7回
2019/11 訪問
本めじ登場
かなり前から当店を指名いただいていたお客様の接待。とても楽しみにしていたので失敗は許されない。今日も担当はMさん。
ヒラメからスタートして、どうしても食べたかったアワビの唐揚げをリクエスト。もちもち食感がクセになる。そして鯵。いつもは倉沢なんだけど、今回は三保の釣りの鯵なんだって。身の弾力が良くて味もよかった。河豚の焼き白子を待つ間に焼き蛤とタコをいただいた。
焼き白子は完璧。この辺りから握りに移行。前回冷たすぎたマグロは今回は正常。背トロとハガシ。口の中でとろけた。そして本めじが出てきた、当店では珍しい。
締めはアナゴ、煮蛤、ウニ、トロ巻きと怒涛のうまいもの攻勢。少食のお客様なのにしっかり食べてた!美味しかったそうだ。
前回より満足度高いけど、焼き白子が入ったからお値段は上がるのは覚悟しないと。
2019/11/27 更新
2019/11 訪問
選手層厚い
親方は出張で不在だったので、久々に親方じゃない職人さんのお寿司を食べた。今回は人柄が良いMさん。不器用そうだけど誠実なトークで安心だし、握りの腕も安定してる。
トロ、背トロから始まるのは末廣の定番通りで、ヒラメ、煮ハマグリと続く。煮ハマは必ず食べたい一品。そして鯵、才巻海老、カンパチ。良いバランスだ。
結局、最後まで満足感が続いた。ひとつ難を言うとしたら、今回に限りマグロがちょっと冷たすぎたか。季節の変わり目で冷蔵庫の温度設定が適切でなかったのだろうか?ミナミマグロは基本冷凍なので末廣みたいな店でもこういうときがあるのだろうか。トロの冷たい分、点数を下げておこう。
最後にお店を出るとき、職人さんが門まで出て見送りしてくれるのが嬉しい。親方じゃなくてもこうして外まで来てくれるんだな。ごちそうさま。
2019/11/10 更新
2019/09 訪問
やっぱり清水には末廣
お客様の希望で末廣鮨にきた。おもてなしなのでカウンター付き個室で。この部屋に入るだけでいつも緊張する。
ランチだからお料理は簡単にとお願いしたけどアワビの唐揚げは外せない。もちもち食感。
カウンターに移り、お任せで握ってもらう。一つ目は、剥がし。トロの筋を剥がした間の身を握る。ミナミマグロの甘味だけを純粋に味わえる。次々に提供される寿司の数々に言葉を失う。ネタケースのネタを全種類食べたいが、いつも全部は無理。だけど煮蛤は必ずたべる。
今日も大満足である。銀座のお寿司屋さんでどんなに良いお寿司を食べても末廣は見劣りしない。末廣は私のソウルフードであり親方には永遠に頑張り続けてもらいたい。
2019/09/22 更新
2008/01 訪問
行けば行くほど好きになる
10年以上前の話ですが、初めて行ったときは、ネタだけでなく海苔一枚の美味しさにさえ感動したのを覚えています。とにかくひとつひとつの素材にとても拘っているのを感じます。
寿司の味に感激してつい食べ過ぎ、帰る頃には本当に贅沢な時間を過ごしたという最高の満足感を感じます。これは門を潜る時の雰囲気、店内に並ぶ数々の美術品の効果もあるのでしょうか。
料理やお寿司に関して、薄味が好みの人には味が濃いと感じる場合があるかもしれません。静岡は濃い味付けを好む人が多いのです。特に塩味。それでも必ず最高と感じる瞬間があるはず。
仕事で使う場合(接待、宴会)、目的、予算に応じて適切に対応してくれ、さらにホスト側に対する細かい配慮(具体的に記述するのは難しいのですが)をしっかりしていただけるのがとてもうれしいです。
接待するお客様のほとんどは末廣の名前を聞いたことくらいはある場合が多いので、美味しさだけでなく「末廣で食事をした」という満足感を感じるブランド力を持っているのは地元の誇りです。
そういうことも含めて地元のお寿司ではずば抜けてナンバーワンの店だと思います。
気軽に行くと罰が当たりそうですが、特別な日にはプライベートでも行きたい店です。
2019/06/27 更新
大切なお客様と静岡でお寿司ディナー。宿泊なので帰りの時間も気にせず、末廣鮨へ。
ヒラメのえんがわの大きさにまず驚き、鮑の唐揚げ・時鮭の塩焼き・ズワイガニ…豪華すぎるつまみのコンボ。小食なお客様もいたので、途中から少し加減してもらう。
握りに移行してからは、「ハガシ」から。背トロの筋を剥いだ、間の極上部位だけを握る。寿司マンガ『将太の寿司』にも登場した名物寿司。欲張って2貫もらう。そしてマンガの話で盛り上がる。
鯵、煮蛤、赤貝、鰹、塩水雲丹…どれも素晴らしく、お客様にも好評。穴子は塩とツメで両方。追加の握りを少し頼んで、最後は別室でデザートのメロン。もちろん穴を開けてブランデー注入。
お客様も私も、大満足。