焼肉姉妹さんが投稿した鮨 さいとう(東京/溜池山王)の口コミ詳細

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焼肉姉妹の店名しりとりの旅

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焼肉姉妹 (女性) 認証済

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鮨 さいとう六本木一丁目、神谷町、六本木/寿司

2

  • 夜の点数:4.5

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
2回目

2017/11 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

天賦の才。(五夜目)


(2017年2月再訪)
その後、2016年5月、2017年2月に訪問。いずれもさいとうさんが握るカウンター席。
今年の2月に訪れた時は1人で。しかも大将前!!もうド緊張(笑)
お隣の席の男性お二人が気を遣って話しかけてくださったので救われました。
しかも大変稀少なお酒を1杯ご馳走になってしまい・・・。
ありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます♪

この日いただいたもの。

・富山の白海老
・鮟肝
・白子ポン酢
・蛸と鮑
・鯖寿司
・子持ちやりいか
・メジマグロ
・のどぐろ

・鯛
・平目の昆布締め
・小鰭
・赤身のづけ
・中とろ
・大とろ
・墨烏賊
・車海老
・鯵
・とりがい
・根室のバフンウニ
・穴子
・ねぎとろ手巻き
・お椀
・玉


舎利小さめでタネにくるまれるような、端正で色気のある鮨。
酢も塩も加減が絶妙。
そしてさいとうさんの所作が美しすぎて見惚れてしまう。
右手に舎利を取ってから四手で握りきるまでの流れ。
無駄のない、見事すぎる動き。
しかしこの日はちょっと舎利の温度が高すぎて、タネとの温度感の噛み合わなさがあったように感じました。

1合お酒をいただいて、お会計は25000円ちょっと。

この日一人で訪れて感じたのは、こちらのカウンターはさいとうさんのサロンだということ。
それをリラックスして楽しめる度量のある人こそが、ここに座るに足るのだと思う。
いつの日かこちらに相応しい客になれた時に、また訪問の機会をいただけたら。
幸運にもさいとうさんのカウンターでこの握りをいただけた五夜を振り返ると、やはり幸せな気持ちになれる。
貴重な機会をいただけたことに感謝。ごちそうさまでした♪


  • 鯛(2017/2)

  • 平目の昆布締め(2017/2)

  • 小鰭(2017/2)

  • 赤身のづけ(2017/2)

  • 中とろ(2017/2)

  • 大とろ(2017/2)

  • 墨烏賊(2017/2)

  • 車海老(2017/2)

  • 鯵(2017/2)

  • とり貝(2017/2)

  • 根室の馬糞海胆(2017/2)

  • 穴子(2017/2)

  • 葱とろ手巻き(2017/2)

  • 玉(2017/2)

  • 富山の白海老(2017/2)

  • 鮟肝(2017/2)

  • 白子ポン酢(2017/2)

  • 蛸と鮑(2017/2)

  • 鯖寿司(2017/2)

  • 子持ち槍烏賊(2017/2)

  • めじまぐろ(2017/2)

  • のどぐろ(2017/2)

2017/11/01 更新

1回目

2016/03 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

天賦の才。


再訪。3回目。
そして初めての春のさいとうさん。
お誘いくださった素敵紳士様に本当に感謝です。

しかも今回は大将前。
右手でぐっと舎利を握ったかと思うと流れるような美しさで左手の所作を加え、
すっと目の前に鮨が置かれる。
客も大将も真剣。一瞬張り詰める空気にドキドキする。

春の気配が漂うネタの数々。
出始めたばかりの貝類に季節を感じる。

子持ちのやりいかは甘く肉厚、柚子の香りがふわわっと広がる。
鮟肝はレア感があってとろうりやわらか。こんな鮟肝はじめて。
のどぐろは瑞々しさを残した素晴らしい焼き具合。

握りは、こはだ、とり貝、穴子が特に素晴らしかった。
こはだの絶妙な〆具合、酸味と旨みのバランスの妙。
穴子はこの時季なのに何てふっくらしているの。
逆に脂感が強すぎず身の旨みがしっかりしている。

舎利は、この日は少し酢が強めで主張する印象。
そして前回よりもやや大きめ。

素晴らしかった。
最高に幸せな時間でした。


ただ。
次の予約を入れた時に感じたのは、わたしにとってこちらは分不相応なお店なのだということ。

近々、またカウンターを訪れる機会はあるけれど。
この埋まらない距離感は切ないね。


■■2015年10月再訪--------------
約1年ぶりに再訪。
お声がけいただいたのは今年の4月。
それから7か月、待ちに待っての訪問。
(お誘いくださった常連様、ありがとうございます♪)

2度目ということで少し落ち着いていただくことができたのだけれど、
改めて感じたのは、こちらの鮨は大きめのネタが小ぶりの舎利を
包み込むような塩梅なのね。
力強い腕が、可憐で繊細な体躯をかき抱くような。
そんな、とても色気のある鮨。
でもこのバランスは実は好みが分かれるのかも知れない。

今回いただいたのは、つまみがいくら、蒸し鮑と蛸、鰹、のどぐろ、真鱈の白子、穴子。
握りは、真鯛、金目、こはだ、鮪赤身、中とろ、大とろ、すみいか、鰯、海老、
鯵、唐津の赤うに、穴子塩、穴子ツメ。
最後に手巻き、椀物、玉。

つまみの中では、穴子が素晴らしかった。
ぶるんと撥ねるような弾力と、絶妙な焼き加減からなる薫りの良さに悶絶。(笑)

握りは、鰯が感動的な美味しさだったなぁ。
わたしは青魚が大好きなんだけど、煌めくような美しさと、口に入れた時の
脂と旨みの絡まり具合がもう素晴らしすぎて。
舎利との温度感のバランスも完璧。

ただ、鮪の赤身と海老はやや難しく。
ネタのムラ加減を今回は感じた。

しかしやはり、他の鮨屋とは一線を画したお店だと思う。
来年は何度か訪れる機会があるので、ゆっくり、じっくりこの鮨に向き合いたい。

次回は、3月。


■■2014年9月初訪-----------------

【まえおき】

もうすぐ2014年も終わりを迎えるけれど、今年ほど「縁」というものを強く感じた1年はなかった。
それほどまでにさまざまなことが起きた今年。

もう何年も恋焦がれてきたお店との突然の出逢い。
それもきっと、縁。


【で、本編】

今年2月、アークヒルズサウスタワー1階に移転した、『さいとう』。
一見の予約は至難、というかもう不可能に近いのでは。

色々な経緯があってこの日、こちらの常連の方とご一緒する幸運に恵まれた。
もうね、ここ数年分の運を使い果たしたんじゃないかと。(笑)

店内は7席のカウンター。
奥には4人まで入れる個室があるが、そちらは常連の方用。

こちらはネタのショーケースを置かないお店なんですね。
さいとうさんがその場で魚を切りつけまず並べてゆく。
それを使って握ってゆくスタイル。

お聞きするところによると、月に何度も訪れる常連さんが少なからずいらっしゃるらしい。
何か月先まで予約で埋まっていたとしても、恐らく常連の方はその枠にはまらぬ自由度の高さがあるのだと思われる。
そんなお店に来れちゃったなんて。うひょー!(コーフンしすぎて挙動不審でしたねきっと・・・)


こちらを一言で言い表すとしたら。
つまみも握りも非の打ちどころがないお店だということ。

つまみの中で、感動すら覚えたのは穴子。
ぷりっぷりでほんのりとレアな食感を残し、そこに甘みがぎゅっと乗るような。
こんなに美味しい穴子には出逢ったことがない。絶品です。

そして、握りは美しく、素晴らしく。

まず舎利。
赤酢が一瞬キュっと来た後にまろやかに、ほろほろっとほどけて、
ふわっと口の中にその香りが広がる。
ネタは舎利との完璧なバランスを保っている。
一体となってとろけてゆくような塩梅。
おいしい・・・。

すごい、この一体感。
ネタと舎利の温度もぴったりとはまる。

ネタはもう、適度な熟成感で旨みがぐっと立ち表れるものもあれば。
バジルペーストをあしらうような、ほんのり遊び心を織り交ぜたものもあって。
一直線ではない、随所に盛り上がりのある構成。

当然のようにつまみからの握り、の流れなんだけど、すべてが終わった後のほどよい満腹感。
「追加はよろしいですか」と訊かれなかったのは、きっとこの流れに自信を持っておられるということなんだろうな。


・いくら
・蛸と鮑
・雲丹2種(壱岐と淡路島)
・毛蟹
・厚岸の牡蛎
・長崎の穴子

・ホシガレイ
・鰤
・こはだ
・鮪
・中トロ
・大トロ
・イカ
・鰹
・車海老
・鯵
・厚岸の雲丹
・穴子
・お椀
・かんぴょう巻
・玉



日本酒を2種類、1合半いただいてお会計は25000円ちょっと。
至福の時間でした。


【おわりに】

完璧すぎる鮨。
完全無欠な鮨。

努力だけでは生み出せない。
これが天賦の才というものなんだと思う。

この高みにお若くして到達しておられるさいとうさん。
ユーモアのある方で気さくによくお話しされる、そのギャップも素敵^^
いや~、参りました。(笑)

きっとわたしは、さいとうさんの凄さの10分の1もまだ解っていないような気がする。
その素晴らしさをもっと解るようになりたい。
そのためにはもっともっと修行を積まなくちゃね。(笑)

そしてこの日お誘いくださった常連様、本当にありがとうございました^^*


  • 金目

  • こはだ

  • 中とろ

  • 大とろ

  • 烏賊

  • 車海老

  • とりがい

  • 厚岸の雲丹

  • 穴子(塩)

  • 穴子(ツメ)

  • お椀

  • かんぴょう巻

  • 宍道湖の白魚

  • 鮑と蛸

  • 子持ちのやりいか

  • 毛蟹

  • レア感たっぷりの鮟肝

  • のどぐろの焼物

  • 大将前♪

  • 真鯛(2015/10)

  • 金目(2015/10)

  • こはだ(2015/10)

  • 鮪赤身(2015/10)

  • 中とろ(2015/10)

  • 大とろ(2015/10)

  • すみいか(2015/10)

  • 鰯(2015/10)

  • えび(2015/10)

  • 鯵(2015/10)

  • 唐津の赤うに(2015/10)

  • 穴子(塩)(2015/10)

  • 穴子(ツメ)(2015/10)

  • お椀(2015/10)

  • 手巻き(2015/10)

  • 玉(2015/10)

  • いくら(2015/10)

  • 蒸し鮑と蛸(2015/10)

  • 鰹(2015/10)

  • のどぐろ(2015/10)

  • 鱈の白子(2015/10)

  • 穴子(2015/10)

  • ほしがれい(2014/9)

  • 鰤(2014/9)

  • こはだ(2014/9)

  • 鮪(2014/9)

  • 中とろ(2014/9)

  • 大とろ(2014/9)

  • いか(2014/9)

  • 鰹(2014/9)

  • 車海老(2014/9)

  • 鯵(2014/9)

  • 雲丹(2014/9)

  • 穴子(塩とツメ)(2014/9)

  • お椀(2014/9)

  • かんぴょう巻(2014/9)

  • 玉。とろとろでなめらか。(2014/9)

  • いくら(2014/9)

  • 蛸と鮑(2014/9)

  • 雲丹2種(壱岐と淡路島)(2014/9)

  • 毛蟹(2014/9)

  • 厚岸の牡蠣(2014/9)

  • 長崎の穴子(2014/9)

  • (2014/9)

  • 凛とした雰囲気のカウンター

  • お店は六本木一丁目からすぐのところにあります。

2016/04/12 更新

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