AI94さんが投稿した巽蕎麦 志ま平(東京/牛込神楽坂)の口コミ詳細

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巽蕎麦 志ま平牛込神楽坂、神楽坂、市ケ谷/そば、日本料理

1

  • 夜の点数:4.3

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2013/04 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

蕎麦に拘りを持ったご主人の創り出す世界でいただくおまかせコース

以前からいつか伺いたいと気になっているお店でしたが、今回いつもお世話になっているマイレビュアー様から又とないお誘いを受け伺って参りました。

都営大江戸線 牛込神楽坂駅A1出口を出て大久保通りを牛込柳町方向へ直進、牛込北町の交差点を左折、その道を直進し三つ目の角を曲がったところにお店があります。

伺ったのは週末18時。
格子がはまった味わいある木戸の外観は風情たっぷり。
“支度中”の札がかかっているのは、そう、幹事様が私達のために貸切にしてくださったからでした。

履物を脱いで上がった店内は、古民具が置かれ、すべて木造りで重厚な中に温かみが感じられます。
右手には綺麗に整えられた掘りごたつ式のまっすぐなカウンターがあり、左手に置かれた一卓のテーブルは内装の一つとなって、ゆったりとした空間を創り出していました。
カウンターに総勢8名が座り、ご主人のお任せコース(6,000円)をいただきました。

蕎麦茶: 香ばしい蕎麦の香りは、蕎麦屋に来たことを知らせてくれ、高揚感をもたらします。
いずれのお料理とも合う蕎麦茶の風味。
小さめな茶碗のため、ご主人に何度もお代わりをお願いしてしまい申し訳なかったです。

前菜4品(上から時計回りに):
蕨の煮物: ほのかに甘く煮付けられた蕨に鰹節を和えながらいただきます。
味噌豆: 味噌にする豆とのご説明のとおり、柔らかく煮てある豆は納豆のような風味。
芳しい葱と青海苔がかけられていました。
蕗味噌: ほろほろとほぐれる蕗のほろ苦さは大人の風味。
葉山葵: ピリリと辛い葉山葵は清涼感たっぷりで、蕨と共にシャキシャキの歯応えが楽しめました。

味わい深い前菜に、これからいただくお料理への期待が高まります。

蕎麦の実のスープ: 煎った蕎麦の実がのっているクリーム色のスープ。
一口いただくと、自然な甘味とクリーミィーな味わいが広がります。
野菜から出たような・・・自然な甘味。
食べ進むと、下から茹でた蕎麦の実がプツプツと出てきて、上の香ばしい煎った蕎麦との食感・風味の違いが楽しめます。
さらりとしていますが、コクがあり、スープ好きとしては格別の味わいでした。

蕎麦寿司: 薄焼き玉子、海老、胡瓜が中にしっかりと巻かれた蕎麦寿司。
繊細な蕎麦の香りに素材のお味。
蕎麦のコシはさすがに残っていませんが、張りのある香ばしい海苔の香りが際立っていました。

肴15品(上から時計回りに、中心部へ):
: 食感良い筍は、木の芽がのって春の装いを醸し出します。
玉子焼き: しめじが入って旨味を増した玉子焼きは、甘めで自然に心和みます。
鰆の山椒煮: 鰆に山椒を合わせる斬新さが心憎いです。
近江の赤こんにゃく: 弁柄で赤く染められたこんにゃくは硬め。
「派手好きな織田信長がこんにゃくを赤く染めさせた」との云われもあるそう。
蓮根: ピリ辛味に仕上げてありました。
鰯の胡麻漬け: 酢でよく〆てあり、胡麻の風味が香ばしかったです。
そら豆: 豆本来の甘味を生かした薄味仕上げ。
ほおずき: 綺麗な黄色で、フルーツのような香りと甘さが鮮烈。
金時芋: 上品に甘く煮含められ、上にのった梅肉の酸味で甘さがより際立っていました。
牛蒡の煮物: しっかりとした歯応えの牛蒡に鰹節粉をまぶし、旨味が強調されていました。
鯨ベーコン: 綺麗に結ばれた鯨ベーコンは、意外とあっさり味。
蒲鉾: 中に山葵の醤油漬けが挟んであるという凝った作りになっていました。
ながらみ貝: 貝の旨味と食感が生かされていました。
蛍烏賊: 甘めの味付けですが、身がとろりと濃厚。
穴子: 甘くほっくりと煮含められていました。

少量ずついろいろ楽しめるのでこういうお品は大好きですが、どれからいただこうか迷ってしまう悩みも。(笑)
蕎麦汁をベースに味に変化をつけているものがほとんどだそうですが、一つ一つ丁寧に作り上げられた品々はそれぞれ違った味わい、食感を生み出していて見事でした。

そばがき: 手でちぎったそばがきの上には鬼おろし、さらに刻み葱と青海苔がかかっていました。
かえし、出汁共に上品な汁が下にはられています。
もっちりとしたそばがきは蕎麦の香りと甘味に溢れ、鬼おろしの辛味のお陰で蕎麦の甘味がより前面に出てくるようです。
「鬼おろしにすると水分が出にくいんですよ」とはご主人の弁。
葱と青海苔の香りも加わり、涼やかな味わいのそばがきでした。

途中後ろを振り返ると、蕎麦猪口が綺麗に飾ってあることに気づきました。
中には江戸時代のものもあるそうで、ここからもご主人の蕎麦への拘りが感じられます。

蕎麦のクレープ: 胡瓜、人参、茗荷の千切り、カイワレ大根が、ふんわりやわらかい蕎麦クレープに巻かれていました。
野菜の食感良く、甘めの八丁味噌がクレープと野菜を円やかにまとめ上げています。
茗荷の風味が効いていて爽やかな一品でした。

二色蕎麦: 〆のお蕎麦はせいろ深山
程好いコシと喉越しのせいろは上品に見えますが、香り、甘味共に十分。
せいろよりやや太めで、もっちりした食感の深山のさらに甘いこと!!
噛み締めるたびに、蕎麦の香りと甘味が出てきます。
二ハだそうですが、蕎麦自体の香りと甘味は秀逸でした。

美味しいお蕎麦だと蕎麦だけでかなりいただいてしまうことも多い私ですが、すっきりとした汁につけると、蕎麦の風味に広がりと奥行きが生まれます。
バランスの良い蕎麦汁の成せる業。

薬味は香り良い刻み葱と辛めの山葵。

そして最後は、釜から汲み上げたさらりとした蕎麦湯を心行くまでいただきました。


前菜も、蕎麦も、ゆったりとした時間の流れの中で供されました。
古民家風の雰囲気も手伝ってか、居心地良い心和む時間が訪れます。

蕎麦に熱情を傾け、蕎麦に徹し、蕎麦に拘りを持ったご主人の創り出す世界でいただくおまかせコースを堪能させていただいた一夜でした。
幹事様の事前のお手配があったからこそですが、ご主人の気合が感じらるお料理をいただかせていただきました。

ご主人からは、蕎麦に纏わるお話や今までのこぼれ話等が聞け、気さくにお話をさせていただきました。
皆様とのお話も盛り上がり、数時間があっという間に過ぎていました。

お手配いただきました幹事様、ご一緒させていただきました皆様、本当にありがとうございました!

  • 前菜4品

  • 前菜4品;蕗味噌と味噌豆

  • 前菜4品;葉山葵と蕨の煮物

  • 蕎麦茶

  • 蕎麦の実のスープ

  • 蕎麦の実のスープ;アップ

  • 蕎麦寿司

  • 蕎麦寿司;アップ

  • 肴15品

  • 肴15品;アップ

  • 肴15品;アップ

  • 肴15品;アップ

  • そばがき

  • そばがき;アップ

  • 蕎麦のクレープ

  • 蕎麦のクレープ

  • 汁と薬味

  • せいろと深山

  • せいろ

  • 深山

  • 蕎麦湯

  • 外観

  • 江戸時代の蕎麦猪口もあるらしい・・・。

  • ご主人の後姿に粋を感じます

2013/05/24 更新

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