gropopさんのマイ★ベストレストラン 2013

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ぐろぽっぷの食紀行☆

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

味の評価だけでなく、再訪したい気持ちにさせられたかどうか、もランキングポイントです。
それにしても今年は☆4を越えるお店が少なかったかも。

マイ★ベストレストラン

1位

丸山吉平 (浅草橋、新御徒町、秋葉原 / とんかつ)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 -

2013/01訪問 2013/02/21

スーパーフライ。

オープン当初から絶対に行こうと決めていたお店。

正直なところ、さほど豚カツに詳しくもないし
ボリュームとして揚げ物は完食しづらい。
その旨を伝えたところ
「だったら、特ヒレカツがお勧め!」とのこと。
その言葉を信じ、特ヒレオーダー。\1900。

出てきたヒレは丸く厚い。丸いってのが面白い。
それが8切れぐらい、200gぐらいあるのかな。
(夜の訪問。気分は飲みモードで入店しているので
尚のこと、たくさん食べられないのだけど・・・)と、見ただけでやや不安。
背後には山盛りキャベツとひじきが添えられ登場。

真ん中を一切れ引き抜いてみる。
するとミディアムレアなピンク色。
牛でなら見たこともあるかと思う、このレア感。
でもね、豚ですよ、豚。

そしてひとくち頂いてみると、衝撃的な柔らかさ。
食べながらずっと、どう表現しようか考えていたほど
これまでにはない豚。というか豚カツとして初。

外側の衣は
ほんの数ミリという厚さにもかかわらず、
小気味いいほどサクサクし、そしてしなやかさもある。軽い。

そこへ隙間なく一体化したヒレ。
ジューシーでありながら、切れがよく
口の中でモタモタ、モサモサすることがないのだ。

感覚としては、非常に上質で密度の濃い
しっとりとした高級食パンのような。
だから、噛む力など申し訳程度で十分。
これが噂の林SPFなのだ!
(と言い放ってみたが、よくわからない^^;豚の種類らしい)。


さて味付けとして。

・おつまみカレー(ちょこっとだけカレーを小皿に入れてもらったもの)\200?
隣の家族も大絶賛していたが、味に奥底からの深みを感じる。
数種類のスパイスが尖ることなくひとつになり、適度な辛さも。
このカレーだけでも、専門店と勝負できるな、絶対。

・三種のナマック塩。
かなり硫黄の香りが強く
これだけだと苦手な人も多いかもしれない。

しかし豚カツに少しまぶすと一変!
この香りは一気に収まり、
逆にグッと肉の旨味を引き出してくる優れもの。スゴイ。

その他に
・絞りたて醤油
・特製ソース
・からし

これらを全部、豚カツに試してみたが
塩がもっとも肉の味わいを引き出す立役者。
絶対試して。


あまりにも鮮烈な豚カツを食し、
むしろこれから先出会うであろう数々の豚カツに
どんな気持ちで向きあったらいいのだろう・・・

などと思い悩んだのも刹那、
すでに何杯目かの焼酎ロックで
ゴキゲンなのでありました。
もちろん、豚カツも完食。
気がついたらなくなってた、というぐらい
キャベツも何もかもキレイに。

美味しいものは人を幸せにするなぁ。改めて。

  • 紅潮。
  • 全貌。
  • ドリンク。

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2位

すしぎん (鶴橋、桃谷、玉造(JR) / 寿司)

1回

  • 昼の点数: 4.8

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 4.8
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 4.8
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2014/10訪問 2017/12/27

小気味よく中毒にさせる店。

初訪問から大のお気に入りのここ♪
やっぱり何度伺っても、ホントいい。
ゆったり上品な高級寿司もいいですが、
やっぱり性格的にはこっちかな☆

ちゃきちゃきとお寿司が握られ
会話も弾み、ひしめくような小さなお店だけど
だからこその生き生きした感じもダイレクトに伝わる♪
ネタはもちろんサイズも好み。

それに、お寿司堪能して一人5000円行かないってアリですか!?
この日は結構待ったけど
それでも食べたい必食の店☆

******
<2013.5>
鶴橋で寿司 !?と思ってはいけません。
私自身、あまり降り立ったことのないこの地は
韓国市場が迷路のようにウネウネとしており
しかも人でひしめいていた。アジアンの熱気で圧倒!

そして実は焼肉屋さんばっかりではない。
結構、お寿司屋さんがあるんです。

こちらのお店の前につくと待ち席が店前にあり、
すでに先客。時間は午後2時。店内満席。
11時から開店しているこちらは、そのまま通し営業で夜まで。
なんて便利なの☆

回転率がよくすぐに入店。
というのも、ここはゆったり飲みながら、つまむお店ではないのだ。
お造りなどのつまみは、2皿まで。
要は「とにかく、ちゃっちゃと寿司を食ってくれ」というお店なのである。

それでもとりあえずお酒を注文し
(麦焼酎で3種類ほど、芋1種類、日本酒数種類、酎ハイなどがある)
ちょっと急ぎ目に飲みながらも、小一時間ほどで退店。
これでも一番長く居座ってた(笑)。
みんなチャッチャと食べて、すぐに出て行く。まさに江戸時代。

ネタは¥300ほどのものから¥800、¥1000などのものまで。
といっても2貫でこのお値段!これは安い。

生ゲソ、海老、ウニ、子持ち昆布、皮はぎ(肝乗せ)・・・

カウンターに敷かれた笹の葉に
注文したお寿司が、トントン置かれる。

リズム感のよい大将はユニークキャラでも有名^^
握りと喋りがよいテンポを見せ
僅かな時間でも楽しませてくれるのです。

醤油はハケで塗る形。醤油皿は使わない。
「これは酢橘がかかってるから、そのままね」などと
渡されればそのまま。これが言われたとおり抜群な相性♪

いやいや、もう素晴らしいオンパレードです。
プリプリとかプチプチとかクリーミーとか。
それぞれのネタ特有の持ち味が存分。
なんだか活き活きした音が聞こえてきそう。
しかもシャリ、結構好きかも。温度も、解(ほど)けもピッタリ。
粒もいい感じに立ってます。
これでこのお値段で、ってどういうことなのよ。

も~~かなりのお気に入り♪
小1時間という滞在時間はあっという間でしたが、
無理なく無駄なく、美味しさがギュッと詰まった時間でした。
京都にもこんなお店があったらいいのに(渇望)!
癖になる、中毒性激高なお店。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

江畑 (北野白梅町、円町 / ホルモン、焼肉)

3回

  • 夜の点数: 4.7

    • [ 料理・味 4.7
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.4
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2020/01訪問 2020/02/08

やっぱり間違いない♪

いろいろとどこへいっても、ちょこちょこホルモンを食べていますが、
やっぱりここが一番なんですよ。
どうしてもここを超えるおいしさには出会えません。

今年初の江畑さん。梅宮辰男似の大将は、昨年亡くなったんだそうで残念。
気さくで素敵な大将でした。でもしっかりと江畑の良さは継承されて、間違いないいつものホルモンを食べさせてくれますよ♪

牛タンをはじめ塩関連からスタートし、
赤を飲みながらサクサクと箸が進みます(*'▽')
メインのてっちゃんはやっぱりたまらんうまいな。
途中でニンニク唐辛子チップをくれたので、それを巻きながら♪
うんうん、これまた新食感に変わり風味も変化して美味し♪
てっちゃんは半生で、ツヤツヤの状態でいただくのがルール。
こののど越し、食感は癖になります。幸せ(#^^#)

大阪からの知人がここをリクエストしましたので
6人ほどで予約して突入です。
半生で焼いて食べるここのテッチャンは、やはり完璧。
これを超えるものはないなぁと、
ガツガツ行ってしまいましたよ!
この日も満席、行列なので
1テーブルで頼めるテッチャンの量も決まってるんですね。
追加、追加でストップかかりました^^;
食べるのに底なしの人たちなので、エンドレスなんだよなぁ。
でもそういう人たちと豪快に食べるのが楽しいお店☆
ドイツから一時帰国している友人(日本人)を連れてこちらへ。
向こうではなかなか食べられないもので、ふたりとも好きなもの。
「そうだ、ホルモンにしよう」と決定。

事前に予約を入れようと電話したら、
予約は受けつけていないそう(カウンターの場合)。
でも、早い時間なら入れるよ!大丈夫」とのことで、予約なしでむかう。
中に入ると大きなカウンターにガス式ロースター。
実はホルモンって、この卓上のガスコンロで焼くのが私的には一番好き。
火加減の調節ができるのと、
炭火の場合、脂が滴って炎が上がり、
ホルモンが黒く、焦げ臭くなるのは苦手。
なので、ガス式を見た瞬間テンションUP↑↑

店内はお気に入りの神馬さんの、雰囲気にもどこか通じる。
古い木造作りは年季を感じさせ、BGMはなし。
店員さんの話やお肉の焼ける音で十分、落ち着いてしまうのだ。

そしてカウンターには2人組、3人組のお客さん計5名様が先客。
カウンター内には男性店員さんが4~5名ほど。
お客さんの前で肉を焼いたり、焼き方を教えながら
話が、弾んでいる様子も楽しい。

タン塩
ぎぁらネギ(メニューに書かれていない)
ミノ
テッチャン
ロース

最初にタン塩が登場。
年配の店員さんが早速目の前に立ち、ハウツーを伝授。

このお店は基本的にレアを食べさせたい。
それだけ新鮮で臭みもなく、絶対的な自信があるのだろうな。
タン塩は両面を炙る程度にし、焼きあがったら
自分で塩をひとつまみ。まんべんなくかけてから食べる。
あまり厚みはない一般的なタン塩に見えるけれど、
このレア度のおかげで、ジューシーさと歯応えが堪能できる。

ロースは白い脂部分が少し溶けたら、それでOK!
鉄板の上で左から右に肉を走らせ
肉の後ろを炎が追いかけるデロリアン現象。これが、脂を、サッと落とす程度に焼く方法。
こちらがそれを見てはしゃぐので、
何度もやってくれる気のいい店員さん。
しかもこれまた、抜群の焼き加減。
さらには裏技的に「とろろ」を出してくれた。(メニューにもあります)
ここへ一気にお肉をダイビングさせ、ずるっと勢いよくかき込め、と。
これがまた、一気に質感を軽くさせ、
羽のようにフワリ。お肉ととろろが溶けていく。

九条ネギをふんだんにあしらったぎぁらネギは、
友人がこの九条ネギに感動し、いたくお気に入り。まぁ、ドイツにはないな、確かに。
ミノも半焼き程度のまま食す。
これがサクサクとした食感を生み、思わず唸ってしまった。

鮮烈だったのがテッチャンだ。何度も言うけれど、レアで食べさせたい、というお店である。
もともと私は、パリパリになるまでよく焼くタイプではないし、
ある程度身が縮まるぐらいまで焼いたら、食べる。
でもここはそれ以上だ。
シマチョウのシマ部分は焼かないこと。
脂の部分だけを焼き、こんがりキツネ色になったらもう食べごろ。

シマ部分は火を入れていないので、ツヤツヤと輝きが☆
ただ一見すると美しいのだけれど、食べるには少し不安な生モノの姿・・でもある。
これでイイのだと、店員さんは言う。本当のホルモンがあると言う。
なので食べた・・・・ら、プリンップリンッ。
クニュとかムニュッとした食感と
脂側の香ばしい焼き加減が、もはや今までのホルモンとは別物。

・・・心をわしづかみにされてしまった。
せっかくなのでホルモンを買い込み、同じように家で焼いてみる。でも全然違う。
友人も大満足でドイツへ帰国。良い想い出になったと喜んでおりました。


  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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4位

旬彩 菜たねや (六地蔵(京都市営)、六地蔵(JR)、六地蔵(京阪) / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.1
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.1 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2013/05訪問 2014/04/23

さりげなく秀逸。

料理旅館祇園畑中さんで修行されたという
大将が独立して出したこちら。

以前から何度もお伺いしては満席でお断りされ、
フラレっぱなし。
しかし何とか今回予約、そして満を持しての訪問。

まだまだお若いと思われる大将ですが
屈託のない笑顔で話しかけてこられたり
柔和な雰囲気で相対されるので、なんとも心落ち着く。

4人での訪問ですので
普段私だけでは頼まないであろう品もあり、
そういうのもまた楽しい。

まずは付き出しを選べるんですネ。
6種類ほどある中から人数分の4品をチョイス。
これは気に入れば、一品として注文することもできるそう。
選べるっていうのも親切。

・お造り盛り合わせ
盛り付けもサイズもかなり好み。
これぐらいの上品さで尚且つ彩り、食感
そのどれもを楽しませてくれる。

そして「泡醤油」というメレンゲ風醤油をつけていただくのが目玉。
ふんわり泡と山葵、お造りの三位一体感は流石。

かぼちゃのあしらいも、非常に繊細。
こんなところでさりげない。

・マグロの竜田揚げ
これまた上品な大きさでありながら、味わいしっかり。
ほとんど素揚げに近い状態の薄ごろもなのに
竜田揚げだと感じさせてくれるのは不思議。
湿度も保たれたしっとり竜田揚げ。

・とうもろこしの揚げたの。
これも本来コーンの粒だけを取り出し
衣とまとわせるお店が多いが
ここはとうもろこしそのまま。
身の一粒一粒がふっくらしていて外側はパリッと香ばしい。
ポロポロとほぐれるので、食べやすいのもいい。

・煮あなご
口の中で雪のように溶ける。ハラリと消えるアナゴ。
アナゴ本来の甘味を壊すことがなく、
味付けされたさりげないひと品。

・だし巻き卵
まるでわらび餅のようにプルンとした食感でありながら
箸でつまんでも崩れない。こんななだし巻き、あるんだ!
本当にほんのりとした薄味のお出汁なのに
これまたしっかりと卵に染み渡るダシ感がスゴイ。
味や食感のバランスが、もう秀逸で文句なし。

こちらは素材に徹底して気を配っているのはもちろん
お出汁に対してのこだわりがある様子。

とびきりの料理をこんな近くで
しかもこのお値段で!
食べられるのは贅沢この上ありません。
この界隈では別格。


  • お造り・泡醤油・トウモロコシ・あなご。
  • しらたま・まぐろ竜田・つき出し4種・説明。

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5位

美齢 (今出川 / 中華料理)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2013/04訪問 2013/05/12

極上中華。

以前から行きたいと思っていた中華屋さん。
予約を入れて夜に訪問です。

住宅街の路地を通り、誰かの家のような玄関口を開けると
こじんまりとした店内。(奥とか2階とかあるのかも?)
カウンターはふたりが座れば満席という小スペース。
BGMは無しでしたが、お客さんたちの弾む会話
大将の中華なべを振る音などで、十分。

一皿の盛りがどれほどかわかりませんので、
まずは3品ほど注文。

・蒸し鶏の山椒ソース(前菜)
皮付きの柔らか蒸し鶏がひとくち大にカットされ
緑の山椒ソースが横一文字に。
きゅうりやトマトが極薄スライスで添えられており、
まず、食べやすさへの気遣い。きゅうりで巻いて、トマトに乗せて、と
ドッキングしやすいようにしてあるのだと思う。
ほのかにスモークしたような鶏の香りと山椒ソース。
蒸し鶏はよく頼むけれど、見えるところでのカラーリング、
そして、隠れたところでもアクセントをつけているのは素晴らしい。

・酢豚
中華ではまず酢豚。酢豚命。
ということで真っ先に注文。
豚の柔らかさとソースの酸味も抜群だけど
なんと言っても豚のまとった衣がいい。
衣が大き過ぎず、シットリとした食感。
噛むたびに豚のジューシーな脂と酸味のソースが混合。
今まで食べた酢豚の中では、一、二を争うかも。


・石焼麻婆豆腐
レビューで皆様褒めていたひと品。
石焼でグツグツ、後からお好みで粉山椒を。
赤い系統のマーボーばかり食べなれているせいか、
色彩的には地味。しかもひとくち目、非常に当たりがまろやか。
なのに、後から轟々とスパイスがやってくる。
ヤバイ、これまたスゴイ一品に出会ってしまった。

・春巻き
・坦坦麺

この辺りは、もう結構お腹一杯だったため
少し取り分けてもらった程度。
でも、十分シェフの腕と心が伝わってきた。
ランチは未訪だけど、
ぜひ、夜に伺ってゆっくりと堪能してほしい極上中華。

  • 蒸し鶏。
  • マーボー。
  • 酢豚。

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6位

たんや南波照間 (祇園四条、三条京阪、三条 / 沖縄料理)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2013/04訪問 2013/09/25

苦手意識を覆す。

まず、基本的に沖縄料理は苦手でした、ここに来るまでは。
麩チャンプルとかモズクの天ぷらとか、名前からイメージが湧きづらく、
しかもあまり口にしたことのない調理法。

さて、この日は宴会の予約が入っていたらしく、
丸テーブルは宴会客で埋まっている。
店員さんも忙しそうに料理を運ぶ。

一番の楽しみだった海ブドウが、アッサリ売り切れ。
すべては宴会客の元へ。
運ばれていくエメラルドグリーンの海ブドウを恨めしく眺めながら、
(次こそは!)と意味なく闘志を燃やす。

・・・それはさておき、一冊マルマルと泡盛のメニューではないか、と思わせるほど
種類が豊富。地域によって分けられているようで、やはり特色があるのだとか。
香りや味の個性はもちろんだけど、度数が非常に幅広い。
基本30度前後~40度辺り。片っ端から頼んでみたけど、
キレやコク、甘味などホント、個性的。飲んでいて楽しいので
テンションもアルコール度数と共にアップ↑↑
ちなみに25度もあれば、60度以上のもあるのでお試しを。

さてお料理。冒頭で書いたようにやはり、
(これってどんなものだろう?)というメニューがズラリ。
麩チャンプルやモズクの天ぷらなど、形状も味も
想像がつかないのである。

しかーし。モズクの天ぷらは見た目モサモサとして黒い。
それなのにふわふわとしたスポンジ。モノトーンで地味だけど
ほんのりと甘いモズクは今が旬だとか。
ミネラル豊富でカラダにもよさそう。

麩チャンプルもこの麩(車麩をほどいた感じ)が、プヨンとした食感。
一見すると野菜炒めでこれまた地味。
でもこの麩がなかなかの存在感を発揮し、野菜炒めが
一気に沖縄特有の郷土料理に変身。
しかもしばらく玉子やタレに浸しておいたのか
麩そのものの味が、出汁巻き玉子化。
これがまた、泡盛と相性抜群なのだ。

徐々に沖縄料理への苦手意識が変革。
もっと頼んでみたい料理ばかりだし、
泡盛の楽しみも増えた。
琉球グラスもキレイだし店員さんも
スッゴク親しみやすい!
沖縄料理、奥が深いかも。

  • 麩チャンプル。
  • コーレーグースーの鶏。
  • もずく天。

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7位

墨繪パン 新宿店 (新宿、新宿西口、新宿三丁目 / パン)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/01訪問 2014/11/21

パンタジスタ。

新宿駅のメトロ食堂街にある人気のレストラン「墨繪」。
こちらで出されているパンを売っているパン屋さん。

中に入っている具材がバラエティーに富んでいると聞いていたのだけど
この日は種類が少なく・・・。
甘いものを省くとこれしかなかったという2点を即買い。

・ナポリのパイ 帆立グラタン¥250
帆立とマカロニのクリームソースを包み焼き。
これだけで垂涎ものでもあるのだけど
さらにパイとフランスパンの生地融合。
とはいいつつ、本来ならあんまり購入しない系のパン。

ところが・・・・これスゴイかも。
パイとフランスパンの生地が一緒になると、メリハリがドーンとでるのだ。
表面は、サクサクとパリパリが一体化して小気いいほど。
一方、中のクラムは優しくソースを包み込み
しっとりと味が染み渡って、なおさら濃厚。

クリームスープの皿底を
パンで念入りにこそげ取った、あの最後のひとくち状態。
そしてマカロニのブヨン感と帆立、
そして実は身厚の海老もコロコロ入っているこの食感が
すげーファンタジスタだった☆


・いちじくパン¥280。
もう自分の中で、完全なる定番となったいちじく&ハード系。
こちらもいちじくパンとだけ書いてあるけれど
よく説明を読むと、そして実際に食べてみると驚きの連続。

生地は小麦全粒粉とライ麦。
そこへマカダミアンナッツを練りこみ
いちじくを包み焼きしたものなのだ。
これもまた不思議な二層を感じさせる。
外側のクラストはバリバリと噛み応えがあり、
しかも香りは、麦畑にでもいるかのように芳醇。

しかしなかなかの噛み応えで
何とか引きちぎると、いちじくがお目見え。
いちじくのナチュラルな甘味によって
生地の塩分が非常に際立ち、
食べる手が止まらない。

全粒粉とライ麦のプチプチを感じたと思ったら
即座にいちじくの種のプチプチ。
そこへひっそりとマカダミアンナッツが香ばしさを添える。

いちじくはトルコ産だそう。
なのでドライフルーツだけれど、しっとりとして甘味も多く
柔らかくて干し柿のような風合い。
それでこの値段だもんね。
このお店、Myパンランキングで殿堂入りか。

  • 外見。
  • ナポリのパイ。
  • いちじくパン。

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8位

つけめん 恵那く (一乗寺、茶山・京都芸術大学、修学院 / つけ麺)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 4.1
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2015/07訪問 2015/07/19

剛剛麺!

ぼやぼやしてたら、スタンプラリーが終わってしまう(汗)!!
ということで、ダイエットを一旦休止しての駆けつけ恵那くさん♪
しかも勇み過ぎて、お店前には麺納品カーが納品中、
シャッターでもあり、ポールでもあり、と到着早過ぎです^^;

さて、続々お客さんもやってきました。
ポールなんで食券買うときは後ろにズラリ、と普通なら緊張する場面。
でも、お店のかたが、グループごとに少し間を置いて通してくれる♪
なので、私が買い終わるまでは後ろに人がいない状態で、緊張せずに選べた。
こういう気配りは助かりますね。

そしてカウンターでラリー用紙を出すとすぐに
判を押してくれ、「ビンゴ特典で玉子がつきますが……」とのこと。
もちろんsay,Yes!
いつもラリー用紙を最初に出しておいても、
気が付かずに、ハンコウ最後だと、ビンゴ特典がなにか知らされず
もらい忘れることも多々ある。最初に出してある場合
こうやって、すぐに気づいて欲しいですよね。

でも、玉子がデフォで入っていたので、1・5個となりましたが(苦笑)
玉子大好きだから、まいいか。

久しぶりのつけ麺だからか、こちらの麺の剛度がスゴイ!
こんなに堅かったかな、と思うほどで
アゴが疲れる系(笑)。剛麺好きなのでいいんですけどね、
しかもつけ汁も負けてない濃厚さ(なのにくどくない)なので
バランスとしてはいいのですが、なにせ噛むのに大変でした。
もうあと数秒茹でたら、いいような気がする。ほんの数秒。

辛つけ麺、相変わらず好きな辛さと海老のほんのり風味がします。
穂先メンマさんも助かります。
スタンプラリーあと2個でクリアです!


*******
<2014・10>
何度か足を運んでいるものの、そういえばレビューを書いていないな。
写真も撮りたいところだし、とこちらへ。
ちょうど席が空いていたので、食券を購入し着席します。

つけ麺を並で。もうひとつは辛つけ麺を並で。
麺量は並で275g 茹で上がりで420g。
少なめにしても茹で上がりが300gなので、女性や食べ慣れない人には
結構ズシリと食べ応えのある量だと思う。
ただ麺そのものが非常に美味しいので、好きな人には苦にならない。

かなり黄色味の強い極太麺だが、全粒粉のような茶色粒もところどころに。
以前はタピオカが練りこまれていたはずだったけど
変わったかもしれません。モチモチ食感よりも、バネ感のある強いコシ。

つけ汁はゲンコツやモミジ、野菜、魚介などをじっくり煮込んだトリプル。
見た目よりも魚介(カツオ系)の味わいが強く、スタンダードでもある。
ただ後味として清涼感があり、この量でも最後まで飽きない。
柑橘系、何か入っているよね、好きな雰囲気。

さらに、辛つけ麺はちょっと個性的。(写真撮り忘れ)
唐辛子だけではなくアジアンな風味が豊か。数種類のスパイシーなテイスト。
そこに干し海老の香ばしい風味が加わり、
辛味の中に、もうひとくち、もうひとくちと心惹き寄せるつけ汁。
この剛麺をしっかり支えながらも
主役は麺だ、とけなげな姿勢。

完成度の高いつけ麺で病み付き度MAX。
かなり気に入ったかも♪
次からは辛つけ麺イチ押しで行くことになりそうだ。

  • 辛つけ麺。
  • つけ汁。
  • 並。

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9位

コムギ (元田中、茶山・京都芸術大学、一乗寺 / ベーグル、洋菓子、スイーツ)

1回

  • 昼の点数: 4.4

    • [ 料理・味 4.4
    • | サービス 4.3
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/03訪問 2013/05/22

ベーグルで唸る。


百万遍から歩きながらお店を探す。
そんなにも遠くなかったけれど
歩かなかったら見逃しそうな入り口。

そして入ってみると、ガランとした棚。
(うそ、これだけ・・・?)
それほど人気が高いのかもしれない。
「プレーン」「ソーセージ」・・・札だけが虚しく並び、
あるのは3種類ほど。しかもなんとなく甘そうなものばかり。
軽くショックをうけながらも
せっかくきたんだから、と購入。

ただお店の方に尋ねると、「そんなに甘くないですよ♪」と。
なので、クランベリーと胡桃をチョイス。

ひとつひとつ袋に詰められたベーグル。
美味しく食べる説明メモをもらい、
当日と次の日に分けて食べてみた。

重量感としては、まず軽い。
持った感じも引きちぎるときの雰囲気も。
なので、ひとくち大にしやすいのはいい。
必死にちぎる系は、食べる前に疲れてしまう。
ただこの軽量感だと、密度どうなんだろ・・・?

と思って口に放り込むと
ひとくち目、これはなんともしっとり瑞々しい生地!

これまで最強のベーグルだと思っていた
Radio Bagel‎さんの質感とはまた異なる。
ふたくち、みくちと噛み進めていっても
アゴが疲れることのない軽さ。なのに高密度、という
これまた魅惑の生地なのだ。

そして生地の深い部分から、そそり立つような香ばしさ。
次の日にリベイクしても、最初の瑞々しさは変わらず
そして香りもしっかり健在。幸せ。
う~む、これまたマイフェイバリット・ランキングを塗り替えそうな予感。

今回は商品が少なく
狙っていたものがなかった。渋々手にした2種のベーグル。
それでもここまで唸らせてくれるのである。
これがプレーンやソーセージなど
食べたいものであったら、どうなっていたことか@@

あー食べたい、ソーセージのやつ、どうしても食べたい!
確実に、通うこと必至のお店だ。

  • クランベリー&胡桃。
  • もっちり密度。

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10位

レディオベーグル (北山、松ケ崎 / ベーグル、カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2012/12訪問 2014/04/11

ヘビー級高密度ベーグル。

飲み会前に寄ったため
そんなにたくさん買うのも・・・と思い3個購入。
まず驚いたのは、入れてもらった紙袋を持ち上げたとき。
「ズシッ!!」とまるで粘度でも入っているかのヘビー級。

(こ、これは・・・!)
これだけで、
どんなにクラムの密度が濃いか
早くも伝わってきた。

香ばしい香りが紙袋からプンプンと漂ってくるので
待ちきれん!とばかりに開けてみる。

そして食べようとしたら
これまた、な・な・な・なんと
引きちぎる力、かなり必要@@

私の握力?指力?ではなかなかどうして、ちぎれてくれないのだ。
何とかベーグルの輪っかに足をかけ
まるで芋ほりのように両手で引っ張ってみる・・・ってのは噓だけど。

何とか両手で鷲掴みにし、ひとくち大にして口に入れるも
スゴイ弾力!
キメの細かさ、ぎっしり高密度のクラム、加えてパリパリとしたクラスト。
ふたくち、みくちで、もはやアゴが疲れる。でもやめられない。
これぞ、私が求めていたベーグルだ!と
アゴをガクガクさせながら感動。アゴ愕の事実。

存分に噛める。噛めば噛むほど香りも溢れ
飲み込むのがもったいない。
gropopとベーグル、夢の出逢いである。


・全粒粉
もっとも香り高い。シンプルながらも
多分一番ベーグルらしさが出ていた。

・トマト
オレガノ入り。これもハーブが香りいい。
リベイクしてバターをつけて食べると
なお美味しい、と店員さんよりアドバイス。

・いちじく
イチジク本来の甘味とプチプチ食感が
ベーグルの生地と素晴らしいコラボ。

これ以上のベーグルってあるのかな。
アゴを鍛えて、全種類制覇だ。
ただいま特訓中。

  • ズシリ。
  • トマトベー。
  • 全粒ベー。

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