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やまゆきのレストランガイド
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やまゆき (男性・東京都) 認証済
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1回
夜の点数:4.5
2019/09 訪問
日本のミシュラン三ツ星レストラン、初デビューの思い出
ある夏の暑い日、連れが「ロオジエに行きた~い!」とドキンちゃんのような事を言いだしたのが、始まり。「やれやれ・・・」と内心、ドキンちゃんの尻にひかれたバイキンマンのような気分でロオジエのHPにアクセス。「どうせどの日もいっぱいだろうに・・・」と諦めモードで予約状況を確認。「×」がひしめく中、ぽつんとある9月の某日のディナーに「○」があった。しかも、それは私の誕生日!もう一度、予約状況を確認、間違いなく「○」。「ラッキー! 今年の誕生日は、ロオジエでとの神様の啓示だ」と思い、速攻で電話を入れて、予約を取った。連れも大喜びしてくれたのは、言うまでもない。誕生日当日の夜、銀座に車で行き、いよいよロオジエの前に立つ。小さなビルが建ち並ぶ銀座の通りにいかにもレストランだという雰囲気を醸し出している建物が、ライトアップされている。ドアマンに案内されて建物の中に入り、レセプションの女性に今日18:30に予約を入れている者と伝えると、席に案内された。すでに何組かのお客が、先に入っていた。テーブルに着いて先にドリンクをオーダー。車で来ているので、当然ノンアルコールの物をオーダー。ドリンクが来てからメニューが手渡される。連れ共々フレンチには慣れ親しんでいるので、アラカルトでオーダー。私: 前 菜:北海道産毛蟹とリンゴのマリネ メイン:イベリコ豚のロティ連れ: 前 菜:八海山サーモンとキャビア・オシェトラ瑞々しいきゅうり メイン:甘鯛のうろこ焼きデザート:クレープシュゼットミルクとバニラのアイスクリーム(お二人様より) メニューを見て気づいたのだが、魚の単語でアマダイはL'AMADAI、ハタは LA'HATAと表記されていて、そう言えばマカオのロブションでもアマダイはL'AMADAIと表記されていたのを思い出した。フレンチの世界ではフランスでは獲れない魚の表記は、アジアでは日本での呼び名をそのまま表記しているのかと思ってしまった。料理は盛り付けもお味も、さすがミシュランで三ツ星の評価を受ける事だけの事はあると納得。グランメゾンで初めて豚肉を食べたが、レアに焼き上がっていてとても柔らかかった。これなら、レアのトンカツも可能なのではと思るほど素晴らしい豚肉だ。隣の老夫婦はコースをオーダーしていて前菜で八海山サーモンとキャビアをサーブされていたが、アラカルトの連れはキャビアが乗ったサーモンが3切れに対しコースは2切れとやはりアラカルトの方がポーションがしっかりあった。デザートのクレープシュゼットはサービスの男性が目の前で大きなフライパンを使って調理してサーブするタイプの物。調理するところは目を楽しませてくれる上、良い甘い香りがお腹を早く食べたいと促している。デザートも食べ終え、コーヒータイムの時に、その日は私の誕生日だけれども、日頃の感謝の気持ちを込めて連れにメッセージカードを添えて花束を渡す。この花束はお花屋さんにこの日の夕方17時までにレストランに届けてもらい、前日にレストラン側と電話を通じて、花束はコーヒーの時に私に渡してもらう事と連れには価格が書かれていないメニューを渡してもらう事をお願いしていた。さりげなくこういう演出にも気配りが出来るロオジエのサービススタッフは、さすがである。レストランを後にする際、シェフのオリヴィエ・シェニョンさんのお見送りを受けた。こういうところは、さすがグランメゾン。欧州のグランメゾンみたいにシェフがその日にいれば、きちんと挨拶してくれる。シェフはパリの「ピエール・ガニエール」で腕をふるっていたお方だったので、いつか「ピエール・ガニエール」へも行っても良いかなと思った。お料理もサービスも申し分はないほど素晴らしいものであった。サービススタッフはどなたが何かをしてくれてもとてもスマートで、何かを質問してもきちんとすぐに的確に答えてくてとても好感が持てる。連れの一言がきっかけに始まったロオジエでの時間は、とても良い思い出になった。
2019/09/25 更新
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ある夏の暑い日、連れが「ロオジエに行きた~い!」とドキンちゃんのような事を言いだしたのが、始まり。「やれやれ・・・」と内心、ドキンちゃんの尻にひかれたバイキンマンのような気分でロオジエのHPにアクセス。「どうせどの日もいっぱいだろうに・・・」と諦めモードで予約状況を確認。「×」がひしめく中、ぽつんとある9月の某日のディナーに「○」があった。しかも、それは私の誕生日!もう一度、予約状況を確認、間違いなく「○」。「ラッキー! 今年の誕生日は、ロオジエでとの神様の啓示だ」と思い、速攻で電話を入れて、予約を取った。連れも大喜びしてくれたのは、言うまでもない。
誕生日当日の夜、銀座に車で行き、いよいよロオジエの前に立つ。小さなビルが建ち並ぶ銀座の通りにいかにもレストランだという雰囲気を醸し出している建物が、ライトアップされている。ドアマンに案内されて建物の中に入り、レセプションの女性に今日18:30に予約を入れている者と伝えると、席に案内された。すでに何組かのお客が、先に入っていた。
テーブルに着いて先にドリンクをオーダー。車で来ているので、当然ノンアルコールの物をオーダー。ドリンクが来てからメニューが手渡される。連れ共々フレンチには慣れ親しんでいるので、アラカルトでオーダー。
私:
前 菜:北海道産毛蟹とリンゴのマリネ
メイン:イベリコ豚のロティ
連れ:
前 菜:八海山サーモンとキャビア・オシェトラ瑞々しいきゅうり
メイン:甘鯛のうろこ焼き
デザート:クレープシュゼットミルクとバニラのアイスクリーム(お二人様より)
メニューを見て気づいたのだが、魚の単語でアマダイはL'AMADAI、ハタは LA'HATAと表記されていて、そう言えばマカオのロブションでもアマダイはL'AMADAIと表記されていたのを思い出した。フレンチの世界ではフランスでは獲れない魚の表記は、アジアでは日本での呼び名をそのまま表記しているのかと思ってしまった。
料理は盛り付けもお味も、さすがミシュランで三ツ星の評価を受ける事だけの事はあると納得。グランメゾンで初めて豚肉を食べたが、レアに焼き上がっていてとても柔らかかった。これなら、レアのトンカツも可能なのではと思るほど素晴らしい豚肉だ。隣の老夫婦はコースをオーダーしていて前菜で八海山サーモンとキャビアをサーブされていたが、アラカルトの連れはキャビアが乗ったサーモンが3切れに対しコースは2切れとやはりアラカルトの方がポーションがしっかりあった。デザートのクレープシュゼットはサービスの男性が目の前で大きなフライパンを使って調理してサーブするタイプの物。調理するところは目を楽しませてくれる上、良い甘い香りがお腹を早く食べたいと促している。
デザートも食べ終え、コーヒータイムの時に、その日は私の誕生日だけれども、日頃の感謝の気持ちを込めて連れにメッセージカードを添えて花束を渡す。この花束はお花屋さんにこの日の夕方17時までにレストランに届けてもらい、前日にレストラン側と電話を通じて、花束はコーヒーの時に私に渡してもらう事と連れには価格が書かれていないメニューを渡してもらう事をお願いしていた。さりげなくこういう演出にも気配りが出来るロオジエのサービススタッフは、さすがである。
レストランを後にする際、シェフのオリヴィエ・シェニョンさんのお見送りを受けた。こういうところは、さすがグランメゾン。欧州のグランメゾンみたいにシェフがその日にいれば、きちんと挨拶してくれる。シェフはパリの「ピエール・ガニエール」で腕をふるっていたお方だったので、いつか「ピエール・ガニエール」へも行っても良いかなと思った。
お料理もサービスも申し分はないほど素晴らしいものであった。サービススタッフはどなたが何かをしてくれてもとてもスマートで、何かを質問してもきちんとすぐに的確に答えてくてとても好感が持てる。連れの一言がきっかけに始まったロオジエでの時間は、とても良い思い出になった。