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移転たこ竹松屋町、谷町六丁目、長堀橋/寿司、郷土料理
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夜の点数:4.3
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¥2,000~¥2,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク -
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昼の点数:4.3
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¥2,000~¥2,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.0
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|雰囲気 4.0
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.0
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| 雰囲気4.0
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク- ]
大阪の美味しい伝統を守り続ける大阪寿司のお店。
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たこ竹名物「蒸しすし」
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2016/10/14 更新
漫画「じゃりんこチエ」の舞台になったディープな大阪の雰囲気が少し漂い、チエちゃんやヨシエさん、テツ親子がひょっこり出てきそうな松屋街筋(まっちゃまちすじ)にあるお寿司屋さん。ご主人さんとご主人さんのご母堂さんらしき女将さんと切り盛りされている問屋街の一角にある小さなお店。当然、店内でも食事ができるが、お持ち帰りで頼むお客さんが多いのかなとも思える。
以前は何度も足を運んだのだが、大阪を離れてからはご無沙汰となり今回久しぶりにお土産購入を兼ねて訪問。
お土産用の穴子棒すしと雀寿司(昆布〆された鯛)を作って頂いている間に、このたこ竹名物である「蒸しすし」を注文。注文して女将さんが奥で作っている。その間に年季を感じることができる店内を観察。いろいろな思い出がよみがえり、幼いころを懐かしく思える。またお土産用にオーダーしたお寿司を作っているご主人さんの仕事も拝見していたがとても丁寧な仕事に見え、出来上がったお寿司を包む竹の皮を一枚一枚丁寧に拭いていた。
しばらくしてから「蒸しすし」が、出来上がった。たこ竹さんの「蒸しすし」は小さく見えるどん丼にこれでもかという位の大きめに切った錦糸卵が乗り、
少し甘めの温かいシャリには細かく刻まれた焼き穴子、シイタケ、きくらげが混ぜられ、錦糸卵と一緒に食べると絶妙な美味しさが口いっぱいに広がる。これが、たまらないから次から次へと口に入れてしまう。丼が小さく見るので一見少量に見えるのだが、完食した時は結構お腹が膨れている。普通の女性ならこれ一食で十分な量だと思う。
食後に気さくで話しやすそうなご主人さんと少し談議。子供の時によく食べていたアマダイ棒すしが食べたいのでいろいろ伺った。最近はアマダイが高騰してしまって置いておらず、またアマダイの値が落ち着いた時に仕入れてもお品書きにある値段(2800円)では、到底お客様にお出しするのは難しいとの事。時価で結構なので注文したいと申し出たところ、アマダイの皮を柔らかくする為に一週間は昆布で〆るのでそれより前にお電話下さいとのことだった。
穴子は丁寧に炭火で焼かれ、タイやアマダイといったネタはきちんと下処理されて何日か昆布で〆て手間暇かかったたこ竹さんの大阪寿司。
江戸時代から続く大阪の食文化の伝統の一翼を守り続けているこのたこ竹さんは、いつまでも大阪の地にあり続けてもらいたいものだ。
因みにお土産でお渡した穴子棒すしと雀寿司、知人家族が絶賛していてが、東京では手に入らないと知るや落胆されていました。