22回
2017/03 訪問
寿司屋の手本とも言うべき、惜しげもなくネタを大盤振る舞いする姿がいい。
新橋に来ています。
ネタで言うと雲丹、寿司の種類でいうと巻物、に大きな特徴があるこの鶴八分店。いずれそのうちジブンの寿司手帳に掲載したいと思ってました。思いますよね、一度それらの写真を見れば。
寿司が食べたい!というより、寿司が見たい!と思う唯一の店。ニュー新橋ビルにありますからいつでも行けるや、と開店以来思ってましたが。ああ、こんなに時間がたってしまいましたか。
雲丹を箱から何回も何回も掬って山盛りに仕上げていく姿。掬って乗せて押してまた掬って。雲丹が獲れてない時期だったのでやはり感銘を受けます。
巻物。握りに使う赤身と中トロのサクから、まあ何枚切り出したでしょうか。たまたま切り出しは3人前だったので、カットしたものが山積みになりましたね。海苔の上にシャリを敷いて、わさびをまんべんなく塗って、赤身と中トロをグラデーションが出来るように重ねていきます。
これもまあ次回は動画でもいいですか、って訊こうかなって言うくらいすごい。やっぱりもっと早く実演を見に来ればよかったと思ったくらいです。
それ以外の握りも水準以上ですし、大将との会話も楽しい分店。直近の予約は難しいですが、少し待つだけで席の確保はできますから皆様も是非実演を見に行ってはいかがでしょうか。普段あまりこういう店で寿司を食べる機会がない人に是非出かけてみてほしいですね。どんな客にも公平に話をする出来た大将ですから、何の心配も要りません。敷居の低い店で誰でも常連に気にせず寿司を楽しめます。
今現在、4500円+消費税です。
(#5373)
2017/04/05 更新
今回はマイレビュアーさんと一緒に行って来ました。
人気の店ですのでかなり先まで埋まってますが、この日のランチは珍しくわれわれ二人とお一人様の3人だけでした。
この前も銀座の寿司屋でご一緒したマイレビュアーさん。ジブンは人間ドック直前でしたのでお茶。彼女は日本酒で、変な格好のカンパイ。お茶の茶碗が熱いので、カンパイは素早く!
①すみいか
ここは、ネタも握りも大きいのでダイスキ。1貫1貫が、ちゃんと食べた気がして、ちゃんと味わえて、ちゃんと感激します。
②真子鰈
野島大将のやり方はテンポよくどんどん握っていくので、ツッコミを入れないと30分で終わっちゃう(笑)。鰈も厚切り。
③しまあじ
④こはだ
やっと身の厚いこはだに会えて。独特の包丁。
⑤赤身づけ
⑥鯵
⑦小柱
『小柱と青柳、舌切の関係、この前ブログで解説しました。』とワタシ。
それ、見てくださったそうです。総称ばか貝。ばかみたいに獲れるのでばか貝。
⑧金目鯛
⑨大トロ
さ、冷蔵庫から雲丹箱を2箱取り出して、シャリの上に重ね始めました。押さえながら、どんどん高く積んでいきます。
⑩雲丹
おったまげ。大きな口、というより限界まで口を開けてやっと入る大きさ。口の中、うにだらけ。女性の場合、最初に雲丹を少し食べてからぱくりする方が多いです。
⑪煮はまぐり
⑫まぐろ巻き
でっかい!今日は、前回と比べてトロの部分の方が多い。この大きさを伝える方法はないかしら?PLUSですが、並べてみて写します。直径およそ6.5cmありました。大きな口、目いっぱい開けて。口の中、まぐろだらけ。シアワセ以外の何物でもありません。
そして破格な値段。また次の予約を入れます。本当は毎日食べたい本当の寿司の旨さです。
店を出て。2軒目はワインバーかイタリアンでワインを呑みたい彼女。ジブン、酒の付き合いが出来ませんので、2軒目はスイーツを提案しました。スイーツも大好きなんだとか。よかった。じゃあ、行きましょう。