レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2017/12訪問 2018/01/14
名古屋市東区泉にあるカフェ併設のベーカリー。
お昼時に相方と訪問。まずは2階のカフェスペースへ。「ツナと厚焼き玉子のサンドイッチ」850円を2人でシェアし、相方はホットコーヒー500円、私はカフェオレ600円にしました。セットドリンクは280円ですがカフェオレをセット扱いにしてくれたので、若干お得になりました。関西風の厚焼き玉子のサンドイッチなのにかなりお洒落。味も素晴らしいの一言。余りに旨すぎて飲み物の画像、撮るの忘れてますね(汗)
更に1階で「サリュー」200円、「たまごチェダー」200円、「紅茶ブリオッシュ」240円、「ミルクッペ」150円を購入。この中で一番驚いたのがクロワッサンでもあるサリュー。一見、小さくて餃子のような見た目のパンだが、食べてみてびっくり。パン生地が何層にも凝縮され、重みがあり、味も濃厚なんだけどバターくどくない。クロワッサンの常識を根底から覆すような逸品。都会的でハイセンスなお店の雰囲気も良く、正直、また買いに行きたい、と思わせてくれる。ただ、難点はアクセスの悪さと段差の多いお店の構造か?段差に関してはバリアフリー時代に逆行し配慮に欠けている、と思います。弱者は来るな、という事ですか?
3位
2回
2017/08訪問 2018/10/06
3年ぶりの再訪です。
今回はアクアイグニスに宿泊し、晩飯で利用。出資者の意向?で一番高いstella(ステラ)コース
18,000円を予約。私では払えない豪華版(汗)その為か、個室に通された(爆)
コース内容は以下の通り。
・本日の前菜(4皿)
・本日のリゾット
・パン
・本日のお魚料理
・本日のパスタ
・本日のジビエ料理
・本日のお肉料理
・日替りドルチェ
・コーヒー
何と前菜4皿!!驚いた!料理名はよくわかりませんので、画像をご覧下さい。
以前は夜に7500円のコースを頂いている。食べログでも報告済み。ただ、三重の塔とデザートワゴンの印象が強烈に残ってはいるものの、味に関してはインパクトに欠けていたからか、よく覚えていない。後から画像を見てもピンと来ない。おいしかったものの、また来たい、という感動がなかったのかも?しかし、今回は値段も倍以上で品数もアップ。三重の高級食材のオンパレードで圧巻でした。これなら地元・三重県のビバリーヒルズ、菰野の大金持ちも大満足、だろう。3年が経過してサービスも個室だったからか落ち着いたものだった。
三重県菰野町、御在所の麓、片岡温泉にあるアクアイグニスのレストラン棟にあるイタリアン。
山形県庄内地方にある有名イタリアン「アルケッチャーノ」の奥田シェフプロデュースのお店である。
野菜を自家栽培し、地元のものに拘った地産地消型のお店だ。
予約をして夜、相方と訪問。
コースは7500円のものに。
料理に関しては一通り説明を受けましたが、何せド素人の上、ボケも始まってますので画像で堪能して下さい(爆)
おぼろげな記憶を頼りにちょっとだけ解説(笑)
一番最初はフレッシュトマトの冷製パスタ。トマトは自家栽培している物のようで、相方によるとかなりレベルの高いフルーティなトマトだ、とか。ちなみに私はトマト、イマイチ苦手です(苦笑)
次は「三重の塔」色々な料理がこの塔の中に納められていてなかなか凝った演出。1段目にはわかめが出現。これを2段目の暖かいだし汁にくぐらせ「しゃぶしゃぶ」して食べる。わかめはしっかりした地物。出汁もよくでていてうまい。3段目はしまあじのカルパッチョ。野菜が新鮮でおいしい。ここで終わりかと思ったらもう一段あった(笑)伊勢地鶏とキャベツを和えた物だ。
ここでフォカッチャが出てくる。なかなかおいしい。
魚料理はスズキのソテー。魚の皮までパリッとしていてうまい。肉料理は宮城牛のロースト。赤味主体の牛肉でおいしい。付け合わせのマスタードが絶品で足りなかった(笑)
食事は全体的に薄味の健康志向。どの料理にも一貫性が見られ、その点を重視しているようだ。人によっては「物足りない」と感じるかも知れないがテーブルサイドにはオリーブオイルをはじめ、調味料が置かれているので調整可能。
口直しのシャーベットを挟んで、ドルチェ盛り合わせに。ワゴンサービスで提供される。甘い物好きには堪らない!?ドルチェのワゴンサービスは自家製の物と隣の辻口シェフのスイーツがある。自家製の物は甘み控えめの品の良い物だ。
さてさて、食事内容に関しましては私の記憶が不確かですので参考程度に。画像を見て「これ、違うだろ~」と突っ込んで頂ければ幸いです!?
日本の名イタリアンの流れをくむお店、ですが、本家と思うと食べログでの評価はイマイチですよね。
過去のものを読んでみるとサービス面での指摘が多いように感じました。オープン直後のこういったお店はなかなかサービスが難しいのでは、と思います。オープンから1年が過ぎてだいぶ安定してきているように私は感じました。少なくとも、今回の食事で私がサービスに関して不快に感じた事はありませんでした。
但し、一点だけ注意が必要な事があって、来店に関して子供連れを断っていません。静かな雰囲気で食事をしたい方には思わぬ落とし穴、になりかねません。ただ、温泉の宿泊施設のレストランを兼ねてますので、子供連れをお断りするのは難しい状況なのでは?と推測しています。都会の静寂な大人のイタリアンを期待してはいけません。子供連れと一緒になるかは運次第、ですが、逆に小さなお子様連れの方には良いお店、といえるかもしれません。
まだまだ発展途上です。それはお店もお客も。これからどういった層をターゲットにして舵取りをしていくのか?
今後が楽しみです。
4位
1回
2017/05訪問 2017/06/09
名古屋市中村区名駅、JR ゲートタワー12階にある中華料理店。
東京・恵比寿に本店があり、ミシュラン1つ星、「東京モダンチャイニーズ」としても知られるお店の名古屋初出店だ。
夜、相方と訪問。6000円のコースをオーダー。内容は画像をご覧下さい。
中華の枠に捕らわれない新感覚の中華料理、というのがウリだ。洋食の感覚を取り入れた、との事だが、和食の影響も受けているか?というような面もあり、なかなか楽しいコースだった。黒酢酢豚をナイフとフォークで食べるなどなかなか斬新。評価の高い「東京モダンチャイニーズ」を名古屋で堪能できるとは!
サービスもスマートで良好。中華料理の新たな風を体験できます。
5位
1回
2017/10訪問 2017/12/04
東京都武蔵野市吉祥寺南町にあるピザ店。
植木等など多くの著名人に愛されたお店で、開店から50年になるそうだ。
ご主人はニューヨークに渡り、アメリカンピザをいち早く日本にもってきた方だ。
ピザ大好き、チーズ大好きの私はずっと行きたいお店のひとつだった。
夜の訪問。そんなに広くないお店はお客さんでいっぱい。満席だ。入り口横ではピザを焼く熱気が凄い!!ラッキーな事に待つ事なく入店。ピザのミックス790円とかぼちゃスープ450円、アイスオーレ450円をオーダー。待っている間、ピザを焼いている所が見えた。今、多くのイタリアンピザで見られる石窯ではなく、大きなオーブン、というのが特徴。マスターの活気がピザの熱気と共に伝わってくる。これだけでワクワクするからいいねぇ(笑)出てきたピザは1ホールではなく、1/4サイズの2ピーススタイル。この方が色々食べれるし、いいかも?食べてみるとチーズがめちゃくちゃ旨い!!余りの旨さに聞いてみると、オランダ産のエダムチーズ、デンマーク産のマリボチーズ、ドイツ産のモッツァレラチーズの3種を塊で仕入れ、チーズの種類によって削り方を変える、という拘り。う~ん、チーズが旨すぎるので、もう一品、コーン850円を追加注文!ピザ生地もいいんだけどチーズが凄すぎる!!アルコール類も充実し、ピザ飲みも出来る。アメリカンなお店の雰囲気、ちょっとしゃべっただけだけど、マスターの人柄、ピザに対する職人魂も素晴らしく、間違いなく銘店です。ところで、チーズがたっぷり入ったスペシャルミックス、というメニューがあり、それを食べようと思っていたのだが、すっかり忘れていた。しまった!!また行こう!なお、ランチタイムにはお得なセットメニューもあるようだ。
6位
2回
2017/10訪問 2017/11/29
北海道物産展で気に入ったお店は実際に行ってみる。私はそうやって足を運んだお店が何軒かあります。さて、こちらのお店も物産展で知ったのだが、実際に行ってみました。飲み屋さんの集まったビルの1階にお店はありました。
夜の訪問。握り盛り合わせ「桜」(10貫)3670円を注文。更にお任せで2貫追加し、最後に玉子で〆めた。食べたものは画像をご覧下さい。板さんの感じも良く、話し上手。ネタもよく、しゃりもうまく、ススキノで夜のみの営業のお店としては非常に良心的なお店だ、と思う。このネタでこの場所でこの価格は奇跡的かも?お薦めです。
札幌市中央区南5条西3丁目にある寿司店。
10月25日まで近鉄百貨店四日市店で開催されていた『第47回大北海道物産展第2弾」での利用。
閉店間際、各店が割引販売が始まった中、「生うに・いくら丼」2800円を購入。500円引きで2300円になった。ラッキーだったが・・・・・
家に持ち帰って恒例の撮影に入り、蓋を開けようとセロハンテープをはずした瞬間、生うに・いくら丼はものの見事に落下(泣)中身の画像はNGに(撮っても良かったけど、お店に失礼になるので・・・・)だからパッケージの写真のみです(泣)容器に少し残っていたのを食べましたが、うにもいくらもめっちゃおいしかった!!こういった海鮮系の弁当・丼って、値段の割に大した事がないお店が多い中、うにもいくらも新鮮でここは別格だわ!良心的です。
これなら、札幌のお店にも行ってみたいし、是非、また、物産展に来て欲しい!!今度は落とさないように気をつけますから、もう一度きちんと食べたい!
※ 今回は物産展利用なので、サービスと雰囲気はノーカウント、としました。ご了承下さい。
7位
5回
2022/09訪問 2022/10/21
お昼時の訪問。
今回は、「ビーフとマッシュルーム」1000円を3辛で注文。
多くのミュージシャンも訪れた豊橋の伝説的なお店、でもあります。
もう35年以上前から知ってるお店、なんだけど味は全く変わってません。独特なカレーの薬味も一緒。インドネシアカレー、という独特のあっさりしているけどコク深い味わいは、インドカレー店が増えた今のご時世でも、どこにも似ていない。有名カレー店も色々食べたが、何年経ってもまた、食べたくなる不思議なカレーだ。
原点回帰。また、帰ってきました(笑)開店して47年になるそうです。いつまでも営業していて欲しい私のカレー好きの原点なのです。
お昼時に再訪です。
多くのミュージシャンも訪れた豊橋の伝説的なお店、でもあります。
ヒキニクカレーから「ひき肉とタマゴ」830円を注文。辛さは3辛にしました。もう35年以上前から知ってるお店、なんだけど味は全く変わらず。独特なカレーの薬味も一緒。インドネシアカレー、という独特のあっさりしているけどコク深い味わいは、インドカレー店が増えた今のご時世でも、どこにも似ていない。有名カレー店も色々行ったが、何年経ってもまた、食べたくなる不思議なカレーだ。
原点回帰。また、帰ってきました(笑)緊急事態宣言のある時期はお休みしていたそうですが、今は元気に営業しています。開店して47年になるそうです。いつまでも営業していて欲しい私のカレー好きの原点なのです。
お昼時に再訪です。
多くのミュージシャンも訪れた豊橋の伝説的なお店、でもあります。
ビーフカレーから「ビーフとマッシュルーム」1000円を注文。辛さは普通にしました。もう35年以上前から知ってるお店、なんだけど味は全く変わらず。独特なカレーの薬味も一緒。インドネシアカレー、という独特のあっさりしているけどコク深い味わいは、インドカレー店が増えた今のご時世でも、どこにも似ていない。有名カレー店も色々行ったが、何年経ってもまた、食べたくなる不思議なカレーだ。
私のカレー好きの原点がここにある。原点回帰。また、帰ってきました(笑)緊急事態宣言のある時期はお休みしていたそうですが、今は元気に営業しています。開店して46年になるそうです。いつまでも営業していて欲しい私のカレーの原点。
愛知県豊橋市花園町にあるカレー専門店。
多くのミュージシャンも訪れた豊橋の伝説的なお店、でもある。
お昼に再訪です。何年ぶりかな?以前はなかったランチのセット、何てのがある。サラダと飲み物がセットになったものだ。それのビーフ920円にする。いろいろあって辛さは普通にしました。もう35年以上前から知ってるお店、なんだけど味は全く変わらず。独特なカレーの薬味も一緒。カレールーの入ったテディベアのお皿すらも変わらない。昔と思うと本格的なインドカレー店が増え、濃厚な味わいのお店が多い中、インドネシアカレー、という独特のあっさりしているけどコク深い味わいはどこにも似ていない。私も大人になって、全国を渡り歩いて色々なカレーを食べてみたが、どこへ行っても、何年経ってもまた、食べたくなる不思議なカレーだ。
私のカレー好きの原点がここにある。原点回帰。また、帰ってきました(笑)そして、また、来ます。
35年前、偶然見つけたカレー専門店です。
当時、高校生だった私は近くにあった予備校の食堂が余りにもまずかったのでお昼は外に出てたまたま見つけたのが「ラジャ」でした。当時、外食なんて滅多にしなかった私にとって外で食べる、家のカレーとは違う、それはカルチャーショックでした。
あれから月日が流れ、故郷・豊橋を離れ、全国津々浦々でカレーを食べます。有名、といわれるお店にも足を運びました。どこもおいしいのですが、ひとつ気づいた事は「ラジャ」のカレーはどこにも似ていない。オリジナリティがあり、完成度の高いカレーだ、という事。
豊橋を訪れると無性に食べたくなる。カレー好きの私の原点がここにはあります。
何年も変わらない味。お帰りなさい、と言われているような雰囲気。最初の一口でほっとする、そんなカレーです。辛さを調節できますが、私は高校生の時から「3辛」で止まったまま。当時はもっと辛いのに挑戦しよう、と思っていたのにな~、そんなチャレンジ精神も忘れてしまうほど歳を取ったのかもしれません。もっとも、「3辛」って激辛ブームを経験した世代には大した辛さ、ではないんですけどね。このお店に来ると、時が逆戻りするのかもしれない。
濃厚、というよりはあっさりめ。食べた後に舌や口の中に残らない、上品なカレーです。
カレーの具材は多彩な組み合わせがあり、季節限定の食材も。
30年以上も変わらない雰囲気と味。きっと私のような時々訪れるお客を含め、多くの人に愛されているのだ、と感じますね。
8位
2回
2017/05訪問 2017/06/05
「キッチン雅木が復活した!」と相方に報告すると行きたい、と即答。
早速、休日に伺うことに。ここのカニクリームコロッケが大好きな相方。いつもは支度が遅いが、今回は早かった(笑)
お昼時の訪問。店内に入ると相方はすぐに気づいた。「宇垣さんがいる~」
さてさて、相方はスペシャルランチ、私は休日限定、というオムライスに。そういえばキッチン雅木のメニューにオムライスってなかったな、と思って注文。実は同じ週にJRゲートタワーの「たいめいけん」でオムライスを食べているが・・・・限定、に滅法弱いのだ(笑)更に、相方のカニコロを取る訳にもいかず、単品でカニコロもオーダー。オムライスは、海老、帆立など海鮮がごろごろ入った豪華版で、これで1450円は安いし、たいめいけんと比べても負けてないオムライスだ。オムライスにかかるデミグラスソースはかつての雅木ライスそっくりの大人のテイストだった。苦くはないが甘くはない大人の味。ところで、黒板に「ハヤシライス」の文字があったが、ひょっとして名前が変わっただけで雅木ライス!?これはまた、行かねば!
名古屋市千種区春岡にある洋食店。
今池と池下の中間、広小路の仲田の交差点に近く、以前は「浅野屋洋食店」のあった所だ。
こちらのお店、惜しまれつつ閉店した名東区の「キッチン雅木」でシェフをしていた方が開いたお店、だそうで20年来のキッチン雅木ファンである私は早速、行って来ました。
お昼時の訪問。店内は以前のお店と思うと少し構成が違うようだ。お客の入りは半分くらい。往年のキッチン雅木の王道メニュー、ハンバーグとカニクリームコロッケが味わえる「スペシャルランチ」1580円をオーダー。私が名古屋一だ、と思っているカニコロは健在。嬉しくなってしまった。サラダが温野菜仕立てなのも雅木そのもの。食器まで同じような気が!?
厨房に目をやると、キッチン雅木の元オーナー、宇垣さんがいらっしゃるではないですか?まさか、宇垣さんがやってるの?と思って声をかけてみるとご本人は照れ笑いをしながら「うちで一番頑張ってくれた子ですから手伝っているのですよ」と。なるほど。宇垣さん公認の後継者、という事ですね。キッチン雅木復活!嬉しいなぁ。雅木ライスも復活してくれないかな?
9位
1回
2017/12訪問 2018/01/01
愛知県一宮市栄、JR一宮駅前にある洋食店。
お昼時の訪問。店内は混んでいたが待つ事はなかった。暗めでシックな内装で高級感があるが適度にカジュアルで重すぎない雰囲気がいい。「デミグラスソースのハンバーグステーキ&ズワイガニのクリームコロッケ」1950円をオーダー。うん?このメニューはどこかで見たような、とちょっとだけ思ったが、その時は余り深くは考えなかった。ご飯かパンか、スープか赤だしか、コーヒーか紅茶か、を選択する。ご飯、スープ、コーヒーをチョイス。スープはオニオンスープとコーンスープのどちらか、という事だったので迷ってコーンスープを選択。まず、前菜の鯛のカルパッチョが出される。鯛は新鮮だがちょっと酸味が強いか?続いてコーンスープ。甘みの感じられる旨味のあるスープだ。続いてメインが出てきて私は確信した。ここはキッチン雅木の影響を受けたお店だ!メインのハンバーグとカニクリームコロッケはそのサイズも含めて往年のキッチン雅木そっくりだ。正直に書くと、ハンバーグは雅木より旨味があり、使ってるひき肉が良いのかな?って感じ。カニコロはベシャメルソースが少し旨味に欠けるのが残念な所か?コーヒーはロースト感がありつつも飲みやすいブレンドだった。サービスも非常に良好であった。
さて、キッチン雅木の元オーナーシェフ、宇垣氏の30年来のファンである私は、思わぬ所で雅木の遺伝子に巡り会えて嬉しい限りである。私が宇垣さんが大好きだった理由の1つに氏の哲学にある。お店が休みの日には他の洋食店をハシゴし、研究熱心で日々精進されていた。そんな宇垣氏だが、お客には優しく、この手のお店でありがちなお子様連れを毛嫌いされる事もなく、「未来の大事なお客様です」と歓迎していた姿勢には感激した記憶がある。キッチン雅木の志を受け継ぐお店がこうして各地にある事が往年のファンとしては嬉しい限りだ。キッチン雅木の志を受け継ぎ、更に上を目指して欲しいものだ。
すき焼きが食べたい!!という相方を伴って再訪です。
今回は相方が「すきやき膳・特選松阪牛」3300円を、私は「すきやき膳・上撰松阪牛」2580円を注文。
肉質は明らかに違うが、よそのお店ならこの「上撰」でも3000円クラスのお肉なので、「特選」がいかにお得か、がわかる。刺しも綺麗に入り、肉のモチモチ感の違いも歴然だった。
かなりのレベル!!流石、朝日屋さん。他のステーキなどの食べてみたくなった。肉好きには超お薦めです。
三重県津市羽所町、JR及び近鉄津駅前、津三交ビルディングアネックス1階にあるすき焼き店。
津では有名な松阪牛専門の精肉店「朝日屋」が手がけた直営店だ。2015年11月、オープン、とまだ1年ちょっとの新しいお店だ。
お昼時の訪問。店内は薄暗く、個室風に区切られた空間が連なっているようだ。お昼の献立は何種類か用意されている。すき焼きも一人鍋で用意されるようだ。「すきやき膳・特選松阪牛」3300円を注文。松阪牛のサーロインとキムチ、ごはん、汁物、自家製プリン、コーヒーがセットになったものだ。お膳はあっという間に運ばれてきた。一人鍋の固形燃料に火がつけられ、食べれるようになるのに5分ほど、だそうだ。じっと待つ。お肉は値段の割には厚めに切られたもので、4枚ほど。刺しが綺麗に入っている。朝日屋の松阪牛はつきたてのお餅のような食感、だそうだが、まさにその通りでお値段以上の良いお肉を食べさせてもらった、と実感出来た。この価格帯のお一人様鍋のすきやきを色々なお店で食べてきたが、恐らくこちらがベスト、である。とにかくお肉が素晴らしい、の一言に尽きる。肉を最大限に楽しめるすき焼きで、松阪牛専門店朝日屋ならではの拘り、プライドをひしひしと感じた。夜はそれなりにお高いので、このお昼のメニューはかなり破格でお薦めだ。
サービスは高級店として気配りがもう少し出来れば上出来だ。提携駐車場がちょっと遠いのが難点だが、駐車券は時間に余裕を持って余分に頂けるのは有り難い配慮だ。
新たな名店の誕生か?