行列のできるさんが投稿したワーサナ(大阪/福島)の口コミ詳細

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香港百景。

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行列のできる (70代以上・千葉県) 認証済

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閉店ワーサナ福島(JR西日本)、福島(阪神)、新福島/スリランカ料理、カレー、インドカレー

1

  • 昼の点数:5.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2010/11 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

大阪に来た!食べた!巡りあえたぞ至高珠玉のスリランカカレー。この奥深いスパイスの桃源郷。

新宿で食べたスリランカカレーで、またまた火が点いちゃいました。カレー本やブログでは、東京のように大阪でもスリランカ料理のうまそうなお店が数軒あります。どうにも他人の庭は青く見えてしまい、いてもたってもいられません。特にその中でも大阪福島にあるワーサナというお店がすっごく気になります。何か違うものを感じてしまいます。ココに行けば、新しい出会いがあるかもしれない、そんな予感がします。大阪の福島って行ったことがありません。福島の福島はこのあいだ行きましたけど。

大阪に来てます。大阪の福島に来てます。とうとう来ちゃいました。新幹線で新大阪に着いてホームにいた制服の係りの人に訊くと、福島を知ってました。当たり前や。大阪駅で乗り換えで環状線の一つ目。ものすごく近かったです。福島駅からお店までも歩いてすぐ。お店の外観がど派手なので、大通りから入っていきますがすぐに目に留まります。ここかあ。時計を見ると開店30分前。

ドアが開いていそうなので、恐る恐る開けて中を覗くと、薄暗い店内のカウンターの奥に一人のスリランカ人がいます。にこっと笑って、もう少しで開店すると流暢な日本語が返ってきました。

それじゃあ開店まで福島ってどんなところか探検することに。お店の近くは基本的にオフィスビル街で商店街はありません。どんどん北に向かって歩いていくと、上等カレーの本店がありました。道にまで匂いを撒き散らしてますね。ここにも一人のお客さんが開店を待ってます。イタリアン、カフェ、喫茶店、和食など、オフィス街のお客さんをターゲットにしたお店がぽつぽつとありました。それじゃあ安心してワーサナの戻りましょう。お店では奥様でしょうか、お店から掃きだしているところでした。お店の前には椅子が3,4脚出してあるので、そこで待ちます。

しばらくして、どうぞ、という声に招き入られます。ウォー、すごいスパイスのいい匂いに迎えられます。ここまでのスパイス臭は、荻窪のトマト以来ですね。これは楽しみです。店内を改めて見ると、なかなかムードがあっていい感じです。照明をやや落として神秘的な空気感さえ感じます。調度品もすっかりスリランカン。正面がカウンター席になっていて、香辛料の瓶をずらりと並べてますね。カウンター席だと調理も見えますし、話も出来るので迷わずカウンター席まで進みます。

奥さんが大きなコップに入ったお水を持ってきました。ま、何はともあれ、ライオンスタウトを。ライオンビールの黒ビール版です。うぐうぐうぐ、ぷっふぁ~。よく冷えていてうまい。外で待っているときにメニューをチェックしていました。2種類のカレーが食べれるダブルカレーがいいですね。それにライスをチョイスして、別注文のチーズロティをオーダーしました。

このお店のメニュー構成で、カレーは2つの系統に分かれてます。1つがココナッツべースで、豆カレーと野菜カレーがこの範疇。もう1つがスパイスカレーで、エッグ、フィッシュ、ビーフ、チキン、かつがこのグループです。となったら、両方食べたいじゃないですか。それで、ダブルカレーにして、ココナッツ系からは野菜カレーを、スパイス系からはチキンを選択しました。

厨房で調理中なのが店主のラッキーさんですね。お聞きしたら、1997年から日本にいるそうです。フライパンを使ってなにやら作っていると思ったら、小皿に入って運ばれてきました。魚ですね。これなんですか?あて、ですよ。まあ、お酒のあて、なんて日本語も自由自在なんですね。少し黒く焦げたような魚を食べてみます。おお、これは子持ちししゃもじゃあありませんか。香辛料と一緒に炒めたのかなあ?めっちゃうまい。こんな、あて、毎日いただきたいですね。これだけでも期待が膨らみます。

おいしかったサラダをたいらげていると、ダブルカレーがやってきました。ごはんがたっぷりで、漬物のようなものが添えられています。カレーは見た目も違う2種類。ココナッツミルクの量の違いでしょう。

野菜カレーの見事なこと、筆舌に尽くしがたしです。ココナッツミルクの風味があふれる中、実にめりはりのきいたスパイスが口いっぱいに広がります。何がなんだか分かりませんが、スパイスが一体化しているようで、していないんです。一口ごとに違ったスパイスが順番に主役になっているようで、千変万化のスパイスの食文化の一端を味わった感じでした。こんな感覚、初めてです。どんだけうまいか。思わず目の前にいたラッキーさんに伝えました。いかんああ、またまた行きたくなっちゃう、スリランカ。

スパイスの刺激でからだもなんだか健康になっていくような気分に。このカレー、辛さだけで行ったらマイルドでしょう。でも、辛さとは全く違うスパイシーの領域でこんだけうまさを出す、そんなことが出来るんですね。これは参りました。ラッキー名人と呼びたくなります。

チキンカレーはどうでしょうか。これなんかは、最初からスパイスカレーと銘打っているじゃないですか。スパイシーカレーのメニューは見ますが、ずばりスパイスカレーというのは初めて。スプーンで一口分すくって食べてみます。もう口の中に入れる前からスパイスの匂いがすごい。そして味もまたいままで経験したことのないスパイス味が攻撃的に口の中で広がりました。こちらは少し辛味の成分も多めにしていますね。その分、スパイスの攻撃が鋭角的になって、もうたまらないうまさ。これも、ココナッツカレー同様、白いごはんがぴったり合う不思議さ。ごはんも炊立てでうまかったよ。このカレーはビールもいいし、ロティもいいけど、その10倍白いそのままのご飯がおいしい。多分、バターライスよりおいしいと思いました。

このカレー、rumba隊長やジンさんに食べさせてあげたい。

チーズロティのおいしさは、一度食べた人ならやみつきになるってご存知でしょう。どこかにも書きましたが、ピザよりうまい。なんだか、最初から最後までうまいうまいって言ってました。食べながらスリランカのことをいろいろ教えていただきましたよ。それでラッキーさんが出してきた本が、ああ、これですね。MeetsのLOVEカレー(780円)という雑誌のスリランカカレーはラッキーさんの代表で掲載されてました。お店を出てこっちもすぐに買いました。

ワーサナってどういう意味なんですか?

ラッキーということですよ。

紅茶はどうしても上手に作れないと作り方を教えてもらいました。が、答えになってません。おいしくなる紅茶とミルクの黄金の混合比があって、これ以外の混合比ではおいしくないって。紅茶とミルクを混ぜるところをお願いして写真を撮らせていただきました。掲載もOK.ありがとうございました。

またまたスリランカカレーの奥深さに驚愕のランチになりました。こうなると、ますます食べたくなる。時間がないので連食も辞さず。次、肥後橋にあるスリランカカレーのお店に向かいます。気分はすっかりスリランカン。

  • 野菜カレー

  • チキンカレー

  • チーズロティ

  • 名人ラッキーさん

  • スリランカ風ししゃも

  • サラダ

  • 漬物

  • ライオンスタウト

  • ダブルカレー

  • 紅茶

2018/01/23 更新

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