モンチッチさんが投稿した西洋御料理 東洋軒(東京/赤坂見附)の口コミ詳細

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グラッチェ菊池のイタリアからCiao!

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西洋御料理 東洋軒赤坂見附、永田町、赤坂/洋食

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2021/11 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

超老舗にして次世代の洋食

元ルベロシェフ泥谷さんに教えて頂いたお店に行ってみました。

赤坂見附からすぐのこちらのタワー内。

KTowerというビル。

タワービルですがお店は2階。

これが入口だと思って、オープン時間になるまでこの前で待っていたのですが、時間になって入ろうとしたらこれは扉ではありませんでした。何をどうしても動くタイプのものではなかった。

入口はこちらでした。

お店の名前は東洋軒。
明治22年、西暦だと1889年創業の超老舗です。

黒い背の高いパーティションで区切られています。
特注だけど、動かすのが大変とお店の方が仰られていました。

高級ホテルのような雰囲気。高級感に背筋が伸びます。ちゃんとしないと!という気持ちになります。
店員さんもホテルマン(超高級ホテルの)の方のような対応で、また気品もあって、レストランであることを忘れるレベルでした。すごい。

席と席の間隔はすさまじく、コロナ対策も万全です。

カトラリー。

プリフィックスメニュー。税別で6,800円OR8,800円の二択。
アラカルトメニューもたくさんありますが、何を選んでいいのか分からなかったので普段はまず選ばないのですがプリフィックスメニューにしてみました。

他のメニューは一番下に掲載しました。

■生ビール(990円)/シャンディソバー(880円)

プレモルの最高峰、マスターズドリームです。プレモルは苦手ですがマスターズドリームは大丈夫。
餡子隊長の「シャンディソバー」はググっても何も見つからないのですが、ノンアルビール+ジンジャーエール。ビール+ジンジャーエールのシャンディガフの親戚みたいなものです。

■グラスワイン(2,200円)

グラスワインは2,200円。他にもお伝えすれば用意がある模様。
グラスワインが2,000円(税別)なので、普段行き慣れているお店とはやはりレベルが違います。

プリフィックスメニュー(前菜2品+メイン2品+デザート+コーヒーで税別8,800円)を紹介します。

■ミルクパン

北海道の発酵バター添えです。
食べた瞬間「なんだこれ」となります。甘くて味が広がります。
軽くてしっとりした食感。
いきなりパンでしこたま驚いてしまった。一瞬で食べすぎてお替りしてしまいました。

■前菜1品目:シーザーサラダ(わたし)

老舗中の老舗のお店なので、オーソドックスなメニューをまず食べてみようと思いました。
イタリアのパルミジャーノ・レッジャーノをかけてよいか事前に聞かれます。

胡椒は自分でかける。ただの胡椒ではなくカンボジアの完熟胡椒。この胡椒がいい仕事します。

チーズの豊潤さがすごい。普通のパルミジャーノ・レッジャーノじゃないです。キリッとしていて木目細かいクルトンにも情熱を感じます。
ベーコンは火にかけまくると旨味が増すと泥谷さんに教えて頂いたことがありますが、ベーコンにはかなり火が入っています。

ほのかに酸のあるソースは控えめに。

■前菜1品目:本日の鮮魚のカルパッチョ(餡子隊長)

兵庫県淡路島の真鯛。

ソースは春菊。バルサミコの酸味&旨味、柚子の酸味、ケイパーの風味、いろんな香りがします。春菊ソースも美味。
何種類もの味が重なって押し寄せます。

■前菜2品目:オニオングラタンスープ(わたし)

帝国ホテルのオニオングラタンスープだと思った、、、けど、よく考えたら帝国ホテルでオニオングラタンスープを食べたことがなかった。それどころか帝国ホテルで何かを食べたことがなかった。

玉葱が超薄切り。こんなことできるんだっていうレベル。
相変わらずチーズもすごいし、ブイヨンも芳醇な味わい。

■前菜2品目:牡蠣のシャンパンソースキャビア添え+550円(餡子隊長)

牡蠣は三陸産。シャンパンを煮詰めたソース。食べてみるとめちゃくちゃシャンパン。
クリームとシャンパン。食べたことのない味がする。

■メイン1品目:沖縄産車海老のフライ+880円(わたし)

国産の活け車海老だと+4,950円なので、+880円の沖縄産バージョンにしました。
ウスターソースとタルタルソースで。

パン粉の木目細かさがすごい。
また衣と身が一体となっているというか一致しています。これはすごい。こんな海老フライ食べたことがありません。

ポテトサラダは滑らかなことこの上ないです。普通に裏ごししただけでこんなに滑らかになるものか。

プリップリの身を想像していたら、しっとり滑らか仕上げ。海老フライとしてはそれも初食感。
身は甘くて味が濃くて頭には味噌味が。

■メイン1品目:フライ3種(餡子隊長)

3種とは毛蟹のクリームコロッケ、ポークヒレカツ、車海老。
トマトのソースは高知産の変った名前のトマトベース。
豚ヒレカツは千葉県の恋する豚研究所。車海老はオーストラリア産。
大好きな毛蟹のカニクリームコロッケは食べたことないほど美味しく、ヒレカツは専門店超えしているらしい。

■メイン2品目:松阪牛と黒豚のメンチカツ(わたし)

揚げ物コンボになってしまいますが、ハンバーグを隊長にとられてしまったのでメンチカツにしました。

まずはそのままパクっと一口。何もつけなくても既に美味しい。ウスターソースいらないじゃない。

付け合せは恐るべきポテトチップで、1袋1,000円とかでも売れそうです。

脂が異例なほど上品なメンチカツは八角みたいな香りのするウスターソースをつけて食べると、、、さらに美味しくなった。やっぱりソースは必要だった。

■松阪牛100%ハンバーグステーキ(餡子隊長)

ハンバーグの後ろあるのは青森産の百合根のグラタン。
舞茸は松阪牛と同じ三重産。

赤身と脂身を季節によって配合を変えているというハンバーグ。
これまで食べたハンバーグで一番美味しいらしい。さらっとしたデミグラスソースも最高とのこと。

■松阪牛ブラックカレー

すごくもったりとしたソースのようなカレー。味の方向性はJALカレーが近いです。JALカレーのその先にいるようなカレー。

牛蒡、蓮根、インゲンの福神漬けで和食のようなニュアンスも。
カレーはこう見えて結構辛さもあります。しかも単調な辛さではない。

なお単品オーダー(3,300円)だと倍くらいの量があるらしいです。

最後のデザート。

お茶受けの焼き菓子。
チョココーティングされた文旦、カボスと蜜柑のゼリー。あとマカロン。マカロンも何かしらでしょうけど忘れてしまいました。

■ピスタチオのスフレ(わたし)

ほとんど小麦感を感じないスフレ。
少し苦くてほんのり甘くて。中はしっとり。チョコレート感もあります。
口溶けも滑らかで、これまで食べたどのスフレとも違います(ってそんなに食べたことないけど)。

コーヒーはデカフェのアメリカン。
アメリカンとだけ告げたら「カフェインないほうがよいか」と聞かれて提案頂きました。
想像できるものはなんでも用意されているのか。高級ホテルみたいだ。

器はNORITAKEでした。

■プリン・ア・ラ・モード(餡子隊長)

玉子香るプリン。すごいプリンアラモード。
餡子隊長より今日3度目の「今まで食べた、、、」が出ました。

隊長はハーブティーですがこれまた何なのか普通のハーブティーではありませんでした。

ひとしきり大感動しておりましたら、最後に自家製カボスチェッロをサービスして頂きました。

何から何まで驚きの連続でした。
超老舗が常に進化を繰り返して、常に誰も辿り着けないところにいるようなそんなイメージでした。

===
【オーダー】
上記の通り 1人16,000円くらい

■ドリンクメニュー

■ワイン

■ソフトドリンク

■カフェ/前菜

■フード①

■フード②/デザート

■テイクアウト

2022/03/06 更新

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