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高菜らーめん(予約して作っていただいたもの)(三人前かは不明)
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いかのお料理(三人前)
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とりにくのねぎソースがけ(三人前)
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ピータン豆腐(三人前)
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はるまき(三人前)
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とりひきにくの茶わん蒸し(三人前)
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とりひきにくの茶わん蒸し(アップで)
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とりにくとカシューナッツの炒め物(三人前)
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牛すじの煮込み(三人前)
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黒酢のすぶた(三人前)
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黒酢のすぶた(アップで)
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お店
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いよいよ、ツール・ド・横浜逢魔が時も終盤となりやし。中華街で中華を頂きやした。
お店の名前が読めません。これで『ミスター・ネイビー』と読みやし。中華街とも中華とも直結しないお名前でしねー。何でミスターネイビーなのでせうか・・・。横浜という場所とNAVYは関係ありやしが・・・。場所も中華街では中心部ではないさうでし。
お店<写真参照>
こぢんまりしておりやし。店構えだけみればプラモデル屋さんかしら? とも見えやし。さてさて・・・
あっしらは予約の為、二階に案内されやした。そのため一階は良く見ませんでしたが、カウンターだけのやうな感じでした。そして二階・・・
!!!!!!!!
マスターにご迷惑になるかもしれやせんので、写真は載せやせんが、お店の名前の如く、NAVY関連のグッズの品々が所狭しと飾られておりやし。しかもそのほとんど(一部模型等有り)が、実際に寄港したNAVYの隊員の方からのプレゼントとのことでし! 飛行機の写真なんか、ものすんげーでしよ。パイロットの方のサインも入っていて、どれだけマスターがNAVYの方々に信頼されているか、すぐ判りやし。好きな方なら、自分のへやがこんな感じだったら死んでもいいと思ふでせう。これらのグッズ(といふか資料とも言えやし)だけでなく、お部屋は洋館のやうな佇まいで、テーブルとイスでし。天井にはおおきなプロペラのやうなもの(なんて言うのでしかね?)が、ゆっくり回っておりやし。
さて、ここは中華料理屋さんでし。NAVYのお話もよいのでしが、お食事を。本日は三名のおまかせコースでし。
とりにくのねぎソースがけ(三人前)<写真参照>
茹でたか、蒸したかのとりにくに、ねぎソースがかけてあり、生のはくさいが敷いてありやし。
んまいでし! 予約していただいた方曰く、化調不使用だと思うとのことでし。あっしもすぐにそう思いやした。とりにくの熱の通し方は、固くならないくらいにしっかりと加熱されたもので、水っぽくもなく、乾いてもおりやせん。ネギソースは、野菜の旨みを活かした、調味料ではない具材通しの味付けのやうな感じでし。香辛料もあまりわからない感じで、『やさしい』味わいでし。
ピータン豆腐(三人前)<写真参照>
おとうふにピータンがのっており、ねぎとしょうゆ系のたれがかかっておりやし。
これもんまいでし! あっしはピータン苦手なのでしが、ぜーんぜんクセがありやせん。むしろ、玉子の旨みが凝縮されており、たいへんんまいでし。で、旨みの強いピータンを緩和するやうにおとうふがあり、これらをつなぎとめるたれが控えめな味わいで、ひぜうに上品でし。写真からは、にんにくやごま油が効いているやうにも見えやしが、どちらかといふと正反対で、和食のやうな繊細さが感じられやし。んまい♪
はるまき(三人前)<写真参照>
外観は特徴的なものではありやせんね。揚げたてでし。
これもたいへんんまいでし。油はきっちり切ってあり、皮はパリっと香ばしいでし。割ったところの写真を撮れば良かったのでしが、忘れやした。餡は、春雨や野菜や肉がバランスよく入っており、あんかけのやうなとろっとしたものが絡めてある、よくある春巻きのそれでし。でしが、調味料の主張が少なく、餡の旨みと皮の触感で頂く感じでし。上品であり食べ応えもあり。
いかのお料理(三人前)<写真参照>
切ったいかに、白髪ねぎがのっており、たれがかかっておりやし。
これもすんげーんまいでし♪ いかは、恐らく湯通ししており七分通しくらいの感じでし。もし、油通しだとすると、どうやって油を切っているのか不可解なくらいさっぱり仕上がっておりやし。かのこ包丁も入っているので適度な歯ごたえもあるものの、容易に噛みきれやし♪ このたれもしょうゆやごま油が過剰に主張せず、何味? といふ形容をしがたいものでありやし。ちらっと鷹の爪のかほりもする、たいへんんまい逸品でし。
とりひきにくの茶わん蒸し(三人前)<写真参照>
アップで。<写真参照>
文字通り、とりひきにくの茶わん蒸しでし。他にはいろどりのねぎだけ。どんぶりでし。
これは、ほんとーにやさしい味でした。玉子のぷるぷる感とひきにくの触感だけでし。だしは、いわゆる和食のそれよりは、ほんのすこしだけ味付けを強くしてあり、単なる和食屋さんの茶わん蒸しと区別できるものでし。
お酒はウーロンハイを少しだけいただきやした。どちらかといふと、食べるほうに専念しやしたね。
とりにくとカシューナッツの炒め物<写真参照>
このやうに銘打ちやしたが、えびや野菜もいろいろ入っておりやし。
これもたいへんんまいでし。脂っこさはぜんぜん感じられやせん。かといって中華特有の脂による満足感も充分ありやし。それぞれの素材のベストな加熱がうまくなされており、ひとつのお料理になっておりやし。たれも、これまた主張を控えた印象であり、炒め物ならではの香ばしさもあり。大変奥深い味わいでし。
牛すじの煮込み(三人前)<写真参照>
中華街で出てくるものとは思いやせんでした。長時間煮込んであると思われる牛すじは、すっかりやわらかくなっており、うまみたっぷりでし。へむ的には、主役の牛すじよりもはくさいとこんにゃくがんまいかったでし。この味付けも、何味と形容しがたい、素材を活かした味付けでした。
黒酢のすぶた(三人前)<写真参照>
アップで。
シンプルでしねー。揚げた豚肉以外には、たまねぎだけでし。
これもんまい! 揚げた豚肉はとうぜん揚げたてでし。黒酢のたれも酢の主張も甘味も塩かげんも脂っこさも全て控えめといふかちょうど良いといふか、素材を味わうための味付けである、といった感じでし。揚げた肉のあとのたまねぎが、すこーしだけ生の感触を残しており、さっぱりさせてくれやし。
ここまできて思いやした。上記のとおり『味付け』は、素材を味わうためのものであり、『味付け』で食べるものではない、といふ考えがあってのお料理だと思いやした。お料理はすべてママさんが作っておられ、マスターは運ぶだけとおっしゃっておりやした。ママさんのセンスはすげいでし。
高菜ラーメン(三人前かは不明)<写真参照>
これだけが、リクエストださうでし。塩味のスープに高菜・肉・たけのこが入っておりやし。これ一杯を三人でとりわけやした。
これもんまいでし。スープが見た目以上に軽く、高菜も塩をきっちり抜いてありやし。漬け具合もラーメン用に加減してある感じでした。おしんこごはんが大好きなので、この〆はかなりイイ感じでし。ラーメンのスープは食べ進んでいくうちにしょっぱく感じがちでしが、これはそのやうなことはなく、最後までかるーいスープでした。
この高菜ラーメンを予約される際にママさんが、今は良い高菜が手に入らないので出来ない、とおっしゃられていたさうでし。これも、良いものが入ったので、といふおふれが無かったことを考えると、無理やりリクエストにお応えいただいたのでせう。良いものが入らないと作ることができない、という言葉は、これらのお料理を食べたら判りやし。作る方のビジョンが明確に見えるからでし。
化調を使ったものを否定するわけではありやせん。あっしにとっては化調不使用のお料理の味と、そのビジョンを同調できる方の作るお料理が、自分にとって好みなことが極めて多いので支持しているのでし。選挙といっしょでせう。自分の支持するところに行けばよいだけでし。ママさんのお料理にも、化調不使用のお店に感じられる引き算の美学を感じやした。
マスターに、なぜこれだけNAVYの方とイノベーションを築けたのか聞いてみやした。マスターは楽しそうに教えてくれやした。どうしても会いたかったので、どうしたら会えるか考えたさうでし。そして正面からNAVYに向かって会いたいと主張したら、あっさりOKだったとか。つまり高嶺の花に向かって、どうせ自分なんかは、とか考えているより、アタックしてみた、といふことかと思いやし。お食事だけでなく、貴重な考え方を教わりやした。成功した方のおっしゃることは、支持するか否かはさておき、現実的でし。なんせ、夢を現実にされているのでしから。
お会計は、三人でそれぞれ3杯くらい飲み物をいただき、¥15,000(税込)でした。安いでし。
中華街を再び訪れることがあれば、必ず寄らせていただきたいでし。その頃には、今でも飾りきれないマスターのコレクションがもっともっと増えているでせう♪