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カウンター席
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竈さん(おくどさん)
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八寸
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白和え
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椀物
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焼物
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造り
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椀物
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アルデンテ白飯
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鯖寿司
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長野県の甘口葡萄酒「ナイアガラ」
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炊物
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和え物
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煮浸し
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メインディッシュ
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小鉢
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めざし
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フランスご飯
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鯉の漬け丼
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ニューヨークご飯
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酒粕のシャーベット、朝摘み苺
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水出しコーヒー、黒糖の金平糖
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料理の評判だけでなく、予約が取れないことでも有名なこちらのお店に、予約依頼をかけたのが1月末
しかも、希望日は4月の上旬から中旬と、まさに京都の桜のシーズン
通常でも予約困難だというのに、紅葉の時期と並び人気の高い桜の時期に訪問しようと言うのですから、ハッキリ言って遅すぎです
しかしながら、なんとか日程の調整をお願いし、どうにか3月最終日の31日の予約をGETし、初訪問することができました
銀閣寺から程近い、今出川通り沿いにあるお店は、古民家風の趣のある佇まい
店の前には両側に桜の木が植えてある川が流れているため、もう少し遅い時期の訪問だったなら、桜がとても綺麗だったに違いありません
店内は一階にカウンター12席、二階に座敷が二つ
優雅さや高級感とは無縁な素朴な雰囲気ですが、なんとなくほっと落ち着く感じ
18時15分、2組4席を残しカウンターに座る8名の客を前に、ご主人の中東氏がご挨拶され、食事が始まります
これから始まる宴を前に期待が膨らむのもつかの間、実はランチと同様に18時からのディナーは一斉スタートだったと知った私のテンションは、ここで一気に急降下↓
以前、『祇園 さヽ木 』のランチで経験したことがあるのですが、この一斉スタートのスタイルは、どうしても周りの方の食べるスピードを気にしてしまい、料理とお酒、そして会話を楽しみながら食事ができないため、正直言って苦手なのです
ただ、19時過ぎに来店され、ご自身のペースで食事をされている方もいらっしゃったので、次回訪問する際は敢えてスタート時間を遅らせようと、心に決めました
●八寸
盛り付けといい、彩りといい、思わず「わぁ~」っと声が漏れてしまった美しい八寸
内容は昆布で根締めした紅白の大根と中央に添えた炒り卵で見立てた椿に、魚のスモーク、芽吹きを表現したユリ根と一寸豆(そら豆)、ネギを巻いた北山鹿の海苔巻き、干し柿、飯蛸の旨煮etc
一つひとつの完成度が高く、見た目だけでなく味わうとさらに楽しい、素敵なスターターでした
●白和え
椎茸で土を、こんにゃくで氷を表現し、初春の訪れをイメージした、蕗の薹と土筆の白和え
春野菜ならではの、ほろ苦い味わいが堪りません
●椀物
まろやかで上品な甘みの白味噌椀の中には、香り高い草餅と小蕪
全体をキリっと引き締める役目を担った和辛子が隠し味
●焼物
酸葉と蕪で包んだ鱒をさらに薄い杉板で挟み、蒸し焼きのように仕上げた焼物
しっとりふっくら焼き上げられた鱒よりも、横に添えてあった「一口こがねみかん」と、山椒がきいた鯉の鱗の佃煮が気に入りました
●造り
鮎以上に苦手な鯉の造りの登場に、顔が思いっきり引きつった私
普段だったら、まず間違いなく口にすることはないのですが、時間をかけてじっくり泥を吐かせた鯉だと伺い、試しに一切れいただくも、やはり鯉特有の風味が口に広がり、そのまま箸を置いてしまいました
それに気がついたお弟子さんがご主人にその旨をそっと伝え、ご主人が「生憎今日は他に変わる食材を用意していないため、残った鯉は趣向を変えて漬けにして、最後に丼としてご主人が食されてはどうか」と言ってくださいました
そもそも、私が事前に苦手食材だと伝えておかなかったのが悪いにも関わらず、それを責めることなく、逆に恐縮され、最後にはアレンジを加えた食べ方まで提案してくださったご主人
その優しさ、温かい人柄に触れ、胸がいっぱいになりました
●椀物
土筆の模様が入った朱色の椀に浮かぶのは蛤、蕪、椎茸、湯葉、菜の花
食材の持つ甘みや旨みが光るよう、出汁はあくまで上品で繊細
●アルデンテこと白飯
アルデンテと称されて茶碗に盛られた、一口サイズのご飯
中心には芯がしっかり残っていて、そのまわりは熱々でとろけるように柔らく甘みがあります
おかゆのようでおかゆとは違う、初めての食感でした
●鯖寿司
去年の5月に漬けられたという鯖寿司は、匂だけでなく味自体もかなりインパクトがあり、クセや香りの強いチーズを好んで食べる私ですら、端っこをちょっと齧るだけで精一杯
この鯖寿司、かなりの強者です!!
●葡萄酒
そんな玄人好みの鯖寿司に一口でやられてしまった私は、マリアージュを楽しむためにと一緒に供された、長野県の香り高い甘口葡萄酒「ナイアガラ」を、ゴクっと一気に飲み干してしまいました
●炊物
ほっくりと甘みのある竹の子の蒸し焼きと、生から炊くことでシャッキリとした歯ごたえが楽しめる若芽、お餅のようなもっちりとした食感のレンコン真丈の揚げに、しっかりめのお出汁がじんわり染み込んでいます
今春はいただく機会が多かった竹の子ですが、香り、風味、歯ざわりともに一番美味しかったです
●和え物
雪の下で育った甘みの強いほうれん草と、黄湯葉、干しわらびを和えた一品
●煮浸し
柑橘系の爽やかなお出汁でいただく、シンプルながらも野菜の美味しさを再確認させられる煮浸し
野菜とは言え、4〜5種類もの野菜が盛られているかなりボリュームのある一皿だったため、皿の周りに添えられた粉末状の乾燥醤油で味を変えながらいただきました
●メインディッシュ
こちらのメインディッシュは、お竈さん(おくどさん)で炊かれた白飯
キラキラと輝く艶やかな白飯は、ふっくらとそしてほんのり甘みがあり、文句なしに美味しいです
白飯のお供として供される京野菜の漬物、生ひじきの煮物、ブロッコリーをすぐきと摩り下ろした赤蕪で和え物も秀逸
そして、母が魚を苦手としていたこともあり、食卓に殆ど魚が上がらなかった家庭で育ったため、生まれて初めて食べためざし
固くてクセのある食べにくい魚だと思っていたのですが、いい塩梅の塩加減とほろ苦い味わいにご飯が進み、また大好きなししゃもに似た容姿に抵抗感もなく、頭から尾っぽまで美味しく食べることができました
●フランスご飯
イギリスの塩と山椒オイルでいただく、「フランスご飯」こと「おこげご飯」
ネーミングの由来は、おこげのパリパリ感=パリ=フランスご飯とのこと
こういう風なユーモアのある会話で食事をさらに楽しませてくれる、気さくで面白いご主人です
●鯉の漬け丼
一杯目を平らげた旦那様の前に、私が残してしまった鯉のお造りが装い新たに漬け丼として登場
好き嫌いの多い私のおかげで、普段食べられない鯉を、二通りの味わい方で楽しむことができたと、とても喜んでいました
●ニューヨークご飯
旦那様の三杯目(四杯目だったかな?)は、「ニューヨークご飯」
ご飯がお出汁に浸かっている様子から、入浴=ニューヨークご飯です
●デザート
京番茶といただくデザートは、酒粕のシャーベットと甘酸っぱいという表現がピッタリの朝摘み苺
7時間かけて水出し、2週間寝かせたコーヒーと、蕎麦の実を纏った黒糖の金平糖
ご主人の拘りが詰まった品々で構成された今回のコース
正直、「どれもこれも最高に美味しい」という感じではありませんでしたが、器を含め、四季を感じられる味わい深い料理に、多くの方が魅了される気持ちは十分すぎるほど分かりました
また、こちらは料理だけでなく、ご主人の飾らない人柄も人気の秘訣ではないかと思いました
移り変わりゆく大地の恵みを目と舌で味わう草喰料理、そして年齢を感じさせない若々しいご主人と共に年を重ねられることは、四季のある日本に生まれた日本人にとって、とても幸せなことだと思います
是非、今年の秋にもお邪魔したいです
こちらもどうぞ http://ameblo.jp/chikori-nu/entry-10883859164.html