レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2014/06訪問 2014/07/15
広島市西区にあるイタリア料理レストラン。
「ナプル」と読む。
オーナーは、本場イタリア・ナポリのレストランで修業した経歴を持つピッツァ職人。
石窯焼きのピッツァを主力とする。他に、パスタや、自家製ジェラート等も提供。
テーブル席、カウンター席があり、それなりの席数があるが、ランチタイムは常に満席で、予約は必至(入店の時点で予約した客が訊かれる)。
普通、人気店ともなるとあまりの忙しさに殺伐とした雰囲気になってしまうものだが、当店は忙しいにも拘わらずそうした雰囲気はなく、寧ろスタッフに余裕すら感じてしまうから不思議(実際はそうでもないんだろうが)。そんな事もあり、接客もやけに良い。
営業時間は11時半から22時半。
ロマーナは、当店が提供するピッツァの1種。
モッツァレラチーズ、アンチョビ、トマトソースの、シンプルでありながら色鮮やかなピッツァ。
ナイフとフォークが提供されるので、自ら切り分けながらいただく(ナポリではピッツァはこうして食べるのが普通らしい。手で食べようとしても、焼き立てなので持てない)。
ナポリのピッツァらしく、生地は外側がふかふかで、中央が薄め。
まったりとしたチーズ、酸味のあるトマトソース、そしてアンチョビの塩気を味わえる。
具と、生地のバランスが良く、直径20センチ近くはあるのに、あっという間に平らげてしまう。
3位
1回
2014/06訪問 2014/07/07
東京都中央区にある天丼専門店。
「カネコハンノスケ」と読むらしい。
創業者の名前がそのまま店名になっている。
天丼・天重を提供する。
連日行列の出来る店として有名らしい。
営業時間は11時から22時。
江戸前天丼は、当店が提供する丼物。
その名の通り、丼にご飯を盛り、その上に様々な天ぷらを乗せている。
天ぷらは、穴子一匹丸ごと、海老2本、卵、海苔、ピーマン、貝柱の掻き揚げ等、様々。
よくこれだけの具材を、決して大きくない丼に盛られたな、と感心。
当然ながらボリュームもあり、食べ応えが。
天ぷら自体は、衣が厚くてふかふかの、昔ながらの天ぷら。
この内容で今時1000円以下に抑えられているとは驚愕的である。
ただ、注文を受けてから作り始める為か、提供までかなり時間がかかる。行列の出来る店として有名らしいが、回転率が悪そうなので、行列が出来て当然。
Matsutani特製ライスカレーは、ランチセットの1種。
ライスカレー、サラダ、デザート、ドリンクから成る。
ライスカレーは、シチューの様に仕込まれたビーフ入りで、酸味がほんのりと感じられる、フルーティーな、濃厚ソースの様なカレーだった。フルーティーでありながらも、辛さもしっかりとあり、洋食レストランならではのカレー。
サラダに使われているドレッシングも、酸味と甘味のある、同店オリジナルと思われるものだった。
デザートは、オレンジとグリーンペッパーのシフォンケーキだった。カットフルーツ(キウイフルーツ、グレープ、イチジク、マンゴー、ナシ)も横に盛られていた。
全体的に、丁寧に仕込まれた、上品なランチ。ボリュームは、圧倒される程でもない。店を利用する客の大半が年配者だからか。
偶々そうなったのか、あえてそうしたのかは不明だが、デザートを持って来る際、フォークを自分の左側に移動してくれた。
左利きだと気付いたからか。
気遣いだとしたら、嬉しい。
広島市東区にある洋食レストラン。
「マツタニ」と読む。オーナーシェフの名前らしい。
店舗自体は、1Fに入っているが、ビルの1階は階段を下った低い場所にあり、B1Fにある、といった方が正しいかも(そんな事もあり、若干見付け難い)。
フランス料理をベースとした洋食を、リーズナブルな価格でいただける。
メインの料理は勿論、デザートまでシェフ一人が調理する。自分が訪れた時は配膳係として2人の女性がいたが、シェフはかなり大変そうだった。
店内はテーブル席・カウンター席があり、それなりの広さが。
営業時間は11時半から14時半、18時から22時。
本日のランチは、当店が提供するランチ。
スープ、メイン、パンまたはライス、デザート、そしてコーヒーまたは紅茶から成る。
メインは、3種類から選べる。この日は挽き肉のチーズ詰めカツレツを選んだ。
デザートは、ムース、カットフルーツ、そしてアイスクリームの盛り合わせ。ムースは微かに青葉の香りが。彩り良く盛られていた。
充実した内容の割には、良心的な価格。下手なファミレスよりずっとお買い得。
この日は一人で利用したので、カウンター席に案内された。当店では、カウンター席だとシェフの仕事振りを観られるのが良い。フランスでは、一流レストランにもなると特等席を厨房内に設けるらしいが、まさにその気分。シェフ一人で料理全てを担当しているので、複数の調理担当がいる店とは違い、怒鳴り合い(?)が無いので、仕事振りを安心して見ていられた。
グリンピースのクリームスープは、本日のスープ。
グリンピースの風味が存分に感じられるスープ。
クリーム仕立てで、まろやかに。
挽き肉のチーズ詰めカツレツは、この日のメイン。
要するにメンチカツ。中には、ハムとチーズが詰められている。熱々の状態で提供されるので、中のチーズはとろりと流れ出て来て、美味しさが増している。外の衣はサクサクに揚がっている一方で、挽き肉はふんわりと仕上がっていた。紫蘇の香りが微かに感じられ、洋風ながら和の要素も。
デミグラスソースと、ホウレン草の煮物を添えてあった。