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bigi's気ままに食べ歩記
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bigi (男性・大阪府) 認証済
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1回
昼の点数:4.5
2011/02 訪問
西大橋の極上フレンチレストラン
地下鉄長堀鶴見緑地線西大橋駅2番出口からなにわ筋の1つ東の通りを北に上がります。新町北公園が見えてきます。その公園の南側にあります。公園の北側は、厚生年金会館です。徒歩5分程。2011/02/13まずは、「ミモザ」で乾杯。Amuse①なめらかなスクランブルエッグとハムとモッツァレラチーズが乗った小さなパン「クロックムッシュAmuse②ホタテ貝柱のオモニエール菜の花のペーストの上に、ホタテ貝柱の薄切りを三角錐に立て、上に菜の花を乗せて、立春を感じさせる一品。パンが登場、自家製でグリエールパンのスライス、くるみのミニバゲット、ハーブの丸いパンの3種とル・シュクレ・クールのバゲェット4種類。どれも美味しいですが、特に、ハーブの丸いパンが気に入ってしまいました。そのままでも、無塩のエシレバターと岩塩をつけても美味しくいただけます。グラスワイン白、アルザス リースリングVelute du Berry アカザ海老とカリフラワーのヴルーテ カプチーノ仕立て長い生のローズマリーが、コーヒーカップの泡から出ていて、えっ!何って思っていると、アメリケーヌソースを泡の上から掛けられます。ドンドン泡が消えていき、スープが見えてきます。そこで、ローズマリーを持って下さいと指示され、持ってみると、少し重たい。持ち上げると、え~!海老が刺さっていました。火入れも絶妙、意外に大きく、食べ応えあります。スープは底から掻き混ぜてお召し上がりくださいと。掻き混ぜてみると、底にある赤いビーツが混ざって、綺麗なピンク色に染まっていきます。カリフラワーの旨味、アカザ海老のコク、ローズマリーの香りが相まって、凄いヴルーテに仕上がっています。Les Poisson 和歌山 平目のブレゼ 木の実の香り ヴェルモットのソース平目を細い円柱状に巻き、ブレゼ。上に、ココナッツを乗せてカリッと焼き上げています。外は、かりっと、中は、ふわっと良い感じ。下には、蛤2個を両脇に、蛤の旨味とヴェルモットのソースを敷き、柚子の香りもちょんちょんとポイントされ、ジュウシーな蛤とも良く合っています。グラスワイン赤、ニュージーランド ピノノワールChoucroute 岩手 プラチナポーク シュークルート仕立てアルザスのシュークルートをイメージし、アレンジ。プラチナポークの3枚肉を蒸し、余分な脂分を落とし、旨味のみ残し、上半分には粒マスタード、下半分にはあさつきを乗せて登場。くるみ・ブドウ・プレーン3種のマスタードでいただきます。ガルニは、酢漬けのキャベツ(ザワークラウト)、芽キャベツ、むかご、甘味の強いじゃがいも「インカの目覚め」かな?等十分。飽きずに、最後まで美味しい。Les Dessertsモンプラン、ババ、トリュフ 、タルトタタン、ショコラケーキから、「タルトタタン」をチョイス。15分焼き上げるのに掛かかるそうで、楽しみに待つことにしました。出てきたのは、タルトタタンを再構築。サクッとしたタルトの中には、カラメルの生地、上には、小さなリンゴの薄切りをクルクル、20個余りを花弁のように巻き上げ、乗せて軽く火入れ、口の中で、タルトタタンの完成です。キャラメルアイスも添えられ、完璧。相方は、トリュフのクレームブリュレにトリュフアイスと前菜の様。クレームブリュレの表面のキャラメリゼは、突き刺さっています。 ドリンクは、フレッシュミントティーをチョイス。小菓子、ワゴンサービスでお好きなだけ。生チョコ、プチシュー、オペラ、フィナンシェ、クッキー、パート・ド・フリュイ(マンゴー・木苺)、生キャラメルキャラメリゼクッキー等10種類。全部頼みましたww最後は、見えなくなるまでお見送り。ホスピタリティーの素晴らしさを再確認。 '09/09/23シルバーウイーク中ということもあって、3日前に、ランチ11:30の予約が取れました。電話での応対も良い感じで、期待できそうです。5分程遅れて到着、グランメゾンのようで、ますます期待が高まります。入口でメニューを見ていると、開けてくれました。遅れてスミマセンと言うと、○○様お待ちしておりましたと、先に名前を言って、ご挨拶いただきました。若い感じのメートルドテル?の方が、きちっとしていて気持ちが良いですね。店内の一番手前の2人掛けのテーブルに案内されました。16席の小さなお店ですが、真っ白なテーブルクロスが掛かっています。テーブルの上には、小さな花のアレンジ、予約のネームプレート、真っ白な布ナプキンを筒に丸めて、店名の入ったペーパーリングで留めて、高級感を醸し出しています。とっても落ち着ける雰囲気、窓からは公園の緑が借景となり、なお一層良い雰囲気を演出してくれます。マダムのホスピタリティがとても心地よく、素晴らしいサービスを受けることができます。まずは、アペリティフから、「ミモザ(1200円)」をオーダー。普通にシャンパンの方が良かったのか、時間がかかっていますね。10分程待ちましたが、美味しく出来上がっています。おつまみにと、「イベリコ豚のチョリソーとバターミニテリーヌ」、各々交互に2層ずつで、小さなトーストしたパンの上に乗っています。一口ですが、パンチある一品です。マダムからメニューの説明があり、アペリティフを飲みながら、決めていただければ良いとのこと。お昼のコースは2800円と4000円、8000円の3種類。2800円のコースはメインが1種類、4000円のコースは、アミューズ2・メイン2(ポワソン・ヴィアンド)・デセール・ミニャルディーズのワゴンサービス。8000円は、シェフのおまかせコースとなっています。鱸と鴨が食べたいからと、4000円コースの肉は子牛だったのを、2800円コースの鴨と変えて欲しいと言うと、快く受けていただけました。パンが登場、自家製でグリエールパンのスライス、くるみのミニバゲット、ハーブの丸いパンの3種です。どれも美味しいですが、特に、ハーブの丸いパンが気に入ってしまいました。無くなると、「いかがですか」と持ってきていただけるので、前菜の時点で、5個食べ、合計9個程いただき、ちょっと食べすぎ(笑)そのままでも、無塩のエシレバターと岩塩をつけても美味しくいただけます。アミューズ①、「なめらかなスクランブルエッグ、フォアグラのムース、トマトのクーリ」最初は「ウー・ブルイエ」、定番のアミューズです。なめらかなスクランブルエッグというか、フランを濃厚にしたような密度の高さ。中にフォアグラ、その上にトマトが、柔らかい玉子で包まれ、上には、浅葱、スパイスが散らされ、卵の殻に入っています。下から混ぜて食すと、うん、スクランブルエッグ。ハムとモッツァレラチーズが乗った小さなパン「クロックムッシュ」だそうで、イメージは、まさしく「朝食」。アミューズ②、「お芋につめた葱のグラタン、ベーコン、キャビア、パセリのソース」小さなジャガイモを丸くくり抜き、葱のグラタンを詰め、上に、くりぬかれたジャガイモ・ベーコン・キャビアを乗っけて、下に濃厚なパセリソースが敷かれています。熱々なので、半分に割って食べようとするのですが、皮が付いたままなので、結構、難しい(笑)たっぷりのパセリソースは、青臭くなく、しっかり濃い味で、あっさりほくほくジャガイモと良く合い、ベーコン・キャビアの塩気がいいアクセントになっています。パセリソースは、ハーブパンに付けて残らずいただきました。ココで、グラスワイン白、シャブリ(900円)をオーダー。スッキリと口当たりがいいですね。前菜、「北海道根室サンマのデクリネゾン、マリネ、くんせい、リエット、肝バター、」「デクリネゾン」、ひとつの食材に様々な調理を施し、ひとつのお皿に盛る)が楽しめるメニュー。皿上部から時計回りに、肝バター、スモーク、秋刀魚の皮とリエット、真ん中にマリネ。肝バター、小さな丸い直径2~3センチ程のパルメザンチップの上に、ほんの少し肝ソバターが乗っています。苦味臭みは、一切無く、旨みのみ、口当たりは軽やか、パルメザンチップとの相性は良し。燻製、サクラチップで燻製され、量はほんの少しですが、存在感は十分、口に入れると、香りに驚きます。水分が適度に抜け、旨みも凝縮されています。リエット、肉系のリエットはあるものの、魚で作ってしまうのは、凄いですね。濃厚な旨味が十分に引き出されていて、パンに付けると食べ過ぎてしまいますね(笑)リエットの上には、竹串に皮を巻きつけて、パリッ焼き上げたものが、乗っています。イメージは「焼き鳥」。ニンニクの香りもしっかりと、旨さが良く出ています。マリネ、オリーブオイルで軽くマリネ、肝とマヨネーズのソース、柑橘系の香りも加わりジューシーさも残っています。白髪葱、大葉、茗荷等を巻いて食べると、さっぱりと軽くいただけます。デクリネゾンならでは、和のテイストも少し入れつつ、サンマの全てがいただけます。ポワソン、「和歌山産スズキのエチュベ、バジルの香り、タプナード(黒オリーブ)ソース」和歌山産スズキのエチュベの上に、バジル、タプナード(黒オリーブ)ソースが乗っかり、見た目は真っ黒で、凄いですが、上に赤い千切りラディッシュ、ハマグリが更に乗っています。添えられている2色のトマト・岩海苔ペースト、インゲン、ジャガイモペーストとえだまめのトーストと色のコントラストが綺麗ですね。それ以上に、スズキのふんわりジューシーな火入れ加減、タプナードソースの黒オリーブとアンチョビの塩梅、ハマグリも1個ながらも、味が良く引き出され、存在感が有ります。トマトと岩海苔のペーストも素材の味が感じられ、付けると味の変化もあって、楽しめる一品です。ココでグラスワイン赤、ブルゴーニュピノノワール(900円)をオーダー。果実感が十分、飲みやすいですね。ヴィアンド、「フランス鴨のロースト、甘味、酸味、マスタードの種子」フランス鴨のローストが、これまた絶妙な火入れです。甘味、酸味、マスタードの種子のソースで、以外に、軽くさっぱりといただけます。ガルニも、むかご、巨砲、インゲン、栗、えだまめペースト、ジロール、セップと多彩で、食感、味覚から秋が感じられるます。デセール「枝豆のクレームブリュレ2種類のビールアイス」テーマは、「晩酌?」ですかね(笑)枝豆とビールという日本人ならではの和を感じてしまいます。2種類のビールアイスは「エビス」「ギネス」で作られ、ちゃんと再現され、口に入れると、確かにビールです。枝豆のクレームブリュレは、しっかり枝豆の旨みが全て引き出されていて、尚且つ、クリーミーです。ミニャルディーズ、10種類「オペラ、プチシュークリーム、マカロン(抹茶・チョコレート)、パート・ド・フリュイ(フランボワーズ・キウイ)、ココアアーモンド、クッキー(チョコアーモンド・バニラ)、生キャラメル」ミニャルディーズは、ワゴンサービスで来ます。お好きなだけどうぞとのことですが、結構、お腹が一杯になっています。とはいえ、キウイのパート・ド・フリュイ以外下さい(笑)キウイがあんまり得意でないので、頼んだのですが、プチシュークリームにキウイが入っていました、失敗(笑)どれも、小さく丁寧な仕事振り、シェフの気持ちが伝わります。ドリンク、ハーブティーを頼むと、細長いガラスの入れ物に見本を入れてあり、効用が書いてあります。5種類から選べて、「オレンジのつぼみ」を選びました。鉄瓶でのポットサービスと至れり尽くせり、十分2杯以上入っています。グラニュー糖、角砂糖(茶・白)以外にも、暖めたはちみつ!も添えてくれてます。この値段で、CP高いですよね。最後は、マダムが、お見送りしてくれ、最後まで手抜かりなしです。
2011/03/28 更新
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家族・子供と
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女子会
合コン
大人数の宴会
接待
一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
喫煙可
ワインあり
日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
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地下鉄長堀鶴見緑地線西大橋駅2番出口からなにわ筋の1つ東の通りを北に上がります。新町北公園が見えてきます。その公園の南側にあります。公園の北側は、厚生年金会館です。徒歩5分程。
2011/02/13
まずは、「ミモザ」で乾杯。
Amuse①なめらかなスクランブルエッグ
とハムとモッツァレラチーズが乗った小さなパン「クロックムッシュ
Amuse②ホタテ貝柱のオモニエール
菜の花のペーストの上に、ホタテ貝柱の薄切りを三角錐に立て、上に菜の花を乗せて、立春を感じさせる一品。
パンが登場、自家製でグリエールパンのスライス、くるみのミニバゲット、ハーブの丸いパンの3種とル・シュクレ・クールのバゲェット4種類。どれも美味しいですが、特に、ハーブの丸いパンが気に入ってしまいました。そのままでも、無塩のエシレバターと岩塩をつけても美味しくいただけます。
グラスワイン白、アルザス リースリング
Velute du Berry アカザ海老とカリフラワーのヴルーテ カプチーノ仕立て
長い生のローズマリーが、コーヒーカップの泡から出ていて、えっ!何って思っていると、アメリケーヌソースを泡の上から掛けられます。ドンドン泡が消えていき、スープが見えてきます。
そこで、ローズマリーを持って下さいと指示され、持ってみると、少し重たい。
持ち上げると、え~!海老が刺さっていました。火入れも絶妙、意外に大きく、食べ応えあります。
スープは底から掻き混ぜてお召し上がりくださいと。掻き混ぜてみると、底にある赤いビーツが混ざって、綺麗なピンク色に染まっていきます。カリフラワーの旨味、アカザ海老のコク、ローズマリーの香りが相まって、凄いヴルーテに仕上がっています。
Les Poisson 和歌山 平目のブレゼ 木の実の香り ヴェルモットのソース
平目を細い円柱状に巻き、ブレゼ。上に、ココナッツを乗せてカリッと焼き上げています。外は、かりっと、中は、ふわっと良い感じ。
下には、蛤2個を両脇に、蛤の旨味とヴェルモットのソースを敷き、柚子の香りもちょんちょんとポイントされ、ジュウシーな蛤とも良く合っています。
グラスワイン赤、ニュージーランド ピノノワール
Choucroute 岩手 プラチナポーク シュークルート仕立て
アルザスのシュークルートをイメージし、アレンジ。プラチナポークの3枚肉を蒸し、余分な脂分を落とし、旨味のみ残し、上半分には粒マスタード、下半分にはあさつきを乗せて登場。くるみ・ブドウ・プレーン3種のマスタードでいただきます。
ガルニは、酢漬けのキャベツ(ザワークラウト)、芽キャベツ、むかご、甘味の強いじゃがいも「インカの目覚め」かな?等十分。飽きずに、最後まで美味しい。
Les Desserts
モンプラン、ババ、トリュフ 、タルトタタン、ショコラケーキから、「タルトタタン」をチョイス。15分焼き上げるのに掛かかるそうで、楽しみに待つことにしました。
出てきたのは、タルトタタンを再構築。サクッとしたタルトの中には、カラメルの生地、上には、小さなリンゴの薄切りをクルクル、20個余りを花弁のように巻き上げ、乗せて軽く火入れ、口の中で、タルトタタンの完成です。キャラメルアイスも添えられ、完璧。
相方は、トリュフのクレームブリュレにトリュフアイスと前菜の様。クレームブリュレの表面のキャラメリゼは、突き刺さっています。
ドリンクは、フレッシュミントティーをチョイス。
小菓子、ワゴンサービスでお好きなだけ。生チョコ、プチシュー、オペラ、フィナンシェ、クッキー、パート・ド・フリュイ(マンゴー・木苺)、生キャラメルキャラメリゼクッキー等10種類。全部頼みましたww
最後は、見えなくなるまでお見送り。ホスピタリティーの素晴らしさを再確認。
'09/09/23
シルバーウイーク中ということもあって、3日前に、ランチ11:30の予約が取れました。電話での応対も良い感じで、期待できそうです。
5分程遅れて到着、グランメゾンのようで、ますます期待が高まります。入口でメニューを見ていると、開けてくれました。遅れてスミマセンと言うと、○○様お待ちしておりましたと、先に名前を言って、ご挨拶いただきました。若い感じのメートルドテル?の方が、きちっとしていて気持ちが良いですね。
店内の一番手前の2人掛けのテーブルに案内されました。16席の小さなお店ですが、真っ白なテーブルクロスが掛かっています。テーブルの上には、小さな花のアレンジ、予約のネームプレート、真っ白な布ナプキンを筒に丸めて、店名の入ったペーパーリングで留めて、高級感を醸し出しています。
とっても落ち着ける雰囲気、窓からは公園の緑が借景となり、なお一層良い雰囲気を演出してくれます。
マダムのホスピタリティがとても心地よく、素晴らしいサービスを受けることができます。
まずは、アペリティフから、「ミモザ(1200円)」をオーダー。普通にシャンパンの方が良かったのか、時間がかかっていますね。10分程待ちましたが、美味しく出来上がっています。
おつまみにと、「イベリコ豚のチョリソーとバターミニテリーヌ」、各々交互に2層ずつで、小さなトーストしたパンの上に乗っています。一口ですが、パンチある一品です。
マダムからメニューの説明があり、アペリティフを飲みながら、決めていただければ良いとのこと。
お昼のコースは2800円と4000円、8000円の3種類。2800円のコースはメインが1種類、4000円のコースは、アミューズ2・メイン2(ポワソン・ヴィアンド)・デセール・ミニャルディーズのワゴンサービス。8000円は、シェフのおまかせコースとなっています。
鱸と鴨が食べたいからと、4000円コースの肉は子牛だったのを、2800円コースの鴨と変えて欲しいと言うと、快く受けていただけました。
パンが登場、自家製でグリエールパンのスライス、くるみのミニバゲット、ハーブの丸いパンの3種です。どれも美味しいですが、特に、ハーブの丸いパンが気に入ってしまいました。無くなると、「いかがですか」と持ってきていただけるので、前菜の時点で、5個食べ、合計9個程いただき、ちょっと食べすぎ(笑)そのままでも、無塩のエシレバターと岩塩をつけても美味しくいただけます。
アミューズ①、「なめらかなスクランブルエッグ、フォアグラのムース、トマトのクーリ」
最初は「ウー・ブルイエ」、定番のアミューズです。
なめらかなスクランブルエッグというか、フランを濃厚にしたような密度の高さ。中にフォアグラ、その上にトマトが、柔らかい玉子で包まれ、上には、浅葱、スパイスが散らされ、卵の殻に入っています。下から混ぜて食すと、うん、スクランブルエッグ。ハムとモッツァレラチーズが乗った小さなパン「クロックムッシュ」だそうで、イメージは、まさしく「朝食」。
アミューズ②、「お芋につめた葱のグラタン、ベーコン、キャビア、パセリのソース」
小さなジャガイモを丸くくり抜き、葱のグラタンを詰め、上に、くりぬかれたジャガイモ・ベーコン・キャビアを乗っけて、下に濃厚なパセリソースが敷かれています。熱々なので、半分に割って食べようとするのですが、皮が付いたままなので、結構、難しい(笑)たっぷりのパセリソースは、青臭くなく、しっかり濃い味で、あっさりほくほくジャガイモと良く合い、ベーコン・キャビアの塩気がいいアクセントになっています。パセリソースは、ハーブパンに付けて残らずいただきました。
ココで、グラスワイン白、シャブリ(900円)をオーダー。スッキリと口当たりがいいですね。
前菜、「北海道根室サンマのデクリネゾン、マリネ、くんせい、リエット、肝バター、」
「デクリネゾン」、ひとつの食材に様々な調理を施し、ひとつのお皿に盛る)が楽しめるメニュー。
皿上部から時計回りに、肝バター、スモーク、秋刀魚の皮とリエット、真ん中にマリネ。
肝バター、小さな丸い直径2~3センチ程のパルメザンチップの上に、ほんの少し肝ソバターが乗っています。苦味臭みは、一切無く、旨みのみ、口当たりは軽やか、パルメザンチップとの相性は良し。
燻製、サクラチップで燻製され、量はほんの少しですが、存在感は十分、口に入れると、香りに驚きます。水分が適度に抜け、旨みも凝縮されています。
リエット、肉系のリエットはあるものの、魚で作ってしまうのは、凄いですね。濃厚な旨味が十分に引き出されていて、パンに付けると食べ過ぎてしまいますね(笑)
リエットの上には、竹串に皮を巻きつけて、パリッ焼き上げたものが、乗っています。イメージは「焼き鳥」。ニンニクの香りもしっかりと、旨さが良く出ています。
マリネ、オリーブオイルで軽くマリネ、肝とマヨネーズのソース、柑橘系の香りも加わりジューシーさも残っています。白髪葱、大葉、茗荷等を巻いて食べると、さっぱりと軽くいただけます。
デクリネゾンならでは、和のテイストも少し入れつつ、サンマの全てがいただけます。
ポワソン、「和歌山産スズキのエチュベ、バジルの香り、タプナード(黒オリーブ)ソース」
和歌山産スズキのエチュベの上に、バジル、タプナード(黒オリーブ)ソースが乗っかり、見た目は真っ黒で、凄いですが、上に赤い千切りラディッシュ、ハマグリが更に乗っています。添えられている2色のトマト・岩海苔ペースト、インゲン、ジャガイモペーストとえだまめのトーストと色のコントラストが綺麗ですね。それ以上に、スズキのふんわりジューシーな火入れ加減、タプナードソースの黒オリーブとアンチョビの塩梅、ハマグリも1個ながらも、味が良く引き出され、存在感が有ります。
トマトと岩海苔のペーストも素材の味が感じられ、付けると味の変化もあって、楽しめる一品です。
ココでグラスワイン赤、ブルゴーニュピノノワール(900円)をオーダー。果実感が十分、飲みやすい
ですね。
ヴィアンド、「フランス鴨のロースト、甘味、酸味、マスタードの種子」
フランス鴨のローストが、これまた絶妙な火入れです。甘味、酸味、マスタードの種子のソースで、以外に、軽くさっぱりといただけます。ガルニも、むかご、巨砲、インゲン、栗、えだまめペースト、ジロール、セップと多彩で、食感、味覚から秋が感じられるます。
デセール「枝豆のクレームブリュレ2種類のビールアイス」
テーマは、「晩酌?」ですかね(笑)枝豆とビールという日本人ならではの和を感じてしまいます。2種類のビールアイスは「エビス」「ギネス」で作られ、ちゃんと再現され、口に入れると、確かにビールです。枝豆のクレームブリュレは、しっかり枝豆の旨みが全て引き出されていて、尚且つ、クリーミーです。
ミニャルディーズ、10種類「オペラ、プチシュークリーム、マカロン(抹茶・チョコレート)、パート・ド・フリュイ(フランボワーズ・キウイ)、ココアアーモンド、クッキー(チョコアーモンド・バニラ)、生キャラメル」
ミニャルディーズは、ワゴンサービスで来ます。お好きなだけどうぞとのことですが、結構、お腹が一杯になっています。とはいえ、キウイのパート・ド・フリュイ以外下さい(笑)
キウイがあんまり得意でないので、頼んだのですが、プチシュークリームにキウイが入っていました、失敗(笑)どれも、小さく丁寧な仕事振り、シェフの気持ちが伝わります。
ドリンク、ハーブティーを頼むと、細長いガラスの入れ物に見本を入れてあり、効用が書いてあります。5種類から選べて、「オレンジのつぼみ」を選びました。鉄瓶でのポットサービスと至れり尽くせり、十分2杯以上入っています。グラニュー糖、角砂糖(茶・白)以外にも、暖めたはちみつ!も添えてくれてます。
この値段で、CP高いですよね。
最後は、マダムが、お見送りしてくれ、最後まで手抜かりなしです。