3回
2025/03 訪問
中目黒で“ご飯泥棒餃子”と再会──福包で味わう焼・水・揚の三重奏
中目黒の山手通り沿い。
駅から10分ほど歩いたあたりに「餃子の福包 中目黒店」がある。
チェーン展開している人気餃子専門店の一つで、都内では恵比寿・池袋などにも支店を構えるが、中目黒店は落ち着いた雰囲気と適度な活気が同居する、地元客にも観光客にも愛される一軒だ。
店内は明るく清潔感があり、入り口付近には丸テーブル席、奥には4名掛けのテーブル席が並び、カウンター席も用意されている。
20席前後のほどよい規模感で、一人飲みからグループ利用まで対応できるのがありがたい。
立ち飲み席はなく、腰を落ち着けて餃子と向き合える空間だ。
メニューは潔いほどシンプル。
看板はもちろん「焼餃子」「水餃子」「揚餃子」の3種。
加えて枝豆や冷奴といった軽めのおつまみ、ご飯、スープ類が控え、ドリンクは生ビール、ハイボール、チューハイ、日本酒まで揃う。
餃子一皿は6個入りで350円前後と良心的。
大皿18個盛りもあり、シェアするのにちょうどいい。
ドリンクもジョッキビール500円台と、中目黒にしては比較的リーズナブルだ。
この日はまず焼餃子から。
パリッと香ばしい焼き目と、肉と野菜のバランスが取れたジューシーな餡。
ひと口で白米が欲しくなる、いわば“ご飯泥棒”の王道餃子だ。
続いて水餃子。
厚みのある皮がもっちりとした食感を生み、シンプルにポン酢や塩でいただくと、餡の旨みが際立つ。
最後に揚餃子。
サクサクの皮に包まれたジューシーな餡はビールとの相性が抜群で、軽いスナック感覚で楽しめる。
さらに嬉しいのが卓上の無料トッピング。
刻みネギにんにくをのせれば、餃子は一気に“ライス専用兵器”へと進化。
柚子胡麻やしそ、おろしポン酢などアレンジも多彩で、同じ餃子でも食べ方を変えることで飽きずに楽しめる。
結局この日は、生ビールからハイボールへと移行しつつ、餃子と白飯を無限ループ。
餃子定食なのか、飲み会なのか、そんなことはどうでもよくなる。
ただひたすらに「餃子ってやっぱりいいな」と思わせてくれる。
総じて「餃子の福包 中目黒店」は、
焼・水・揚、三拍子揃った完成度
白飯にも酒にも合う懐の深さ
駅から歩いてでも来たくなる安心感
が揃った、日常に寄り添う餃子専門店だ。
宇都宮で初めて名店の餃子を食べたときの感動──その記憶を東京で思い出させてくれる一軒。
中目黒で「餃子と真剣に向き合いたい夜」、迷わずこの暖簾をくぐりたい。
2025/09/20 更新
2024/11 訪問
ご飯派必見!中目黒「餃子の福包」で味わう“無限餃子ループ”の幸福
中目黒と池尻大橋のちょうど中間、山手通り沿いにぽつんと現れる「餃子の福包 中目黒店」。
都内に数店舗展開する人気餃子専門店のひとつで、休日の夕方ともなれば入口には行列ができる。
訪れたこの日も、すでに数組が順番待ちをしており、あらためてその人気ぶりを実感した。
店内は明るく清潔感があり、白と木目を基調にしたカジュアルな雰囲気。
入り口近くに丸テーブル席が数卓、奥には4人掛けテーブルが並び、カウンター席も用意されている。
全体で30席前後と程よい規模感で、一人飲みからファミリーまで幅広く利用しやすい造りだ。
立ち飲み席はなく、腰を落ち着けて“餃子と真剣に向き合う”空気がある。
メニューは実にシンプル。
看板は「焼餃子」「水餃子」「揚餃子」の3種類。
これに枝豆やザーサイなど軽めのおつまみ、ご飯・スープ類、アルコールが加わるだけ。
ドリンクは生ビール、ハイボール、酎ハイ、紹興酒、そしてグラスワインまで揃っており、価格帯は一皿6個の餃子が350円前後、生ビール500円台と中目黒にしては良心的だ。
まずは定番の焼餃子。
香ばしい焼き目をまとった皮はパリッと軽快で、餡はジューシーかつ野菜の甘みがしっかり。
ひと口で「ご飯ください」と言いたくなる、まさに“飯泥棒”タイプの餃子だ。
続いて水餃子は、もっちり厚めの皮とふんわりした餡が絶妙。
つるりとした喉ごしが心地よく、ビールの合間にちょうどいい。
揚餃子はカリッとした衣と肉汁のコントラストが楽しく、軽快なおつまみとして成立している。
そして、この店を語るうえで欠かせないのが卓上のトッピング。
刻みネギにんにくをのせれば、餃子が一気に“ライス専用兵器”へと進化。
柚子胡麻やしそ、おろしなども用意されていて、同じ餃子を何度も味わいたくなる仕掛けだ。
実際、この日も「焼餃子×ご飯」の無限ループに陥り、気づけば3回も追加オーダーしていた。
福包の餃子は、お酒のアテというより「白飯と合わせて完成する餃子」だと思う。
もちろんビールや紹興酒と合わせても楽しいが、最後はご飯と餃子で締めたくなる不思議な魔力がある。
・総じて「餃子の福包 中目黒店」は、
・餃子の三種(焼・水・揚)がそれぞれ完成度高い
・価格帯は中目黒にしてはリーズナブル
・ご飯派に圧倒的支持、酒飲みにも十分対応可能
・清潔でカジュアルな空間で一人でもグループでも入りやすい
宇都宮で名店に出会った時のような“餃子ってこんなに美味しいのか”という感動を、都内で気軽に再現できるお店。
中目黒に来たら、やはりまた寄ってしまう。
2025/09/20 更新
中目黒、山手通り沿い。
駅から数分歩いたところに、いつも地元客と餃子好きで賑わう店がある。
その名は「餃子の福包」。
都内でいくつか店舗展開する人気チェーンだが、中目黒店は明るく清潔感のある店内で、一人飲みからグループまで幅広く使えるのが魅力だ。
入口近くには丸テーブル席、奥には4人掛けのテーブルが並び、カウンター席もある。
立ち飲み席はなく、あくまで腰を落ち着けて“餃子と向き合う”スタイル。週末は家族連れ、平日は仕事帰りの一人客が多く、利用シーンを選ばないのも人気の理由だろう。
メニュー構成は驚くほどシンプル。
主役は「焼餃子・水餃子・揚餃子」の三本柱。サイドには枝豆や冷奴といった軽いおつまみ、ご飯もの、そしてドリンク。
ビールやハイボールはもちろん、レモンサワーや日本酒も用意されており、“餃子飲み”派も“餃子定食”派も満足できる設計だ。
この日はまず焼餃子18個の大皿をオーダーし、生ビールで乾杯。
香ばしい焼き目、野菜と肉のバランスが絶妙な餡。
ひと口目から「ご飯をください」と言いたくなる仕上がりだ。
実際にライス大盛りを追加し、ビールと白米を交互に流し込む至福のループに突入。
続いて水餃子。
もっちり厚めの皮に包まれた餡は、タレとの相性が抜群。
焼きの香ばしさとは対照的に、つるんとした口当たりがクセになる。
揚餃子はサクッと軽快で、スナック感覚で楽しめるのがいい。
そして忘れてはいけないのが、卓上に常備された「刻みネギ×にんにく」。
これをのせれば、餃子は一気に“白飯専用兵器”へと進化する。
正直、危険なくらい箸が止まらない。
価格帯も良心的で、餃子1皿(6個)は300円台から。
ご飯やドリンクをつけても、ひとり2,000円前後で十分満足できる。
総じて「酒よりも白飯と向き合いたくなる」餃子の店。
中目黒にありながら気取らず、胃袋を真正面から満たしてくれる一軒だ。
餃子と白飯の組み合わせに心から浸れるこの感覚、知ってしまうとやみつきになる。
きっと近いうちに、また足を運んでしまうだろう。