11回
2023/08 訪問
今夏は新作の涼麺開始 追い飯付き「鰹のぶっかけ」
間もなく3周年を迎える東松山の食べログ百名店「中華そば 深緑」。
先日10周年を迎えた名店「中華そば 四つ葉」セカンドブランドです。
レギュラー4種での営業は変わらずですが、この夏は新作をリリース。
1日6食限定「鰹のぶっかけ」1400円です。
「鰹のぶっかけ」1400円
涼しげなガラスの器に削りたて鰹節がどっさり。
あらかじめ「追い飯」のサービスも付いてきます。
鰹節をよけてみると、3種の豚鶏チャーシューに太メンマ。
それにとろろ、大根おろし、青海苔、ミョウガ、大葉と薬味が乗って豪勢です。
麺は冷製スープに浸っているので、まずは麺とスープだけで。
モチモチとしてコシもあり、極細で長い麺なのでスープを良く拾います。
レギュラーの自家製麺を長めに茹でて〆ているそうですが、結構違う印象。
とろろや大根おろしも良く絡み、良く合います。
スープは「極上かつお節の中華そば」をベースに昆布、鶏などをブレンド。
醤油ダレやオイルも良く、ただの「めんつゆ」とは違うリッチなコクと深みがあります。
チャーシューは冷製用に極薄に切られたもろみポーク。
知床鶏のモモも、冷えてザクザク感が増した太メンマも美味しいです。
最後は鰹節で旨味が増したスープの残りやトロロを追い飯の上に。
ちなみに追い飯には刻み油揚げ、梅ペーストが添えられています。
良く混ぜていただくと、麺で食べるのとまた違った美味しさ。
見た目以上に上品で「和」な〆となり、満足度相当高いです。
煮干しは使っていませんが、とろろや追い飯は「麺処ほん田」の「ニボコン(煮干し昆布水冷麺)」に近い一杯。
さすが岩本店主と思わせるバランスと食材の良さを感じる「涼麺」でした。
2023/08/12 更新
2022/10 訪問
開店当初よりも太く方向性の定まったリッチなお出汁 「白出汁 もろみポークロース&バラ」 お土産岩中豚シキンボ
9月24日に2周年を迎えた「中華そば 深緑」。
埼玉を代表する名店「中華そば 四つ葉」2号店です。
変則営業となっており、土日の営業や夜営業は公式twitterにて月ごとにお知らせ。
この日は元々休み予定の日に臨時営業でしたが、それでも行列が出来る人気店です。
価格改定はありましたが、メニューは変わらず以下の4品。
「黒出汁 知床鶏もも もろみポーク2枚」1400円
「白出汁 知床鶏もも もろみポーク2枚」1400円
「羅臼昆布と鮭節の中華そば 知床鶏もも もろみポーク2枚」1400円
「極上かつお節の中華そば 知床鶏もも もろみポーク2枚」1400円
もろみポークはロース、バラ、肩ロースの3種から選べます。
「白出汁 もろみポークロース&バラ」1400円
丼を覆いつくす大判のもろみポーク2種に知床鶏もも。
太メンマに青菜お浸し、なると、白髪ネギが中央に立体的に盛られています。
スープはまず明確に貝の旨味。
それから動物や野菜などの太いお出汁が染み渡ります。
多様な出汁素材を用いても、以前よりベクトルがより定まった味わい。
清湯でも上品かつ濃密に旨味が抽出され、オープン当初しか食べてない方は驚くレベルだと思います。
麺は自家製のストレート細麺。
適度にコシがあり、後半はモチモチに食感が変化していきます。
大判のもろみポークロースは肉そのものの旨味があり、バラは上質な脂身が贅沢感。
知床鶏もも含め、チャーシューはオープン当初から変わらず高いクオリティを保っています。
出汁の染みた太メンマに青菜お浸しも丁寧な仕事っぷり。
飾りではなく具として厚く切られた無添加なるとも美味しいです。
清湯ラーメンも数多くありますが、「深緑」の「白出汁」はどこにも似ていないオリジナリティ。
素材や調理にこだわった美しいラーメンでも、万人に受けるであろう一杯に思えます。
また、冷凍ラーメンや「もろみポーク切り落とし」などお土産も多数。
最近は岩中豚のシキンボを数量限定で販売することもあり公式twitterにて告知されます。
「飯田商店」「Ramen FeeL」も使用するシキンボは好きな部位なので、もちろん購入。
1本400gオーバーで1500円とかなりお得です。
シキンボは繊維を感じないほど柔らかく仕込まれ、脂身もサクサク。
適度な下味も付いていて、そのままで相当旨いです。
例えるならば、チャーシューに定評がある「末廣家」の持ち帰りチャーシューに近い感じ。
昔から岩本店主は肉の処理に長けていましたが、シキンボも半端なく旨いです。
なお、「四つ葉」で4年間修業したスタッフが奈良県天理市に「らぁ麺せんいち」をオープン。
本店や催事で頑張っている姿を知っているので、いずれ伺いたいと思います。
「白出汁 もろみポークロース&バラ」1400円
貝の旨味のあとに動物系の出汁の太い旨さ
以前よりベクトルが明確になった濃密出汁
コシのある自家製麺
もろみポークロース
もろみポークバラ
知床鶏もも
出汁の染みた太メンマ
厚く切られた無添加なると
丼
メニュー
メニュー
内観
限定お土産「岩中豚シキンボ」1600円
シキンボは400g越え
柔らかく調味されたシキンボ
脂身もサクサクです
外観
外観
2022/10/10 更新
2022/07 訪問
「らの道 DECADE 中華そば 四つ葉×鉢ノ葦葉」<混血>前菜・肉プレート・ラーメン・デザート、追いの贅沢 北海道産のウニといくらの海苔巻き
関西で生まれ、全国でラーメン企画等を行う「らの道」。
今年5月で10周年を迎え、「らの道 DECADE」として以下のイベント営業を行いました。
7月17日(日)開催店:麦苗
Homemade Ramen 麦苗×和 dining 清乃
7月18日(祝)開催店:中華そば 深緑
中華そば 四つ葉×鉢ノ葦葉
ともに前売りシステムですぐ完売。
僕は「四つ葉」2号店「中華そば 深緑」にて開催の「中華そば 四つ葉×鉢ノ葦葉」を予約して伺いました。
開店時には「四つ葉」店主、「鉢ノ葦葉」店主から挨拶。
お手伝いに名古屋「らぁ麺 紫陽花(あじさい)」店主も来ています。
「らの道 DECADE 中華そば 四つ葉×鉢ノ葦葉」<混血>2500円
店頭には40種類近い「本日の使用食材」。
商品が提供されるたび、丁寧に説明が入ります。
・前菜
グラスに入った冷製ラーメン仕立ての前菜。
カボチャを細切りにして麺に見立て、具材は熊野地鶏ささみ、ミョウガ、スイカです。
冷製スープはローストトマトから取った出汁。
身は使わない贅沢さで旨味と清涼感が広がります。
・肉プレート
TOKYO-Xバラグリル×2、熊野地鶏モモグリル×2、熊野地鶏ムネ肉低温調理。
それに夏野菜と乾燥メンマのピクルス仕立てです。
厚みあるTOKYO-Xバラは下味しっかりでジューシーで抜群の旨さ。
「四つ葉」岩本店主が提供前に炙っているので、贅沢に甘い脂身も余すことなく堪能できます。
熊野地鶏モモも負けじと旨味が濃く、ブリンブリンな強い弾力が最高の「肉喰ってる」感。
乾燥メンマは厚くザクザクでズッキーニ等も味が染みてアクセントになります。
・ラーメン
丼の右に「鉢ノ葦葉」店主が打った細麺、左に「四つ葉」店主が打った手揉み太麺。
中央に「ひもかわうどん」の様な幅広の麺が一本乗ってワンタン1個が添えられ、薬味は無しです。
スープは地鶏を中心とした動物清湯に魚介の深くあと引く味わい。
出汁のリッチな旨味にキュッと塩のミネラル感が光り、後半はより太い味になっていきます。
細麺はシコシコとしてのど越し良し。
太麺はコシとモチモチが同居して食べ応えがあり、麺の違いが楽しいです。
幅広の麺は一般に出回らない「北海道旭川産もち大麦全粒粉」を使用し、手揉み麺より更にモチモチ食感。
肉の旨味が濃いワンタンは、1個でも十分存在感あります。
・デザート
「紫陽花」店主が担当したミルクジェラート。
なんと熊野地鶏スープに熊野地鶏低温調理も使用しています。
ミルクの甘さに柑橘の酸味、桃などが効いてキリっとしたジェラート。
ゴロゴロと熊野地鶏低温調理も入っているのですが、言われなければ恐らく分かりません。
そして、その熊野地鶏が口内で溶けていくと出汁の旨味。
これが最後に凄く面白い仕掛けで、「紫陽花」店主さんも鶏でデザートを作ったのは初めてだそうです。
追いの贅沢「北海道産のウニといくらの海苔巻き」400円
こちらはお店で「本日のにぎり」を提供する「四つ葉」担当でしょうか。
四つ切海苔に一口ご飯、大葉、ウニ、いくらが美しくのってます。
北海道産ウニは粒が美しく、いくらもグッド。
これで400円は恐らく採算度外視だと思います。
1年前に「ソラノイロ」10周年コラボで食べたのが「鉢ノ葦葉」の初体験。
その時も驚きましたが、今回は余裕でそれを超えてくる見事な食材に味のベクトルの多様さです。
開店時の挨拶で「鉢ノ葦葉」店主が
「『美味しいって何だろう』を考えて食べて欲しいです」
と言っていたのが印象的で、実際食べてみると手の込んだ多様な世界観に驚かされます。
一人ひとり見て食事が終わるまでデザート提供を待ったり、卓上のお茶が伊勢かぶせ茶だったり心が豊かになる「おもてなし」。
大げさではなく、死ぬ間際まで覚えていそうなラーメン体験でした。
「らの道DECADE 中華そば 四つ葉×鉢ノ葦葉」<混血>前菜
冷製ラーメン風カボチャの麺にローストトマト出汁の冷製
「らの道DECADE 中華そば 四つ葉×鉢ノ葦葉」<混血>肉プレート
TOKYO-Xバラグリル
熊野地鶏モモグリル
乾燥メンマと夏野菜のピクルス風
「らの道DECADE 中華そば 四つ葉×鉢ノ葦葉」<混血>肉プレート
「らの道DECADE 中華そば 四つ葉×鉢ノ葦葉」<混血>ラーメン
地鶏に魚介のリッチなスープ
「鉢ノ葦葉」店主が打った細麺
「四つ葉」店主が打った手揉み太麺
希少な小麦の幅広平打ち麺
肉の旨味たっぷりのワンタン
「らの道DECADE 中華そば 四つ葉×鉢ノ葦葉」<混血>デザートは「紫陽花」店主担当のミルクジェラート
ジェラートには熊野地鶏スープに低温調理も使用
追いの贅沢「北海道産のウニといくらの海苔巻き」400円
追いの贅沢「北海道産のウニといくらの海苔巻き」400円
追いの贅沢「北海道産のウニといくらの海苔巻き」400円
この日の使用食材
「鉢ノ葦葉」箸と「深緑」レンゲ
卓上のお茶は伊勢かぶせ茶
「鉢ノ葦葉」店主、「四つ葉」店主、「紫陽花」店主の挨拶
「らの道 DECADE 中華そば 四つ葉×鉢ノ葦葉」
会場は「四つ葉」2号店「深緑」
2022/07/19 更新
2021/12 訪問
祝TRY新人「しょう油」部門1位 出汁と醤油の融合が更にリッチになった「黒出汁」、キレキレな「極上かつお節の中華そば」
先日1周年を迎えた「中華そば 四つ葉」2号店「中華そば 深緑」。
TRYラーメン大賞2021-2022では「FeeL」を抑え新人「しょう油」1位、「総合」2位となっています。
基本は平日昼営業とハードル高いですが、日によって夜営業や土日営業も。
今月は今後、26日(日)昼に営業予定となっています。
メニューは変わらず以下の4種。
「黒出汁」
「白出汁」
「極上かつお節の中華そば」
「羅臼昆布と鮭節の中華そば」
全てのメニューで「もろみポーク」がバラ、ロース、肩ロースの3種から選択可。
豚1枚 1100円、豚2枚 1300円、豚3枚1500円となります。
「黒出汁 もろみポーク2枚(ロース・肩ロース)」1300円
全メニュー食べていますが、今回はTRY「しょう油」1位のこちらに。
2種の豚チャーシューに知床鶏、太メンマ、青菜、ナルトと「特製」の様な豪華さです。
スープは動物系を中心に貝など様々な素材が溶けあった旨味。
そこに余韻と深みのある醤油のブレンドがキッチリハマり、リッチさも生み出しています。
開店当初は「白出汁」の方が出汁の旨味が感じられ、「黒出汁」は醤油と出汁がそれぞれになっていた印象。
しかし、今の「黒出汁」は出汁の旨味のベクトル、醤油との融合がアップしています。
麺は自家製のストレート細麺。
こちらも「飯田商店」ライクなニュルっとした細麺から変わり、存在感と小麦の香りが増しています。
ロースと肩ロースはどちらも大判で丼を覆いつくすほど。
肉の旨味がしっかり感じられ、モッチリな知床鶏も旨いです。
「極上かつお節の中華そば もろみポーク1枚(ロース)」1100円
息子が大好きな一杯。
提供直後に削りたての指宿産一本釣り本枯れ節が乗せられる演出が憎いです。
「黒出汁」とは全くスープの構成が異なり、ベースは「四つ葉」地鶏に手火山かつお節、羅臼昆布、鯛など。
そのままでも旨いですが、本枯れ節が溶け出すとキレキレな旨さになります。
「四つ葉」岩本店主が仕込んで厨房に立つので、開店当初から相当高いクオリティ。
しかし、勉強熱心な店主の知識と経験が増し、予想以上にレベルアップしていると思います。
「中華そば 四つ葉」は埼玉を代表するラーメン店になったと思っていますが、「深緑」は更に大きなステージに向かいそう。
一杯のラーメンが育つさまを見守っていけるのも、食べ歩きの醍醐味だと思います。
「黒出汁 もろみポーク2枚(ロース・肩ロース)」1300円
出汁と醤油のリッチな融合
自家製麺
もろみポークの大判ロースと肩ロース
丼
「極上かつお節の中華そば もろみポーク1枚(ロース)」1100円
削りたての指宿産本枯れ節
メニュー
もろみポークは3種類
券売機
TRY新人賞「しょう油」1位&「総合」2位
食べログ百名店
カウンター
12月の営業予定
12月の夜営業予定
外観
外観
1周年記念ステッカー
2021/12/18 更新
2021/07 訪問
限定「マイヤーレモンの冷やし中華」に指宿産本枯れ節の「極上かつお節の中華そば」
「中華そば 四つ葉」のセカンドブランド「中華そば 深緑(ふかみどり)」。
岩本店主が厨房に立ち、厳選素材に自家製麺とよりハイエンドな一杯を提供するお店です。
場所は東松山ですが、どの駅からも遠く駐車場多数。
現在は記帳制になっており、10分ごと4人で回転しています。
基本メニューは以下の4品。
「黒出汁」1100円
「白出汁」1100円
「羅臼昆布と鮭節の中華そば」1100円
「極上かつお節の中華そば」1100円
この夏から新たに限定「マイヤーレモンの冷やし中華」1100円が追加。
冷凍お土産のみで提供していたメニューが、初めて店舗提供となっています。
「マイヤーレモンの冷やし中華」1100円
チャーシュー、出汁巻き玉子、オニオンスライスなど具沢山でスープは別容器。
「四つ葉」でも提供していますが、こちらは具が豪華仕様で自家製麺(「四つ葉」の麺は大成食品)です。
スープはお酢不使用でマイヤーレモン果汁に地鶏スープなど。
まろやかでほのかな柑橘感が夏にピッタリな味わいです。
お土産の冷凍「マイヤーレモンの冷やし中華」と違い、より丸みある旨さ。
〆られてシコシコ食感の自家製麺と相性抜群です。
チャーシューはもろみポークロース2枚に知床鶏ももロール。
どちらも冷製でもしっとり柔らかく旨いです。
肉も旨いですが、驚いたのが厚切りの出汁巻き玉子。
フワッとしてきめ細かく、この一品でつまみとして金が取れる秀逸な出汁巻き玉子です。
オニオンスライスもしっかり水にさらされて嫌な辛味は一切無し。
夏にピッタリの贅沢な涼麺です。
「極上かつお節の中華そば」1100円
こちらは提供されてから目の前でかつお節を丼に。
指宿産一本釣りの本枯れ節です。
ベースのスープで充分旨いのですが、かつお節が溶けていくとより増していくキレ。
ニュルっとした自家製麺との相性も最高です。
チャーシュー(ロースを選択)に出汁の効いたメンマなど具も文句の付けようが無し。
「深緑」だけでなく「四つ葉」も合わせた全メニューの中で一番キレがある一杯だと思います。
限定だけでなく、レギュラーの中華そばも極上なお店。
なお、7月31日から8月22日まで安比高原リゾートで「マイヤーレモンの冷やし中華」提供予定です。
限定「マイヤーレモンの冷やし中華」1100円
マイヤーレモン果汁と地鶏スープ
自家製麺
自家製麺
もろみポークロース
知床鶏モモ
出汁巻き玉子
プチトマトなど野菜
限定「マイヤーレモンの冷やし中華」1100円
「極上かつお節の中華そば」1100円
後から指宿産一本釣り本枯れ節を乗せます
指宿産本枯れ節
自家製麺
メニュー
メニュー
券売機
記帳制
twitterとinstagram
暖簾
外観
2021/07/22 更新
2021/04 訪問
優しく深い出汁にブランド豚 「白出汁 もろみポーク2枚(バラ&ロース)」 ※5/2~5/5は祝日営業実施
東松山に2020年9月オープンした「中華そば 深緑(ふかみどり)」。
川島町「中華そば 四つ葉」の2号店で岩本店主が調理するお店です。
場所はどの駅からも遠く、駐車場は約30台ほど。
基本は平日昼のみ営業となっています。
しかし土日営業を行うこともあり、その場合は公式twitterにて告知。
ちなみに今年の5月2日(日)~5日(水・祝)はGWですが、営業予定となってます。
メニューは以下の4種。
「黒出汁」
「白出汁」
「羅臼昆布と鮭節の中華そば」
「極上かつお節の中華そば」
チャーシューは熊本「もろみポーク」でバラ、ロース、肩ロースの3種。
券売機にはチャーシュー1枚からあり、お店のオススメは2種(バラ&ロース)です。
「白出汁 もろみポーク2枚(バラ&ロース)」1300円
チャーシューはもろみポークのほか「知床鶏もも」も。
太メンマに青菜お浸し、厚い無添加なると等具沢山です。
スープは優しく丸みがあり、リッチにお出汁。
全メニューの中で一番お出汁中心の構成です。
食べる度にちょっと味が違っていて、いまだ進化中。
最初に貝を感じるものの、他の食材は絶妙にブレンドされて深く余韻もある味わいです。
「四つ葉」と一番違うのは自家製麺。
しなやかでモチモチなストレート麺は相当レベル高いです。
もろみポークはバラもロースも大きめ。
肉そのものの旨さを活かした調理になっています。
鰹出汁の染みた太メンマなど具も全て秀逸。
5度目の訪問になりますが、いまだに食べている時の興奮が抑えられません。
「中華そば 四つ葉」ももちろん旨いものの、こちらは厳選された素材を堪能できる一杯。
わざわざ遠征する価値が十分あるお店だと思います。
2021/04/26 更新
2021/03 訪問
削りたての指宿産一本釣り本枯れ節を使用 「極上かつお節の中華そば」
東松山に2020年9月オープンした「中華そば 深緑(ふかみどり)」。
「ラーメンWalker埼玉」殿堂入りの名店「中華そば 四つ葉」のセカンドブランドです。
基本は土日休みなのですが、まれに土日営業もあるので公式twitterを要確認。
3月は14日(日)・27日(土)が営業予定となってます。
駅からは遠いですが、お店向かって右側に駐車場が増設され30台近く駐車可能。
また、混雑時は記帳して指定時間に戻るシステムになっており、車で待つことが出来ます。
メニューは以下の4種。
「黒出汁(知床鶏・もろみポーク1枚)」1100円
「白出汁(知床鶏・もろみポーク1枚)」1100円
「羅臼昆布と鮭節の中華そば(知床鶏・もろみポーク1枚)」1100円
「極上かつお節の中華そば(知床鶏・もろみポーク1枚)」1100円
なお、もろみポークはバラ、ロース、肩ロースの3種から1枚を選択。
2枚乗せは1300円、3枚乗せは1500円となります。
「極上かつお節の中華そば(知床鶏・もろみポーク2枚)」1300円
もろみポークはバラとロースを選択。
出来上がったラーメンに目の前で削りたて指宿産一本釣り本枯れ節が乗せられます。
スープはまろやかに濃密でかつお節の惹きのある味わい。
地鶏スープに手火山かつお節、羅臼昆布、鯛とのことでリッチなバランスです。
次第に本枯れ節の旨味が溶け出すことにより、香ばしさとキレを増していくスープ。
「深緑」メニューの中で一番パンチがあると思います。
麺は自家製のストレート細麺。
モチモチとして香りも良く、美味しい麺です。
もろみポークのバラにロースはどちらも大判。
ブランド豚だけあって肉そのものがジューシーで美味しく、特にバラがかなり好みです。
プリプリな知床鶏に出汁が染みた太メンマ、青菜お浸し、無添加ナルトなど副菜も手抜きなし。
素材や調理に値段以上の贅沢さを感じます。
なお、このメニューは「四つ葉」で提供したラーメンWalker限定「日本の極み出汁中華そば」がベース。
しかし、同じく「四つ葉」の限定であった「羅臼昆布と鮭節の中華そば」同様、どちらも「深緑Ver.」は格段に旨くなってます。
「黒出汁(知床鶏・もろみポーク1枚)」1100円
地鶏に貝、伊吹いりこ、野菜出汁を合わせた「深緑」の看板ニュー。
やさしくまろやかなお出汁で、この日は貝の旨味が良く出ていました。
プレオープンから通算4度目の訪問ですが、「黒出汁」は前より旨くなっている印象。
券売機には「限定」ボタンもあったりするので、今後の展開も非常に楽しみです。
「極上かつお節の中華そば(知床鶏・もろみポーク2枚<バラ・ロース>)」1300円
食べる直前に指宿産一本釣り本枯れ節を乗せます。
指宿産一本釣り本枯れ節
濃密でまろやかなスープ
自家製麺
もろみポークバラ
もろみポークロース
丼
「黒出汁(知床鶏・もろみポーク1枚<ロース>)」1100円
メニュー
券売機
もろみポークは3種
3月の営業予定
外観
混雑時は記帳制
2021/03/08 更新
2021/01 訪問
丸みある太く贅沢なお出汁 「羅臼昆布と鮭節の中華そば(もろみポークバラ&ロース)」
「中華そば 四つ葉」のセカンドブランド「中華そば 深緑(ふかみどり)」。
東松山に2020年9月にオープンし、3度目の訪問となります。
普段は平日昼のみ営業なのですが、1月3日(日)・17日(日)・31日(日)は日曜営業も予定。
混雑している際は整理券になり、時間まで車の中で待てます。
メニューは過去の「四つ葉」の限定を「深」化させたもので、以下の4種。
「黒出汁」1100円
「白出汁」1100円
「羅臼昆布と鮭節の中華そば」1100円
「極上かつお節の中華そば」1100円
ちなみにチャーシューは熊本「もろみポーク」3種の部位(バラ、ロース、肩ロース)に「知床鶏もも」。
デフォはもろみポーク1種ですが、200円で追加することが出来ます。
「羅臼昆布と鮭節の中華そば(もろみポーク2枚)」1300円
お店オススメはもろみポーク2枚で、バラとロースを選択。
大判チャーシューで丼が埋め尽くされ、知床鶏モモ、太メンマ、青菜お浸し、なるとが乗ります。
スープは丸みがあり、口当たり優しくも太いお出汁。
羅臼産昆布に羅臼産鮭節、「四つ葉」地鶏スープとのことです。
まろやかでも出汁の旨味と余韻がオンリーワン。
過去に「小田急町田店」「横浜タカシマヤ」催事の限定メニューで提供されましたが、更に贅沢感を増していると思います。
麺はしなやかな自家製の細麺。
柔らかくモチモチでスープの持ち上げも良いです。
もろみポークのロースは味が染みた赤身がジューシー。
バラの脂身はベタベタせず甘みが広がります。
モッチリとした知床鶏モモもフレッシュ。
出汁の染みた太メンマ、青菜お浸しも丁寧な仕事です。
スープ、麺、具材のどれもが贅の極み。
肉タップリで満足度も相当高いです。
「黒出汁(ロース)」1100円
先日の「白出汁」同様に地鶏数種、貝数種、煮干し等贅沢なお出汁。
そこに華やかな醤油、鶏油が加わります。
出汁メインの「白出汁」よりはバランス型。
贅沢かつよりスタンダードな「醤油ラーメン」です。
「四つ葉」の「四つ葉そば」「蛤そば」も絶品ですが、「深緑」はまた別の旨さ。
交通の便は良くないものの、わざわざ行って後悔しないお店だと思います。
「羅臼昆布と鮭節の中華そば(もろみポーク2枚)」1300円
羅臼昆布、羅臼産鮭節、四つ葉の地鶏スープのブレンド
自家製麺
もろみポークのロース
もろみポークのバラ
知床鶏モモ
丼
「黒出汁(ロース)」1100円
地鶏、貝、煮干し等の贅沢スープ
メニュー
もろみポークの部位について
券売機
外観
1月の営業予定
1月の営業時間
混んでいる時は整理券配布します
2021/01/04 更新
2020/12 訪問
「四つ葉」のセカンドブランドは贅沢オンパレード プレオープン時より格段に旨くなった「白出汁」
東松山に今年9月オープンした「中華そば 深緑(ふかみどり)」。
川島町の名店「中華そば 四つ葉」のセカンドブランドです。
場所は四つ葉から車で10分ほどののどかな場所。
お店向かって右に13台分の駐車場があります。
主なメニューは以下のとおり。
「黒出汁」1100円
「白出汁」1100円
「羅臼昆布と鮭節の中華そば」1100円
「極上かつお節の中華そば」1100円
「黒出汁」と「白出汁」は黒豚豚骨、地鶏数種、牡蠣、ハマグリ等貝、魚介、野菜等。
「羅臼昆布と鮭節の中華そば」は羅臼昆布、羅臼産酒無州×四つ葉の地鶏スープ。
「極上かつお節の中華そば」は手火山式かつお節、羅臼昆布、鯛×四つ葉の地鶏スープに指宿産本枯れ節。
どれも過去に「四つ葉」が限定で提供したラーメンがベース。
超豪華なラインナップとなっています。
店内は仕切りが付いたカウンター7席。
岩本店主が平ザルで湯切りして完成です。
「白出汁(もろみポーク2枚)」1300円
もろみポークはバラ、ロース、肩ロースから選択できバラとロースに。
知床鶏、太メンマ、青菜お浸し、なると、白髪ネギと具沢山です。
スープを飲んでみると、まろやかで厚みあるお出汁。
多彩な素材を使用しても全てが丸く収まり、他には無い味わいになっています。
プレオープン以来の訪問ですが、予想通り当時よりガラッとブラッシュアップ。
聞くと今は牛も使っているそうで、ホントに贅沢な出汁の余韻が素晴らしいです。
麺は自家製で、今は期間限定で「新麦 春よ恋」を使用。
モチモチとしてフレッシュ感のある美味しい麺です。
そして秀逸なのが熊本の「もろみポーク」。
ロースは丼を覆うほどの大判で赤身がシルキーです。
バラの脂もスッキリとしてしつこさが無く、それでいてジューシー。
「飯田商店」のチャーシューに匹敵するくらい美味しい豚肉で、知床鶏モモも肉の味が濃くて良いです。
太メンマには出汁が染みており、良質な鰹節の旨さ。
魚の味がちゃんとするナルトまで美味しいです。
スープ、具材、麺の全てにこだわりが感じられ、贅沢のオンパレード。
「四つ葉」レギュラーメニューとは違うリッチなテイストの素晴らしい一杯でした。
ちなみに土日祝は休みで平日のみ営業。
年末は12月30日まで営業予定です。
「白出汁(もろみポーク2枚)」1300円 ※もろみポークはロース、バラ
厳選素材の出汁が効いたスープ
新麦 春よ恋の自家製麺
もろみポークのロース
もろみポークのバラ
知床鶏モモ
魚の味がちゃんとするなると
丼
メニュー
券売機
もろみポークは3種
お盆
外観
食券はスタッフに促されてから買います
代表待ち禁止
12月の営業予定
新麦 春よ恋
2020/12/12 更新
2020/09 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
「中華そば 四つ葉」新ブランド 贅沢な出汁ともろみポークチャーシューの「白出汁」&「黒出汁」 ※9月24日(木)グランドオープン決定
9月20日(日)にプレオープンとなった「中華そば 深緑(ふかみどり)」。
埼玉No.1ラーメン店「中華そば 四つ葉」の新ブランドです。
場所は東松山の物静かな通りの一戸建て。
先日まで「中華そば 四つ葉 東松山臨時店舗」として営業していた場所です。
ちなみにプレオープンはとりあえず9月20日(日)のみ。
10月に正式オープン予定となっており、詳細は公式twitterにて告知されます。
※9月24日(木)グランドオープン決定しました。
この日のメニューは以下のとおり。
「黒出汁」1100円
「白出汁」1100円
ともにチャーシューはもろみポークのバラorロースから選べます。
店内は落ち着いた雰囲気で広めのカウンター7席。
厨房では岩本店主が平ザルで湯切りを行っています。
「白出汁(ロース)」1100円
豚ロースチャーシューに鶏モモロール、太メンマ、青菜、白髪ネギ、ナルト。
丼は四つ葉と違う美しい丼です。
スープはハマグリ等の貝が前面に出た芳醇なお出汁。
地鶏やゲンコツ、貝や魚介等たくさんの出汁素材を使用しているとのことです。
全てのお出汁がまろやかに混ざり合い、優しくも上品かつリッチな味わい。
ストレスなく身体に染み渡り、最初よりも飲み進める度に旨くなっていきます。
麺は北海道産小麦の自家製麺。
しなやかで細ストレート麺はある時期の湯河原を思わせる美味しい麺です。
もろみポークのロースはしっとり柔らか。
シルキーな食感で美味しい豚です。
知床鶏モモ肉ロールもジューシーでグッド。
出汁の染みた太メンマもザックリ食感で良いです。
「黒出汁(バラ)」1100円
こちらは白髪ネギの代わりにざく切りのネギ。
丼も「白出汁」とは違います。
こちらのスープもまろやかで丸みあるリッチな旨味。
スープは同じだそうですが、不思議と「白出汁」ほど貝は感じません。
もろみポークのバラは大判で食べ応え十分。
脂身もジューシーで特別感あります。
どちらも「四つ葉」らしい味わいそのままに、スープ、麺、具の全てがグレードアップ。
パンチやキレではない厳選素材の贅沢な一杯です。
これが限定ではなくレギュラーメニューなのが凄い。
グランドオープンの際は少し変わるかも知れませんが、現時点で相当旨い一杯だと思います
「白出汁(ロース)」800円
もろみポークロース
知床鶏モモ肉
「白出汁」の丼
「黒出汁(バラ)」1100円
もろみポークのバラ
北海道産小麦の自家製麺
「黒出汁」の丼
メニュー
内観
内観
看板
外観
2020/09/24 更新
東松山の百名店にしてTRYラーメン大賞「名店 しょうゆ」2位の「中華そば 深緑」。
埼玉No.1ラーメン店「中華そば 四つ葉」のセカンドブランドとして2020年にオープンしています。
場所はどの駅からも遠く、駐車場は30台分。
現在は記帳制となっており、朝10時からオープンしています。
メニューは変わらず以下の4種。
「黒出汁 もろみポーク2種」1650円
「白出汁 もろみポーク2種」1650円
「羅臼昆布と鮭節の中華そば もろみポーク2種」1750円
「極上かつお節の中華そば もろみポーク2種」1750円
もろみポークは3種から選ぶことができ、この日はバラ、ロース、ヒレでした。
店内はカウンターのみ8席の落ち着いた空間。
スタッフ3名でラーメンの調理は岩本店主が行っています。
「白出汁 もろみポークバラ・ヒレ」1650円
もろみポーク2種に知床鳥で豪華な肉類。
それにメンマ、青菜お浸し、小田原籠清の無添加なるとです。
スープは優しく上品で、ストレスなく染みわたる濃密な出汁の旨さ。
豚骨、牛骨、地鶏に貝、魚介、野菜と多種の素材を使用していますが、中華の上湯の様に一体となってます。
「白出汁」を食べるのは2年半ぶりで以前は様々な素材を複雑に感じたものの、今は絶妙な一体感と丸みに昇華。
押しつけがましくないオンリーワンの味わいになり、高級中華料理の「上湯(シャンタン)」の様に店名通りかなり「深く」なっています。
麺は自家製のストレート細麺。
極細でもモチモチで存在感があり、スープに良くマッチしています。
もろみポークは開店当初から旨いのですが、今回初めて見たのが「ヒレ」。
1センチ以上の厚さにカットされたものが2ケ入っています。
このヒレを食べてみると、サックリ噛み切れてフワリと上質な赤身の旨味。
「成蔵」「TONKATSU KEITA 」と言った高級とんかつ店レベルの旨さです。
もろみポークを一頭買いしているから出せる数少ない「棒ヒレ」だそうで、あれば迷わず注文必至。
大判のバラに知床鳥ももちろん美味しいです。
創業時からメニューは変わらずも、今の「白出汁」は貫禄というより熟成。
キレを求めるなら「黒出汁」「極上かつお節の中華そば」と思いますが、「白出汁」は穏やかに極上です。
お土産用に仕込んだ焼き豚で絶品なので、こちらもあればマストです。
お土産用に仕込んだ焼き豚なので、こちらもあればマストです。