2回
2025/07 訪問
島時間とともに味わう、優しい一杯。究極の三枚肉が美味しい。
石垣島の郊外、静かな集落にひっそり佇む「茶房うふた」。
古民家風の店内は、島の時間にそっと寄り添うような穏やかな空気をまとっています。
店先には手書きの看板、軒先には島風が吹き抜け、観光地の喧騒を忘れて、心からゆったりと過ごせる貴重な一軒。
この日いただいたのは、「うふた焼きの八重山そば」。
看板メニューの一つで、磯辺焼き風の「うふた焼き」は、マーミヤかまぼこと島豆腐を使った創作系。
ふわりと香る海苔の風味に、素朴な豆腐の優しさが重なり、まさに“石垣島の一品料理”と呼ぶにふさわしい出来栄え。
そしてもう一品は、「三枚肉そば」。
沖縄県産の豚を、波照間産黒糖でじっくり煮込んだ三枚肉は、トロリとほどける柔らかさ。濃厚ながらも上品な甘辛さがそば出汁に溶け込み、
ひとくちごとに、静かな感動が広がります。
仕上げには、素朴ながらもしっかりと旨みを感じるジューシー(沖縄風炊き込みご飯)。
出汁のきいたやさしい味わいで、胃も心もすっきりと満たされました。
観光の途中でふらっと立ち寄るも良し、読書と昼食をゆったり楽しむも良し。
茶房うふたは、料理だけでなく「島の風景ごと味わえる」ような、大人の旅にそっと寄り添うお店です。
次回は、食後のコーヒーもぜひゆっくりと楽しみたい。
2025/07/21 更新
石垣島の平日ランチ。
土砂降りの雨に打たれながら、少し年季の入ったレンタカー(石垣島のレンタカーってぼろいの多い??)で辿り着いたのは「茶房 うふた」。
瓦の屋根が印象的な一軒家のそば屋で、雨に濡れた緑が美しく映える。
駐車場が広く、悪天候でも安心して車を停められるのがありがたい。
扉を開けると、店内は木の香りに包まれ、静かで落ち着いた上質な雰囲気。
外の豪雨とは対照的に、ゆったりとした“島時間”が流れ、旅の疲れがふっとほどけていく。
注文したのは「特選八重山そば」と「名物三枚肉そば」。
特選八重山そばは、鰹と豚の旨味が絶妙に調和した出汁が香り高く、麺はほどよいコシとつるりとした喉ごし。
添えられた“うふた焼”は、マーミヤかまぼこと島豆腐を合わせた磯辺焼きで、香ばしくて優しい味わいが、そばの風味をさらに引き立てる。
一方、名物三枚肉そばは、波照間産黒糖でじっくり煮込まれた豚肉がほろほろとほどけ、甘みとコクがスープに溶け込む。
出汁もそばも上質で、ひと口ごとに心がほどけていくような幸福感。
外ではまだ雨が降り続いていたが、店内には穏やかな温もりが満ちていた。
旅の途中、立ち寄った(二度目の来店)この一軒で、忘れられない“雨の島時間”に出会った。