行列のできるさんが投稿した季より(茨城/牛久)の口コミ詳細

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香港百景。

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行列のできる (70代以上・千葉県) 認証済

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季より牛久/そば、日本料理

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.0
  • 昼の点数:5.0

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2015/08 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人
  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

遊び心と繊細さ、緻密な計算と入念な手仕事。既にして名店に通じる道を歩む石臼手挽き蕎麦の季より。

(2015年8月 再訪)

お店のHPに夏の玄蕎麦の写真がアップされました。もう早生の収穫なんですね。季よりもずいぶんごぶさただと思って過去のレビューを見ると、なんと1年半も訪問してませんでした。予約をして行ってまいりました。

毎回、行くたびに驚かせることがありますが今回もまたびっくりでした。有馬店主の進化、そば前もそばもジブンの中にある過去の季よりをはるかに超えてきてると感じました。間があいたからこそその違いがはっきりと分かったのかもしれません。もともと勉強家ですからひとところに立ち止る人ではありませんが、着実に幅が増えてますね。

昼のコースの1品毎にも工夫が見られます。ここでは、飛び切りの素材の調達と素材の組み合わせが目を惹きます。一番気に入ったのは紅天使のスープ仕立てでしょうか。食材は師である阿部翁の紹介によるものですとおっしゃってましたが、このブランド芋のよさが存分に出ていたと思います。

竹富島産天然もずく、山芋葛、いちぢく、おくら、米茄子、アスパラなど和食のセンスが光る調理で楽しませていただきました。確実に前進してると感じながら食べ進めます。定番の鍋焼き玉子焼きや自家製豆腐もちょっと変わったような。

ウーロン茶葉で燻製にするとか、たまり醤油と藻塩出汁の対比を楽しませてくれるとか。充実の昼のコースでした。

蕎麦のハイレベルは期待を裏切りません。確実に来ます。陶酔が来ます。未食の方は今すぐ予約すべし。蕎麦の概念が変わると思います。この日はもう一つサプライズが。

こんなお蕎麦たべたことない、と言わしめたのが、水越しそば。突然仁行を閉めた石井さんから伝授を受けたそうですが、この細打ちでありながらこの食感はなんなんでしょう。石井さんは閉めるのも突然でしたが、すぐまた新富町で店を始めましたので、早速行かねばならないです。

この先どんな風に進んでいくのか。店主の動向に注目です。

(2014年3月 再訪)

気にしながらも1年振りとなった季より。

その長かったインターバルを悔しがらせた季よりの大幅な進化に、すっかり驚かされました。

この日の食事を総括してみると、

①蕎麦がまた一段と旨味と風味がシャープな逸品に変貌していた。

もともと凄みのある旨い蕎麦でしたが、1年ぶりに食べてみると過去のものよりも更に上を行く蕎麦になってました。ジブンの中では世の中にこれ以上の蕎麦があるのか、と思うくらいです。ここの方が多分上だよ、と言われる方があったら是非紹介していただきたいくらいです。

②ご好意で、試作品のかけそばをいただきました。
このかけそばがまたいかにも季よりらしい、蕎麦もつゆも両方の良さを最大限生かそうとする試み。今まで食べたことが無いような旨いかけでした。

お訊きすると、構想からかなりの時間を費やして研究を積み重ねてきた様子。HPではまだリリースの情報を見ませんが、早晩皆様のお口に入るかと。パーフェクト主義?の店主のことですから最後の詰めを行っているかも分かりませんが、ジブンの感想はもうすでに完成していると思いました。

次回からは、もりかかけか。両方いただくしか選択の余地はないでしょう。情報を早く上げすぎたフライングだったら、申し訳ないです。

③お昼のコース料理
これも更に進化してました。調理法の多様化、食材の厳選を研ぎ澄まし、この一見小さな世界にぎゅっと旨いものを食べた時の悦楽を凝縮したような。限定品ですので、予約の時に合わせてオーダーすることをお勧めします。

お蕎麦、いいですねえ。ごちそうになりました。

季よりの原点とも言うべき柏竹やぶさんに行く時期が到来したかな。そんなことも考えながら、暇を告げました。


(2013年2月 再訪)

季よりさんのディナーを食べてみたい。

所謂蕎麦会席と世間で呼ばれている蕎麦のコース料理を、どうしても季よりさんで食べたくて。ただ、一人では長時間のコースはどうも退屈なので一緒に行ってくれる方がいれば最高!そんな中、ありがたい、死んでも残留さんと誘い合って行って参りました。おまかせのコース。少し早めに予約して、店主さんが準備する時間を確保します。そして、この日、残留さんと牛久駅で落ち合って、いざいざ。

お店に到着。どうもどうも。ようやくこの日がやってまいりました。ご挨拶後、会場の部屋に通されて準備万端。ビールで乾杯して、いよいよコースのスタートです。

*そばがき
 見た目からしてすごい迫力。使っている蕎麦は皮を剥いてその後ほとんど挽いてませんね。手挽きの大粗挽き。ステキデザインのそばがきに使った蕎麦は栃木県馬頭の在来種。まだ熱々のそばがきをいただきます。すっごい強烈な蕎麦の風味。言ってみれば、挽いたばかりで、掻きたて。食べる蕎麦では最高の食べ方でしょうね。いきなりのトップギヤです。

蕎麦の実をそのままいただきました、と言った感じです。竹やぶさんでは、コースの最初にそばがきを持ってくると後でお話を聞きました。ひとつの見識だと思います。

*豆腐あれこれ
 豆腐よう、は沖縄の豆腐料理。ねっとりとして発酵食品独特のコクがあってうまい。おからを豆乳で炊いたもの。そして自家製って全部自家製ですが、豆腐。この豆腐も絶品やね。ちょっとしたあてに、グランドメニューにあるのかなあ。いつでも、毎回食べたいです。

*小料理15種
 出た~。お昼のコースのディナー版。迫力の15種です。そして、そのどれもが手が込んでいて、イタリアン、フレンチ、和食の手法を駆使し、珍しい食材を楽しませてくれる。これは時間をかけてゆっくりと堪能しましたよ。どれもこれも、隙があるようで隙がない、と言った料理です。アットランダムに5種選択すれば、もうそれだけでコース料理になり。

集大成とは申しませんが、味わい深いこのお料理は今後のお店の方向を見るのにはうってつけのアラカルトでしょうね。写真では分かりづらいかもしれませんので、胸にじ~んときて、運よく書き留めた素材の名前を列挙します。料理法はすべて教えていただきましたが、あまりに多くて複雑で書いても不正確になるでしょうから。食材だけでも不正確かもしれません。この全部が全部、料理法が違うんですからね。引き出しの多さ、恐れ入りました。

うるい、フルーツトマト、空豆、ちぢみほうれんそう。筍、新ごぼう、新蕎麦のブランマンジュ、つぼみ菜、クリームチーズ in 蕪。わらび、むらさき人参、安寧芋、むらさき芋。

*にしん1週間ことこと煮
 今まで竹やぶさんのお弟子さんのお店で何回かいただきましたが、断然おいしかったです。お話では、少しずつやり方が変わってきているということですが、これはすごい珍味だと思いました。これを食べて、未訪である柏竹やぶさんにそろそろ行きたくなりました。

*ユリ根鍋
 くるまえび、かつお、昆布のお出汁にユリ根と蕎麦がきが入ったもの。これも、ちょうど冷たい料理が続いたのでほっと気分が変わるニクイ演出だと思いました。量がたっぷりあって、そばがきが1人前?ずつ入っていますので、ここでかなりのキャパが埋まります。でも、うま~い。

*鴨肉、虹鱒、蝦夷鹿、アンコウの肝
 メープルシロップに漬けた鴨肉。甘くて旨味たっぷり。芦ノ湖の虹鱒を軽く桜チップでスモークしたもの。そして、蝦夷鹿の肉を烏龍茶でスモークしたもの。珍品の数々でこれだけ手を入れている酒のあってって。ジブンにはもったいない珍味共演でした。

と言う具合に、どれをとっても高原状態が続くハイテンションなお料理の連続。すごい、うまい、しか言葉が出て来ませんでした。昼のコースで予想は出来ますが、実際こうやってコースの流れなどを思いながら食べると、感慨無量なものがあります。

*車海老の天ぬき
 天ぬき、大好きです。大きな車海老がごろごろ。まあ、とんでもなく幸せを感じるひと時です。この天ぷらの技は必食だと思います。お出汁が時間を要すると言うことで、予約でお楽しみください。

*石臼手挽きもり①
 最初に供されたそばがきと同じ馬頭産の十割もり。最初の蕎麦がきの時に、その粗挽きの程度に驚きましたが、それをそのまま蕎麦にしたのですね。この大きな粒子でよく紐状になったと感心してしまいます。さすがに、蕎麦が濃くて旨い。蕎麦の実、そのものを食べている感じは、蕎麦がきの時よりもなお一層すごい。濃厚なつゆが味わいを膨らませます。

*石臼手挽きもり②
 2枚目は、北海道蘭越産と常陸秋そばのミックス。これがめちゃめちゃ旨い。細打ちの見事な蕎麦で、こちらはランチ時に提供されると同じもの。こちらのほうが、より深い感じがしますね。最高レベルの旨さ、です。もうこれ以上はない、と思わせる非常に完成された蕎麦だと思いました。馬頭もめっちゃおいしいですが、こうやって比べてみると、蕎麦のレベルを上げていくミックスの妙がありありと実感できますね。だから、蕎麦アーティスト。素材はもちろんいいけど、それを更に磨き上げるのは技、人間なんだなあ。

蕎麦がきから始まり、驚きと喜びの連続でした。これだけの量ですから、おなかはいっぱい。このあと、デザートの盛り合わせが用意されていましたが、一番軽いもの1点だけにしてもらいました。

*夏みかんムース
 ふわふわな食感で新鮮なフレッシュさを楽しめます。フィニッシュにふさわしい爽やかさでありました。

常に前を見て勉強、精進を継続してる有馬店主。もうすでにここまで到達していますが、更に上にと立ち留まっていません。ますます楽しみです。ディナーをいただきやはり真骨頂を垣間見た感じでした。また、ランチ、ディナーでお世話になります。ありがとうございました。

残留さん、おいしかったね。また、ご一緒しましょう。


(2012年12月 再訪)

この日も、前回同様にラーメン店の店主さんとご一緒させていただきました。伝説によりますと、ラーメンの食べ歩きをしていて、ラーメン好きが嵩じてラーメン店をひらいた、という店主さん。開店するやいなや、一気に行列店になった水戸にあるMじゃきさんです。その店主さんを蕎麦の世界に引き込もうと、こちらからお誘いしました。

開店時間にお店の前で待ち合わせ。時間になって揃って入店。また、あのラーメンおかもちがある素敵な部屋に通されました。季よりの店主さんからごあいさつを受けます。いよいよ、また極上蕎麦に会えます。

Mじゃき店主さんと話をしていると、うれしいですね。お昼のセットの登場です。美しい。おいしいものは、うつくしい。この日も、食材や調理法にさまざまな工夫がなされ、Mじゃきさんも旨いを連発してました。ベースが日本食で、そこにさまざまな感性で料理を主張する。ポーションは小さいですが、ここにある1品1品には相当の手間をかけていることが分かります。おいしいですねえ。小手先ではない力強さを感じます。

今回、サブライズを用意してくださってました。もうびっくり。チョーうれしい。ワタクシのバースデイということで、天ぬきを出していただきました。まったくのサプライズでしたが、天ぬきと聞いてにこにこが止まりません。熱いうちに、と言われます。

つゆをかけます。じゅ~~~~。この音は、竹やぶさんのお弟子さんのお店でいつも楽しませていただいているアミューズです。さくさくの天ぷら。ぷりぷりの海老。うまい、しか言葉がでてきません。食べタレ(食リポーター、タレント)にはなれません。はふはふ言いながらああっと言う間に食べきりました。

そして、メインのお蕎麦。毎回驚かされますが、今回が一番驚きの蕎麦だと思います。この日は、北海道と栃木の玄蕎麦を挽きわけてきたようです。チョー粗挽きと粗挽き。それをベストミックスで配合して打った蕎麦。手挽きならではの工夫と挑戦。この蕎麦は、風味といい味といい凄みがありました。ここまでのお蕎麦、食べた経験がありません。ジブンで説明する能力を超えた蕎麦、です。

蕎麦、穀物が本来持っている味、風味はこういうものなんだと思いました。それが蕎麦になって、もう一つのファクター、食感が加わります。どれもマックスだと思いました。

最後にいつもながらおいしいデザートで興奮を鎮めました。Mじゃきさんと顔を見合わせて、うまかったああ。

さて、
大晦日の日、あわただしく食べログのマイベストテンを決めました。毎年のことながら、印象深かったお店、一番幸せを感じたお店を10軒選ぶと言うのは本当に難しいことです。30軒くらいなら、もう少し気が楽になるのですが。10軒の中では、1位も10位も同じだと思ってます。

2008年の8月に初めてますので、ベスト10は2008年からストレート5回目。今回の大きな特徴は、日本蕎麦店が1軒も入らなかったということです。失礼ながら、季よりさんを次点として2013年度には是非ベストテン入りを目指してください、と結びます。

ベスト10のお料理をいつもいただいてます。季よりさんは、ご自宅を使ってお店をしてますので、レストラン的立地から言えば大きなハンデを背負っています。そのためだと思うのですが、食べログにUPされた15レビューで夜は1レビューだけ。これでは、季よりさんの実力のごくごく1部しか評価されません。実力の片鱗が見えるのは、あのyukaさんのブログです。

予約をすれば、このようなお料理が食べられるのか、のひとつの例でしょう。天ぬきも予約で作ってくれます。昼のセットの拡大版とも言えますが、やはり違います。デザートも盛り合わせにすると迫力が違います。豆腐三昧、食べてみたい、と思わせます。

蕎麦でミシュランをとったお店のレビューを見ると、蕎麦だけでは当然☆は取れません。夜のお料理なんですね、評価されているのは。場所、と言いましたが、夜もっと多くのお客さんが押し寄せ、更に多くの夜のコースのレビューがあがれば、季よりさんも更に進化していくと思うのです。まず、言い出したワタシですね。今度誰か一緒に行く方を見つけてお邪魔します。

そういう伸びしろを考えて、本年度は失礼ですが次点にさせていただきました。今年1年のご健闘を祈ります。


(2012年9月 再訪)

今日は、一人ではありません。下妻にある人気ラーメン店の店主さんと待ち合わせて二人で季よりさんにやってきました。ヒゲゴリラさんの言い方では、A井さん。最近ラジオ番組に連続して2度出演するなど枠を超えての大活躍。先日のつくばラーメンフェスタでは、子供の集団しもんchuと一緒に写真におさまってツイートしてましたね。ジェレネーションギャップに笑いが引きつっているのを確認した方も多かったでしょう。

訪問したのは9月の下旬。まだ入道雲が元気な季節でした。思い出すために、雲の写真を1枚張り付けておきます。A井さんは、この日から夏休み。あとでお聞きしたら、このあと深夜に海外に遊びに行くということでした。そんなこともあり、満室になっても困るので、事前予約を入れます。その時、季よりの有馬店主さんから何かリクエストありますか、と訊かれます。

え~っと、1本の蕎麦には蕎麦の実がぎっしり入っていて、それが飛び出してくるみたいな、それで細い蕎麦。

むちゃくちゃなことを言ってます。そんな蕎麦、あるわけないやろ、って自分でも思いながら。

難しいですねえ。でもがんばって作ってみます。

なんと言う優しい気持ちの店主なんでしょう。まだ時間があるので、いろいろ試作してみるとおっしゃってくださいました。

待ちに待った当日がやってきました。お店の駐車場でA井さんと首尾よく合流し、並んで店内に入ります。ご挨拶をそこそこに招じ入れられたのは一番奥の部屋。そう、支那そばやのおかもちがある部屋です。とても落ち着く部屋で大好きです。

事前にお昼のセットもお願いしてありました。お茶をいただきながらA井さんと情報交換。当然お店ではゆっくり話せませんので、いい機会でした。

これ、そばがき作ってみました。どうぞ。

いやあびっくり。これは予想してなかったので、めっちゃうれしかったです。

ちょっと箸の先にとって、いただきます。掻き立ての熱々。おおお、すごいぞこれ。濃厚な蕎麦。コクのある蕎麦。蕎麦よりもずっと風味が強い蕎麦掻きです。そもそもが石臼手挽きのお店ですから、この蕎麦掻きは最強ですね。もう、くらくらするほどの強烈な蕎麦の風味にノックアウトされました。蕎麦掻きって実においしいものです。

途中で、すこしつゆをつけたり、本山葵をつけたりして変化を楽しみます。蕎麦掻きを、ジェラートの形で提供するとは、有馬店主らしい自由な発想が出ているとおもいました。

そして、お昼のセットです。きれいですねえ。いつも感心してしまいます。1つ1つ丁寧に説明していただきました。なるほどねえ、って聞いているときはよく分かりますが、紙に書きとめるときにはもう忘れてます。

クルマエビの茶わん蒸し。濃厚な味わいで、海老のいちばんおいしいところがでてます。エリンギとししとうは新鮮さんまのペーストで。その他、つるむらさきや焼きパプリカの深い味わい。ピュアホワイトとうもろこしの自然がくれる最高の甘味。濃厚な味の豆腐。鍋焼き玉子焼きにもしっかりと海老味が入っています。

これだけの品すべてが手が込んでいて。小さいポーションですので、いろんな味が楽しめる秀逸なお昼のセットです。本気でお酒を飲むときには、このなかから3点4点を1人前の量にしていただければ、そのままそば前になりますね。

食事のあとで店主が話されていたことが、ずっと胸にありました。

“ここは蕎麦屋、蕎麦があくまで中心のお店です。ですから、(昼のセットの)お料理に関しては、最高においしい、ところから少し手前で完成するようにして、蕎麦の方を生かすようにしてます。”

う~む。深いなあ。表現の言葉は正確には覚えておりませんが、そのようなことをおっしゃってました。ますます、季よりに心が傾いていきます。

そして、じゃ~ん、蕎麦に関して何もわかっちゃいないワタクシが無茶振りしたお蕎麦が出てまいりました。

おお、これだよ。びっくりです。本当に打ってくれたんだ。どうですか。写真でも、蕎麦の実がよく見えるでしょ。蕎麦の粒がぎっしりです。飛び出してきそうです。まさにリクエスト通り。よく蕎麦状と言いますか、ひも状になりましたね、ってお前が言うな。リクエストしたんだろ。はい、そうです。

箸で手繰ります。非常に軽やかです。箸で少しだけ食べてみました。これですね。蕎麦の原点そのものでしょう。蕎麦の穀物味がストレートに伝わってきます。目の前にいるA井さんも感心しきり。この蕎麦を食べて何も思わない人はいないでしょう。厳選された玄蕎麦を丁寧に自身の手で挽いた蕎麦の実です。手作りの愛情もたっぷり入っています。こんな蕎麦をいただけることに、深く感謝しました。

ふう、おいしかったねえ。雰囲気のある部屋で余韻を味わっています。

そして、最後、本日の石臼手挽き蕎麦の登場です。こちらはレギュラーサイズで。先ほどのスペシャルは、やや分量が少なく、合わせるとちょっと多いくらいか、普通の男性にはちょうどいい量かもしれません。引き続きいただきます。

一口食べて、A井さんと顔を向き合ってしまいました。何ということか、こちらも最高にうまい。なんで、なんで。先ほどのスペシャルが最高の蕎麦と思いましたが、こっちのレギュラーのほうがもっと濃厚でもっと蕎麦の味が出てる気がしました。やはり、どうやったら玄蕎麦を最高の味で提供できるのか、いつも考えている店主の傑作は違う。こうやって、蕎麦の魅力を存分に引き出してサーブする。蕎麦アーティストの面目躍如です。

ああ、おいしかった。こうやって素晴らしい蕎麦ランチが終わりました。その後、少しお時間をいただいていろいろ話をしました。控え目に話す有馬店主の熱い思いも分かりました。蕎麦はもちろんその他いろいろなお料理をいろいろなお店で食べ歩いている話。その一部はブログで知ることができます。話に出てくるどのお店にも行きたくなります。

特に、オランダ料理のお店は是非とも行きたいと思いましたが、店名、忘れました。検索ちゃんしても、どうも違うような。今度お会いした時に訊いてみましょう。時はうつろい、先日、新そば入荷のツイートが届きました。緑色の蠱惑。早晩お伺いしなくちゃあ。ごちそうさまでした。

この日、お相手をしていただきましたA井さんにも感謝いたします。また、どこかご一緒しましょう。


(2012年6月 再訪)

蕎麦好きの人は知っていると思いますが、おそらく日本で一番有名な蕎麦のブログはyukaさんが書いているつれづれ蕎麦でしょうか。そのyukaさんが房総鴨川にある打墨庵加瀬に行って蕎麦を食べてます。わたしもときどきyukaさんのブログを見に行きますが、実はあまり好きなブログではありません。どこの店の何を食べてもおいしい、しか書きませんので、面白みがない。

蕎麦店のほうも彼女は毒のない安全パイであることを知ってますので、彼女のために特別なそば前を用意したり、特別な蕎麦を打って彼女を招待する。そんな内容のブログって。苦労しながら蕎麦店の予約をとって当然ですが、決められたものだけをいただくワタクシのような平民にとって、まあ、一種の不公平に映るわけです。ずるい、と。

内容に悪口がないので、本にもなります。本なら、わかる。批評、不要です。でも、おいしいおいしいばかりのブログって。おいしいものしか店は出しません。それをそんなに絶賛する蕎麦ブロガーと蕎麦屋のべったり癒着が好きになれません。いくら人気があろうとも。

時同じにして、牛久の季よりの店主が打墨庵に行ったことをブログに載せてきました。ワタクシも鴨川までお蕎麦をいただきに行ったことがあって、興味深く読んで。ああ、あの打墨庵のマスコットやぎさんは、季よりの店主からのプレゼントだったのかあ。加瀬店主と有馬店主は、同じ釜のメシを食べた仲なんだそうです。ブログを拝見していたら、やっぱりね、季よりの手挽き蕎麦が食べたくなってしまいました。

この日、朝、季よりさんから、本日席に余裕ありますの告知がありました。ほんとですか?早速に電話して、席を予約しました。ラッキーです。数量限定の手挽きそばと数量限定のお昼のコースを一緒に予約しました。これで安心。今日、食べられます。

国道6号線の混雑を見越して早めに家を出たために、開店時間よりも相当早く着いてしまいました。このお店もまた独特の世界観が溢れてますね。ご実家を手作りでここまで完成させてきたのは店主です。お店には小さなタイルやビー玉を使った装飾があり、これは柏竹やぶの阿部翁の力が及んでいる証左です。店の外から建物をぼけっと見てました。開店時間までもう少しあるので、車の中で待ってますかな。

定刻よりも少し前、店主が母屋から出てきて、表の看板を裏返しましたよ。そして車の中に居たジブンに声をかけていただきました。

先ほどはどうもです。お店に来る前にツイートして、よろしくと。店主の後ろからくっついていき、靴を履き替えて通されたのは、一番奥の部屋。前回訪問した時は一番手前の部屋でしたので、これはいい。襖戸を開けて、部屋の中に招じ入れられます。大きなテーブルは骨董品を組み合わせて作ってあって、竹製ランチョンマットが二人分向かい合わせで置かれてます。その片方に座りました。家具も骨董なんですね。

さ、どんなお料理が食べれるのか。楽しみです。冷たく冷やされた麦茶をいただきながら、しばし待ちます。料理や勉強用の本が入っているのは、ラーメン屋のおかもちですね。こういう遊び心の雰囲気の中でいただく蕎麦はまた格別です。

さ、これがお昼のコースです。白いステキな皿の上に全部乗ってきました。店主から説明を受けましたが、そのときはなるほど、と思ってそんな料理法があるのかって感心するのですが、次の説明が始まると、もう忘れています。メモリーが極小のため、一つメモリーに入れるためには一つ忘れる必要があります。

ですから、以後は想像、推測も交えての感想ですので事実と違うかもしれませんのでご容赦ください。

さて、最初はおかひじきです。それを芥子和えにしていて、刺激を楽しむように設計されています。いいねえ。それから、隣の茶碗蒸しは海老の味が濃厚でやはりこのお店では、ふつ~のものがありません。どれもが斬新でうまい。それとスナップエンドウにわらび。わらびは北海道のものだったかな。こういうお料理が出てくるとどきどきしてしまいます。

まだありますよ。オーブンで焼いたアスパラでしょ。湯葉とソラマメ。味付けまで教えていただきます。そう、赤いのはパプリカを煮た物。これが一番刺激を受けました。自分でもやってみようと。濃厚な豆腐と鍋で焼いた玉子焼き。この玉子焼き、ちょーうまです。

見た目は、ほんのちょっとずつの料理ですが、全部、それぞれに手が込んでいて、イタリアン、フレンチの前菜もびっくりの多彩さです。それが、うまいんだからたまりませんね。こんな風に、小品の中に、店主の技と知識と(多分)冒険が詰め込まれているんです。

お料理は定番ではありませんが、理にかなっているところがおいしさをはずさない理由でしょう。しかし、この料理の仕込みは相当時間がかかりそうです。根気もないと、とてもここまでは。一品でも少なくなればうんと楽なんでしょうが、そうしないところが季よりなんですね。

お料理に関しては、ヌーベルバーグなどという言葉が頭に浮かんでまいりましたが、それが当たっているのかどうか。ごちそうさまでした。いよいよ蕎麦です。

まずは、つゆと薬味が出されて、それから少々待つことになります。薬味は辛味大根、山葵。蕎麦猪口も粋です。

そろりと蕎麦が届けられました。

おっと。ジブンの記憶にある季なりの蕎麦とはちょっとイメージが違っていて、どちらかというとおとなしい感じに打たれてます。自分の中では、季よりの蕎麦は、挽きぐるみばりばりの手挽きで、蕎麦の粒子がまだ荒々しく見えて、星も3色くらいに見えて、そんなことはないかもしれませんが、ちょっと肩透かしをくったかな。

ただしですよ、食べてみると、これはやっぱり店主がココロをこめて手挽きした蕎麦に間違いありません。あんなにおとなしい外見をしていながら、蕎麦特有の穀物風味は強いですから。ちょっとマジックのように感じました。

あとでお訊きすると、この日は夏バージョンということで更科をやや多目にしてのどごしを良くしたそうです。打ち方も教えていただきました。細かいこだわりのある蕎麦アーティストの面目躍如です。

また、ただし、ですが、ジブンの好みからしては、夏バージョン不要で、普通に打った蕎麦がいただきたかった、という具合に、なかなかうまくいかないものです。もしジブンがお店を貸切にして15食全部食べる機会があったら、まあ、あと100年ないでしょうが、本当に一度食べてみたいのは、

ゴツイ太い噛む系の黒っぽい挽きぐるみの田舎蕎麦を江戸前の細さで打った飲む系の蕎麦が食べたい。

要は、細打ちが大好きで、風味はどれほどあっても大歓迎で、ざらつきも大歓迎。

まあ蕎麦に詳しくないので、勝手に食べたい蕎麦を言っているだけです。

さて、季より。つゆ。これがあるから、すでに名店の道を歩き始めた、と評したいのです。このつゆは本物、と経験の少ないジブンでもそう感じます。蕎麦を手繰り、下一分ほどつゆをつけて一気にすすりこみ。ものが違ううまさ。うまかあって心が緩みます。蕎麦湯をいただいて終了。部屋を出て、厨房にいる有馬店主にごちそうさまでした、っていとまごい。デザートがありますよ、って言われて再び部屋に戻りました。デザートは、コーヒーババロアの白仕立てとコーヒー。まあ、いろんな引き出しをもっているんですね。うまかったです。白いコーヒーババロアってどうやらコーヒーを牛乳や生クリームに入れて風味を移してババロアを作るみたいですよ。訊きませんでしたが。

帰り際、ちょっとだけ話をさせていただきました。ますます将来が楽しみな、緻密なアーティスト、そんな印象を持ちました。またおじゃまします。またごちそうしてください。


(2011年7月 初稿)

お店の外塀は竹を組んでしつらえてあり、味わい深い季よりと書かれた看板が掲げられています。雑誌の写真で見た店主の若い風貌からはちょっと想像できなかった外観ですが、柏竹やぶの系譜ということを考え合わせれば、なるほど、の意匠です。入り口から中を覗くと、お蕎麦をいただくお店は入り口からはずっと奥の方にあります。入り口からは玉じゃりと飛び石を配したアプローチになっていて、その奥には、木の橋になってますね。どこまでの遊び心なんでしょう。

表には営業中の看板がありました。お目当ての手挽き蕎麦はあるのかないのか分かりませんが、営業中の看板に信頼を置いて橋を渡ります。

お店が新生開店したのは1年半前。お店が生活圏内の牛久にあることから、お店にはただものならぬ雰囲気を感じて早めにお伺いしたい、と思いながら悲しいかな雑事に紛れ、お店のことは忘却の彼方へ。あるお蕎麦屋さんで、蕎麦の出来上がりを待っている間に見た蕎麦の雑誌に季よりの有馬店主が柏竹やぶの阿部師と同じページに顔写真が載っていて。竹やぶの系譜特集の1コマでした。

店主は柏竹やぶで修行し、その後の箱根、六本木竹やぶでさまざまな経験を積みます。ここで遥か2000光年のかなたにあった季よりに行く、記憶が蘇り次の日に行くことにしました。

この日はまたまた雑事でお店に行く時間が遅れに遅れ、1日15食しか作れない手挽きせいろはとっくに売り切れの時間です。ここで行かないとまた1年半行かないだろうと危惧し、お店だけでも見ることで出発。住宅街にあるお店に到着したのは14時をとっくに過ぎていました。

木の渡り橋を渡るとそこにこれもどう見ても手作りの作品と思われるようなお店の入り口に差し掛かります。お店の中に入らずそのままマクラ木で作られたアプローチを進むと、屋外でも食べられるようにテーブル席があります。そこの主でしょうか、美形のにゃんこ先生にご挨拶されました。

のれんをくぐってお店の中に入ります。ごめんください。靴を脱いで玄関を抜けて最初の部屋に入ります。ほほう。クラシックな椅子とテーブルが配置された素敵な部屋があります。厨房から店主が出てきました。写真で見た方です。テーブルのひとつはマダムが静かに会話されてました。もうひとつのテーブルに落ち着きます。部屋の中にはモダンな曲が流れ、調度品や空気感と合わせてシックなカフェとも見違えるような心配りが行き届いた部屋になってます。この部屋の奥にも部屋があって、平屋で横長な民家を巧みに改造し、遊び心と緻密な計算で蕎麦を楽しむだけではない竹やぶのフィロソフィーが生きてるなと感じました。

お品書きを拝見。この品書きの文字だって。このお店の真骨頂はお蕎麦ももちろんですが、あてにいただくお料理だと思っています。ですから、次回はお酒をいただくこととして、種物は今回はスルー。そのままお目当ての蕎麦に目をやります。

“石臼手挽きもり 北海道蘭越産の蕎麦の実を手挽の石臼で挽いたおそば 1日15食限定 当店ではすべてのおそばが手挽です。”

店主をお呼びして恐る恐るお訊きしました。ある、とのことでこんな僥倖はありません。さっそく石臼手挽きもり(945円)をお願いしました。

厨房は仕切ってあって店主の所作を見ることはできません。時間はどれだけかかっても少しも頓着しませんが。流れてくる音楽に耳を傾け。ちょっと席を立って、石臼やクラシック扇風機を味わって。着席しているとお料理が運ばれてきました。これはちょっと知識がありませんでした。さしずめ前菜の3点盛り。そば前です。素敵な皿に盛られてます。骨董品でしょうか。挿してある絵がいい。

たまねぎの梅酢あえ。漬物。おくらの炙り。いずれも小品ながら気が回ってます。やっぱりお料理をいただきたい。そう思っていると、厨房から水切りの音が聞こえてきます。どきどきしながら待ちます。店主が現れていよいよお蕎麦をいただきます。

小粋な木の器に盛られた珠玉の蕎麦。目を凝らすと透明の蕎麦の粒粒が見えてます。店主が丹念に手挽きした蕎麦です。さっと箸を入れるとじつにふわりとかろやかに。一緒に蕎麦の香りまで運んできました。風味のいい生まれたての蕎麦。そっと大切に口に運ぶと、更に穀物の風が吹いて。この最初の一口が至福の一口。ちょっと気持ちが入って、蕎麦の感触を確かめつつ。二口目は蕎麦の上からわさびを塗って。

さっと手繰り下から二分のところまでつゆをつけていただきます。つっつ~と蕎麦とつゆが二度目の至福を運んできます。これはおいしい。濃厚なつゆが蕎麦をききりと引き締めます。周囲からの重圧も感じながらお店を開いたのではなかろうかと下衆の勘ぐり。見事期待に応える蕎麦がすでに手の内に入っているということですね。まだまだ将来の発展が楽しみな店主です。

鉄瓶に入って出てきた蕎麦湯。これなら、冷えることはありません。蕎麦猪口に注ぐと熱々の蕎麦湯が迸り出てきます。これもまた蕎麦のうまさを思い起こさせる出汁のきいた蕎麦湯。

遅い時間に訪れたにも拘わらず、思い通りの蕎麦をいただけました。ますます店主の作ったお料理、そば前をいただきたい。そう思いながらいとまごいをしました。入り口の外まで見送ってくださり恐縮。再び渡り橋を歩いて下界へとおりていきました。

  • お昼のコース

  • 手挽き手打ちそば

  • 水越そば

  • デザート

  • デザート

  • 二笑さんの作でしたか。

  • お昼のコース料理

  • 手挽き石臼もり

  • かけ(試作品)

  • デザート

  • もりが運ばれてくる前の緊張感

  • このかけそばの粒粒感を見よ

  • こちらは、もり

  • 同門でも一番好き

  • 今回はここまで

  • そばがき

  • 夜のコース15種盛り合わせ

  • にしん1週間ことこと煮

  • ユリ根鍋

  • 豆腐三種

  • ユリ根鍋の中にはそばがき②

  • 4点盛り

  • 車海老の天ぬき

  • 天ぬきの中にはおおきな車海老

  • 石臼手挽きもり①

  • 石臼手挽きもり②

  • 夏みかんムース

  • お昼のコース

  • 天ぬき

  • 手挽き手打

  • デザート

  • デフォルトの石臼手挽きもり。違いがわかります。

  • お昼のコース

  • 石臼手挽きそば粉の蕎麦掻き。特別注文。

  • 見て見て。すごいでしょ。特別オーダー極極粗挽き蕎麦。

  • 特別オーダー極極粗挽き蕎麦。

  • デフォルトの石臼手挽きもり。

  • デザート。いとうまし。

  • まだ夏でした。

  • 石臼手挽きもり

  • お昼のコース

  • デザートで

  • 石臼手挽きもり

  • そばまえ

  • 店内にある石臼

  • 蕎麦湯鉄瓶

2015/09/01 更新

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