2回
2024/05 訪問
三宮 進化系フレンチ
ほとんどの方が褒めちぎるコメントばかり、
体験すると納得できる。
雨の中、三宮北野坂を登り少し西寄りの高級なビルの2階、エレベーターを降りた瞬間から物語が広がっているような夢のある世界へ導かれている感覚を覚えた。
メニューは2カ月ごとに変わるようで、5月は変わったばかりだそうです。
お店そのものに意味を持ち、オーナーこだわりの世界観、神戸愛を感じる作品が彼方此方に。
私たちは個室利用でした。
メニューはテーブルの上に、小さく可愛らしいスタンド型のサービスさんがめくってくださるお品書き。
お食事に合うワインをsommelierやシェフ自らオススメしてくださいました。
前菜から圧巻、ジブリの森に迷い込んだかの様な可愛くも素敵な世界が広がるプレート、進んでいくお料理は細やかな表現繊細なデザインはうっとりする、まるで絵画のよう。
お料理一品一品食材を愛し、視覚、食感、味覚細やかな攻め方を提供。コースを彩るワインや台湾茶が満足感に導かれるまま楽しい食事は終了。
皆さん、2カ月後を楽しみに帰るのが想像できるお店でした。
2024/05/13 更新
先ずは食事が始まる前に、オーナーシェフが語るレストランの誕生秘話からスタート。それはまるで不思議の国のアリスの分厚い本の表紙を開いたかのような始まり。
海と山に囲まれた神戸をモチーフに、オブジェや壁、カウンターあらゆるモノに拘りと愛情を注がれたお城の全てを語るオーナー。テレビ情熱大陸やLIFE夢のカタチを観ているようでした。笑
詳しくは足を運んでぜひ聞いてみてくださいって感じです。
2周年記念ディナーがスタート、
何よりお料理のワクワクが止まらない!
秋の森を散策しているかのような、景色が浮かんでくる一品。
前回は、ジブリの森に迷い込んだ感じでしたが、今回は大人の雰囲気の中に可愛さがいっぱい!
やばい、テンション爆上がりでした〜
せっぷ茸って何〜?って感じですが、ポルチーニの日本名で丸くて可愛すぎる〜
太刀魚、下の茄子だったかなぁ笑、可愛葉っぱがキュンとなります。
栗に毬栗の殻まで拘り、素麺を1本1本挿してるそう!
すり身が毬栗の殻なんて、誰も想像しないかもー!!
プレートの上の根っこも、地球、土、自然の恵みなんかを想像させる演出が素晴らしい。
シェフの渾身のスペシャリテ!
無塩の帆立の上には、宝石のように輝くキャビア!
味変のサイドのソースが絶品すぎました!
コレ、マジでヤバかったです!
どんどん続くワクワクと驚き、斬新なキノコづくしのサイホンスープ!
いきなりコーヒーかと思ったら、色んな茸の出汁のスープは香りが堪らない。黒色だからホンマ間違えるからギャップが良いし、お味が美味しい。
豆の可能性ってタイトルの一皿も、鮮やかな映えと拘りの食材使いに感心!
マスに入った国産牛赤ワイン煮込みがアイスからの層になって、これまた驚き!
秋茄子は嫁に食わすなと有名なことわざありますが、秋茄子の美味しさに気づいて幸せな気持ちの一皿。
貝類の食感とトマトスープが旨味を更に感じさせ、最後の一滴までいただきました。
またまた周年スペシャリテ
白トリュフをふりかけられた贅沢な伊勢海老タリアテッレ
満腹と言いつつ香りに誘われ喉を通過して至福感
メインのお肉の柔らかさが、火入れの絶妙な温度が旨味を引き出してるのを感じる。
デザート前の拘りスープが、またカラダが喜ぶ野菜の皮などを丁寧に干して旨味甘味を上手くスープ仕立てに。
いよいよデザートは、なんとも見事な見た目も美しいシャインマスカットのパフェカクテル
美しいチョコの蓋が、液体を注入で食べやすく、サッパリ口直しに。
プティフルならぬ可愛く演出されたお茶菓子と芦屋の珈琲店のコーヒーで締めくくり。
ワインは、スマートかつ愛想の良いソムリエールさんかセレクトしてくれた、お料理にピッタリのワイン
希少な1995年モノの古酒やわたしの好きやリースリングどれもお気に入りで、ご機嫌!
シャンパーニュの泡の美しさは、惚れ惚れでした。
本当に、見事なお料理、サービス!
2か月ごとのメニューは、かなりの日にちをかけて考え抜かれているそうなので、通う人顧客さまが居るようなので、わかる気がします。
また、季節を感じに再来したいです。