☆ちこ☆さんが投稿したサーラ アマービレ（東京/銀座一丁目）の口コミ詳細

＜2011/7 再訪＞
こちらへ伺うと、どうしても飲みすぎてしまう傾向があるため、昨年の9月の訪問を最後に、暫く足が遠退いていた『サーラ　アマービレ』
しかし、今年の5月に隣のフロアにある『アロマフレスカ』へお邪魔した際、まだアロマフレスカが南麻布にあったときに大変良くしてくださったスタッフの方が、こちらへ異動してこられたことを知り、ハワイから帰国して早々、久しぶりに美味しいイタリアンを食べさせていただきたく、行ってきました♪

9ヶ月ぶりに来店し、オープン当初は1種類しかなかったコースメニューが、2つ増えて計3種類になっていることを発見!!
●Menu di Prima Classe　￥5,000（税・サ込）　～バーニャカウダ＋前菜10品
●Menu di Ottima　￥7,500（税・サ込）　～バーニャカウダ＋前菜10品＋おまかせのパスタ＋おかませのリゾット＋ドルチェ＋カフェ
●Mune di Magnifica　￥9,500（税・サ込）　～バーニャカウダ＋前菜10品＋おまかせのパスタ＋鮮魚or肉料理＋ドルチェ＋カフェ
※パスタやリゾット、魚＆肉料理はアラカルトの用意もあるため、上記のコースにプラスすることも可能です

今回は、とにかくパスタが食べたかったこと、コースに含まれている「おまかせのパスタ」と「おまかせのリゾット」が私好みだったこともあり、「Menu di Ottima」をチョイスし、アラカルトからパスタを1品プラスしました

●佐島の真蛸のフリット　スマックとタップナード
薄めの衣がむっちりとした真蛸をベールのようにふんわりと優しく包み込む、とっても軽いフリット
ゆかりや梅に似た味わいのトルコの香辛料「スマック」と、黒オリーブのペースト「タップナード」をお好みで

●皮付きヤングコーンの炭火焼　タレッジョ風味
香ばしさとほっこりとした歯ざわり、そして甘みが魅力的なヤングコーン
イタリアのチーズ「タレッジョ」のコクと強めにふられた塩が、ヤングコーンの優しい甘さを引き立たせます

●アジアの香りの車海老のフライ
ヘーゼルナッツとレモングラス、グリーンカレーのソースで、アジアの風を吹かせた車海老のフライ
グリーンカレーのソースと言っても泡仕立てなため、車海老の旨みを邪魔しません

●フルーツトマトの冷たいカッペリーニ
プラスした、甘い甘いフルーツトマトの冷製パスタ
この蒸し暑い季節にピッタリのとびっきり美味しいパスタは、1～2口で食べてしまうのが勿体なかったです

●おまかせのリゾット～ポルチーニのリゾット
ポルチーニの旨みをたっぷり吸収し、完璧なアルデンテに仕上げられたお米、小さいながらも肉厚で溢れる旨汁が凄いポルチーニ、それらをまとめ一体化させるチーズ
リゾットの上にソテーした大きめのポルチーニを乗せるなど、もうひと手間加えてボリュームとポルチーニの存在感を出せば、アロマフレスカで出てきてもおかしくないぐらい、完成度の高いリゾットでした

●本日のドルチェ ～桃のドルチェ
まろやかなヨーグルトソースの中には、舌触り滑らかな桃のジュレと、熟しに熟したフレッシュ桃がたっぷり隠れていて、まさに今の時期だけ味わえる贅沢な美味しさ
お気に入りのドルチェ「苺のスープ仕立て」を越えたかもしれない、すこぶる美味しいドルチェに感動です

以前よりもボリュームが飛躍的にアップしたバーニャカウダに、女心をくすぐる10品の小皿、ポーションは小さめながらもパスタとリゾットが1品づつ、フルポーションのドルチェにカフェ
この内容で7,500円とは、かなりお得感のあるコースだと思います

また、それらをワインと一緒に味わいながら、顔見知りのスタッフによるスマートで心地よいサービスを受けられるのですから、居心地の良さは言うまでもありません

上質な大人のサロンにも関わらず、ゆるく過ごせる幸せな時間
久々の訪問を思う存分心から楽しむことができた、満足度100％の夜でした☆

料理の詳細はこちらでどうぞ　http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10954198873.html

＜2010/9 再訪＞
8月4日のオープン初日にお邪魔してから 、あっという間に1ヶ月が過ぎ、今回で二度目の訪問となった『Sala AMABILE サーラ・アマービレ』
ドルチェを含め全15品の料理＋フリードリンク付きで￥7,000のランチも非常に魅力的なのですが、日頃の活動開始時間が極端に遅い私に合わせて今回もディナー利用です♪

前回と12品中4品が変更になっていた￥5,000のディナーコースに、アラカルトメニューからパスタ、リゾット、チーズ、ドルチェを追加し、食後はエスプレッソと共にラズベリー風味のマシュマロや生チョコなどの小菓子を6種類もいただき、4時間にも及ぶ優雅なディナーは終了
前回同様、今回もとても楽しい時間を過ごすことができました

しかし、ひとつだけ大きな問題点が・・・
それは、どのお料理もワインが進む構成になっているため、確実に飲みすぎてしまうこと（汗）
前回も多少飲みすぎた感があったので、今回は少しセーブしようと心に決めて訪問したはずなのに、結果的には前回よりも多く飲んでしまい、最後のほうはロレツが回らず、会話も意味不明
いい歳してさすがにこれは不味いと反省し、このムードのある空間に相応しい飲み方が出来るまで、暫し訪問は控えたいと思います

詳細は、こちらでどうぞ　http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10641787698.html

＜2010/8 初訪問＞
今週の水曜日、8月4日大安吉日
私が愛してやまないイタリアンであり、5月から休業していたアロマフレスカが、銀座トレシャスの最上階にOPENしました
残念ながらOPEN初日のアロマフレスカの予約は取れなかったため、同じ日にアロマフレスカの隣に誕生したサロン『サーラ　アマービレ』へ伺いました

アロマスレスカの新しい試みであるこちらのお店は、前菜9品＋パスタ4品＋デザート＋フリードリンク（ワインやプロセッコ、カクテル、ビール、フレッシュジュースetc）付きで￥7,000（税・サービス料込）という、銀座価格とは思えないお値段で味わえるランチをはじめ、食前酒＋軽めの料理12品の「おまかせコース￥5,000（税・サービス料込）」に、パスタやメインなどのアラカルトの追加オーダーも可能なディナー、アラカルトのみの提供となる22時以降と、時間帯によって楽しみ方を変えられる魅力的なお店です

近日OPEN予定の＜Miu Miu ミュウミュウ＞の広告が目を引く＜GINZA TRECIOUS 銀座トレシャス ＞のビル専用エレベーターで12階に上がると、そこにはまだ真新しい匂いの残る空間が広がっていました
ちなみに、エレベーターを降りて右手がアロマフレスカ、左手がサーラ・アマービレです

店内は、太陽の自然の光りが降り注ぐ明るい店内は、洗練されたインテリアでまとめられた上品かつ優雅な雰囲気
全50席と割と広めのスペースの大半は、座り心地の良い革張りのソファー＆テーブル席ですが、奥には個室らしき部屋もあり、他の席とは少し趣向の異なったソファー席の前には、毎晩19時から開演される生演奏用のグランドピアノ

●食前酒
コースに含まれている食前酒は、スプマンテ、白＆赤ワイン、ビール、ソフトドリンクから、その日の気分に合わせて選ぶことができます
ワインの種類も豊富でしたが、ビールがアサヒ、キリン、サッポロ、サントリーと、それぞれのメーカーの人気銘柄が一通り揃っていたことには驚きました

●Prosecco di Conegliano e Valdobbiadene，Manzane
とても暑かったのでビールにしようか迷ったのですが、結局いつも通りプロセッコをチョイス

●初めの4品
最初に運ばれてきたのは、目にも涼しげなこちらの4品
左下から時計回りに簡単にご紹介しますと、
・ニョッコ　サラミ、プロシュット、グアンチャーレ添え
・バーニャカウダ～紅心大根、オクラ、北海道産の生のとうもろこし、チコリー、水茄子、ビーツ、ラディッシュ～
・ライムの泡をのせた太刀魚のフリット　アロエと青トマトのソースで
・鯖のカルパッチョ

バーニャカウダの美味しさは今更言うまでもありませんが、他の3品も白ワインが進みすぎて困ってしまったぐらい、とても美味しかったです

●フォアグラのテリーヌ
テリーヌだけをそのまま食べると若干物足りなさを感じたのですが、カリカリに焼いた自家製ブリオッシュにのせて食べたり、ホワイトペッパー、ラズベリーソース、苺のビネガーを煮詰めたソースをつけて食べることで、完成された美味しさになります

●カプレーゼ
湯剥きした甘くジューシーなトマトに、ムース状にしたモッツァレッラをのせたカプレーゼは、口当たりが優しく爽やか

●鰻のスモーク
軽くスモークした鰻にキャビアをのせて、まわりにカルダモンをふりかけた、アロマフレスカ定番の一皿

●自家製パン
ゴマとチーズのファカッチャと、グリッシーニ

料理が並べられると、白で統一されていたシンプルなテーブルが一変して、花畑のように華やかな印象に☆
この光景を目の前にして、喜ばない女性はまず居ないと思います
これらを白ワインと共に自分の好きな順番でゆっくり食べ進めていくと、一皿、また一皿と、新しい料理がペース良く運ばれてきます

●冷たいカルボナーラ
カッペリーニにとうもろこしの甘みを活かしたソースを絡め、カリカリに焼いたグアンチャーレ、サマートリュフ、うずらの半熟卵を添えた冷製カルボナーラは、感動ものの美味しさ

●リードヴォーの串焼き
程よい張りと柔らかさを持つリードヴォーには、チーズでコクとまろやかさをプラス
横に添えてあるのはトランペット茸です

●ポルチーニ茸のスープ　
ポルチーニ茸の豊かな香りと味わいが濃縮された温かいスープは、大きめにカットされた柔らかい蒸し蛸入り
ポルチーニ茸と蛸の組み合わせは初体験でしたが、とても相性が良く美味しかったです

●帆立のソテー
表面を軽くソテーしレア感を残した帆立は、問答無用に美味
絶妙な塩加減でトウモロコシの甘みをより一層際立たせた、甘く瑞々しいフリットも最高でした
一番上にのせられたレース状の飾りは、とうもろこしの粉で作った生地を薄く伸ばしたものだそうです

●高坂鶏
兵庫県の高坂鶏を使用した、部位も調理法も異なる二種類の鶏料理
蒸した胸肉はバジルソースで、香ばしく炙り焼きされた腿肉はそのままいただきます

以上が、ディナータイムの「おまかせコース ￥5,000」の全様です

これらの小皿料理には、一皿ごとに担当者がいるらしく、どの料理が一番印象に残ったとか、美味しかったと言ってもらえると、その料理を担当したスタッフが喜ぶそうなので、もし気に入った料理があれば気軽に伝えてみてはいかがでしょうか♪

まだまだ胃袋に余裕のあった私達は、アラカルトメニューからパスタ1品、メイン1品を追加オーダー

パスタは10～20分、メインは60分ほど調理に時間を要するとのことなので、アラカルトを追加される場合は、調理時間を考慮し、少し早めにオーダーされたほうが良いかと思います

●タラバ蟹　ブロッコリーと茶豆のタリオリーニ　￥2,800
カラスミの上品な塩気と香り、甲殻類特有の濃厚な旨みを放つタラバ蟹、くたくたになるまで煮込まれたやわらかいブロッコリーと少し固めに茹でられた茶豆との食感の違いなど、素材の美味しさを存分に楽しませてくれるパスタ
それぞれの持ち味をいかすために、決して濃い味付けではないのですが、ビシっと味が決まっているところがさすがです
ここ数ヶ月、『カーザ ヴィニタリア』へ訪問するたびに注文している「白海老とポロ葱のタリオリーニ からすみ添え 」 も絶品ですが、このパスタも甲乙付け難い逸品でした

●バゲット　￥300
原田シェフのお気に入りだという世田谷にあるパン屋『Signifiant Signifie 』のバゲット
プラス￥300支払っても、食べる価値のある美味しさです

●オマール海老の香草スパイス風味　￥4,800
旦那様たっての希望で、メインはオマール海老に決定
パスタもメインもシェアされた状態で供されるため、画像のオマール海老は半人前ですが、かなりボリュームがあります
身だけでなく卵もたっぷり詰まっていたオマール海老
若干、ソースにオマール海老が負けてしまっているような気もしないではありませんが、ワインと一緒に食べることを考えれば、このくらい味がしっかりしていたほうが良いのかもしれません

●ピッコラ　パスティチェーラ　￥1,000
苺のシフォンケーキ、チーズスフレ、ヘーゼルナッツシューなど、全10種類のプチケーキが味わえるドルチェ
欲張りな私にはピッタリの一皿だったのですが、感動や驚きのない見た目通りの味に、少しガッカリ

●ダブルエスプレッソ　￥600
●小菓子　ビスコット、生チョコ、ムラング・ココ（ココナッツのメレンゲ）の3種類

この日は、料理に合わせて二人で合計9杯のグラスワインを飲んだため、食前酒のプロセッコを含めると単純計算で1人5～6杯
普段と比べると確実に1～2杯多いですが、ワインが進む美味しい料理を前に、ついつい飲みすぎてしまったようです
しかし、これだけワインを飲んで、コース料理にパスタとメインを追加しても、お会計は二人で3万円ちょっと
このお値段でお腹も心も満たしてくれる、こんな素敵なサロンはなかなかないと思います

正直、最初は「アロマフレスカが感じた銀座スタイル～愛らしく上品なサロン～」という響きに少し緊張気味だったのですが、原田シェフとお話する機会があったり、顔見知りのスタッフの方がいらしたこともあり、来店してから15分と経たないうちにリラックスモードに突入し、美味しい料理とワインを思う存分堪能することができました

ディナーコースの内容は、だいたい1ヶ月周期で変更になるそうなので、来月の予約をしっかり入れ、ズッシリと重たくなったお腹を抱えてお店を後にしました

聞くところによると、アロマフレスカは予約が開始された8月1日の夕方には、この先3ヶ月間（10月末まで）の予約は全て埋まってしまったそうですが、こちらは席数が多い関係もあり、まだまだ予約が取れる状況とのこと
ガッツリ食事を楽しみたい時や、種類よりも量を重要視される方には、ちょっと不向きなお店かもしれませんが、ワインと一緒にいろいろな料理を少しずつ味わいたい方や、料理を味覚だけでなく視覚でも楽しみたい女性にはとても好まれるお店だと思います

ただ、これだけムード満点のディナーに、同姓の友人と訪問するのはちょっと寂しいような気もしますので、友人同士で利用する際はランチがベストかもしれません

その他の店内画像や、アラカルトメニュー、グラスワインの詳細は、
こちらでどうぞ　http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10610880384.htm