レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2010/10訪問 2010/10/19
2010年10月11日。
久しぶりの夏日になったこの日、お誘いをいただいて六本木にやって来ました♪
六本木駅で降り、C1出口(六本木ヒルズ方面)へ。
エスカレーターを上がりきったら、右手の方にあるエスカレーターを降り。
大通りに出たら、通り沿いに進み。
すると『Pandora』というお店が見えるので、そこで左折しひたすら真っ直ぐ歩いて行きます。
am/pmの1軒目をやり過ごし、しばらく歩くと2軒目のam/pmがあり、その向かいにお店を発見!
こちらが『ル・ブルギニオン』。
ミシュランの☆つきレストラン♪
結局、六本木駅からは歩いて10分くらいかな?
いつものことながら、かなり迷ってしまいました(^_^;)
(道順の画像を最後につけさせていただきました☆本当はもっと近道がありそう・・・)
お店の外観をぱちぱちと写真に収め。
いざ!とお店の門をくぐると、すっとドアが開いてびっくり!
後から分かったのですが、こちらのお店、中から通りの様子が丸見え!
つまり私がぱちぱちやっているのも丸見えだったというわけですね・・・。
店内は非常にこじんまりしています。
トータルで20席くらいでしょうか。
こちらのお店、ランチは2625円と、4725円のコースがあります(サービス料10%は別)。
いずれも前菜は7種の中から一品選べます☆
2625円のコースは、前菜+魚or肉+デザート。
4725円のコースは、前菜+魚+肉+デザート。
2625円のコースはあまり料理の選択の幅がないようなので、4725円のコースに決定!!
魚料理はアイナメのポワレ、ナージュ仕立て。
ナージュとはチキンブイヨンのことらしいですね。
肉料理は、乳飲み子豚のソテー、牛心臓のロースト、鶉のポワレから一品を選べます。
こちらのお店は内臓料理が有名なお店。
となるとそこを行くしかない!
ここでお店の方に「前菜を二品にできるんですか?」と伺ったところ、魚料理を前菜に替えることができるそうです♪
というわけで、前菜を二品にしてもらうことにしました☆
★アミューズ:グジェール
まず最初に出てきたのは、アミューズのグジェール。
グジェールとは、ブルゴーニュ地方の伝統料理。
チーズを練り込んだシュー生地の中に、豚のリエットを詰めてあります。
豚のリエットは、豚バラを煮込み、パセリ、クリームを和えたもの。
一口でぱくり☆
わぁ、あたたかい!
クリーム状のリエットはとろとろと繊維がほぐれ、シューに非常に合います。
美味しい!!
一品目からぐっと心を鷲掴み♪
★人参のムースとコンソメのジュレ ウニ添え
前菜一品目。
こちらのお店のスペシャリテ。
グラスの中には、人参のムース、ウニ、コンソメのジュレが層をなしてきらめいています☆
その美しさにため息!
スプーンですくい、一口。
甘みのある人参のムース、濃厚な香りのウニ、優しい味わいのジュレが、舌の上できらめきながら溶けていくのが分かります。
この三者の組み合わせの素晴らしさ!!
喋ることも忘れて、ひたすらこの料理に向き合います。
何て美味しいんだろう!
★ブーダン・ノワールのテリーヌ仕立て リンゴのサラダ添え
前菜二品目。
こちらもスペシャリテ。
出てきましたよ、内臓料理(笑)
ブーダン・ノワールとは、豚の血をクリームと合わせてテリーヌ状にしたもの。
そこにりんごの角切りとりんごのピューレをトッピング。
通常は腸に詰めてソーセージにするところを、テリーヌ状にしてあるところがミソらしいです☆
一目見てびっくり!
真っ黒ですがな!
ナイフを入れると、内側のやや茶色がかった部分が見えてきます。
恐る恐る食べてみると、外側はほんの少し固まった感があり、内側のとろーり感といいマッチング。
うわー、濃厚!!
りんごのピューレと一緒にいただくことでその芳醇な香りがさらに増し、味に深みが出ます。
美味しい!!
★牛心臓のロースト
メインは、牛心臓のローストをチョイス。
ソースは、フォンドボーに粒マスタードを落としたもの。
非常に厚みがあり、なかなかボリューム感のある一品☆
ナイフがすっと通るこのやわらかさ!
そしてこの弾力!
さくさくとした食感も楽しく、肉の旨みも十分で。
(ちょっと独特の香りがありましたが)
ブラックペパーがいいアクセントになっています♪
付け合わせは、ほうれん草と玉葱のソテー、それからじゃがいもをソテーしたもの。
こちらも程よい塩味。
★赤パプリカのプリン
デセールは以下の5種類の中から選べます♪
◆クレームダンジュ:フレッシュチーズのムース。真ん中にフランボワーズソースが詰まっています。
◆クレームブリュレ
◆洋梨のコンポート
◆ココナッツのブランマンジェ バニラアイス添え
◆赤パプリカのプリン バニラアイス添え
私は赤パプリカのプリンをチョイス。
一口いただいて、ふわっと押し寄せるパプリカの香りにびっくり!
青い風が吹くような爽やかさ☆
カラメルの香りがなかなか強いのが印象的です。
他の方がオーダーしたものも味見させていただいたのですが、洋梨のコンポートには感動!
ヴェルベーヌという、レモンバウム系のハーブを使っており、その香りの良さと洋梨とのマッチングに驚かされます。
美味しい!!
他のデセールもそれぞれ非常によくできていて、どれも外れなく美味しかったです♪
★パン
さくさくと軽めのバゲット。
自家製なのかな?
★ハーブティー
食後の飲み物は、コーヒー、紅茶、エスプレッソ、ハーブティーから選べます。
ハーブティーはたくさん種類があり、お店の方にブレンドをお願いすることもできるそうです。
今回はマリーゴールド、菩提樹、カモミールのブレンド♪
優しく癒されるような香りにほっとしますね~(^_^)
お会計は1人6000円。
おぉ、なかなかなお値段です(x_x;)
最後はマネージャーとシェフが外までお見送りして下さいました☆
柔らかい笑顔が印象的なシェフ。
どのお料理も、非常に繊細。
しかしその奥に力強さがあり、シェフの感性のきらめきが見え隠れします。
何と上質で、何と豊かな時間をここでは味わえるんだろう。
ここはまた是非、特別な時に訪れたいお店ですね♪
ごちそうさまでした☆
2位
1回
2015/07訪問 2015/09/15
とんかつお見合いオフ以来、5年ぶりに再訪。
(過去のレビューはこちら)
五反田からの乗り換えがすごくスムーズになっていることに驚く。
5年の歳月は色々なものを変えてしまうんだなあ。
懐かしい池上駅。
見覚えのある暖簾をくぐると「いらっしゃいませ!!」と気持ちの良いご主人の声。
注文はもちろん、
・カツ丼(950円)
ちなみに「ヒレカツ丼」(1350円)はヒレ肉、カツ丼はロースかつを使用。
(実は前回訪問の際にカツ丼を食べていたことに後で気付いた次第)
厨房にはお二人。私語は一切ない。
鍋にじっと向かい合うご主人の凛とした姿。
手元が見える席に座って良かった。
そして、やってきました、カツ丼!
1.5cmほどの分厚いロースかつ。
非常に柔らかく、繊維質をあまり感じさせない。
噛むと肉の甘みがじゅわっと沁み出る。
割としっかりつゆで煮込んであるため、衣はじゅくじゅく。
個人的にはもうちょっとドライな方がいいなあ。
卵にはしっかり火が通っている。
これももう少しとろーり感がある方が好み。
あぁ、でもやっぱりこのあまじょっぱい味はいいね。
素直に美味しいと思える。
豚汁はお肉も野菜もたっぷり。
具材から出た旨みが出汁に溶け込んでいる。しみじみと美味しい。
しかし汗だらだらですわ。
全身汗だくですわ。
夏にカツ丼、なかなかハードである。(笑)
懐かしい想い出の味。
ちょっと自分の好みとは違うが上質なカツ丼。
これまでの印象だと、ロースかつ、ヒレかつは★4.5、かつ丼は★3.7くらい。
次回はやっぱりロースかつで決まりだな^^
3位
1回
2011/02訪問 2015/06/28
【再訪】出会うべくして出会った運命のケーキ、アメール80%!
◆◆2011年2月11日再訪◆◆
実はこの日は雪でした(笑)
普通なら外に出ることさえ躊躇われてしまうほどの吹雪っぷりだったのですが、どうしてもこちらのケーキが食べたくて飯田橋へ。
偶然の出会いから8か月。
今度は間違えません。
お店に着くと、何とドアマンがいてドアを開けてくれました。
びっくり!(゚Д゚)
店内にはすでに4~5人のお客さんがいて、狭い店内はきゅうきゅう。
18時過ぎという時間帯もあってか、お目当てのアメールは売り切れ!!
予想はしていたけれどショック(ノД`*)
というわけで今日買ったのはこちら。
★ショコラノワゼット(550円)
残り1個のところをゲット!
こちらもアメール同様持ち帰り時間30分以内のお品。
でも酷寒なので許して~。
ほぼ8ヶ月ぶりの再会。
何と深い、深すぎるチョコレートの世界。
高雅な味、香りに圧倒されます。
滑らかなガナッシュクリームも、ナッツのアクセントも、土台のタルト生地も、どれも最高に楽しくて美味しい♪
完成され尽くした一品ですね。
うまーーい♪
★ミルフィーユ・バニラ(550円)
割と売れ残っていたのですが、ボリューム感が気に入って購入。
パイ生地とカスタードクリームのバランスが素晴らしいです♪
カスタードクリームはもったりしっかりとした造り。
この滑らかさったら!
めっちゃバニラの香りがしてうっとり♪
五層構造すばらし!
さくっ、とろっ、さくっ、とろっ。
この食感の妙♪
これ旨すぎ!!!
思えば非常にシンプルなミルフィーユなんだよなぁ。
フルーツが織り込まれているわけでもなく、何かしらのトッピングがされているわけでもない。
シンプルなものがいちばん美味しいと感じさせられる素晴らしい一品♪
★フォンダン・オ・ショコラ(320円)
こちら、ホールとピースがあるようです。
某レビュアーさんからこれが美味しいと教えていただいていたので、迷わずゲット♪
中には説明書と2つの小袋が入っています。
バローナ社のチョコレートをカカオ80%にブレンドしたフォンダンショコラ。
2つの小袋は、ゲランド産の塩と、挽きたての白コショウ。
フォンダンショコラを温めて、これらをぱらぱらっと振り掛けていただきます♪
とろりととろける濃厚なフォンダンショコラ♪
そこに加わる塩味とスパイス感。
大人の味ですなぁ(*´ω`*)
★トリフ(4個入り・1050円)
こちらはプレゼント用に購入。
味は不明(笑)
今回はアメールにフラれてしまいましたが、それでも大満足でした♪
次回は絶対にアメールをゲットするぞ~(笑)
*・'゚☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゚:*:・'゚☆*・'゚☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゚:*:・'゚☆*・'゚☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゚:*:・'゚☆*・'゚☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゚
2010年6月14日。
神楽坂で仕事を終え、何か美味しいお菓子を買って帰りたいなーなんて思いまして。
この辺りに割と詳しい焼肉妹にTELして知恵を拝借☆
「カー・ヴァンソン。多分迷っちゃうと思うけど、もし行けたら焼き菓子をよろしく!」との答え。
焼肉妹も以前一度だけ行ったことがあるというパティスリー。
大まかな行き方と住所を教えてもらい、レッツゴー!!
方向音痴な自分としては、まず辿り着くのは無理だろうなーと半ば諦めながらも、この辺りは路地を覗く度に素敵なお店があって、歩くだけで楽しめちゃったりして。
雨の降る中、お約束通り迷いに迷い続け、やっとお店のある筑土八幡町の付近にやって来ることができたのでした。
お店の住所は筑土八幡町1-2。
あれ?
この辺りのはずなんだけど・・・。
割と大きな通りに沿って、素敵な外観のパティスリーはあるけれど、『K.ViNCENT』(ヴィンセント??)って書いてるし・・・。
その後もしばらく彷徨い続け、もうこのお店にしちゃおう!すごく素敵だし!と入店。
前面にはショーケース、後ろには厨房らしき場所があって、職人さん達が忙しそうに作業しています。
ショーケースの中には、デコラティブで美しいケーキ達が煌いています。
全部で20種類ちょっと。
窓側にはフィナンシェなどの焼き菓子が並んでいます。
店員さんが「どうぞ」と試食にチョコを勧めて下さって、ぱくり。
ソルトがトッピングしてあるチョコ。
甘さと塩味が絶妙に合っています☆
今回買ったのはこちらの三点♪
■アメール80%(600円)
ショーケースの中で、一際輝いていたのがこちらのケーキ。
「俺がこの店でナンバーワンだ!」と主張しているように見えました☆
即決でオーダー♪
■ショコラノワゼット(550円)
オーダーしたら、「お持ち帰りのお時間が30分以内になっておりますが」と言われ、頭の中で
ちょい計算をして「大丈夫です!」と即答。
(実はアメール80%も30分以内の制限があるんですね。こちらのお品をオーダーした後に
「30分以内です」と言われたので、アメール80%は違うと思ってました・・・)
■デゥミモンブラン(500円)
こちら、通常のモンブランの半分の大きさ。
ちなみに4分の1サイズもあります。
通常の大きさはめっさでか!
半分の大きさでちょうど良いです。
そして、焼肉妹へのお土産用に買った焼き菓子はこちら☆
■ジャンジャンブル(250円):シンプルなフィナンシェ。
■フィナンシェ・テ・ヴェール(250円):抹茶のフィナンシェ。
■フィナンシェ・マーブル(250円):美しいマーブル状のフィナンシェ。
実はオーダー後、焼肉妹から「アメール80%が有名よ!」とメールが!
えっ!
もしかして・・・今いるこのお店が『カー・ヴァンソン』!!??
うわーー。
『ヴィンセント』なんて読んじゃったよ・・・。
恥ずかしいことこの上ないです。
それにしてもすごい偶然。
吸い寄せられるように入ったこのお店がまさにお目当てのお店で。
いちばんの輝きを感じたケーキが、このお店のイチオシだったとは。
いやー、まさに運命の出会いですな。
早く食べたいー!と興奮しながらお店を後にして飯田橋駅の方向へ。
お店を出てすぐ大久保通りに合流し、そこから左手にずっと下って行くと飯田橋駅に出ます。
飯田橋駅から来れば結構分かりやすいかも知れません。
帰宅して、早速ケーキをいただきました♪
★アメール80%
ガナッシュクリームとチョコのスポンジが6層(実は11層?)に織り成されていて。
外側はチョコでコーティング。
一口食べて、その濃厚さにガツンとやられます。
くらっと眩暈がするくらいの濃厚さ。
そして結構甘いんです。
でも、このケーキはこのくらい甘くないとダメだよね、と納得できてしまう甘さ。
後味の爽やかさも特徴的。
素晴らしい作品だと思います。
久々のヒット☆☆
★ショコラノワゼット
冷蔵庫でしばらく冷やした後いただきました。
フォークを入れると意外に外側のチョコ部分が堅い。
冷やしすぎたかも?
外側はナッツを混ぜたチョコでコーティングされ、中にはガナッシュクリームとスポンジと、
ダックワーズのようなさくっとする生地が織り込まれています。
アメール80%ほど濃厚ではなく、軽やかな味と食感が楽しめる一品。
何でしょう、この美味しさ。
チョコの魅力をめいっぱい引き出したような、そんな味。
うう、おいしいーー!
もっと食べたいーー!
550円というお値段にも納得。
全然高いと思いません。
★デゥミモンブラン
その日のうちに食べきれず、後日いただいたのがこちら。
甘めの栗のクリームがかなり嵩高く盛られていて。
その下には生クリーム、さらに栗のペーストが敷かれ、いちばん下にはダックワーズのような生地。
かなり甘いです。
このモンブランはちょっと甘すぎ。
しかし、生クリームを一口食べて驚きました。
何てフレッシュで高雅な風味!
こんな美味しい生クリームってあったんだ・・・!
ある意味衝撃です。
正直、チョコ系のケーキにはノックアウトされました。
絶対また近いうちに買いに行こう!と拳を握り締めてしまうほどの美味しさ。
ごちそうさまでした♪
4位
1回
2011/10訪問 2011/11/14
このお店に恋に落ちてから、随分間があいちゃいました(笑)
1年後、待望の再訪。
久しぶりの再会にどきどきしながら扉を開けると、そこは別世界。
夜の空気が漂う。エスニックな香り溢れる店内。
たまらない高揚感。
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店内はほぼ満席。
去年は金曜夜でもそれほど席が埋まる印象はなかったんだけど、この1年で随分変わったんだなぁ。
今回は4人での訪問。案内されたのはロフト席。
階段を上がって靴を脱ぎ、掘りごたつのようになっている席なんです。
うわ、めっさデート仕様!(笑)
雰囲気はいいんですが、この席、店員さんを呼ぶのにいちいち大声を出さなきゃいけないのがつらい(笑)
店員さんはとっても気のつく気さくな感じの方だったけれど。
ちょっとこの混み具合でロフト席に気を配る余裕はなさそうだったなぁ。
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まずは金木犀酒のロックで。
たおやかな花の香りが鼻をくすぐります。
この後、朱鹮黒米酒(3300円)、缸缸好(3300円)と紹興酒のボトルもオーダー。
そして、こちらがいただいたお料理たち。
★お通し:蓮根の甘酢揚げ、押し豆腐、ピーナッツの青海苔和え
お通しは相変わらず楽しい♪
甘酢の効き具合も良いし、押し豆腐の食感は楽しいし、ピーナッツは油と青海苔がいい香り!
★前菜盛り合わせ 小(1800円)
◆縞海老の紹興酒漬け
◆秋刀魚の烏龍茶スモーク
◆銀杏のクミン風味
◆カブみょうが甘酢漬け
◆あん肝の五香煮
◆子持ちコブの中華風天プラ
◆秋茄子と鴨の水かきピリ辛ソース
素敵すぎる盛り合わせ。
甘海老は生のものをそのまま紹興酒に漬けてあり、甘みと深みとともにとろっと口の中でとろけてゆきます。
銀杏とクミンの相性も抜群だし。
あん肝は濃厚さの中にエスニックな香りが覗く面白い仕掛け。
鴨の水かきは食感がぷりぷりとしていて面白く、ピリリな辛みがいいアクセントになっています。
★百家風鴨舌の炒め(980円)
す、すごい!これが鴨の舌なんですね(笑)
炒めというよりも、油をまとわせながら素揚げしたような雰囲気なのだけれど。
甘めに味つけされた鴨舌は噛めば噛むほど味わいが増します。
骨も軟骨のような食感で結構食べられちゃいました♪
★正宗マーボー豆腐(950円)
ここの麻婆豆腐は最強なのです(笑)
花山椒の独特な痺れ感、適度な辛み、旨味溢れるこのソース。そしてそれらと絡み合いとろける豆腐。
うまーーーーい!!!
これほど旨い麻婆豆腐を他に知りません。
ご飯もってこーい!(笑)
★黒酢風特製酢豚(1600円)
これも素晴らしい。麻婆豆腐と酢豚はこちらのトップ2だと思います。
黒くてらてらと光る酢豚からは酸味と旨みの香りが立ち上る。
箸でも切れるほどにほろほろと煮込まれた豚肉。
噛むと肉がとろりととろけ、コクのある黒酢をベースにしたタレとの絶妙な絡み合いが展開されて。
もーーー、美味しい。美味しすぎる!!
でもこれ、私が取った塊はサトイモ(笑)
お肉を譲ってくれた青年、ほんとにありがとう( ´ ▽ ` )ノ
★カエルの漁師炒め(2100円)
人生初のカエルかも(笑)
ニンニクとスパイスで香りづけしてあるパン粉をまとったカエルは、鶏肉のようなさっぱり感。
このパン粉が美味しい!
★陳さんの村の中国クレープギョウザ(980円)
下のフロアから聞こえるじゅーじゅーという音に惹かれてオーダー。六本木店限定メニュー。
やって来たのは鉄鍋。
餃子と言っても、もちもちとした皮の中に野菜や肉を包んだもの。
それをあつあつのうちにヘラでざくざくと混ぜ合わせてゆきます。
鉄鍋によってそれがおこげのようになっていくわけですね♪
甘めの味つけ、これは中華風もんじゃですな。なかなか楽しい。
★ぶつ切り鴨肉ときのこ、栗の四川風煮込み(1600円)
来ました、大鍋!!
ぐつぐつと沸き立つ鍋の中には鴨肉ときのこと栗♪
さすが四川風、めっちゃ辛いです(笑)数口でギブ(笑)
でも美味しいの。
そしてひょっこり顔を出す栗の甘み。
このほくほくとした栗が四川の鋭い辛みをやわらげてくれます。
お支払いは5000円ほど。
多めに出して下さった素敵な男性陣に心から感謝。
1年ぶりの再会で、その変わらぬ魅力にめろめろ(*´ω`*)
ええ、惚れ直しちゃいましたよ、もちろん。
もう他の中華に浮気はできないなぁ(笑)
*・'゚☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゚:*:・'゚☆*・'゚☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゚:*:・'゚☆*・'゚☆。.:*:*・'゚☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゚:*:・'゚☆*・'゚☆。.:*:・'
【初訪レビュー:2010年10月15日】
この日、遅めの時間のお誘いをいただいて、訪れたのは六本木☆
最近六本木づいてますなぁ。
お店の名前は『黒猫夜』(くろねこよる)。
この響きだけでぐっときてしまいます(笑)
六本木駅6番出口を出ると、すぐ左手に俳優座があり。
その右手の脇道をまっすぐ行くと、お店の看板が見えます☆
わぁ、隠れ家っぽい風情ですよ~♪
駅からは3分くらいかと。
エレベーターに乗り、4階へ。
降りると、左手に何やら重々しい扉が。
こちらを開けてお店の中へ♪
店内は非常にシックで落ち着いた雰囲気です。
とにかくお洒落!
照明が暗めなのがさらに隠れ家感をアップさせていますね。
カウンター席とテーブル席がありますが、店内に階段があり、さらに上にもスペースがあるよう。
こちらは中華料理のお店。
中国系のお料理もお酒も、とっても豊富なラインナップ♪
紹興酒の利き酒ができるのもなかなか面白いですね。
白酒が気になったものの、50度を超すと知って即撤退(笑)
金木犀酒のロックをいただきました♪
ふんわりと金木犀の香りがして、味はやわらか。
とても飲みやすく自分向きでした(^_^)
いただいたお料理はこちら♪
★お通し
1枚のお皿に3種類の前菜が盛られています。
豆(落花生?)を青海苔と炒めたもの、水菜と湯葉のサラダ、もつ炒め。
どれも美味しい!
いちばんヒットしたのはもつ炒め。
ガツっぽい弾力のある部位を甘辛く炒め、パクチの粉末をまぶしてある一品。
旨いっ!!
★香菜沙律(パクチサラダ・880円)
上の方はパクチがたっぷり、下は貝割れがたっぷり。
下の方を取ると貝割ればかりになってしまうのが惜しいですね(笑)
味つけはさっぱり風味☆
★清蒸鮮魚(本日の鮮魚広東風醤油蒸し香味野菜油かけ・1800円~時価)
来ました!
キンキの上には生姜と葱の千切りがたっぷり♪
キンキを蒸して、熱した油でじゅうぅ、と仕上げたと思われる一品。
程よい時間蒸してあるので、魚がジューシー!
魚の脂と醤油ベースのタレがうまく絡まり、非常に味わい深いものになっています。
しかも魚の鮮度が抜群☆
う、旨い!
目玉の周りのとろとろな部分も美味しくいただきました♪
★古老肉(黒酢風特製酢豚・1600円)
突然現れたのは黒いごつごつした物体!
こちらが黒酢の酢豚。
全体的に黒いのでよく分かりませんが、豚肉と長芋が入っている模様。
味は一瞬「ケチャップ味?」と思ってしまうような酸味とフルーティー感があります。
これが黒酢の力!?
豚肉はカリっと揚げた後タレと絡めてあるのかな?
周りが非常に香ばしく仕上げられていて、これがめちゃめちゃいいです!
あぁ、ご飯が食べたい~!
★魚香茄子(ナスとレンコン四川風ピリ辛炒め・1100円)
この辺り、やや記憶が曖昧です(笑)
多分このお料理だったかと。
お味はかなりピリ辛!
汗が吹き出ます!
★清炒空芯菜(空芯菜の塩炒め・980円)
空芯菜を塩味で炒めてあります。
優しい味わい♪
空芯菜のしゃきしゃき感が楽しいですね☆
★中国泡菜(中国のつけもの・430円)?
3種類の漬物の盛り合わせ♪
さっぱりといただける一品☆
★正宗麻婆豆腐(950円)
かなり山椒の効いたタイプの麻婆豆腐☆
びりびりと舌が痺れるほど。
でも旨い!!
カラウマ!!
最後にサービスで出していただいたお茶が、甘茶のような風味でとっても美味しくて。
名前は分かりませんが色々な花や実が散りばめられていて、見た目にも楽しくいただけたのでした♪
とにかくお料理のレベルは非常に高いです☆
どのお料理もすごく美味しい!
しかもラインナップが豊富なので、何度も通って制覇してしまいたくなっちゃいます(^_^)
願わくば、もうちょっと早くお料理が出て来てくれるといいなぁ☆
お会計は1人6000円ほど。
これだけ食べて飲んでの6000円、CPよし!
しっとりした空間で、極上のお料理と、美味しい紹興酒をたっぷりいただいて。
帰る時にはすっかりこちらのお店のトリコ(笑)
近いうちに、また是非寄らせていただきたいと思います♪
5位
1回
2010/09訪問 2010/09/08
丁寧さとあたたかさとユーモアと。上質なサービスに感動さえ覚えるフレンチの名店♪
2010年9月4日。
お誘いをいただいて、やって来たのは表参道♪
目指すは『BENOIT』!
ミシュランの星つきのお店に訪問させていただくのは、『ガストロノミー ジョエル・ロブション』以来2年ぶりになります。
楽しみ~♪
表参道駅のB2出口を出て、そのまま大通り沿いを真っ直ぐ5分ほど歩いたところに、お店が入っているラ・ポルト青山を発見☆
いや~、お洒落エリアにお洒落なビルですなぁ。
さて、エレベーターで10階へ。
開店前に写真を撮らせていただけるということで、遠慮なくぱしゃぱしゃ。
11時半の開店と同時に多くのお客さんが入店してきます。
やはり人気店なんですね。
我々も階段を登ってメインダイニングへ移動☆
アラン・デュカスについては名前を聞いたことがある程度、という浅薄さなのですが。
そのアラン・デュカスプロデュースのビストロがこちらのお店。
メインダイニングの調度品は豪華かつ品があり。
そこに柔らかい光が溢れていてとても気持ちが良いです。
我々はいちばん奥の窓際の席へ。
ソファにクッションが置いてあり、これがちょっと窮屈感があるかも。
まずはガスなしのミネラルウォーター(800円)をオーダー。
コースは、本日のランチメニュー(2000円)、プリフィクスメニュー(3500円、4500円、6000円)があり、コース外のアラカルトメニューから前菜を選ぶと+500円、メインを選ぶと+700円になる、とのこと。
店員さんは松尾貴史似の非常に饒舌な方で、お料理について尋ねると、的確に、しかも楽しそうにお話をされるので、こちらもつい引き込まれてしまいます♪
フレンチを食べに行って、こんなに店員さんとやり取りすることはそうそうなく。
何だか楽しいですね~。
今回は3500円(前菜+メイン+デセール+コーヒーor紅茶orハーブティー)をオーダー。
★グジェール
パルメザンチーズの風味のするシュー。
良い香り♪
◆ズッキーニとトマトのクックポット 黒オリーブのタップナード(1800円)
こちらは2つオーダーしてみんなでシェアしました☆
これだけはアラカルトでしかオーダーできないお料理らしいです。
このお料理は器の名前(クックポット)=料理の名前。
野菜を蒸し、オーブンで仕上げるというお料理のよう。
蓋を取ると、中には3種のズッキーニとトマトのコンフィ。
黒オリーブで作った薬味(タップナード)をお好みでつけていただきます。
野菜の旨み、甘みが凝縮していて、その力強さが倍増!というような一品。
特にトマト!
びっくりするくらい濃厚な旨みがあり、そこに酸味も加わってとても美味しいです。
★前菜:イチジク フォアグラのコポー 生ハムのサラダ(+500円)
”今月の食材”がイチジクと知って、この前菜のオーダーを即決☆
一時期は35頭まで減ってしまったこともあるという稀少なビゴール豚の生ハム、フォアグラのコンフィ、黒イチジク、ルッコラのサラダ。
黒イチジクはアメリカ産を使用。
日本のイチジクは煮るとくたっとなってしまうから、らしいです。
この黒イチジクを赤ワインとバルサミコ酢で半日煮たものが使われています。
まず、その色彩のコントラストの美しさに目を奪われます。
きれい!!
イチジク、フォアグラ、生ハム、ルッコラを併せて頬張ると、とろっ、さくっ、しゃきっ、という食感とともに、えも言われぬ良い香りが鼻を抜けます。
うわ~、おいしい~♪
フォアグラのもったり濃厚な感じと、イチジクの甘酸っぱい感じが絶妙に合い。
生ハムとルッコラがそれをアシスト。
あくまでイチジクが主役!
フォアグラさえも脇役にしてしまえるその実力に脱帽。
★メイン:牛ほほ肉のトマト煮込みプロヴァンス風 クリーミーなポレンタ
トマトとオレンジのマリネを漉してソースにしている、と言われたような?
こちらは甘みのある濃厚なソース。
牛のほほ肉の何と柔らかいこと。
ほどける~、とろける~♪
ポレンタ、というのはとうもろこしの粉末にパルメザンチーズを加えたもの。
とうもろこしのつぶつぶ感と、粉っぽい感じとチーズの香りが一緒になった、面白いお味です。
★デセール:チョコレートとキャラメルのブノワ風と、牛乳のアイスクリーム
こちらはブノワのスペシャリテ♪
ビスキュイ生地と、チョコレートクリーム、キャラメルクリームなどが何層にも折り重なっていて、味も食感も非常に複雑。
その濃厚さには衝撃を受けます。
でもでも、甘い!
甘すぎ!!
アイスクリームと一緒にいただいても甘いです~(>_<)
添えられているのは純白のアイスクリーム。
中には塩が入っており、甘みと塩みの加減が絶妙!
これだけでいいのでたくさん食べたい!
★パン・ド・カンパーニュ
ふんわりとした柔らかめのパン。
お食事にとてもよく合う、控えめなお味。
★マドレーヌ
一口食べて、ハテナ。
何だろうこの香り。
まるで魚のような、動物系の香りがして(しかもあまり好きな香りではなかったです)。
スタッフの方に訊くと、栗の花のハチミツが入っているそうですが。
栗の花のハチミツってこういう香りがするのかな?
★ハーブティー
ハーブティーは、お店のスペシャルブレンド他、ペパーミントなど数種類から選べます。
今回はカモミールをオーダー☆
鉄瓶がやって来てびっくり!
ずしりと重量感がありますな。
ハーブティーの香りに癒されながら、食後のひとときを楽しみました。
最後はお店の方に無理を言って、個別会計にしていただいちゃいました。
苦戦しながらも1人ずつのお会計を出して下さったスタッフの方、ありがとうございました!
これだけいただいて、5000円ちょっと。
CPは抜群!
お料理の素晴らしさももちろんですが、1人1人のお客に対して、丁寧に、あたたかく、そしてユーモアを以って接して下さるスタッフの方には感動さえ覚えてしまいます。
スタッフの方が、こちらのお店に誇りと愛を持って働いているのが伝わって来るんですよね。
というわけで、16時頃までゆったりと過ごさせていただきました。
メモを取りながらフレンチを食べたのも初めてですし、5時間近く滞在したのも初めてでございました。
あ~美味しかった♪
あ~楽しかった♪
是非再訪したいと思えるお店が、また1つ増えた夏の日でした(^_^)
6位
1回
2010/10訪問 2010/10/30
私の出身地は割と鰻が有名な地域で。
日常的に鰻を食べる文化が根付いているように思います。
当然鰻は大好物♪
ただ、東京ではなかなか鰻を食べる機会に恵まれず、かなりの年月が経ってしまっていました。
2010年10月23日。
この日、お誘いをいただいてやって来たのは池袋☆
目指すは『かぶと』。
鰻の名店との呼び声高いお店です。
池袋駅西口を出て、大通りを真っ直ぐ歩き。
大きな交差点に出たら右折。
そこからひたすら直進。
実はこの後迷ってしまったんですが(^_^;)、どこかのタイミングで左折するとすぐお店があります。
池袋駅からは10分弱かと。
こちらのお店、外観は非常に年季が入った感じがあり、居酒屋さんというか小料理屋さんというか。
18時前だというのに店内はほぼ満席!
細長い造りの店内は、手前に4人用のテーブル席があり、ずらっとカウンターが並んだ奥に2人用の小上がりがあります。
かなり狭めですねぇ。
4人席もぎゅうぎゅうだし(笑)
さて。
感じの良いおかみさんに、初めてなので一通り鰻を味わいたい旨をお伝えしたところ。
「一通り」というのは串を一通り、という意味になるということを教えていただきました。
鰻が焼き上がるまで、串を楽しみながら待つというのがオーソドックスなこちらでの過ごし方のようですね☆
というわけで、我々ももちろん串一通(7本880円)を注文し、コース仕立てになるようにお店の方にお任せしてみました♪
いただいたお料理はこんな感じ。
★冷奴(350円)
国産大豆、天然苦汁を使っているとのこと。
添えてあるのは対馬の藻塩。
見た目は普通の冷奴です。
しかし食べてみるとこれが旨いのなんのって!
豆の香りの何と豊かなこと♪
そして非常に甘みがあるんですよね。
藻塩をつけずとも、そのままでもめっちゃ旨い!
のっけからやってくれますなぁ。
★えり焼
串シリーズ第一弾!
えり、とは頭の部分。
蒸した頭(養殖)と蒸さない頭(天然)と、両方出していただきました。
こうやって食べ比べできるのは面白いですなぁ。
鰻のえり焼きなんて人生初。
いずれも骨がごつごつと当たって独特な食感。
蒸した方はちょいと柔らかくしっとりした仕上がり。
蒸していない天然の頭は身がふっくらして、身のしまりは抜群!
★ひれ焼
こちらも養殖と天然と両方出していただきました。
えり焼きに比べると身も多く、より鰻っぽい感じが楽しめます。
★お新香(350円)
茄子、野沢菜、胡瓜、蕪の浅漬け。
さっぱりといただきました♪
★心臓
何て小さな鰻の心臓!
これは養殖ものだそうです。
まだぴくぴく動いてるし!!(>_<)
私はちょいと遠慮しちゃいましたが、男性陣はぺろり。
「味はないっすね。こりこりしてる」というのがその感想でした。
なるほど!
★きも焼
鰻で「きも」というのは胃袋などを指すそうです。
こちらはほんのり苦味があります。
天然の方を食べた男性陣によると、天然の方が硬いとのこと。
★白焼
来ました!鰻っ♪
こちらは養殖の鰻を蒸さずに白焼きにしたもの。
パキスタンの岩塩とバリ島の塩でいただきます☆
脂がたっぷりと乗り、身はふんわり。
お腹としっぽで身のしまり具合や香ばしさが違うんですねぇ。
うーん、旨いっ!
★れば焼
串ものの最後はれば焼。
ふわふわっとした食感がたまらなくいいですね♪
★蒲焼
わーい、蒲焼っ♪
養殖ものと天然ものを食べ比べ。
天然ものの方が身が厚くふんわり☆
明らかに養殖ものとは違います。
焼き方も素晴らしい!
この香ばしさは他に類を見ません。
実は天然ものをいただいたのは今回が初めてだったりします。
そのくらい鰻初心者ながら、この鰻の旨さには感動!!
ちなみに、タレの味は割と濃いめ。
飲んべえの方はお酒が進みそうですねぇ(^_^;)
★ご飯
〆にはもちろんご飯を注文!
鰻の蒲焼きを乗っけて食べると、も~これが旨い!
甘めの香ばしいタレが鰻とご飯によく絡んで、箸が止まりません。
しあわせ~♪
★きも吸(300円)
ご飯を頼むと一緒に来たのがきも吸。
出汁の香りの何と豊かなことか。
素晴らしいお味です☆
ちなみにお会計は1人9200円ナリ。
なかなかいいお値段ですなぁ。
今日の鰻は横利根のものだそうです。
ご主人によると、海の水が入っている場所の鰻でないと不味いんですって。
なるほど~。
とにかく鰻は旨い。
申し分ない旨さです。
でも、こちらのお店の醍醐味は、鰻だけじゃなくご主人のお人柄にもあるんじゃないかと。
ちゃきちゃきの江戸っ子気質、毒も吐くが人情たっぷりで。
今回同行したメンバーの1人は突っ込まれまくり。
これが盛り上がる盛り上がる(笑)
さすがご主人、ツッコミどころもよく心得ていらっしゃるねぇ(^_^)
私なんて、「ほら娘!運びな!」とカウンターからテーブルまで鰻を運ばされたし(笑)
常連さんらしきお客さんがカウンターにいたんですが、その方もお料理を運ばされてたし(笑)
このお店にあるのは、旨い鰻だけじゃない。
粋と人情が息づいてる。
だからこのお店を愛してやまない人たちが、ここに通い続けるんだと肌で感じたのでした。
そんな素晴らしい名店に出会えた夜に感謝♪
そしてこの夜、大物レビュアーさんがたまたま来店されていたというハプニングもあり。
風邪っぴきでへろへろな中の来店でしたが、美味しく楽しいひとときを過ごさせていただきました♪
鰻パワーのお陰か、次の日には風邪もすっかり良くなっちゃいましたし(^_^)v
旨い鰻に会いたくなった時には、是非また寄らせていただきたいと思います。
7位
1回
2010/07訪問 2015/06/28
2010年7月28日。
旧友のオススメということで連れてきてもらったのが、こちらの『ちとせ鮨』。
お店は、大村市の国道34号線沿いにあります。
白壁のとっても素敵な外観です☆
店内は清潔感溢れる雰囲気。
カウンター、テーブル、お座敷があるようです。
我々はカウンターに着席♪
今回は3000円のおまかせ鮨(10貫)をいただくことに。
加えて、茶碗蒸しの冷製と凍頂烏龍茶をオーダー。
こちらでは江戸前のお鮨をいただくことができるらしいです。
カウンターでお鮨をいただくなんて、大人になってからは初めて!
しかも初めての江戸前!
どきどきしてしまいます~(>_<)
★鯛
まずは鯛。
シャリとネタの間にしそを挟み、岩塩を振り、かぼすを絞った一品。
お鮨自体は非常に小ぶり。
お箸で持ち上げても回転寿司のように崩れないし!
それなのに口の中に入れるとほろり、とシャリがほぐれ、ネタの弾力と相まってえもいわれぬ味と食感が楽しめます。
かぼすの香りの何と爽やかなこと。
素晴らしい!
江戸前のお鮨ってこんなに美味しいんだ~!
★ヒラマサ
ポン酢、大根おろし、葱に胡麻油を混ぜたものがトッピングされています。
板さんによると、ヒラマサの脂は少しくどさがあるらしく、このトッピングでそのくどさが緩和されるよう。
確かにさっぱりといただける一品☆
★トロ
上質な脂が口の中いっぱいに広がります。
うぅ、美味しい~!!
★炙りサーモン
香ばしく炙ったサーモンにタレを塗ってあります。
こちらもとろけます~~。
★シマアジ
非常に新鮮、そして肉厚!
この滑らかな舌触りたるや、青魚とは思えません。
★ボタン海老
ぷりっぷり、もちっもちとした食感、そしてこの甘みがたまらない!
このボタン海老の頭の部分を使ってお味噌汁を出していただけるんですが、これがまたいい出汁が出てるんだわ~。
★イカ
ここでイカが登場☆
脂の少ない魚ほど、ワサビの効きが良いらしいです。
このイカ、美しく細かく細工が施されていて、食べるのがもったいないくらい!
★シャコ
東京でシャコを食べたことがありましたが、堅くて食べられたものではありませんでした。
しかしここのシャコは全く別物!
ふわっといい香りがして、柔らかい身はほろほろとほぐれていきます。
うわー、これがシャコ??
板さんによると、生のシャコを茹でて使っているそうで、そのためこの美味しさが出せるらしいです。
★佐賀牛の炙り
佐賀牛の旨さを存分に引き出した一品。
美味しい!
もっと食べたい!
★鯨の皮
最後に1貫、好きなものをリクエストできるそうで。
私は鯨の皮をオーダー。
初めていただきましたが、もちっとした食感、脂っこすぎないがしっかり鯨の脂が感じられるのが楽しくて。
面白いな~、これ♪
★手巻き寿司
旧友は最後に手巻き寿司をオーダーしていて、美味しそうだなーと思って見ていたら、「握りましょうか?」と板さん。
これは食べるしかない!
質の良い海苔に巻かれたシャリとネギトロ。
写真を撮る間もなく、食べなきゃどんどんしっけてきちゃう!
ぱりっ、さくっという海苔の食感を味わうためにひたすらかぶりつきました。
こんな美味しい手巻き寿司がこの世にあるなんて~。
★茶碗蒸しの冷製
山芋と出汁を合わせているのかな?
その中に銀杏や海老、かしわなどの具が入っています。
この出汁が絶品!
薄味だが驚くほど風味が良く。
上品な香りが鼻を抜けていきます。
うわー、すごい。
この後、サービスで卵焼き、富良野メロンをご馳走になってしまいました。
板場の隅っこで若い女性の店員さんがずっと立って待機しているのは、何だか見られているようで落ち着かなかったけれど。
まあ仕方ないか(^_^;)
お土産に2000円分で握りを握っていただいて、お会計は7500円。
これだけのお鮨をこのお値段でいただけるなんて、素晴らしいと思います。
連れて来てくれた旧友に感謝☆
また是非寄らせていただきます。
ご馳走様でした♪
8位
1回
2010/09訪問 2010/10/09
【再々訪】蕎麦の爽やかで鮮烈な香り、天婦羅の香ばしさ。うーん、旨い!
◆◆2010年9月30日再々訪◆◆
1ヶ月経たないうちに再々訪(笑)
後輩に、「肉姉さん、お蕎麦食べに行きますか!」と言われてぐっときてしまいました(笑)
というわけで『一喜』へ。
壁に貼ってある「かき天せいろ」にテンションアップ!
何と今日かららしいです!
あぁ、でも今日は穴子天せいろを狙ってたんですよね・・・。
しかし後輩が天婦羅そば(天婦羅は別盛り)を頼むのを見て、穴子天そば(1635円)を頼んでしまいました。
あったかい蕎麦は邪道では?と思いつつ(-_-;)
しばらくして、天婦羅とお蕎麦が一緒にやって来ました☆
何と、大きな穴子!
30センチくらいはありそう!
器からはみ出してるし!
他にはしめじ、蓮根、茄子の天婦羅がついています。
香ばしく軽やかな天婦羅。
穴子は脂が乗っていて非常に旨い!
そしてあたたかいお蕎麦☆
三つ葉の香りが食欲をそそります。
鰹のよい香りが鼻を抜け。
濃口醤油の配分の具合もいい。
蕎麦の風味と鰹出汁の香りが合わさるとなお旨い。
ああ、やっぱりここの店は間違いがないですね。
今日もご馳走さまでした♪
◆◆2010年9月8日再訪◆◆
評価を4→4.5に上げさせていただきました♪
この日、どうしてもこちらの蕎麦が食べたくて、1年ぶりに再訪♪
「新そば」ののぼりがはためいているのが見えます。
開店直後の時間だったせいか、まだ誰もお客さんはいないよう。
1人で蕎麦、しかも夜に食べに来るなんて人生初!
どきどきです~(>_<)
席は、4人がけのテーブルが4つ、2人がけのテーブルが1つ。
1年前と変わらず、清潔感があって非常に落ち着いた雰囲気。
奥の方ではまだ小さなお子さんの声がします。
お子さんに楽しげに、笑いながら奥さんが声を掛けている様子も窺えて、何だかほっとする感じ。
いいなぁ、こういうの。
もう鱧はやってなさそうだし、今日は穴子天せいろにしようかな~と思っていたのですが。
「鱧の天婦羅ってやってないですよね?」と奥さんに確認すると、何とやっているとのこと!
お品書きにはないけれど、壁に貼ってありました!
しかも時期的にもうそろそろ終了らしく。
というわけで、鱧天せいろ(1635円)を注文。
やったあ♪
お品書きを読むと、こちらのご主人は『一栄』で修行された方とのこと。
私は蕎麦には全く疎いのですが、何やら流派というか、系譜があるようですな。
蕎麦だけではなく、一品料理も色々と置いてあるようで、これはぜひ試してみたいところ。
(おひとりさまなので我慢しましたが)
まず、そばつゆと薬味(白葱の小口切り、山葵、大根おろし)が運ばれて来ました。
こちらのそばつゆは濃い目の味にしてあるとのこと。
ほどなくして蕎麦が到着♪
追加料金を出せば十割にしてくれるそうですが、今回も二八で。
こちらの蕎麦の瑞々しさは他に類を見ません。
美しい、という形容がぴったり。
「まずは一口、お蕎麦を召し上がってみて下さい」と奥さんに言われ、早速一口。
・・・あぁ、これだ!
この味!
しっかりとコシがあり、蕎麦の良い香りがふわりと漂う、これがこちらのお蕎麦なのです☆
鰹のお出汁もこのお蕎麦に非常によく合っています。
全然力負けしていない。
そして、鱧の天婦羅!
びっくりするくらい大ぶりの鱧が4つも!
さらにオクラと茄子。
お塩をつけていただきます♪
わー、さくさく!
衣が軽い!
鱧の何とぷりぷりしていることか!
油もいい香り♪
鱧、蕎麦、鱧、蕎麦、と交互にいただくと旨さがどんどん増していきます。
至福の瞬間。
これが今年最後の鱧になるんだろうなぁ。
そう思いながら、最後の一切れをいとおしみながらいただきました。
オクラはちょっと育ちすぎ?
堅い筋があって噛み切れず・・・。
まあ仕方ありません。
奥さんが、「天婦羅、多ければお持ち帰りできますよ」と言って下さったのですが、「ちょうどいいです☆ありがとうございます♪」と返し。
その通り、ぺろりといただいちゃいました。
普通の女性だとちょっと量は多めかも。
蕎麦の量はそれに比してやや少なめ。
追加料金が掛かりますが、大盛りを頼むのがよろしいかと。
〆は蕎麦湯をいただきました☆
出汁とあいまって、非常に深みのある味と香り。
あぁ、美味しい。
最初から最後まで、唸り、笑み、幸せを感じられるお食事でした。
おひとりさまも悪くないですね♪
「ご馳走様でした」と心から感謝の気持ちをお店の方にお伝えしながら。
大満足でお店を後にしたのでした。
次は穴子天せいろを食べようっと♪
***************************************************************************************
2009年8月28日。
残暑の厳しい日差しが照りつける中、初めて訪問させていただきました。
お店は、西東京市役所(保谷庁舎)の目の前にある魚屋さん?の右手の小道を歩くとすぐのところにあります。
ここ、ずっと気になってたんですよねー。
だって”ここは旨いぞ~”というオーラを感じるんですもん。
引き戸を開けるとまだ誰もお客はおらず。
店内は、4人掛けのテーブルが4つと、2人掛けのテーブルが1つ。
思ったよりも広いです。
清潔感のある黒のテーブルに白い壁。
まだ真新しい雰囲気です。
ふと店の隅を見ると、芸能人のサイン色紙が3点ほど飾られています。
その中に藤田まことさんの文字が見えました。
おぉっ、もしやここって隠れた名店??
まず出されたのは熱い蕎麦茶。
やわらかい蕎麦の風味がしてほっこりした気分になれます。
蕎麦初心者なので、恥ずかしながら十割と二八の意味も分からず・・・。
メニューを見て心惹かれたのは夏季限定の鱧天せいろ。
普通の天せいろ、穴子天せいろも魅力的だったのだけれど。
後で”本日のかけそば”(?)というのが壁に貼られているのを発見。
”めかぶとろろかけ”と”小海老天かけ”があったよう。
さて。
10分弱待ち、やって来たのは美しい色のお蕎麦♪
そして鱧の天婦羅。
この鱧の天婦羅が、で、でかいっ!
もっとちんまりしたものが来ると思っていたんですが、この鱧の大きさはすごい!
そんな鱧が3つも盛ってあります。
添えてあるのはオクラと茄子の天婦羅。
夏野菜だー♪
早速あつあつのところをお塩でいただきます。
さくっとした香ばしい衣、そして肉厚の鱧の甘みがふわっと口の中に広がります。
う、うまーーい!
これは旨い!!
こんなに旨い鱧の天婦羅、食べたことない!
続いてお蕎麦をいただきます。
鰹だしのきいた甘めのつゆはかなり私好み。
瑞々しいお蕎麦をつゆにつけ、ずずっと音を立てて一気にすすります。
あぁ、爽やかなお味。
麺のコシ、蕎麦の香り、申し分なし!
蕎麦も旨い。
天婦羅も旨い。
一緒に食べるともっと旨い。
「うまーい!」と連呼しながら食べたいくらいの、素晴らしいお味でした。
これで1635円は決して高くないと思います。
我々が入店した後から、次々に常連さんらしいお客さんが入ってきてほぼ満席に。
結構知られてるお店なんですね。
接客しているのは奥さんなのかな。
控えめだけれど丁寧で柔らかい接客が心地良かったです。
(「お料理の写真を撮ってもいいでしょうか?」と確認するとちょっとびっくりしていらっしゃいましたが)
というわけで、お店から出ていたオーラは本物でした。
なかなかこの近辺まで足を伸ばす機会はないんですが、近くに来た際には是非再訪したいですね。
いやー、ご馳走様でした♪
9位
1回
2010/12訪問 2011/05/07
【番外編】眼鏡橋そばに彗星のごとく現れた上質なリストランテ♪
◆◆2010.12.31◆◆
毎年、この時期になると焼肉一家で頭を悩ませるのがお正月のおせち料理。
年明け最初に口にするものなので、やっぱり大事!(笑)
ここ数年は気に入ったお店にお願いするのが慣例になっています。
今年は二軒におせちをお願いし、そのうち一軒がこちら『Piacevole』のイタリアンおせち♪♪
大晦日、大雪の中を焼肉弟が受け取りに行ってくれました。
ありがとうっ!
で。
食いしん坊の焼肉一家、元旦まで待てずに大晦日にいただいちゃいました(笑)
だってもう一軒分あるし(笑)
おせちメニューのラインナップはこちら。
★つぶ貝のガーリックバジル風味
★オオセ(高級ふか)・平貝・水蛸のオリーブマリネ
★毛蟹と帆立 サフランムース
★鮑とからすみ
★ヤリイカの魚介詰め
★鰆のけしの実焼き
★足赤海老のトマト煮
★南瓜・ツナ・白インゲン豆のサラダ
★ポルチーニ茸のフリッタータ
★人参のケーキ仕立て
★トマトの肉詰め
★牛肉のパテ
★仔牛スネ肉のトマトクリーム煮
★生ハム干柿巻き
★燻製鹿のロースト
★和牛ローストビーフ
★金柑のケーキ
お店でいただくもの同様、シェフのアイデアがきらめくお料理の数々。
ワインが進む進む(笑)
4人前で18000円。
写真は2人前で、ほぼ同じ内容のものがあともう一盛りあります。
このお値段でこの内容は素晴らしい♪
容器がやや安っぽいのが残念ですが、このお値段なら納得。
来年も是非お願いしたいですね(*^_^*)
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◆◆2010年5月5日再訪◆◆
こちらのお店には是非また来たいと願い続けておりまして。
GWの最中、ようやく再訪が叶いました!
今回は夜の訪問になります☆
今日のお客は、我々の他には2組のみ。
しっとりと落ち着いた雰囲気で、ゆっくりお食事を楽しむことができました♪
まずは飲み物をオーダー。
連れはクランベリー・レディ、私はジンジャーエール・ピアチェーボレ風。
このジンジャーエールがめっさ美味しい!!
刻んで甘く味付けしたジンジャーがたっぷり入っていて、すごく爽やか!
これは初めて体験する味かも!
美味しくてごくごく飲んでしまいました♪
今日お願いしたのは4500円のコース。
お料理はこんな感じ。
★前菜:鱧のフリット、しめ鯖に焼き茄子のピューレをトッピングしたもの、子羊のパテ、魚介のムースサフラン風味
★パスタ1皿目:カジキマグロとオクラの冷製カッペリーニに雲丹を添えて
これがもう絶品!
カッペリーニには卵黄のソースを絡めてあって、とてもまろやか。
カジキマグロは表面を軽く炙ってダイス状にカットしてあります。
そして上にたっぷりとトッピングされた生雲丹!!
お店の方に「今日は記念日ということで多めに乗せさせていただきました」とお茶目なコメントを
いただいてしまいました(^_^)
★パスタ2皿目:鶏もも肉と砂肝のコンフィ、ズッキーニ、ドライトマトの自家製フェットチーネ
パスタ2皿目は温かいフェットチーネ。
鶏肉が何ともジューシーでフェットチーネに本当によく合います。
絶妙のバランスです!
★魚料理:的鯛のポワレ、穴子のソテー、焼きリゾット。穴子の骨煎餅添え
そろそろお腹がいっぱいになってきた頃にやって来たのが魚料理☆
穴子の骨煎餅はさくさくかりかりっとして最高の食感!
的鯛は本当に新しくてふわっといい香りがします。
そして焼きリゾット!
鱧の出汁で作ったそうですが、バルサミコ酢とあいまって、何とも言えぬ深い甘みが口いっぱいに
広がります。
おいしーー♪
★肉料理:牛頬肉の煮込み、温野菜添え
あぁ、この頬肉の何と柔らかいこと。
とろけますがな~。
フォンドボーをベースにしたと思われるソースも秀逸。
旨い。とにかく旨い。
★デザート:甘夏のムース、ブラッドオレンジのムース、焼きショコラに苺のジェラートを添えたもの
三層になったムース、一見すると何の味か分からないのだけれど、口に含むとブラッドオレンジの
鮮烈な香りがやって来ます。
うわー、これは意外です!!
★パン
自家製ではなく、配合を言って焼いてもらっているらしいです。
程よい堅さのバゲット。
添えてあるオリーブ油は非常にフルーティで渋みのないタイプのもの。
瓶1本分1000円程度でお持ち帰りできます。
あまりに美味しかったので、1本お土産に買っちゃいました♪
★紅茶
前回のレビューで、紅茶は扱っていないようだと書いてしまったのですが、間違いでした。
スミマセン(>_<)
お願いすると紅茶を出してくれました。
しかもこの紅茶がすごくいい香り。
何のフレーバーなのかなー。
デザートにすごく合います☆
これで4500円!?
安すぎないか??と思ってしまうCPの高さ!
1皿1皿が非常に上質です。
シェフの煌めくようなセンスがそこかしこに感じられるお料理達。
モノによってはちょい味が濃いめのものもあり。
お料理とお料理の間隔がやや空きすぎかな?というのもあるのですが。
お店の方が本当に心を込めて接客して下さっているのが伝わるので、さほど気になりません。
今日も期待を裏切らず大満足!
ごちそうさまでした♪
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2009年12月26日。
暮れも押し迫ったこの日、長崎市内に美味しいイタリアンのお店があると聞きつけてランチで初訪問♪
電車で行くなら『賑橋』電停で降り、袋橋を渡ってすぐのところにあります。
こちらが『Piacevole』。
2008年にオープンしたばかりのリストランテです。
13時少し前に入店。
店内は白とオレンジを基調にした明るい雰囲気。
6~7席のカウンターと、4人掛けのテーブル席が2つほど、6人掛けのテーブル席が1つ、奥に個室らしいお部屋も。
キッチンには3、4人いて忙しそうに動き回っています。
まずは乾杯♪
私はピーチソーダ、連れはスパークリングワインとギネスビール。
喉を潤したところで、お料理をいただきます☆
今日は2600円のコースをオーダー。
これはお魚とお肉がハーフポーションで提供されるというものです。
さて、コースの構成は。
★前菜
◎豚のリエットと里芋を蒸したもの
豚のリエットは肉の旨味がよく出ています。
里芋はかなり固めの食感。こりこりっとな。
◎ロール白菜のポトフ
豚挽肉を白菜で巻き、スープで煮込んであります。
ちょい味は濃いめだが美味しい!!
◎真鯛のスモークのカルパッチョ
真鯛をスモークして薄切りにしたものをサラダ仕立てにしてあります。
苺のソースの程よい酸味がとてもよく調和している一品。
★パスタ
ブロッコリー、茸、フレッシュトマト、ツナのフィットチーネ。
自家製麺にスパイシーなサフランソースがよく絡み、これはめっさ旨い!!
★魚料理
牡蠣とマトウダイのソテー、タイラギのソース。
魚介の出汁が存分に堪能できるソースですね。
もうもう絶品!
おいし~☆
★肉料理
渦潮豚のソテー。
スモークした渦潮豚に、ポルチーニ茸と牛蒡のソースが添えられ、いいアクセントになっています。
この渦潮豚というのは初めていただきましたが、非常にジューシーで柔らかく味のあるお肉。
いやー、美味しかった♪
★パン
焼きたてのバゲットをサーブしてくれます。
とても風味がいいですね~。
★デザート
◎リンゴのソルベ
◎フランボワーズのムース
◎金柑のケーキ
デザートは割と普通です。
★コーヒー
コーヒーか紅茶かは選べないのかな?ちょっと残念。
オーダーしてから最初の一品が来るまで随分待たされ、どうなることかと思ったのですが。
シェフらしき人が「お料理が遅くなりまして申し訳ございません」とわざわざ言いに来てくれたのは好感が持てました。
サーブする度に、一品一品丁寧にお料理の説明をしてくれるのが嬉しいですね。
お料理への愛情が感じられますな。
「お写真を撮っても大丈夫ですか?」と尋ねると「どうぞ」とにこやかに返してくれたのも嬉しかったですし。
3人で10000円。
CPもなかなかです。
お料理一品一品がとても上質で。
それ以上にシェフの料理を愛する気持ち、お客様を大事にしようとする姿勢が素晴らしくて。
間違いなくここはお気に入りのお店になりそうです☆
10位
1回
2010/02訪問 2010/06/03
2010年2月6日。
時はバレンタイン1週間前。
遂にやって参りました、『ラ・メゾン・デュ・ショコラ』!!
前々から来たい来たいとは思っていたのですがなかなか機会がなく、今回バレンタインにかこつけて初訪問させていただきました。
丸ビルで友人と待ち合わせ、北風吹きすさぶ中、お店を目指して歩き続け。
あまりに寒いので、なるべく外を通らないようにビルの中をぐるぐる回っていたら迷ってしまいました(>_<)
お隣りはサダハルアオキのショップ。
おしゃれだ~。
いよいよお店の中へ。
店内はたくさんの女子で溢れ返っていて、まさにチョコ狩りの光景が広がっています☆
注文したい場合は列に並ばなければならないようで、何を買うか目星をつけて10人ほどの行列の最後尾に。
店員さんが丁寧に対応してくれたんですが、緊張しちゃいました。
買ったのはバレンタインコフレ(3400円)と2個入りミニコフレ(1200円)。
「20度以下で保管して下さい」と言われ、特に保冷剤などはつかず。
ちなみにショーケース内は19度に保たれているらしいです。
お会計の時に、「よろしければどうぞ」とサービスで2種類ほどのチョコが出て来ました♪
レビューを読んで事前にこのサービスは知っていましたが、目の前にチョコ!
テンションが上がります♪
1粒食べて、その芳醇な香りにくらくら~。
お、おいしい・・・!
もう1粒食べていいのかしら、どうなのかしら、と迷っているうちにトレイを下げられてしまいました(涙)。
さて。
ミニコフレは焼肉妹とありがたーく賞味させていただきました。
★ボエーム:プレーン・ミルクガナッシュムース(メニューより)
甘さ控え目のチョコ。
芳醇な香りが口いっぱいに広がります~。
後味も非常に爽やか!
★リゴレット・ノアール:キャラメルバター風味のムースをダークチョコレートでコート(メニューより)
こちらは結構甘いです~。
でも素晴らしい風味!とろける旨さ!
こんなに美味しいチョコレート、初めて食べました(>_<)
もっと食べたい!
でも高い!!
これは年に1度、バレンタイン時期にしか買えないかも・・・。
2010年はたくさんの出会いに恵まれた年でした。
たくさんのお店、たくさんのお料理、そしてたくさんの人たち。
その1つ1つが私にとって大きな財産になっています。
トップ3は、「出会いの鮮烈さ」で選ばせていただきました♪
人生で初めて出会う秀逸な内臓料理に心が震えた『ル・ブルギニオン』。
とんかつを芸術的なレベルにまで高めているご主人の匠の技に感服した『燕楽』。
運命的に出会った至高のチョコレートケーキに眩暈を覚えた『patisserie K.ViNCENT』。
このトップ3は不動です(^_^)
その他、トップ10には、その出会いに感動し、感謝の気持ちでいっぱいになったお店を挙げさせていただいています。
食べる楽しさ、出会う喜び、それらを存分に味わった2010年。
2011年も今年以上に出会いのある1年になるといいなぁ。