いんですか?」と聞くと、
「来る前にはブログ読まないとダメだよ~。だって、やってなかったらどうすんの?定休日なんだから」
と。
怒っているわけではなく、お客さんに美味しいものを食べてもらいたいからこその発言だと思います。
一条流がんこラーメン総本家の定休日は月曜と金曜。
ただし、定休日でもたまにお店を開けてくれます。
(営業するかどうかは家元のブログを参照してください)

この日は月曜でしたが、14時まで営業するとのことで13時過ぎに訪問。
いつもの行列が無かったので焦りましたが、帰るときには15人オーバーでした。

こちらでは、日曜に高級食材を用いた「スペシャル」を提供。
月曜はそのスペシャルを元に下品スープを仕込む事が多く、この日は大量の大アサリ(ウチムラサキ貝)。

なので注文は「100(下品のタレ無し)」700円です。
今回は若干透明度が高いスープで、濃厚な貝の旨味。

牛などの様々な具材も使用され、ズシリと強烈なスープです。
これはもう、猛烈に美味いとしか言いようがありません。

貝を使用しているからか、タレ無しでも結構塩分多め。
家元によれば、この日も下町中華が多く出たようです。

しかし、僕は下品が好み。
特にスペシャル翌日は最高です。

家元が仰るとおり甲殻類と貝類は鉄板ですね。
スペシャルは1000円以上しますが、翌日の下品が700円と言うのも魅力的。

なお、月曜は本来の定休日なのでホントに休むこともあります。
必ず家元のブログを確認した方が良いと思います。
一条流がんこラーメン総本家では、日祝のスペシャルスープを除き、
平日は「下品」と「上品(中華)」という2種類のスープを用意していました。

下品スープの方が人気が高かったのですが、最近になって中華が変化。
実験的に化調を足して「下町中華」を作ったところ、予想以上に人気。

今は上品ではなく、下町中華のみになってます。
家元によると「南千住」風とのこと(笑)

なので、「下町中華」700円を注文。
清湯ですが、スープの色は濃いです。

味のベースは、ホントに「昔ながら」で濃いめの味付け。
しかし出汁も濃く、オリジナリティー溢れる唯一無二の下町中華そばです。

特にメンマとネギがノスタルジーを加速させてますね。
通称「上品」としていた以前の中華よりはこちらの方が好み。

ただし、初めて食べるならやはり「下品」がオススメ。
下品、特に調味料を入れない「100」はズバ抜けており、中毒性も抜群です。

それにしても、プリプリの分厚いチャーシュー、味玉が付いて700円。
いつ来ても凄いCPだと思います。
四谷三丁目の行列店「一条流がんこラーメン総本家」。
日曜などは蟹や赤貝、牡蠣などを使用したスペシャルスープを出しています。
今回はそれらを遥かに上回る豪華さの「皇帝スープラーメン」1800円で、2/27(金)と2/28(土)に提供。

2/27が家元(店主)の誕生日ですが、短命な一条家の寿命を5年更新したお祝いとのこと。
次回やるとしたら5年後だそうです。

2/27(金)の10:40頃到着すると、40人くらいの行列。
店頭には2/28用の高級食材が置かれています。

皆さんスペシャルなので回転は良く、約70分で入店。
(家元は「誰も通常スープを頼んでくれない。せっかく仕込んだのに」とぼやいてましたが(笑))

今回はチャーシューが両端に乗ったがんこクラシックな盛りつけ。
スープの食材は、金華ハム、ホタテ干し貝柱、国産の烏骨鶏(ウコッケイ)、北海道産真昆布。

キレイな清湯スープは、様々な食材がバランス良く絡み合い、高級感溢れる味わいです。
ラーメン屋さんのスープと言うよりは、高級中華の上湯に近いのかもしれません。
塩分も控えめで、ウットリする美味しさ。
100や下品の様なパンチでは無く、奥深い旨さを追求した感じです。

チャーシューは国産肩ロースの生を使用。
たまたまかも知れませんが、ゴロッとした端も隠れていました。

フワッとシルキーな食感で、素材が違うとここまで違うのか、と驚きます。
いつものブリンとしたチャーシューも美味いですが、これは全く別物。

なお、原価を考えると2400円のところ、1800円で提供とのこと。
1800円でも高いじゃないか、と思う方も居ると思いますが、普段のラーメンは700円。

それで本炊きスープに厚切りチャーシュー、味玉(ワンタンの時も)が載るのですから、家元の言うことに嘘は無いと思います。
5年後の皇帝スープも楽しみにしてますよ!
四ッ谷のがんこ総本家。
土日のスペシャルは大行列になっているようですが、平日でも行列です。

この日は13時過ぎに行くと前3名。
ただ、帰る頃は10名弱に伸びていました。

注文は「下品ラーメン」700円。
タレが入らない「100ラーメン」に比べても、それほどしょっぱ過ぎはしません。

今日はメンマの代わりにカニカマが乗っており、スープのベースは蟹。
ブログにて告知が無かったので、ラッキーです。

スペシャルほどでは無いでしょうけど、蟹の旨味がしっかりで、とても美味しい。
やっぱり家元の作るラーメンは美味しいですね。

プリプリの分厚いチャーシューに味玉がついて700円。
凄いことです。
前回食べた「100」が美味しかったので、今度は「塩中華」700円をいただきました。
僕もそれほど行っている訳ではないですが、最近は初めてのお客さんも多く、家元が優しく教えてくれます。

「上品と下品どちらが良い?」

人気があるのは下品で、「100」はそのタレ無し。
上品とは中華そばのことで、醤油と塩があります。

塩中華は下品と違い、美しく澄んだ清湯。
しょっぱ過ぎることは無く、出汁の旨味が存分に味わえます。
万人が美味しいと思えるラーメンでしょう。

切りたての分厚くてジューシーなチャーシュー、味玉がついて700円は相当お得。
また、家元はお元気そうで、とてもユーモラス。

「悪魔って何ですか?」

と効いたお客さんに

「その日一日を幸せに送りたいなら、頼むのは辞めておきなさい。
 彼ら(悪魔ファン)は、鍛錬に鍛錬を重ねてたどり着いたんだから」

と諭していました(笑)
この家元ワールドが好きで、家元に会いに来ているお客さんも多そうです。
ここは昼しか営業していないので、平日に伺うのは初めて。
日祝はカニや貝などを使ったスペシャルを仕込むので、定番を食べるのも初めてです。

現在のメニューは「ラーメン(塩、醤油)」700円と「大盛り」100円のみ。
スープは上品な清湯と下品の2種類です。
清湯スープを使用しているものはは中華ソバ、塩中華。
下品はレベル0~4があります。

レベル0は全くタレが入らず、出汁の塩分で食べる「100ラーメン」。
レベル1~3は「下品ラーメン」。
レベル4は「悪魔」。

数字が上がるごとにしょっぱくなります。
今回の注文は「100ラーメン」。

濁ったスープは出汁が濃厚で、ガツンと旨いです。
タレ無しでも出汁の素材による塩分が十分にありますね。
最近の下品は以前よりも具材の量を増やしているそうです。

カウンターには醤油ダレ、塩ダレがあるので、塩ダレをちょっと入れてみました。
少量でも結構味が強くなります。
正直、味付け無しで最後まで食べられるでしょう。

ここのところずっとスープの出来が90点だそうですが、
「今日はやっと90点じゃないよ。余裕で90点だよ」
と家元が仰っていました。

ホントにそのとおり、抜群の美味しさです。
上品な中華ソバも食べてみたいですが、しばらくは100ラーメンを食べてしまいそうです。
「お盆スペシャル 本サザエとカキ」(2014年8月)

たまに食べたくなる「がんこ」のキレのある味。
(ショッパーな悪魔は無理ですけど)

総本家では、家元がブログに限定の具材などを書き込んでいるのですが、8/14~17はお盆スペシャル。
8/14はスッポン、8/15は伊勢海老。
そして、8/16は本サザエとカキです。
以前食べた「亀の手」もそうでしたが、ここの出汁は原価ギリギリくらい濃厚なのを出してくるので、貝類ならなお期待大。

10:45頃に店頭に着くと店頭に10人待ち。
10:30開店なので、一組目は店内に入ってます。
相変わらずの人気ですね。

回転は速く、15分ほどで入店しました。
悪魔や定番も用意しているようですが、「お盆スペシャル 本サザエとカキ」1000円を注文です。

塩か醤油を選べるようで、貝なので塩にしました。
最近、ワンタンが味玉に替わりましたが、ギッシリ具が乗った一杯の登場です。

スープはミネラル感たっぷりのキレキレな塩スープ。
もろに「貝」と言うわけではありませんが、出汁感は複雑に濃厚。
ハリのある細麺との相性は抜群です。

チャーシューは分厚いバラが3枚。
モチモチプルプルな食感で、神豚な美味しさです。
チャーシューが7枚乗った「痛風ラーメン」と言うのもありますが、3枚でも結構なボリューム。

途中、カウンターの青唐辛子で辛味を追加し、満足の完食。
やはりここのラーメンはキレがあって美味いです。

ラーメン屋さんにも色々ありますが、ここは微かにラジオが流れる中、主にラーメンを啜る音のみが流れる世界。
それぞれが自己完結でラーメンを楽しめる、孤独のグルメ人に取って理想的な場所だと思います。

なお、お盆スペシャル最終日である17日は、赤ワインとビールで煮込まれた牛タンが乗るそうです。
ちょっと前に佐野実さんがお亡くなりになりました。
ガチンコラーメン道など、ラーメン界の発展に大きな貢献をされてきた方で、東池袋大勝軒の山岸さんより世間に知れ渡っていた方だと思います。

去年の夏、歌舞伎町で行われた「大つけ麺博」でお見かけしたのが最後。
恐らく、その時点で体調は良くなかったのでしょう。
あまり覇気はありませんでしたが、写真撮影に快く応えていました。

怖いイメージで売ってきた佐野さんですが、今は無き「裸の少年」ではロックンの島崎さんを「これは凄い」と紹介していたり、

弟子の「心麺」近くに出店した六厘舎系列のドン・キタモトに怒りながら、
「なんだよこれ!うまいじゃねーか!」
とお約束してたり(笑)

ラーメンが本当に大好きだったんだと思います。

がんこ総本家の一条さんも佐野さんと親交があったそうで、自身のブログでは

「家内から電話が‡、
佐野さんが亡くなったと…†!

まさか、と思ったが
家内がそんな冗談を
言う訳がなく★
そのまま受け止める
しかなかった!

今も泣きながら、
このブログを打って
います†」、

「初めて彼の
家に伺った時、
かれのお母さんが漬けてくれた、本当に美味しいキュウリの糠漬けをつまみに、どーでもいい様な話しが続いて…、

彼が突然私の肩を抱えながら、(何を言ったか覚えてたいない)が、
その瞬間、彼の気持ちが俺に伝わったん
だよ…、

言葉の裏に有る言葉
が☆!

俺はその瞬間、
我が生涯の友を得たり☆、
と思った‡!

その時の彼の手の温もりは、今でもこれからも忘れない‡、
それなのに、それなのに…、

心からバカ野郎♂!
合掌†!」

と熱い文章。
先週も追悼ラーメンをやっていたそうですが、4/19もやるとのことで、速攻で並んできました。

入店すると、一条さんがいつの間にか髪フサフサで驚き。

「一応聞きましょうか」と一条さんが注文を聞くと、みんな「亀の手」。
そう、今日の佐野さん追悼ラーメンは亀の手の清湯醤油ラーメンです。
原価から考えると1150円が妥当とのことですが、1000円で提供。

亀の手は甲殻類になるそうですが、エビやカニとは違う独特な旨味です。
薬膳の様な苦味も若干感じられ、そこに「がんこ」ならではの濃い醤油タレが加わります。
ここでしか味わえない見事なスープですね。

麺はいつもの細麺で硬め。

チャーシューはデフォで5枚。
柔らかくてモチモチです。
最近は低温調理のチャーシューが好みでしたが、このチャーシューは絶品です。

その他には、メンマにたっぷりの肉餡が詰まったワンタン二つ。

これだけ具だくさんで1000円は決して高くないと思います。
満足満足。

また、初めて来たお客さんがいて、その方が亀の手を知らないと言うと、わざわざ出汁ガラから集めて説明していました。
色々な食材でラーメンを作っているだけあって、食への愛が素晴らしいです。

久々に総本家に行きましたが、やはりレベルが高いです。
レギュラーメニューも食べなくては。
こちらでは新年初日は新春ラーメンを提供しており、去年はまぜそばだったようです。

今年は「がんこ100」の新春ラーメンとのこと。
去年の終わり頃から「定番100」というラーメンを作っており、それにホタテ貝柱を入れたのが「がんこ100」。

定番100とは、豚骨、鶏ガラ、カキ、エビ、椎茸、昆布、煮干、鰹節、リンゴ等で取ったスープのみのラーメンで、カウンター上にある返し(タレ)を自分で加えて好みの味にするラーメンです。

がんこラーメン名物の「悪魔」(超しょっぱいラーメン)にすることも出来るとのこと。

年末スペシャルの時も相当並んだようですが、新年初日もかなり並んでいました。
12時前で20人以上は居たと思います。

1時間ほど並んでやっと入店。
この日は「がんこ100の新春ラーメン」1200円しかありませんので、普通盛りか大盛りか、定番スープか悪魔か聞かれます。
普通盛りの定番スープで注文しました。

具は豪華に戎エビ(大)2本、揚げモチ、味付け肉、メンマ、海苔。
バーナーで焦げ目がついた海老からは甲殻類の良い香りがして、豪勢な気分。

海老は皮が柔らかく、そのまま食べることが出来ました。
もちろん頭も。

そして、何よりスープがかなり美味い。
ほんとに味付けしてないの?と思うくらいしっかりとした濃厚出汁。
家元(店主)が自慢するだけのことはあります。
味付け肉からも塩分は出てると思いますが、それでも凄い。

途中、タレを加えてみると、キリっとした感じになって更に美味しい。
興奮してがっついて食べてしまいました(笑)

基本がしっかりされている方は、本当に美味しいラーメンを作るんですね~。
がんこラーメンの創始者、一条氏(通称、家元)が店主を務めるお店。
ちなみに、家元ががんこを始めた場所は現在「東京Mods」というラーメン店になってます。
平日は普通のラーメンを出していますが、土日や祝日にスペシャルラーメンを提供しています。
その内容は家元のブログによって発表されており、上海蟹やソイといった高級食材から、ヒトデといった変わりものにまで手を出してます。
(ヒトデは家元自身も失敗と認めているようでしたが・・・。)

今回は「ロイヤル皇帝スープ&スッキリ海老ラーメン」1200円。
家元のブログによれば、
100%ホタテ干し貝柱濃厚スープ塩味!と海老スープの塩ラーメンだそうです。

80食限定ということで、行列ができてます。
店の外にまでかなり貝柱の匂いが漂ってますね~。

店内は7人ほどのカウンターで、一人出たら一人入るスタイル。
今日は限定メニューのみなので、席に座ると何も言わなくても作りはじめます。

「そのまま飲んでもいいし、麺をつけてもいいし、最後にラーメンに入れてもいいと思うよ」
と言いながら、ホタテスープのみ先に提供されました。
一口飲むと、確かにかなり濃厚。
ホタテも濃厚だし、塩分もかなり強い。
こちらには「悪魔」と言うメニューがあり、かなりショッパーなラーメンを出しているんですが、そこまででは無いにしても結構しょっぱいです。
しかし、ここでしか味わえないであろう超濃厚な出汁。

少し経ってラーメンが提供されました。
それほど海老が主張せず、とてもバランスのいい塩スープという感じ。
家元は「最近流行の海老ラーメンも食べたけど、海老の香りばっかで、味はな~」とも言ってました(笑)

麺は細めでしっかりとした食感。
スープとの絡みも良く、ホタテスープ無しでもかなり美味しいラーメンです。
やはり僕は悪魔よりも普通のラーメンの方が好き。

チャーシューは大きめのものが2枚。多分肩ロース。
こちらは柔らかくて美味しいです。
メンマは味がしっかりしてますね。

ラーメン単体では、塩ラーメンの完成系とでもいうべきレベル。
しっかりとした出汁や、丁寧に作られた具がたまりません。

その麺をつけめんのように濃厚ホタテスープに漬けると、また変わった味わいで面白い。
ホタテスープの下にはかなりの貝柱が沈んでおり、それと麺を絡めても美味しかったです。

最後はホタテスープをラーメンに入れてみましたが、ガツンとしたホタテ風味が薄まってしまうので、もうちょっとホタテスープのみで味わえばよかったと思いました。

しかし、これだけ素材を惜しげもなく使うラーメンはここか「べんてん」くらいかもしれません。
(ブログで家元は「ホタテ入れ過ぎた」と書いてましたが(笑))
これからも色々な食材を試されるんでしょうけど、根本のラーメンがしっかりと美味しいからこそ出来るんだと思います。

限定の場合、「申し訳ない!あと○人前!」とブログ書いてくれるのもサービス精神旺盛な家元ならですね~。

  • 「上品 塩」1100円
  • 後半ショッパ旨が増してきます
  • 麺

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9位

蔦の葉 (庚申塚、新庚申塚、巣鴨新田 / ラーメン、丼、つけ麺)

14回

  • 夜の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク 4.3 ]
  • 昼の点数: 4.3

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 4.3
    • | CP 4.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2015/12訪問 2017/02/26

ミシュランビブグルマン選出も年内でしばらく休業

ラーメン店世界初のミシュラン一つ星に輝いた「Japanese Soba Noodles 蔦」。
2号店「蔦の葉」もミシュランガイドのビブグルマン(5000円以下の高CP店)選出となりました。
オープンからわずか1年半の快挙です。

しかし、様々な事情により「蔦の葉」は年内で休業が決定。
蔦の葉の拓馬店長がブログで書いているとおり、拓馬店長と助手の寛さんも年内で蔦を離れます。
「蔦の葉」はいつかは再開する予定とのことですが、現スタッフによる営業は年内が最後。

また、「蔦の葉」の休業について、ネット等で誤った記事が横行しているので整理。

・行列について近隣から苦情があるのは「蔦本店」→閉店、移転、休業いずれも予定無し。
・「蔦の葉」→休業。
 しかし本店のミシュラン一つ星獲得とは関係なし。近隣からの苦情も無し。

ちなみに、蔦本店の行列、近隣からの苦情はミシュラン一つ星獲得前からあります。

「蔦の葉」の営業は12月27日(日)まで。
土日は元々昼営業のみなので、最後の夜営業である25日(金)に伺ってきました。

クリスマス当日ですが、開店前から2,30人の行列。
休業が告知されてからは毎日こんな感じらしく、売り切れないよう仕込みも大変の様です。

次々とお客さんが来るので、店内は閉店間近の寂しい雰囲気は皆無で賑やか。
拓馬店長は先日から「総括」的な立場になっており、調理は寛さんとたみさん。

かなり忙しそうですが、最後なので拓馬店長に了解を得て飲むことにします。
なのでエビスビールと肉盛り。

この絶品鴨ロースで飲むのも最後。
ビールに付いてくるおつまみとともに、じっくり味わいます。

そして酔いすぎる前に「醤油そば」。
今は「たみさん」メインで作っているのですが、拓馬店長自らが作ってくれました。

煮干の旨さに鴨の奥深さ。
やはり素晴らしく旨いです。
「蔦2号店」という肩書きが無くても勝負できる味で、間違いなく唯一無二。

思い起こすと、「蔦の葉」開店当日にいただいた「醤油そば」とは全く別物に進化しました。
チャーシューは鴨になりましたし、煮干しはビシッと効くように。

タレなども1年半の間に幾度もブラッシュアップされ、今は風格すら漂うほど。
お世辞ではなく、最後が一番美味しかったとさえ言えます。

拓馬さんもいずれはラーメンに戻ってきたいとのことで、今後を楽しみに笑顔でお店を離れました。
とは言っても、夜の大通りを歩いて駅に向かうと、やはりしんみり。

夜にこの通りを何度も通ることは、恐らくもう無いでしょう。
拓馬店長、寛さん、たみさん、今まで美味しいラーメンをありがとうございました。
一生この味を忘れません。

“僕らの住むこの世界では 旅に出る理由があり
誰もみな手をふっては しばし別れる”
 「僕らが旅に出る理由」小沢健二
先週大騒ぎとなった「Japanese Soba Noodles 蔦」によるミシュラン一つ星。
ラーメン店がミシュランに掲載されたのは昨年のビブグルマン部門(5000円以下の高CP店部門)から。

そして、ミシュランガイド東京2016では新たにビブグルマンのラーメン店が数店追加。
その一つが蔦の2号店「蔦の葉」です。
(他に追加されたのは篝、小池、鳴龍、花道、麺尊RAGE)

「蔦」と「蔦の葉」はスープが異なり、蔦の葉は鴨×煮干。
鴨スープのみを使用したメニューもありますが、基本の「醤油そば」、「塩そば」は鴨スープと煮干スープのWスープです。

ミシュラン掲載後、初めて頼むメニューは基本の「醤油そば」750円。
キラキラとしたスープは鴨の旨味と煮干のバランスが絶好調。

本店で作るプリッとした自家製麺も絶品です。
しっとりとした鴨チャーシューに太メンマなど、具材も申し分なし。

味玉のサービスもいつもありがとうございます。
なお、僕が伺ったのは夜ですが、昼はミシュラン効果で現在2,30人ほどの行列とのこと。

蔦本店が整理券方式になり朝10時前には売切れてしまうので、そこから流れてくる人も多いようです。
一つ星を取った「蔦」は芸術的な完成度のオンリーワンな一品ですが、蔦の葉のラーメンも他には無いもの。

レシピは本店の大西店主によるものですが、仕込み、調理、盛り付けはもちろん「蔦の葉」のスタッフ。
ですから、「蔦の葉」スタッフが評価されてのビブグルマンなのは間違いありません。
今回のミシュラン掲載、本当におめでとうございます。
TRYラーメン大賞、ラーメンWalker等で高評価の「Japanese Soba Noodles 蔦」。
その2号店が「蔦の葉」です。

蔦の葉は本店とは違う路線で、鴨×煮干。
昼営業のみの本店と違い、夜営業もあるので軽く飲むことも出来ます。

「エビスビール」630円には日替わりのおつまみ付き。
2本目にはサービスの味玉としぐれ煮をいただき、ありがとうございます。

蔦の葉のメニューは多く、醤油、塩、味噌、ブラックダック、チリダック。
それにつけそば。

今回は初の「味噌そば」800円にしました。
ビターオイルやクラッシュナッツにより、オンリーワンな見栄え。

徳島県産と言う味噌は若干甘があり、発酵した良い香り。
ベースの煮干の旨さもあり、塩、醤油とは違う芳醇な旨さ。

パッツンとした自家製麺も良く、やはり「味噌そば」も凄く好み。
ビターオイルやアーモンドなどのクラッシュナッツも良い味変です。

蔦の「味噌の陣」とも、旧蔦の味噌そばとも違い、個性がある味噌そば。
夜は並ばずに食べられるのも魅力的です。
先日カップ麺が発売された「蔦の葉」。
気持ちの良い接客で雰囲気が良く、ついついビールを飲み過ぎてしまいます。

この日の注文は「塩そば」750円。
鴨×煮干スープですが、以前食べた時は結構煮干ししっかり。

今回は鴨&香味野菜の豊潤な旨味が前面に出てます。
もちろんどちらも美味しいですが、今回のスープは一段階上の豊潤さ。

最近タレが変わったとのことで、インパクトよりも旨味の持続が重視されました。
本店(「Japanese Soba Noodles 蔦」)とは違う構成ながら、こちらもホント旨いです。

鴨をはじめ、隙のない具も秀逸。
巣鴨駅からちょっと距離があるからか、それほど混雑は無し。
本店は昼営業のみなので、夜にゆっくり伺えるのも嬉しいです。
Japanese Soba Noodles 蔦の2号店「蔦の葉」。
8月17日から蔦の葉のカップめん「鴨だし醤油らーめん」が発売になりました。

なので実店舗の味をいただきに伺い、まずは「エビスビール」630円。
お酒にはつまみが付くのですが、この日は鴨肉。
バルサミコ酢の味付けでビールが進みます。

そして「醤油そば」750円。
美しい盛り付けで、スープには煮干しのキラキラも。

鴨×煮干しのスープですが、以前食べた時よりも鴨の旨みが濃厚。
鶏とは明確に違う個性的でリッチな旨さです。
煮干ももちろん明確に下支えしており、旨味と旨味のぶつかり合い。

本店(蔦)とは違う味の構成で、こちらも大好き。
正直、また美味しくなっている気がします。

開店から1年でこの成長。
今後も目が離せません。

カップ麺も近々いただきます。
6月26日にめでたく1周年を迎えた「蔦の葉」。
これを記念して限定の「鴨そば」1000円が提供されました。

7月11日(土)・12日(日)の両日50食ずつです。
こちらのレギュラースープは鴨&煮干しですが、鴨そばは鴨のみ。

クレソン彩りが美しい一杯の登場です。
丸鴨で取られたスープは、上品でスッキリとした味わい。

香味野菜などと思われる風味もあり、洋を感じるリッチなテイストです。
具は贅沢に鴨のフォアグラのソテー、鴨ロース、加茂茄子。

濃厚なフォアグラはもちろんのこと、鴨ロースがいつもよりしっとり美味。
デフォの鴨×煮干もキレがあって美味しいですが、今回の鴨は高級感溢れてました。

一周年おめでとうございます。
レギュラーメニューも美味しいので、近々また行きます。
6月26日にめでたく1周年を迎えた「蔦の葉」。
今回は夏期期間1日数量限定の「煮干時雨(にぼしぐれ)」850円をいただきました。

キレイに盛りつけられた一杯は、丼までしっかり冷えてます。
スープを飲んでみると、

「おっ」
と思うくらい濃厚な煮干スープ。

一口目からガツンとくらいます。
エグさはありませんが、サカナ感が強く出てパンチ十分。
オイルも効いていると思いますが、ベースのスープもしっかり煮干です。

麺は氷でキンキンに締められているので、弾力が強くしっかりとしたコシ。
チャーシューは鴨なので、冷えてもしっとりです。

かぼす、海苔に乗ったワサビ、実山椒が濃ゆい煮干に良いアクセント。
煮干で冷やしでも、穏やかにならずしっかりとしたメリハリ。
いかにも「蔦の葉」らしい冷やしで、大満足でした。
そろそろ一周年を迎える「蔦の葉」。
本店の「Japanese Soba Noodles 蔦」が昼営業のみなので、夜には貴重なお店です。

まずは「エビス中瓶」630円。
ビールには小鉢のお通し付きで、この日は鶏か鴨をほぐしたもの。
コクのある濃い味でビールが進みます。

「つまみ肉盛り」400円はもちろん鴨。
温められた鴨が超柔らかいです。
バルサミコ酢のソースも効いており、贅沢なおつまみ。

のんびりと飲んだ後は「醤油そば」750円。
最近、醤油ダレが変わったそうです。

醤油は尖り過ぎず豊かな香りで、煮干の旨さを存分に味わえるチューン。
動物系による厚さもしっかりで、凄く美味しいです。

蔦の醤油とは違う方向性ながら、間違いない旨さ。
本店と完全に差別化出来てますね。

こちらの方が好みと言う方も居るでしょう。
淡麗煮干が好きな方には大オススメです。

プリプリの自家製麺、鴨、太メンマ。
どれも最高。

開店当初より確実に個性が出て美味しくなってます。
夜は混んでいない時間もあるので、のんびりできました。
今回はシンプルに「塩そば」750円を注文です。
一口目からビシっとキレのある塩ダレ。

そしてしっかり煮干です。
鴨ガラによる厚みもあり、出汁も濃厚。

蔦本店はWスープになって出汁が深くなりましたが、こちらも変更したっぽいですね。
以前提供していた「鰺煮干そば」よりも、良い意味でワイルド。
ザクっとした自家製細麺によく絡みます。

低温調理の鴨ロースもムチムチで最高。
これで一杯やりたいところです。

本店の塩そばよりも、メリハリがしっかりした美味しさ。
ハキハキとした接客で、店内は蔦よりもリラックス。
味も、空間も本店と差別化出来ている印象です。
ミシュラン掲載店「Japanese Soba Noodles 蔦」の2号店「蔦の葉」。
この日は「チリダック」800円をいただきました。

鴨脂、オリーブオイル、アンチョビ、ニンニクなどを使用した自家製辣油で真っ赤。
一見恐ろしい色をしたスープですが、見た目どおりの辛さ(笑)

激辛と言うわけではありませんが、時折むせてはしまいます。
しかし、辛さの中に鴨の旨さ、香ばしさがあり、独特で好み。

具はひき肉、玉ねぎ、白髪ネギ。
辣油と火の通った玉ねぎの組み合わせは勝浦タンタンメンっぽいですね。

後半は辣油が少なくなり、鴨スープの旨さが活きてきます。
蔦らしい味のスープに変わり、変化も面白いですね。

なお、先日発売された「ダンナが今日からラーメン屋 立志編」。
ラーメン屋の実体験を漫画化したものですが、主役はここ蔦の葉の助手「寛さん」。
寛さんの奥さんが漫画家で、蔦や蔦の葉での修行をコミカルに描いた実録エッセイ漫画です。

漫画には、蔦や蔦の葉を始め、くろ㐂、鳴龍、二代目にゃがにゃが亭、KABOちゃんも登場。
面白かったので、ラーメン好きな方にはオススメです。
宇都宮の「花の季」の味噌を使用した「蔵出し味噌2015」。
2015年は前半(1/26~2/1)にくろ㐂、チラナイサクラ、蔦の葉、凪、花の季。
後半(2/2~6)が飯田商店、えにし、G麺7、庄太、誠屋です。

蔦の葉では「牡蠣の味噌そば」980円。
平日30食、土日20食限定です。
なお、昼と夜それぞれで用意しているようですが、
昼夜合わせて30食なのか、それぞれ30食なのかは確認忘れました。

提供は丼と別皿。
丼には蕪、蕪の茎、焼きネギのトッピング。
その上に牡蠣ソースが乗っています。

味噌はまろやかで、スープの旨さが引き立つ配合。
そこに牡蠣ソースが加わると、牡蠣の旨味が加わってなお良しです。

具は別皿にもあり、贅沢に牡蠣、鴨チャーシュー、もみじおろしなど。
そのままでも食べられますが、丼に乗せて味変しました。

また、丼の底には花の季味噌の大豆があり、発酵した香りが強まります。
これもなかなか面白い。

今回は蔦の葉店主さんでは無くスタッフの寛さん考案だそうですが、しっかり美味かったです。
開店当初、醤油と塩だったメニューもあれよあれよと増えました。
今は醤油そば、塩そぼ、鯵煮干しそば、鴨胡椒そば、南高梅塩そば、つけそば。
それに夜限定の鴨脂そばです。

この日は「エビス中瓶」630円と「鯵煮干そば」750円を注文。
アルコールにはおつまみが一皿付くようになり、この日は青菜のおひたし。
ツルムラサキでしょうか?
シャキシャキ良い感じです。

鯵煮干そばは、清湯好きなら間違いないルックスで登場。
麺をキレイに整えている感じが良いですよね。

スープは鯵煮干100%。
煮干のエグミとか苦味はほぼ無く、旨味がしっかり抽出されてます。
「煮干」という単語から思い浮かべる味よりも、ずっとクリアで美味しいお出汁ですね。

そこにイタリアの魚醤「アッラガルム」などで作られた醤油ダレが加わり、輪郭がはっきりしたキレのある旨味が感じられます。
鴨油も味の決め手になっているようで、このバランス感覚はサスガだと思います。

蔦で作られた麺はサクサクとした細麺。
チャーシューは干し肉の様なムチムチとした弾力と塩気がありますね。

スープ、麺、具の全てに隙がありませんが、特に煮干スープがどストライクな好みでした。
Japanese Soba Noodles 蔦の支店、蔦の葉も開店から1ヶ月経ちました。
開店景気も落ち着いてきたとのことですが、19時前で店外4人待ち。
巣鴨駅からは遠いのですが、さすがの人気です。

今回の目的は、先週から夜限定で提供が始まった「鴨脂そば」800円です。
外で待っていると煮干しの匂いが漂い、心が折れて汁そばにしてしまいそうです(笑)

夜でも暑いので、まずは「エビス中瓶」630円で喉を潤します。
鴨脂そばは提供に多少時間がかかるとのこと。
BGMはビートルズのフレンチポップっぽいカバーでオシャレ。

真ん中にオレンジが乗り、さすが蔦と思える美しいルックス。

「チャーシューの上にソースがかかっており、混ぜると分かりづらくなるので、チャーシュー単体でお召し上がりください」

とのこと。

ソースにはバルサミコ酢を使用しているそうですが、柑橘の様なフルーティさもあります。
そして、レアチャーシューがもの凄く柔らかくて美味しい。
薄めですが、汁ものに入ってるチャーシューより旨さが際立ちますね。

麺は平打ちの自家製中太麺。
汁そば系のしなやかな麺に比べると、硬めでややコシがあります。
量は200gとのこと。

麺にはあらかじめ鴨脂とタレが和えられていて、混ぜずに食べられます。
鴨脂のコクとキレのある醤油ダレ。
ガッツリ系では無い混ぜそばとしては、最高の旨さですね。

オレンジや刻み玉ねぎといった薬味、太メンマと合わせてサクッと完食。
蔦はスープが素晴らしいのですが、汁なしを選んでも後悔しない美味しさでした。
淡麗ラーメンとしては、都内屈指の実力店であるJapanese Soba Noodles 蔦
その2号店が同じく巣鴨に出来るとのことで、オープン日に行ってきました。

お祝いの花はらぁ麺やまぐちに不如帰
と思ったら、後からくろ喜やしば田、進化からの花も届いて、置き場所が大変そうでした。

もう花屋かってくらい賑やかですが、凄い顔ぶれですね。
両隣がお店なので並びきらず、店内にもたくさんありました。

基本メニューは醤油そばと塩そば。
開店日と翌日は、開店祝いでともに500円(通常750円)。
この2品だけの提供で、売り切れ次第終了です。

開店時で行列50人超。
JSN蔦の店主さんもお手伝いに来ていましたが、主に誘導で調理は店主さん。
JSN蔦で助手をされていた方です。

注文は「醤油そば」500円にしました。
麺をお湯から上げる時のキレとか、手際の良さは本店と変わりません。

見た目は間違い無しですね。
スープは煮干と鴨と言うことですが、香味野菜?の風味も出ており、洋風テイストも感じられます。
無化調なのに出汁が濃厚で、文句なしに美味いですね。

麺は本店で作った自家製麺。
表面がツルッとした細麺で、サクサクとした食感です。

具はチャーシュー2枚と太メンマ。
浸けている醤油ダレが良いのだと思いますが、チャーシューが凄く美味しいです。

刻み玉ねぎや三つ葉も相性良く、完成された一杯ですね。
食後の満足感が半端ないです。

松戸と言ったらとみ田
新小岩と言ったら一燈
国分寺と言ったらムタヒロ
と土地に根付いて店舗展開して行くラーメン屋さんが多いですが、「巣鴨と言ったら蔦」も間違いなく定着するでしょう。

  • 「醤油そば」750円
  • (説明なし)
  • (説明なし)

もっと見る

10位

らぁめん小池 (上北沢、八幡山、桜上水 / ラーメン)

5回

  • 昼の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 4.6
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2019/10訪問 2019/10/28

大つけ麺博にて「イカ煮干しラーメン」

残すところ一週間となった「大つけ麺博 美味しいラーメン集まりすぎ祭」。
今回は10月27日(日)・28日(月)出店の「らぁめん小池」に伺いました。

2号店「中華蕎麦 にし乃」、3号店「キング製麺」と水原店主が手掛けるお店はどれも人気。
「らぁめん小池」「中華蕎麦 にし乃」はミシュランガイドビブグルマンに掲載されてます。

「小池」は催事初出店で、つけ博提供メニューは「イカ煮干しラーメン」870円。
有料トッピングは別皿の「ワンタン皿」500円です。

濃厚なスープにキレイに畳まれた細麺。
中央には薄切りレアチャーシューが立体的に盛られ、他には刻みタマネギとネギ。

泡だったスープはトロリと濃厚で、ほど良いイカ煮干し。
シルキーな白湯は唇がペタペタする濃密さです。

煮干しの香ばしさはあるものの、バランス良く食べやすい絶品スープ。
パツパツの細麺にも。この濃厚スープが良く絡みます。

「らぁめん小池」はアッサリ淡麗がメインですが、濃厚も凄く上手。
レアチャーシューもしっとり美味しく、初の催事でも満足度が相当高いです。
上北沢の人気店「らぁめん 小池」。
2016年、2017年と続けてミシュランガイド東京ビブグルマンに選出されているお店です。

店主さんは「くり山」出身で、2013年に「つけめん 小池」としてオープン。
約1年後に健康上の理由からつけ麺を止めて「らぁめん 小池」へ。
その時期に数回行ったことがあり、今回は2年ぶりの「小池」です。

メニューは煮干しラーメン、醤油ラーメン、濃厚ラーメン、ニボ台湾ラーメン。
注文は券売機に「オススメ」と書かれた「煮干しラーメン」780円。

以前は2名体制だったスタッフも店主さん含め3名に。
調理も凄く速くなり、開店後のカウンター10席分は約10分で全て提供されました。

透明度高い美しいスープに麺、薄切りのチャーシュー。
スープは香り良く、優しくも芳醇な煮干し。

ビターさやキレではなく、お出汁としての旨味。
薄口醤油を使用したタレも過不足無く、じんわり個性的です。

村上朝日製麺の細麺はパツパツでは無くホクホク。
レアチャーシューもしっとりレアで、以前とは比べものになりません。
鶏団子やピリっとした青菜のお浸しもアクセント。

以前の「煮干しラーメン」より奥行きが増し、他には無い一杯。
店主さんは定休日にラーメンを食べ歩いており、その成果が出たであろう進化です。

なお、「醤油ラーメン」は同じスープでタレが代わり、鶏油が入るとのこと。
そちらも良さそうな感じです。
つけめん屋さんから煮干しラーメンになった小池。
この日のお目当ては2日間各日20食限定で提供された「烏賊煮干しソバ」800円。
一番下にドクロとイカマークのボタンがあるので、そちらをポチ。

前も美しいビジュアルでしたが、チャーシューが変更された一杯が登場。
烏賊はグリグリに強くは無いですが、煮干の苦味は強め。
白湯も唇がペタペタする濃度で、美味しいです。

麺は茹で時間50秒のパツパツ麺。
濃厚煮干にピッタリです。

チャーシューは変わらず低温調理の豚と鳥ですが、豚は四つ葉ライクにスライス型になりました。
鶏のレアチャーシュー、鶏団子も素晴らしいクオリティ。

麺と具を食べ終えた後は、「替え玉」100円を少なめで注文。
ここでは必食メニューです。

なお、店主さんと僕の隣席の方がお話ししてるな~と思ったら、くり山の店主さんでした。
こちらはくり山で修業された方で、今後はコラボも計画しているとのこと。
くり山も火曜限定で煮干しを出していますので、楽しみです。
上北沢の煮干しラーメン屋さん。
9月につけ麺から煮干しラーメン店に業態変更しました。

先日伺った時は看板が「つけめん」でしたが、ちゃんと「らぁめん」に変更されてます。
提灯は「つけめん」のままですが(笑)

レアチャーシューをつまみにビールを飲みたかったので、「豚チャーシュー増し」150円、「鶏むねチャーシュー増し」100円をおつまみにしてもらいました。
ビールはスーパードライもありましたが、「一番搾り」500円。

低温調理のチャーシューは一燈仕込みとネット情報があったので聞いてみたところ、やはりそうでした。
以前、教わったことがあるそうです。
レアチャーでのんびりビールが飲めるなんて、至福ですね(笑)

前回は濃厚な鶏パイタン煮干しを食べたので、今回は淡麗の「煮干し醤油ラーメン」750円を注文。
相変わらず美しい盛り付けです。

淡麗は煮干し100%の無化調スープ。
尖らないじんわり煮干しで、和風な感じです。

イチカワや伊吹のようにキレキレな淡麗では無いですが、これはこれで美味いですね。
三つ葉がとても合ってます。

また、濃厚同様にデフォで豚1枚、鶏2枚、鶏団子1。
鶏団子は大葉が効いていますね。

そして、煮干狂會「和え玉」ライクな替え玉。
100円というのはどう考えても安い。

少なめも可能とのこと。
普通で130gですが、少なめだとだいたい100g。
ビールも飲んだので、少なめでお願いしました。
なお、半分も出来るそうです。

底には油とタレ、上には刻み鶏チャー、刻みタマネギ、煮干し粉が乗ります。
混ぜてそのまま食べても良し、スープにダイブしても良しですが、途中でお酢と一味を加えて食べきってしまいました。

硬めバツバツの替え玉は、ここに来たら注文必須だと思います。
(店主さんに確認しましたが、麺は村上朝日製麺)

いずれ、師匠である「くり山」とのコラボも予定しているらしく、これからも注目のお店ですね。
なお、初めて伺うなら鶏パイタン煮干しラーメンの方が、インパクトあって良いと思います。
京王線上北沢近くにあるラーメン店。
オープンは昨年11月で、元々はつけ麺店。

今年の9/14から煮干ラーメン専門店に業態変更したようです。
なので、看板にはまだ大きよく「つけめん」の文字。

店内は予想以上に煮干の香り。
厨房には若い店主と恐らく奥様の2人体制。

カウンターには、つけ麺を止めた理由が書かれています。
2人体制で3日かかる鶏白湯を妥協せず作るには、オペレーション&体調面が限界とのこと。
この文章を読むだけでも、非常にマジメな性格が伺えます。

メニューは濃厚鶏白湯煮干と、淡麗煮干。
煮干狂會総本山のイチカワと同じメニュー構成です。

若い店主さんはイチカワ伊吹と言った煮干狂會のファンらしく、「和え玉」ライクな「替え玉」も用意。
千葉の海月、浦和のときわ亭など、和え玉インスパも着実に増えてますね。
(海月はイチカワ公認ですが)

注文は「鶏白湯煮干しラーメン」750円。
小ぶりの丼で出てきた一杯は、デフォでも具沢山。
具の並べ方や三つ葉など、見た目も良いですね。

スープは見ためどおりクリーミーで濃厚。
煮干もしっかりでパンチがあります。

苦みもあり、塩分も強め。
場所柄、もう少し大人しめかと思いましたが、結構振り切ってますね。

麺は低加水硬めで、グニグニと弾力が強いです。
村上朝日製麺の麺箱がありましたので、そちらでしょうか。
濃い白湯煮干しにパツパツの麺、最高の組み合わせです。

具はレアチャーシューの豚1枚に鶏胸2枚。
鶏団子まで入って一燈ライクです。
どちらも味に遜色ありません。

テンションが上がったまま、「替え玉」100円を追加注文。
ピッタリある場合は、現金対応可です。

こちらも、想像以上に本格的なものが登場。
煮干し粉、刻みチャーシュー、刻みタマネギがたっぷり乗っています。
これで100円は凄いですね。

カウンターに貼ってあるオススメどおり、まずは底にある香味油を混ぜて食べ、次にお酢をかけて食べ。
最後はスープにダイブです。

予想以上にハイグレードなイチカワインスパイアに興奮気味です。
イチカワ的なスープ&麺×一燈の具なんて贅沢ですよね。

店主さんに聞いたところ、濃厚は数量限定という訳では無いとのこと。
つけ麺屋の経験を活かし、白湯を切らさないようにしているそうです。

住宅街で煮干しオンリーなんて思い切った決断だと思いますが、完成度高いです。
わざわざ行く一杯だと思いました。
近いうちに人気が爆発しそうな気がします。

  • 「イカ煮干しラーメン」870円(大つけ麺博 美味しいラーメン集まりすぎ祭)
  • 濃厚スープにパツパツ細麺(大つけ麺博 美味しいラーメン集まりすぎ祭)
  • 水原店主(大つけ麺博 美味しいラーメン集まりすぎ祭)

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