4回
2020/04 訪問
【3回目】ラーメンの1つの終着点
昨日新宿で醤油清湯系のラーメンを食べたのですが、美味しい!という感動がなかったので清湯系のラーメンに飽きてきちゃったのかな?と思って、それを確認するため「そうだ。RAGEに行こう」と思って西荻窪までやってきました。
10時55分、開店5分前に西荻窪駅に到着。
西荻窪はRAGEに行くかGraceに行くしか用事がありません。
10時58分、開店2分前にRAGE到着。RAGEの並びはこの奥にできます(外まではみ出ているのは少なくともわたしは見たことがありません)。
RAGEの過去記事はこちらになります。
・2018年2月10日 軍鶏そば
・2019年5月3日 煮干しそば
開店2分前で9名待ち。相席がないので究極絶対1ターン目に入れるかどうかわかりませんが恐らく大丈夫でしょう。
11時ぴったりに入店。なんとギリギリ入店できましたが、後ろの人はネクストバッターズサークルとなりました。
10時58分だとギリギリか。。。10時50分くらいに来ると安心かもしれない。
店員さんは男性4名体制。
ちなみに麺は三河屋製麺です。
券売機はありません。メニューは軍鶏、煮干し、つけ、まぜの味は4種類。
RAGEのスープが大好きなので、つけとまぜは食べたことがありません。つけ麺でもスープはありますが、ラーメンスタイルが大好きです。
名店の卓上には胡椒のみ。完成度が高すぎるので基本何も入れる必要はありません。
わたしは胡椒すら使ったことがありません。
軍鶏そば味玉入りが到着しました。
■軍鶏そば(900円)+味玉(100円)
美味しそうにもほどがあります。普通のお店のラーメンと全然違います。オーラも香りも。何から何まで。これはすごい。
低温調理系の叉焼と、それともう1種類叉焼が。柔らかさが尋常ではありません。単に低温調理をしてもこうはならないと思う。
彩り担当は貝割。穂先メンマが周囲を囲うようにぐるっと添えてあるのが格好いい。
味玉は弾力がものすごく、箸で真っ二つにするのがなかなか大変です。
時々ものすごい弾力の味玉がありますが、その中でも指折りの弾力を誇ります。味が完璧なのは言うまでもなく。
スープがとにかく美味しすぎます。まろ味、酸味、旨味が溢れて深くじんわりと広がる美味しさ。
香りも秀逸で幸せの一言につきます。
芳醇すぎる味わい深いスープに「醤油系清湯スープに飽きたわけじゃなかった」と確信に変わります。もう丼が運ばれてきた時点で確信していましたが。
歯ごたえある細ストレート麺。スープとの相性も抜群です。
最高のスープに応える最高の麺。さすが三河屋製麺。
味玉入りでこのラーメンが1,000円で食べられるこの国は、いやこのお店はどうかしているとしか思えません。
11時に来て数十分待ちになる日はそう遠くないに違いない。
やはりRAGEはすごかった。
数あるこういう系のラーメンの中でも突出して美味しいと思います。
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【オーダー】
軍鶏そば 900円
味玉 100円
2020/04/27 更新
2019/07 訪問
【2回目】清湯系では都内で一番好きです
11時5分、西荻窪駅到着。
11時9分、西荻窪の人気ラーメン店RAGEに到着。
RAGEは清湯系ラーメンで前に1度食べて「都内の清湯系では一番好きだぞ」と思ったラーメン屋さんです。
よし!並びなし!
と思ったら、我々2名でちょうど満席となり、その後続々と並びができました。
単に運が良かっただけでした。RAGEは開店の11時に訪問するのが安心かも。
それにしてもカウンター席のゆったりした作りのこと。壁際のカウンター席は長めなのに4人しか座りません。普通のお店の1.5倍以上のスペースがあります。
その他L字型カウンターに5名、4名がけテーブルが1つあります。
見たところテーブル席も相席にはならないようでした。なんとお客さん想いな(とにかく早く食べたい人には「想い」にならないのでしょうけど)。
卓上調味料は胡椒一択。名店でみかける仕様です。
調味料は置いてあればあるほど、自信ないのかな、、、と思うときもあります。
ゴールデンウィーク特別メニューになっていました。具体的には叉焼トッピングの量に制限があるようです。
毎日定期的に仕入れられないからでしょうか。
餡子隊長は前回同様軍鶏そば(左)を、わたしは煮干しそば(右)にしました。
■煮干しそば(800円)+味玉(100円)
軍鶏そばよりも色がくすんでいます。煮干しの影響でしょう。ニボニボラーメンなんて、黒に近いお店もありますし。
見栄え的に美味しそうなのは軍鶏そばかなと思います。
具の構成は軍鶏そばと同じ。鶏叉焼、玉葱、貝割。そして穂先メンマ。
叉焼は低音系ですが、低温調理の先を行っているかのような美味しさ。
単に柔らかいだけでなく、染み込ませてある味の美味しいことといったらありません。
味玉は最高で最強です。RAGEより美味しい味玉をわたしは知りません。
黄身の色がとても濃く、弾力と柔らかさを併せ持っています。染み込ませてある味の塩梅も抜群です。味玉トッピングは必須といえます。
清湯と煮干しの出汁が融合した究極のスープ。表面には油膜が薄く張ってあります。
煮干しの程よいクセがたまりません。奥行あるスープがじんわりと旨いです。軍鶏よりもヤミツキ度は高いかも。
軍鶏との最大の違いは甘さのようなものを感じない点でしょうか。
好きな部類の麺スタイル、細麺ストレート。小麦感溢れるこれまた最高の麺です。歯ごたえがいい。
具、スープ、麺すべてに死角がありません。三位一体とはこのことか。
■軍鶏そば(800円)+味玉(100円)
具は煮干しと一緒。
軍鶏の方が綺麗な色をしています。王道の清湯系醤油ラーメンの色。
どちらも食べてみて、でも軍鶏と煮干しどちらがオススメかというと、軍鶏を食べると軍鶏だと思うし、煮干しを食べると煮干しだと思います。
こういう場合、どちらをオススメと言ったらよいのか。
こんなすごい料理が900円で食べられるなんて、日本は、いやRAGEはどうかしています。
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【オーダー】
煮干しそば 800円
軍鶏そば 800円
味玉 100円
2019/07/28 更新
2018/06 訪問
都内屈指の清湯系ラーメン「麺尊 RAGE」@西荻窪
麺尊RAGE@西荻窪
ラーメン
年末の飯田商店以来、清湯系ラーメンにはまっており、西荻窪に美味しいお店があるとナムさんに教えて頂き西荻窪到着。
二子玉川から西荻窪はとても行きにくい。
飯田商店以来、やまぐち@西早稲田、はやし田@新宿三丁目に行きました。
清湯系ラーメンはどこも美味しいのはなぜか。ある程度極めたお店しか登れない高みなのか。
駅から南側エリア歩いてわりとすぐの場所にお店があります。
通りからは引っ込んでいるため、うっかり通り越してしまうこともありそう。
「RAGE(レイジ)」というお店です。
2015年オープンの比較的新しいお店です。
通りから引っ込んでいる建物の1階部分の影になっているところに並ぶスペースがあります。
日曜日11時50分の到着でわたしたちは偶然並ばずに入ることができましたが、すぐにこのように待ち列ができました。
しかしやまぐちのように尋常ならざる列になることもなく(しかもやまぐちは、女性客が多いため回転が遅いです)、ましてや飯田商店のような100名を超える列になったりすることもありません。
ブレイクは時間の問題との声もありますが。
ただ、やはり行列自体はいつもできるようで、待っている人のための飲み物が配備されています。
ただ、絶対に日陰で待つことになるので、暑くてダウンとかはなさそう。冬は寒いのかもしれませんが。
麦苗@大森に行ったときには真夏に120分くらい並んで、文字通り死ぬかと思いました。
あちらのお店は貸出日傘があったっけな。
店内はラーメン屋さんというよりは、カフェのような雰囲気もあります。
テーブル席はほとんどカフェみたいな感じ。とてもゆったりしていて、狭苦しくありません。
あとはカウンター席があります。
卓上の調味料は胡椒一択。
清湯系のお店では配備調味料はとても限られています。
完成度が高すぎて、特に何も足す必要はないということでしょう。大蒜とか入れたらぶち壊しそうですし。
メニューは「軍鶏」「煮干し」「まぜ」「つけ」の4種類。
軍鶏と煮干しで大いに悩みましたが、初回ゆえメインっぽい軍鶏にすることにしました。
なお、軍鶏と煮干しは大盛りがありません。替え玉はあります。
軍鶏そば(800円)に味玉トッピング(100円)の到着です。並々ならぬオーラを放っての入場です。
非の打ち所のない見映えのラーメンです。完成度の高い清湯系ラーメンは、なぜにもこうまで美味しそうか。
(完成度の低い清湯系ラーメンというのは、不思議と1度も出会ったことがないような気がしますが)
スープの色は飯田商店ややまぐちと比べると少々黒めの印象です。
しかし佇まいと表面から発する素晴らしい香りは、まさに清湯系ラーメンのそれであります。
色黒王子といったところでしょうか。
トッピングした味玉以外の具は、鶏叉焼、穂先メンマ、貝割。それに少々の葱。
中でも叉焼の旨さは尋常ではなく、すげなーと思った飯田商店に匹敵するものがありました。
さらにいうと味玉は、人生No1の美味しさでした。
驚くほど黄身の味が濃い。色も濃いのですが味の濃さが、これまた尋常ではありません。
ラーメンの具は普段あまり気にならないのですが、「特製にすればよかった」と思ってしまいました。
スープは鶏の芳醇さに溢れ、しかしやまぐちのような獣感はありません。
そしてふんわり酸味も感じられます。
醤油ダレと鶏出汁のバランスがこの上なく、超究極のバランスタイプの清湯スープに思えます。
まろやかだったり、鶏出汁が素晴らしかったり、甘かったり、酸味があったり。
飯田商店も含めて、最近食べた清湯系ラーメンでは一番好きかもしれません。
具もスープも最高なのですが、同じくらいか更に輪をかけてか、麺も最高でした。
小麦も感じつつ、プツプツとした食感の麺は清湯系ラーメンにぴったりに思えます。
なぜ飯田商店とやまぐちは平べったいにゅるにゅるした麺なのであろうか。
当初は替え玉をする気満々だったのですが、スープが美味しすぎてスープを飲む手を止めることが出来ませんでした。
従って序盤早々で替え玉は諦めざるを得ず、最終的には今年3回目くらいでしょうか。全飲みをすることになってしまいました。
具もスープも麺も最高に美味しいラーメンでした。
このラーメンが少しの並びで食べられる時代はそう長くは続かない気がしますが、大大大行列になる前に煮干しそばを食べてみたい。
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【オーダー】
軍鶏そば 800円
味玉 100円
2018/06/09 更新
2年ぶりにRAGEを再訪しました。
11時オープンに対して11時7分到着。
ガレージの待ちスペースには誰もいませんでした。
しかし店内はちょうど満席で先頭で待つことになりました。
11時ジャストに来ていれば恐らく待たずに入れましたが、やはりちょっと過ぎるとダメみたいです。
その後少し列はできましたが、RAGEの味を考えると行列度合いは相当マイルドだと思います。
新宿にあったら長蛇の列間違いないと思います。
ガレージではいろいろ販売してます。
場所柄、見てもらえる率は高そう。
メニュー。軍鶏そばが900円→1,000円に値上がりしてました。
しかし味を考えると2,000円くらいまでは何ら問題ないと思ってます。
裏面。こだわりに関する記載。
10分待って入店できました。
カウンター席のソーシャルディスタンスがすごかった。ものすごい独立性。
カウンター席はメインと奥の2箇所にありますが、奥のカウンター席に座ったのは初めてかもしれない。
壁にこんなすごいものが貼ってあると初めて気が付きました。
昔からあっただろうか。。。
そういえばお店の名前RAGE=激怒、憤怒、激しさ、猛烈、猛威、熱望、渇望、大流行という意味からすると、なるほどそういうことかと思いました。
キングダムで言うところの桓騎将軍的なところでしょうか。
4分待ってラーメン到着!2年ぶりの対面。
■軍鶏そば(1,000円)+味玉(100円)
ラーメン到着と同時に会社の仲間からトラブル連絡の電話があって、「ラーメン伸びちゃう!!」と思いながら電話してました。
今日1日で今だけは止めて欲しい、まさのその瞬間の電話だったので、まあ人生そんなものかとも思いました。
叉焼はモモ、ムネ、ベーコンみたいな3種類が入っていてそれぞれが劇的に美味しいです。
ラーメンの具には普段あまり興味がありませんが、RAGEだと違います。今度は特製にしようと毎回思います。毎回しないんだけど。
黄身の色が非常に濃い味玉。
こんな美味しい味玉はなかなか出会えない。そのくらい美味しいです。表現できないので西荻に行って食べてみて欲しいです。
芳醇過ぎる極旨スープは芳醇すぎてバターみたいなニュアンスすらあります。バターは絶対入ってないと思いますが。
都内で一番美味しいラーメンは、わたし的にはRAGEです。
この凄すぎるスープにして、なぜ30人待ちとかにならないのか不思議でなりません。
芳醇な旨味と少しの酸味を感じる極上スープ。
歯ごたえよい白めの細ストレート麺。ぱつっとした食感が特徴です。
量はあまり多くなく、そして大盛りもなくて体感120gくらいでしょうか。
一生食べていたいと思わせつつも一瞬で食べ終わってしまいます。
村上春樹さん風に言うと、控えめにいって最高です。
===
【オーダー】
軍鶏そば 1,000円
味玉 100円
RAGEの過去記事はこちらになります。
・2018年2月10日 軍鶏そば
・2019年5月3日 煮干しそば
・2020年1月19日 軍鶏そば