AI94さんが投稿した東京 芝 とうふ屋うかい(東京/赤羽橋)の口コミ詳細

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東京 芝 とうふ屋うかい赤羽橋、芝公園、神谷町/日本料理、豆腐料理

1

  • 昼の点数:4.0

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2014/11 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

食材を丁寧に調理した和食の数々を、美しい庭園と共に

以前から伺ってみたかったお店に先日いつもお世話になっているマイレビュアー様と訪れました。

都営地下鉄大江戸線 赤羽橋駅出口を出て、五差路を東京タワー方向に歩いて行くと、右手にお店のサインがあります。
さらに沿って歩いていくと、白くて長い提灯が掛かった純日本式な入口に到着。
週末開店時の11時少し前に到着しましたが、車で乗り付けるお客様も多く、晴天と東京タワーを背後にした美しい景観も手伝ってか写真撮影する方が非常に多く混雑していました。

フロントで名前を告げると、案内係の女性が、季節ごとに替えるという内装品や展示物、東京の古地図、150年前の酒造りの樽等説明しながら部屋へ案内してくださいました。
途中通り抜けた、レトロな雰囲気を漂わせる漆塗りの回廊はとても素敵で印象に残りました。
予約したのは4名の広々とした個室で、大きく取られた窓から秋色に色づき始めた庭園が見られるようになっています。

まずはビールで乾杯の後、予約しておいた松(6,970円、税込、サービス料別)をいただきました。

緑茶: お料理のお味を損なわないちょうど良い淹れ加減。
あらかじめ淹れたお茶を急須に入れてあり、茶葉の苦味が出ない点もありがたかったです。

芋の子餅とうずらつみれ: 芋と餅を混ぜて楕円形に成型した芋の子餅は、ねっとりとしたねばりにもっちりとした食感。
うずらつみれは、骨ごと叩いてあり食感が楽しく、旨味もたっぷり。
歯応え良いしんとり菜と一緒にとろみのついた上品なだし汁を絡めながらいただくと、時折ふっと香る柚子に和食の美を感じます。

あげ田楽: 甘めの田楽味噌が塗られたあげ田楽には、好みで刻み葱を添えていただきます。
香ばしいあげ田楽に清涼感ある葱が合いますね。
しっかりした出汁が感じられる硬めの出汁巻き玉子には紅葉おろしを添えて。

あげ田楽は、庭の放れにある田楽処で一枚一枚備長炭で焼き上げられ、出来立てを運んできてくださるそうです。
見かけは‘油揚げ’ですが(笑)、そう思っていただくせいか、非常に上品な仕上がりに感じました。

本日の港より: 大間産鮪とかんぱちのお刺身に、弧を描いたような紅芯大根が一片添えられていました。

厚めに切られたお刺身は、しっかりとした食感で程好く脂がのっています。
爽やかに辛さが立った山葵を添えていただくと、魚の旨味が引き立ちました。

蟹飛竜頭: 大きめな飛竜頭に、菊花を散らしたあんがかかり、上にはおろし生姜がのっていました。

中を割ると、ぽってりとした蟹肉がたっぷり入っていて、蟹の甘味が豆腐の甘味に寄り添うよう。優しい出汁のあんと共にいただくと、思わず笑顔になるような一品。

3品まとめて配膳されました。
蕪いくら: 蕪のなますにいくらを添えたものですが、色合いがとても綺麗です。
程好くしんなりした蕪は酢が立っておらず、絶妙な味わいでした(このなますのレシピいただきたいと思ったほど)。
帆立すし: 炙って梅肉がのった帆立はぷるんとした食感で酢飯に合います。
いちょう型に切ったさつまいもの甘露煮と銀杏が添えられていました。
きのこ青菜浸し: しめじ、小松菜、油揚げを薄味の出汁で浸してあり、素材本来のお味を楽しみます。
香り良い七味唐辛子がお味を引き締めていました。

名物 豆水とうふ: 昆布出汁仕立ての翁とうふも選べたのですが、豆乳仕立ての豆水とうふにしました。
豆乳にはお味がついているのでまずそのままで、好みで松葉昆布と出汁醤油と共にお召し上がりくださいとのこと。

滑らかな絹ごしとうふにとろみのある豆乳が浮かんでいます。
豆乳は既に出汁に塩気をつけてあるので、そのままで十分美味しいです。
ただ、豆乳に味がついているせいで、とうふ本来の甘味はよく味わわないと入ってこないような。。。とうふと豆乳の甘味がややかき消されてしまっているように感じました。
松葉昆布と出汁醤油も使ってみましたが、お味に変化をもたらしますが、私はそのままが一番シンプルで美味しいと思いました。

さわら柴焼: さわらの上に‘柴’を表現した牛蒡、人参、三つ葉がのった焼き物で、彩りよく仕上げてありました。

さわらはふっくらと焼かれ、旨味たっぷり。
牛蒡の旨味と三つ葉の香り、さわらそのもののと、相乗効果の美味しさが味わえました。

芋ご飯: 揚げたさつまいもと油揚げ、黒胡麻がのったおこわ。
塩気をつけてぱらりと絶妙な炊き上がり。
味噌汁: いりこ出汁の上品ななめこ汁。
赤出汁にしていない分、いりこ出汁にしてあったのかも・・・と想像をめぐらしてみたり。
香の物: 薄切りにした大根に、人参、昆布と菊花を入れた浅漬け。
歯応え良い大根に昆布の旨味が移り、唐辛子が効いて美味しいです。
さりげないけれど、存在感のある香の物でした。
(お店で作っているとのことで、帰りにみやげ処で売っているのを見かけました。)

おしるこ: 中央に粟麩、白胡麻がたっぷりかかっていました。
とろりとしたおしるこは、擂った白胡麻で香ばしさとコクが増しています。
もっちりしつつ、粟の粒粒と軽さのある粟麩でバランスをとっているような。
塩気で甘味がぐっと底上げされたおしるこでした。

ほうじ茶: 洒落た金属製の急須で供されました。
ほうじ茶の煎った香りを楽しみつつ、食事の余韻に浸りました。

いただいたお酒は、すっきりとした飲み口の名物 竹酒と、やや酸味を含んだ燗酒の刈穂 銀風
前者は青竹、後者は鮮やかな酒器で供され、これらを楽しむこともできました。


厳選した食材を丁寧に調理した和食の数々を、秋の庭園と共に楽しむことができました。
素材本来の旨味を活かした薄味、もしくは下味で統一され、ゆったりとした流れを感じました。
華美とは正反対な潔ささえ感じる盛り付けも、個人的に好印象です。

豆水とうふは、同じく豆乳仕立ての湯豆腐を昨年奈良でいただいていたせいもあり、やや私の好みとは違っていましたが、こちらのお店の看板料理として画一された感があります。

少量ずつゆっくりいただくので、男性でも概ね満足できるコースだったと思います。

季節感ある店内の内装を見た後に通される落ち着きある個室の空間、綺麗に手入れされた庭園を眺めながらいただく食事だけでもこのお店に伺う価値はあるかと思います。
私達が伺った日は運良く雲一つ無い晴天に恵まれ、色づき始めた木々を見ることができました。
又、個室は掘りごたつ式でゆったりと脚が伸ばせ、足元がポカポカと温かかったのは女性には非常にありがたいサービスだと思いました。

時折隣室から話し声が漏れ聞こえることもありましたが、それほど気になるほどではありませんでした。
お昼は2時間制ですが、時間が過ぎていても急かされることもなく、最後まで時間を楽しむことができました。

余談ですが、トイレも清潔で快適、非常に落ち着く空間でした。

電話予約時、実際にお店を訪問してからの部屋への案内、料理の配膳、フロントでの会計時に至るまで、接したスタッフはかなりの数になりますが、皆丁寧でよどみなく、顧客をもてなす姿勢に溢れていました。
こちらからの質問に対しても、マニュアル通りの返答ではなく、展示品や料理の素材に関してもきちんと説明できるところは見事という他ありません。

帰り間際、せっかくなのでみやげ処で以下のお品も購入してきました。

季節のがんも さつまいも(310円): 大振りで、下味がしてあるのでそのままいただけます。
しっかりした豆腐にホクホクとした甘いさつまいもの食感が楽しかったです。
時季によって変わるそうで、他に銀杏がありました。

京がんも 海老(110円): 中央にプリッとした海老が入っていました。
こちらは下味がないので、豆腐の旨味をより感じることができました。
もう一種類、百合根もありました。

さつま揚げ(110円): 豆腐を使ってあるそうで、やや柔らかめな食感。
魚の甘味がじっくりと味わえました。


時間の関係上伺いませんでしたが、入口近くには利用客専用のラウンジ 吉祥庵があり、和洋折衷の内装を楽しみつつ優雅な時間を過ごせるようです。
今回は昼間の利用でしたが、夜は灯りがぼんやりともり、ライトアップされた庭園を想像しただけで格別な雰囲気を味わえるであろうことは間違いありません。
大事なお客様をもてなす接待の場、冠婚葬祭、デート、カジュアルな会食まで幅広く利用できるお店です。
とりわけ外国客に日本文化の一端を紹介するには格好な場所だと思いました。

秋の有意義な時間を共有させていただいたマイレビュアーの皆様には、心から感謝申し上げます。

  • 芋の子餅とうずらつみれ

  • 芋の子餅とうずらつみれ;アップ

  • 緑茶

  • あげ田楽

  • あげ田楽;アップ

  • 出汁巻き玉子;アップ

  • 刻み葱

  • 名物 竹酒

  • 本日の港より

  • 本日の港より;鮪とかんぱち;アップ

  • 蟹飛竜頭

  • 蟹飛竜頭;アップ

  • (時計逆回りに)蕪いくら、帆立すし、きのこ青菜浸し

  • 蕪いくら;アップ

  • 帆立すし;アップ

  • きのこ青菜浸し;アップ

  • 名物 豆水とうふ

  • 松葉昆布と出汁醤油

  • 名物 豆水とうふ;取り分けて

  • 名物 豆水とうふ;アップ

  • 刈穂 銀風を燗酒で

  • さわら柴焼

  • さわら柴焼;アップ

  • (時計逆回りに)芋ご飯、味噌汁、香の物

  • 芋ご飯;アップ

  • 香の物;アップ

  • ほうじ茶

  • おしるこ

  • おしるこ;アップ

  • (時計逆回りに)季節のがんも さつまいも、さつま揚げ、京がんも 海老

  • 季節のがんも さつまいも;断面

  • 京がんも 海老;断面

  • 東京タワーのほぼ真下に位置します

  • 外観;入口

  • 外観;看板

  • 入口の門をくぐりぬけると・・・

  • 和の落ち着く雰囲気があちこちに

  • 美しい庭園

  • こちらが実際の店舗入口

  • 150年前の酒造りの樽等の展示

  • レトロな雰囲気を漂わせる漆塗りの回廊

  • 部屋から見る庭園の景観

  • 部屋床の間の生花

  • 会席の設え

  • 献立(松)

2014/11/30 更新

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