到着間際の機中で行列をしてまでしようと思わぬ小便を我慢して降り立った第1ターミナル。
初搭乗のA380が着陸したら,後ろからはシンガポール航空の同じくA380が降りてきて,こうなると通関の混雑必至と,兎に角荷物をとって外へ出る事を先決とし,早々に到着ロビーへ出て,一目散に男便所へ。
ところがここの男便所はどういう訳か「朝顔」が無く,handicapped兼用の個室が3つ並んでいるだけで,手洗い場すら無い。ドアのガラス越しに覗くと何処も照明は消え,使用中のサインも点灯していない。ためらわずに一番左のドアを開けると電気が点き,いきなり男がケツを出して便座からあわてて中腰で立とうとする。扉は電動だからすぐには閉まらない。しばし見つめあう。ああびっくりした。
気を取り直して,隣のドアを開けるとこれまた電気が点き,こんどは白人の男がパンツを履く所で,私が扉を締めようとすると,引き止められ大便をしたけど水洗のバルブが解らず困っているという。どれどれと,入って行く方も入って行く方なのだが,彼の大便の浮かぶ便器と,ズボンを履くのを眺めながら探してやった。確かに形が特殊でこれは一寸解り難い。
それにしても,どいつもこいつも鍵くらい掛けぬのか!
そして最後の一番右側。まさかとは思うが嫌な予感がして,止めようかと思ったのだが,つい開くボタンを押してみたら,ここもだよ。また中年男がケツ出しの中腰で慌てている。
もう小便は諦めた。
全く,帰国早々見たくも無いのに何で男の尻ばかり見なければならんのか。