行列のできるさんが投稿したトラットリア・アルベロ(千葉/みつわ台)の口コミ詳細

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香港百景。

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行列のできる (70代以上・千葉県) 認証済

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掲載保留トラットリア・アルベロみつわ台/イタリアン、ワインバー

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
  • 昼の点数:5.0

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2012/08 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人
  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

支配人の総合力とシェフの感性で、頭3つも4つもリードするトラットリアアルベロ。感動の波が押し寄せて。

(2012年8月 再訪)

アルベロでオフ会です。

千葉のランキング1位に躍り出ましたね。全国のレストランランキングでもトップ100位に入ってきました。レビューの数が増え、レビュアーさんの獲得する投票の合計数もぐ~~んと増えてますので、実力とランキングがだんだん接近してきて誠にご同慶の至りです。

アルベロでのオフ会に声を掛けていただきました。今回のオフ会の幹事さんも敬老精神がおありのようで、行列に声を掛けただけでも相当シアワセな人生が送れることでしょう。敬老精神とは、たいへんいい心がけです。ジブンは2度目のアルベロで、お酒をいただけるように車を置いて千葉まで行ってまいりました。

今回、オフ会でご一緒させていただいたかたは半数以上が初対面の方々でして、それだけでも興奮いたします。定刻には全員の参加者が集合し、華やかな幕開けとなりました。

今日のお料理はオフ会のための特別コース。実は、こういうコース料理が食べたかったんですよ。個人的に(予約が取れたとして)アルベロにくると、フィックスされたコースをいただくしかなく。過去UPされたお料理をつぶさに見てまいりますと、オフ会の特別料理のユニークさが目を引くんです。イケメンシェフの力量もここで発揮されるわけです。

その特別料理がいただきたくて、食べログ千葉第二支部を立ち上げようと試みたくらいですから。ま、今夜は渡りに船、月世界旅行にアポロでしょうか。

お店の入り口には、当然のごとくと思いたくなるほど、ぴったりとお店の看板であるイケメン支配人がお出迎えです。ここから既にしてホスピタリティ ビギンズ。今回は参加人数にちょうどいい個室が用意されていていつもながら、地中海や山梨で活発に醸造されているお酒の原料になるつる性植物党の幹事長さんの手配には完璧という言葉以外あてはまる言葉がございません。

着席してしばしご歓談。自己紹介やらなんやら、でムードが盛り上がったところで支配人登場です。役者です。ウェルカムグリーティングの後、本日のお料理の説明がございました。食材の一部も登場です。まだ呼吸をしていて暴れている伊勢海老。ごめんね~ごめんね~、と思わずにはいられません。両手のしわとしわを合わせてな~む~。

さ、飲物ですね。これはソムリエとしても名の通った支配人がお料理にピッタリのものをサーブしてくださいますから、もう安心のビッグシップに乗った気持ちです。じゃあ、泡でとりあえず乾杯のご発声を。ロゼの泡でした。

最初のお料理。
ハタのスープです。まあ濃厚でコク味のスープです。ハタからかような濃厚なスープが出来るんですね。鍋料理にも使う高級魚ですので、それをイタリアンに使われたのでしょう。ハタのご出身をご自身に訊こうと思いましたら、既に口は他部署に行ってしまって訊くことができませんでした。代って支配人が、鹿児島であることを代弁されました。自家製パンを摘みながら。懇親のほうは順調に進み、こんなんなら毎週やりたいね。

地蛤と自家農園のネギを詰めたトルテリーニ。
出ましたよ、九十九里産はまぐり。トルテリーニももちろん手打ですから、やわっこくてうんまいし、たっぷりなネギはお店の畑からと言うことです。何とか何とかという赤ワインの写真が残っておりますので、この辺で1杯いってるのでしょう。話とお料理とワインが同時進行してますから、こんなに興奮することはないですね by 伊達みきお。

白浜房州海老とそのミソのバターソテー ピエモンテサマートリュフ
さ、主役登場です。海老さんです。変わり果てたお姿ですが、その上から支配人がトリュフをこれでもかってスライスオンしてくれます。

ああ、そこまで。

写真を撮ろうとすると、今日は3枚までです。すでに3枚終わってます。

また、イケメン支配人にいじられてます。快感だなあ。いつまでも会社勤めをしていると、いじりにくいポジションになって、いじってもらった最後はもう忘れチャウほどむか~しのこと。

まあ、このお料理の旨いこと旨いこと。あっというまになくなっちゃいました。ああ、そのワイン飲んでねえ、とか、ワインの瓶もだんだん増えてまいりまして、どこまでいただいているのか。ダイジョウブ。支配人がちゃんと公平に注いでくれてます。写真を撮ったかどうかも不明になり、獅子てんやわんやです。

まあ、こんなペースでオフ会の報告をしていると20000文字までいきますので、途中は省略して。お料理だけUPしましょう。

和牛舌のスチーム 静岡産生わさび
タンが贅沢にカットされ、わさびでいただきます。思ったよりも量がありましたがああ。実は前回、このカットしたタン全部を集めて元々の1枚とすると、3枚もメインでいただきました。これ、多すぎやろ、と思いながら食べた記憶が蘇ってまいります。

そしてお次のお料理です。

千葉枝豆を練りこんだニョッキ 芋豚のビール煮込みラグー
うまいよ、1ニョッキ。

鹿児島ハタとゼブラナスのフリット

で、ドルチェは
スイカのグラニラとホワイトチョコレートムース

というのが全貌でございます。まずは、みなさまご自身でみつわ台までご足労いただき、イケメン支配人と会話をしながら、千葉の枠を超えた全国区のお味を確かめるのがよろしいかと思います、ってしめておくかな。まあ、どれを食べてもうめ~し、オリジナリティがすごいし。地元千葉の食材にこだわり、最高のホスピタリティの中味わうお料理の数々。絶対また行きたくなります。

たいへん楽しいオフ会でした。今回は席固定で、半分の方とはあまり話が出来ませんでしたので、是非もう1回。シャッフル席でもよろしいですから、地中海や山梨で活発に醸造されているお酒の原料になるつる性植物党の幹事長さんには、もう一度敬老精神を発揮いただきまして全員の方と再会できましたら、何も言わずに心置きなく三途の川をスイミングいたしますので、そこんところは、ひとつ夜露死苦です。


(2012年2月 初稿)

このような素晴らしいレストランだったのですね。久しぶりに味わう、胸キュンの感激イタリアン。幸運にもジビエまでいただきました。

この稿は1699件目。内容からして、自分が一番大切にしている100件ごとのキリ番レビューにふさわしいお店であることはマチガイありません。既に39件の先行レビューを得て、本日現在★4.10。全国TOP500に入っている押しも押されもせぬ千葉県の名店です。その名店をキリ番に据えて、いいよいいよってご紹介するのは当たり前過ぎて自分のスタイルにはふさわしくないと考え、アルベロにはキリ番前夜祭レビューの重責を担っていただくことにしました。

もちろんずっと以前から気になるレストラン、というか、行ってみたいレストランでした。ただ、いかんせん遠い。レビューも読むと行きたくなるので、見ないようにしていました。それでも千葉県のページには必ず出てきますので、薄目を開けてタイトルだけは追っていたのです。そんなある日、

“”もっと早く襲撃するんだったああああ!とあなたも後悔するはず!のアルベロ!“”

こんなタイトルのレビューがUPされたのです。この主は、すいかすきさん。このタイトル、絶対にジブンに言ってるよね。ここまでイワレタラ、どんなに遠かろうと行くしかないでしょ。折りしも、柏地区のフレンチ、イタリアンのお店を次々襲撃中でしたから、みつわ台だって襲撃だああああ。

我孫子から国道16号線を使ってお店があるみつわ台に向うと、千葉北IC手前からモノレールが見える部分まではいつも渋滞です。まあ、だから行きたくない・・・行けばまた行きたくなりそうだから。今回は不退転の決意。予約が取れたので、家を開店2時間前に出発します。あろうことか、この日に限って菜美が初対面以来初めての快挙で、佐倉を目指すルートを取ったため、何の渋滞もなく、開店40分前にはアルベロの駐車場に入っていました。

お店は想像していたよりも大きいです。白壁が美しい外観までもイタリアン。入り口の前に2月のディナーメニューが出されてました。どれもおいしそう。こういうコース料理が食べたいんだよな。ランチタイムにディナーメニューを作ってもらえるか、あとで訊いてみよう。

定刻オープン。既に10人以上集まっているお客さんの先頭で入店します。入口で誰何を問われ行列と名乗って(ウソです)案内されました。ほほお、お店はワンフロアで全員一緒ではなくて部屋に分かれるのですね。

案内されたのは、正面すすんで1段レベルが落ちたところ。仲間で集まるなら、15,6人入れそうな部屋ですね。黄土色の壁には西洋人の落書きがあって、英語をまともに書けない日本人にはちょっと荷が重いというか、デザイン的にペケかな。テーブル席に落ち着きました。

ランチメニューは、基本が1000円でサラダ、パスタまたはリゾットそして飲み物です。アルベロで1000円ですよ。これでは予約が取れないのも無理ありません。あのパスタが1000円とな!そして、前菜がついてピッコロスープがついてデザートがつくコースが1600円。そしてお二人様コースがいいですね。4000円ですが、内容はお得感があります。

なかなか来れる場所でもないので、ディナーコース(5000円。。。安!)が食べられないか訊いてみました。

ご用意させていただきます。

うれしいですね。こういう柔軟な対応も人気の要因の一つだと思います。

最初に出されたのは、アンティパスト・フレッド。

長崎産ヤガラのカルパッチョいちごソース。ヤガラづいてます。先日いただいたヤガラはポアレにして熱が入っていましたが、ここではカルパッチョでいただきます。ソースはいちごとバルサミコの2種類。ヤガラの上品な白身にこのソースがあってますねえ。実にうまいし。ここは、ぶどうの発酵アルコールがほしい。このときから、サーブは女性から男性に代わります。

このサーブしてくれる男性。こっちはお一人様で話し相手も居りませんが、実にタイミングよく、ピンポイントの話題を提供してくれるのです。

失礼ですけど、支配人ですか?やはりそうでした。これだけのホスピタリティは、うわさの支配人をおいて他にいないでしょう。

そして、アンティパスト・カルド。アスパラのソテー ポーチドエッグ添え アンチョビバターソース。温かいアンティパストですが、これも旨かったなあ。これはパクッて自作しようと思いました。アイデアさえいただければ、調理は簡単です。ソースが春っぽくていいですね。

プリモピアットは、カカオを練りこんだタリアテッレ、芋豚の赤ワインラグーソース。その前振りで支配人が席に持って来られたのは、お店が打っているパスタ見本でした。ディナーではお客様のリクエストで打ち分けているとの説明で、そのままテーブルに見本を置いていきます。タリアテッレ、喰いてえ、なんて見本を見て思っていたところでした。

見た目も大迫力のココア色したタリアテッレ。ラグーソースが濃厚で、溶けたチーズが糸を引いてますよ。良く煮込まれた肉がおいしくて、最初牛シチューをソースに使っていると思ったくらいです。タリアテッレはさすがに手打ちのうまさを発揮して、出色の出来でしたね。もちろん今年一番の、近年で一番旨いタリアテッレでありました。だから、ランチの基本が1000円なの、って。

ペッシュは、ほうぼうと山菜のフリット。まあ、いろんなこと考えますね。メニューの斬新さに感心してしまいます。ほうぼうが実にうまい。山菜はこごみとたらの芽。これがイタリアンでいただけるとは思いませんでした。

ここで、支配人より耳寄りなことを伝えられます。実は、大多喜産の猪が入手できたので、特別に1皿ご用意できますが、いかがいたしましょうか。もしご希望ならカルネの後にお持ちいたしますが。

おおおお、本当ですか。それは是非お願いいたします。よく入手できましたね。

カルネは、牛舌のボリートサルサヴュルデ。牛タンを低温の出汁でゆっくり煮込み、とろりん状態になっています。考えられないほど厚切りで、これだけでもおなかが一杯になりそう。牛タンの上には香草を細かく刻んで作ったサルサベルデが乗せられていて、かつて1ヶ月ほど仕事で滞在したことがあるフィレンツェのレストランを思い出しました。サルサベルデの主役はイタリアンパセリだそうです。ここまでのレパートリーで楽しませていただけるとは、正直思っておりませんでした。感激です。

そして、第二のカルネとも言うべき、大多喜産猪の炙り焼きが提供されました。コースメニューにはない、サービスの一皿です。脂が口どけして甘美のうまさ。肉質は上等でしみじみとジビエのありがたさを味わいました。いままで我慢していたご褒美だったのでしょうか。不思議なめぐり合わせです。

ドルチェは、チョコレートプディング ブラッドオレンジのグラニラ。オレンジを氷にしてクラッシュしたものが乗ってます。ここまでやるか、と思ったのはワタクシ一人だけではないと思います。

いやあ、想像を超える引き出しの多さ。光る料理のセンスと技。料理が文字通りエンターテイメントにまで昇華する支配人の力量と心配り。すばらしい時間があっというまに過ぎ去った2時間でありました。

さ、次回は待ちに待った2ヶ月ぶりのキリ番レビューです。とっておきのお店のご紹介です。ご期待ください。

  • 白浜房州海老とそのミソのバターソテー ピエモンテサマートリュフ

  • 長崎産ヤガラのカルパッチョいちごソース

  • 牛舌のボリートサルサヴュルデ

  • カカオを練りこんだタリアテッレ、芋豚の赤ワインラグーソース

  • アスパラのソテー ポーチドエッグ添え アンチョビバターソース

  • 大多喜産猪の炙り焼き

  • ほうぼうと山菜のフリット

  • チョコレートプディング ブラッドオレンジのグラニラ

  • パスタ見本

  • お手拭きいれ

2012/08/07 更新

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