モンチッチさんが投稿したら・ぼうふ 用賀本店(東京/用賀)の口コミ詳細

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グラッチェ菊池のイタリアからCiao!

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ら・ぼうふ 用賀本店用賀、上野毛/焼肉

1

  • 夜の点数:4.0

      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.0
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2010/05 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.0
    • | 雰囲気3.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-

焼肉 ら・ぼうふ(上野毛)

昼に浅草で蕎麦を食べ、かっぱ橋道具街で餡子を補給し、
夜は上野毛で焼肉だい!

今日は待ちに待った焼肉の日です。
待ち過ぎて首がキリンになりました。
もう少しすると股間が象に・・・おっといけない。序盤で脱線はいけませんね。

懇意にして頂いているT木夫妻と、隔月くらいでワイン会と称して持ち回りで料理を振舞い合う企画があるのですが、
今回は外食バージョンです。

前回のワイン会で決定したのですが、
私は記憶を飛ばしていたので、開催決定を知ったのは翌日のことでした。

翌日、「おー、焼肉ぅ。そいつはいいね!」的な感じですね。
多分前日も「そいつはいい!」って言ってると思うので、
2度喜べたわけです。
悪くないですね。

ワイン会改め焼肉会の会場に選ばれたのは「ら・ぼうふ」というお店です。

駅から結構歩くのですが、二子新地のように柄が悪くないのでスイスイ歩けます。
歩きたばこ率も低いです。

そして、日能研のリュックを背負った小学生比率が半端なく高いです。
「あれ?最近のランドセルって形が変わって、おまけに”N”って必ず書いてあるのかな?」
と思ってしまうほど、日能研率が高いです。

二子新地にはそんな光景とは無縁です。
せいぜい持っていて野球のバット。

たまーに見るので、最近流行りのジェイボード(スケボーみたいなやつです)。
でもジェイボードもほどなくしてカツアゲされるんじゃないかな。

やっぱり世田谷は違いますね。
川越えるだけでこんなに変わるなんて、あの多摩川ってのは三途の川か?

用賀、上野毛というメジャーステーションではない2駅から15分も歩く場所にある、
ら・ぼうふ。こちらになります。

ほう。意外と外観は庶民的です。
能ある鷹は爪を隠すってやつですかね。

こちらのお店、人気店で時折見かける「予約制度のない店」なのです。
行列が絶えないお店としては、最も効率よく売上を伸ばすことができる施策ですね。


外観と同じく、店内も非常にカジュアルな感じです。
世田谷感はありません。
神奈川在住ということで差別を受けるのでは、、、と心配していましたが杞憂に終わりました。

さて、ではメニューの確認です。緊張します。

こちら、ドリンクメニューです。

ビール、サワー、日本酒、マッコリとカクテル以外の飲み物は一通り何でもありますね。
ワインもありますが、ワインはだいぶ割高な印象です。
女性が好きな梅酒も用意してありますね。

いよいよ肉のメニューです。緊張します。

ほう。意外と普通のお値段ですよ。
だいたいイメージ的には牛角の1.5倍くらいでしょうか。
なので全然高くありません。普通の焼肉屋さんくらいの値段です。

味が評判通りだとすると、これは相当なものですね。

一品料理のメニューです。

オーソドックス所を一通り抑えてあります。
値段も異常なしです。

メニューを一通り確認し、オーダーを告げます。

お店の方が金髪お姉さんだったのですが、
「ハラミとサガリは何が違うんですか?」
と聞いたらちゃんと教えてくれました。

僕はてっきり、
「食ったことないのでわかりません」
くらいの回答が来るのかなあと思ったのですが。

そこまでひどくなくても、
「確認して参ります」
と言われるかなあと思ったのですが。

金髪ですが、ちゃんと仕事はできるようです。
さすが人気店ですね。
庶民的な雰囲気を出しながらも、ツボは抑えています。

ちなみに先述の「食ったことないのでわかりません」発言は、
椿山荘でバイトをしていた友人が、お客さんに言って首になった発言です。

さて、兎にも角にも焼肉ですからビールで乾杯です!

エビスとサッポロがあるのですが、サッポロにしました。
理由は、昔家で「利きビール」をやったことがあるのですが、
その時私は、エビスを飲んで「これは発泡酒」と分類したからです。
それ以来エビスを進んで飲まないようになりました。

お肉の紹介をしたくてしたくて仕方ありませんが、
先に脇役たちを紹介します。

キムチ盛り合わせです。

キムチ、美味しいんですが、かなり辛いです。
大久保でここまで辛いキムチは出ないです。
辛いの好きなのでいいんですけどね。苦手な方はご注意を。

サンチュです。

我が家のバルコニーで育てていますが、
全然摘み取らないため、サンチュのお化けのようになっています。

ナムルです。

食べてないので味はわかりません。

婦人たちは勝手にナムル丼を作っていました。

さて、トップバッターです。
巨人でいうと坂本です。昔の巨人でいうと松本(匡)です。

今知ったのですが、Googleで「巨人 松本」って入れると、
僕が馴染みのある松本(匡)じゃなくて、去年新人王を獲った松本さんが出るんですね。

「巨人の松本」っていえば、僕の中では松本(匡)だなあ。
今現役の松本さんは「テツヤ」って名前だから、下の名前で登録してくれないかなあ。

前置きは長くなりましたが、トップバッターは牛タンです。しかも上です。

綺麗な色をしています。
スーパーに置いてあるのとは全然違います。

塩胡椒の化粧をしております。

早速焼きます。

こちらのお店は炭火じゃないんですね。
人気店は炭火が多いですが、多分肉に自信があるので、あんな面倒なものは使わん!ということでしょうかね。

焼きあがりました。
あっという間に焼けました。

肉厚ですね。
仙台の牛タンほどではありませんが、だいぶ肉厚です。
艶々とした脂が印象的です。

食べます。

旨いです。柔らかいです。すげー柔らかい。
弾力があるのに柔らかい。

焼肉という意味では人生NO1牛タンです。

年をとるとカルビより牛タンが美味しく感じちゃいますね。
カルビをバクバク食べていた学生時代が懐かしいです。

2番です。1986年の打線でいうと篠塚ということになりますね。
2〜3年すると川井が2番で3番が篠塚になるんですけどね。

2番は特上牛柵焼きです。

「特上」という名に恥じない、威風堂々たる姿です。
牛だった頃を彷彿とさせる存在感です(今も牛ですけど)

でも待って。
これ、ステーキじゃない?

しかしすごいですね。
綺麗なサシが入っています。

恐らくビールでも飲まされて、マッサージされまくった肉じゃないでしょうかね。
ビール飲まされている時は、さぞ上機嫌だったでしょうね。

このステーキみたいな肉は1990円なのですが、
デパ地下の肉屋さんで似たような肉を買おうと思ったら、
3000円はする気がするんですけど。

小売価格よりはるかに安い気がします。

一通り肉談義に盛りあがったら、いよいよ焼きます。

みるみる脂が溶けだします。
そしてお酒をかけてないのにフランベ状態です。

ファイヤー、ファイヤー!
ヾ(`◇´)ノ彡


脂がじゅわーっと広がります。
美味しいです。美味しいですが、たくさんは食べられません。
私の年齢ですと、1切れが実にちょうどよい量です。

第一、噛まなくてもいいくらい柔らかいってどういうことでしょうかね。
普段からこんな肉食べてたら体がおかしくなりそうですが、
たまに食べるこういった牛肉は何とも最高ですね。

牛万歳!
ヾ(〃^∇^)ノ

3番は言わずもがなクロマティです。
そしてこちらの3番はカルビです。

赤身と脂身が見事に入り混じったカルビです。
人間で言うと、非常に痩せるのが難しい肉質ですね。

並のカルビでこの出来栄えですか。

年と共にカルビを食べるケースがめっきり減ったとはいえ、
やはり焼肉と言えばカルビですね。

カルビはすぐ焼けます。
サンチュにくるんで頂きます。

サンチュにくるむと、脂が気にならず、さっぱり美味しく頂けますね。
野菜も摂れて一石二鳥です。

何度も言ってますが、やっぱり柔らかいです。
たまにはこういう肉食べないとダメだなあ。

4番は言うまでもなく原ですね。若大将です。
若大将っていうと広島の小早川もそうですね。

こちらの4番は上サガリです。

「ハラミより脂が少ないです」に反応して頼んでしまいました。
20代以下はハラミ、30代以上はサガリがよいでしょう。

うん。確かに脂身が少ないです。
脂身が少ない方を「美味しそう」なんて思う日が来るとは。
心は17歳でも、やはり体は17歳というわけにはいきませんね。
伊代はまだ16歳ですが。

この日食べた中で一番脂身が少なく、赤身を楽しめました。
赤身は赤身で、肉食べてるなあという気分にさせてくれます。

カルビとかは脂が多いから柔らかいのかな、と思っていたのですが、
サガリも柔らかいんです。
ベタに「酒に漬けこんでる、、、」とかじゃありませんよね?!

5番です。吉村ですね。栄村と激突した事故シーンは今でも覚えています。

せっかく脂身を気にしてサガリにしたのですが、
じゃあハラミはどうなんだろうという気になってしまい、
こちらの5番は上ハラミです。

分厚いですね。サイコロステーキみたいです。
なるほど、確かにサガリよりは脂多めですね。

ちょうどカルビとサガリの中間くらいの味わいで、
実は一番バランスがいいかもしれませんね!
厚みもあるので、食べごたえも十分です。

肉、肉、肉。肉祭りです。

本当はここから、中畑、岡崎、山倉へと繋いで行きたいところではあるのですが、
胃が限界を迎えたため、ここで抑えの登場です。
もちろんサンチェです。サンチュではありませんのでご注意を。

こちらの抑えは和風冷麺です。
冷たいラーメンのような出で立ちで登場です。

おお。肉だけじゃなくて、冷麺まで旨い。
和風仕立てのさっぱりスープがいいですね。
肉の脂を忘れさせてくれます(忘れたくない一面もあるのですが)

酸味の少ないカドのとれた冷たい和風スープが冷麺のツルツル麺とぴったりです。

何においても噂通りのお店でした。
個人的には牛タンが絶品でお勧めです。
今でも食べたいです。毎日でも食べたいです。

2010/05/25 更新

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