のぼさんが投稿した日本料理 梅林(神奈川/桜木町)の口コミ詳細

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のぼ (男性・東京都)

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日本料理 梅林関内、桜木町、馬車道/日本料理、ふぐ、うなぎ

1

  • 夜の点数:4.7

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2015/04 訪問

  • 夜の点数:4.7

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

【横浜】和の老舗

横浜グルメと言えばまず中華、そして港町として栄えた洋食がイメージされるが、和食もたいしたものである。

四半世紀来の友人同士の集まり。
場所は横浜の梅林(ばいりん)だ。横浜市民に言わせると、そうとうおいしい和食の店らしく、しかも格式ある店構えとのこと。
ワクワクしながらJR桜木町駅から歩いた。

個室に通されたら懐かし面々はすでにお集まりだった。

まずは先付、旬彩酢味噌和え。
ほたるいか 青柳 きびなご うるい 長芋 エリンギ オレンジ酢味噌 防風仕立てだ。

つかみはばっちりで余韻に浸っていると、板前さんが大きな紙のようなものを持ってきた。
「これからお造りをお出ししますが、わさびをこちらで擦ります。サメの皮でなくてエイの皮です」と、4年物のわさびを目の間で擦ってくれた。

サメ皮のわさび用おろしはよく見かけるがエイは初めてだ。しかもこのわさびをそのまま食べてみてほしいとのこと。
箸でつまんで食べてみると、得も言われぬ香りと奥に残る甘み。
おみごとなわさびである。

そして出てきたお造りは、左からあおりイカ、カツオ、明石の鯛、関アジとのこと。

どれもねっとりとまとわりつく新鮮さで、しかもあのわさびがいやでも味を引き立てる。

蒸し物は汲み湯葉桜蒸し。雲丹 湯葉 胡麻麩 百合根 銀杏 桜の花が入っており、さっきのわさびの残りをつけて食べるとなおおいしい。 

焼き物は鰆(さわら)昆布板焼き。鰆 長葱 しめじ 胡麻味噌 はじかみで、昆布の味が隠し味のようにしみ込んでおり、ホロホロと骨から崩れる鰆の身がさらにおいしくなっている。

揚げ物は帆立貝桜揚げ。帆立貝 桜海老 山菜を山椒塩でいただく。

これも隠し味のように桜エビが使われており、ホタテと海老の変わったハーモニーで、山菜は裏庭で取ってきたような新鮮な味わいだ。

飯物はうなぎの朴葉蒸し。

しかし今日はもう一つあって、鯛の笹蒸しも。

笹の香りがとてもよく、諸外国にもタロイモの葉で包んで蒸した料理があるようだが、笹は和食ならではの調理方法だろう。

もち米もねっとりとしてほどよい味付けがされており、おいしかった。

デザートは春の香と称した、和三盆豆腐 抹茶プリン 苺 杏ゼリー ブルーベリー 黒蜜の、おいしくちょっぴり甘い、それでいて上品な甘味と熱いお茶だった。

おいしかったしサービスもよくてごちそうさまでした。

2015/04/25 更新

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