へーむ♪♪さんが投稿した心粋厨房 獬(秋田/秋田)の口コミ詳細

レビュアーのカバー画像

へーむ♪のレストランガイドでし♪

メッセージを送る

この口コミは、へーむ♪♪さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。 問題のある口コミを報告する

移転心粋厨房 獬泉外旭川/居酒屋

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 3.4
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.4
1回目

2013/01 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気3.4
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.4
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

居酒屋♪( 心粋厨房 獬)

2013/01/12 再訪 この日は食べログのオフ会のイベントでの集まりでした。
いろいろ頂いたのでしが、写真が良くないので、6枚だけ追加。
堀川ごぼうは、ふつうのごぼうよりもはるかにやわらかくてんまいでし。

写真以外では、活けヤリイカのお刺身・三重県桃取町(鳥羽でしね)の殻つき牡蠣・ひろしです…。さんが前もって特注していた、タカアシガニの蒸したものetcと、豪華な宴会でした。

今回三度目にしてやっと、エビトーストが食べられやした。
エビの主張はほんのりで、パンもさらりと揚がっており、そのままでよし・チリソースを付けてもよしでしたー♪

その他印象深かったのは、せりの天ぷら。今回の集まりではいろんなお話が出やしたが、せりの根っこについても、
いろいろな意見が出やした。

あっしは根っこが好きなのでしが、茎と根のつながり目だけは、クセが強くてちと苦手でした。
しかーし、これが天ぷらになると、ここがいちばんんまいかったでし。
一度おいしく食べられると、次回以降、別の料理で出てきても抵抗が薄くなるといふ現象ってありやしよね?
これはまた食べたいでしね。

一次会・二次会参加者及び松橋さん・カオリさん、ありまとうございやしたー♪

************************************************************************************************************************
2012/11/06 再訪 写真を26枚追加。点数も上方修正しやした。使った金額も倍に修正(笑) 以下、へむのやより(一部修正) 

久しぶりに獬(しえ)に行ってまいりやしたー。

 この半年、いろいろなお店でいろいろなものをいただいていくうち、このお店がどれくらい満足度が高いか、改めて判ってきた次第でし。ちなみに、お店の看板には洋風小料理とありやしが、食べログの料理ジャンルが居酒屋なので、へむのやでは居酒屋としておりやし。

 さて、この日は平日。もはや週末は予約すらきびしいと伺っておりやし。この日も満員らしいでし。あっしらは18:00に伺うといっておいたのでしが、夕方のバスは若干遅れやしね。降り続く雨の影響もあり10分くらい遅刻して到着。松橋さんとカオリさんにご挨拶して着座。席は、カウンターの一番奥でした。

 この日のメニュー<写真参照>

 とーぜんでしが、ぜんぶ食べられないのが残念でなりやせん。

 先ずは、一杯。

 ビール(値段忘れた)<写真参照>

 獬のビールはプレミアムモルツでし。

 注文の品が出てくる間に、本日の日本酒メニューを。<写真参照>

 この日のお通し<写真参照>

 奥:つぶ貝の煮たもの
 手前左:菜の花の揚げたものと山芋の生ハム巻き(だったと思ふ) 手前右:ぎんなん

 つぶ貝は、日本酒まで取っておいたほうがよかったでし。多分その意向で出されたのでせう。が、ぜんぶ食ってしまいやした。新鮮なつぶ貝でし。煮汁は極力薄めで仕立ててありやし。これけっこう濃いめで出されることが多いでしが薄いので貝のかほりが感じられやし。また、ねぎが映えるといふか、お好きな方にはたまらんでしよ。

 手前左のものは、たぶんこのやうなお料理だったと思ひやし。忘れやした。もしわけなしでし。これは、一杯目=おそらくビールといふ狙いでしね。マッチングはサイコーでし。少し甘目の醤油と酸味のある味付けがされており、マヨネーズもちらっと。山芋の歯ごたえと菜の花のコントラストがんまいでし。

 ぎんなんは説明不要でせう。素揚げで。これもビールにばっちりでし。

 この時点でお店にはあっしらだけ。チャンスなのでいろいろ頼みやした。先ずはこれ。

 三関産のセリのおしたし(¥600税込)<写真参照>

 あっしは江戸弁ではないのでしが、幼少期の刷り込みからか『おひたし』だけ『おしたし』と発音してしまいやし。薄く味がついておりそのまま、お好みでしょうゆとのことでした。ほんとーに薄味でし。七味のごまがちらっとかほりやし。根っこでし♪ こないだ酒盃のきりたんぽで根っこが食べられなかったのでここでリベンジでし。根っこと茎のつながり目は、初めてたべやした。ここが一番泥臭いでしね。根っこはしゃきしゃき、茎はやや柔らかめでし。かほりはおしたしにすると、鍋よりも抑えめになりやしね。途中でしょうゆをつけたら、また風合いが変わりやしたよ。

 でわ、お酒に登場してもらいませう。この日はこれから。

 刈穂 純米吟醸 かわせみ(¥650税込)<写真参照>

 春のかわせみはひぜうに評判がよかったでし。ひやおろしなのでせうか、これはやはりすっきりの中にもややふくよかさがありやした。おしたしに合うものでしたよ。

 おさしみ盛り合わせ(値段不明)<写真参照>

 盛り合わせをおねまいしたら、3種類盛り合わせ(¥1,100税込)よりも一品多いものが登場♪

 左から時計回りに、
 ・長崎県五島産のさば酢締め
 ・青森県三厩産の本マグロ刺し(赤身と大トロ)
 ・男鹿産の沖鯵刺し
 ・(メニュー外)八戸産の鰹刺し
 
 もっと良いカメラが欲しいでしね。目にも美しいお造りでし。つまは茗荷でし。しその花もいただきやし。ちなみに、からしはさばと鰹向けでし。

 先ずは鯵から。男鹿産の沖鯵。日本海側しかもこんな北でも獲れるものなのでしね。脂の少ないしまあじ的なうまみの多い鯵でし。やわらかい鯵ではないでしね。

 次は鰹を。からしをちと付けていただきやし。

 !!!!!!!!

 これは何なのでせう! すんげーんまいでし。実はブログで入荷を知っていたのでしが、こんなにすんげーものとは思ひやせんでした。なんでも八戸では鰹はほとんど揚がらないさうで、ひぜうにめずらしいものださうでし。一匹だけ迷子のやうな状態で泳いでいたものが獲れたといふみたいでし。つまり鮭児のやうな存在でせうか。

 松橋さんいわく、『鰹は鮮度』とのことでし。産地が近いのでそれだけ新鮮といふことでせうか。あっしの感じたことは、身質が極めてきめ細かいこと・血抜きがしっかりしていること・水気が少なくたんぱく質が凝縮している感じといったところでし。生臭さや血合いの金属臭さ等、まったくありやせんでした。船上での扱いも良かったのだと思ひやしが、これは一期一会でした。この鰹に出会えたことに感謝いたしやし♪

 お酒が足らんでし。二番目のお酒はこれ。

 ゆきの美人 純米吟醸 愛山(¥800税込)<写真参照>

 これはすっきり系で、うまみが繊細でし。今日のお刺身は、曲者ではないので、以外とこれでOKでし。

 次に、本マグロを。赤身から。<写真参照>

 しその花とわさびを。風流でし♪ これは、鰹を食べた後だからだと思ひやしが、酸味が強く感じやした。鰹を食べた後のまぐろはやわらかく感じやしね。大トロは、脂が酸化していない新鮮さが良くわかるものでし。見た目ほどこってりしておらず、かなりお上品な大トロでし。

 最後にさばを。仕入れ当日の締めさばといふことになるのでせうか。

 食べてみやした。

 これは通常の締めさばとちょっとちがうと思ひやし。一切れが薄めに切ってありやし。背中側は生に近く、腹側は若干白くなってやし。な割に酢が効いているといふか、身はだいぶ締まっておりやし。おそらく背と腹の硬さをそろえるためかと思ひやしが、どのやうな技法なのでせうか。酒盃系のお店のさばもんまいでしが、これもんまいでし。おつくりは一品一切れが良いでしね。次回も盛り合わせを頼みたいと思ひやした。

 酢締めしたコハダの岩のり和え(¥450税込)<写真参照>

 こないだ食べそびれたものでし。今日は有りやした♪ 酢締めしたコハダに、ごはんですよのやうな甘い味ののりが絡めてありやし。本わさびものっており、これをつけて。

 これはなかなかむずかしいお料理でしねー。コハダの締め具合はけっこう強めでし。皮目の泥臭さもほとんどそがれておりやし。そこへ甘いのりの味が絡んで、なんとも言えない味わいでし。んまいのでしが、お酒はどれを持ってこようか、ひぜうに難解でしね。クセの強いものが合うとは思へやせん。ちなみにゆきの美人も少しちがうやうな…

 といふわけで、お酒の三番手を。

 まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸 生原酒(¥600税込)<写真参照>
 
 ラストなのですこしおまけでした♪ えー… 覚えてやせん。すげいんまいかったでし。これが一番水が鮮烈だったやうな… お酒の悪口を言っているわけではありやせんが、今日は肴に酒が気圧されておりやし。

 馬レバー刺し(¥700税込)<写真参照>

 こないだから、へむよめが気に入っているものでし。あっしもいただきやした。前回はにんにくを多めにつけたので判らなかったでしが、今回は薬味を付けずに塩あぶらでいただきやした。若干レバーとわかるものの新鮮なのでせう、んまいでし。へむよめはしょうがをもらってやした。

 原木舞茸 炭火焼き(¥700税込)<写真参照>

 これは、自分で炙るものみたいでし。食べごろがわかんないので、テキトーにやってみやした。<写真参照>

 原木舞茸といふものは茎が太いでし。その割にぱさぱさしておらず、焼き物や揚げ物に向いていると思ひやし。この写真くらいでも焼き足らない、といふのがへむ家の解答でし。食べてみると若干の香ばしさが欲しくなるので、先っちょは炭化していて、全体的に少し収縮しているくらいまで焼いた方がんまいでし。で、これにすだちを一閃! …なかなかんまいでしが、めんどくさいでし。これだけの為に炭を起こされてると、なんかもうしわけない気がしやした。貧乏性でしね♪ 茎のしゃきしゃき感はサイコーでしが、へべれけには焼きの作業がつらいでし。とはいへ、あつあつを直ぐに食べられるのは至高の楽しみかも。

 ゆり根のバターソテー(¥350税込)<写真参照>

 へむよめのチョイスでし。何十年ぶりかのゆり根でし。ぽくぽくしているのに臭くないといふのが、にんにくとの違いでせうか。あの独特のかほりもちらっと残っており、バターのかほりも十分しやし。そろそろお酒を強くしないと、完全に肴に負けてしまいやし。なのでこれを。

 ハイボール(値段不明)<写真参照>

 ロングカクテルのグラスでせうか。めずらしいでし。これらの肴には、日本酒よりも、ちと違うものが合いやしたよ。

 男鹿産だだみの… 塩焼き(¥900税込)<写真参照>

 あっしは天ぷらかなー、とおもっていたのでしが、よめが塩焼きを選びやした。

 食べてみやした。

 これは焼き具合がサイコーでし。焦げているところもあるのに芯の部分はトロっと生の感覚がきもーち残っており、でも熱っちいといふ、たいへん高度な焼き技術でし。それにあいまって塩加減のよいこと… ハイボールも、ちと力不足になってきやした。

 といふことで、焼酎にチェンジ。これがラインナップでし。<写真参照>

 タイガー&ドラゴン(値段不明)<写真参照>

 上の写真のひだりから二番目でし。芋焼酎がのみたいといふ、よめがリクエストしたものでし。これはあっしは呑んでないのでしが、よめが二杯おかわりしていたのでんまいのでせう。

 あっしはこれ。

 金宮焼酎ストレート(値段不明)<写真参照>

 のみもののメニューが手元にないので、なにも価格がわかりやせん。別に時価といふわけではないでし。総括的に獬はのみものが安いでし。ご心配なく。キンミヤは甲類でしが、割らなくてもんまいでし。ストレートで呑むと、ビリビリと辛いでし。これなら肴に負けないでせう♪ 無理行ってレモンの液体をもらいやした。これをちらっと入れてちびりちりびと。

 生ハムとモッツァレラチーズの炙り焼き(¥850税込)<写真参照>

 ピンチョス系でしね。卍固めな盛り付けでし。これは黄色いプチトマトが一番先に主張してきて、その酸味と食感を包むやうにチーズとハムがこってりな味わいを演出しやし。生ハムといふことでしが、少し厚めな感じでした。わざわざ自分のところで切っているのでせうか? その割にはしょっぱくなかったでし。うーむすげい。つけあわせのクレソンをいただくと、とたんにこれがリセットされやし♪ 楽しいでしね。

 厚切り牛タン塩焼き(¥1,000税込)<写真参照>

 まだまだ食べやし♪ これは焼き加減・塩加減ともにひぜうにんまいでし。右のつけあわせはねぎの刻んだものに一仕事したものでし。たぶんオリーブオイルと酢などで和えたものかと。ねぎも良く選ばれており、やわらかくて巻きが細かいでし。獬のつけあわせは、全部いただくべきでし。主菜にあうものをつけてあるので、一緒に食べる若しくは合いの手につまむと、さらにんまいでしよ♪

 すだちでしが、全部たねを取り除いてありやし。意外とたねが残ったままのお店が多いと思ひやしが、こういふこだわりはありがたいでしね。

 骨付き鶏モモ肉のコンフィ(¥650税込)<写真参照>

 定番でしが、今回はじめてたのみやした。箸で切れるとのことでし。

 食べてみやした。

 これ、んまいでしねー。見た目はしょっぱさうでしが、むしろ塩加減は甘めかと感じやした。突出した味わいはなく、肉をやわらかく加熱したものといったニュアンスでし。箸でほろんほろんにほぐれやし。肉の旨みは閉じ込めてあり、噛むとこれが嫌味がない程度に広がりやし。油のコクがけっこうあるので、つけ合わせのクレソンがすげくんまく感じやし♪ つぶマスタードをつけて食べるとまたぜんぜんちがう感じになりやし。うーむこれはすげいでし。絶対頼まなくてはいけやせん。次回はビールと共に一品目にしやし。ハイボールも合いやし。ウイスキーのストレートもイケさうでし。

 この辺で、予約のお客さんが来るころだったので、今のうちに〆を、といふことで二品。

 八の字ガニのトマトクリームソースのパスタ(¥1,600税込)<写真参照>
 
 少なく見えやしが、かなり多いといふか大きなお皿でし。このカニ、胴体の部分だけ食べやした。はさみとかも食べられたのでせうか? ちと怖かったのでやわらかさうなところだけにしておきやした。ソースはこってりしており、パスタによーく絡みやし。カニは意外とあっさりしており、身が絹質でし♪ パスタの茹で加減がアルデンテでんまいでし。しかもなかなかのびなかったでし。どんな秘密があるのでせうかね。

 活けあさりと青しそのパスタ(¥1500税込)<写真参照>

 これまたおっきなお皿でし。事前にパスタのグラム数を聴いたのでしが、忘れやした♪ 確か100gだったかと思ひやし。80gだったかもしれやせん。どっちかだったと思ひやし。これはにんにくがすげい効いてやし。あさりは開いているものの、ほとんど生でし。なので貝柱がぜんぶ残ってしまいやした。これはざんねん。青しそは風味もあまり主張しない感じでし。あさりの旨みはばっちり出ておりやし。ただし、にんにくがかなり強烈なので、にんにくが大丈夫な方におすすめいたしやし。

 トマトサワー(値段不明)<写真参照>

 本日の最後の品でし。よめのチョイスでし。これはトマトの青臭い感じがするサワーで、独特でし。パスタが強烈な味わいだったので、さっぱりしたかったのでせう。

 この辺で二時間を超えたくらいでした。予約のお客さんがどどっと入ってきたのでそろそろおいとましやし。

 この日は、これで¥20,700(税込)でした。飲み物がわからないのでしが、焼酎は二、三杯づつおかわりしたので、高くはないでし。こんだけ食べればこれくらいはいくでせう。

 獬は、センスも味もサービスも一流だと思ひやし。しかし、一番すげいのは、わくわくさせられることでし。予約したときも、お店でお料理を待っているときも、食べたときも、わくわくしやし。

 日常生活で、こんなにわくわくできることはそうそうないでし。また伺いやし♪
********************************************************************************************************************

 ひさしぶりに山王方面にお出かけいたしやした。目的は呑みでし♪
 
 秋田では、今人気のお店で、なかなか予約もむずかしいでし。今回は余裕をもって、数日前から開店時間で予約いたしやした。あっしとしては、路銀はけちってでもつまみ一品余計に頼みたいので、バスに揺られて、もけもけと向いやした。着いたのは18:03くらいでした。

 入口<写真参照>

 この写真は入口でし。道路に面しているガラス張りのお店が店舗なので、本当はそっちが正調かと思ひやし。

 お店に入ると、オーナーシェフの松橋さんと奥様のカオリさんがお出迎えでし♪ この日はカウンターでした。

 メニューでしが、のみものはこちら。<写真参照>

 ちっさくてすんません。ビールはプレミアムモルツでし。その他は左側のお酒が注目でし。いろいろありやし。

 食べ物は、学校の教室の後ろにあったくらいの大きさの黒板にいろいろ♪(これは全景ではありやせん)<写真参照>

 たぶん二つ足して全景かと。<写真参照>

 カウンターの調度品を。<写真参照>

 写していないでしが、南天もありやした。 

 本日は先ずビールを。<写真参照>

 ふしぎなことに周りの方もビールを飲んでやした。連鎖反応でせうか♪ 泡がきめ細かくて、んまいでし♪

 この日のつきだし:(恐らく)イガウニと天然白エビの和え物<写真参照>

 すくってみたでし!<写真参照>

 うにと、白エビのむき身にしょうゆベースの、超高級なめんつゆのやうな味がついておりやし。卵黄のやうなうまみもプラスされている感じでした。こーれーはー、んまいでし! 山椒が辛いのでしが、良いカウンターになりやし。これはビールにあてるのはもったいないでしね。

 といふことで、おさけを♪

 阿櫻 純米吟醸山田錦<写真参照>

 ほんとは、中取りから呑もうと思ったのでしが、手違いがありいきなりこれから。あっしも最近は、秋田のブットいお酒の飲み方が判ってきやした♪ これはかほり・コク・のどごし共に太目でんまいでし♪

 おつまみ一番手はこの方♪

 アオリイカお造り<写真参照>

 肉厚なアオリイカでし。黒板には無かったでしが、無理行って造ってもらいやした。しょうがと本わさびがついておりやしが、トリュフ塩も出していただきお好みでとの事。あっし流のアオリイカの順番で、
①:富戸(静岡県伊東市)流にしょうがと醤油で。これはさっぱりいただけ、そのぶん身の歯ごたえに集中できやし♪ 新鮮なのでとろけるやうな感じではなく、弾力がありやし♪ で、お酒を一口。
②:わさび醤油で。これは、さしみ本来の旨みを味わう食べ方でし。口の中でわさびの甘味(本わさびでしから)といかの甘味が混じり合い、んまいでし♪ で、お酒を一口。
③:本わさびと塩で。これは、生もののかほりがダイレクトに出やし。その分個性的となりやしが、これが本来の姿だーと思ひながらいただきやし。皮目と腹側の触感の違いも、塩が一番わかりやし。んでお酒を一口♪

 チェイスの器<写真参照>

 器にこだわる松橋さんご夫婦らしいでしね。無粋にデカすぎないところが♪ このお水は、口当たりからミネラルウォーターや、調理水ではないと思ひやし。こんど聞いてみようと思ひやし。

 阿櫻 純米吟醸山田錦がアオリイカのおかげで無くなってしまったため、すかさず次のお酒へ。

 阿櫻 純米吟醸中取り<写真参照>

 本来はこちらからのつもりでした。山田錦よりも若干すっきりしてて、ピリっと辛く角がありやし。しかし、次のおつまみでは、これが功を奏しやし。

 馬レバ刺し<写真参照>
 
 全国のレバ刺し愛好家の方は、さぞかしがっかりされているでせう。しかーし、秋田は馬肉を良く食べるらしいので、馬刺しが比較的ポピュラーでし。そしてそのレバ刺し。悪く言えば牛レバよりもコクが少ないでしが、よく言えばさっぱりとしておりやし。食感は問題なく生レバのそれでし。ごま油のたれも、塩が完全に溶けており且つしょっぱすぎない、絶妙なものでし。んまい!

 馬刺し<写真参照>

 馬レバ刺しも同様でしが、少なく見えて、かなり多いでし。韓国料理屋の肉と同様、かためて立体的に盛られておりやし。これも新鮮でし。さっぱりしていて、肉のうまみが感じられんまいでし。

 馬レバ刺しも、馬刺しもさうでしが、ツマの玉ねぎスライスがんまいでし。一仕事してあり、玉ねぎのクセとしゃりっと感を抑えてありやし。もちろんぜーんぶいただきやし♪ お皿の上に、飾りの為だけに存在するものなんてないのでし♪

 お酒が足らんので、これを。

 まんさくの花 純米吟醸亀の尾<写真参照>

 面倒なので二合もらいやした♪ 馬刺しと日本酒は、意外なほどの相性でしね(特ににんにくで食べると)。

 閖上産赤貝<写真参照>

 赤貝まるまる一個でしね。身の後ろにはひもが二本ありやし。

 赤貝は、したごしらえが面倒な貝でし。洗いすぎると旨みがなくなり、洗いが不十分だと血なまぐさいでし。これは閖上産の海藻のかほりがほのかに感じられ、三陸の海が徐々に復活しているのが判りやし。すしならもう少し包丁を入れた方がよいのでせうが、お造りなのでこれでよいでし。ひもに関してはお寿司屋さんよりも上手に仕立てているなーと思ひやした。

 ツマでしが、赤貝にはきゅうりなのでし。なぜかはわかりやせんが、へむ的にはきゅうりでし。これも見えづらいでしが、つまはきゅうりでし。さすがでし♪

 いわしのなめろう<写真参照>

 
 これも黒板にはなかったのでしが、いわしが食びたいといったら、造っていただけやした。

 これは、あっしが今まで食べたなめろうの中で一番んまいかったでし! 薬味は細かめでいわしに絡みやすくなっており、いわしはあまり小さくたたかない状態でし。そして味付けの味噌も荒っぽく混ざっておりやし。なめろうは『しょっぱい』と思った瞬間、んまいものではなくなりやし。そうではなく且つ充分に旨みがあり、生臭さを抑える薬味の絡みがありやし。あと、もうひとつ。まな板の手入れが味に出やし。これは出来すぎているくらいすんばらしいものでしたー♪ お酒が足らんでし。

 ギンポとシロギスの天ぷらもり<写真参照>
 
 ギンポと聞いては食べないわけにはいきやせん。しかもシロギスと食べ比べでし。さて、天ぷらの白身としてはどちらが上でせうか? ちなみに塩でとの事。

 ギンポは身の弾力と皮目のかほりがしっかりしてやし。身がしまっていてんまいでし。ここは天ぷら屋さんではないので、塩だけで正解でしね。昭和初期ならいざ知らず、昭和の後期にはギンポは、東京の超名店にしか並ばなかった天ぷらだねでし。良い時代になりやした。シロギスは、ギンポよりもあっさりしていてほこほこでし。皮目の麦藁臭も、ギンポを食べた後ではお上品でし。衣は厚めでじっくり低温で揚げてあり、やわらかさを出すための七分通しくらいの火加減ではなく、しっかり火が通っていてやわらかい、腕自慢な揚げものでした。

 この日は、二人で¥9,100(税込)でした。何品か値段がわからないもの(無理行ってこさえてもらったもの)があるので、今回は値段を記載いたしやせん。興味のある方は黒板から探してみてくらさいでし。今思ふと生ものばっかり食べてやしたね。次回は焼き物もいただきたいと思ひやし♪ 

 お酒もお料理も大変満足でしたー。

  • 2013/01/12のメニュー

  • 2013/01/12のつきだし1(こはだの岩のり和え)

  • 2013/01/12のつきだし2(あわび茸とひろっこの和え物)

  • らっきょうのたまり漬け

  • 三関産せりのおしたし

  • 花にらのおしたし

  • 堀川ごぼうの煮たものだと思ふ

  • 2012/11/06のメニュー

  • 生ビール

  • 2012/11/06の日本酒メニュー

  • 2012/11/06のつきだし

  • 三関産のセリのおしたし

  • 刈穂 純米吟醸 かわせみ

  • 2012/11/06のおさしみ盛り合わせ

  • ゆきの美人 純米吟醸 愛山

  • 青森県三厩産の本マグロ(赤身)

  • 酢締めしたコハダの岩のり和え

  • まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸 生原酒

  • 馬レバー刺し

  • 原木舞茸 炭火焼き

  • 原木舞茸 炭火焼き(アップで)

  • ゆり根のバターソテー

  • ハイボール

  • 男鹿産だだみの… 塩焼き

  • 2012/11/06の焼酎ラインナップ

  • タイガー&ドラゴン

  • 金宮焼酎ストレート

  • 生ハムとモッツァレラチーズの炙り焼き

  • 厚切り牛タン塩焼き

  • 骨付き鶏モモ肉のコンフィ

  • 八の字ガニのトマトクリームソースのパスタ

  • 活けあさりと青しそのパスタ

  • トマトサワー

  • 馬レバ刺し

  • 馬刺し

  • アオリイカお造り

  • いわしのなめろう

  • 閖上産赤貝

  • ギンポとシロギスの天ぷら盛り

  • あるひのつきだし(いがうにと天然白えびの和え物)

  • いがうにと天然白えびの和え物をすくってみやした♪

  • 阿櫻 純米吟醸山田錦

  • 阿櫻 純米吟醸中取り

  • まんさくの花 純米吟醸亀の尾

  • ビールはプレミアムモルツでし♪

  • 和らぎ水

  • のみものメニュー

  • ある日のお料理メニュー

  • ある日のお料理メニュー

  • カウンターの上

  • 入口

2013/01/17 更新

エリアから探す

すべて

開く

北海道・東北
北海道 青森 秋田 岩手 山形 宮城 福島
関東
東京 神奈川 千葉 埼玉 群馬 栃木 茨城
中部
愛知 三重 岐阜 静岡 山梨 長野 新潟 石川 福井 富山
関西
大阪 京都 兵庫 滋賀 奈良 和歌山
中国・四国
広島 岡山 山口 島根 鳥取 徳島 香川 愛媛 高知
九州・沖縄
福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄
アジア
中国 香港 マカオ 韓国 台湾 シンガポール タイ インドネシア ベトナム マレーシア フィリピン スリランカ
北米
アメリカ
ハワイ
ハワイ
グアム
グアム
オセアニア
オーストラリア
ヨーロッパ
イギリス アイルランド フランス ドイツ イタリア スペイン ポルトガル スイス オーストリア オランダ ベルギー ルクセンブルグ デンマーク スウェーデン
中南米
メキシコ ブラジル ペルー
アフリカ
南アフリカ

閉じる

予算

営業時間

ページの先頭へ