☆ちこ☆さんが投稿したまき村(東京/大森)の口コミ詳細

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☆ちこ☆ (40代前半・女性・東京都) 認証済

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まき村大森海岸、大森、立会川/日本料理

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2011/09 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

食材に対する拘りと出汁の旨さでは、他店より頭一つ抜きん出ている日本料理の名店

<2011/9 再訪>
大森という非常にマイナーな場所にありながら、その確かな実力はミシュランでも既に証明済の日本料理の名店『まき村』

春から夏にかけては、鯉や鮎など私の苦手な食材が多いため、少し足が遠退いていましたが、暑さがやや落ち着いてきた昨今、「そろそろいい時期になってきたかな♪」と思い、お邪魔してきました

夜の料理は¥10,000と¥13,000の二種類
値段の違いはお造りの内容と特別料理が一品付くか付かないか
¥10,000のコースはいただいたことがないので、お造りがどの程度違うかは分かりませんが、特別料理をいただくのといただかないのとでは、満足度にかなり差がでると思っていますので、今回も¥13,000のコースをお願いしました

●前菜~無花果の胡麻ソースかけ アーモンドとアスパラガス添え、蛸とキュウリ、ワカメの酢の物、とうもろこしの手鞠揚げ
●椀~玉子豆腐 鮑、肝、オクラ餅、生姜
●造り~鱧、毛蟹
●焼物~天然鰻の白焼き
●造り~大間のマグロ、千葉県産の真子鰈
●炊物~焼き茄子、カボチャ、里芋、パプリカ
●特別料理~松茸と鱧のお鍋
●飯物~松茸ご飯
●香の物  
●水菓子


こちらの料理が本当に美味しくて大好きなので、昨年の初訪問以来、下手な日本料理店には怖くて行けない私たち
そんな素晴らしいお店に軽装でふらっと行けてしまう自分たち(家から徒歩圏内なのでw)が、この上なく幸せ者に思える今日この頃です

松茸が本格的な旬を迎える9月末の予約をその場でして、今回も大満足でお店を後にしました
ちなみに、昨年はお願いする時期が遅すぎて、注文できなかった御節
今年は震災の影響もあり、食材を手に入れるのが何かと厳しいため、一時はどうしようか迷われたそうですが、つい先日、重箱の深さや間仕切りの厚さなど、ご主人の拘りが細部にまで行きわたった、まき村の御節に合うためだけに作られる特注のお重を、例年通り京都に発注されたとのことなので、こちらの予約もお願いしてきました
毎年イマイチな既製品の御節で迎えるお正月が、来年は素敵なものになりそうです♪

料理の詳細は、こちらでどうぞ  http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-11011261724.html

<2010/12 再訪>
前回の感動的な初訪問から約二ヵ月
こちらの素晴らしいお料理が恋しくなり、二度目の訪問
当初の予定では旅行から帰ってきた後、日本食が恋しくなっているだろう頃に訪問しようと考えていたのですが、お店の営業が25日(土)までと伺ったため、旅行前にお邪魔しました

今回いただいたお料理も、特別料理が一皿付き、お造りの内容がUpする¥13,000(税、サ別)のコースです

●先付     くみ上げ湯葉 出汁のジュレ 雲丹 山葵のムース 菜の花
●前菜     帆立のフライ 柿の種の衣
●椀      玉子豆腐 子持ち柳鰈、鶯葉(小松菜の赤ちゃん) 柚子
●造り     豊後水道の天然とらふぐの刺身、大間の鮪
●焼物     車海老・アオリイカ・鮑の石焼き
●炊物    京人参(梅風味) カボチャ 大根 厚揚げ 青菜
●特別料理 ふぐの唐揚げ、ふぐの白子焼き
●飯物    A5ランクの松坂牛のフィレステーキご飯
●香の物  
●水菓子


厳選された食材にご主人の技術が施された、唸らずにいられない絶品料理の数々
今回で二度目、しかも三ヶ月ぶりの訪問にも関わらず、私たちのことをしっかり覚えていてくださった、温かく笑顔が素敵な女将さん
「ここは本当に大森??」と疑いたくなるような、今年ミシュラン一つ星から二つ星に昇格したのも納得の本当に素晴らしいお店です

最後に、あわよくば今回の訪問時に来年の御節を頼もうと思ったいた私
しかしながら、こちらの御節はお重の高さや仕切りの間隔など、料理だけでなくお重の細部にまで拘り、京都のお店に『まき村』専用のお重を特注しているため、毎年9月頃には売り切れてしまうとのこと
「12月の上旬だから大丈夫だろう」と、高を括っていた自分が恥ずかしくなりました
来年は遅れることなく、夏の終わりには翌年の御節を注文したいと思います
(注)御節の発送はしていないため、31日(もしかしたら30日だったかも)にお店に受け取りにこられる方限定です

料理の詳細等はこちらでどうぞ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10751578511.html


<2010/9 初訪問>
大森という非常にマイナーな場所にありながら、三年連続ミシュランで一つ星を獲得している日本料理店
だいぶ前からお店の存在は知っていたのですが、「訪問するならやっぱり秋がいいな」と思っているうちに機会を逃し、ずっと未訪問のままでした

そんなこんなでモタモタしていたら、今年の夏前に<品川区南大井6-19-10>から<品川区南大井3-11-5>へ移転
旧店舗から距離的にはあまり離れていませんが、以前にも増して分かりづらい場所に移転してしまったため、大森に土地鑑のない方はJR大森駅ではなく、乗り換え等が多少面倒でも京急本線の大森海岸駅を利用されたほうが良いと思います

大森には似つかわしくない高級感漂う外観に少し緊張しつつも、期待に胸を膨らませ入店
真新しさの残る白を基調とした店内は、余計な装飾品はなく、シンプルで落ち着いた大人の空間
席数は、カウンター6席、2~8名テーブル席の計14席と、さほど多くはありません

夜のコースは¥10,000と¥13,000(税、サ別)の2種類あり、値段の差はお造りの内容の違いと、特別料理が一皿付くか付かないか
人数が多い場合は予約の時点でどちらのコースにするか選ばなければなりませんが、二名の場合はメニューの説明を受けてから当日選択することも可能です
この日の特別料理は、「松茸と鮑のお鍋」または「松茸と松阪牛のすき焼き」だったため、迷うことなく¥13,000のコースにしました

●食前酒
食前酒はスッキリした飲み心地の梅酒

●前菜
季節感漂う3品の前菜

・渡り蟹の黄身酢かけ
まろやかな黄身酢と酸味のやわらかい酢がいい感じに調和した一品
手前茶色の食材は、クニュっと弾力のある歯ざわりが面白い茸(名前は失念)です

・無花果の胡麻ソース和え
甘みの濃い熟れた無花果と、甘さを抑えたクリーミィーな胡麻ソースが絶妙にマッチ
デザートのイメージが強い無花果ですが、天婦羅にしても美味しいそうです

・蓮根の車海老しんじょ挟み揚げ
レンコンのサックリと軽快な食感と、車海老の旨みが詰まった優しい口当たりのしんじょ
添えられているブランド銀杏も含め、熱々で美味でした

●日本酒
前菜をいただいている途中、これは日本酒と共に味わなければ美味しさが半減してしまうと悟り、最初に注文した生ビールを即行で飲み干し、冷酒にチェンジ
女将さんにお勧めを聞きながら、10種類近くある日本酒の中から3種類いただきました
・純米吟醸 白岳仙 中取 (福井) ¥1,200
・純米大吟醸 加賀鳶 (石川) ¥1,200
・純米吟醸 乾坤一 超辛口 (宮城) ¥1,000

●椀物 ~岩手県産の松茸と鱧の土瓶蒸し~
今年は猛暑の影響で本当に採れないとニュース等で報道していたため、「国産は愚か外国産も食べられないかもしれない」と、諦めていた秋の味覚の王様松茸
しかしながら、訪問したその日に今シーズン初となる岩手県産の松茸がようやく手に入り、松茸を使った料理が採算ど返しで何品か供されると聞き大興奮
そして、そんな貴重な国産松茸を使った一品目は、私が大好きな土瓶蒸しでした
海の幸(鱧)と山の幸(松茸)の旨みがたっぷり染み出したお出汁は、口に含んだ瞬間この上なく幸せな気分にさせてくれる極上品
今まで食べてきた土瓶蒸しは一体なんだったのかと思うほど、上品で格調高い最高のお出汁でした
そんな素晴らしいお出汁を最後の一滴まで存分に堪能した後は、中の具もしっかりいただきます
小骨の不快感が全くなく、身がふわっと花開いた鱧は、丁寧な下処理と鮮度の良さを実感できる味
また、丸々1本贅沢に使われていた松茸も、若干薄れてはいるものの、芳しい香りと心地よい歯ざわりを楽しむことができました

●生牡蠣
ぷりっと厚みのある北海道釧路町の仙鳳趾(せんぽうし)の生牡蠣は、食べやすいよう包丁が入れられています
一口目はそのままパクっといきましたが、添えられているレモンを絞ることで牡蠣の濃厚な味わいがキュっと引き締まり、一段と美味しさが増しました

●造り
お造り3品は、お好みで醤油または塩でいただきます
口に含むと華麗に融けていく大間の鮪、カボスを絞り塩で食べることで甘みが一層増す真子鰈、そして、味噌の代わりに温泉卵の黄身をちょこんとのせ、濃厚さとまろやかさをプラスした伊勢海老と、どれも天然物ならではの格別な美味しさがそこにはありました

●焼物
表面を炙ったスライス松茸付きの真子鰈
やや強めの塩加減でふっくら焼き上げられたマコガレイは、日本酒の速度を加速させます
お酢に軽く浸した兎型の山芋と、レモン汁で煮たサツマイモでイメージした月見
食材だけでなく視覚でも楽しめる季節感を取り入れ、客人をもてなす
やっぱり日本料理っていいですね

●炊物
里芋、かぼちゃ、茄子と、それぞれが一番美味しい状態に調理された炊合せ
薄味で控えめながらも、素材の味と出汁の旨さが光る一品です

●特別料理Ⅰ ~松茸と鮑のお鍋~
今回いただいた料理の中で最も感動したのが、この松茸と鮑のお鍋
葛仕立ての澄んだお出汁に浮かぶのは、本日3度目の登場となる岩手県産の松茸と、かなり厚めにスライスされた鮑
松茸の華やかな香りもさることながら、噛んでも噛んでも内側から溢れてくる鮑の旨みエキスにノックアウト寸前
鱧と松茸の土瓶蒸しも驚きの美味しさでしたが、それを超えるスペシャルなお鍋でした

●特別料理Ⅱ ~松茸と松坂牛のすき焼き~
もうひとつの特別料理は、岩手県産の松茸とA5ランクの松阪牛のすき焼き
これまた豪華な取り合わせです
すき焼きは、目の前でご主人自らが作り上げ、取り分けてくださいます
但し、カウンターより一段下がったスペースで調理されるため、残念ながら作っている様子を見ることはできません
綺麗にサシの入ったA5ランクの松阪牛は、いい感じに火が通され、とろけるような旨みとしっかりとした肉の風味をバランス良く味わえる逸品
甘すぎずさらっとした割り下で食すすき焼きは、思っていたよりも軽く、胃への負担もありません

●飯物 ~鯛茶漬~
この日の〆の飯物は、松茸ご飯か鯛茶漬けから選ぶことができました
今の時期ならではの松茸ご飯も魅力的で心惹かれるものがありましたが、初訪ということで素直に名物の鯛茶漬けをチョイス
見ただけで鮮度の良さが伝わってくる鯛の切り身に合わせるのは、前菜の無花果の胡麻ソース和えとは違い、胡麻が全面に主張してくる濃厚で風味豊かな胡麻だれ
まずは、胡麻だれに絡めた鯛の身を、まさに銀シャリと呼ぶに相応しい艶やかさな白飯と一緒にいただきます
日本人で良かったと思える瞬間です
ご飯は一組ずつ時間をかけて丁寧に土鍋で炊き上げてくださるため、炊きたてホヤホヤを味わうことができますし、一人2~4杯はお替りできるため量的にも十分
そして、もちろん土鍋ならではの香ばしいおこげを楽しむこともできます

鯛の胡麻丼を堪能した後は、お待ちかねの鯛茶漬け作り
①ご飯をお替りする
②胡麻だれとたっぷり和えた鯛をご飯にのせる
③昆布で摂った熱々のお出汁を注ぐ
④お好みで海苔をのせる
⑤完成
鯛の風味を邪魔しない上品で深みのあるお出汁を注ぐことで、身に熱が徐々に伝わり、生のまま食べたときとは異なる柔らかくふわっとした食感に変化していく鯛がこれまた美味
名物というだけあり、実に美味しい鯛茶漬けでした

●水菓子
豊水と巨峰のジュレかけ
そのままでも美味しい旬のフルーツに、ミントが香るジュレをかけ爽やかさと涼を演出
こういうひと手間こそが、他よりも一歩抜きん出た美味しさを作れる秘訣なんだと思います

この日の訪問客は、私達とひと回りからふた回り以上歳の離れた常連さんばかり
得てしてこういう場合、一見の私達にとってはあまり居心地が良い環境とはいえないのですが、女将さんとご主人の自然体で物柔らかな接客に、疎外感を感じることも萎縮することもなく、とてもリラックスして食事を楽しむことができました

それにしても、仙鳳趾の生牡蠣、大間の鮪、鮑、A5ランクの松坂牛、そして今年は手に入れることすら難しいと言われている国産の松茸をこれだけ堪能し、一人¥13,000(サ・税別)
これは、大森という場所柄だけではなく、ここ『まき村』でしか実現不可能なとんでもないお値段だと思います

今更、何故もっと早く訪問しておかなかったのかと後悔しても始まらないので、これからは季節の変わり目をひとつの目安として、ちょくちょくお邪魔させていただこうと考えています

こちらもどうぞ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10659249594.html

  • 大森には似つかわしくない高級感漂う外観

  • カウンター席

  • 前菜

  • 鮪と真子鰈のお造

  • 天然鰻の白焼き

  • 飯物~松茸ご飯

  • 松坂牛のヒレの芯の芯

  • 水菓子

  • くみ上げ湯葉 出汁のジュレ 雲丹 山葵のムース 菜の花

  • 帆立のフライ 柿の種の衣

  • 玉子豆腐 子持ち柳鰈、鶯葉(小松菜の赤ちゃん) 柚子

  • 豊後水道の天然とらふぐの刺身

  • 大間の鮪

  • 車海老・アオリイカ・鮑の石焼き

  • アオリイカ、鮑、車海老 カツオの酒盗漬け

  • 京人参(梅風味) カボチャ 大根 厚揚げ 青菜

  • ふぐの唐揚げ

  • ふぐの白子焼き

  • A5ランクの松坂牛のフィレステーキご飯

  • A5ランクの松坂牛のヒレの芯の芯

  • 香の物 

  • 水菓子

  • 暖簾

  • 真新しさの残る白を基調とした店内

  • カウンター席

  • 食前酒 ~梅酒~

  • 季節感漂う3品の前菜

  • 渡り蟹の黄身酢かけ

  • 無花果の胡麻ソース和え

  • 蓮根の車海老しんじょ挟み揚げ

  • 日本酒

  • 椀物 ~岩手県産の松茸と鱧の土瓶蒸し~

  • 岩手県産の松茸と鱧の土瓶蒸し

  • 鱧&松茸

  • 北海道釧路町の仙鳳趾(せんぽうし)の生牡蠣

  • 造り

  • 大間の鮪・真子鰈・伊勢海老

  • 焼物 ~ 真子鰈~

  • 兎型の山芋とサツマイモ

  • 炊物

  • 特別料理Ⅰ ~松茸と鮑のお鍋~

  • 特別料理Ⅱ ~松茸と松坂牛のすき焼き~

  • A5ランクの松阪牛

  • 松茸・麩・豆腐・春菊など

  • 飯物 ~鯛茶漬~

  • 鯛茶漬用の鯛

  • 銀シャリ

  • 土鍋&お出汁

  • おこげ

  • 鯛の胡麻丼

  • 鯛茶漬

  • 水菓子 ~豊水と巨峰のジュレかけ~

2011/09/08 更新

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