デイルス・マイビスさんが投稿した饗 くろ喜(東京/浅草橋)の口コミ詳細

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デイルス・マイビスのラーメン&一人呑みメモ

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この口コミは、デイルス・マイビスさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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饗 くろ喜浅草橋、馬喰町、東日本橋/ラーメン

10

  • 昼の点数:5.0

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
  • テイクアウトの点数:5.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
10回目

2025/10 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

極上素材を最大限活かす大将のセンスと調理 旬を堪能できる「松茸と鴨の塩つけそば」+「鴨ロース増し2枚」、「積丹産 寒ぶり刺身飯」

今年は「季節の限定」が復活している名店「饗 くろ㐂(もてなし くろき)」。
10月28日からは恒例の「松茸」限定が始まっています。

現在の季節の限定メニューは以下のとおり。

「松茸と鴨の塩つけそば」3200円
「鴨ロース増し2枚」250円

「松茸ご飯」500円
「積丹産 寒ぶり刺身飯」650円

カウンターには松茸や鴨ロースなどが置かれて圧巻。
大将が調理の都度、松茸をカットしてスープで茹でています。

「松茸と鴨の塩つけそば」3200円+「鴨ロース増し2枚」250円
つけ汁にはたっぷりのフレッシュな松茸。
麺皿には鴨ロース、春菊、メンマ、酢橘が乗って見栄え抜群です。

麺は利尻昆布出汁に浸かった自家製の細麺。
「北海道美瑛産 新麦春よ恋」100%の低加水麺です。

つけ汁は「くろ㐂」の塩ダレを使用したアッサリ清湯。
ポキポキな低加水麺をくぐらせると、上品で和を感じるバランスです。

つけ汁の中には松茸、鶏団子、大根煮。
特に大降りカットの松茸はサクサクで香りも相当良く、松茸と季節を最大限に堪能できます。

鴨ロースは絶妙なロゼカラーで鴨のワイルド感は無し。
弾力があってムチムチで、相変わらずここの鴨ロースは旨いです。

最後は麺皿の利尻昆布出汁でスープ割。
この利尻昆布出汁がキュッとリッチ感があり、最高の〆になります。

「積丹産 寒ぶり刺身飯」650円
ご飯の上に大きめカットの寒ぶり刺身が3枚。
「船上活締め」寒ぶりはムチムチで旨味が濃く、明らかにモノが違います。

脂多めの刺身もベッタリ感は皆無で甘味ある脂のキレ。
オンラインストア「鰤塩そば」用に仕入れたそうですが、あまりにも良いので「刺身飯」でも出しているそうです。

松茸や寒ぶりなど、旬の素材を最大限に活かす大将のセンスと調理は素晴らしいの一言。
今後は松茸を使用した「醤油そば」も提供予定とのことで、期待が高まります。

2025/11/01 更新

9回目

2025/07 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

祝営業再開 新作限定「みやぎサーモンのつけそば」に土用丑の日「うなぎ飯」

今年6月に14周年を迎えた名店「饗 くろ㐂(もてなし くろき)」。
大将こと黒木店主の手術で一か月ほど休業していましたが、7月25日に無事営業再開しています。

レギュラーメニューは休業前と変わらず主に以下のとおり。

「塩そば」1400円
「醤油そば」1500円
「胡椒そば」1700円
「名物焼売 2個」400円
そのほか各種和え玉・ご飯もの

7月29日(火)からは新作限定「みやぎサーモンのつけそば」が始まっています。

店内はラグジュアリーなカウンター10席で、大将による製麺機や丼のミュージアム空間。
初めて入ったトイレは大将がコレクションしている「梟(ふくろう)」勢ぞろいです。

季節の限定「みやぎサーモンのつけそば」1900円
平たい麺皿に麺、トマト昆布水、ロースチャーシュー、ツルムラサキ。
つけ汁にはみやぎサーモンとネギがたっぷり入っています。

麺は薄い平打ちの太麺で、そのまま食べるとモッチモチで歯に絡みつく官能的食感。
もち姫を使用した手揉み麺と同じ麺帯の切り方を変えているそうですが、冷水で締めてこの食感は驚きです。

麺にはトマトペーストと昆布水がかけられており、昆布水は粘度なくサラサラ。
昆布の旨味とトマトの爽やかな酸味で、これだけで冷やし麺としていけます。

つけ汁は「みやぎサーモン」の骨で採ったと思われるクセのない鮮魚出汁。
このつけ汁に麵を浸けると、ただでさえモチモチの麺が溶ける様な食感に変化します。

具はつけ汁の中に大ぶりな「みやぎサーモン」切り身。
フンワリとした身は繊細な食感で、皮もクセなくムチムチです。

また、つけ汁の中には「くろ㐂」名物の大根煮。
麺の上に乗ったロースチャーシュー、ツルムラサキも美味しいです。

食べ進めるとトマト昆布水で味が少しずつ変化していくのですが、最後は残ったトマト昆布水でスープ割り。
グルタミン酸と酸味が加わり、かなり美味しい締めになります。

「うなぎ飯」550円
「土用丑の日」に提供された限定ご飯もの。
分厚いウナギ蒲焼が2切れ乗り、キュウリと針生姜の酢の物が添えられます。

提供直前に温められたウナギ蒲焼は小骨も無くフワフワで柔らかく、贅沢な厚み。
皮部分も嫌味なくトロける様に処理してあります。

大将が久々に作った「ウナギのタレ」」はアッサリでご飯と相性抜群。
「くろ㐂にしては珍しく儲け無し」とのことですが、丁寧に処理されたウナギが素晴らしく、大将の手腕に驚きます。

移転前の様に週替わりではないものの、「くろ㐂」の季節の限定はやはり凄い。
術後なので心配していたものの調理のキレは以前より増しているくらいで、これからも楽しみにしています。

2025/07/31 更新

8回目

2025/04 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

長野の春の食材を使用した季節の限定「山椒和えそば」に「おこぎ飯」

浅草橋に2011年創業した名店中の名店「饗 くろ㐂(もてなし くろき)」。
同じ浅草橋内で2023年10月に移転し、今は大将が集めた丼や製麺機が飾られるミュージアムの様な店舗になっています。

メニューは変わらず「塩そば」「醤油そば」「胡椒そば」で「つけそば」はお休み。
それに名物の焼売、和え玉、ごはんものとサイドも揃ってます。

この日は久々に新作の「季節の限定」があると公式Xで告知。
長野県豊岡村「割烹安藤」店主から送ってもらった山椒の芽、おこぎを使用した限定です。

「山椒和えそば」2300円
いつもの重厚な平皿に麺、バラロール3枚、タケノコ。
そこに山椒の芽が美しくタップリ散らされ、別容器で鰹出汁が添えられます。

提供と同時に立ち上がる山椒の爽やかな香り。
山椒の芽(木の芽)は提供前にパチンと叩くこともありますが、今回は大将がちぎることによって香りが立っています。

麺はもち姫を使用した自家製の手揉み麺でモッチモチ。
コシではなく溶けていく様な食感が官能的です。

なお、「和えそば」でも少量スープが入り、汁気があるのもグッド。
啜り心地が良く、上質な鶏油の香ばしさとコクも堪能できます。

なお、「良く混ぜてお召し上がりください」とのこと。
ジューシーなバラロールと一緒に食べると濃厚な旨さが増し、頬張った後に香る山椒がまた格別です。

そして驚いたのが中央に乗った大ぶりのタケノコ。
穂先2ケと根本1ケが乗っていて、焼き目の香ばしさと身の甘さが極上です。

穂先は柔らかく、根本はザクっと心地よい食感。
大将によれば熊本のタケノコらしく、タケノコの後に香る山椒はお酒が飲みたくなる抜群の相性です。

別添えの鰹出汁は凄く濃密に採られた贅沢なお出汁。
麺に浸けても良いそうですが、単体で味わうのが好みでした。

「おこぎ飯」450円
「おこぎ」は初めて聞きましたが、長野県南部の春の山菜で正式には「ウコギ」。
その「おこぎ」がクルミと和えられ、ご飯に乗ったシンプルなご飯ものです。

苦みは無くフレッシュでシャキッとした「おこぎ」にクルミの食感がアクセント。
そして、「くろ㐂」は「つや姫」を使用したご飯が凄く美味しいです。

山椒や「おこぎ」で季節を感じさせてくれるのは、大将が料亭で修業した経験があるため。
大将の「note」では板前時代の思い出も綴っていて、それがまた面白いのでオススメです。
https://note.com/taisho4691

2025/04/25 更新

2024年の年末商品 「紫くろ㐂 鴨ロース」に「国産豚しきんぼ藁焼き」「年越し小麦蕎麦 2食入り」など

僕が10年以上通っている浅草橋の名店「饗 くろ㐂」。
2024年年末も年末商品を予約して購入しました。

今回購入したのは以下の4品。

「紫くろ㐂 鴨ロース(1枚約200g)」1700円
「国産豚しきんぼ藁焼き 約300g」1500円
「年越し小麦蕎麦 2食入り」1500円
「トマトバジルチキンカレー(250g)」800円

大晦日に受け取りのため浅草橋に伺うのも毎年恒例で、いつも牛コンソメスープのサービスがあります。

「紫くろ㐂 鴨ロース(1枚約200g)」1700円
「くろ㐂」年末商品としては外せない「鴨ロース」。
毎週金曜に鴨醤油の二毛作「紫くろ㐂」を営業していた際は「鴨増し」注文の多かったアレです。

カットしてみると、さすがのレア加減で美しい断面。
鴨でもクセが無く、ムチムチ食感の素晴らしい鴨ロースです。

タレも良く染みており、このタレも卵とじや焼うどんに使える逸品。
今年は全て大将が仕込んでいるからか、例年より旨い気もします。

「国産豚しきんぼ藁焼き 約300g」1500円
数年前から「飯田商店」等で使用しているモモの部位。
「くろ㐂」では「カツオのたたき」の様に「藁焼き」で風味を付けています。

厚めにカットしても「豚モモ」とは思えないしっとり感。
ローストポークよりフンワリ柔らかくて下味も良く、確かな調理の技術を感じます。

「年越し小麦蕎麦 2食入り」1500円
麺は白と黒の生麺が2種。
それにつけ汁、煮干しオイルが付いてきます。

「白」の麺はチクゴイズミ、はるゆたか、もち姫で加水46%。
溶けて歯に絡むような官能的食感が素晴らしいです。

「黒」の麺はミナミノカオリ、チクゴイズミで加水44%。
「白」よりもしっかり食感ですが、一般的なつけ麺の麺よりはモチモチでフレッシュ感あります。

どちらも「くろ㐂」特製のつけ汁と相性抜群で、煮干しオイルを加えると良いサカナ感。
「小麦蕎麦」も例年よりマニアックに振り切った感があり、超好みです。

「トマトバジルチキンカレー(250g)」800円
恐らく「くろ㐂」年末商品としては初。
小麦不使用のサラッとしたトマトベースのカレーで、ほぐし鶏肉がタップリ入ってます。

辛さは無く、バジルのスパイス感が華やかで鶏出汁も濃密。
イタリアン修業歴がある「くろ㐂」ならではのカレーです。

「くろ㐂」はいまだに食べる度に美味しくなる恐ろしいお店ですが、それは年末商品も同じ。
特に「鴨ロース」がこの日だけ持ち帰り出来るのは最高としか言えないです。

2025/04/14 更新

6回目

2024/12 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

今年10月スープに醤油、具材がリニューアルの極上「醤油そば」 ※恒例年末商品受付中&「絞ったまんまの鶴醤」販売中

浅草橋駅近くに移転して2年目となる名店「饗 くろ㐂」。
「宅麺 RAMENN AWARDS 2024」では以下のとおり「店主が選ぶラーメン部門」PLATINUM10店に選出されてます。

PLATINUM(50音順)

家系総本山 ラーメン吉村家
永福町大勝軒
カドヤ食堂 本店
中華そば しば田
中華蕎麦 とみ田
手打ち焔
とら食堂
春木屋 荻窪本店
饗 くろ㐂
らぁ麺 飯田商店 湯河原本店

更に弟子の岐阜「麺 㐂色」、長野「小麦そば 池」が共に「食べログ ラーメンEAST百名店」初選出。
特に「小麦そば 池」は先日発売された「TRYラーメン大賞全国版」の表紙を飾る快挙です。

メニューは変わらず「塩そば」「醤油そば」「胡椒そば」「つけそば」など。
メニュー名は同じでも今年10月にスープやカエシをリニューアルしており、10月に食べた「塩そば」は他に無い強烈な旨さでした。

「醤油そば」1450円
今回はリニューアル後初の「醤油」。
3種チャーシューに鶏団子、メンマ、大根煮、春菊、海苔とデフォで凄い豪勢です。

スープはアッサリとしてキュッと醤油の旨味。
醤油は黒木店主が木桶作りに参加したこともある「ヤマロク醤油」の黒豆を使用した「菊醤」を使用しています。

豚鶏、野菜のブイヨンは「塩そば」と同じですが、アサリ出汁を使用しないので結構違う味わい。
特に後半の醤油と出汁のの後引く旨味は今までの「醤油そば」より格別です。

麺は手揉み麺と細麺から選択でき、大好きな手揉み麺を。
もち姫配合のモチモチでとろける麺も素晴らしいです。

チャーシューはデフォでバラロール、しきんぼ、鶏胸肉の3種。
特にしきんぼのモッチリ感は質の良さと仕込みの技術どちらも完璧です。

バラロールは薄切りでもジューシーで、鶏胸肉はシコシコ食感がサスガ。
ちなみにチャーシュー類は熱い出汁に浸してから盛り付けるこだわりです。

春菊や大根煮、メンマなどどの具も素晴らしく、過去最高の「醤油そば」。
看板メニュー「塩そば」と甲乙つけがたく、具材が違うのでどちらもベクトルが違って面白いです。

現在仕込みは大将一人で行っていますが、例年どおり年末商品の受付も開始中。
今年のラインナップは以下のとおりで受け渡しは12月31日11時~14時です。

「紫くろ㐂 鴨ロース(1枚約200g)」1700円
「自家製 牛コンビーフ(200g)」2000円
「年越し小麦蕎麦 2食入り」1500円
「トマトバジルチキンカレー(250g)」800円
「松阪牛すじ大根(すじ200g大根200g)」2300円
「国産豚しきんぼ藁焼き 約300g」1500円
「自家製 松茸バター(70g)」2000円

また、年に一度のヤマロク醤油「絞ったまんまの鶴醤」1400円も販売中。
この醤油でマグロやローストビーフを食べると極上で重宝してます。

2024/12/06 更新

5回目

2024/10 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

10/17からスープや具材がガラリとリニューアル 他には無い絶妙な旨さの「塩そば」

浅草橋駅近くに2023年10月移転オープンした名店「饗 くろ㐂」。
移転当初からレシピのリニューアルを予定していましたが、一年経ってようやくリニューアルとなりました。

現在のメニューは主に以下のとおり。

「塩そば」1350円
「醤油そば」1450円
「胡椒そば」1550円
「韮つけそば(塩 or 醤油)」1300円

メニュー名に変更はありませんが、公式Xで

「10/17から塩、醤油、スープ、カエシ、具材、変更しています!」

と告知されています。

「塩そば」1350円
3種のチャーシューに肉団子、穂先メンマ。
ローストトマトは大きくなり、粒胡椒とスプラウトが乗ってます。

今までの鶏メインスープとガラリと変わり、スープは柔らかくストレス無く染み渡るエレガントな旨味。
鶏油はかなり控えめになり、塩ダレもキレやミネラルでは無く調和となってます。

大将に聞くと豚鶏、野菜のブイヨン、アサリをそれぞれ別に炊き、乾物はタレ由来だそう。
明確にアサリは感じずも絶妙なバランスを生み出し、間違いなく他には無い格別な味わいです。

自家製の麺は変わらず細麺と手揉みから選べ、手揉み麺で。
もち姫配合の溶ける様な食感が官能的です。

肉は豚のロース、ウチモモっぽい部位に鶏ムネの3種チャーシュー、肉団子。
特に銘柄豚と思われる豚チャーシュー、肉の旨味が増した肉団子が相当旨いです。

大きくなったローストトマトは甘味が増し、粒胡椒も良いアクセント。
巨大な穂先メンマや青菜お浸し、フライドオニオンなど、デフォでご馳走感が凄いです。

ここ7,8年のリニューアルはスープが鶏ベースだったので、今回は凄く変わった印象。
和食とイタリアンの経験も影響してると思いますが、大将のセンスと技術、探究心によるところも大きいと思います。

流行りの路線とは違う「くろ㐂」オンリーワンの味に、より仕上がった一杯。
「つけそば」のリニューアルも予定しているそうで、今後も相当楽しみです。

2024/10/25 更新

4回目

2024/04 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

「石巻市十三浜の日本一わかめ」を使用した新作限定「わかめと煮込み牛カルビの醤油そば」

浅草橋駅近くに移転して間もなく半年となる「饗 くろ㐂」。
現在は土曜のみ整理券制となり、平日は通常営業です。

この日は久々の新作限定メニューの提供。
「石巻市十三浜の日本一わかめ」を使用した「わかめと煮込み牛カルビの醤油そば」です。

「わかめと煮込み牛カルビの醤油そば」1800円
背の高い丼にゴロリとした牛カルビ煮込みに日本一わかめ。
食券を渡す際ニンニクを入れるか聞かれ、入れてもらいました。

スープはアッサリとした醤油にピリ辛風味。
韓国的なジャンク風味があるのですが、後半の上品な余韻が「くろ㐂」らしいです。

麺は自家製の平打ち太麺。
もち姫使用のモチモチ食感で、後半溶ける様な感じが官能的です。

牛カルビは3,4センチの肉塊がゴロリと4個。
良く煮こまれて柔らかくブリンブリンです。

これだけでビールが飲めそうな味でボリュームもしっかり。
ピリ辛スープに脂身の甘さがアクセントとなってます。

日本一わかめはあえて大き目のカット。
ザクザクと食べ応えがあり、茎部分がまた美味しいです。

その下には「くろ㐂」お得意の大根煮。
シンプルかつ手の込んだ具材はどれも美味しいです。

先日提供していた「海」の様に高級食材を使用した一杯はもちろん、低価格の食材(今回の牛カルビはオーストラリア)でもさすがの「くろ㐂」仕上げ。
今週一杯<4月13日(土)まで>は提供予定とのことです。

2024/04/09 更新

新店舗でも恒例「年末商品」販売 「紫くろ㐂 鴨ロース」に「年越し小麦蕎麦 2食入り」

浅草橋駅すぐ近くに2023年10月オープンした「饗 くろ㐂」。
新店舗になっても恒例の「年末商品」を以下のとおり販売しました。

「紫くろ㐂 鴨ロース(1枚約200g)」1700円
「自家製 牛コンビーフ(200g)」2000円
「年越し小麦蕎麦 2食入り」1200円
「鯛飯 炊飯セット(3合用)鯛兜焼き・鯛出汁」1500円
「松阪牛すじ大根(すじ200g 大根200g)」2000円
「国産豚しきんぼ藁焼き 約300g」1500円

僕が今回購入したのは以下の2品。

「紫くろ㐂 鴨ロース(1枚約200g)」1700円
「年越し小麦蕎麦 2食入り」1200円

相変わらず凄く丁寧な説明書きが添えられています。

「紫くろ㐂 鴨ロース(1枚約200g)」1700円
あの「くろ㐂」の鴨ロースが持ち帰りできるのは年末商品営業のみ。
つけ汁ごと鴨ロースブロックが真空パックに入っています。

スライスして食べてみれば、極上のモチモチシコシコ食感。
「鴨」ならではの旨味とコクしっかりで、味もしっかり染みてます。

日持ちはしませんが、家でこれが食べられるのは間違いなく凄い。
この値段でこのクオリティは相変わらず恐ろしいです。

「年越し小麦蕎麦 2食入り」1200円
毎年「白」と「黒」の2種入り。
それにつけ汁と煮干しオイルが添えられます。

「白」と「黒」で茹で時間が違うのもこだわり。
今回の小麦配合・火水率は以下のとおりです。

「白」:福岡「チクゴイズミ・北海道「ゆめちから」・岩手「もち姫」 加水率46%
「黒」:福岡「ミナミノカオリ」・福岡「チクゴイズミ」 加水率44%

「白」は4:30分から5:00分、黒は5:00分から5:30の茹で時間。
しっかり冷水で〆てつゆを盛れば完成です。

「白」は明らかに加水高めなモチモチ食感。
粘りも感じる官能的な麺がさすが「くろ㐂」です。

「黒」は「白」よりもややコシが強め。
それでもガチガチの硬さではなくこちらもモチモチです。

つけ汁は節の上質な旨味がそこらの「蕎麦店」より格別。
途中で「煮干オイル」を入れるとサカナ感が増し、オイルでラーメンっぽさが出てきます。

今年度の「くろ㐂」はメニュー替えやコース仕立て「季節のそば」も計画中。
やる気に満ちた大将の新展開が楽しみです。

2024/01/03 更新

2回目

2023/12 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

特製は極上「鴨ロース」入りの「特製 胡椒そば」、「春菊めし」 ※「鴨ロース」等年末商品受け付け中

浅草橋駅すぐ近くに移転した「饗 くろ㐂(もてなし くろき)」。
お店外観は大将の丼コレクションが陳列され、店内は製麺機も陳列されるマニアな世界です。

オープン当初は整理券制を導入していましたが、現在平日は整理券無しのご案内。
土曜だけ整理券制を導入し、平日はカウンター13席と店内待ち6席がフルスピードで回転しています。

タッチパネル券売機には商品写真が掲載され、メニューは主に以下のとおり。

「名物焼売 2個」350円
「塩そば」1150円
「醤油そば」1250円
「胡椒そば」1350円
「韮つけそば 塩or醤油」1300円

「和え玉 九条ねぎ」300円
「和え玉 鴨」350円
「地鶏めし」300円
「春菊めし」350円
「鴨と地鶏のあぶら飯」350円
「温玉肉めし」600円

新店舗ではテイクアウトも扱い、「醤油そば」や「生コショウ」「絞ったまんまの鶴醤(この時期限定)」を販売しています。

「特製 胡椒そば」1850円
「ニンニク」アリか無しを選べるので「アリ」で。
特製は肉の種類が増えて味玉、雲吞が乗り豪勢です。

スープは出汁の厚みある上品な醤油清湯がベース。
そこにコショウでノスとモダンが融合されるユニークさです。

そしてたっぷり乗った鴨油や背脂による濃厚なコクと甘み。
更にニンニクが加わると「くろ㐂」なのに「富士丸」にも似たジャンクさが垣間見えます。

麺は自家製の極太手揉み麺。
モチモチで存在感があり、パンチあるスープに負けてないです。

特製は肉の種類が増えますが、中でも秀逸なのは「鴨ロース」。
二毛作「紫くろ㐂」時代から人気の鴨ロースが、今は特製にのみ入ります。

ワイルドなクセも無く、モチモチで極上の「鴨ロース」。
また、鴨ロース以外のチャーシューもどれも美味しいです。

特製のワンタンや味玉だけでなく、デフォのメンマや大根煮もご馳走。
「くろ㐂」のレギュラーでは一番パンチある一杯で、注文も結構多く入ってます。

「春菊めし」300円
こちらも「くろ㐂」サイドメニュー。
たっぷりの春菊餡が乗って見た目も美しいです。

春菊餡はクセなく風味がよく、しっとり滑らか食感。
「くろ㐂」は和食店に負けないくらいご飯の旨さも際立っており、値段以上の満足度です。

そして新店舗になっても恒例の「年末商品」を以下のとおり受付中。
12月31日が受取日となり、12月11日(月)から16日(土)まで受け付け期間です。

「紫くろ㐂 鴨ロース(1枚約200g)」1700円
「自家製 牛コンビーフ(200g)」2000円
「年越し小麦蕎麦 2食入り」1200円
「鯛飯 炊飯セット(3合用)鯛兜焼き・鯛出汁」1500円
「松阪牛すじ大根(すじ200g 大根200g)」2000円
「国産豚しきんぼ藁焼き 約300g」1500円

年に一度の「くろ㐂 鴨ロース」が買えるチャンス。
「年越し小麦蕎麦」といただくのが今から楽しみです。

2023/12/13 更新

1回目

2023/10 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

浅草橋駅近くに10/29移転オープン 以前よりラグジュアリーな店内で「塩そば」「和え玉 鴨」

浅草橋に10月29日移転オープンとなった「饗 くろ㐂」。
12年続いた旧店舗での営業を10月1日に終了し、待望の新店舗での営業開始です。

場所は浅草橋駅東口から徒歩2分ほどの閑静な路地。
ガラス張りの外観には多数の丼が陳列し、外国の高級和食店を思わせ個性的でカッコいいです。

店内は旧店舗より広くなり、ラグジュアリーな雰囲気漂うカウンター13席。
マニアな大将が集めていた製麺機や丼が美しく並べられています。

基本メニューは移転前とほぼ変わらず、主に以下のとおり。

「塩そば」1150円
「醤油そば」1250円
「胡椒そば」1300円
「韮つけそば(塩or醤油)」1300円

「和え玉 九条ネギ」300円
「和え玉 鴨」350円
「地鶏めし」300円
「春菊めし」300円
「鴨と地鶏のあぶら飯」
「温玉肉飯」500円

「名物焼売」2個350円 1個160円

年内はこのメニューで営業し、年明けメニュー変更予定です。

「塩そば」1150円
澄んだスープに3種チャーシュー、鶏団子、穂先メンマ、ローストトマト、粒胡椒、生姜餡。
なお、カウンターの高さは「丼を横から見て欲しい」という狙いで設定されたこだわり様です。

スープはアッサリ上品でストレスなく染み渡る旨さ。
昔食べた「塩そば」よりも軽くなり、より洗練されている気がします。

引き算の様に思える味わいなので、ローストトマトや粒胡椒、生姜餡がより効果的。
特にローストトマトが相性抜群で余韻が長く続きます。

麺は細麺と手揉み麺から選べ、手揉み麺を選択。
もち姫の溶ける様なモチモチ感が極上です。

チャーシューは豚2種に鶏とデフォでも3種。
特に下味が沁みたバラがジューシーで旨いです。

「和え玉 鴨」350円
和え玉は鴨そぼろにアーリーレッド、九条ネギ、魚粉。
バツバツの低加水麺にアーリーレッドのシャキシャキ食感が良い感じです。

大将は

「バタバタです!(笑)」

と言っていましたが、新しい厨房でもさすがの高速回転。
年明けのメニュー替えでは使いたい肉があるそうで、そちらも相当楽しみです。

2023/10/29 更新

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