Sean☆さんが投稿した新橋ニューともちん(東京/新橋)の口コミ詳細

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グルメ忍者部 本店

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新橋ニューともちん新橋、汐留、内幸町/ラーメン、つけ麺

2

  • 夜の点数:4.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.2
      • |サービス 3.6
      • |雰囲気 3.6
      • |CP 3.8
      • |酒・ドリンク -
2回目

2025/08 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス3.6
    • | 雰囲気3.6
    • | CP3.8
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

新橋の地下で迷わず辿り着く、ニューともちんの中華そばと白飯の昼下がり。

平日の午後。
ランチのピークを外した、少し中途半端な時間帯だった。
軽く何か食べようと新橋駅前ビルの地下に降りて、自然と足が止まったのが
新橋ニューともちん。

表から見ると行列は見えず、一瞬だけ拍子抜けする。
そのまま進みそうになって、建物の外周を回ってみると、静かに5組待ち。
新橋らしい光景で、知っている人だけがきちんと並んでいた。

券売機の前に立つと、選択肢はほぼ一択。
中華そば、ワカメ、そして無料ライス用の黄色い札。
迷う余地がないのが逆に気持ちいい。
全部まとめて購入して、カウンターの空きを待つ。

席に着いてからの流れは早い。
ほどなく目の前に置かれたのは、醤油の香りが立つ中華そば。
中太のちぢれ麺が、澄んだ鶏ガラ醤油のスープにきれいに収まっている。
余計な飾りはなく、見た目からしてまっすぐだった。

まずはそのまま一口。
スープは濃すぎず、でも物足りなさもない。
ちぢれ麺が自然に絡んできて、噛むほどに安心感が増していく。
ワカメを追加すると、磯の香りがふわっと広がり、味に少し奥行きが出る。

途中でライスに手を伸ばす。
レンゲでスープをすくって、白飯にそっとかける。
特別なことはしていないのに、この動作がやけにしっくりくる。
ラーメンと飯が、同じテンポで進んでいく。

卓上の胡椒と、生ニンニクも忘れない。
ほんの少し加えるだけで、スープの表情が変わる。
やさしかった一杯に、芯が一本通る感じがして、後半の勢いが増す。

気がつけば、丼の底が見えていた。
静かに食べて、静かに満たされる。
そんな時間が、この地下には流れている。

新橋で、気負わず、迷わず、きちんと食べたいとき。
この中華そばとライスの組み合わせを思い出す夜や昼が、これからもきっとある。

2025/12/20 更新

1回目

2025/07 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

新橋駅前ビル地下、17時までの短距離勝負で食べるニューともちんの中華そば。

新橋駅前ビルの地下を歩いていて、ふと目に留まった小さな店。
L字型カウンター6席だけの、かなりミニマムなラーメン屋が
新橋ニューともちん。

訪れたのは平日の16時すぎ。
待ちは2人で、なんとか間に合ったという感覚だった。
というのも、営業時間はまさかの17時まで。
ランチピーク後と、飲み前の隙間時間をピンポイントで狙ったような営業スタイルが、いかにも新橋らしい。

券売機を見ると、メニューは驚くほど潔い。
中華そば750円、わかめトッピング100円。
それだけ。
ライスは無料で、券売機横の札を取って渡す仕組み。
紙エプロンも用意されていて、このサイズ感の店にしては気配りが細かい。

頼んだのは、中華そばにわかめトッピング。
ほどなくして出てきた一杯は、見た目からして素直。
鶏ガラベースのスープはあっさりしていて、どこか懐かしさがある味わいだった。
最初はそのまま、途中から卓上の生ニンニクと白胡椒を少しずつ。
これで一気に輪郭がはっきりして、クセになる方向に転ぶ。

麺は中太で、やや平打ちっぽい印象。
つるっとした口当たりで、もちもち感もある。
食べ進めるうちにスープが染みてきて、後半は一体感が増していく。

わかめは磯の香りとコリコリした食感が心地よく、主張しすぎないのがいい。
味変というほどではないけれど、全体のバランスを整えてくれる存在だった。

17時までという営業時間は正直惜しい。
ただその分、飲み前や遅めのランチで「軽く一杯だけ入れておきたい」場面には、これ以上ない使い勝手に感じられる。
ニンニクと胡椒を効かせて食べるこの中華そば。
またこの時間帯を狙って、ふらっと寄りたくなる一軒だった。

2025/12/20 更新

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