2回
2015/11 訪問
【2回目】宮城県岩沼より移築された築150年以上の蔵カフェにヒデキ感激。
-- 2015.10.18 再訪
カレーとハヤシライス、それと食後にアイスコーヒーを頂いてまいりました。
二子新地の至宝です。
http://maleeme.blog105.fc2.com/blog-entry-2901.html
-- 2015.06.07 再訪
軒下の葡萄に実が付き、花は紫陽花に変わっていました。
季節感炸裂のスーパー和カフェです。
http://maleeme.blog105.fc2.com/blog-entry-2750.html
-- 2015.05.03 初訪問
二子新地駅から徒歩7分ほどの場所。高津スポーツセンターの近くに蔵があるのです。
宮城県岩沼にあった築150年以上の蔵をこの地に持ってきたのだそうです。
そして今では文字通り二子という新地に和を全面に取り入れたカフェとして運営されております。1階の屋根を覆っている緑は葡萄の木です。
甍(いらか)というお店になります。
かねてから餡子隊長が「気になる」を連呼して、何度も「行きたい」と地団駄を踏んではいたものの、カフェという理由で却下していたのですが、GWにラーメン屋さんに2軒ほど付き合って頂いたお礼に訪問してみました。
ランチメニューはコーヒー付のカレーORハヤシライスの2択となっています。カフェタイムにはケーキを頂くこともできます。
(ランチタイムでもケーキは食べることが出来るかはわかりません)
入口のこの雰囲気に感動する餡子隊長。
暖簾をくぐると五月人形が。季節感炸裂です。そしてこのランプにも感動する餡子隊長。
※オーナーの神林さまに写真撮影許可を頂いて店内を撮らせて頂きました
見てください。この素晴らしいカウンター席を。調度品1つ1つが素晴らしく、餡子隊長が痺れっぱなしです。基本どれもアンティークのようでして、私的には「全部揃えたらいったい幾らになるのか」という点が気になって仕方ありませんでした。
なお、カウンターの木は花梨の木です。
テーブル席は3つあります。テーブルもまた花梨の木でできています。
砂糖が入った器はロイヤルコペンハーゲンです。コーヒーやカレーの器もロイヤルコペンハーゲンでした。
餡子隊長が「想像していたよりずっといい」と、ため息交じりにお店を見回します。
壁際に並んでいる物の中に「甍(いらか)」の店名の由来になった、文字通り「甍」があるのだと見せて頂きました。
何から何まで趣味が素晴らしいというか、餡子隊長とどんぴしゃな方向性です。
釘を使わない工法だそうで、木を組み上げて作ってあります。天井は高く、とても気持ちがいいです。
壁は全部漆喰が塗ってあります。我が家も漆喰を塗ったのですが、素人との仕上がりの違いに呆然とします。
その先にトイレがあるのですが、燕の暖簾にも餡子隊長は感心しきりです。「季節感が素晴らしすぎるし、いちいち全てものが良すぎる」と。
水を入れるジャグ。こちらもアンティークで、餡子隊長はこのジャグにも感化されまして、この3日後に自由が丘にジャグを買いに行くことになりました(実際買いました)。
さらには、屋根の葡萄の木にも感化されまして、この2日後に葡萄の苗木を買っていました。家のベランダで同じことを実現するそうです。
さて、店内の話はここら辺にしまして、頂いたランチを紹介します。
+100円で付けることができるサラダ。自家製でしょうか。ドレッシングが絶妙なのと、村上春樹氏風に言うと「軍隊で調教された」ような葉野菜たち。
チキンカレーです。辛口ということですが、旨みたっぷりで辛さはあまり感じませんので、辛いものが苦手な方でも安心して食べることができます。
スパイスが効きつつも、フルーティーな側面もあり、「こだわりぬいた男のカレー」という感じです。美味しい。
ハヤシライスは甘めで老若男女、全方向行けそうな味付けです。
食後のコーヒーと紅茶。大変美味しいコーヒーを頂けるお店ですので、ぜひコーヒーにしたいところですが、コーヒーが飲めない餡子隊長のような方には、茶葉から丁寧に淹れて頂ける紅茶に変更することもできます。
アンティークミルで挽き、布ドリップされたコーヒー。これだけの雰囲気の中、こんなにも美味しいコーヒーが付いてランチが1,000円とは破格中の破格です。
餡子隊長が「常連になる」と宣言されておられました。
なので確実に近いうちに再訪します。
なお、二子新地には隠れた名店が意外とたくさんあります。格好と雰囲気重視の感のある二子玉川とは違い、本物のお店が多いのが特徴ではなかろうか。
一例を紹介します。
・本場台湾の線麺が頂ける「CAFE&DINNINGformosa」
・天然酵母のパン工房「KOaA」
・糖分油分を抑えつつ最高級チョコレートのケーキが頂ける「SWEETSSTORY」
この3つに甍を加えて「二子新地四神」と勝手に呼んじゃおうかな。
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【オーダー】
チキンカレー(コーヒー付) 1,000円
ハヤシライス(コーヒー付) 1,000円
サラダ 100円
2015/11/20 更新
甍@二子新地
カフェ
クアーレでピザとパスタを食べ、この日は二子新地散策となりました。
こちら、二子新地のアイドル三毛猫、名前はわかりません。クリーニング屋さんが飼っている猫です。
かなりの確率で、皆さん歩みを止めます。
三毛猫すごいね。
宮城県は気仙沼から移設した、築150年以上の蔵。カフェ「甍」であります。
置いてあるものすべてに意味がありそうで、さらにはすべてに突出したセンスを感じます。
私にないものを全部持っている感じです。餡子隊長は師と仰いでいるようであります。
(甍の影響で、バルコニーに葡萄の木が植わっております)
お。12月から価格が値上がりするようです。
そもそもが安すぎますので、いっそ1.5倍くらいにしてしまったはどうか。
この上ない、なんとも言えない店内。
調度品はどれも格好良く、そして高そうである。
もともと蔵であったゆえ、大変な天井高であります。
この極端に高い天井が厳かな雰囲気のいったんを作り出していそう。
なお、中学生以下は入店できません。
花は当然造花ではなく、砂糖が入った器もロイヤルコペンハーゲンの中でもいいやつに勝手に見えてしまう。
紅茶のポット、カップも貫禄がありまする。
ケーキセットは1,000円。神林先生(オーナー)が淹れる極上の珈琲付きで1,000円とは、価格設定がやはりおかしい。
私は柄にもなくココアを飲んでみることにしました。
さつまいものバターケーキ。これも手作りなのだろうか。凄すぎやしないか。
スイートポテトのようなケーキで、隊長はひとくち食べて「これ美味しい!」と発し、その後瞬殺されておられました。
ココア・チョコラは甘さ控えめでカカオ感炸裂の、大人のココアでした。
確かに大人のココアってメニューに買いてありました。
甘党でない方にオススメです。
やはり甍は、すごいカフェです。
する人はほとんどいないと思いますが、二子新地散策の休憩にぜひオススメです。
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【オーダー】
ケーキセット 1,000円
ココア・チョコラ 700円
甍の過去記事です。
・2015年5月3日 カレー/ハヤシライス
・2015年6月7日 クリームソーダ/チーズケーキ
・2015年10月18日 カレー/ハヤシライス