焼肉姉妹さんのマイ★ベストレストラン 2011

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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たくさんの出逢いに恵まれた2010年。
2011年は昨年以上に幸せな、心に響く出逢いに溢れた1年でした。
今年以上に多くのお店に触れられる1年は、もうないだろうと思うくらいに。

そして、新しいお店に出逢うことが楽しくて仕方がなかったこれまでとは違い、
愛してやまないお店に、何度も訪問させていただいた2011年でもありました。

今年選ばせていただいた10店は、その出逢いに胸を打たれ、これからも出逢い続けたいと願うお店たち。
そして出逢い続けているお店たち。

だいすきな人たちと、だいすきなお店に通い続けること。
それがこれほどまでに幸せだと気付かせてもらえたことに深い感謝を。





マイ★ベストレストラン

1位

SALONE 2007 (元町・中華街、日本大通り、石川町 / イタリアン、パスタ)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.8
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.9 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2014/12訪問 2015/02/20

君に、また出逢うために。


4年ぶりに再訪。
その間に、テアトリーノビオディナミコ、ナミコの辻さんが立ち上げられたConvivioなど
SALONEにゆかりのあるお店をぐるり一周♪
大阪の『クイントカント』にも行こうね行こうね、って話してたけれどタイミングが合わず。むねん。

今回、久しぶりの再訪を決めたのは、SALONE2007がバーニーズ・ニューヨークに移転し、
藤巻さんが大阪から東京に戻られると伺ったから。
(ちなみに藤巻さんはいつもサービスに立たれているわけではありません)


旧店舗も素敵だったけれど、新生SALONEはフロアが以前よりも広くなり、席数も増えました。
席間もより広くなってゆったり。
濃紺のゴージャスな雰囲気は、SALONEらしさ全開でワクワクします。


藤巻さんがテーブルについてくださって、まずは最初のシャンパーニュを。
あまりに嬉しくて「いぇーい!」と躍り出しそうだったけれど、こらえました、ええ。(笑)


この後の4時間、本当に楽しくて幸せで。
たぶんわたし、めっちゃ大口あけて笑っていたとおもいます。(笑)


移転オープンして最初の月のディナー。

全9皿。計算され尽くしたお皿たち。
全ての料理にワインをつけるとフルで27561円、ハーフで21324円と最初に書いてあるのもありがたい。
しかもこれは税・サ込みのお値段。


いただいたお料理は写真の通り。

最初のひとくち、黒毛和牛をぺろりといただいてまず安定の幸福感。
雄雉と赤海老のお皿を挟み、鮮魚のヴァポーレへ。
このヴァポーレは移転前のSALONEと同じレシピだそう。
懐かしい~♪

ハーブをぎゅん!と利かせ、複雑かつ多層的な味わいのお皿が続いて時々方向を見失いそうになる。
でも、この迷宮に迷い込むような感覚と、そこに強い光が射して新しい世界に連れて行かれるような。
そんな感覚の揺れや遊びが楽しく心地いい。


今回のお料理の中では、鴨が伝わりやすい美味しさだったと思います。
外側はぱりっと香ばしく、中はレア。
この激しく対照的な火入れはまさに絶妙で。
ソースの対照性も面白い。


そして、どうしてこれほどまでにときめいたかって。
それはお皿とワインとのマリアージュがあまりに素晴らしすぎたから。
お料理単体では踏み込めない領域に、ワインが誘ってくれる。
ワインと料理が融合して初めて到達できるこの至福の感覚。


たぶん11杯ほど。
ほぼ飲み切りました。

あぁ。
4年、間を空けた意味はあったんだなあ。
涙が出そうなくらい嬉しくて幸せ。
わたし、のんべえになれて、良かった。(笑)


サービスは若い方が多く、とてもフレッシュ。
藤巻さんが前面に立つのではなく、若い方たちを育てていこうとされている空気も
感じられます。


たくさんの幸せをぎゅっと噛みしめながらの帰路。
わたしにとって、此処はやっぱり特別なお店。
何度でも出逢い直したい、だいすきなお店なのです。


****************

SALONE2007初訪レビュー
http://tabelog.com/rvwr/000100223/diarydtl/124451/


  • 岩手県産A5黒毛和牛とじゃが芋のピュレ
  • 雄雉の胸肉と赤海老
  • 真鯛のヴァポーレ

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2位

フロリレージュ (外苑前、表参道、乃木坂 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥6,000~¥7,999

2013/11訪問 2015/03/27

出逢いすぎたとしても、なお。


「どのお店がいちばん好き?」って訊かれたら、迷わず「Florilege」って答えます。
2年前に出逢った時からだいすきなだいすきなお店。
2012年は毎月訪れる機会をいただきました。

席数は20席。
窓のない造りのお店は、昼も夜もしっとりとした雰囲気。
でも夜の空気はちょっと特別。
非日常の、居るだけできゅんと胸が音を立てるような艶やかさがあります。


ランチは4200円のプリフィクス。
ディナーは10500円のおまかせ。


ランチの構成は、前菜、メイン2皿、デセール。
四角いグリーンオリーブに始まり、パート・ド・フリュイで終わる流れ。
メインは1つの食材を2種類の調理法で出すという楽しい試み。

前菜は、初めて訪れるならフォアグラのお料理をぜひ♪
こちらのスペシャリテ、フォアグラとメレンゲのコントラストは心が打ち震えるほどの感動を与えてくれます。

メインは魚料理、肉料理、内臓料理から選べるけれど、川手さんのお料理の神髄を感じるならば肉料理、もしくは内臓のお料理を。
肉料理の火入れは超絶すぎて、いつも「このお肉、連れて帰りたいっ」って言っちゃいます。(笑)
デセールはチョコレートを様々な形で魅せてくれるものがお気に入り。

ディナーはランチをさらにふくらませた構成が楽しめます。


川手さんのお料理の、いちばん素敵なところ。
それは素材の声を大事にされているところ。


時にささやき。
時に歌い。
時に笑い。


そんな素材の声を聴いて、川手さんが織り成すお料理たちは、お皿の上で手を繋ぎ、絡み合い、最高の形で目の前に現れます。
この組み合わせしかないという必然が、そこに。

常にチャレンジング。
そして遊び心たっぷり。
だから時々「ええっ」とびっくりしてしまったり、思わず笑顔になってしまったりするお皿もあるのだけれど、だからこそ応援したくなるし、安心感があるんです。


そして、あたたかみとユーモアに溢れるサービス陣が、この素晴らしいお料理をさらに美味しく楽しく演出して下さいます。
近藤さんの絶妙な間合いと話術に、いつも脱帽。(笑)


シェフも、サービスの皆さんも、このお店を、お客を愛してやまないことがぎゅんぎゅん伝わって来るお店。
ここで過ごす時間は、いつもあっという間に終わっちゃう。
幸せで、心がぽかぽかあったかくなって、いつも帰る時には満たされた気持ちで。

幸せの余韻は、お店を出た後も。
振り返ると川手さんと近藤さんがお二人でずっと見送って下さっていて。
また必ず来ますね^^っていつも心の中でお返事するのでした。


2012年最後のFlorilegeは、昼も、夜も。
この時期のランチは7350円の特別コース。
あまりの素晴らしさに胸を打たれました。

そして、ディナーは1年8か月ぶり。
ワインとのマリアージュに身も心も酔いしれる、素敵な夜になりました^^*


これほどまでに、幸せな気持ちになれるお店は他にはなくて。
私にとって、これまでも、これからも、最愛、最高のレストラン。
初めて出逢った時から、恋し続けているレストラン。
そして、これからもずっと、恋し続けるレストラン。*・゜゚・*:.。..。.:*


  • FLORILEGE♪
  • (説明なし)
  • (説明なし)

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3位

日本橋橘町 都寿司 (馬喰横山、東日本橋、馬喰町 / 寿司)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 5.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2014/12訪問 2015/11/11

江戸前に恋し続けて。


お鮨を食べる時、わたしは必ず指でつまむ。
箸を使ったことはない。
指先から伝わる、ネタと舎利の一体感、ネタの熟成感。
指でまずそれを味わうのが本当に楽しい。


お鮨を食べる時、わたしは必ず目を閉じる。
感覚が研ぎ澄まされる。心がふるえる。
この瞬間が何よりも好き、何よりも幸せ。


そしていちばんわたしを幸せな気持ちにしてくれる鮨屋、それが都寿司。
ネタと舎利のバランス、温度感。
「ぴったり!」と思わず言いたくなる、この絶妙さ。


ご主人の杉田さんは、常連でも、一見でも態度を変えない。
いつでも真摯で丁寧な仕事ぶり。まさに職人の中の職人。

「おいしい・・・!」

そっとつぶやいた後、ふと顔を上げるといつも杉田さんの笑顔がある。


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こちらのお店に出逢ってから3年が経ちました。

今年は6回訪問。1月、3月、5月、7月、9月、そして12月。


この3年の間に、ネタの切り付けが随分厚くなった気がする。
ちょっとぽってりしてきましたね。

酢の加減も試行錯誤されているのか、強すぎて驚いた時もあったけれど、今はほどよく。
舎利もネタも絶えず変化してゆくのがこちらの鮨の面白さ。

そう、そして。
この3年間での大きな変化は、お酒が飲めるようになって、こちらの良さがさらに分かるようになってきたこと。
わたしの大好きな銘柄が勢揃いしたラインナップに毎回心ときめく。
つい先日伺った時は、のんべえなお連れ様と雨後の月、而今、新政、十四代をいただいてとろんとろん。(笑)


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わたしがお鮨の旅を始めた時、心にあったのは。
「都さんを超える鮨屋に出逢いたい」、ただそれだけ。

超える鮨屋は確かにあった。
でも通いたい鮨屋はきっとここだけだ。


わたしにとって、唯一無二。
この鮨への恋は、まだ続く。


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■■2011年4月初訪レビュー

恥ずかしながら、お鮨の経験値は限りなくゼロに近いわたくしめ。
カウンターでお鮨をいただく経験なんて片手で数えるくらいしかございません。

そんな私がずっと気になっていたのが『日本橋橘町 都寿司』。
敬愛するレビュアー様が、皆さん口を揃えて絶賛されるんですもん(笑)

4月のある夜。
こちらのお店の常連の方にお願いして、ようやくかなった初訪問♪

お店は馬喰横山から徒歩5分ほど。
A3出口を出て、通りを渡った向こうにエネオスがあり。
このエネオスのわき道を真っ直ぐ行くとお蕎麦屋さんが見え、その隣にお店があります。

手前にテーブル席が1つあり、その向こうに10席ほどのカウンター。
綺麗に手入れされた店内はきりりとした清涼感に満ちています。


ご主人の杉田さんはまだ30代とお若い。
しかし客から常に目を逸らさず、その声に耳を傾けているのが分かります。
こちらのどんな小さなつぶやきも聞き漏らさない。
「美味しい…!」というため息にも似た小さな声すらも受け取って、「ありがとうございます!」と笑顔で返して下さいます。
何よりよく響く声が気持ちいい♪

ここに立つのはまぎれもなく、本物の職人。

腕の素晴らしさは言うまでもありません。
しかし杉田さんの誠実な、あたたかみのあるお人柄が、このお店をかくも愛されるお店たらしめていることは間違いないと思います。


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さて。
こちらでは握りのみ(8000円)か、つまみと握りを合わせたおまかせ(11000円~)がいただけます。

今回は握りのみ。
14貫に卵焼きで8000円。
この値段設定にも驚嘆!

梅酒を1杯つけて9000円。
素晴らしい♪


まず出てきたのはうるいのお浸し
しゃきっとしたうるいの瑞々しさとほんのりと口に残る苦み、そこに控え目に出汁が絡みます。
春を感じられる一品♪


そして小鰭から。
日本一との呼び声が高いこちらの小鰭。
美しい照りに目を奪われます。


ドキドキしながら指を近付けて。
指先がネタに、舎利に触れます。

あぁ。
指先が触れるだけで一瞬にして伝わってくる旨さ。
こんな体験は初めて。

口にとととっと含む。
目を閉じて味わう。

この極上!

絶妙な味わいにシメられた小鰭、一粒一粒が口の中で立ち踊る舎利!
至福としか言いようのない数瞬をただただいとおしむ。

あぁ、美味しい♪
しばらく続く余韻に身も心も委ねます。


極上の時間は、さらに。


マコガレイ、藁で炙った鰆、かすごの昆布じめ、真鯛、鮪、鯵、金目鯛、トリガイ、車海老、蛤、小柱、雲丹、穴子、玉子焼き。


白身の魚は3日ほど置いて熟成させているものもあるよう。
しっとりとまろやかな味わいが舎利とともにほろほろと溶けてゆきます。
これまた極上!!

藁で炙った鰆はその香りの豊かさに眩暈がするし。
金目も同じく炙りをきかせており、じゅっという脂感が指先から伝わってきます。

丁寧に仕事をされたネタ達は、味わいの深さを一層増して目の前に立ち現れ。
現れる度に目を閉じ、押し寄せるその旨み深みをただただ味わう。

至福。
ただひたすらに。


このお店は完全に2回転なんですね。
17時半~20時と、20時~22時半かな。
ゆったりと味わいたいなら断然2回転目でしょう。


再訪必至。
恋してしまったから。このお店に、このお鮨に。


  • こはだ
  • 真鯛
  • さわら

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4位

レストラン バカール (神泉、駒場東大前、渋谷 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2015/01訪問 2015/02/20

それはきっと、恋に似てる。


その後も何度か訪問。
前回は直前キャンセルのメールが入り、初めての自力予約。
かわゆいかき氷部副部長のよっちゃんと2人でしっぽり堪能。(笑)

そして、今回ありがたいお誘いをいただき、1年ぶりに再訪。
9000円のコースにワインペアリング(5000円)を。

金山さんのサービスはやっぱりめっちゃ楽しい♪
スピード感と濃やかさ。
次から次に繰り出される技の数々にこちらの気分も最高潮。

「某テレビ番組でお見かけしましたよね」って。
金山さん、そのネタもよく覚えておられますね。(笑)

お料理はさらに繊細さが増したように思います。
いちばんの変化はワイン。
ここはワインが弱い印象があったんだけど、見事に変貌を遂げましたね。
どれも素晴らしかったです。

今回ご一緒したみなさまがとても気持ちのよい方たちで、終始笑いに溢れた会でした。
本当にありがとうございました♪

楽しい時間が必ず約束される稀有なレストラン。
サプライズの魔法は、まだまだ続きそうです。


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■■2012年6月レビュー

都内には予約困難なフレンチのお店がいくつかあって。
Quintessence』や『Florilege』は、恐らく日にちを選ばなければ自力で予約ができると思う。(たぶんw)
でもこちらの『bacar』は「超絶」に予約が難しい。
たった13席しかないし、ディナーしか営業してないし。

予約は、2か月前の同一日、13時から開始。
一度だけ13時10分に繋がったことがありますが、すでに満席でした。(苦笑)

前置きが長くなっちゃいましたが、そんなお店にこれまで3度も訪問できたのは、心ある、そして強力な運のある友人のお陰です。(笑)
この場を借りてお礼を申し上げます^^


こちらのお店の良さは、やっぱりオーナーソムリエの金山さんのサービスに尽きるかも。
お料理の説明は臨場感たっぷり。
こちらのわくわく感をぐんぐん高めてくれます。
まさに金山劇場。(笑)
最初から最後までお客をわくわくどきどきの渦に巻き込んで、ジェットコースターのような高揚感が味わえる、そんなサービス。

お料理は、5250円のコースもあれば、アラカルトも充実。
さらに1日1組限定、8800円のおまかせコースもあります。
こちらはまさに少量多皿、きらきらしたお皿が次々に表れる楽しい構成。

サービスも素敵だけれど、お料理ももちろんしっかりと美味しい♪
「魅せる」技に長けたお料理だと思います。

特に有機野菜のバーニャカウダは必食。
野菜の説明を金山さんからしていただくだけで楽しい。
添えてあるカニミソのソースは一度食べるとトリコになります。(笑)

魚料理も肉料理もポーションがしっかりあり、素材とソースの合わせが見事。
ストウブのお鍋で出される〆のご飯も適量でおいしい。
デセールは大体6種類ほど用意されていて、初めての訪問ならば「サプライズ系」と称されるデセールがオススメ。
ドライアイスを使った演出に心浮き立ちます。

唯一惜しいのはお酒かなあ。
ぐっとくるワインになかなか出会えないのと、値付けが少々高め。

そしてきっと、こちらはそう頻繁に訪れるお店ではないように思います。
だって、サプライズの魔法は、出逢いすぎるとどんどん消えていってしまうから。
心震えるようなときめきは、何度も味わううちに薄れてしまうから。

それはきっと、恋に似てる。(笑)


  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • フォアグラもなか

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5位

ビオディナミコ (渋谷、明治神宮前、原宿 / イタリアン)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2011/03訪問 2011/09/11

トスカーナの風♪


このお店がどれほど私にとって特別か、というのは300件目のお店のレビューを書く時に改めて言わせていただくとして。

震災後まもない3月のある日、たいせつなひとたちと初めて伺わせていただきました。
あぁ、また長いレビューになりそうです(^_^;)


お店は渋谷駅から歩いて10分弱。

ハチ公口を出て。
西武B館の前の通りを真っ直ぐ進み。
郵便局前の信号が見えたら左折して、最初の通りを右折。
急な坂を上りきり、わき道を右手に入った数軒先の2階。


店内は思ったよりもずっとこじんまりした造り。
白熱色のやわらかい灯りの中、テーブルが4つ、5つほど。

最初に出されたおしぼりから、ふんわりと香り立つのはレモングラスのような爽やかな香り。
ほっこり、うっとり。


以前はアラカルトのオーダーもできていたようなのですが、現在は2種類のコースのみ。
今はまたお値段が変わっていますが、2011年3月の時点で、夜のコースは7000円と8000円の2種類(別途コベルト代)。
今回いただいたのは8000円のコース。


突き出しのグリッシーニは外側はさくさく、中は柔らかいタイプ。
適度なオイル感が嬉しいですね。


★ホタテのオーブン焼き アントニオ風

 ラルドでホタテを巻き、フレッシュトマトとケッパーのソースがあしらわれています。
 肉厚のホタテを包むラルドのしっとりとした脂感と香りがアクセントを添えていて。
 赤茄子のマリネは酸味がほどよく、付け合わせとして最適♪
 まぐろの生ハム風 ルッコラのソースは、まぐろをまるでハムのように仕立ててあり、ぐっと凝縮された旨味に舌が
 喜ぶのが分かります。
 思わず笑みが零れる三品☆


★パーネトスカーノ

 パンですがな♪
 しっとりと密度の高い生地はもちもち感もあって旨い!


★本日の前菜:鴨とタルディーボのサラダ

 鴨を使ったサラダ♪
 蕪のコンフィが付け合わせ。
 「タルディーボ」とはトレビスの一種で、生食でも美味しくいただけるとのこと。
 甘みと苦みのバランスが面白く楽しい♪

 このお皿はまずパセリの香りにやられますねぇ。
 何ていい香り!!
 鴨は深い濃い味わいで、そこにタルディーボの甘いアクセント。
 トスカーナチーズが鴨と野菜を見事にまとめています。
 素晴らしい一品!


★本日のパスタ:ポロネギをつめたラビオリ タコのラグーソース

 中央で花の形をみせているのは、何とタコをプレスしてサラミ仕立てにしたもの。
 キュート!(*´ω`*)
 ラビオリの中身はパンチェッタのソテー。

 お店の方の「1枚は切らずに召し上がって下さい」というアドバイスに従い、まずはまるっとひと飲み。
 わぁ!!
 口の中にふわっと広がる海の香り!!
 タコをこれほどまでに香り良く仕上げた料理を他には知らないかも(笑)
 そこに加わるトマトとチーズ。
 絶妙なバランス☆


★フェットチーネ カーチョエペペ

 こちらのスペシャリテ。
 カーチョエぺぺの『カーチョ』はすりおろしのできるチーズのこと。
 『ぺぺ』は胡椒。

 手打ちの太めのフェットチーネは厚みもありもちもちとした食感が楽しめます。
 そこに絡まるチーズの芳醇な香り♪
 ここに決して大人しくはない胡椒のアクセント!!

 さすがスペシャリテ、素晴らしい完成度(*′∇`)


★本日のお魚料理:ヒメダイのオーブン焼き アレディーブとニョッキディセーモラ

 ヒメダイというのは鯛の仲間というよりも鯛もどき、のお魚らしいです。
 添えてあるのはアンディーブのソテーとセモリナ粉で作ったローマ風のニョッキ。
 トリュフとバルサミコのソース。

 このお料理の香りたるや、もう昇天してしまいそうなほど!!
 香りを文字で表現できないので、ぜひ召し上がっていただきたいです(笑)

 ヒメダイは非常に新鮮なものを使ってあり、きゅっと締まった身は噛むごとに味わいがあります。
 トリュフとバルサミコの酸味のあるソースがこのヒメダイを盛り立てていますね。

 そしてこのニョッキディセーモラ!!
 初めての体験!
 香ばしさたっぷり!
 しっとり、ふんわりとした食感、小麦の優しい味わい。
 いいなぁ、これ♪


★本日のお肉料理:岩中豚のグリル 白インゲン豆のウチェレッティ

 岩中豚とは岩手の銘柄豚だそうです。
 付け合わせは赤チコリのサラダ。
 トスカーナ料理である、白インゲン豆とセージのトマト煮込み。

 まずはハーブの香りを胸いっぱいに吸い込みます。
 幸せの香り♪
 岩中豚はよくマリネされていて柔らかく、しっとり感、脂感が素晴らしいです~。
 豚は脂身を食べるお肉だと思うんですが、この豚の脂は本当に旨い♪


そして。
ここでフロアの電気が突然消えました。

運ばれてきたのは私の名前をチョコレートで描いてあるデザートプレート!!!
ロウソクを立てて、スタッフの皆さん&お連れの皆さんがハッピーバースデイを歌って下さって。
お誕生日プレゼントもいただいて。

もうもう、めちゃ嬉しい!!!
ありがとうございます!!!


★ドルチェの盛り合わせ

 お皿にあしらわれた栗の蜂蜜の香りがふうわり。
 この濃厚な甘みと香りの中に置かれた3種のドルチェ。


 ◆ビンサントのセミフレッド
 アイスクリームマシンを使わずに作る冷たいお菓子。
 軽やかだけれどミルク感を存分に味わえる濃さのあるドルチェ。
 フレッシュ!!と叫びたくなるような(笑)

 ◆リコッタのタルト
 あっさりとした味わいのタルト。
 甘さ控えめなのが嬉しいですね。

 ◆ネーチ
 トスカーナ地方の伝統的なお菓子。
 栗の粉で作ったクレープで、松の実とローズマリーとフレッシュチーズをくるんであります。
 もっちもちの食感のクレープでくるくると巻いてあるチーズ達。
 ハーブの香り、松の実の香ばしさとともにいただきます♪
 一口で終わってしまうのがもったいない!!


最後にいただいたのはハーブティー。
小菓子は焼き菓子とチョコレート。


とにかくどのお皿も眩暈がするほど香りがいいんです。
お料理が目の前に置かれた瞬間から、圧倒的に押し寄せる香りたち!
そこから広がる想像力。
このお料理はどんなお味なんだろう、とわくわくします(*^_^*)

ソムリエの方がお料理ごとに合うワインをセレクトして下さって、それがどれも絶妙な具合で合うものだから嬉しくなってしまいます♪
スプマンテと、赤2種類と、白1種類。
私にしてはかなり飲んでもうた・・・(^_^;)


スタッフは、おひげのソムリエの方と、お料理も一部担当してらっしゃるサービスの若い男性、そして辻シェフ。
まだ30歳という新進気鋭のシェフ。
京都弁がとても新鮮♪

デザートプレートの文字は、シェフが刻んだチョコでシェフ自身が描いたものらしく。
「久しぶりに漢字を書きました」と笑ってらっしゃいました( ̄▽ ̄;)
柔らかい笑顔が素敵やなぁ(笑)


トスカーナの風と香りを十二分に感じられる、コンセプトの明確なイタリアン♪
そしてスタッフの情熱がひしひしと伝わるお店。
素晴らしいお料理とホスピタリティは比類がないと思います。
こちらのお店の、まるでおうちにいるような居心地の良さは、スタッフのお店を愛する思いがなせる業なんだろうなぁ。


この日、この場所で、このひとたちと。
新しい歳を迎えられたことがただただ幸せで。
あたたかい気持ちで帰路についたのでした(*´ω`*)


お店の方によると、ランチはランチでまた面白いお料理が出ているようです。
じゃあ次回はぜひランチで♪


  • ホタテのオーブン焼き アントニオ風♪ラルドでホタテを巻き、フレッシュトマトとケッパーのソースがあしらわれていいます。
  • 本日の前菜:鴨とタルディーボのサラダ♪鴨の濃く深い味わいに、タルディーボの甘みがアクセントになっています☆
  • 本日のパスタ:ポロネギをつめたラビオリ タコのラグーソース♪口の中にふわっと広がる海の香り!!

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6位

アヒルストア (代々木公園、代々木八幡、神泉 / ビストロ、ワインバー、立ち飲み)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2011/09訪問 2011/11/13

パンとワインと、そして君。


たぶん私はワインが好きだ。
そう気付いたのは結構最近のこと。

でもそんなに量は飲めなくて。
しかも高級なフレンチのお店で迷わずワインを頼めるほど懐具合も豊かではなくて(笑)

そんな私が吸い寄せられるのはこじんまりとしたワインバー。


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この日、師匠+かわゆい食べ友達と訪れたのは『アヒルストア』。
もうもう、師匠のレビューを拝見してからずううっと行きたかったお店。
ありがと師匠♥


こちらのお店、18時半までに入れるのなら予約を受け付けているそうです。
どこの駅からも遠いということで、原宿駅から一緒にタクシーで移動。
7~8分でお店までゆけます。
遅刻してしまってすみません皆様・・・。
(歩くのであれば代々木公園駅や代々木八幡駅からが良いようですが、私の場合遭難必至)


住宅街の中にひっそりとあるお店。
あたたかい灯りがまわりを照らしています。

店内は思った以上に狭い。
右手には7~8席程度のカウンター席があり。
左手には立ち飲み用の樽が3つ。

樽を囲む立ち飲みスペースは17時半までに入店すればゲットできる限定の席。
18時半というこの時間にもう満席だから驚いてしまう。

こちらのお店はアヒル口の兄妹がやってらっしゃるお店とのこと(笑)
妹さんはもともと中華のシェフだったのが、お兄さんとお店を開くと決めてからパンの修行をされた、とのこと。


たくさんの人で溢れているのに、しっとりした穏やかな雰囲気が漂っていて。
それはこちらのご兄妹の持つ空気感に由来しているのだろうと思います。

こちらではビオワインを扱っていて、今日いただいたものはどれも香り豊かで美味しかった♪

料理を見るとここはビストロ?と思ってしまうほどの充実ラインナップ。
こういうワインバーは「そこそこ」料理が美味しいという体験しかしていないのだけれど、こちらのお店の料理はしっかりと美味しい。

ワインのための料理。
料理のためのワイン。
どちらもともに素晴らしいのです。


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もう一つ、こちらのお店の特徴はパンが超絶に美味しいということ。
パンだけでもワインが進みます。
あまりに美味しいのでテイクアウトさせてもらっちゃいました。
レーズンのパン、ピザパン、フォカッチャ。あともう1種類?(笑)

ちなみに、翌日いただいたピザパンにはチーズと魚のリエットがトッピングしてあって、これがまぁワインが欲しくなる味わい(笑)
塩がしっかり決まっている辺りが最高(≧∇≦*)
フォカッチャも、もちっとふわっとしっとりと。
オリーブ油の香りとローズマリーの香りのコラボレーションがたまらんです(笑)


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さて。この日いただいたお料理はこちら。


★アボカドとタコのサラダ(900円)

 こちらのスペシャリテ。
 ぷりっぷりのタコと瑞々しいアボカド。ほんのり醤油の香り。
 こんな風に和風テイストが入っているのが心憎い(笑)


★カンパーニュ(250円)、自家製ベーコンのエピ(350円)、胡椒とフルーツのフランスパン(200円)

 パン、びっくりするほど美味しいです。
 小麦の香りが胸にきゅうっと飛び込んでくる。噛むごとに味わいが深まる。
 濃いぞ、このパン!
 料理にももちろん合います♪
 ていうかこれだけ力のあるパンなのに、料理が現れるとすっとそっちをサポートできちゃうデキたヤツ。


★豚肉と鶏レバーのパテ(800円)

 最近パテと言うとレバー色を濃く出したものが多くてやや飽きが来ていたんですが。
 ここのパテは違いました。
 豚肉の味わいも、レバーの風味も、どちらもしっかりと主張していてかなり肉々とした出来具合。
 これはウマイ!!今年マイベストなパテ!
 添えてあるピクルスの酸味が強すぎないのが好感が持てます。


★青海苔と小海老のあげパン(600円)

 まるでたこ焼きのような(笑)
 お塩をつけていただきます。
 ふうわりもちもちっとした食感の中に青のりと小海老の香ばしさ。これはあつあつなうちにいただくべし。


★ラタトゥイユ(800円)

 半熟目玉焼きが乗ってます。
 これを崩して黄身とろーりなのをラタトゥイユと混ぜていただくというもの。
 このラタトゥイユがまたびっくりするくらい旨い。
 野菜の甘みと旨みを出し尽くした料理♪
 ここに濃厚な黄身が絡みますから。信じられないくらい美味しい。


★もぎりキュウリのピクルス(400円)

 ここでさっぱりと。
 酸味もあるが甘みもちゃんとあって優しい味わいのピクルスで箸休め。


★自家製羊のソーセージとクスクスサラダ(1800円)

 羊の香りがぎゅんと来るソーセージ。
 トマトときゅうりのフレッシュなサラダと、クスクスとともにいただきます。
 肉の力強さをしっかり保った一品。


★さんまのコンフィ(900円)

 ここで魚を、ということでさんまのコンフィを。
 骨まで軟らかく仕上げてあるので丸のままいただけます♪

 これ・・・すごい!!!
 鮮度が恐らく桁違いにいいのでしょうね。
 内臓部分の苦みが何と艶っぽく色っぽいんだろう(*´ω`*)
 口の中で一瞬ぐっと主張して、でもその後とろりととろけてゆくこの味わい。
 うわーー、おいしーーい♪♪(≧∇≦*)


★キャラメルプリンのアプリコット添え
 
 キャラメルプリンは濃厚で卵感たっぷり♪
 ほのかな苦みが最高!
 アプリコットはアールグレイの紅茶で風味づけしてあるのかな?


★白桃のコンポート

 とろっと煮込まれた白桃のコンポートの上には濃厚なバニラアイス。
 食べたことのないアイスの味わいに驚いていたら、妹さんが「ブラウンシュガーを使っています」と。
 それでこれまで感じたことのないコクがあるわけだ。


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21時半を回った頃か、照明が少し落ちてまた一層しっとりとした空気が漂う。
大人な時間。
ここは恐らくデート使いがいちばんぴったり来るんじゃないかな。

面白いのは、カウンターの一段下にキッチンがあるということ。
見下ろす形になるのだが手元の部分はちょうど見えないという造り。
これが妙に落ち着くのです。


お会計は1人7000円。
この値段でこの内容、流行るわけだわ~(笑)
すぐに次回の予約を入れたかったのですが、1か月先までほぼ埋まっているようで断念。


高めのカウンター席なのに居心地が良すぎてまったりしちゃいました。

またすぐにでも来たい。毎日でも通いたい。
きゅんと胸が音を立てる。
そんなお店と出会えた晩夏の夜。


  • アボカドとタコのサラダ♪アヒルストアのスペシャリテ!
  • カンパーニュ、自家製ベーコンのエピ、胡椒とフルーツのフランスパン♪超絶に美味しいです(笑)
  • 豚肉と鶏レバーのパテ♪2011年マイベストパテ!

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7位

クラリタ ダ マリッティマ (江ノ島、湘南江の島、目白山下 / イタリアン)

1回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.9
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥3,000~¥3,999

2015/10訪問 2016/05/03

変わらないことの良さ。


4年ぶりに再訪。
焼肉妹とのランチで。
それにしても4年前の自分の文章の長さに眩暈がするよねぇ。(苦笑)

この日は2400円のコース(前菜、パスタ、デザート、カッフェ)を。
4年前から100円しか値上げしていないのも非常に良心的。
以前と変わらず、安定して美味しいお料理。
あと、皿間の時間が長いのも変わってない。(笑)

地のものを活かして丁寧に作られた前菜。
サンマは炭火で焼いてるのかな、すごく香ばしい!
ハーブの香りをまとったコクのあるペーストとの相性もいい。

そしてやっぱりカルボナーラは絶品♪
チーズの酸味や塩分は極力排していて、卵や生クリームのコクと
しらすの旨みでまとめている印象。めっちゃ美味しい。
シンプルなのに深い。

ドルチェのモンテビアンコ(モンブラン)は、上品なマロンのペースト、
さくさくなメレンゲ、カリカリなナッツ。
食感が楽しく味のまとまりがいい。

この価格でこの内容。今日も大満足。
メニューのバリエーションは4年前とあまり変わっていないが、
変わらないことの良さもここに来ると感じるよね。


■■2011年2月初訪------------------

焼肉姉妹、という名でレビューを書いておりますが。
姉妹で一緒に食事をする機会は数か月に1度。
それはとても大切な時間。

厳しい寒さが少し和らぎ、日中は3月の陽気になるのではと思われるようなあたたかい冬の日。
焼肉妹との数か月ぶりのランチで訪れたのは江の島♪
ほんと、いいお天気~(*′∇`)

湘南モノレール『湘南江の島』駅を降りて、線路沿いにてくてく歩き。
途中フタマタに分かれますが、右折せずに真っ直ぐ進み。
すると通り沿いにお店が見えてきます。
(実はまた迷いました(笑))

お店の名前は、『clarita da marittima』。
思ったよりもアットホームな雰囲気の外観にほっとします。

こちらはアロマフレスカ出身のシェフが腕を振るうイタリアンのお店♪
1ヶ月前に予約して、この日を楽しみにしていたのでした(*^_^*)


店内は14席程度のこじんまりした造り。
グリーンの椅子、白いテーブル。
窓の数が多く、やわらかい光が差しています。
何て気持ちのいい空間★
(まあ光が入りすぎて、最初座った席は写真が撮りにくかったので焼肉妹とチェンジしてもらったのですが(^_^;))


さあ、ランチ開始!


こちらのランチは2300円と3800円の2つ。
前菜、パスタ、デザートの2300円のA。
そこにメインをつけられる3800円のB。

焼肉妹はA、私はBを選択♪


サービスの方はフロアに1人。
とても感じの良い方で目配りも行き届いていて。
ここでこれが欲しい!という時にタイミングよくサーブしてくれるのが嬉しいですね♪

ただ、ちょっとお料理の間隔が開くんですよね。
11時半に入店して、お店を出たのが13時45分。
たっぷり2時間ちょっと。
ランチとしてはゆっくりめな印象。


そしてお料理は。


★前菜
 ◆江の島産ホウボウのカルパッチョ
 ◆パルマ産生ハムと柿
 ◆パルミジャーノ クロッカンテ


 美しく盛られた前菜3種。
 ホウボウの何と新鮮なこと!
 身の甘さ、ぷりっぷり感、そしてバジルのソースとの絶妙なマッチング!
 この一口だけで幸せになれてしまいます(*´ω`*)

 生ハムも非常に上質で、塩味と旨みの調和が取れたお味。
 くるまれた柿のほんのりとした甘みが加わって、口の中が喜ぶのが分かります。

 パルミジャーノのクロッカンテは初めての味!
 さくさくと軽やかで、チーズの酸味と香ばしさが楽しい♪
 ちなみにクロッカンテとは、イタリア・リグーリア地方発祥のアーモンドのお菓子のことで、「カリッとした」という意味を持つ言葉、
 だそうです(笑)


この前菜だけでKOされてしまった私、単純?(笑)
でもこの入り口ってすごく大事だと思うのです。
この時点で心を鷲掴みされるお店ってそうそうないから。
今日はめちゃヒット♪


★フォカッチャ

 自家製のフォカッチャ。
 香ばしく軽やかな焼き具合に舌を巻きます。
 ほんのりと岩塩の塩味が効いていますね。
 美味しい♪


★パスタ

◆白金豚パンチェッタのスパゲティ カルボナーラ(焼肉姉チョイス)

 パスタはお願いすると最初からシェアした形で出していただけます。
 まずやって来たのはカルボナーラ。
 黄金色のもったりとしたソースの何と美しいこと!
 美味しそう~(*´∀`*)

 生クリームを贅沢に使ってあると思われるソースは非常に濃厚!
 チーズの風味の豊かさ、程よい酸味、素晴らしい!
 パスタの茹で加減も最高!
 パンチェッタがさらに味に深みを出してくれます。
 こりゃ旨い!!


★パン

 ここで焼肉妹と2人、「パンが欲しいねぇ」「お願いしようか?」とこそこそやっていたら、何とパンがサーブされたのでした。
 絶妙なタイミング!!
 これぞサービスの鑑♪
 
 先程のフォカッチャとは違い、黒胡麻が練り込まれたパン。
 ふんわりと柔らかく、焼きたてのいい香りがします。
 美味しい♪
 これをカルボナーラのソースにつけて食べるとまた旨いんだわ(笑)


◆やまゆりポーク挽肉とゴボウ、ルーコラのカザレッチェ(焼肉妹チョイス)

 そして、次のパスタが到着★
 カザレッツェとは、断面がS字型のショートパスタのことらしいですね。
 これ、めっちゃいい香り♪
 パルミジャーノの酸味強めの香りに、ルーコラが爽やかさを添えています。
 まさに香りで遊べるパスタ!
 楽しい♪

 やまゆりポークをいただくのは初。
 挽肉にしてもなお、お肉の力強さが感じられます。
 カザレッツェは絶妙なアルデンテ。
 そこにゴボウのしゃきしゃきとした食感が加わってますます楽しい♪
 味、香り、食感、全てに満足できる一皿!
 しかし複雑な味だなぁ。
 何味、と表現できぬのが悔しいです(笑)


★メイン(3800円コースのみ)

メインはお魚2つ、お肉1つから選べますが、私が選んだのはこちら。

◆江の島産アンコウのズッパディペッシェ

 ズッパディペッシェとは、南イタリアの魚のスープのこと。
 トマトベースのスープに、たっぷりのハーブ。
 さすが地元で獲れたアンコウは非常に新鮮♪
 皮のぷるんぷるん感がたまりません(*^_^*)
 スープは唐辛子が利いていてかなりピリ辛。
 はふはふ言いながらぷるんぷるんを味わいました(笑)
 カラウマですがな♪


★デザート

デザートは4種類の中から1つを選べます。
我々が選んだのはこちら。


◆ナッツのジェラートを忍ばせたモンテビアンコ(焼肉姉チョイス)
 
 こちら、いわゆるモンブラン。
 モンブランクリームは洋酒の香りがガツンと利いたタイプ。
 しかし栗の香りがそれに負けていないからすごい。
 しっかりと甘いですが、中のジェラートが爽やかなのでうまく調和が取れていますね。
 中にはナッツの塊が入っていてかりっとした食感が楽しめます。
 どうしよう、めっちゃ旨い♪
 ちなみにトッピングは栗のペーストをチョコでコーティングしたものでした。
 色んな楽しい仕掛けが施されたスイーツ。
 最高!

◆林檎チップのミルフィーユ仕立て ラムレーズンのジェラート添え(焼肉妹チョイス)

 林檎のチップで林檎のジャムをサンドし、ミルフィーユ仕立てにしてあります。
 フォークを入れるとざくざくっと割れていく感じ。
 このざくざくとした食感と林檎の香りに、ラムレーズンのジェラートが本当によく合います。
 いい香り~♪
 おいしーい♪


★紅茶

 やっぱりイタリアンのお店で紅茶はオーダーしちゃいかんと思いました(^_^;)
 渋が出てこれはイマイチ。
 でもミルクを入れると程よいお味に。


サービスの方がシェアするためのお皿を持って来て下さったのですが、そのお皿はしっかり温められていました。
こういう濃やかさが嬉しいんですよね。


江ノ電の線路沿いにあるお店なので、時折電車が目の前を通るのが見えます。
こういう風景も新鮮♪

やわらかい光が溢れる中で、ホスピタリティ溢れるサービスと上質なお料理に囲まれる至福の時間。
ここはまた是非来たい!と久しぶりに思えたお店でした(*^_^*)

本当にごちそうさま☆
そして、体調が悪い中、ランチに付き合ってくれた焼肉妹に感謝♪


  • 三崎産 庄子のカルパッチョ、北海道産 サンマのクロスティーニ
          藤沢産 かぼちゃの冷たいスープ
  • 江の島産 しらすのスパゲッティ カルボナーラ
  • やまゆり牛と冬瓜のタリアテッレ

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8位

スイーツガーデン ユウジアジキ (北山田 / ケーキ、マカロン)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥10,000~¥14,999

2014/10訪問 2016/10/06

Dreams come true.


北山田にあるパティスリー、『ユウジアジキ』。
初めて訪れたのは2011年1月。
それ以来、年1ペースで訪問しています。
たいせつな家族の誕生日やバレンタインデーの贈りもの。
特別な日にはいつもこちらのケーキがあった気がします。

と言いつつ、最後に訪れたのは2014年10月。
もう2年も経ってしまったのね。

この時はサプライズでわたしがバースディケーキを準備。
「アジキ行ったの?山田でしょ!?」とびっくりされたけれど。
そのくらい遠い距離をおしても行く価値のあるお店。

休日は行列必至。
でもホールケーキを予約すれば、プティガトーも同時に予約できるので
並ばずに受け取れます。(2年前のルールなので今はどうかな?)

こちらのケーキは本当に素晴らしい。
1つ1つにそれぞれ楽しめる仕掛けが施されていて、シェフの遊び心と
クリエイティビティーの豊かさが感じられます。
苦み、甘み、塩み。
時にスパイス。
それぞれのバランスの妙。
食べていてすごく楽しくなる。ワクワクする。

中には甘すぎるものもあったり、とんがった味わいのものもあるけれど、
そういうバラつきすら愛おしい。

わたしはやっぱりフレーズがいちばん好き。
生クリームは上質、かつ軽やかで素晴らしく美味しい。
きめこまやかなスポンジのふうわり感。
控えめな甘み。
何度でも食べたくなる。
そして今が旬、モンブランも素敵ですヨ。
ドゥミセックも秀逸で贈り物に最適。

ホールケーキに飾られた文字。
『Dreams come true』。
安食シェフはドリカムのファンでいらっしゃるのだけれど、
この言葉はこちらのお菓子に実によく合っている気がする。

そう遠くないうちに、恐らくまた訪れるであろうお店。
大好きです。


  • フレーズE(4号・2880円)(2014/10)
  • ミラネーゼ(520円)(2014/10)
  • ジヴァラ(2014/10)

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9位

黒猫夜 六本木店 (六本木、六本木一丁目、乃木坂 / 中華料理、台湾料理、四川料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2011/10訪問 2011/11/14

【ふたたび】恋するよる、くろねこよる★


このお店に恋に落ちてから、随分間があいちゃいました(笑)
1年後、待望の再訪。

久しぶりの再会にどきどきしながら扉を開けると、そこは別世界。
夜の空気が漂う。エスニックな香り溢れる店内。
たまらない高揚感。


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店内はほぼ満席。
去年は金曜夜でもそれほど席が埋まる印象はなかったんだけど、この1年で随分変わったんだなぁ。

今回は4人での訪問。案内されたのはロフト席。
階段を上がって靴を脱ぎ、掘りごたつのようになっている席なんです。
うわ、めっさデート仕様!(笑)

雰囲気はいいんですが、この席、店員さんを呼ぶのにいちいち大声を出さなきゃいけないのがつらい(笑)
店員さんはとっても気のつく気さくな感じの方だったけれど。
ちょっとこの混み具合でロフト席に気を配る余裕はなさそうだったなぁ。


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まずは金木犀酒のロックで。
たおやかな花の香りが鼻をくすぐります。
この後、朱鹮黒米酒(3300円)、缸缸好(3300円)と紹興酒のボトルもオーダー。


そして、こちらがいただいたお料理たち。


★お通し:蓮根の甘酢揚げ、押し豆腐、ピーナッツの青海苔和え

 お通しは相変わらず楽しい♪
 甘酢の効き具合も良いし、押し豆腐の食感は楽しいし、ピーナッツは油と青海苔がいい香り!


★前菜盛り合わせ 小(1800円)

 ◆縞海老の紹興酒漬け
 ◆秋刀魚の烏龍茶スモーク
 ◆銀杏のクミン風味
 ◆カブみょうが甘酢漬け
 ◆あん肝の五香煮
 ◆子持ちコブの中華風天プラ
 ◆秋茄子と鴨の水かきピリ辛ソース

 素敵すぎる盛り合わせ。

 甘海老は生のものをそのまま紹興酒に漬けてあり、甘みと深みとともにとろっと口の中でとろけてゆきます。
 銀杏とクミンの相性も抜群だし。
 あん肝は濃厚さの中にエスニックな香りが覗く面白い仕掛け。
 鴨の水かきは食感がぷりぷりとしていて面白く、ピリリな辛みがいいアクセントになっています。


★百家風鴨舌の炒め(980円)

 す、すごい!これが鴨の舌なんですね(笑)
 炒めというよりも、油をまとわせながら素揚げしたような雰囲気なのだけれど。
 甘めに味つけされた鴨舌は噛めば噛むほど味わいが増します。
 骨も軟骨のような食感で結構食べられちゃいました♪


★正宗マーボー豆腐(950円)

 ここの麻婆豆腐は最強なのです(笑)
 花山椒の独特な痺れ感、適度な辛み、旨味溢れるこのソース。そしてそれらと絡み合いとろける豆腐。
 うまーーーーい!!!
 これほど旨い麻婆豆腐を他に知りません。
 ご飯もってこーい!(笑)


★黒酢風特製酢豚(1600円)

 これも素晴らしい。麻婆豆腐と酢豚はこちらのトップ2だと思います。
 黒くてらてらと光る酢豚からは酸味と旨みの香りが立ち上る。
 箸でも切れるほどにほろほろと煮込まれた豚肉。
 噛むと肉がとろりととろけ、コクのある黒酢をベースにしたタレとの絶妙な絡み合いが展開されて。

 もーーー、美味しい。美味しすぎる!!
 でもこれ、私が取った塊はサトイモ(笑)
 お肉を譲ってくれた青年、ほんとにありがとう( ´ ▽ ` )ノ


★カエルの漁師炒め(2100円)

 人生初のカエルかも(笑)
 ニンニクとスパイスで香りづけしてあるパン粉をまとったカエルは、鶏肉のようなさっぱり感。
 このパン粉が美味しい!


★陳さんの村の中国クレープギョウザ(980円)

 下のフロアから聞こえるじゅーじゅーという音に惹かれてオーダー。六本木店限定メニュー。

 やって来たのは鉄鍋。
 餃子と言っても、もちもちとした皮の中に野菜や肉を包んだもの。
 それをあつあつのうちにヘラでざくざくと混ぜ合わせてゆきます。
 鉄鍋によってそれがおこげのようになっていくわけですね♪
 甘めの味つけ、これは中華風もんじゃですな。なかなか楽しい。


★ぶつ切り鴨肉ときのこ、栗の四川風煮込み(1600円)

 来ました、大鍋!!
 ぐつぐつと沸き立つ鍋の中には鴨肉ときのこと栗♪
 さすが四川風、めっちゃ辛いです(笑)数口でギブ(笑)
 でも美味しいの。
 そしてひょっこり顔を出す栗の甘み。
 このほくほくとした栗が四川の鋭い辛みをやわらげてくれます。


お支払いは5000円ほど。
多めに出して下さった素敵な男性陣に心から感謝。


1年ぶりの再会で、その変わらぬ魅力にめろめろ(*´ω`*)
ええ、惚れ直しちゃいましたよ、もちろん。
もう他の中華に浮気はできないなぁ(笑)


*・'゚☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゚:*:・'゚☆*・'゚☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゚:*:・'゚☆*・'゚☆。.:*:*・'゚☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゚:*:・'゚☆*・'゚☆。.:*:・'


【初訪レビュー:2010年10月15日】


この日、遅めの時間のお誘いをいただいて、訪れたのは六本木☆
最近六本木づいてますなぁ。

お店の名前は『黒猫夜』(くろねこよる)。
この響きだけでぐっときてしまいます(笑)

六本木駅6番出口を出ると、すぐ左手に俳優座があり。
その右手の脇道をまっすぐ行くと、お店の看板が見えます☆
わぁ、隠れ家っぽい風情ですよ~♪
駅からは3分くらいかと。

エレベーターに乗り、4階へ。
降りると、左手に何やら重々しい扉が。
こちらを開けてお店の中へ♪

店内は非常にシックで落ち着いた雰囲気です。
とにかくお洒落!
照明が暗めなのがさらに隠れ家感をアップさせていますね。
カウンター席とテーブル席がありますが、店内に階段があり、さらに上にもスペースがあるよう。

こちらは中華料理のお店。
中国系のお料理もお酒も、とっても豊富なラインナップ♪
紹興酒の利き酒ができるのもなかなか面白いですね。

白酒が気になったものの、50度を超すと知って即撤退(笑)
金木犀酒のロックをいただきました♪
ふんわりと金木犀の香りがして、味はやわらか。
とても飲みやすく自分向きでした(^_^)


いただいたお料理はこちら♪


★お通し

 1枚のお皿に3種類の前菜が盛られています。
 豆(落花生?)を青海苔と炒めたもの、水菜と湯葉のサラダ、もつ炒め。
 どれも美味しい!
 いちばんヒットしたのはもつ炒め。
 ガツっぽい弾力のある部位を甘辛く炒め、パクチの粉末をまぶしてある一品。
 旨いっ!!

★香菜沙律(パクチサラダ・880円)

 上の方はパクチがたっぷり、下は貝割れがたっぷり。
 下の方を取ると貝割ればかりになってしまうのが惜しいですね(笑)
 味つけはさっぱり風味☆

★清蒸鮮魚(本日の鮮魚広東風醤油蒸し香味野菜油かけ・1800円~時価)

 来ました!
 キンキの上には生姜と葱の千切りがたっぷり♪
 キンキを蒸して、熱した油でじゅうぅ、と仕上げたと思われる一品。
 程よい時間蒸してあるので、魚がジューシー!
 魚の脂と醤油ベースのタレがうまく絡まり、非常に味わい深いものになっています。
 しかも魚の鮮度が抜群☆
 う、旨い! 
 目玉の周りのとろとろな部分も美味しくいただきました♪

★古老肉(黒酢風特製酢豚・1600円)

 突然現れたのは黒いごつごつした物体!
 こちらが黒酢の酢豚。
 全体的に黒いのでよく分かりませんが、豚肉と長芋が入っている模様。
 味は一瞬「ケチャップ味?」と思ってしまうような酸味とフルーティー感があります。
 これが黒酢の力!?
 豚肉はカリっと揚げた後タレと絡めてあるのかな?
 周りが非常に香ばしく仕上げられていて、これがめちゃめちゃいいです!
 あぁ、ご飯が食べたい~!

★魚香茄子(ナスとレンコン四川風ピリ辛炒め・1100円)

 この辺り、やや記憶が曖昧です(笑)
 多分このお料理だったかと。 
 お味はかなりピリ辛!
 汗が吹き出ます!

★清炒空芯菜(空芯菜の塩炒め・980円)

 空芯菜を塩味で炒めてあります。 
 優しい味わい♪
 空芯菜のしゃきしゃき感が楽しいですね☆

★中国泡菜(中国のつけもの・430円)?

 3種類の漬物の盛り合わせ♪
 さっぱりといただける一品☆

★正宗麻婆豆腐(950円)

 かなり山椒の効いたタイプの麻婆豆腐☆
 びりびりと舌が痺れるほど。
 でも旨い!!
 カラウマ!!

最後にサービスで出していただいたお茶が、甘茶のような風味でとっても美味しくて。
名前は分かりませんが色々な花や実が散りばめられていて、見た目にも楽しくいただけたのでした♪

とにかくお料理のレベルは非常に高いです☆
どのお料理もすごく美味しい!
しかもラインナップが豊富なので、何度も通って制覇してしまいたくなっちゃいます(^_^)
願わくば、もうちょっと早くお料理が出て来てくれるといいなぁ☆

お会計は1人6000円ほど。
これだけ食べて飲んでの6000円、CPよし!

しっとりした空間で、極上のお料理と、美味しい紹興酒をたっぷりいただいて。
帰る時にはすっかりこちらのお店のトリコ(笑)
近いうちに、また是非寄らせていただきたいと思います♪


  • 【2011/10】お通し:蓮根の甘酢揚げ、押し豆腐、ピーナッツの青海苔和え♪
  • 【2011/10】前菜盛り合わせ(小1800円)。素敵すぎます♪
  • 【2011/10】百家風鴨舌の炒め(980円)★噛めば噛むほど味わいが増します。

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10位

OGINO organic Restaurant (池尻大橋、三軒茶屋 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.1
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2013/02訪問 2015/06/28

おいしたのしだいすき♪


冬になると、こちらのお店が恋しくなる。
昨冬は、11月と2月に訪問させていただきました。
以前よりもぐんと予約が取りやすくなったのは、この種のガッツリ系フレンチのお店が
増えてきたせいなのかも知れませんね。

これまで6度訪れているけれど、わたしにとって鉄板の楽しみ方はこちら♪

★ランチよりもディナー
★魚よりも断然肉
★コースよりもアラカルトでシェア

4人ならば、前菜2皿、メイン2皿、デザートは各自、というのがほどよい量。
お料理には時折粗さも見えるけれど、それも含めて楽しんじゃいます。(笑)

2月にはお店の方に無理を言って、ガレットデロワを焼いていただきました。(ありがとうございます♪)
アットホームで、あたたかみのある接客はいつも変わらず。
気の置けない仲間と、楽しく美味しくフレンチをいただくのなら、やっぱりここ。

わたしにとって、これからもきっとだいすきなお店。
今年の冬も、また伺います~^^


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■2012年5月レビュー

その後、3回ほど訪問させていただいています。
7月、10月、1月。
いずれも夜。

OGINOの良さを感じるのなら、やっぱり夜がいいと思う。
そしてコースよりも断然アラカルト。

4回訪問しての感想は、魚料理よりも肉料理の方がOGINOらしさが感じられるということ。
例えば、ジビエに合わせるソースは、シェフが作りながら肉の具合を見てどんどんアレンジしていくらしく。
内臓や血も加えながらのソースは濃厚で素材に馴染む。
とても整合性が取れていてしかも面白い。

魚介系は鮮度の問題が絡んでくるのでちょっと評価が難しい。
OGINOと言えばジビエのイメージだけれど、ジビエの時季でなくとも、豚や牛を素晴らしく美味しい形で出していただけるので無問題。

全て600円というデセールは、チョコレートの半生テリーヌ、ブランマンジェなど魅力的なラインナップ。
でもやっぱり外せないのはマロンパイ。
いただける時季は限られるが、このマロンパイを食べないとOGINOに来た意味がないと言っても過言ではないと思う。


人数は4人くらいがちょうどいい。
ああだこうだ盛り上がりながら料理の流れを組み立てるのも楽しい。
そしてお料理をみんなでシェアしていただくのも楽しい。

4杯3000円という、お料理に合わせたワインの提案もとても素敵。
しっかりとした造りのお料理をしっかり受け止めてくれるワインたち。

だからつい食べすぎて飲みすぎてしまうのだけれど、どんなに食べても1万円をそうそう超えないCPの良さ。
土日ランチの予約がいちばんの激戦らしいけれど、平日夜ならばそれほど難しくはないらしい。


7月は、大好きなひとたちと総勢7名、地下の個室でわいわいと。
『Plaisir』に行くために炎天下を歩き回ったせいであっというまに酔っぱらい、気持ち悪くなって横になってしまった私・・・。
お店の方にもご迷惑をお掛けして、これは出禁だなと目の前が真っ暗になった夏の日。


10月はジビエ満喫。
雷鳥を生まれて初めていただいて、そのしびれるような苦さにKOされました。
そして夏に粗相をした私の顔をしっかり覚えて下さっていた女性スタッフの方、ありがとうございます。(涙)


最後に訪れたのは今年の1月。
とてもたいせつなひとたちと3人で。
本当は4人のはずだったのだけれど、残念ながらその方のご都合がつかなかったのでした。

もしかしたら、これが最後のチャンスだったかも知れない4人での食事。
いつかまた、このメンバーで楽しく食事できることを切に願いながら。


いつも、いつでも。
おいし、たのし、だいすきなOGINO*・゜゚・*:.。


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<2011年7月>

【前菜】
・一口だけパテ・ド・カンパーニュ(300円)
・桜マスのミ・キュイ、タルト仕立て ハーブのポテトサラダとキャビア(2000円)
・ホタテと蟹のブロッコリークリーム和え ウニと桃添え(2200円)
・フォアグラのソテー 焼きトウモロコシのヴルーテ 温玉添え(2400円)
・サバのコンフィ タイム風味 ラタトゥイユとトマトの泡(1600円)

【メイン】
・スズキのホタテムース詰め パイ包み焼き ソース・ショロン(2800円)
・バスク豚肩ロースのソテー マデラ酒のソース(3300円)
・仔羊背肉のハーブ岩塩包み焼き(3200円)
・和牛ほほ肉のマデラ酒煮込み フォアグラ添え ロッシーニ風(3000円)
・北海道 新冠町産 夏鹿のソテー 黒胡椒ソース(3200円)
・ビュルゴーの骨つきシャラン鴨 オレンジソース(3300円)
・ソーセージみたいなの。(なんでしょうこれ?)

【デザート】
・超濃厚チョコレートの半生テリーヌ ベルベンヌのアイス(600円)
・二色のグレープフルーツのカンパリゼリー寄せ 蜂蜜風味 マンゴーソルベ(600円)


<2011年10月>

【前菜】
・蟹とアヴォカドのカクテルサラダ トマトのコンソメゼリー(2000円)
・2週間熟成のテリーヌ・ジビエ・オールスターズ(2200円)
(雷鳥、山ウズラ、山鳩など+豚の血)
・サンマとじゃがいものクレープ ベーコンのカプチーノ トリュフ風味(2300円)
・フォアグラのソテー アナゴのリゾット添え(2300円)

【メイン】
・フランス産 山ウズラのロースト トリュフソース(3500円)
・フランス産 青首鴨のソテー ブルーベリーソース(3800円)
・仔羊とフォアグラのパイ包み焼き マリア・カラス風(3980円)
・スコットランド産雷鳥のロースト ショコラ香るサルミソース(6500円)

【デザート】
・焼きたてマロンパイ 塩バターキャラメルソースとバニラアイス(600円)
・二色のグレープフルーツのカンパリゼリー寄せ 蜂蜜風味 マンゴーソルベ(600円)


<2012年1月>

【前菜】
・一口だけパテ・ド・カンパーニュ(300円)
・イワシのコンフィと南瓜のニョッキ トリュフ風味 ベーコンのソース(1950円)
・半生サーモンの皮カリカリ焼き キャビア入りクリームチーズ添え(2000円)

【メイン】
・ビュルゴーのシャラン鴨胸肉のロースト 蜂蜜風味 赤ワインソース(3200円)
・バスク豚肩ロースのソテー マデラ酒のソース(3300円)

【デザート】
・マスカルポーネのムースと苺のマリネ ピスタチオアイス添え 黒コショウ風味(600円)
・タルト・タタン風 紅玉林檎の即席タルト(600円)
・マロンのガレット・デ・ロワ(当たりつき!!!!)(600円)


<2012年11月>

【前菜】
・鴨と短角仔牛のパテ・アン・クルート(冷製パイ包み焼き)(1800円)
・蜂蜜の中で火を入れた鴨のフォアグラ ブリオッシュ添え(2500円)

【メイン】
・ニュージーランド産仔羊背肉とフォアグラのパイ包み マリアカラス風(4500円)
・蝦夷鹿の骨付きロースト 黒胡椒ソース(3800円)

【デザート】
・焼きたてマロンパイ 塩キャラメルとバニラアイス(600円)


<2013年2月>

【前菜】
・鴨とグリーンペッパーのテリーヌ 高知県産柚子胡椒風味(1850円)
・フォアグラソテー 奈良産菊芋のヴルーテ 温玉とバニラオイル(2500円)

【メイン】
・北海道産骨付アンコウのムニエル 焦がしバターソース(3800円)
・蝦夷鹿の骨付きロースト ハスカップのグランヴヌールソース(3800円)

【デザート】
・ガレットデロワ(2400円)
・伝統菓子シリーズ第9弾~苺のタルト~(600円)
・焼きたてマロンパイ 塩キャラメルとバニラアイス(600円)


◆◆2011年1月初訪◆◆

レビューはこちらになります。

http://u.tabelog.com/000100223/diarydtl/70599/


  • フォアグラソテー 奈良産菊芋のヴルーテ 温玉とバニラオイル(2500円)
  • 鴨とグリーンペッパーのテリーヌ 高知県産柚子胡椒風味(1850円)
  • 北海道産骨付アンコウのムニエル 焦がしバターソース(3800円)

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