2回
2013/01 訪問
カツカレー発祥のお店で、Wを。
煉瓦亭で元祖オムライスをいただいた後、そのまま隣のこちらへ向かいました(^_-)-☆
実はここ、カツカレー発祥の地なのです(諸説あります)。
プロ野球の往年の名選手、千葉茂(巨人、後に近鉄監督)が、カレーの上にカツを乗せるよう注文した事が始まりと言われております。
因みにオリックスバファローズの「バファローズ」は今は亡き「近鉄バファローズ」から引き継がれているのですが、
「バファローズ」の由来は近鉄監督だった千葉のニックネーム(猛牛)から来ていたりします。
まぁ、全国1億5000万人の近鉄バファローズファンにとっては愚問なエピソードでしょうけれどね 壁]ω・)ニャ
11:50来店。
店に入るとコートを掛けるスペースがあり、そこにコートを掛けてから席へ通されます。
こういう洋食屋でこういうの、シブいなぁ(^^
入口近くの2人掛けテーブル席へ通され、メニューを見やり・・・店員のおばちゃんに
「Wカツカレー(1050円)」をオーダー。
「元祖カツカレー」のカツがが2枚乗っているとの事でしたので(^^;
2分でスープが竣工。
温かいヴィシソワーズみたいなスープ。冬仕様なのかな?
山男だったケーキ職人の祖父がたまに作ってくれた味だ。
相応なのか不相応なのかは判らないですが、河井には懐かしく美味しい飲み物でした。
6分でカツカレー竣工。
ピクルスが入った容器が付いて来ました。
赤い福神漬けが(弁当に使われる様な)銀のアルミのギザギザな奴に入って添えられております。
ではでは。
カツは2枚載っておりますがやや小振り。
カレーはビーフカレーでした。といっても牛挽肉ですが。
河井はカレーに対して肉々しさを求めておりませんので、むしろこれは好みです(^_-)-☆
塩気がやや強めでコクがあり、ホロ苦味が効いてます。
現代のカレーと比べるのは難しいな・・・強いて言うなら「古風な味わい」と言えましょう。
カツは油にくぐらせたタイプじゃなく、ポークカツレツですね。
きめ細かい衣がジャリっとする食感。好き嫌いは分かれそうです。
中盤から塩気が沈殿します。キャベツが付いていれば印象は変わるんじゃないかな。
ボリュームは、そこそこ。
育ち盛りな方は大盛りを考慮に入れておくべきでしょう。
味だけを考えると、正直微妙ですが、
発祥店に相応しい古風な味わいと、昭和の洋食屋然とした佇まいとがピタリとハマっておりました。
伝統を受け継いでいる、と言うべきでしょうね。
使用している調味料は少ないかと思われます。
現代の様に色んな調味料が巷に溢れてはいない時代のそれ。
数十年後には、文化財に認定されてるんじゃなかろうか。
カツカレー好きな方なら、ここへの聖地巡礼はマストでしょう。
ここか河金か河金 千束店(広義でカツカレーの発祥店「河金」の味を受け継ぐ2店)の味をマイルストーンにして、
そこからカツカレー感を再構築するのもアリかもしれませんね(^_-)-☆
2013/03/09 更新
この日、河井は有楽町駅から銀座方面へと歩いておりました。
狙うは仏蘭西亭、だったのですが
以前カツカレーをいただいたこちらを発見。
・・・
・・・・・ここ、オム、あったよな。
13:40訪店。
あら、改装されていますね。
前は無かったカウンター席に座ると寡黙なお兄さんがランチメニューを持ってきて下さいました、が、オムは無し。
しかしグランドメニューにオム発見( ̄ー ̄)
「オムライス(1300円)」をオーダーして店内を見渡します。
以前はこのカウンターの場所、確かクローク?
があったっけ。
それ以外は内観の印象変わらず、レジの位置も同じだったような。
以前ホールを仕切っていたおばちゃんは見えませんでしたが、お姉さんとお兄さんが見えます。
代替わりしたのだろうか?
直ぐにスープ竣工。
アサリとベーコン、双方の風味がバランス良く出ていますな。
続いて竣工したサラダに掛かる、さっぱりしたドレッシング、河井好み。
しっかり冷やされているのも好感。
8分でオム竣工。
オムに掛かるはデミグラスソースかな?
薄焼き玉子の巻きオムですな。
ではでは。
お!デミグラス、美味しいね(^_−)−☆
サラッとしたデミは酸味とコク濃厚なるもしつこくはなく、ほろ苦みが効いたお味。
ライスはバター?の効いたチキンライスで炒めムラ無く、パラッと仕上がっています。
トマト由来っぽい甘味と酸味がメインわ張りますが、粗挽きの黒胡椒がパンチを効かせていますね。
具は鶏肉と玉ねぎ、マッシュルーム。
それぞれ違った食感をもたらし、噛むという行為が愉しいね(^_−)−☆
玉子はハードタイプ。
ボリュームはそこそこありますな。
きっとハヤシも美味しいんだろうな、
なんて思いつつ完食。
お会計は1404円。
あ、そーだった税別だった(^_^;)
つづく。