1回
2011/02 訪問
安定感抜群の「Menu Aromafresca」に舌鼓♪
最初の一皿(軽くスモークした鰻とキャビアのカルダモン風味)
焼きタラバガ蟹のインサラータ アロマフレスカ風
穴子の香草蒸し フレッシュトマトの香り
冷たいパスタを少し(赤茄子と雲丹の冷製カペッリーニ)
花咲蟹と冬瓜のスパゲッティ
じゃがいもを詰めたラヴィオリ バジリコ風味
太刀魚と地蛤、キノコのココット焼き
柑橘のシャーベット
和牛のビステッカ アロマフレスカスタイル
和牛のビステッカ アロマフレスカスタイル
季節の野菜
お楽しみの一皿
ドルチェ
ドルチェ
ゴージャス感はあるものの、決して華美すぎない上品な雰囲気の店内
キラキラ輝くシャンデリア
ぐっと秋らしくなった店内
春の訪れを予感させる爽やかな印象
Menu Aromafresca~2011/2
初春の香りを少し
じゃがいもを詰めたラヴィオリ バジリコ風味
和牛のビステッカ アロマフレスカスタイル
野菜のココット
Menu Stagionale~2010/11
フレッシュポルチーニの炭火焼き
仔山羊のロースト 秋トリュフ風味
Menu Stagionale~2010/8
メニュー裏
食前酒
オリーブ
パン各種
最初の一皿
鮎の炭火焼きサラダ仕立て アロマフレスカ風
焼タラバ蟹のサラダ アロマフレスカ風
フレッシュポルチーニのロースト
フレッシュポルチーニのロースト
冷たいパスタを少し
冷たいパスタを少し
赤座海老のリゾット
赤座海老のリゾット
赤座海老のリゾット
鶉を詰めた アニョロッティ
鶉を詰めた アニョロッティ
2011/07/29 更新
<2011/2 再訪>
南麻布から銀座に移転後、3回目の訪問
料理は定番のコース「Menu Aromafresca¥16,000」をオーダー
このところ季節のコース「Menu Stagionale ¥20,000」ばかりいただいていたので、定番のコース「Menu Aromafresca」は約1年ぶりです♪
久しぶりに再会した料理たちは、期待を上回る美味しさ
さすが原田シェフご自慢の料理を集めたコースだけあり、どの料理にも抜群の安定感と美味しさがありました
また、前回は「厨房に少し放置されてたかな~」と思ってしまうようなやや冷め気味の料理が何品かあったのですが、今回はどのお皿も出来立て感たっぷりで、食べたときの幸せ感がより一層強かったです
銀座に移ってからちょっと低迷気味のサービスは、昨年の11月にこちらへ訪問した後、4年連続でミシュラン三ツ星を獲得している『カンテサンス 』のお粗末なサービスと、本場パリの三つ星レストラン『L'Ambroisie 』、『Alain Ducasse au Plaza Athénée』での完璧なサービスの両方を経験してみて、銀座に移転した後のアロマフレスカのサービスレベルも決して低くないと思いました
南麻布の頃と同様に、テーブルの数自体は7卓と多いほうではありませんが、空間的にはかなり広くなったため、料理を運ぶだけでなく、お出迎えしたりお見送りしたり、客が席を立ったらナプキンをたたみなおし、戻ってきたら椅子を引く、それ以外に私たちのようなちょこちょこ話かけてくる迷惑な客の相手もしなければならないetc、これらを全て3人のスタッフで賄うのは容易なことではなく、高いスキルを持ったスタッフ各人が、高い意識を持って接客に当たらなければ非常に難しいのではないかと思いました
銀座に移転してから半年が経過し、この空間での接客にも慣れ、厨房との連携もスムーズになり、プラス今年に入ってスタッフの入れ替えをされたことも、サービスレベルの向上に繋がったように感じました
ただ、もしかするとスタッフをあと1~2名増やせば、原田シェフの料理とラグジュアリーな空間に見合った、最高のサービスを提供することができるかもしれません
①リコンファームの際にコースを選ばなければならないため、定番のコースと季節のコースの料理内容を確認してからのメニュー選択できない②サービス料・税込になったとは言え、コース料金の実質的値上げ③お好きなだけドルチェがなくなった等々、ついついマイナス面ばかりに目がいきがちですが、やはりアロマフレスカは魅力のある素敵なお店だと思います
ただ、今回の印象がとても良かったからといって、以前のように頻繁に通いすぎると、「最近は新しい感動や強烈に印象に残る料理が少なくなったな。。。」などと、また生意気なことを言い出しかねないので、今後は三ヶ月に一度、もしくはそれ以上の間隔を空けてお邪魔する予定です
サービス&居心地の良さを重要視する私も大満足だった今回のディナーですが、ひとつだけ心残りが。。。
実はこの日、朝から体の調子があまり良くなかったのでお酒を控えようと思っていたのですが、料理に合わせていただいたグラスワインがいつも以上にバシっとハマリ、体調が悪いのもスッカリ忘れ、調子に乗ってガブガブと飲みすぎてしまったため、メインのビステッカを食べ終える頃には体調が悪化し、完全に酔いがまわってしまい、最後のドルチェをキャンセルせざるおえなかったこと
酔っ払うことは多々あっても、コース料理を途中でリタイアするという失態を犯したのは今までで初めてなので、日頃から体調管理に気を配り、次は万全の体調で訪問したいと思います
こちらもどうぞ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10803180097.html
<2010/11 再訪>
前回の前日キャンセルから約1ヵ月後の先週末
今回は来店日の3日前にリコンファームがかかってきたこともあり(今回もかかってこなかったら、こちらに伺うことは二度となかったと思います)、3ヶ月ぶりに訪問
料理は季節のコース「Menu Stagionale」をオーダー
いつもながら、どのお料理も美味しかったのですが、ここ一年、原田シェフの料理を愛しすぎるあまり、頻繁に通っていたのが裏目に出たのか、「最近は新しい感動や強烈に印象に残る料理が少なくなったな。。。」と、感じている自分がいるのに気がつきました
また、8月の訪問時と同様に、マネージャーと他のスタッフ方とのサービスレベルに、だいぶ差があるように感じました
新鮮味を感じなくなってしまった料理、質の一定していないサービスとなると、自然とCpの高さも感じられなくなります
3回続けて季節のコースだったこともあり、次回の訪問時に定番コースをいただいてみて、今後の通うペースを考えるつもりです
<2010/10>
明日に訪問を控えた本日
前日の20時を過ぎてもリコンファームがかかってこないことに不安を抱き、自ら予約確認の電話を入れました。
しかし、何度掛けても繋がらない電話
予約する番号と予約内容の変更や確認・問合せの番号を別々に持って欲しいと切に思いました。
暫しリダイヤルすること約20分
ようやく電話が繋がり、明日の予約の確認をすると、問題なく取れているとのこと
当たり前ながら、ほっとするのもつかの間
銀座に移ってからは、事前にコースの選択が必要なのを知っている私は、
「まだ、コースの選択はしていなかったハズですよね??」と、
分かりきっている内容を敢えて下手に出て問い合わせる。
すると、
電話担当者(女):「そうですね、まだされていません。」と応える
私:「ということは、当日選択することも可能ということですか??」
電話担当者(女):「それは、食材の鮮度と料理の完成度を高めるために、ご遠慮いただいております。」
予約した当初は、「一週間前に予約の確認&料理の内容等を含めて電話をする」と言っておきながらも、前日の20時を過ぎても電話はしてこないし、こっちからかけてもこの対応
アロマフレスカとは思えぬ、謝礼の言葉すらない対応に嫌気が差すも、明日の訪問を楽しみにしていた旦那様のことも考え、その時点ではキャンセルせず
しかし、事のいきさつを帰宅した旦那様に伝えると、即行でキャンセルしろとのお達しがあり、23時を過ぎてから明日の予約をキャンセルしたのであります
私にとっては味&サービス&CP共に最高のお店だっただけに、非常に残念です
<2010/8>
8月4日に銀座トレシャスの最上階にOPENした、アロマフレスカが手がける愛らしく上品なサロン『SalaAMABILE』に訪問してからちょうど一週間後
ついに、私が愛してやまないレストラン『アロマフレスカ』へ行くことができました
5月に休業してから3ヶ月、この日が来るのをどんなに待ち焦がれていたことか
それなのに、照明とデジカメの相性、私のしょぼいカメラテクのせいで、料理を実物とはかけ離れた色合いにしか写せなかったことが、とても悔やまれます
メニューは南麻布のときと同様に、テーブルごとに2種類のコース「定番コース・MenuAromafresca¥16,000(税・サービス料込)」or「季節のコース・MenuStagionale¥20,000(税・サービス料込)」からチョイス
ただ、以前は来店時にメニューの選択ができたのですが、今回からは事前に(直近の予約でなければ、来店日の一週間前後にかかってくるリコンファームの際)どちらかのコースを選び、苦手な物があればそのときに伝えるシステムに変更になっていました
また、税・サービス料込みになったとはいえ、両方のコース共にお値段2割程度UPです
●店内
天井が高く、広々とした店内は、ゴージャス感はあるものの、決して華美すぎない上品な雰囲気
そして、中央に置かれた存在感たっぷりの豪華なフラワーアレンジメントを囲むように配置された席はたった7テーブル
(これでは予約が取り図らいのも仕方がありません)
空間を最大限贅沢に使用し、席の間隔をかなり広めに取っているため、隣を気にすることなくゆっくり食事と会話を楽しむことができます
ビードロに似たガラスを上から吊り下げた、ちょっと珍しいシャンデリア
光の反射で、ガラスがキラキラと輝きとても綺麗です
天井、壁紙、テーブルセット、装飾品と、センスの良さが随所に光っています
●食前酒
今回は私達にしては少し遅めの20時スタート
もちろん、私達以外の席は全て埋まっていました
まずは、食前酒としてパッションフルーツのカクテルが振舞われます
●オリーブ
続いて、定番のオリーブ
●メニュー
今回は季節のコース「MenuStagionale」を選択
以前と比べてお値段は上がりましたが、そのぶん2品増えていました
メニュー裏には素敵なオリーブの絵と直筆のサイン、訪問日の日付が記されていました
●パン各種
自家製のゴマとチーズのフォカッチャ、グリッシーニ
『SignifiantSignifieシニフィアン・シニフィエ』のバゲット
●最初の一皿
軽くスモークした鰻にキャビアとパリパリのジャガイモをのせて、まわりにカルダモンをふりかけた、お馴染みの一皿
先週『SalaAMABILE』で食べたものより美味しく感じるのは、雰囲気or気分のせい
●鮎の炭火焼きサラダ仕立て アロマフレスカ風
炭火で焼いた香ばしい鮎を丸々一匹盛り付けた斬新なサラダ
●焼タラバ蟹のサラダ アロマフレスカ風
絶妙な火の通り具合のタラバ蟹を、グレープフルーツ、香草類と共に穏やかな酸味のフレンチドレッシングでいただくサラダ
事前に、鮎は苦手食材である旨を伝えていなかったので、申し訳ないと思いつつも、定番コースの前菜「焼タラバ蟹のサラダ アロマフレスカ風」に差し替えていただきました
●フレッシュポルチーニのロースト
去年の11月に南麻布時代のアロマフレスカで食べて、未だにその味を忘れられずにいた究極の一皿
まさか、こんな早い時期に再会できるとは思っていなかったので、飛び上がるぐらい嬉しかったです
供された瞬間から辺りに漂う極上の香り、驚くほど肉厚な身から溢れ出る旨み
そんな素晴らしいポルチーニ茸を、フォアグラと卵黄のソースでいただくのですから、これが美味しくないわけがありません
今年はもうポルチーニが食べれなくてもいいと思ったぐらい、存分に堪能しました
●冷たいパスタを少し~ウニと赤茄子のカッペリーニ
色合いは最悪、なおかつピンボケ気味の画像なので、全然美味しそうに見えませんが、味は抜群に美味しいです
●赤座海老のリゾット
南麻布のアロマフレスカ最後の晩餐で食べたのは「赤座海老のリゾピラフ」でしたが、今回はリゾット
海老をそのまま食べるよりも、より海老の味を堪能できるリゾットは、お米の硬さも完璧で、海老好きには堪らない一品
リゾットに添えられた赤座海老のソテーもプリっと甘みがあり、美味しいです
●鶉を詰めた アニョロッティ
アニョロッティとは、北イタリアのピエモンテ州の郷土パスタで、ラビオリのように詰め物をしたパスタの名称だそうです
小籠包のように中からじゅわっと肉汁が溢れ出すので、アニョロッティはパクっと一口で
また、下にはサイコロ状にカットされた鶉と卵黄が隠れているので、それらをアニョロッティと一緒に口にすると濃厚さが増し、さらに奥深い味わいを楽しめます
実は、鶉もあまり得意な食材ではない好き嫌いの多い私ですが、見た目が鶉らしくないためか、なんの抵抗もなく、最後まで美味しくいただけました
今まではOPEN直後に訪問することが多かったためか、いつも料理はテンポ良く運ばれてきていた印象しかなかったのですが、今回は最後の訪問客だったせいもあり、全体的にペースがスローな気がしました
なので、全14品中5品しか食べていないのに、時計を見るとなんと22時前
完全に閉店時間の23時をオーバーしそうな勢いです(汗)
そして、結局お店を出たのは、訪問してから4時間以上が経過した深夜0時過ぎ
しかし、閉店時間の23時を過ぎても、終始「どうぞごゆっくり楽しんでください」と、営業時間内となんら変わらぬ対応
今更ながら、アロマフレスカのサービスの心地よさ、質の高さを実感しました
また、この日初めてお会いしたマネージャーの田淵さん(銀座店の前は、アロマフレスカ名古屋にいらしたそうです)は、笑顔が素敵なとても気さくな方で、一言二言話しただけであっという間に相手を和ませてしまう魅力の持ち主
本当にアロマフレスカのスタッフの皆様は、素晴らしい方ばかりです
今回は待ちに待った訪問だったこと、また途中に予期せぬサプライズがあったりと、いままで以上に素晴らしい時間を過ごすことができました
私にとってアロマフレスカは、単に予約が困難な超人気店ではなく、私の心をひきつけて夢中にさせる何か特別なパワーを持ったお店です
ただ、ひとつ残念だったのは、どう見てもお店の雰囲気にそぐわない服装で来られていた方が何名かいらっしゃったこと
フレンチではなくイタリアンなので、そこまでかしこまった格好をしてくる必要はないのかもしれませんが、長めのTシャツにレギンス、ポロシャツにラフなパンツなど、あまりにカジュアルすぎる服装は如何なものかと思ってしまいました
もちろん、私がとやかく言うべきことではありませんが、せっかくのディナーなので、もう少しオシャレをして出掛けてもいいのではないかと思います
残りの8品の料理の詳細は、こちらでどうぞ
→ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10618051831.html