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下らないので今後一切こんなところに書かぬ事とした
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金玉親爺 (70代以上・男性・静岡県) 認証済
この口コミは、金玉親爺さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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1回
夜の点数:4.0
昼の点数:4.0
2011/06 訪問
泣いた赤鬼
店が呼ぶ。この草臥れた構え,扉を開けばデカダンス。こういう店のテレビはあと何日かでいったいどうなるのだろうか。私は余程のニュースでも無い限りテレビは一切見ないのだが,それでもこういう他に客も居ない様な店からこれをとってしまうと,他にする事の無い店主はどうするのだろうか。それに一人寂しくビールで夕食の年配のチョンガーも。今さらながら総務省,業界の横暴を腹立たしく思う。「私は金玉が痒い」のではなくて,「金玉が私を痒くする」とドイツ語風に表せば,「この店はその前を通っただけで,入らねばならぬ気配を私に感じさせる」のである。過日,金玉に痒くさせられた訳ではないのだが,初めてこの店を認識したその二日後に,わざわざ途中下車して入ってみた。迷う事なく雲呑麺なのである。何となれば早めの夕食である。雲呑だけではもの足りぬと考えたし,もし雲呑で失望すると立ち直れぬからである。まさかの,昔懐かし雲呑,麺などはどうでもよい。これが探し求めていた雲呑だ。翌週再訪。こんどは迷う事なく雲呑で。天の羽衣,天女の舞,そんな言葉が脳裏を過る。つるっとした薄い皮の喉越し。これぞ昔懐かし支那蕎麦屋の雲呑。強いて言うならば,この店の特徴である餃子の具同様の肉がそんなに入っていなくとも良いのである。雲呑の具などほんの一欠けで十分なのである。幼き日の,ささやかな家族の幸せ,笑顔が走馬灯の如く蘇る。あれは当時沼津の繁華街であった上土。確か旭園の裏辺りにあった「笑栄楼」と言っただろうか,その小さな中華屋の雲呑が,父母と共にその喉越しをはっきり思い出させる。ワンタンではない,確かに雲を呑むが如きなめらかな雲呑。無き両親を想うと,幼き日,ラジオの「お話出てこい」の「泣いた赤鬼」が突然蘇り泣いた。照れ隠しにビールを頼む。他に客は居ないものの端に席を取ってよかった。
2011/07/10 更新
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ペット可
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家族・子供と
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女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
店が呼ぶ。
この草臥れた構え,扉を開けばデカダンス。
こういう店のテレビはあと何日かでいったいどうなるのだろうか。私は余程のニュースでも無い限りテレビは一切見ないのだが,それでもこういう他に客も居ない様な店からこれをとってしまうと,他にする事の無い店主はどうするのだろうか。それに一人寂しくビールで夕食の年配のチョンガーも。今さらながら総務省,業界の横暴を腹立たしく思う。
「私は金玉が痒い」のではなくて,「金玉が私を痒くする」とドイツ語風に表せば,「この店はその前を通っただけで,入らねばならぬ気配を私に感じさせる」のである。
過日,金玉に痒くさせられた訳ではないのだが,初めてこの店を認識したその二日後に,わざわざ途中下車して入ってみた。迷う事なく雲呑麺なのである。何となれば早めの夕食である。雲呑だけではもの足りぬと考えたし,もし雲呑で失望すると立ち直れぬからである。
まさかの,昔懐かし雲呑,麺などはどうでもよい。これが探し求めていた雲呑だ。
翌週再訪。こんどは迷う事なく雲呑で。
天の羽衣,天女の舞,そんな言葉が脳裏を過る。つるっとした薄い皮の喉越し。これぞ昔懐かし支那蕎麦屋の雲呑。強いて言うならば,この店の特徴である餃子の具同様の肉がそんなに入っていなくとも良いのである。雲呑の具などほんの一欠けで十分なのである。
幼き日の,ささやかな家族の幸せ,笑顔が走馬灯の如く蘇る。あれは当時沼津の繁華街であった上土。確か旭園の裏辺りにあった「笑栄楼」と言っただろうか,その小さな中華屋の雲呑が,父母と共にその喉越しをはっきり思い出させる。ワンタンではない,確かに雲を呑むが如きなめらかな雲呑。
無き両親を想うと,幼き日,ラジオの「お話出てこい」の「泣いた赤鬼」が突然蘇り泣いた。
照れ隠しにビールを頼む。他に客は居ないものの端に席を取ってよかった。