16回
2020/01 訪問
スッキリスープにモチモチ自家製麺 心も満たされる「ラーメン」
成増に移転復活して4年目となる「中華そば べんてん」。
高田馬場より遠くなったものの、その旨さに魅了されてコンスタントに通ってます。
昼のみ営業で常に行列していますが、この日は寒い雨の日で昼前行列無し。
高田馬場時代は逆に雨や雪の日に混むこともありましたが、この日はラッキーでした。
注文は「ラーメン(並)」850円。
成増では「つけ麺」と「塩ラーメン」ばかり食べていたので、ラーメンは初です。
大きめの丼に畳まれた麺。
チャーシュー、メンマ、海苔が一見無造作に見えて実はキレイに盛り付けられています。
スープを飲んでみると、思ったより脂少なめでスッキリ。
節の旨味と香りが前面に出て、シャキッとした醤油ダレがとても良いです。
高田馬場時代は「塩ラーメン>ラーメン」でしたが、最近の「つけ麺」は醤油ダレが良い感じ。
なので久々に「ラーメン」を頼んでみると、やはり大当たりです。
また、「お冷や」の水も浄水になっており、多分その校歌でスープの旨味も雑では無く微粒子。
以前はベタッとした印象だった「ラーメン」がクリアに生まれ変わっています。
自家製の中太ストレート麺がまた素晴らしい。
しっかり茹でられモチモチとした食感で、並250gがあっという間に無くなります。
分厚い肩ロースチャーシューはブリンブリンで食べごたえ十分。
メンマも相変わらず最高に旨いです。
久しぶりの「ラーメン」はもの凄い満足度。
「つけ麺」は脂が多く入るので、ラーメンの方がスッキリしてます。
また、おつまみ付きでグラスが凍った「瓶ビール」も「べんてん」の名物。
旨いラーメンとビールで心も満たされました。
2020/01/29 更新
2019/12 訪問
最高の自家製麺とつけ汁、メンマの「つけ麺」 ※12/29~1/5はお休みです
高田馬場時代から10年以上通っている好きなお店「中華そば べんてん」。
成増に移転してからは昼のみ営業で、平日でも開店前から行列が出来ます。
年末と言うこともあってか開店10分前で20人ちょっと。
そこから約1時間で店内待ちになりました。
メニューは変わりませんが、消費税10%により価格はちょっと変更。
「ラーメン(並・中)」850円
「塩ラーメン(並・中)」950円
「つけ麺(並・中)」900円
注文は「つけ麺(並」900円+「トッピングメンマ」300円+「生玉子」50円。
そして休日の「べんてん」と言えば「ビール 中(お通し付)」650円です。
凍ったグラスに短冊チャーシュー、メンマ、ラー油のお通し。
田中店主と息子さんの調理を見ながらの一杯は格別です。
完成した「つけ麺」は麺に生玉子が乗り、つけ汁にはドッサリメンマ。
最近はこのトッピングがお気に入りです。
シャキッとした自家製麺はコシがあってフレッシュ。
そのまま食べても美味しい素晴らしい麺です。
つけ汁は節等の魚介にガラの旨味。
そこに醤油の適度なキレがあり、決してジャンクな味ではありません。
山岸さんの「大勝軒」をオマージュして本家より大量の素材で取ったスープは格別。
かすかにトロミもあり、麺に良く味が絡みます。
そしてたっぷりのメンマも変わらず最高。
最後にスープ割りをするとガラの甘みが濃密になります。
飲み始めから食べ終えるまで約20分間のパラダイス。
麺の多さで食後はお腹が多少苦しいものの、心が満たされて幸せです。
なお営業時間は14:30までですが、以前行ったら14時には営業終了していたので注意が必要。
また、12月29日(日)から1月5日(日)は年末年始のお休みとなります。
「つけ麺(並」900円+「トッピングメンマ」300円+「生玉子」50円
シャキッとした自家製麺
ガラと魚介の濃密つけ汁
トッピングメンマはたっぷり
スープ割
「ビール 中(お通し付)」650円
ビールお通しのメンマに短冊チャーシュー
グラスが凍っているのは高田馬場時代から
メニュー
2019年年末年始のお知らせ
並び方
看板
2019/12/30 更新
2019/08 訪問
自家製麺もつけ汁も最高 王道に旨い「つけ麺」
成増のレジェンド店「中華そば べんてん」。
連日35度超えの猛暑で列短めですが、店の前は全く日陰が無いので注意が必要です。
メニューは変わらずラーメン、塩ラーメン、つけ麺で、僕はここしばらく「つけ麺」ばかり。
なお、この暑さでもラーメン、塩ラーメンのお客さんが半分くらい居ました。
「べんてん」と言えばグラスが凍った「ビール 中(お通し付き)」550円。
自家製メンマと短冊チャーシューのお通しが最高です。
続いて「つけ麺 並」850円、「生玉子」50円、「メンマ」200円、「辛味(別皿)」100円。
麺は並250g、中350gが同料金ですが、並でも結構な量です。
自家製ストレート麺はフレッシュでコシがあり、変わらず美味。
真冬ほどキンキンには締められていませんが、その分小麦の甘みが増して感じられます。
つけ汁はガラに数種の節等魚介。
ドロリとした白湯では無く、醤油ベースで軽くトロリとしています。
出汁が濃密に凝縮されており、粘度が無くても麺にしっかり乗ってくる来る旨味。
採算度外視でたっぷり入ったトッピングメンマと一緒に頬張れば、もうその後は箸が止まりません。
なお、つけ汁があまりにも旨くて、「辛味」はあまり使いませんでした。
途中で飽きること無く、最後のスープ割りまでマッハで駆け抜けられます。
また、空調があまり良くないのか、正直、店内の温度はちょっと高め。
それでも、そんなことが気にならないくらいに旨い「つけ麺」です。
成増に移転オープンしてから間もなく3年ですが、今の「べんてん」は開店当初とは雲泥の差。
クラシックな部類でも、ノスタルジーや懐古趣味ではなく王道に旨いつけ麺だと思います。
高田馬場時代よりも田中店主がメインで関わっているので、麺、つけ汁の精度は間違いなく当時より上。
遠くなったし、量が食べられる歳でも無くなりましたが、出来る限り調整して訪問したい名店です。
「つけ麺 並」850円、「生玉子」50円、「メンマ」200円、「辛味(別皿)」100円
自家製麺に生玉子
メンマトッピングのつけ汁
キレのあるつけ汁
たっぷりのトッピングメンマ
スープ割り
「ビール中」550円とお通し
メンマ、短冊チャーシュー、ラー油のお通し
メニューと麺の量
カウンター
並び方について
看板
2019/08/09 更新
2019/03 訪問
ハマると抜けられない旨さ 最高の「つけ麺」
成増に復活してから3年目となる「中華そば べんてん」。
昼のみの営業ですが、開店と同時に満席、店内待ちが出来る人気店です。
メニューは変わらず「ラーメン」「塩ラーメン」「つけ麺」の3種。
ご飯ものは無くシンプルです。
注文は「つけ麺 並」850円+「メンマ」200円+「生玉子」50円+「のり」100円。
並250gと中350gが同料金です。
「ビール 中」550円はグラスが凍っていて、短冊チャーシュー、メンマのお通し付き。
香ばしいラー油もアクセントになって最高のおつまみです。
BGMは無くお客さんも静かで、田中店主はキレのある動きで調理。
麺の茹で時間もタイマーではなく、指で触って確認しています。
提供された「つけ麺」はトッピングの大判海苔が5枚も刺さってゴージャス。
丼が大きく、麺は並でも十分な量があります。
しっかり締められた自家製麺だけを食べてみると、小麦の芳醇な香りと甘み。
高田馬場時代の麺に比べ、ギュッと小麦が詰まって美味しいです。
そしてつけ汁は節などの魚介の旨味がギッシリ。
サラッとしていますが、トロリとした油により麺に良く絡みます。
つけ麺として完璧に近い麺とつけ汁のマリアージュ。
元々は山岸さんの「東池袋大勝軒」オマージュですが、濃密な出汁の旨さは完全に別モノです。
山盛りになったトッピングメンマと麺を一緒に頬張るのも麻薬的。
ここのメンマはクセ無く柔らかく、ホント旨いです。
海苔も香りよく、こちらも麺と一緒に食べると非常に美味。
+100円で5枚も入ってお得感があります。
生玉子を割ったりして麺を楽しみ、最後はスープ割り。
するとアッサリ上品になり、最後まで飲み干せます。
なお、「並」でも結構多いので、「べんてん」に行く日は前日の夕飯から調整開始。
しかし、そうまでして食べたい「つけ麺」なのです。
成増は遠いし、並びもします。
それでも食べた後は大満足で笑顔になってしまう、大好きな一杯です。
「つけ麺 並」850円+「メンマ」200円+「生玉子」50円+「のり」100円
シコシコな食感の自家製麺
つけ汁
つけ汁
トッピングメンマはたっぷり
スープ割
「ビール」550円のお通し
ビールとお通し
券売機
並び方
看板
2019/03/30 更新
2019/01 訪問
スープ更にパワーアップ? 最高に旨い「つけ麺」
成増の名店「中華そば べんてん」。
成増で電撃復活してもう3年目に突入してます。
11時開店で、開店10分後に着くと12人の待ち。
店頭に並ぶのは5人ほどで、それ以降は離れた電柱の後ろに並びます。
だいたい40分ほどで店内へ。
注文は「つけ麺」850円に「生玉子」50円、「海苔」100円。
並250gと中350gが同料金ですが、250gでも十分多いので並で。
他のお客さんは女性も含め「中」が多いです。
そして調理を待っている間は「ビール 中」550円。
凍ったグラス、メンマと短冊チャーシューのお通しとどれも最高です。
まず大きな海苔が4枚差し込まれたつけ汁。
そして全卵が乗った麺が提供されます。
麺だけを食べてみると、フワでは無くブワッと小麦の香り。
ただ硬いのでは無く、弾力のあるコシも素晴らしいです。
何度食べても「高田馬場」時代とは比べものにならない美味しい麺。
茹で時間もタイマーでは無く、田中店主が鍋を見つめ麺を触り、揚げ時を見極めています。
つけ汁は白湯では無いものの、軽くトロリ。
ガラに節などの魚介がギュウギュウに詰まっていて、かなりパンチあります。
前から旨かったですが、この日はスープが更にパワーアップした感じ。
魚介が特に強く感じられ、スッキリな醤油も良い感じでキレがあります。
スープ割りは専用スープでは無く、ベースのスープ。
これがまたガラッと表情が変わり、濃厚な出汁の旨さを味わえます。
讃岐うどんを思わせる弾力の秀逸な麺に、パンチある出汁のつけ汁。
元は山岸さんの「特製もりそば」インスパですが、麺もスープも別次元です。
気軽に行ける場所ではありませんが、食べ終えてすぐ再訪したくなるほど旨い。
「塩ラーメン」も食べたいのですが、「つけ麺」が旨すぎて困りものです。
2019/01/26 更新
2018/11 訪問
高田馬場時代よりグレードアップ 特に麺の旨さが際立ってます
成増で復活し、3年目を迎えた「中華そば べんてん」。
この前いただいた「つけ麺」が絶品だったので、あまり間を開けずに伺ってきました。
まずは「ビール中」550円に、メンマとチャーシューのお通し。
厨房の調理を見ながらゆっくりいただきます。
注文は「つけ麺・並」850円に「メンマ」200円、「生玉子」50円。
息子さんに麺の量(並と中が同料金なので)、「全卵麺の上」と伝えます。
東池袋大勝軒の様にザクッと盛られた麺に、濃厚な色合いのつけ汁、
久々の「メンマトッピング」はつけ汁にドッサリ入ってます。
麺だけを食べてみると、やはりハリとコシがあって素晴らしい食感。
小麦の香りもあり、ツヤツヤの美味しい麺です。
つけ汁はガラに魚介等でほんのりトロリ。
しっかりとした味が麺に絡み、抜群に旨いです。
また、クセが無く出汁が染みたメンマも絶品中の絶品。
+200円でこれでもかというくらい入ってきます。
やはり麺、つけ汁ともに今の「べんてん」が最高傑作。
ブレとかではなく、高田馬場時代より旨くなっているのも明らかです。
聞いてみると、醤油などは変わっているとのこと。
確かに言われてみると、昔はベッタリ濃い味だったのがスッキリになってます。
先日「としおか」で食べたつけ麺は高田馬場時代「べんてん」の正当後継者な味わい。
しかし今の「べんてん」は全てグレードアップされ、より完成度が増してます。
量は多いですが、その量を飽きずに食べさせる見事な一杯。
大衆性は維持しつつも、相当精度が上がっていると言えます。
田中店主の動きは変わらずキレキレで、食べ終えたお客さんには、
「ありがとうございました」
とニッコリ挨拶。
高田馬場より遠くはなりましたが、わざわざ行って良かったと思えるお店。
「塩ラーメン」も絶品なので、いずれは「つけ麺」を振り切って注文したいと思います。
2018/12/03 更新
2018/11 訪問
ハリのある麺に濃密なつけ汁も最高 今絶好調に旨い「つけ麺」
成増の行列店「中華そば べんてん」。
高田馬場にあった名店ですが、田中店主の体調不良により2014年閉店。
閉店が告知されてからは連日100人超の行列となり、社会現象となりました。
成増の地に2016年9月復活し、現在3年目を迎えてます。
日曜定休で、11時から14時半(麺、スープ無くなり次第終了)とハードルが高いお店。
場所は東武東上線成増駅から徒歩5分ほどの住宅街で、平日でも行列が出来てます。
また、歩道があまり広くなく並び方注意。
お店の横に貼り紙がありますが、お店の前より列が長い場合は20メートル広報の電柱から後ろに並ぶこととなります。
一人出たら一人入るシステムですが、店内でも4人ほどの待ち。
この日は外待ち8人で20分後に座ることが出来ました。
メニューは成増での再開以来変わらず、以下のとおり。
「ラーメン(並・中)」800円
「塩ラーメン(並・中)」900円
「つけ麺(並・中)」850円
「麺大盛(茹で前700g)」200円
「メンマ」200円
「チャーシュー」300円
「メンマ&チャーシュー」450円
「味付玉子」100円
「生玉子」50円
「のり」100円
「辛味(別皿)」100円
「ビール 中(お通し付)」550円
「つまみメンマ(別皿)」300円
「つまみチャーシュー(別皿)」400円
「べんてん」に来たらまずは「ビール」。
再開直後は常温のグラスでしたが、現在は高田馬場時代と同じく凍ってます。
そしてメンマ、チャーシュー、ネギ、ラー油の「お通し」は高田馬場時代より増量。
朝仕込んでいるからなのか、温かいメンマが最高に旨いです。
注文は「つけ麺 並」850円+「生玉子」50円+「辛味」100円。
並250g、中350gが同料金ですが、茹で前の量でかなり多いので並に。
また、生玉子は「全卵麺の上」にしてもらいます。
しっかり締められた麺の中央に全卵が置かれ、つけ汁は濃厚な色合い。
昨今のつけ麺と違い麺はキレイに揃えられてはおらず、山岸さんの大勝軒に似てます。
まず麺だけすすってみると、みずみずしくてハリがあり、ほどよくコシ。
ただガチムチに硬いのでは無く、そのまま食べて旨い麺です。
そしてつけ汁に浸けてみれば、濃密なガラやモミジの動物系に魚介の旨味。
ドロドロの豚骨魚介とは違いますが、最後に寸胴から入れられるアブラがトロリと麺に絡みます。
再開直後こそ出汁の薄さを感じましたが、今はもう抜群に旨い「つけ麺」。
また、高田馬場時代は麺の茹で加減にブレがありましたが、今はそんなこと全くありません。
つまり、僕的には麺もつけ汁も今が最強な感じ。
並でも麺はたっぷりありますがあまりに旨いので次々とすすってしまい、
「ああ、もう麺が無くなってしまう」
と思わせるほど。
しかし食後はずっとお腹いっぱいなので、中盛を頼むときっと大変です。
高田馬場時代よりジャンクさは控えめになり、まとまりよく完成度が高い一杯。
半年ぶりにいただきましたが、出汁がより濃くなったようにも思えます。
動物系の甘さを感じるスープ割りまで全てお見事。
田中店主も動きがシャープで、かつての精悍さも戻ってきた感じ。
もちろん食後の
「ごちそうさま」
に対してはニッコリ微笑みます。
「べんてん」は10年前から食べていて、食べ歩きをする以前は週3で食べていたこともあるほど。
しかし、間違いなく今が一番美味しいと感じます。
量だけで無く、「旨いものを食った」という満足感は恐ろしく高い一杯。
田中店主も味も、今「絶好調」だと思います。
「つけ麺 並」850円+「辛味」100円
ハリとコシのある自家製麺
ガラと魚介の濃密なつけ汁
短冊チャーシューにメンマ
「ビール 中(お通し付)」550円のお通し
「辛味」100円
「ビール 中(お通し付)」550円、「辛味」100円
スープ割めにゅ0
メニュー
麺量
外観
昼のみ営業
並び方について
看板
2018/11/07 更新
2018/03 訪問
高田馬場時代より旨い自家製麺 田中店主が全て作る「つけ麺」
成増に復活してはや一年半の「中華そば べんてん」。
この日は平日にもかかわらず、開店時で25人ほどの並びでした。
行列の原因はTV番組にもあるかもで、先日放送された「ラーメン道 RAMEN-DO~The Soul of Japan~」。
ラーメン店を1時間かけて掘り下げる番組で、第1回が「べんてん」。
田中店主のラーメンに対する想いが語られ、かなり見応えありました。
なお、この番組は全3回で第2回は「MENSHOグループ」、第3回は「麺や 七彩」です。
メニューは変わらずラーメン、塩ラーメン、つけ麺。
「つけ麺」850円に「生玉子」50円を「全卵麺の上」で。
麺量は並250gと中盛350gが同料金で、並にしました。
まずはいつもの「ビール 中(お通し付き)」550円。
グラスの凍ったスーパードライにメンマ、短冊チャーシューのおつまみは最高です。
なお、店内はBGMが無く無音。
田中店主の作業を見ながらつけ麺が出来るのを待ちます。
麺は並盛でもたっぷりで、ストレート中太麺はツヤツヤ。
ハリとコシが素晴らしく、そのまま食べても十分美味しい麺。
何度食べても、高田馬場時代より旨い麺だと思います。
濃厚な色合いのつけ汁は流行の濃厚豚骨魚介では無く、東池袋大勝軒風。
しかし大量のガラに魚介で出汁が濃く、全く薄さを感じさせません。
適度な油も浮き、麺に味がよく乗ってきます。
出汁は濃厚なのにただ濃いだけではなく、繊細さも感じられるバランスのつけ汁。
節の旨味も良く、間違いなくここでしか食べられないつけ麺。
「ラーメン道 RAMEN-DO」では日本一のつけ麺店「中華蕎麦 とみ田」の富田店主も
「飽きることなく350gの麺を食べられるあのスタイルは、もうホントに凄いですね。
凄いという言葉が凄く軽く感じますけど、しみじみと凄いですね。」
と絶賛してました。
富田店主は東池袋大勝軒の山岸マスターを敬愛する方で、山岸マスターのつけ麺を再現するほど。
その富田店主が「旨い」と言い切るのが「べんてん」のつけ麺です。
スープ割りをすると、醤油の立ったすっきり味に。
伺った定休日明けが一番あっさりスープなのでガラの甘さは控えめでしたが、それでももちろん美味。
パンチある「塩ラーメン」も大好きですが、麺が極上の現在は「つけ麺」も素晴らしい出来栄え。
量では無く、味だけで勝負できるホントに旨いつけ麺です。
2018/06/04 更新
2018/01 訪問
「今のべんてん」が今までで一番美味しい気がします
成増に復活して1年以上となる「中華そば べんてん」。
「TRYラーメン大賞2017-2018」では名店部門の「MIX」と「つけ麺 濃厚部門」で共に6位にランクインしてます。
メニューは「ラーメン」「塩ラーメン」「つけ麺」で、注文はいつも「塩」か「つけ麺」。
昨年末に「塩ラーメン」をいただいたので、今年初べんてんは「つけ麺」850円に「生玉子」50円。
麺の量は並盛250gと中盛350gから選ぶことができ、並盛で。
また、生玉子は全卵を麺の上にしてもらいました。
ここに来たら外せないのは「ビール 中(お通し付)」550円。
グラスが凍ったアサヒスーパードライに、湯気が出ているホカホカのメンマと短冊チャーシュー。
朝イチでも数人がビールを注文しており、都内で朝ビール率が一番高いラーメン店かも知れません。
ビールをゆっくり飲みながら、田中店主のキレのある調理を眺めるのが幸せのひと時です。
店主の息子さんが麺をしっかりと締めて完成。
今回はサービスでラー油をちょっとかけてもらいました。
昨今の畳まれた麺では無く、ザクッと盛られた麺。
この真っ白な麺がハリがあってコシもあり、ホントに素晴らしい麺。
つけ汁はガラ等の動物系に鯖節等の魚介。
出汁に味もしっかり目の、大好きな「べんてん」の味です。
麺がキンキンに冷えているのでつけ汁はすぐぬるくなりますが、そんなの問題ありません。
この麺とつけ汁の旨さは最高です。
元は山岸さんの東池袋大勝軒インスパですが、出汁に使う材料の量が半端無く濃厚なつけ汁。
粘度はそれほどありませんが、しっかり麺に味が乗ります。
スープ割をすると、今度は動物系の旨さがしっかり感じられる別物に変化。
前回の「塩ラーメン」の時も思いましたが、今の「べんてん」は最高に好みの味です。
高田馬場時代の後半は製麺や仕込を助手さんがやっていましたが、現在は全て田中店主が管理。
それが味に影響しているのは間違いないと思います。
僕にとっては決して「量」ではなく「味」のお店。
年を取って麺が今の半分しか食べられなくなっても、ここのラーメンが好きだと思います。
2018/02/01 更新
2017/12 訪問
スープ、麺、具の全てが最高な「塩ラーメン」
成増に2016年秋復活し、1年とちょっとが経った「中華そば べんてん」。
いまだ昼営業のみで、2017年の最終営業日である12月28日に伺ってきました。
現在の並び方はお店入口から向かって左側に6,7人ほど。
お店の前を超える場合は20メートル先の空き家の前に並びます。
最終日と言うこともあり、12時半頃で20名弱。
しかし回転はそれほど悪くなく、30分ちょっとでお店に入ることが出来ました。
メニューは変わらずラーメン、塩ラーメン、つけ麺。
注文は「塩ラーメン 並」900円。
ちなみに並と中盛が同価格で、並は麺が茹で前250、中は350gとなります。
「べんてん」に来たらまずは「ビール 中(お通し付)」550円。
凍ったグラスにアサヒスーパードライ中瓶。
それにたっぷりの温かいメンマに自家製ラー油。
短冊チャーシューも数切れ入っていて、550円で味わえる至福の時間です。
そして大きな丼で提供される「塩ラーメン」。
盛り付けも丁寧で中央には針生姜と辛味が乗り、その上に熱したサラダオイルを「ジュッ!」。
スープは濁りある清湯で、動物系の適度な厚みに魚介乾物の濃密な旨味。
ガンガンにジャンクという訳では無く、上品さも感じるほどの絶妙なバランス。
それでいて中毒性もあり、間違いの無い旨さ。
復活当初のスープとは違い貫録あります。
キレでは無く出汁の厚みを感じる塩ダレもたまりません。
自分の年齢もあり、今のバランスは高田馬場時代より好みかも。
そしてモチモチでハリもある自家製ストレート麺。
塩ラーメンの麺はラーメンより早く麺上げされます。
こちらも「べんてんの麺だなあ」と思える秀逸な麺。
並で250gあり、一般なラーメン店の大盛りかそれ以上でボリュームも抜群です。
たっぷりのメンマに食べごたえのある肩ロースチャーシューも文句なし。
熱したオイルがかかった針生姜と辛味を溶かしつつ食べれば最後まで飽きません。
量が多い店ではありますが、それだけでは無く「味」が魅力なお店。
やはり「べんてん」の塩ラーメンは最高です。
2018年は1月5日からスタートです。
「塩ラーメン 並」900円
チャーシュー
絶品スープ
自家製麺
針ショウガに辛味、熱したサラダ油
ビールのお通し
「ビール 中(お通し付)」550円
メニュー
麺量
年末年始の営業
営業時間
並び方について
看板
2018/01/05 更新
2017/04 訪問
もはや馬場時代を超えているかもしれない「塩ラーメン」
衝撃の復活から7か月を経た成増の「中華そば べんてん」。
昼営業のみは変わらずですが、定休日は水曜から日曜に変更。
行列の並び方も変わり、現在は入り口から向かって左に並びます。
店頭に並べるのはお店の前だけで8人ほど。
それから先はバス停を越えた先の電柱から再び並びます。
店主息子さんの指示通り店内に入った後は、食券を買ってまずは「瓶ビール」550円。
おつまみも小皿にたっぷり。
ほとんどがメンマですが、底の方には短冊チャーシューも。
この温かいメンマがいつも通り絶品。
スパイシーな自家製ラー油でビールも進みます。
そして麺は「塩ラーメン」900円の中少なめ。
並で250g、中で350gなので中少なめは300gくらいでしょうか。
塩でも濁りあるスープは重すぎず豊潤な魚介出汁の旨味。
週明けなのでややスッキリしており、飲みやすくも唯一無二の味わい。
針生姜にジュッとサラダオイルがかけられて香ばしさも。
これぞ「べんてん」と言えるスープです。
ストレート自家製麺はホクホクとしてこちらも最高。
300gの麺がスルすると消えていきます。
間違いなく量の多さやジャンクさだけが売りでは無い一杯。
裏メニューでスープ割が出来る「油そば」もあるのですが、このスープは純粋に味わうべきだと思います。
(「油そば」は「塩ラーメン」の食券を買って券を渡す時に伝えます。)
巨大で柔らかいチャーシューにメンマも絶品。
あまりにも旨いので勢いよく食べ切ってしまい、店主さんから驚かれたほど(笑)
全体的に高田馬場時代と遜色ないどころか、店主さんの年齢からか上品さも増している感じ。
40代の僕には、高田馬場時代を超えているかもしれないレベルだと思いました。
「塩ラーメン(中少なめ)」900円
「瓶ビール」550円についてくる
高田馬場時代と遜色ないスープ
チャーシュー
メンマ
自家製麺
「瓶ビール」550円
麺メニュー
麺の量
看板
店頭を越えた際に並ぶ電柱
2017/04/28 更新
2017/01 訪問
スープの厚み等アップ 開店時より格段に旨い「塩ラーメン」
昨年9月、奇跡の復活を遂げた「中華そば べんてん」。
店頭に並べるのは2名ほどで、それ以降は交差点渡って斜め右の歩道に並ぶことになります。
※行列問題で苦情があり、1月30日(月)からは並び方が変わりるようです。
http://onochan.jp/diary/%e6%88%90%e5%a2%97%e3%80%8c%e3%81%b9%e3%82%93%e3%81%a6%e3%82%93%e3%80%8d%ef%bc%91%e6%9c%88%ef%bc%93%ef%bc%90%e6%97%a5%e3%80%81%e6%9c%88%e6%9b%9c%e6%97%a5%e3%81%ab%e5%86%8d%e9%96%8b%e3%81%99%e3%82%8b
開店時間になると、店主の息子さんが人数を確認してお店まで誘導。
その後は店から出た人数分、自ら入店することになります。
なお、田中店主と息子さんは昨年末にTVドラマ「ラーメン大好き小泉さん」にも出演。
そこでは営業時間の数倍かける仕込みを地道に続けるというエピソード。
特に田中店主はいぶし銀の存在感を見せつけてカッコいいのですが、二人とも出演したドラマは観ていないそうです(笑)
「べんてんと言えば」、の凍ったグラスに「ビール 中(お通し付き)」550円。
お通しはたっぷりのメンマに短冊チャーシュー数切れ。
この温かいメンマがたまりません。
また、自家製の「みそ(別皿)」も肉片やネギが入っていておつまみにも。
そして今回の麺は「塩ラーメン」900円。
並250gと中350gが同料金で、中少なめに。
麺は全メニュー一緒に大鍋で茹でられ、塩ラーメンはラーメンよりも早く麺上げ。
指で硬さを確認しつつ、2分半ほどで上げられます。
カウンターの奥から熱した油をかける「ジュッ!」とした音がして完成。
この日は初物というワカメをサービスでいただきました。
スープを飲んでみると、明らかに以前より重厚。
成増での再開直後に「塩ラーメン」をいただきましたが、その際はややアッサリで上品さも感じました。
しかし、今回は動物系の旨味も魚介の旨味もより明確。
高田馬場時代と遜色ない素晴らしいスープです。
それにモチモチとした自家製ストレート麺。
厚みがあり食べごたえある大判チャーシュー。
クニクニと絶品の柔らかいメンマ。
熱したオイルの香ばしさと生姜の風味。
やはりべんてんの「塩ラーメン」は凄いです。
食後は腹一杯でしたが、食べてる最中は興奮してひたすら食べ続けてしまいます。
スープが旨かったことを店主に話すと
「勘が戻ってきてるからね。
まだまだ旨くなるよ。
で、またダメになっていく(笑)」
とジョークを交えて話していました。
もちろん
「ダメになるわけないですよ(笑)」
と突っ込んでおきましたけど。
再度の開店から数か月、手際はかなり良くなり回転も良いです。
また、火曜の定休日に基本のスープを仕込んで重ねていくので、定休日前の方が濃くなるそうです。
そうなると逆に水曜のフレッシュなスープも味わってみたいもの。
今までに塩ラーメン、つけ麺、つけ麺といただき、つけ麺が抜けて一番と思っていましたが、この日覆りました。
寒い冬は塩ラーメンかラーメンで行きたいと思います。
今のスープと塩ダレ、絶品です。
「塩ラーメン 中少なめ」900円
厚みを増したスープ
自家製麺
針ショウガ、辛味の上から熱した油をジュッ
大判チャーシュー
サービスのワカメ
「みそ(別皿)」200円
「ビール 中(お通し付き)」550円
ビールに付いてくるおつまみ
メニュー
麺の量
外観
2017/01/30 更新
2016/11 訪問
「つけめん」&「みそ」 冬のつけめんは麺がキンキンに締まってます
成増に電撃復活し、連日行列の「中華そば べんてん」。
「申し訳ありません。これより後へは並ぶことが出来ません。
信号を渡った斜め後方にてお並びください 店主敬白」
と立て看板が出ており、現在店の前に並べるのは4人だけになりました。
それより後は斜め後ろ交差点を渡った先に並びます。
高田馬場時代と麺量も変わったので、券売機にその旨も。
茹で前で並250g、中350g、大盛700g。
中が高田馬場の並の量です。
注文は「つけめん 中少なめ」850円+「ビール 中(お通し付)」550円+「生玉子」50円+「みそ(別皿)」200円。
まずは凍ったグラスでスーパードライ。
短冊チャーシューにメンマのおつまみは変わらず旨いです。
また、「みそ」はネギも入っており、こちらもおつまみになります。
続いて「つけめん」の登場。
寒い中並んでいると「ラーメン」に行きそうになりますが、冬は締めた麺が最高です。
田中店主は
「こっちは氷みたいで大変だよ(笑)」
と笑ってましたが(笑)。
昨今のつけ麺に比べると麺は細めですが、しっかりとしたコシとハリ。
そのままでも旨いですし、生玉子に「みそ」を絡めても旨いです。
つけ汁はメンマ、短冊チャーシューがたっぷりで、とろんと出汁の旨味が濃厚。
この中毒性のある味は何なんでしょう。
最後のスープ割りまで大満足です。
変わらず「べんてん」の味で、麺に関してはやはり今の方が美味しいと思います。
店内は静かですが、緊迫感は無く良い雰囲気。
店主が息子さんに色々教えているのも和やかです。
2017/01/30 更新
2016/10 訪問
復活後のつけ麺は、前より旨くなっている気がします
成増に復活した高田馬場の名店「中華そば べんてん」。
開店後一週間ほどで伺った際は開店時30人超えの行列でしたが、この日は15人ほど。
やや落ち着いてきた感があります。
ただし、10/7に発売された「ラーメンWalker東京23区2017」では新店トップの扱い。
見開きで紹介されているので、また少し混むかもしれません。
田中店主は「あれ(ラーメンWalkerの取材)オープン前だよ?ぶっこみ過ぎだよ(笑)」
と笑っていました。
元々取材拒否店ですが、今は多少丸くなったそうです。
たまに怖い顔も見せていた田中店主も今はニコニコと朗らか。
この日の注文は「つけ麺・中」850円+「辛味」100円+「生卵」50円+「ビール」550円。
ビールのグラスは馬場時代同様、凍ったものが出されるようになって嬉しいところ。
ビールに付いてくるおつまみは短冊チャーシューとメンマ、ネギ、辛味。
やはり「べんてん」のメンマは一番好き。
塩ラーメン、ラーメン、つけ麺の順で麺上げされ、つけ麺の茹で時間は5分30秒ほど。
5人分を平ザルで麺上げするので、つけ麺の麺が若干少なくなってしまった模様。
「少なくなっちゃったんで追加で茹でるから」
と言われましたが、これで大丈夫と伝えました。
田中店主はサービス精神が旺盛なので、追加もたっぷり来そうなので(笑)。
白くて美しい麺を食べてみると、しっかりとしたコシに小麦の良い香り。
馬場時代のつけ麺はもうちょっと柔らかかった気がします。
そしていかにも「べんてん」なつけ汁。
ごまかしの効かない動物系のベースに魚介の旨味。
「塩ラーメン」同様以前よりアッサリめですが、ムチャクチャ旨い。
コシのある麺にまとわりつく旨味濃厚なつけ汁、メンマ、チャーシュー。
最高としか言いようがありません。
「麺は馬場時代より美味しくなってないですか?」
「そう?オレが打ってるからね。愛情こもってるよ(笑)」
とニッコリ。
そういえば、馬場時代は助手さんが打っていたはず。
粉が同じでも、加水の感覚とか違うのかも知れません。
好みはあるでしょうが、僕は今の方が断然好み。
昔は自信を持って「塩ラーメン」派でしたが、今は「つけ麺」の方が好きかも。
スープ割も含め、半端無い満足度です。
お弟子さんのお店も「べんてん」を感じますが、やはり本家は唯一無二。
「田中さんが居るから」という懐古趣味だけでは無く、舌から脳に直撃する旨さ。
また近いうちに伺いたいです。
2017/01/30 更新
2016/09 訪問
高田馬場の伝説の名店が成増に復活
成増に9月18日オープンした「中華そば べんてん」。
2014年に閉店した高田馬場の同名店の復活です。
当時、「べんてん」の閉店が発表されてからは毎日大行列。
僕も行きましたが、東池袋大勝軒や六厘舎の閉店に匹敵する騒ぎになりました。
復活したお店の場所は、東武東上線成増駅南口から徒歩6,7分。
地下鉄成増駅の方が近い感じです。
平日1時間前の到着で既に10人以上の行列。
店から右手に15人ほど並び、そこから先は交差点斜め向かいの歩道へ。
この日は開店時で30人以上居たと思います。
開店から30分弱でお客さんが退出し始め、一人出たら一人入店するシステム。
スタッフは田中店主と息子さん。
当分は昼営業のみの様です。
券売機が導入されており、メニューはラーメン、塩ラーメン、つけ麺。
それに各トッピングと別皿の辛味、みそ。
「みそ」は旧店舗でも結構レアでしたが、常にあるようです。
注文は「塩ラーメン」900円と「ビール(中)お通し付き」550円。
調理はほぼ田中店主で、息子さんはビールやおつまみ、洗い物やつけ麺の麺担当。
息子さんはテキパキとして接客も良いと思います。
ビールは変わらずスーパードライ。
名物のおつまみは短冊チャーシュー、メンマ、ネギ、ラー油に加えて辛味も乗りスパイシー。
前よりビールが進みます。
開店して一週間ほど経ったので、オペレーションは悪くありません。
息子さんと一緒だからか、以前よりほのぼのした雰囲気。
麺量は並と中があり、以前の普通盛りは「中」。
分かりにくいので表記を変えることも検討しているそうです。
平ザルで麺上げされ、熱した油を「ジュッ」。
久々に「べんてん」の塩ラーメンです。
スープはまさに「べんてん」の味。
節や煮干し、動物系のあの味です。
油は以前より少なめでアッサリ。
以前のジャンクさは控えめですが、間違いなく美味しいです。
麺は変わらず自家製ストレート麺。
コシがあり、これはもう抜群に旨い。
香りも当時のままです。
今は分かりませんが、以前は麺上げが塩ラーメン→ラーメンの順。
なので塩の麺は硬めで旨いです。
(この日は同じロットにラーメンがなかったので今も同じか分かりませんでした。)
大きなチャーシュー、柔らかいメンマもほとんど変わらず。
2年ぶりなのに味玉もありがとうございました。
スープや辛味は以前よりパンチ抑えめですが、やはり「べんてん」の塩は最高です。
丸くなったおかげで、むしろ麺の旨さは以前より目立つようになったかも。
なお、昨年オープンした「べんてん」出身の「としおか」は本家超えの濃厚なスープ。
なので「としおか」に良く行かれていると、薄く感じるかもしれません。
しかしやはり元祖は「濃い」だけではない旨さがあります。
それに、田中店主のニコニコした顔がまた見られるだけでファンにはたまらない感も。
一時期は週一で通っていた「べんてん」のまさかの復活。
早くも行列店なので、お身体にお気をつけていただきたいものです。
「塩ラーメン 中」900円(2016年9月)
チャーシュー(2016年9月)
メンマ(2016年9月)
熱した油がかけられた針生姜、ネギ(2016年9月)
自家製麺(2016年9月)
スープ(2016年9月)
味玉(サービス)(2016年9月)
「ビール(中)お通し付き」550円のお通し(2016年9月)
「ビール(中)お通し付き」550円(2016年9月)
メニュー(2016年9月)
ランチのみ営業(2016年9月)
外観(2016年9月)
2017/01/30 更新
成増の名店「中華そば べんてん」。
高田馬場時代を含めると創業20年以上の老舗です。
メニューは変わらずラーメン、塩ラーメン、つけ麺の3種。
今回の注文は「塩ラーメン 並」950円です。
ラーメンが出来るまでは「ビール(中)」650円と絶品のおつまみ。
田中店主の調理を見ながらの一杯に癒される方は、僕だけではないはずです。
塩ラーメンは最後にネギと針ショウガを載せ、そこに熱したオイルを「ジュッ」。
見た目完璧な一杯の登場です。
スープを飲んでみると、魚介の効いた塩ダレのパンチある旨味。
熱した油によってショウガとネギの旨味も溶け出し、一口目からKOされる最高のスープです。
しばらく「つけ麺」が続いていたので、「塩ラーメン」は約2年半ぶり。
その頃とはスープの色も変わり、味も凄みが増しています。
塩ダレはよりエッジが立ち、ベースのスープはスッキリとしっかりお出汁。
硬めに茹でられた自家製麺との相性も素晴らしいです。
大判の肩ロースチャースーはブリンブリンで迫力満点。
「つけ麺」の短冊チャーシューよりも破壊力あります。
「べんてん」の塩ラーメンは10年以上前から食べていますが、今が一番パワフル。
飲み干すにはややショッパイですが、中毒性は相当高いと思います。
食後に美味しかった旨を伝えると、強面の田中店主もニッコリ。
この笑顔でお腹だけでなく心も満たされます。
なお、エースコックからはカップ麺「中華そば べんてん 塩ダレ油そば」が販売中。
裏メニューである「塩油そば」がカップ麺になるとは凄いことだと思います。
※お店での注文方法は「塩ラーメン」の食券を買って口頭で「塩油そば」と注文。
また、7月7日(火)は臨時休業となりますのでご注意ください。