AI94さんが投稿した宇豆基野 本店(東京/北千住)の口コミ詳細

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宇豆基野 本店北千住、牛田、京成関屋/豆腐料理、日本料理

1

  • 昼の点数:4.3

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 3.8
1回目

2013/10 訪問

  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク3.8
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

豆富・湯波専門店でいただく、季節感たっぷりな贅沢昼食

豆富・湯波大好きなので、こちらのお店はずっと気になっていました。
(通常は豆腐・湯葉なのですが、こちらのお店の呼び名にならって豆富・湯波とさせていただきます。)
そんなところへお世話になっているマイレビュアー様から願ってもないお誘いをいただき、先日伺ってきました。

北千住駅東口を出て、そのまま少し歩き一本目の道を右折すると東京電機大のキャンパスが左手に見えてきます。
道なりに歩いて行くと、左側に趣のある日本家屋が見えてきます。
引き戸を開けて中に入ると、大きな湯波槽が右手に、その少し奥に各種豆富・湯波製品がきれいに並んだショーケースが目に入ります。

テーブル席は左手にあって、既に綺麗にセッティングされていました。
週末12時からの予約、その前にお店からの説明があるので10分前に集合とのことで早めに伺ったら、私が一番乗りでした。(笑)

その後時間に合わせてかなり大勢の団体様がぞろぞろといらっしゃって、店内は満席(ものの見事に女性ばかりです)。

早めに着いていたこともあり、おから茶を運んできてくださいました。
(おそらくおからを煎ったものでしょうか?)茶色で香ばしい香りのする、なめらかな飲み口のお茶でした。

こちらのお店は、日本各地の大豆を厳選した結果、近江八幡の‘水くぐり’という品種を独占して使っているとのご説明がまずありました。

食前 豆乳とラ・フランスのふれっしゅじゅーす: 氷をいっぱい入れた大きな器の中央に竹筒に入って供されました。

ラ・フランスらしいザラザラとしたとろみがありますが、香りは抑え目。
豆乳の風味も柔らかで、ひんやり冷えて飲み頃なのが嬉しいです。

先附 ゆば三種: 湯波槽からあらかじめ取ったものを竹を半分に割った器で供され、左から平湯波、真ん中が刺身湯波、右が汲み上げ湯波。
手前に置かれたモンゴル岩塩とレモン、醤油あん、オリーブオイルをお好みでつけていただきます。

平湯波はしっかりとした弾力と歯応えがあり、まとわりついてきた豆乳と共に滑らかな質感を味わいます。
平湯波よりたんぱく質が多いという説明を受けた刺身湯波は、もっちりとした食感と甘味が特徴。
汲み上げ湯波は豆乳が固まってきたとろとろの食感を余すことなく味わえ、甘味に関してはこちらが一番強いです。

湯波の風味と甘さを引き立てるモンゴル岩塩、それに爽やかなレモン、みたらし団子のたれから甘さを取り除いたようなプルンとした醤油あん、醤油を垂らした風味の軽いオリーブオイルといずれも秀逸。
湯波の風味を殺さずお味の変化を味わえて楽しかったですが、個人的には湯波をそのままいただくのが一番美味しいと感じました。
最後に残った豆乳も、とろりと甘くて優しくて、美味だったのは言うまでもありません。

マイレビュアー様が事前に用意してしくださったお酒をいただきながら味わうことにしました。
クセの少ないすっきりとしたお味。

椀 松茸土瓶蒸し 焼穴子 石川小芋: 一人前用の土瓶の上にスダチが置かれていました。

茶碗に注ぎ入れた汁は非常に上品なお出汁。
杯を重ねるごとに、焼いた穴子の香ばしい風味、芳醇な松茸と三つ葉の香りを含んでコクが増してきます。
スダチを絞っていただくと、爽やかさが加わって何とも言えない至福の味わい。
とろりと煮てある石川小芋に歯応え良い松茸、焼いて脂を落としてあるので、苦手な穴子も美味しくいただけました。

サラダ きのこのサラダ しめじ エリンギ 舞茸 サラダレタス 柿 マッシュルームドレッシング
長細い皿の上にレタス、ベビーリーフ、わさび菜がたっぷりと、キノコと柿が添えられ、彩が非常に綺麗です。

新鮮な葉野菜にキノコの食感、コクのあるクリームマッシュルームドレッシングが相性良く、コリッと硬めの柿を箸休め的にいただいて・・・。
秋の味覚を豊富にいただけたサラダでした。

すくい湯波: 湯波槽で準備が整った湯波を説明に従って各自ですくうと、岩塩を上からけずりかけてくださるので、それをいただきます(お代わり自由)。

人数が多かったので、2順目でいただきましたが、早すぎるとあまり固まっておらず、とろとろの状態。
次に行ったときは見事に膜をはった状態だったので綺麗な湯波がすくえました。
適度な歯応え、とろりと滑らかな舌触り、今までで一番の甘さで、豆乳のコクをそのままいただく感じがしました。
(後でお伺いすると、糖度は14とのことで、トマトや果物並みの高さだそうです。)

豆富 よせたて豆富: 大鍋で煮ている豆乳ににがりを入れ、見る間に固まっていくパフォーマンスが見られます。

器に盛られたたっぷりのお豆富にはすっきりとした醤油がはられ、豆富の円やかさ、甘味、コク・・・極上のお味がいただけました。
熱すぎず、ぬるすぎず、の絶妙な温度加減が心地良かったです。

焼物 鰆の柚庵焼 栗 銀杏 紅葉麩: 朴葉の上には黄色く色づいた銀杏と青い松葉。
よけると中から鰆、栗、銀杏、胡麻の生麩と紅葉麩が現れ、稲穂が添えられていました。

柚子の風味を付けた鰆、ころんと甘い栗と銀杏、胡麻が香ばしくしっかりとした食感の生麩に揚げた紅葉麩と、見て、そしていただいて、秋の味覚を楽しみました。

煮物 かぶの白煮 菊花あんかけ かぶ菜 蟹身: 菊花の黄色、かぶ菜の緑、蟹身の赤が白いかぶに見事に映えます。

箸を入れた瞬間からかぶの柔らかさが伝わって来ました。
周囲のあんはわりと固めでかぶにしっかりと絡みます。
菊花の良い香りとかぶ菜のしゃりしゃりとした食感、蟹身の甘さと共にいただくと、上品なお出汁との相乗効果でお味に膨らみが感じられました。

食事 秋刀魚釜めし 赤出汁 香の物: 大きな土鍋で炊かれたご飯の上に焼いた秋刀魚がのって登場したときは正に圧巻!
湯気と共に秋刀魚と生姜の良い香りが立ち上がりました。
丁寧に骨を取り、葱と共に混ぜてめいめいに配膳されました。
(秋刀魚の身の量が多いのは今回お誘いいただいたマイレビュアー様のもの。運が良ければこんなことも。(笑))

秋刀魚の魚臭さはなく、ご飯全体に綺麗に脂がまわって旨味たっぷり。
焼いた秋刀魚の香ばしさ、ワタのわずかなほろ苦さも感じられます。
ふっくらと炊けた醤油出汁のご飯に生姜の香りと葱の爽やかさが加わり、極上の秋刀魚釜めしとなりました。

なめこと三つ葉が入った赤出汁も非常に上品。
生海苔かしら・・・?と思うほど柔らかい昆布の佃煮も美味で、箸休めとして最適。

小菓子 麩万頭 杏仁豆富 わらびもち: カップに入った杏仁豆富と笹の葉にくるまれた麩万頭が先に配膳。
火にかけたわらびもちが固まっていくところ、それをきなこの上にのせ、一つ一つ丸めて出来上がるところが見られました。

杏仁豆富は、ほのかな杏仁の香りの豆乳ベースの優しいもの。
しっかりもっちりの麩万頭は笹の香り良く、上品な漉し餡が中に入っていました。
柔らかくぷるんとしたわらびもちは、優しい甘さで、わずかにニッキが効いたきなことも好相性でした。

食後 珈琲: お食事の余韻を壊さない、香り良く、いただきやすいコーヒーでした。


湯波と豆富を中心にした、季節感いっぱいの非常に上品なお料理がいただけました。
お店の看板メニューである豆富、湯波は非常に上品でありながら、コクがあり芳醇。
とりわけすくい湯波の甘さと味の深さは見事。
湯波と豆富のお味は当然のことながら、他のお料理も本格的。
伺った季節がちょうど良かったのもあり、山海の秋の味覚を堪能することができました。

湯波を自らすくっていただけたのはとても面白い趣向でした。
豆富、湯波の製造過程、秋刀魚釜めしやわらびもちを作るパフォーマンスが見られたのも非常に興味深く、楽しかったです。
(我々の席が前の方で近かったのも好都合でした。)

他の方のレビューを読んで知ってはいましたが、かなりのボリュームで完食は無理でした。
すくい湯波と秋刀魚釜めしはお代わり自由なので、かなりいただける男性の方でも十分な量。
これだけいただいてこの内容でわずか2,600円とは驚愕のコスパの高さです!

とても丁寧で顧客側に立った接客も好印象でした。

土・日・祝日しか営業しておらず、一日9時と12時の二交替制という限られた席ということで、これから益々予約が取りづらくなりそうです。

*******************

早めにお店に着いて気になっていた店頭の商品も購入して帰りました。

ズワイガニとゆばの土佐酢ジュレ(480円): ズワイガニの甲羅の中に、湯波とほぐした蟹身がたっぷりとのり、土佐酢のジュレがかかっていました。
中にはキュウリとグレープフルーツが入っていて、爽やかさを演出。
分厚めのふっくらとした湯波に蟹身が円やかな土佐酢味で美味しかったです。

ゆばとほうれん草のお浸し(100g 380円): 歯応え良いほうれん草に菊花の香り、しっかりとした湯波がふんだんに使われていて、上品で贅沢なお浸しでした。

*******************

豆富・湯波好きには絶対にお薦めしたいお店。
機会があったら、又是非とも訪れてみたいお店です。


予約が取りづらいお店のお手配をしていただいた幹事様、いつものように楽しい時間を共有してくださったマイレビュアー様、本当にありがとうございました!

  • 食前 豆乳とラ・フランスのふれっしゅじゅーす

  • 食前 豆乳とラ・フランスのふれっしゅじゅーす;アップ

  • 手書きの献立

  • おから茶

  • 先附 ゆば三種

  • 先附 ゆば三種;湯波用の付けダレも三種

  • 先附 ゆば三種;持ち上げて

  • お酒

  • 椀 松茸土瓶蒸し 焼穴子 石川小芋

  • 椀 松茸土瓶蒸し 焼穴子 石川小芋;アップ

  • サラダ きのこのサラダ しめじ エリンギ 舞茸 サラダレタス 柿 マッシュルームドレッシング

  • サラダ きのこのサラダ しめじ エリンギ 舞茸 サラダレタス 柿 マッシュルームドレッシング;アップ

  • 豆富 よせたて豆富;にがりを入れると・・・

  • 豆富 よせたて豆富;固まって豆富になります

  • 豆富 よせたて豆富

  • 豆富 よせたて豆富;アップ

  • すくい湯波

  • すくい湯波

  • すくい湯波

  • 焼物 鰆の柚庵焼 栗 銀杏 紅葉麩

  • 焼物 鰆の柚庵焼 栗 銀杏 紅葉麩;朴葉を取ると

  • 煮物 かぶの白煮 菊花あんかけ かぶ菜 蟹身

  • 煮物 かぶの白煮 菊花あんかけ かぶ菜 蟹身;アップ

  • 食事 秋刀魚釜めし 赤出汁 香の物

  • 食事 秋刀魚釜めし 赤出汁 香の物;綺麗に骨を取り

  • 食事 秋刀魚釜めし 赤出汁 香の物;青葱をのせて

  • 夕食;食事 秋刀魚釜めし 赤出汁 香の物

  • 夕食;食事 秋刀魚釜めし 赤出汁 香の物;アップ(マイレビュアー様のもの)

  • 香の物;海苔佃煮

  • 小菓子 麩万頭 杏仁豆富 わらびもち

  • 小菓子 杏仁豆麩・麩万頭

  • 小菓子 麩万頭;断面

  • 小菓子 わらびもち;火にかけたものが・・・

  • 小菓子 わらびもち;固まり

  • 小菓子 わらびもち;一つ一つ作り上げられていきます

  • 小菓子 わらびもち

  • 食後 珈琲

  • ズワイガニとゆばの土佐酢ジュレ

  • ゆばとほうれん草のお浸し

  • ゆばとほうれん草のお浸しとズワイガニとゆばの土佐酢ジュレ;取り分けて

  • 外観

  • 外観

  • 湯波槽にはられた豆乳

  • きちんとテーブルセッティングが成されていました

  • 豆富・湯波製品

  • 豆富・湯波製品

2013/11/04 更新

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