5回
2017/06 訪問
大将の研ぎ澄まされた料理感覚と技、ネタのすごみと寛いだ空気感。 絶対おすすめのぴか一寿司処。
2か月ぶりのみや古分店にまたわくわくしながらやって来ました。
気の合った方たちと時間が合えば毎月定例でも寄りたい店です。この日はマイレビュアーさん二人と一緒、3人でお邪魔しました。
毎度のことですが、本当に料理がおいしい。初みや古のお二人も一皿ごとにおいしいを連発して、だからみや古では二人以上で来たいんです。本当においしいね、と何回もそれしか言葉が出ず、そのたびに顔を見合わせて。
この日も素晴らしいネタを仕入れ、完璧な料理と寿司を出してもらいました。もう何回も寄せていただいてますので、大将もワタシタチのツボが分かっているんですね。ツボをピンポイントで攻めてくる(笑)。
こんな大きなものは見たことがない、というようなフグの白子とかワタリガニとか。ですから、予約するときに食べたいものがあるなら、はっきりその旨を伝えておいた方がいいと思います。その日市場にあるかどうかは時の運だとしても。
この日食べたものを簡単に紹介します。
*カンパイ それぞれ好きなものを。生ビール、緑茶ハイ、レモンハイ
*オコゼの冷やしチリ はまぼうふう
博多で日本料理の修業をした大将。ふぐは冬の味で夏はオコゼがとって代わるとのこと。オコゼの冷やしチリで一同一気にみや古ワールドへ引き込まれ。感動すら感じる、経験したことがない旨さ。おいし~、の合唱が始まります(笑)。
*房州産あわび、余市産きたむらさきうに、瓜の雷干し
大将がぐいぐい押してくるつまみですね。あわびと雲丹をもって来ました。また雷干しによく合うんですよ。
*自然薯のすりおろし、森岳産じゅんさい
大将が大きなすり鉢で自然薯を擦ってます。このねっとり自然薯をここまで出汁感を与えてさらさらにする技って。絶対に真似できないです。そこに最高級のじゅんさいを入れ。
擦った鮑と擦った山芋を混ぜてご飯にかけて食べる料理があるそうですが、このアワビから自然薯への流れはちょっとすごかったです。
*わたり蟹の内子、蟹肉のご飯
もうマイリマシタとしか言いようがないです。見たこともないようなでっかい渡り蟹。そしてボールいっぱいの内子。7月はこれを見て絶対に食べたくなった貴女、ご一緒しますか(笑)。
*日本酒 麓井の圓
*金目鯛椀
焼き豆腐?と思ったら、その下に身の厚い金目鯛の切り身が入ってました。このお出汁。寿司だけ握って来た寿司屋の大将では作れません。これが寿司屋で食べれるところがすごいと思います。
*ゴマフグの白子のフライ
でったあ。実は前の日に大将に電話して、ご一緒するマイレビュアーさんが可能なら(絶対)白子のフライが食べたいと言ってますのでよろしく、と伝えてありました。どうせ行くなら、ですよね。
そうしたら、こんなにでっかい白子を用意してくれていたんです。だから、この白子のフライもいつもの2倍くらい大きかったです。旨さも感動も2倍。
*蟹ミソご飯
こちらは、毛蟹の蟹ミソにご飯を混ぜたもの。でっかい毛蟹の甲羅の中にシャリを入れて、蟹ミソと混ぜたもの。どうする?シアワセすぎるでしょ。
*太刀魚蒲焼ごはん
まだか、ってとどめを刺された太刀魚のごはん。ウナギもどきと笑ってましたが、鰻より旨い?
*日本酒 作 雅乃智
伊勢志摩サミットで出された酒ですって。もうめちゃめちゃ旨い。なんだこの香りと味の透明感は。
ここまでで完全に打ちのめされました。お二人も大満足の様子。
これでもまだ半分。握りがまた素晴らしいものでした。
①こはだ 厚みがあって〆加減もいい。
②車海老 オス
③閖上産赤貝
④いさき炙り ネタの下に白子が忍ばせてあるいつものみや古マジック。
⑤ごまふぐ白子
文句なし今日一。いやあ、感激度からは今年一?興奮しました。
⑥新子3枚付 おつまみにどうぞ、と。今年初の新子。
⑦白いか むらさきうに
これもイカの下に雲丹が忍ばせてあります。それだけで6倍うまくなる。
⑧いわし
でっかい。おおばいわし。
⑨大トロ
⑩穴子
本当に毎回感動しかありません。この店だけは寿司屋でも一人で食べるよりも二人以上がいいです。
来月も来れますように。
2017/06/29 更新
2017/04 訪問
大将の研ぎ澄まされた料理感覚と技、ネタのすごみと寛いだ空気感。 絶対おすすめのぴか一寿司処。
赤羽に来ています。
マイレビュアーさんの長期アメリカ出張おかえりなさい二人会。
出発前の壮行会でとても喜んでもらった赤羽みや古分店で再びやることにします。行きも帰りも同じ店で、というのもありますし、おそらく寿司+和食が一番うれしいのかなと思い。
彼女がアメリカに出発してすぐに予約を入れてました。
寿司好きで全国の寿司屋巡りをしていつの間にか累計650軒の寿司店に行ってます。
その中で、料理+寿司、を食べる寿司店で日本一と思っているのがこのみや古分店。ちなみに、寿司だけなら、鮨あらい。
お連れした方100%満足で帰れるみや古分店です。壮行会、おかえりなさい会とは言ってますが、もちろんワタシも毎月この店に通いたいです。一人でももちろんいいのですが、この店に限っては旨いモノを共有できる人が隣にいて、”おいしい~”を連発するほうがより楽しいので。一緒に行く人と行く理由?を毎月探してます。
写真を見れば、料理のすばらしさ、握りの見事さは一目瞭然だと思います。そして、予想よりもはるかに安い値段。頭が下がります。料理よし、雰囲気よし、大将よし、値段よし、と言うことがありません。毎回シアワセにしてもらってます。
さ、今日はどんな料理と寿司が出てくるのか、二人とも待ちに待ったこの日。大将、最初から驚かせてくれます。2品。
*青森大間産うにのにこごり 先ずは、その美しさにしばし見惚れて。ハマボウフウが鮮やかで美を演出。うに、やはり食材のクイーン。口の中で風味が開いて、やられます。にこごりは、あわびの出汁という贅沢さ。
*ふぐの白子、かつお酒盗醤油 もう最初から大興奮のふたり。ここが、みや古のすごいところ。ダメ押して来ます。市場でその時期最高の食材を集め、経験と技術で 思いもよらぬ食材の組み合わせで味を創造していく大将。
『毎月海外出張お願いします。』と、それを理由に毎月楽しみたいツッコミも出ますよね。
*春キャベツの吉野煮 お出汁がすごいのでキャベツが世界一おいしいキャベツ料理
*白子のフライ 中身もお見せします。素早く食べて火傷しなくては意味がない。みや古の定番ですが、毎回興奮します。
*江戸前穴子、梅ソース
*毛蟹の蟹ごはん甲羅詰め、雲丹添え という贅沢極まりない逸品。味?天国涅槃で食べるごちそうと言いますか・・・。二人の大興奮を見て、大将もご満悦だったことでしょう。もうこの贅沢な蟹ミソご飯と雲丹の組み合わせはこの後一生食べることはないでしょうね。
興奮無しに食べることは不可能だった今日一、‥‥と思ったら・・。
*三重マダカあわびの蒸しあわび、大根 興奮状態は続きます。あわび、見せてもらいました。この大きさったら。
*京都洛西塚原産白子タケノコ 貴重品です。
ここまでがお料理。これだけでもすごいのに、握りがこれからという贅沢。
*こはだ
*車海老
*明石産真鯛
*出水産黄金鯵
*閖上産赤貝 酢洗い
*閖上産赤貝 ネタの下にひも 生 ジブンは断然生が好き。生2貫の方がうれしい。
*大分産かんぱち
*すみいか 中に むらさきうに
*銚子産赤身
*同上大トロ炙り
*穴子
*巻物 玉子焼き
最後まで息を継がせぬ大興奮の食事でした。みなさまも予約を入れて是非どうぞ。
興奮を鎮めてから帰宅しようと、もう一軒行って軽く一杯ね。
毛蟹蟹ミソご飯甲羅詰め雲丹添え
三重マダカあわびの蒸しあわび、大根
閖上産赤貝食べ比べ
大トロ炙り
閖上産赤貝食べ比べ
ふぐの白子、かつお酒盗醤油
青森大間産うにのにこごり
春キャベツの吉野煮
白子のフライ
白子のフライ
梅ソース
江戸前穴子
毛蟹の蟹ごはん甲羅詰め、雲丹添えを裏から見ると
京都洛西塚原産白子タケノコ
この大きさのアワビって。
2017/05/05 更新
2017/02 訪問
研ぎ澄まされた料理感覚と技、ネタのすごみと寛いだ空気感。
赤羽に来ています。
マイレビュアーさんが長期のアメリカ出張と聞き、出発直前に二人壮行会を計画しました。しばらく日本を離れるわけですから、もっとも恋しくなる寿司と和食でおもてなし。と言ったら、自分の中ではここみや古しかありません。大将にお願いしてセットしてもらいました。
いやあ、毎回驚きの料理と寿司が供されますが、この日もすごかった。もう満点以外考えられないです。その日のもっともいいネタを大将の感覚で料理に仕上げていくやり方ですので、何が出てくるか分かりません。簡単に言ってしまえば、創作的。そこがまたすごい。
組み合わせの妙だったり、食材の持ち味を十二分に引き出したり。マイレビュアーさんに、
『これでもう思い残すことはありません。』と彼女に言わしめた料理と寿司。ワタクシの評価も上がったようです(笑)。
食事を終えて大将にお礼を言って店を出ます。
さ、次の店へ行きましょう。
*日高見で乾杯
*下関産もずく、昆布森産毛ガニご飯
*フグの白子のフライ
*山口産フグ湯引き オン 余市産あんこうのあん肝
*生ビール
*横須賀産太刀魚 オン 酢飯
*乾坤一
*蒸し鮑と大根
*雲丹握り イン 蒸し鮑出汁
握り
①こはだ
②なかずみ
③車海老
④かんぱち
⑤いわし 3枚付
⑥閖上産赤貝 中に貝ひも
⑦明石産真鯛 皮目湯引き
⑧小柱
⑨出水産鯵
⑩ふぐ白子
⑪すみいか w 雲丹
⑫銚子産中トロ 2枚付
⑬かんぴょう巻き
詳細はブログの方で。
閖上産赤貝 中に貝ひも
*雲丹握り イン 蒸し鮑出汁
*蒸し鮑と大根
かんぱ~い
*車海老
*下関産もずく、昆布森産毛ガニご飯
*フグの白子のフライ
*山口産フグ湯引き オン 余市産あんこうのあん肝
*横須賀産太刀魚 オン 酢飯
*蒸し鮑と大根
①こはだ
②なかずみ
③車海老
④かんぱち
⑤いわし 3枚付
⑦明石産真鯛 皮目湯引き
⑧小柱
⑨出水産鯵
⑩ふぐ白子
⑪すみいか w 雲丹
⑪すみいか w 雲丹
⑫銚子産中トロ 2枚付
⑬かんぴょう巻き
2017/03/10 更新
2016/07 訪問
閖上産赤貝を食べ比べに使う贅沢さ、遊び心がすべての料理、寿司を格段に旨くするみや古分店マジック。
(2016年7月 再訪)
先月おじゃましてすっかり気に入ったみや古分店。今月もまた赤羽参りです。
ただ、今回は前回食べなかったお料理も一緒のコースにしてもらいわくわくしながらの訪問です。
こたつカウンターに座って大将にご挨拶。してから、ずっとうまいもの談義してます。くつろげる寿司屋ではベストでしょう。ゆっくりと寿司やおいしい和食をたべたいなら絶対のお奨め店です。駅からも近いし。
お料理。うわさに違わず、どれもこれもすばらしかったです。贅沢な旬の食材を使って、味マックスな食べ方。本当にこの値段でいいんですか、って最後はうれしい気持ちで店を出ることが出来ます。
**前菜盛り合わせ
まあ贅沢ですよね。一気にこれだけ並ぶんですから。真ん中は穴子のはも仕立て。マイレビュアーさんのブログで写真をみてました。左が鮎。長良川産鮎の焼きびたしで、塩焼きの3倍美味しい。下には冬瓜。瓜があって、カステラがあって、その奥は余市産ばふんうにが冬瓜に乗ってます。そして、右が自家製塩抜き梅干し。ここで終わりでも文句は言えない豪華版でした。
**あんこうの蒸した肝。
夏肝と呼んでいるそうですが、生肝の鮟肝。蒸し立て。『絶対に日本酒ですよね』と催促したわけではなかったのですが、店主が気を利かせて一杯。かたじけのうござる。
**秋田県三種町森岳産 生じゅんさい のせ 素麺
じゅんさいがゼータクに乗っていて。もちろんお出汁のうまさがたまりませんが、素麺の茹で方 うろこが落ちました。じゅんさい、最高!
**白浜山産黒アワビの岩手産ばふんうに乗せ
写真なし(涙)。ものすごい量の雲丹だったので、夢中で食べちゃったあふぉでした。アワビも半端ない厚みで、ここは記録あり(汗)。にこごりがついてます。
**とうもろこし、ししとう 天ぷら
とうもろこしを一回茹でてから身だけかつら剥きにしたものを2枚天ぷらに。うますぎます。
**お椀 焼き穴子、白瓜
最後のお椀まで十二分に楽しみました。うれしいなあ。ここから握ってもらえます。次回また楽しみです。
①こはだ
②新子 2枚づけ 最高!
③車海老
④ごまさば
⑤ばふんうに隠し白いか
⑥みる貝
⑦赤身づけ
⑧黒アワビへそ
⑨うに巻き
⑩大トロ かました 焼き霜
⑪煮穴子
⑫かんぴょう巻き
**カステラ
(2016年6月 初稿)
赤羽に来ています。
BMして以来、忘れては思い出し、思い出しては忘れていたみや古分店。マイレビュアーさんが克明にレビューしていたのを見て、今度は忘れずに行って来ました。
克明レビューで料理も寿司も両方うまそうなので、料理込みのおまかせをお願いしようと思いながら、当日始まったらどうやら寿司だけの予約を入れていたみたいです。多分、ですが、予約時には前の日の料理・寿司おまかせコースをどこかで食べた直後だったので今回は寿司だけでいいや、と思ったのかも。
そうしたボケ老人の失敗のおかげで、もう一度、今度はお料理ばっちりのおまかせが食べれる楽しみが残ってこれはこれでよかったのかなと。
お店はこじんまりとしていて、食事にも呑みにもベストサイズですね。靴を脱いで大将の前に座るこのやり方も、ゆっくりできてすこぶるよろしい。
ご挨拶の後、瓶ビールをお願いして。
まずは、気になっていた浅草弁天山美家古との関係を訊きます。はい、無関係でした。この地でずっとずっとウン十年続く老舗。
で、次は、克明レビューの主、美女3人レビュアーさんの話をして。そんなこんなでジブンの寿司遍歴なんかも無理やり聞いてもらってゴングを鳴らして戦闘開始とは相成りました。
①こはだ
青魚から始める自由奔放さ、がこの後の寿司、料理が俄然おいしいヒントなのでした。料理の腕前は克明レビューで承知してます。その腕前を発揮するやり方がすばらしい、と。
こはだ、〆方いいですね。小さ目の握りはすっとんと胃に収まっていくし、この旨さを醸成するタイミングとか大将の人がらとか会話の妙とか。銀座寿司ではなかなか味わえない魅力です。
②閖上産赤貝
③閖上産赤貝
細かな包丁が入り、ここまで細かなカットは初めてです。一口食べてみると、おおお。赤酢にさっとくぐらせたそうですが、こういう赤貝も初めての経験。酢の物が好きではないワタクシですが、この食べ方も悪くないですね。
次が、普通にそのまま赤貝握り。閖上産は香りが強くて食感も最高。やっぱり、酢、なし、がいいな(笑)。
④しろいか昆布締め、余市産うに
いかに入っている包丁も実に細かです。まぐろもそうだった。ここまで細かいと味も違うんです。とことんやる職人の技。食べてみると、へへ、イカの下にはうにが仕込んでます。雲丹乗せは結構食べてますが。
『うにを乗せちゃうと、食べた時に先ずは雲丹の味から始まっちゃうでしょ。』なるほどね。
*煮アワビ
『煮込んだあんかけは、全部食べずに残しておいてください。』
『次の料理にぶっかけるんですね?』その通りでした。
あわび、おいしくて楽しみますが、次がなんなのかのほうがすっごく気になって(笑)。
⑤ばふんうにご飯、あわびソースかけ。
雲丹ご飯でしたか。いい雲丹が手に入りにくいこの季節、いいバフンウニでした。そして、あわびあんかけ。おいしくないわけがないですよね。
あわびソースの中にシャリを小さく丸めてぽんと入れ、混ぜて食べるって趣向は経験アリですが、こっちはプラス雲丹だもんな。勝ち!
⑥あじ
肉厚でうまし。鹿児島夷隅産。
⑦ほしがれい
久しぶりで魚を見せてもらいました。三陸産ですか?どこか聞いたけど忘れました。気仙沼?寿司ではほぼ100%まこがれいを使いますが、ほしがれい、うまい魚です。貴重品です。この時期は真鯛やひらめの味が落ちるので、高級なほしがれいの出番なんですね。
⑧ほしがれいえんがわ
ほしがれいのえんがわは、他のかれいよりも味が落ちると言われてますが、決してそんなことはないですね。おいしくないエンガワを食べればおいしくないし、おいしいエンガワを食べればおいしいんです。比べにくいと思いますが。
⑨太刀魚ご飯
太刀魚も見せていただきました。ここまで身が厚いと急激においしくなりますね。竹岡産。
⑩かんぱち
大好きなネタです。脂がおいしくてノリもよかったので訊いたところ、大分佐伯産で5kgものとか。ね!この寿司屋、繁盛してるんですよ。だから、いい魚を集めることができるとみました。
⑪ごまふぐ白子
この季節にふぐ白子が食べれるとはしあわせ~。
⑫とり貝 舞鶴産
⑬赤身づけ
⑭中トロ
マグロの仕入れも怠りなくがっちり押さえてますね。宮城産でしたかね。
⑮穴子
⑯車海老
*カステラ
⑰シャコ
⑱赤身
料理を食べなかったおかげで18貫いただくことができました。すばらしい大将です。
さ、忘れないうちに料理+寿司の予約を入れなくちゃあ。
2016/07/23 更新
再び、ジブンが寿司と料理の組み合わせで一番好きなすし処みや古分店へ。
この日はマイレビュアーさんと二人でよせてもらいましたが、マイレビュアーさんも一皿ごとに歓声をあげる最高の出来栄え。大将の技、ベストな食材、そしておもてなしの心に心臓を鷲づかみにされたのでした。
*生ビール
健康に感謝してかんぱ~い。ジョッキー、大ぶりでうれしい。
*菊菜のクルミ和え
注目の一皿目。爽やかな香りと食感にヤラレました。京野菜の菊菜を錦市場のかね松老舗から取り寄せる寿司屋、枠を超えてますね。
*岩手産マツタケのフライ
でっかい国産の松茸を惜しげもなく使ってます。この値段でダイジョウブ?ってくらいの高級食材が続きます。今日もグイグイ攻めて来ます。
*日本酒 黒龍ひやおろし
*黒アワビのてっぴ(ふぐの皮)乗せ
てっぴが柔らかくてトロントロンです。この組み合わせもすごいですよね。大将が博多で修業した大いなる遺産の成果だと思います。ネタ箱に入っている調理前の黒アワビを見ますが、香り、味がすごいのが納得できますね。こんなにでかい黒アワビを買っちゃいましたか。儲け度外視?
てっぴをどかして、アワビのお姿を愛でたい。ぜ~たくな料理で、このお出汁だけでも昇天寸前になっちゃう。
*ばふんうに入り毛蟹の甲羅寿司、生イクラ添え。
予想していなかったので、びっくりしました。
浜中産ばふんうに、蟹味噌と蟹身。下の層が酢飯になってます。みや古では2回目となる甲羅寿司ですが、蟹高騰のこの時期に食べれるとは。ばふんうにもたっぷりと入ってます。甲羅寿司だけでも悶絶してるのに、途中で味変を楽しむようにイクラが添えられてました。
国産松茸、黒あわび、ばふんうに、毛蟹・・・・何と言っていいのやら。マイレビュアーさんが興奮するのがそりゃあ分かりますよ。
*豆乳を使ったとうもろこしのすり流し、ばふんうに乗せ。
イタリアン顔負けですね。豆乳をつかっているところがミソ。
*日本酒
純米麓井圓(まどか)
*天然車海老昆布締め、かつお酒盗乗せ
車海老を一度氷で〆てから昆布締めにして。淡麗で貴婦人のような車海老の味わいを酒盗が引き締めてます。
*まつほうれん
ほうれん草の上には松茸。菊の花が添えられてます。うまし。
*若狭産ぐじ(甘鯛)のお吸い物
この透明なお出汁、日本料理の真骨頂ですね。このレベルのお吸い物が出てくる寿司屋ってちょっとすごすぎます。
*太刀魚の寿司
穴子よりもうなぎよりもおいしかった太刀魚の蒲焼寿司
握りが始まります。
*こはだ
こはだ、と言うよりナカズミの大きさ。食べ応え十分。
*天然車海老
*明石産鯛昆布締め、酒盗乗せ
今度家で手巻き寿司を食べるとき、酒盗を使ってみよう。味の深みがもう一段出ます。
*新イカ、ばふんうに
いかの下には、浜中産ばふんうにがたっぷりと入ってます。
*出水産アジ
旨さにこだわると出水産になるんですねえ。
*閖上産赤貝酢〆
*閖上産赤貝
やっぱり酢で〆ない生が断然好き。生2貫、お願いしたい(笑)。
*北海道産ブリのスナズリ
一番旨い部分です。
*鯖、ゆずこしょう
*蒸し黒アワビ
ここにも登場した黒あわび。鮑だけは酢飯あり、なし、どっちも旨し。鮑以外は酢飯アリが断然。
*中トロ
めちゃめちゃ旨いんですが、中トロがかすんじゃう寿司コースって世界でこの店だけ。
*いわし
*ばふんうに手巻き
大きな海苔で覆いかぶせるように包んでいただきます。
*穴子
*かんぴょう一本巻き
今回もみや古マジックに酔いしれました。
毎月来たいんですけど、このコースだけは一人より二人で食べるものだと。相手探しが予約するよりも難しい。
またどなたかと一緒に料理と寿司に酔いたいですね。