はーちじちょうどの~、あずさにごうで・・・んにゃ、違う、8時丁度の「あずさ5号」に乗って、「は~るばるきたぜ、上高地」。
去年はリーマンショックでとてもそんな気になれなかったので来れなかった。
今年も厳しいけど、ぐぢゃぐぢゃ考えてもしゃーないので来て見た。
やっぱりいいな、上高地。
ここは、国立公園内のため人の手があまり入らない。
本当に自然がそのまま残されている。
初めて来たのは、大昔。
その頃は、梓川ももっと川幅があったような気がする。
特に変わってしまったのは、「大正池」だ。
焼岳が噴火してできた、この大正池だが、穂高から流れてくる石が徐々に堆積し、相当に埋まってしまった。
最初に来たときは結構大きな湖だった。
橋桁なんかもあって、良い風情だった。
梓川沿いにあった道も川の流れと共に、削られ通れなくなった。
時間は過ぎて行くんですね。
変わりようも無いようにしかみえない、静寂の上高地。
ここでも、時は流れていく。
良いときもあったような、なかったような・・・。
思い出すのは、昔の良き思い出のみか。
この先も、変化しながらも上高地は存在し続けるだろう。
あと、いつまでここに来れるのだろう。
ここに来ると、落ち着きと共に人生の哀愁を感じる昨今だ。