6回
2024/03 訪問
野菜もヤバうま
ここは焼き鳥屋さんだから焼き鳥のことを書くべきなのだろうが、投稿も4回目なので違うこと書いても良いだろう。焼き鳥が美味しいのは当然なのだが、こちらで出てくる野菜もまた素晴らしい。今回(前回もそうだったが)のスタートは春菊の和え物。この春菊、苦味と甘味が爽やかで存在を主張してくるのだ。
そして、ねぎが…ありえないくらいに甘くて美味しかった。ねぎ食べて感動したのは初めてだ。桑高農園恐るべし。いや鳥しげがすごい。
芽キャベツ。香ばしさの中に強い野生味。ボーッと食べてたら一瞬ニンニク食べたのかと勘違いしそうなくらいの力強さ。癖になる。シイタケもすごい。香り抜群の玉取椎茸だ。
追加でつくね、ニンニク、カチョカヴァロを頼んだけどニンニクの美味しさはもはや述べる必要はないだろう。
鳥しげの野菜は焼き鳥を引き立てながら、野菜そのものの存在もちゃんと主張してくる。
2024/03/17 更新
美味しさの暴走族
グルメなおばさま達(私から見るとお姉さま)が鳥しげに誘ってくれたので喜んでご一緒させていただいた。2週連続になったけど全然飽きない。なんなら毎週でも行きたい。焼き鳥に合わせてお酒はシャンパン、ピノノワール、日本酒、最後はモヒート…と、いろんな種類を大量に飲んだ。もちろん焼き鳥は最高だが、今回は締めの一品について述べたい。
鳥しげのおまかせコースが終盤になると、追加のメニューを頼める。品数は限られているが、これが楽しい。今回はにんにくとつくねを頼んだ。美味しい。つくねも大ぶりで食べ応えがある。そこでお腹いっぱいになっているはずなのに、締めには焼きおにぎりとハーフサイズくらいのラーメンが出てくる。見た目が美しく、そそる。満腹だったのに、気づくと食べている。焼きおにぎりのお米の甘みが最高、そしてしっかり味の醤油ラーメンのスープが焼きおにぎりとすごく合う。ひと口ずつ、おにぎり、スープ、麺、スープ、おにぎり、スープ、麺、スープ(これを繰り返す)止まらなくなる。
鳥しげは美味しさの暴走族だ。もう止まらない。誰にも止められない。右隣のおばさまがラーメンをお代わりしていた。おばさまも止まらない。上品なご婦人まで暴走族に変えてしまう鳥しげ、恐るべし。
2024/03/16 更新
2023/12 訪問
美味しさの向こう側
今年の夏に初めて行った鳥しげ。その美味しさに感激して次の訪問を楽しみにしていた。そしてついにこの日が来た。店内の雰囲気が神殿のようで気が引き締まる。焼鳥ももちろん美味しいけど、その他の串焼きもとっても美味しい。玉取椎茸の瑞々しさなんて驚いちゃうくらい。カチョカヴァロ(そんな串焼きがあるのも驚き)も美味しかった。いろいろ美味しいからお酒も進む。2人でワイン3本飲んでかなり良い気分になってたんだけど、隣の人が飲んでたモヒートが美味しそうだったので頼んでみたところ…ミントがフレッシュでめちゃくちゃ美味しい。モヒート飲んだ後のミントの葉っぱを全部食べちゃった。口の中に爽やかな風が吹いた。風といえば懐かしの暴走族マンガ、「疾風伝説 特攻の拓」を思い出す。美味しさ、お値段、そしてドリンク…それらにおいて突き抜けている当店。このマンガの名言であるスピードの向こう側…いや美味しさの向こう側に到達しているのではないだろうか。
2023/12/21 更新
早朝ジムでしっかりトレーニング。そのままリンパマッサージで全身を整えたあと、従姉妹に誘ってもらった「鳥しげ」へ。心身ともに仕上がった状態でのランチ。
最初に登場したのは、バターナッツかぼちゃのすり流し。口当たりよく、しっかりコクがある。
焼鳥スタート。とりわさ(焼鳥じゃないけど)、振りそで、ハツどれも絶妙な火入れ。香ばしくてジューシーで、ひと串ごとに感動がある。
ランチ限定のレバーペーストは、塩掛けとカカオ。お昼なのにワインが飲みたくなってしまう…次回は迷わず頼むと誓った。
厚揚げは、当日の朝にお豆腐屋さんが焼いたという特別なもの。中はトロトロ、薬味も絶品。銀杏とオクラでひと休みしたあとは、ささみ、つくね、長芋、レバーと焼鳥コースの後半へ。
締めの2本は、ソレリスとちょうちん。特にちょうちんは、濃厚な黄身の旨味が口いっぱいに広がって、ラストに相応しい存在感だった。
焼きおにぎりとワンタン麺で満腹に。ラーメンのスープまで飲み干してしまったのは、罪ではなく賛美。そして最後のデザートはアイスもなか。
最初から最後まで、文句なしの素晴らしい時間だった。