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前菜の盛合わせ
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ローズヒップジュース
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アミューズ
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ポアチャ
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レンズ豆、グリーンピース、ホワイトアスパラガスのスープ
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キョイ・ペニルとトマトのサラダ
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焼き茄子とトマトの冷製サラダ
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本日の魚介料理、金目鯛
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ザクロジュースのジンジャエール割り
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シェフお薦めのラム肉
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ピラウの鶏モモ肉ロール
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デザート
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チャイ
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メニュー
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店内1
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店内2
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実はトルコ大好き(お国柄もお料理も)なんです。
こちらのレビューアーになる以前にこちらのレストランの情報を知り、それ以来ずっと気になり続け、いつか訪れてみたいと思っていてとうとう念願叶いました!
東京メトロ南北線、都営地下鉄大江戸線麻布十番駅1番出口から都民銀行を左に見て直進して徒歩3分程、麻布六堂3階にあります。
レストランに入ると、「お待ちしておりました!」と丁寧な物腰と笑顔でテーブルに案内されました。
カーキ色のカーテンと銅製の茶器等の落ち着いたインテリアが目に入ります。
メニュー選びの際オーナーと思われる女性から説明を受け、せっかくなのでサラダ2品がつき、魚と肉の両方が楽しめるブルガズ アダコース(スルタンの宴、8,800円)にすることにしました。
アミューズ: オレンジ色のレンズ豆を使った冷製サラダのような一品。
レンズ豆の粒の食感がトマトの甘みととても合っていました。
シェフオリジナル 本日のトルキッシュ・ブレッド: 水を使わず牛乳とヨーグルトで作ったポアチャがハーブバターと共に供されました。
サクッとふっくらの両方の食感が楽しめ、塩味が程良く美味しかったです。
ハーブの香り高いあっさりめのバターでした。
前菜の盛り合わせ:
そら豆のペースト
蛸の赤ワイン煮: 柔らかく煮てあり、上にのったハーブとの取り合わせが美味しかったです。
トマトとチーズ: フルーツのようなトマトと濃厚なチーズのバランスがGood。
タマネギ入りトルキッシュ・オムレツ: メフメット2世お気に入りの朝食メニューだったとかで、スペイン・オムレツよりあっさりしていました。
フムス(ひよこ豆のペースト)、ランプフィッシュの卵、アジル・エズメのカナッペ: 3つがそれぞれ薄切りパンにのっています。
トルコレストランに行くと絶対に頼むメゼに似ていて嬉しかったです。
クスル: クスルはクスクスに似た穀類で、カレー風味に似たお味がとてもトルコっぽかったです。
ポテトとケシの実
ラハナ・ドルマス(ライスをキャベツで巻いたもの): ライスは軽いシナモンの風味がしました。
トルコ風ラタトゥイユ
アーティチョークをチキンスープで煮たもの: 旨みがしっかりアーティチョークに入り込んでいました。
とにかく盛り付けが美しい!!
こういう違ったものを少しずつ・・・というお料理が大好きですが、見た目、味、香り、食感・・・がとても楽しい一皿。
それぞれのポーションはとても小さいのに、一つ一つに手間をかけた後がうかがえました。
本日のスープ: レンズ豆、グリーンピース、ホワイトアスパラガスのスープでしたが、とても優しくどこか懐かしさを感じさせる味わい。
すうっとのど越しもとても滑らかでした。
サラダ2品の盛り合わせ:
ザクロ酢とタルフン・ヘイマン・スマックのドレッシングと共に
焼き茄子とトマトの冷製サラダ: フレッシュトマト、焼き茄子、黄ズッキーニ、チーズが2種類、そして一番上には焼いたレモンがのっていました。
レモンに刺してあったのはパスタかな?
他の野菜がすっきりしているだけに、トマトの甘みが引き立ちます。
チーズは円やかで甘~いお菓子のようでした!
レモンもこのようにドライにすると甘味と酸味がたって、お料理を引き締めますね。
キョイ・ペイニル(トルコ産モッツァレラ)とフレッシュトマトのサラダ: キョイ・ペイニルとは村のチーズという意味。
同行した友人曰く、’豆腐のような’チーズとの弁・・・確かに~。
私的には薄切りした高野豆腐のような食感で、薄い塩味のせいでトマトの甘みが引き立ちます。
オリーブオイルとパルミッジャーノに似た粉チーズの風味も又格別。
黒いお皿に盛られ星屑のように綺麗でした。
本日の魚介料理 新鮮な魚介をその日のスタイルで: 運ばれてくると魚の香ばしい香りが鼻をくすぐりました。
コーンミールをまぶし2度焼きした金目鯛は身がほっくり、皮がパリパリ、眼の前に海が広がるような一品でした!
小タマネギ、ジャガイモ、ピーマン、パプリカがサクサクした食感で又楽しい~。
肉料理:
松の実、地中海の干し葡萄、サワーチェリーのピラウ(ピラフ)をマリネしたヒナ鶏モモ肉でロールしたローストナツメグの香り: 甘みと旨みを凝縮したピラウが香ばしく焼かれた鶏肉で巻かれたもの。
ほうれん草のピューレと共にいただきます。
ピラウがトルコ料理らしい深い味わいを出していました。
付け合わせはマッシュルーム、チキンスープで煮たオクラとホワイトアスパラガス、ニンジン、紫キャベツでした。
マッシュルーム、オクラ、ホワイトアスパラガスは食材の味が生かされ、ニンジンは酸味ある味付けで、紫キャベツはほんのり甘味を感じました。
シェフお薦めのラム肉: メニューには載っていなかったシェフお薦めの今日の料理ということだったのであえてこちらを選んでみました。
こちらも運ばれてくるとラム肉の良い匂いが香り立ち、食事も終わりに近づいてきてはいるものの食欲を増進させてくれます。
切ると中身はピンク色。
肉質はしっかり、でも柔らかみのあるラム肉で、噛むとジューシーな肉汁が出てきました。
ラムの嫌な臭いは全く感じられなかったので、苦手な方でもOKだと思います。
こちらには鶏モモ肉と同じ付け合わせ、そしてトマトのピューレと一緒にいただきました。
小さなデザートの盛り合わせ:
アーモンドのムハレビ ミルクの湯葉カイマックを添えて フランボワーズのソースと共に: 取ったときはしっかりと固めなのに口に入るとカイマック(生クリームのようなもの)と共に円やかにとろけ、アーモンドの風味が絶妙です~。
リンゴの焼きプディング: バター風味の温かいデザートで、焼いたリンゴチップがのっていました。
ザクロシロップのフルーツカクテル: イチゴ、リンゴ、ブルーベリーのザクロシロップカクテル。
さっぱりと食事の最後を締めてくれました。
チャイ: 口元に近づけると芳しい香りが~。
甘味と深いまろみを感じるチャイだったので産地をお伺いすると、黒海に近いお茶の産地で有名なリゼのものでした。
濃いめに入れても苦みを増さないのがトルコのチャイ(紅茶)の特徴の一つで私は大好きなのですが、こちらのチャイは絶品でした!
ローズヒップジュース: ネクター状のローズヒップの甘みと酸味がトルコ料理を盛り上げてくれました。
ざくろジュースのドライジンジャエール割り: お店の方のお薦めでジンジャエール割りにしてみました。
さっぱりとドライで大人の味でした~。
トルコ料理は現地でも、東京でもかなりの数のお店に行ったことがあります。
ケバブに代表されるようなスパイスを効かせた肉料理でもなく、トマトやヨーグルトを使った煮込みでもありません。
現地で食した魚介料理が限りなくイタリア料理に似ていたことを思えば、トルコ料理は地中海料理の一つのジャンルでもあります。
こちらで食べたお料理は素材、味、盛り付け・・・すべてが洗練され、トルコ宮廷料理とは言うもののモダンな感覚が多く取り入れられているような気がしました。
(それともその頃既にモダンな趣向であったのかもしれません。)
アミューズからデザート、そして最後のチャイに至るまで、一つの線が緩やかに流れるようなコースでした。
強烈なスパイスや濃い味付けはなく、トルコ料理をかなり食べた人でもこちらのお料理は違って感じるはずです。又、トルコ料理を食べたことの無い方にとってもすんなり受け入れられるお料理だと思います。
オーナーと思われる女性、スタッフ、皆とても丁寧に食材・お料理の説明をしていただきました。
ポアチャやチャイのお代わりも絶妙なタイミングでされていました。
トイレに向かう壁際にはスルタンが着た衣装のミニチュアの額縁が掛けられ、店内いっぱいに素敵なインテリアが施されていました。
清潔なトイレにはトルコのコロンヤも置いてあり、トルコ好きとしては嬉しくなりました。
来店は土曜日夜7時でしたが既にテーブルは満席でした。
レストランを出た10時過ぎには席が空いていましたが、予約はして行った方が良いと思います。
自腹ではなかなか頻繁には伺えないお店ではありますが、非常に満足いく内容でした。