レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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1位
1回
2018/10訪問 2018/12/26
【オムの細道:437】2100軒目のキリ番は、朝寝坊は三文の徳、なオム。
==================【オムの細道】シリーズ=====================
キリ番ゆえオム順が変動してしまう事、ご容赦くださいませ。
寝坊した。
本当は神奈川県西部のとある海沿いの町を攻めてみようと計画していたのですが、
こうなっては是非も無し、ならば近場の宿題店へと立川へ。
・・・このビルかぁ。
確か数年前、1階に入っていた豚骨ラーメンのお店を訪れた事があったな。
しかしどうやらそのお店も、その隣のちょっと変わったちゃんぽん屋も潰れてしまったみたいだ・・・
2階のタイ料理のお店も気になるんだよなぁ、
なんて思いつつエレベーターに乗り、5階のボタンを押します。
扉が開いたら、お店でした。
13:00訪店。
店主が満面の笑みで「いらっしゃいませー!」
つかみはオッケーですね、心掴まれました( ̄▽ ̄)
混んでいますが奥の席が空いているとの事で奥へと進み、カウンター席に着席。
メニューボードを見せてくれたお姉さんに
「ふわトロオムライス(1100円)」を、
あと「本日のスープ(400円)」をオーダー。
さして間を置かず竣工したスープは人参のポタージュ。
人参っぽさがガンガン来るって訳でもなく、
その濃厚なコクと円やかさによって、心の角が取り払われていく感じ(どんなやねん河井
客は女性ばかり、BGMはそのかしましさなのですが、
その中でも店主の明るい声がよく通ります。活気があるね。
その中で河井はというと、なんとリラックス。
完全無欠のアウェーなのに、リラックス。
多分カウンターと厨房との間の仕切りが高いからだと思います。
サラダはグリーンサラダ。
ドレッシングは素材を殺さない最低限の掛かりで、野菜の鮮度良し。
8分でオム竣工。
手渡しで皿を受け取ると、おおお、、、
ぷるぷるしてるよ!?
玉子、ぷるぷるしてるよ!??
オムレツ乗せのドルフィンタイプですな。
オムを横断するようにデミ、クリームを添えて。
結構添えて。
ではでは。
赤いライスはもちゃりとした仕上がりで酸味よりも旨味が主張しますが、そんなにはしつこく無い塩梅。
甘味や塩気も感じるけれど繊細、美味しいな。
で、熱々。
このタイプのオムは皿にライスを盛ってからオムレツを乗っけて竣工するまでに時間が掛かるのか、
ライスがぬるくなってしまっている事が多いんだけど、左にあらず。
手際が良いのでしょうね。
具は玉ねぎとピーマンが適量刻み入れられていて、あとキノコ(シメジ?)のくりゅくりゅした食感が良きアクセントとなっています。
デミグラスソースは酸味が印象的。
コッテリではなくさっぱりと感じさせるタイプで、コク旨味をもたらすライスとのバランスを取っているのでしょう。
玉子はトロよりはふわ寄り。
味の自己主張は弱いけれど、ライスとソースとの仲立ちを見事に務め上げてくれます。
あゝ、もう終盤か。
一気に瞬殺。
ボリュームは普通。
ライスとソースとオムレツが三位一体、非常にバランスの良いオムでしたね。
こってりしていないから最後まで美味しくいただけました。
1000円超えのランチとなると、つい身構えてしまう河井ですが、
このオムになら1100円、ちっとも惜しくない。
むしろありがたい。
接客は水の注ぎ足しも丁寧に回られていたし、挨拶に心がこもっている様に感じましたし、満足。
エレベーターの中で「朝寝坊、正解だったな」なんて思いつつ、
あー、
なんか満足しちゃったなぁ。
次に予定していたお店、どうしようかな。
つづく。
2位
1回
2018/08訪問 2018/11/17
【オムの細道:425】 ツムラの日本の名峰、オムライスカルルス。
==================【オムの細道】シリーズ=====================
春日。
狙うはこちら。オムライスの食べ歩きを始めた当初からBMしていたお店です。
何でも店主は銀座キャンドルで料理長をなさっていた方らしく、
以前オムライス食べずにチキンバスケットをいただき、その後閉店してしまった銀座キャンドル、
ある意味リベンジ、となりますかね。
混んでいるだろうなと覚悟しつつお店へ向かいましたが、運良く客が店を出るところ。
今日の河井、ラッキーだ( ̄▽ ̄)
13:00訪店。
穏やかな笑みを浮かべた店員さん(奥様かな?)が「いらっしゃいませ」。
「お料理出るまでお時間掛かりますが大丈夫ですか?」
こう言っていただけると覚悟も出来る。
「大丈夫です」と答えてしばし待ち、
片付けが済んだ入口寄りのテーブル席へ通されて座り、メニューを眺めます。
グラタンとドリアは売り切れ、必然ハンバーグとオムライスの2択となりますな。
まあ、決まっている( ̄▽ ̄)
「特製オムライス(1300円)」をオーダーして店内を見渡します。
控えめな音量でキャロル・キングが流れる店内は、こじんまりとしたスペースに2人掛けテーブルが8卓ほど。
そこそこに年季が入っていますが清潔感あり。
客は若いカップルや熟したカップル、母娘やお一人様と様々、平日ならばサラリーマンも加わるのでしょう。
エアコンの効きは程々。
おー、配膳され行くドリア美味しそうだなぁおい!!
焼けたチーズの匂いってさぁ、なんでこう、心狂わせるかね。
魔力だよね、もう、魔力。
スープはコーンポタージュ。
あゝ、落ち着く・・・
これで臨戦態勢は整いましたが、厨房は店主のワンオペ、
時間が掛かるのは致し方無し。
表にはもう並びが出ております。
22分で竣工。
・・・っと、見惚れてしまった(^_^;)
いやぁ、麗しい。
オムレツオンザライスな、ドルフィンタイプのオムですな。
オムを囲むようにデミグラスソースが掛かっております。
ではでは。
ハンバーグの美味しいお店はデミグラスソースも美味しい、
これ、法則と言っていいと思うんだけれども、ここも正しくそうですな。
ガッツンとしたインパクトは無けれどもほろ苦みとコク、酸味がバランス良く主張します。
ライスはあっさりしたキチンライスでブイヨンの旨味、そして玉ねぎの甘旨味がよく出ていますね。
他にはマッシュルーム。鶏肉、印象薄し。
そしてライスを覆うボリュームある玉子のふわとろ具合、絶妙なり。
じわじわと高みへと登るテンション。
登り登って、登別カルルス。
笑顔で完食。
と、厨房からガッチャンガッチャンと大きな音がし始めました。
んー、どうしたんだろう?
玉子は風味はさほど感じなかったものの、ふわとろ具合素晴らし、店主の確かな力量を感じる出来栄えでした。
デミグラスソースもチキンライスもこってり感じさせないからか、後半で味が飽和する事も無く最後まで美味しくいただけましたね。
具材が少し弱く感じましたが、満足。
接客はホールの方の物腰柔らかい応対、ありがたや。
つづく。
3位
1回
2018/03訪問 2018/06/03
==================【オムの細道】シリーズ=====================
レンタサイクルでえっちらおっちら向かったのは、前鳥神社。
相模国の四宮といわれている延喜式内社であります。
そんな格式高いお社ですが、近隣の方の憩いの場となっている趣。
こういうの、いいね(^_−)−☆
この後、前鳥神社に祀られている祭神の墳墓があったとされる(開発により破壊された)場所(小さい神社が建っていました)を巡って、
さてさて、戻る、戻る
急いで戻る
向かうはこちら。
連食する予定だけれども先ずはオムらんと落ち着かんのよ(^_^;)
看板のレトロなフォントが、フォント好きな河井の心をくすぐりやがるね。
内側から滲み出るレトロモダン、ってな印象。
・・・ま、建物こそ年季が入っていますが、比較的新しいお店らしいけれど。
カラカラと戸を開けて、
12:40訪店。
カウンター席に座る気満々だったのですが、お姉さん、
テーブル席で構いませんよ、と仰る。
ありがたや、あゝありがたや。
メニューも看板と同じフォントで書かれています。
統一感があるねぇ( ̄▽ ̄)
ただ古いホーロー看板を無造作に掲げてレトロを気取る様なお店とは一線を画すね( ̄▽ ̄)
「オムライス(1050円)」をオーダーして店内を見渡します。
軽妙レトロなジャズピアノ流れる店内は清潔感あり。
ゴテゴテと飾り付けとかは為されておらず、スッキリとした印象。
ど、サツマイモのクリームスープ竣工。
お、甘ぁい!
サツマイモの甘味がズドンと胃袋を直撃します。心地良いディープインパクト。
サラダはグリーンサラダ。
葉物の間から菜の花?がひょっこりと顔を出す。
意図してか、せざるか、お茶目。
先客は3人。
静かに、黙々と食べていらっしゃる。
8分でオム竣工。
半球状に盛り付けられたライスにふわとろっぽい玉子が掛かっており、
その上からデミグラスソースが満遍なく。
このタイプは少なそうな見た目よりもボリュームあるんだよな。
ではでは。
おお、濃ゆーい。
デミ、すんげーぞ、これヽ(∀゚ )人( ゚∀)ノヒャッハー
確かに168時間煮込んでいるだけはあるな。
具の鶏肉を一瞬牛肉と勘違いしてしまうくらい(まあこれは馬鹿舌ゆえかも、ですが(^_^;)
・・・このほろ苦み・・・あ、あの味だ。
子供の頃食べた、小さな洋食屋のハヤシライス。懐かしいな・・・
もちゃっとしたライスはほろ苦みの効いた酸味少し、コク深し。
濃厚なデミを受け入れる余地があるお味。
具は鶏肉と、あとは舞茸みたいのが見えます。
鶏肉は、干したのか?それを潰して解してある様な。
ジャーキーみたいな食感で、香ばしさも感じさせつつ旨味深し。
鶏皮のくにゅくにゅした食感が心地良いアクセントとなってくれますな。
黄色味濃いめの玉子はふわふわに仕上げてあり、ライスとソースとの仲立ちを見事に務め上げてくれます。
いやあ、デミグラスソース美味しい。
皆さん黙々と目の前にある飯に向かっているのも然もありなん( ̄▽ ̄)
ゆっくり完食。
ボリュームは普通。少なくはなかったです。
つーか、美味しかった。
交通費払って遠征して報われるのって、こういうオムに出会った時、なのですよ(^_−)−☆や
鶏肉の大きめの欠片が硬く感じた以外は満足、
接客は丁寧、居心地よし。
リサーチしていた時から感じていましたが、
いやぁ・・・平塚、深いわ( ̄ー ̄)ニヤリ
このあと連食しましたが、平塚を語るにはまだまだ足りない・・・
平塚がそのまんま多摩地区に越して来ないかなあ。
とか訳わからん事を思いながら、
つづく。
4位
1回
2018/02訪問 2021/01/02
【オムの細道:385】1900軒目のキリ番は、 絶妙に絡み合う「千葉1」なオム。
==================【オムの細道】シリーズ=====================
1900軒目のキリ番は、こちら。
千葉県オムライスランキング1位(2018.5月時点でも1位)のオムとして長らくBMしていたお店でしたが、
このところランチ営業を止めてしまった様で、どう攻めるか思案していたのであります。
ブラジルで暖を取り、県庁前駅から千葉都市モノレールて市役所前駅へ。
時は来た、
・・・それだけだ( ̄ー ̄)ニヤリ
洒落た外観に軽く怯んだものの、ここまで来てオムらないという選択肢はなーいヽ(´▽`)/
鼻息荒く、
17:45訪店。
どうやら河井が口開けの様ですな。
奥様?にカウンターを勧められて奥の方のカウンター席に座り、メニューを眺めて、安堵。
「半熟卵のオムライス(980円)」をオーダーすると奥様、
「お飲み物は如何なさいましょう」
んー
確かに乾いているな、喉も、そして心も。
「プレミアムモルツ香るエール(580円)」をオーダー。
このあともう一軒行ければ、と思っていたのでツマミは控えました。
じゃあなぜ腹が膨れるピールにしたのだ河井、と軽く己をなじりつつ店内を見渡します。
JAZZが流れる店内は落ち着いたオトナな雰囲気を漂わせています。
客は河井のみ、しかもカウンター席でしたがピリピリした緊張感といったものも感じず、居心地宜し。
ビール竣工。
ああああああ〜〜
甘味を感じさせつつ喉越し爽快、とか御託はいいや、
沁みる、
あゝ、寒風にさらされ続けて歩き疲れた身体に、
そしてささくれ立った我が心に沁みるわぁぁぁ。゚(゚´Д`゚)゚。
ふぅ、と息を吐くと、心の中の毒素も一緒に出たみたい。
心のデトックスを完了して、改めて店内を見渡します。
そんなに広くもない店内は右手前に厨房があり、それに面してI字カウンター、
左手の壁に沿ってテーブル席が並び、奥には2人掛けテーブルが、、、っと!?
めっちゃサイン飾ってありますが(^_^;)
7×5-1だから34枚、壁一面。
プロ野球選手が多いな、なぜか地元の千葉ロッテじゃなくて日ハムの選手が多いな。
あらあら、大谷翔平のサインもありますぜ(^_−)−☆
やがてフライパンをガコガコと揺らす音と共に、
炒められた玉ねぎの匂いが厨房から漂い始め・・・
整いました!
胃袋殿、準備完了でありますっ(`・ω・´)キリッ
15分でオム竣工。
オムレツを割り広げた様なふわとろオムですな。
上に掛かるはデミグラスソースとクリーム。
むふふ、ええ匂い( ̄▽ ̄)
ではでは。
ライスはバターが効いたケチャップライスでパラパラっとした仕上がり。
具はたっぷり入った挽肉と玉ねぎの微塵切り。
挽肉、ってところが、妙手なのかもしれないな。
デミと玉子とライス、見事に絡み合います。
玉子はオムレツを割り開いた感じで絶妙なるふわとろ具合。
で卵液無し、お見事なり。
うむう、絡む、絡み合うなぁヽ(´▽`)/
デミは酸味の中に甘味が効いていますね。
その間をすり抜けたコク旨味が口内を満たしつつ、ほろ苦みがニクい演出。
んで余韻はコッテリせずサッパリ、だから重たくは感じない。よく出来たデミですなぁ!
これがパラパラライスに、合うねえ( ̄▽ ̄)
いやあ、絶妙。うむう、絶妙。
絡み絡んで絡まれて、絡まり合って、
絡め取られた我が心。
勢いのままに瞬殺。
前評判からかなり期待して訪れたのですが、その期待を超えてきましたねぇ!
いやー、美味しかったです。完成度の高いオムでしたね。
ふわとろオム、色々と食べ歩きましたが、ただ玉子がふわとろなだけで・・・
ふわとろである事に意味がある、
とまで感じさせてくれるオムにはなかなか出会えないのです(^_^;)
ここのオムにはそれがありましたね。
竣工には少し時間が掛かりました。
もしかしたらビールを頼んだから少し時間を置いていただいたのかもですが、
まあ時間に余裕のある時の訪問が吉かも。
お酒と軽いツマミをオーダーして、気長に待つのが良いでしょう。
お会計は1684円?
あ、税別だったか(^_^;)
でも、満足だ。
千葉まで足を運んだ甲斐があったな、そう感じさせてくれるオムでした。
つづく。
5位
4回
2022/11訪問 2023/01/28
《《《《《再訪》》》》》【オムの細道:9】やはり斜め上を往くなぁ、ここのオムは。
======【オムの細道】シリーズ======
Cheese Egg Garden 調布パルコ店でオムった河井、
しかし、、まだ物足りぬ・・・
で、こちらへ。
14:30訪店。
「いらっしゃいませー!」と、
奥様だろうか、明るくご挨拶、ありがたや(^人^)
入口近くのテーブル席を勧められたので恐縮しつつ座り、
っと、壁がスッキリしておるなあ!
以前はメニューの紙がビッシリと貼ってあったよーな曖昧な記憶があるけれど、
メニュー帳にまとめてありますねえ、これは見やすくて解りやすい( ̄▽ ̄)
河井が長年虜となっているドライオムライス、
といきたいところだけれど、
折角だから他のも攻めてみたいな。
で、以前からずっと気になっていた
「マーボーキーマオム(850円)」に決めよう(`・ω・´)
知らない間にキーマオムライスが人気になっているようで、Google mapsや食べログではそのレビューが多くなっていますね。
それ、まだ食べてないんだよなあ。
つーか、しまった、、カリーうどん食べなきゃだったな( ゚д゚)ハッ!
これもねぇ、名物なのでありますよ(めっちゃ熱々らしいので猫舌な方はお気をつけ遊ばせ)。
中途半端な時間だからか客はまばらながら、出入りは多いな。
来店したお兄さんがハヤシオムライスを頼み、
退店するお姉さんがクリームシチューオムライスのお会計を済ませ、
カウンター席のお兄さんにオムライスの大盛りが運ばれ、
カップルはキーマカレーのオムスタイルとビーフカレー。
ふむ、、もはやオムライスのお店になっとるなぁぁ、おい( ̄ー ̄)
12分でオム竣工・・・
・・・え、
これはまた、
斜め上なの、来たぞ?おい:(;゙゚'ω゚'):
大きな深皿にて供されましたるマーボーキーマオム、
たっぷんたっぷんにとろみありそな麻婆?が皿を埋め尽くしておりますよ!!
その中にオムがほぼ沈んでいる・・・
そして上に盛られた刻み海苔の香りが鼻腔を抜けていきます、
ってな ん だ こ れ は ( ̄◇ ̄;) ! ! !
ではでは。
味醂の様な甘味と酸味があるな、っと
スカッと来た辛味( ゚д゚)ハッ!
豆腐と挽肉も入っているから、麻婆でありキーマであると言えなくも無い。
うん、スパイシーな麻婆、
だろうか?いや、
麻婆なのだろうかこれは??
で、ライスは白飯だ。白飯かあ。
玉子は艶あり風味あり、
ぱつんとした食感が小気味良し。
総じてあっさりとした展開で、そしてと言うか、だからと言うか、
刻み海苔が合うんだなぁ、、
うーむ、何と形容して良いものか、、
強いて言うなら老舗の町中華で出てきそうな麻婆に近いかなあ、
片栗粉でとろみをつけた汁気たっぷりのやつ。
そしてキーマカレーっぽさは薄い。
挽肉は入っているけれどトロみの海に溺れている。
辛味はキーマ由来の様に感じるけれど、どうだろ。
んでもってねぇ、
中盤に投入した玉ねぎの酢漬けも、不思議と合ってしまうのだ、、、
ううむ、実に面白い( ̄▽ ̄)
そして、
汁気を吸った飯は、
お腹で膨らむのであった・・・
完食。
ボリュームは普通くらいだと思うんだけれども、上記の理由で満腹に至りました(その前にオム食べてるしなぁ河井
シンプルなようでいて、不思議な捻りがあるんだよね。
「麻婆とは斯く有るべし」とか、
「キーマとは斯(ry」とか、
そういうのって井の中の蛙なのかもしれない。
こちらの普通のオムも、
ドライオムもそうだけれども。
こういう捻り、好き\(//∇//)\
きっと先代の思惑にどっぷりとハマっているんだろうなあ河井は(^◇^;)
接客は奥様?のハキハキしたコールと笑顔が素敵。
店主のエコーも気持ち良く、笑顔でお店を後にする事が出来ました。
うむうう、、
やっぱこちらは裏切らないなあ。
⭐️味3.5
==========【オムの細道】シリーズ==========
パラスで和風オム、おはらで中華食堂のオムをいただいた河井、まだ行けるな( ̄▽ ̄)
調布駅界隈を逍遥。
変わっていく、んだなぁ、、、
調布銀座はパチ屋が消えていて、その裏路地が行き止まりになってしまっていた。゚(゚´Д`゚)゚。
すっっごく素敵な界隈だったのに(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
これも、また・・・時の流れ、とやら、なのかぁ。
そしてピンと来るお店が無くて、結局はこちらへ。
やはり初心が一番強いものだな。
13:45訪店。
おお、ほぼ満席の入り、流石だ( ̄ー ̄)
唯一空いていた4人掛けテーブルへ通されて恐縮しつつ座り、メニューを眺めます。
ハヤシオムもクリームシチューオムもまだ食べていない、の、
だがっ!!
でも、
やっぱり、
これだ(*´∀`*)
「ドライオムライス(800円)」をオーダー。
供されている料理の中で一番辛く、時間がかかる旨を了承。
先にこう言っていただけるど、覚悟が出来るってなもんよ。
・・・あ、手間かからないの頼めばよかったなぁ(>人<;)
次回は違うの頼もう。
内観は特に変わらないように感じますな。
客は若女子のグループとサラリーマンのお一人様の2派に分かれています。
クリームシチューオム、キーマオム、、
オムライスオーダー、多いなぁ(*´∀`*)
そして麻婆キーマオムライス、やっぱり気になるなぁぁ・・・
先に豆腐が乗ったサラダとお新香が出て来ますが、
手を付けないで待ちます。
名物店主はいないなぁ、切り盛りしているのは息子さんご夫婦だろうか?
でも息子さん?の声のトーンや抑揚が店主に似ている、やっぱり似ている( ̄▽ ̄)
ウーバーイーツも訪れたりしつつ、
20分で竣工、待ち侘びたぜ( ̄▽ ̄)
ではでは。
・・・っっ
っぉぉおおおおおおっっ∑(゚Д゚)!!!!!
・・・一口目にして、口内はスパイスに蹂躙された((((;゚Д゚)))))))
・・・・・これよこれ、
中のライスはね、ドライカレーなんだけれどね、
まぁしっとりかパラパラかと聞かれればパラパラと答えるんだけれども、
もはやそういう括りではないというか、
スパイスがライスの外殻となっているかのような。
サブジみたいな?感じかな??
もうね、すんごいの( ̄◇ ̄;)
しかもボリュームそこそこあるんじゃなかろうか?
あゝ、なす術なく蹂躙されていく口中・・・
そんな中、ケチャップが味変になってくれるのである。
玉子もクリーミーに優しく包んでくれる。
でも、抗しきれない暴威。
ここでサラダとお新香の出番だ( ̄ー ̄)
特にサラダ。
はぁ、この緩急、たまらぬ・・
完食。
はぁぁぁ、、満足ヽ(´▽`)/
結局、和、中、洋と3種類のオムを食べ歩いてしまったな(^◇^;)
接客は素晴らしい。気遣いも挨拶もエコーもお見事。
ここはまた、訪れなければいけないな。
その時に何をいただくかは、
その時の心の侭に。
==================【オムの細道】シリーズ=====================
ちょいと入院しまして(命には別状無いやつです)5日ほどで無事退院。
入院中は天井を見上げながら「退院したら何食べようか」とばかり考えておりました。
本当は稲田堤のローレルでスペイン風カレー大盛り辛口をいただこうと思っていたのですが、
事務処理に存外に時間が掛かりまして・・・ランチタイム終了、あゝ無情( TДT)
で、電車に乗って調布のこちらへ河井まっしぐら。
スパイスに蹂躙されたい、なす術なく蹂躙されたい(Mではないと思うんだが)。
あゝ、お久しぶりです。
16:20訪店。
名物店主より1世代若いおっちゃんがニッコリ笑って「いらっしゃいませー!」
気持ち良い挨拶、いただきました( ̄▽ ̄)
大事だね、ファーストインプレッション。
中程のテーブル席に座り、メニューを眺めます。
麻婆キーマオムライスに激しく心動かされるも、
千々に心乱れるも、初志貫徹。
「ドライオムライス(800円)」をオーダー。
「食べた事ありますかぁ?(名物店主と口調が似ている)」
「あります、大丈夫です」(かなりスパイシーなんですよ、これ( ̄ー ̄)ニヤリ)
時間が掛かる旨を了承して待ちます。
スパイスの香り漂う店内は相変わらず。
後に入ってきたカップルはチキンオムとハヤシオムをオーダー。
ここ、色んなオムがあるんだよなぁ。全部食べないとだよなぁ。
あ、カレーうどんも食べなきゃなんだよなぁ。
すぐに豆腐サラダとお新香が竣工しますが手をつけず。
後で必要となるので( ̄▽ ̄)
13分で竣工。お久しぶりです<(_ _)>
ではでは。
スプーンを挿し込むと・・・現れたのは黒に近いダークブラウゥンヽ(∀゚ )人( ゚∀)ノヒャッハー
そう!そう!!これを欲していたのだッ!!
ガツン、、とスパイシーな真っ黒ライスにはベーコン、ピーマン、玉ねぎが刻み入れられていますが、もう、スパイス。
スパイス、スパイサー、スパイセストという英文法があるならば(無い
スパイセスト(`・ω・´)(無い
んー、でも前の方がもっと暴威だったような。
上に掛かるケチャップの酸味と甘味が、アリだな。
後半は身体がカッカッと熱くなり始めました。サラダとスープでリセット、しきれないけれど緩急を付けつつ、
完食。
ボリュームはそこそこあったな、増えた?
いや、病み上がりだからそう感じたのかも。
スパイスは少し控えめになった様な・・・バランスを重視したのだろうか?
もっと暴威に弄ばれたかったなぁ、今日は存分に蹂躙されたかったのだ(^_^;)
まぁでも、満足。
そして接客がちゃんとしているのは大事、とても大事。
また来ますっ!
====================【オムの細道】シリーズ======================
2014.9月再訪
「ジャッキー・マクリーンなオム。」
何となくこちらへ足が向きました。
16:20来店。
一番奥のテーブル席へ通され、メニューを。
名物のカレーうどんを、と思って来店したのですが・・・・
何となく目に付いた「ドライオムライス(800円)」をオーダー(゚Д゚)ノ
ちょっと間を置いて、店員さんが戻って来ました。曰く、
「かなり辛いですが大丈夫ですか?」
「だ・・・大丈夫です(`・ω・´)キリッ」
そう返すと店員さんは厨房へ向かい、
前回同様に豆腐サラダ・・・と水差しをサーブ。
水差しが出て来たのは・・・そういう事?かな???(((;゚Д゚)))ガクブルガクブル
11分で竣工。
見た目は普通のオムですな。
葉巻型の巻きオムで、ケチャップが掛かっております。
ではでは。
スプーンを差し込んでみると・・・・・おおおおお、黒いΣ(°д°lll)ガーン
ライスはパラっパラな仕上がりで、一粒一粒がスパイスで覆われている様な塩梅。
それを恐る恐る口に運んでみると・・・・・・・ぼほゎあああ~~、っと口の中で暴れます、スパイスが。
米食らってんだかスパイス食らってんだかワカラン・・・
・・ってのはちと言い過ぎかもですが、
辛いと言うよりは、超絶スパイシーな塩梅。
これは・・・・暴威だ、スパイスの暴威だΣ(°д°lll)ガーン
むしろ薬膳っぽさすら感じます。もはや悟りの境地。悟っちゃえ、河井(^_-)-☆
これに玉子がベストサポートヽ(∀゚ )人( ゚∀)ノヒャッハー
玉子は薄めですが内側はトロっとした仕上がり。
いやぁ、この円やかさが無かったらキツイ・・・ギリギリでバランスを取ってくれます。
ケチャップも合いますが、スプーン上の配分次第では味が飽和するかも。
具は玉ねぎとハムが適度にイン。
辛さも攻めては来ますが、蓄積はそれほどしませんね。
しかし、胃袋が熱い・・・
3口目で汗腺から「準備完了」との報告が届きました。
汗を掻き掻き完食。
ボリュームはそこそこ。
ガッツリ行きたい方には大盛りを推奨します。
いやぁ・・・ジャッキー・マクリーンの様なオムでした。
不協和音ギリギリを綱渡りで攻めてくる、1960年代初頭の彼のソロプレイの様な。
でも、そのギリギリ感がクセになる、そんなオムでしたね。
これは好き嫌いが明確に分かれるでしょうが、中毒性の高いオムですぜ( ̄ー ̄)ニヤリ
☆3.7
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2012.11再訪
「クセになりそうな、菱形オム。」
14:30来店。
席は8割方埋まっておりました。
入口近くの3席しかないカウンター席に座り、
「オムライス(700円)」をオーダー。
「クリームシチューオムライス」、「ハヤシオムライス(各900円)」も良さげでしたが、先ずはシンプルなオムからチョイス。
とっても気さくなマスターは、不在でした。ちょっとガッカリ(^^;
10分で竣工。
オムは平べったい菱形。ケチャップが掛かっています(^^
卵は薄焼きタイプのようですね。
ではでは早速。
中のチキンライスはモチャっとした口当たりですが、悪くない。
最初に甘味を感じ、旨味と塩気に続いて・・・ケチャップだけでは説明が付かない酸味とコクが口内に広がります。
ケチャップ自体に特徴あるのかな?ウスターソースかな、と思いましたがちょっと違う気がします。
薄焼き玉子は鮮やかな黄色。砂糖が入ってるかな、甘い味がします。
内側がややトロっとしていて火の通り具合も、良い塩梅。
ボリュームはそこそこでしたが想定内。
ややオイリーですが、これはクセになる味だ・・・
何と言いますか、ここはどんなメニューでも一ひねり加えてそうです(^^
その分、当たり外れは多そうですが・・・ワクワクを与えてくれるお店だな、と感じました。
次回は・・・カレーうどん・・・・・・いや、でも・・・
猫舌な河井にとっては天敵のようななメニューだからなぁ(^^;;;;;
いつかは、と思いながらも悩んでおります・・・
☆3.6
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2012.2訪問
久し振りの休みだったので、服やら靴やら買いにブラブラ外出しました。
何となく新宿方面の電車に乗り、
何となく調布で降り、
おもむろにケータイを開いて食べログを。
そらまめ拉麺本舗かこちらか迷った挙句、こちらへ。
場所はちょっと解りにくいかもです。
京王線の調布駅を降り、右に走る線路沿いの道を直進。
すると左手に車が通れないほどに細い路地があります。
脇のマンションの1Fにズラッと不動産屋や飲食店が並んでいるのが見えるはずです。その中の一軒ですナ。
隣には先ほど迷った「そらまめ」がゴザイマス。
角にミニストップが在る路地まで来ると・・・行き過ぎです。速やかに戻りましょう(汗
14:00を過ぎた頃の入店。
店内は小ぢんまりしております。
テーブル席が4つ、カウンター席が4・5席くらいでしょうか。
初老のマスターに奥のテーブル席に通されて座り、キーマカレー(650円)大盛り(100円)をオーダーして、ホッと一息。周りを見回します。
この時間で客の入りが半分くらいありますから、人気店なのでしょう。雑誌に掲載された記事なんかも見えます。
カレーうどんも人気メニューの様ですナ。関西訛りのマスターがお客さんにカレーうどんの食べ方を指南なさっておられます。
「どあぁ~って入れちゃって!」とか、なかなかにアバウトw
「ああ、これは良い雰囲気の店だなぁ」と思いながら、2日遅れの少年ジャンプを読み始めます。
5分強で、キーマカレー、竣工。
タマネギのピクルスだかアチャールだかが乗った小皿と、キャベツの上に豆腐が乗ったサラダが付きます。
汁っぽいキーマですね。ではいたd・・・
とスプーンを手に取ろうとした刹那、
「このタマネギをね?ライスにかけると美味いんだよおおお!!」
と言うが早いかマスター、
ライスの上にタマネギを素早くコーティングしていきます。
突然の事態に我輩、硬直。
コーティングされゆくライスを、ただただ見守るばかりなり。
さて、改めて。いただきます。
ルー自体は少々野暮ったい感じもしますが、口内から鼻腔へ、ぶわぁと通り抜けるスパイスの風味が心地佳し。
そしておもむろに鎌首をもたげる辛さもまた心地良いです。日本人の口に合った辛さのカレーです。
んでもって、先ほどマスターがライスにぶっ掛けた、タマネギのピクルス。
この酸味&ピリ辛味が、ルーと複雑に絡まっていい塩梅。してやられた。
あっという間にスッキリ(タマネギのピクルスも)完食。
気持ちよくお店を後にしました。
ガッツリ派には量は少ないかもしれません。大盛りを推奨致します。
にしても、このキーマが650円ならCP充分でしょうね。
近所に在れば、間違いなく通うなぁ。
そう思いながら、どんより雲が覆う調布の町を後にする河井なのでした。
☆3.5
6位
1回
2018/05訪問 2018/09/16
==================【オムの細道】シリーズ=====================
はやしでオムった河井、天王寺駅を北口へ出て、
お、なんかすんごい通りあるけれども・・・うわー!!
大宮のすずらん通りみたいな・・・いや、それよりもすごいレトロ感!!
(後で調べてみましたが阪和商店街という通りらしいですな)
・・・つーか、道間違っとるがな(*゚ー゚)>テヘヘッ
見えてきたこちらのお店、赤いファサードがグっと突き出しておりますな。
まぁ吉野家と王将とやよい軒に挟まれていますからね(((;゚Д゚)))ガクブルガクブル
これくらいは自己主張しないと。
13:40訪店。
おばちゃんが「いらっしゃーい」とお出迎え。
中程のテーブル席に座りメニューを眺めてテーブルの下で小さくガッツポーズ。
「オムライス(550円)」をオーダーして店内を見渡します。
年季の入った店内はよく使い込まれた感あり。白いテーブルはスベスベに拭かれています。
裏口も入口も開け放たれていて、心地良い風が通り抜けますな、心地良しヽ(´▽`)/
BGMはボウイのちトワイライトアベニュー。
あー、スタレビ不思議とハマるなあ、このお店の雰囲気にヽ(´▽`)/(メンバーみんな埼玉県出身だけどな河井
客は男性率100%、中国人のグループとおっちゃんのお一人様数名。
5分で竣工。
薄焼き玉子の巻きオムですな。
上にはケチャップがちょこんとした掛かり。
ではでは。
ラードかな?香ばしコク旨味がケチャップの酸味とよく合いますな、美味しいねぇヽ(´▽`)/
コーティングされてツヤツヤと輝くライスはしっとり系、よく炒められていて色ムラ無し。
上に掛かるケチャップは少な目ですが、でもこんなには要らないかも。
このライスで完成されちゃっている様な味わい。
具は鶏肉と玉ねぎ、王道。グリーンピースが乗っていたらカンペキだった(^^;)
玉子は限界に挑んだ感じの薄さ、に見えましたが厚みのある場所もあり、軽い主張はありました。
しっかし、チキンライス。
んー、なぁんかちょっと違うというか、東では出会った事がない味、に感じるんだよなぁ。
あ、良い意味で(^_-)-☆
何が違うんだろう?ケチャップ?ソースとかかな??
きっと炒めスキルも加味されているのでしょうけれど。
ボリュームは普通かな?
いうても連食の果て、河井には普通に感じたという事は、やや少なめかもしれません。
一気呵成に完食。
いやぁ・・・評価が高めだったので訪れてみたんだけれど(☆3.40 2018.5現在)、
美味しかった( ̄ー ̄)ニヤリ
多分やきめしも美味しいんだろうな、と思わせる炒めスキルもさる事ながら、ソース、だろうか?
東では味わえなかった味に出会えたような。
もしかするとチキンライスってもっと掘り下げられるんじゃないだろうか?なぁんて。
接客は適度な距離感を保ちつつも水の継ぎ足しは適切、落ち着いてオムを愉しめました。
つづく。
7位
1回
2018/07訪問 2018/11/10
【オムの細道:423】 フラっと訪れるにはちと遠いけれどまた出会いたいオム。
==================【オムの細道】シリーズ=====================
この日は府中の北西、北山町へ。
以前、餃子王でオムらせていただきましたが、その折にとある中華食堂のショーケースにオムを見つけまして、
以来気になっていたのですが、更にその近くに洋食屋がある事に気付きまして。
で、オムがある、と。
はてさて、どちらへ行こうか悩みに悩みつつ、
決まらぬまま、ちゅうバスに乗り込みました。
途中通り過ぎたマルヤスに何度目かの後ろ髪引かれつつ、
臨時休業が多いらしい中華食堂を先に攻めようと決めて、
バスを降りて向か・・・・あ、
「定休日」の札が・・・
・・・・・良かった。
他に候補があって、良かった(^^;)
細い道を東へ。
ああ、いい道だなあ。
きっと旧い道だ、経師屋とか在るし。
やがて、こちらが見えて来て、
営業していましたぁぁああああヽ(´▽`)/
13:10訪店。
奥様?が「いらっしゃいませー」
奥のテーブル席に座るとランチメニューを渡されます。
うむ、シンプル。
日替わりメニューもあるな、まあ河井はブレませんが。
「とろとろ卵のオムライス(780円)」をオーダーして店内を見渡します。
それほど広くはない店内は清潔感あり。
4人掛けテーブルが3卓、2人掛けテーブルが2卓ってところ。
お子様用の椅子もあるので家族連れでディナー、なんて使われ方もされるのでしょうな。
中途半端な時間だからか客はサラリーマン1人。
BGMは邦楽?
先にサラダ、スープ、それと玉子豆腐が竣工。
サラダはサッパリとしたドレッシングが適量の掛かり。
スープはワカメスープですが、細かく刻まれた椎茸とえのき茸の風味が出ています。
玉子豆腐は涼やか。
いつぶりだろう、玉子豆腐って夏の食べ物だなあ(なんとなく(2018.7月のレビューです
ここで先客の料理か竣工して、
14でオム竣工。
おおっ!ドルフィン( ̄▽ ̄)
実はオムライスがランチにある事以外は情報が無くて不安だったのですが、美しい盛り付け!
いやいやこれは当たりかもしれんぞ!??
オムレツを割り・・・開いて・・・( ̄▽ ̄)
ではでは。
ライスはもちゃっとしたケチャップライスで酸味がやや押す味付け。
玉子は見事なふわとろ具合で、バター効きつつも玉子自体のお味も確と味わえます。
これだけでも美味しいのですが、デミグラスソースのほろ苦旨味がいい仕事しやがります。
当たり、ですねこのオムはヽ(´▽`)/
ニヤニヤを隠しきれぬままに食べ進めます。
具は適量の入り、マッシュルームとベーコンチップ、あと玉ねぎも入っているかな?
一気に完食。
意外とボリュームあったかな、そこそこ腹が膨れてしまいました。
少しライスが弱いかな、とも思いましたが、色々付いて780円ですからッ!(`・ω・´)キリッ
この価格でこの満足度の高さ、そしてオムレツの絶妙なふわとろ加減。
これはもう店主の力量の賜物でしょう。
いやー、満足、満足。
接客は落ち着いた印象。
店主の「ありがとうございましたー」に背中を押されつつ店を出たあと、
少し考えて、北へ。
連日35度超えだった天気も今日は30度、少し歩いて武蔵国分尼寺跡を目指すとします。
つーかラ・フラットの前の道、拝島へと通じる古道でした。道理で古いお店が建ち並んでいた訳だ。
西東京警察病院跡(ちょっと怖い)の脇を抜け、長閑な住宅地&農地の中に突如現れます、
異世界への入口。
いやー、よく整備されていますね。
全容解明には至らないものの、よくぞここまで整備されましたね・・・
講堂があったと思われる場所が過去の宅地開発により破壊されて判別不能となっているのは残念ですが、
こういうのは各地で見られる事。
とある県のとある小学校だったかの建設予定地に国府跡では?という大規模な遺跡が見つかり、
恩師が腕まくりして調査に赴いたそうですが、
親の仇の様にボーリングされて穴ぼこだらけ。
結局全容は掴めず、小学校が建ちました。
あそこまで破壊されたらどうしようも無かった、
とよく嘆いておられたっけ(だからなのかその国の国府所在地は未だに不明)・・・。
で、ここまで来たらその北の古い道を歩かないと勿体な・・・・
おおおおおーーっ!!!ヽ(´▽`)/ヽ(´▽`)/ヽ(´▽`)/!!!!!
なお初レビューのためやや甘めの評価となっております事、ご承知くださいませ。
つづく。
8位
1回
2018/06訪問 2018/08/25
【オムの細道:414】 祖師ケ谷CITYのキッチンマカベでオム。
==================【オムの細道】シリーズ=====================
キリ番の関係で、UPされるオム順に変動がございます事、ご容赦くださいませ<(_ _)>
祖師ヶ谷大蔵。
初めて降り立ちましたがこちら、どうやらウルトラマンの街らしい。
だってさ、商店街の名前がウルトラマン商店街ですよガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
あとで色々調べてみたところ、円谷プロダクションの本社が砧7丁目(祖師ヶ谷大蔵駅の南西約1kmくらいの場所)に、
また円谷英二氏の自宅がウルトラマン商店街内にあった、という所縁があるみたい。
その商店街にこちらがありました。
ほう、ええ感じのショーケース( ̄▽ ̄)
週刊モーニングで連載されている、あらゐけいいちの「CITY」という作品に、
「キッチンマカベ」という洋食屋が出て来るのですが、関係あったりするのだろうか・・・
なんて思いながら、
12:45訪店。
お嬢さんが明るく「いらっしゃいませー」
1階は満席らしく2階へご案内、
変則的な2人掛けテーブル席が空いていて、そちらへ通されてメニューを眺めます。
こちらの名物、オムコロ(カニクリームコロッケ付きオム)と迷いましたが・・・
迷いに迷いましたが・・・揚げ物は連食の鬼門だ・・・
まだ先は長い。
自重して「オムライス(900円)」をオーダー。
案の定オムコロを勧められましたが丁重にお断りして、店内を見渡します。
創業1961年、というから半世紀以上の歴史を誇るこちら、
白を基調とした店内は改装も施されているでしょうが、老舗感を感じさせつつ落ち着いた雰囲気。
客はほぼ満席の入りで、土曜のお昼時という事もあってかほぼ家族連れな客層。
つまり子供達の嬌声がBGM。
12分で竣工。
薄焼き玉子の巻きオムですな。焦げ目無く見事なオールイエロー!
「その者黄色き衣を纏いて白色の皿に降り立つべし
失われし胃袋との絆を結びついに河井を尊き満腹の地へ導かん」
とか何とか頭に浮かべつつ、スプーンを構えます(^^;)
ミニサラダ付き。
ではでは。
あー、
・・・美味しいじゃないのヽ(´▽`)/
ふんわりパラリとしたケチャップライスは酸味控えめなコク旨味押し、
調理の丁寧さを窺わせる炒めっぷりで色ムラ無し、お見事なり。
何だか美味しいチャーハンの様な・・・・・(*゚ロ゚)ハッ!!
・・・ラードか( ̄ー ̄)ニヤリ
ラードとケチャップの強力タッグ・・・河井、大好物でありますヽ(∀゚ )人( ゚∀)ノヒャッハー
具はハムとグリーンピース、適量。つまりはハムライスですな。
玉ねぎは見えませんが刻み入れられているのか、その存在は感じます。
玉子はハードな火の通りで薄焼き、薄味だからか卵本来のコクを味わえますな。
勢いよく瞬殺。
ボリュームは普通。
至極オーソドックスな作りのオムでしたが、ちゃんと美味しく味わえる、
ってのはこれ、ひとえに技量、なのでしょうな。美味しかったです。
まぁふわとろ的な要素は皆無なので、ふわとろ好きな方には物足らないかもですが。
接客は愛想良く美しく、1階との連携も取れていましたね。
さて・・・
つづく。
9位
1回
2018/05訪問 2018/09/08
【オムの細道:405】 2000軒目のキリ番はオムライス発祥店のオム。
==================【オムの細道】シリーズ=====================
腹ごなしを兼ねて歩いていたはずなのに白銀亭でカレーを食べてしまった河井、
腹ごなしのためこちらまで歩いて向かいました。
・・・うむ、
なんとかなりそうな腹具合( ̄▽ ̄)
途中、ムグニを覗いてみれば外国の方が店の前に並んでいらっしゃる。
そっちのオムも気になるが、残念ながら胃袋殿の通過枠は1。
ならばこちらは外せまいて( ̄▽ ̄)
向かったこちら、老舗っぽい和風な外観、風情あり。
ときめく胸、昂ぶる気持ち、ニヤけるおっさん。
14:15訪店。
ほう、靴を脱いで上がるのね。
座敷へ通されて座り、メニューを眺めます。
色々あります洋食メニュー。
オムも色々あるけれど、ここはオーソドックスに攻めよう。
「から揚げランチ(970円)」をオーダー。
オムライスとから揚げ、サラダのセットですな。
ライスはチキンかキノコか選べるとの事、ここはオーソドックスに行こう。
チキンでお願いしました。
さて、
オムライス、
と言っても今日では色んなバリエーションがございますが、
ケチャップライスを玉子で巻いて上からケチャップを掛けるという正統スタイルのオムライスは、
こちらで産声を上げたといわれております。
大正14(1925)年、こちらの前身らしい「パン屋の食堂」で、
いつもライスとオムレツばかり頼む胃弱の常連客のために思案した店主が考案して提供したのが始まり、
と伝わっております。
因みにオムライスの発祥店は銀座の煉瓦亭、という説もありますが、向こうのはライスオムレツなタイプ。
河井は広義のオムライスは煉瓦亭、狭義のオムライスはこちらが発祥、という認識。
因みにオムライスはチャブ屋で産まれた、という説もあります事、付記しておきまする。
年季を感じる和風な店内はよく手入れされていて清潔感あり。
客は7割ほどの入りで外国人のグループ客が多いな。
BGMは昔の洋楽のオーケストラ演奏。
5分で竣工。
ほっほう、麗し。
げに麗し。
ワンプレートにて供されたオムは薄焼き玉子の巻きオムで、ぽってりとしたお姿、可愛い( ̄▽ ̄)
オム上にはケチャップ?がオムの中央から手前に向けて掛かる洋食スタイル。
後背には左にサラダ、右に唐揚げが控える万全の布陣。
ではでは。
ん?
ピラフか?
バターの効いたしっとりタイプ。
むう、ケチャップライスのオムが食べたかった・・・
まぁ仕方ない。これでも充分美味しいし。
具の鶏肉は風味濃厚にして香ばしさあり。
上に掛かるケチャップはトマトっぽい酸味
はあれど、どちらかと言えばミートソースみたいな味わいで、デミグラスソースなのかも。
酸味とコク旨味をもたらします。
玉子は麗し。しっかりと底まで巻かれていますね。
口当たり優しく、外ふわり&内トロッな火の通り、絶妙なり。
唐揚げはパリッと衣と柔らかい肉とのコントラストが愉しく旨味あり。
東京のと違う?一手間加えてある感じ。
一気呵成に瞬殺。
ボリュームは普通。
とんがったところの無い、まぁるいオム、
といった印象。万人が楽しめるオムですな。
発祥店だからといってお高く止まらず、お手頃価格でいただける美味しいオム、ご馳走さま。
接客は物腰柔らかで好感。
北極星でオムる、というこの旅の最重要課題をこなし、安堵。
ホテルにチェックインして部屋に入ったら、どっと疲れが出ました。
シャワーを浴びて少し寝よう・・・・
・・・
つづく。
10位
1回
2018/04訪問 2018/06/30
【オムの細道:400】 キリ番はオム中興の祖、のタンポポオムライス。
==================【オムの細道】シリーズ=====================
オムライスを食べ歩き始めて、400軒目のキリ番。
未訪問のオムの名店はまだまだ多けれど、
オムライスを語る上でこの店を取り上げない訳にはいかないでしょう。
『タンポポ』、という映画がありまして、
監督は『マルサの女』や『お葬式』『あげまん』などの作品で一時代を築いた伊丹十三氏。
売れないラーメン屋の女店主(宮本信子)を通りすがりのトラッカー(山崎努&渡辺謙)が色んな人(大滝秀治、安岡力也、桜金造etc)の協力を得て立て直す、
という作品なのですが、本筋とは関係ない食にまつわるショートストーリーがふんだんに盛り込まれていて、
むしろそれが面白かったりする作品(特にパスタの食べ方講座のくだりは秀逸且つ痛快( ̄ー ̄)ニヤリ)だったりしますな。
日本ではさほど興行的にはふるわなかったのですが国外ではカルト的な人気を博しまして、
「ラーメンガール」というこの作品へのオマージュ的な映画も制作されたりしています。
で、ホームレスの少年にヒョロっとしたホームレスがオムライスを作ってあげる、というシーンがあります。
「タンポポ」を観た方ならば絶対に憶えているであろう名シーン。
営業を終えたお店に忍び込んで、手際よくチキンライスを作り、
オムレツを作って、それをオンザライス。それを割り広げて完成。
この、ケチャップライスの上にオムレツを乗せて割るスタイル(中野坂上の名店、フランキーアンドトリニティーがドルフィンと呼んでいて、河井もそう呼んでいます。理由は、なんか、カッコいいから(*゚ー゚)>テヘヘッ)、
今では結構見かけますが、当時は斬新でした!!!
まぁ所謂「ふわとろオムライス」が一躍その知名度を上げた作品と言えると思います。
今でこそふわとろオムライス、薄焼き玉子を巻いた「正統派」オムをしのぐ人気を誇るスタイルですが、
このスタイル、この映画がきっかけで日本中に広まったんじゃないだろうか。
んでもって、
「洋食」といいながらドリアやナポリタンは日本生まれの料理だったりしますが、オムライスもまたその一つ。
それを日本のみならず世界へ発信したこの映画の功績は大きいでしょうな(「ケチャップライスにケチャップを合わせるだなんてクレイジーだ」なんて意見もあるみたいですが、むしろそれで美味しく味わえてしまうのが名店のオムのスゴさだと思います(^^;))
あ、因みにそのヒョロッとしたホームレスは高見映さん(「できるかな」のノッポさんですな)なのですが、
調理しているのは実は伊丹十三監督ご自身だったりします。
そして伊丹監督のそのアイディアの具現化に共に尽力したのが、こちらのお店なのです。
つまりはこちら、オム中興の祖、といっていいんじゃないかな。
たいめいけんは昭和6(1931)年の創業。
京橋に在った「泰明軒」で修業した初代が泰明軒の名乗りを許されて新川に出店したのがその始まり。
戦後日本橋へと移り、「たいめいけん」と平仮名に名を変えて現在に至ります。
こちらを語る上で外せないのが、前述のタンポポオムライス!
前述のように伊丹十三が発案して、たいめいけんが協力して完成させたスタイル、と言われておりますが、
発祥か、というと諸説あるみたい(レストラン吾妻とか&more)。
まぁともかく、オムライスという料理に光を与え、
オムライスという料理に広がりを与えたのは間違いない訳で、
つまりはオムを極めるにあたって避けては通れないオムなのは間違いない。
という訳で、キリ番はこちらにしようと決めていました。
と、前置きが長くなってしまいました(*゚ー゚)>テヘヘッ
が、
人身事故、あゝ。
隣駅まで歩いて迂回した結果、東京駅から歩いて向かう事に。
で、迷い込んだ八重洲地下街でアルプスに(能動的に)捕まり、
野菜カレー大盛りを平らげて、こちらへ。
ビル、ですな。
13:50訪店。
っと、並んでいるか( -_-)
待つか・・・・・・
待っている間にランチが終わりました(T ^ T)
15分で中へ通されて座り、メニューを眺めます、
が、さっさとオーダーするに限るな。
「たんぽぽオムライス(1950円)」
それと
「ボルシチ(50円)」
「コールスロー(50円)」は外せまいて( ̄ー ̄)ニヤリ
すぐにボルシチ&コールスロー竣工。
ははは(^^;)
ボリュームが違うわ(^^;)
今は亡き、立川に在った三代目を冠したお店でオムりましたが、ボルシチもコールスローもボリュームが一回り違うね。
4分でオム竣工、早いな。
ライスは平たく盛られていて、その上にオムレツ。
あー、所沢のクルミのオムもこうだったな。
ライスの熱が皿と空気によって奪われて冷めちまうだろ、
とか思っていたのですが、
つまりは割り広げてくれ、って事だったのか・・・
オムレツはスムーズに割り広げられるほどにトロトロな塩梅。げに麗し。
ケチャップはソースポットにて供されました。
ではでは。
ライスの具はマッシュルームと鶏肉、適度な入り。
グリーンピースも入っていて、硬めの食感は河井好み。
マッシュルームの食感が楽しいね(^_-)-☆
ライスはケチャップライスで熱々ではないが冷めてはいない。ここ重要(`・ω・´)キリッ
玉子は見事なふわとろ具合でちゃんと素材由来のコクを感じるお味。
しかし、ボルシチもコールスローもボリュームあるね(^_^;)
完食。
お高いけれど、ボリュームもそこそこあったな。
ボル&スローを付けると2000円オーバーにはなりますが、やはりこれは付けないと勿体ないね( ̄▽ ̄)
前述のように立川の支店で巻きオムをいただいた事がありましたが、その時はライスが冷めていて・・・
あまり良い思い出とはならなかったのであります。
でも、やはり本店は違うね。
ドルフィンタイプのオムは「オムをライス上に割り広げる」というドラマティックな演出で人気の高いタイプなのですが、
それ故の欠点といえるのが、ライスの温度、であります。
本来オムが有している、玉子がライスを覆う事によって生じる保温性を、このタイプのオムは有していない。
故に、皿にライスを盛り付けてからオムレツを乗せて配膳されるまでの時間が掛かり過ぎると、冷めてしまうのであります。
今回はその点に不安を抱きつつ訪れたのですが、熱々ではなかったものの、冷めてはいませんでした。
皿が仄温かかったのもその一助となったかも。
まあライスが冷めないようにとの配慮なのか、単なる偶然なのかは分かりませんが。
接客は忙しそうでしたが、丁寧さは感じました。
厨房からちょくちょくホールの応援に入っておられましたが、その方もちゃんと丁寧な応対ぶり。
本店と支店の違いを如実に味わえたオムでしたね。流石、流石のオムでした( ̄ー ̄)ニヤリ
つづく。
今年は食べログさん、仕事が速いねぇ(^^;)
えっと、
2018年もオムで縛ってみました。
大阪へ行ってオムのルーツも辿れましたし、いい年だったと思います。
1位と2位はそんなに差が無いんだけれど、お店に流れる空気の差、かな。
あとはコスパ。このクオリティのオムがこの価格でいただけるのならば、それは「幸せ」と言うべきだ( ̄ー ̄)ニヤリ
3位は平塚、4位は千葉、どちらも完成度の高いオム。どちらもデミグラスソースが掛かったオムだったけれど、そのクオリティの高さ、そして全体的な味のバランスのレバルが高かった。
5位はね・・・えー、まだレビュー上げてないわ(*゚ー゚)>テヘヘッ
ちょっと入院していて、退院したあとこちらへまっしぐら。
ちょっとマイルドになっていたのは残念でしたけれど、スパイスに溺れました。
6位は大阪のチキンライスの実力を思い知った。
7位は府中のの北に在る隠れた実力店。
8位は安定した期待通りの実力店。
9位は狭義でのオムライス(ケチャップライスを玉子で包んだスタイル)発祥店。
10位は「ふわとろオム」の端緒となったお店の1つで、世にオムライスを広めた存在。
ま、オム史においてエポックなお店をいくつか回りましたが、ここに挙げているお店は高い期待に応えてくれましたね。
まだまだ回るべきお店はたくさんあるので、今年も楽しくなりそうですな( ̄ー ̄)ニヤリ