横浜ラメ男さんが投稿した古民家ヌードゥル 黒揚羽森住(千葉/永田)の口コミ詳細

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ラーメンプロフェッサー横浜ラメ男のラーメンを語る

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古民家ヌードゥル 黒揚羽森住大網、永田、福俵/ラーメン

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.4
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 3.3
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/09 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.4
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.3
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

ラーメンを語る1733 黒揚羽森住

今回はやってきました。大網。どこですか。って千葉の東九十九里のほう。ここにあの、ラーメン界のイチローともよばれたあの森住氏の店ができたと。私自身、従前の店自体は行ったことはなかったのですが、某チェーン店とのコラボで名前とそのテイストは知っていました。いろいろあったようですが、素晴らしい復活でうれしい限りです。

実は、乗ろうとしていた電車に一本乗り遅れ、そのために到着が一時間想定より遅れることとなったのですが、その電車の途中でさらに人身事故の影響で途中で止まってしまい、山手線に乗り換えて、さらに東京駅に行って、しかも乗り換え案内では1時間遅れ表示だったので、だめなら別方面に変更と思ったのですが、東京駅始発で同時刻に出発とのことで、座って乗れました。ただ、いずれにしても1本で一時間到着が変わってしまう手前、大網駅に到着後、バスに乗って店についたのが10時30分ちょい前。家を出たのが7時過ぎなので3時間半近くかかってしまいました。笑。

いやあ、素晴らしい店ですね。古民家をこんなにおしゃれに。井戸の後もあります。奥には太陽光発電?。とにかくラーメンではなく、懐石を食べに来たかという錯覚に落ちます。

そして、記帳台に行くと23番目ということで一時間半くらいかかりそうとのこと。ということでカフェにも記帳して2番目ということで、ラーメンオープン次第はいれるかなと。日陰で30分まち、カフェに案内されました。カウンターに座り、その後ノンアルコールスパークリング600円を注文し、席で待ちます。

さあ、やってきました。
スッキリさわやか。さあ、いつ食べられるかなと思いながら読書で待ちます。
うーん、なかなか呼ばれませんね。12時、まだ、12時半、まだまだ、1時前、とうとう呼ばれました。カウンターに着席しました。
そして、黒中華、おゝ油1200円にワンタン300円、味付け煮玉子150円の計1650円を注文です。

目の前で森住さんが、丁寧に、洗練された動きで調理を進めています。なんか、感激ですね。スタッフはカフェ、会計、注文、下ごしらえと何人もいるのですが、調理自体は一人でされています。素晴らしい。

さあ、やってきました。
到着は1時過ぎ、到着から2時間半、とうとうきました。

まずは麺。極細ストレート。博多ラーメンより細いかも。繊細な舌触りでありながら、ぼくっとして小麦感も感じさせるもの。そして低加水と思われるのに、時間がたっても伸びない。スープがまとわりつき、ジューシーにいただける。これはうまい。しかも、極細なのに量は結構たっぷり。替え玉もありますが、なしでも十分な量。満喫です。

次にスープ。最初の見た目、表面が背脂たっぷり。透明感のある厚い油膜。これ全部油?と思うくらい。しかし、レンゲを下に入れると真っ黒で濁りのないスープ。おお黒中華。背脂はまろやかでそれでいてまとわりつかないあっさり感もあるもの。そして口の中でとろけていく。黒スープは醤油がキリッと立ち、圧倒的なコクとキレを演出。これらが融合すればまろやかでコクとキレ、さらに、トッピングの生姜と玉ねぎのみじん切りが溶け込むことでシャープさを演出し、後味全くもっさりしない、というかそういうことを意識させないキレ。このスープ最高。満喫です。

そして具。上記の玉ねぎと生姜の風味が素晴らしい。味玉は今はやりの半熟でなく、完熟。白身と黄身に味がしみて、食べても解けないのでスープを汚さない。逆にスープを吸い込んでさらにうまみが高まり、味玉だけを食べさせるのではなく、味玉とスープの融合、つまりラーメンの具材としての味玉を提供している。口の中で黄身がスープで溶け広がっていく感覚が最高。タケノコは身の部分と穂先部分を併せ持つもので、噛み応えと繊細な舌触りが両立。背脂とスープがまみれてうますぎる。ワンタンは肉感がしっかりして、風味もしっかり。皮は柔らかく口の中でとけていく。チャーシューは巻バラでしょうか。兎に角柔らかくてほろほろ。口の中でスープとともに溶けていく。最高。満喫です。

というわけで、今はやりの低温調理や、半熟味玉ではなく、ラーメンをラーメンとして、麺と、スープと、具材の融合、マリアージュを最高の次元に引き上げ一体として楽しむことを意図していると思われる最高のラーメン。ラーメン好きがラーメンとしていただける最高の料理。これはね。えっほえっほ、大網に行かなくちゃ。是非。

ラーメンって本当においしいものですね。
それではまた。

アメブロに変更しました。https://ameblo.jp/yokohama-rameo

  • 黒中華、おゝ油ワンタン煮玉子

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2025/09/15 更新

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