焼肉姉妹さんが投稿したトゥールダルジャン 東京(東京/永田町)の口コミ詳細

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トゥールダルジャン 東京赤坂見附、麹町、四ツ谷/フレンチ

1

  • 夜の点数:5.0

      • 料理・味 4.7
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.7
1回目

2013/03 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味4.7
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.7

煌めく時の中で。


これほどまでに非日常的な、煌めく世界をわたしは他に知らない。
空間、サービス、お料理、そのどれもが素晴らしい。


「今行ってみたいフレンチのお店ってある?」

「うーん、トゥール・ダルジャンかな」


間違ってもそんなやり取りで訪問するお店ではありませんね。(苦笑)


パリ本店の歴史は1582年に遡る。
その唯一の支店が、ホテルニューオータニの中にあります。

3月上旬の土曜の夜。
ガチガチに緊張しながら深いブルーのエントランスを進むと、
ギャルソンの方がやわらかい物腰で迎え入れてくださいました。

ウェイティングルームは、キャンドルの明かりでほのかに照らされていてとても上品かつ豪華。
ソファの座り心地のよさにうっとり。

そして、メインダイニングの広さには驚嘆。
丸テーブルがゆったりとした間隔で配置されていて、天井からは美しいシャンデリアが下がり、
やわらかな灯りで照らしてくれています。

これぞグランメゾン!
まさに非日常の世界!


ちなみに、メインダイニングは撮影禁止。
でもスタッフに頼めば厨房で撮影をしてくださいます。
今回の写真はすべてスタッフの手によるもの。
(そして写真を美しく蘇らせてくれた、友人のバナナメロンちゃん、ありがとう♪)


我々が通されたのは奥まった窓際のお席。
すみっこ、落ち着く~。(笑)


ギャルソンは全員男性。
その身のこなしは洗練されていて無駄がなく。
ユーモアもあって、思わずくすっと笑みがこぼれてしまいます。


夜のメニューは18000円、25000円のコースと、アラカルト。
今回は、25000円の「Chambertin」をオーダー。


・アミューズ2種
・ブルターニュ産オマール海老と帆立貝の薔薇仕立て
・トゥールダルジャン特製 フォアグラ三皇帝風
・甘鯛のクルスティアンとコキヤージュ 色彩豊かな野菜のタリアテッレ
・滋味豊かな幼鴨のコンソメ
・幼鴨のロースト ボーヌワインとモリーユ茸の饗宴 根セロリとシャンピニオンのデュエット 花模様
・ガスコーニュ産ピーチフランベ
・コーヒーと小菓子


タウンページのような分厚いワインリストとにらめっこして、選んだのはジュヴレ・シャンベルタン(恐らく17000円ほど)。
適度な渋みと深みがあり、もうもう、めっちゃ美味しいワイン♪


そして、お料理。
印象的だったのは、何と言っても鴨。

鴨のコンソメスープは、鴨の脂や内臓の味がしっかり出ていて、ちょっと苦手かも。。。
なんて思ってしまったわたしは未熟モノ。(笑)

ていうか、この後のメインがすごかったんだもん。
ほぼレアな状態の鴨のロースト。
先程のスープと同じような味わいで、最初は苦手だなあと思ったのだけれど、
食べ進めていくうちにそのすごさが分かって来ました。

鴨の旨みを最大限に引き出し、柔らかく、ぐっと深く奥行きのある味わいに火入れされている。
滋味深さとはまさにこのこと。
恐らくここでしか味わえない、唯一無二のお料理。


こちらでは19世紀末から、手がけた鴨の一羽一羽に番号をつけているそうです。
ちなみに我々の鴨は、222647番でした。


デセールは、目の前で桃をフランベ。
ぶおっと炎が立ち上るお楽しみつき。(笑)
甘みたっぷりでジューシーな桃と、洋酒の香り豊かなソースの相性は抜群!
おいしーーい♪


お料理はクラシックど真ん中。
素材の組み合わせ、塩加減、ソースの合わせ方、どれを取っても完璧。
品格あるフレンチ、と言うべきか。
これぞクラシックのお手本のような素晴らしいお料理たち。


食後は、先程のウェイティングルームでゆったりとお茶とワインを楽しみました^^*


何だろう、この懐かしい感じ。
いつかどこかで出逢ったような、そんな感覚。

この空間も、このお料理も。
全身でその素晴らしさを受け止められる、そんな感じがするんです。

この空間に身を置くだけで最高に幸せで満たされた気持ちになれる、稀有なお店。
こんな幸せな時間がこの世にあったなんて。


訪れるならば、ぜひ記念日に。
かけがえのないひとと、煌めく時の中で。:..*.゚:..


  • ブルターニュ産オマール海老と帆立貝の薔薇仕立て

  • 甘鯛のクルスティアンとコキヤージュ 色彩豊かな野菜のタリアテッレ

  • 幼鴨のロースト ボーヌワインとモリーユ茸の饗宴 根セロリとシャンピニオンのデュエット 花模様

  • トゥールダルジャン特製 フォアグラ三皇帝風(フォアグラを乗せる前)

  • アミューズ2種

  • ガスコーニュ産ピーチフランベ (これはソースです)

  • 食後のプティフール(マカロンやカヌレ)

  • 食後のプティフール(ショコラ)

  • ウェイティングルームで食後のお茶を。

  • 食後のプティフール

  • ウェイティングルーム。

  • ほのかなキャンドルの灯り。

  • エントランスはすぐそこ。

  • こちらがエントランス。

  • お店はホテルニューオータニのロビィ階(6階)にあります。

  • この日のメニューです。

  • 鴨一羽ごとに番号が振られています。

2013/07/30 更新

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